JP2007091446A - 紙継ぎ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙継ぎ装置に関し、簡素な構成でコストをかけることなくオペレータの作業性及び紙継ぎ精度を向上させる。
【解決手段】ロール原紙から引き出された新原紙23の先端を他のロール原紙から繰り出される旧原紙24に対して貼り合わせて紙継ぎを行う紙継ぎ装置10であって、旧原紙24の紙面への近接離間方向へ往復動自在に設けられた第1往復動部材7と、第1往復動部材1とは独立して該近接離間方向へ往復動自在に設けられた第2往復動部材9と、第1往復動部材7に対し回転自在に軸支された第1ロール1と、第2往復動部材9に対し回転自在に軸支され新原紙23を第1ロール1との間に挟装する第2ロール2とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、段ボールシートを製造するコルゲートマシンに適用して好適な紙継ぎ装置に関する。
従来より、商品の物流のための強靭,軽量且つ安価な産業用包装資材として、段ボールが広く利用されている。一般に段ボールは、ロール状の原紙、つまり、表面材(ライナ)として使用されるライナロール原紙と芯材(フルート)として使用される芯紙ロール原紙とを材料に、コルゲートマシン(加工貼合機)を用いて製造されている。コルゲートマシンとは、芯紙ロール原紙を波形段状に加工するとともにその波形の段頂にライナロール原紙を張り合わせてシート状の段ボールシートを形成する装置であり、こうして形成された段ボールシートに印刷や打ち抜き等の加工が施されて箱状の段ボールが完成する。
段ボールシートを製造するためのコルゲートマシンには、生産効率を高めるべく、複数のロール状の原紙を継ぎ合わせて連続的に給紙するスプライサ(紙継ぎ装置)が搭載されている。ライナロール原紙のロール残量が少なくなった場合や原紙の種類を変更したい場合には、スプライサによって、コルゲートマシン内部へ給紙されている原紙(旧原紙)に対して別の新たなロールの原紙(新原紙)先端が接着されるとともに、接着位置よりもロール側の余分な旧原紙が切断されて、紙継ぎがなされる。これにより、新原紙のコルゲートマシン内部への紙通しの手間を省くことができ、コルゲートマシンを長時間停止させることなく連続稼働させることができるようになっている。
このようなスプライサとしては、特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1には、現在供給されている旧原紙(旧ウェブ)に対して新たな新原紙(新ウェブ)を継ぎ合わせるスプライサにおいて、新原紙の始端部をクランプバー及び押さえローラ間に挟持させたまま粘着テープを貼り付け、その後クランプバー及び押さえローラを旧原紙方向へ摺動させ、旧原紙が巻回されている圧着ローラに対し新原紙上の粘着テープの貼り付け部位を圧着させることにより、新原紙と旧原紙とを継ぎ合わせる構成が記載されている。
上記の構成により、粘着テープの貼り付け作業が容易となる位置で新原紙を引き出すことができ、また、ロールから引き出された新原紙の始端部を固定した状態で旧原紙へ圧着させて紙継ぎを行えるようになっている。
欧州特許第0453727号明細書
ところで、ロール原紙の材質や保管条件によっては、その保管中に原紙の始端部やロール表層の原紙が破損し、或いは、水分を含んで変質している場合がある。そのため、このような紙継ぎ作業においては、新原紙を使い始める前にその始端部が適量切断されるようになっている。例えば、ロールを交換して新たなロールをスプライサに取り付けたときには、ロールの先端からおよそロール一巻き分程度の新原紙が引き出されて切除され、その後、新たな始端部に粘着テープが貼り付けられて紙継ぎの準備がなされる。
このとき、新原紙の始端部を取り除く長さは、各々のロール原紙の保管状態等に応じて異なっており、通常これらの作業はオペレータによって手作業で行われる。そのため、オペレータの作業性を考慮すると、新原紙をある程度ロールから引き出した状態で、新原紙の始端部の切断作業や粘着テープの貼り付け作業ができるようなスペースが確保された装置の配置構成が望ましい。
この点、例えば特許文献1に記載の技術では、新原紙の切断作業や粘着テープの貼り付け作業を行う際には、クランプバー及び押さえローラを旧原紙から離れた任意の位置に移動させることができ、作業スペースを確保しやすい。また、特許文献1には、図6(a)に示すように、始端部の切断及び粘着テープの貼り付けの目安として押さえローラの近傍にプレートを設けた構成が開示されている。
ここでは、紙継ぎ時に新原紙34を把持する押さえローラ31及びクランプ台32を備えたスプライサにおいて、圧着ロール37から離れた位置で押さえローラ31の側方にガイドテーブル35が設けられている。
また、クランプ台32には、新原紙34に対して弾力的に接触するばね板33が取り付けられている。新原紙34は、押さえローラ31及びばね板33間に把持されたまま、オペレータによって粘着テープ36を貼り付けられた後に、圧着ロール37の近傍まで搬送されて、旧原紙へ貼り合わされるようになっている。このような構成により、新原紙34の切断時や粘着テープ36の貼り付け時にはガイドテーブル35の縁端部を目安として、ガイドテーブル35自体を作業台として機能させて作業を行うことができる。
ところで、粘着テープ36の貼り付け後には、粘着テープ36が貼り付けられた新原紙34の始端部を押さえローラ31及びばね板33間に挟み込んだ状態で圧着ローラ37に対して圧着しなければならない。しかし、スプライサ内部の配置上の制約から、目安として設けられるガイドテーブル35上での粘着テープ36の位置と、実際に圧着ロール37へ圧着させたい粘着テープ36の位置とが相違する場合も考えられる。
例えば、図6(b)に示すように、押さえローラ31と圧着ロール37との接触位置が、押さえローラ31の頂部である場合、すなわち、押さえローラ31の中心軸が圧着ロール37の中心軸の鉛直下方に位置するときに、押さえローラ31の上端と圧着ロールの下端とが接触するような構成の場合には、粘着テープ36を貼り付けた図6(a)に示す状態から新原紙34を巻き戻して、押さえローラ31周面上における粘着テープ36の位置を変更しなければならず、作業が繁雑となってしまう。
前述の特許文献1に記載の技術では、手動又はモータを用いて粘着テープ36の貼り付け部位を移動させて、粘着テープ36の貼り付け部位を圧着ローラと押さえローラ31との間の圧着位置に一致させるようになっている。
だが、手動で粘着テープ36の貼り付け部位を移動させるのでは良好な作業性が得られず、また、一貫した施工品質を確保することができない。一方、モータを用いて粘着テープ36の貼り付け部位を移動させる場合には、モータ装置やそれを駆動するための構成が必要となり、スプライサの装置構成が複雑になるだけでなく、コストが嵩んでしまう。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、簡素な構成でコストをかけることなく、オペレータの作業性及び紙継ぎ精度を向上させることのできる紙継ぎ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の紙継ぎ装置(請求項1)は、ロール原紙から引き出された新原紙の先端を他のロール原紙から繰り出される旧原紙に対して貼り合わせ、連続的に給紙すべく紙継ぎを行う紙継ぎ装置(例えば、スプライサ)であって、該旧原紙の紙面への近接離間方向へ往復動自在に設けられた第1往復動部材(例えば、軸支部)と、該第1往復動部材とは独立して該近接離間方向へ往復動自在に設けられた第2往復動部材と、該第1往復動部材に対し回転自在に軸支された第1ロール(例えば、スプライスロール)と、該第2往復動部材に対し回転自在に軸支され該新原紙を該第1ロールとの間に挟装する第2ロール(例えば、クランプロール)とを備えたことを特徴としている。
また、該第1ロールに固設され該第1ロールの回転に伴って回動する回転面を有した回転部材(例えば、レール輪)と、該回転部材の該回転面に当接し、該第1往復動部材の往復動に伴って該回転部材を回動させる並設部材(例えば、レール)とを備えることが好ましい(請求項2)。
この場合、該並設部材が該第1ロールを回動させたときに新原紙が移動する距離は、第1ロールが回動した所定量の大きさに応じた距離となる。つまり、該並設部材は、新原紙を移動させたい距離に応じた所定量分だけ第1ロールを回動させることが好ましい。
さらに、該第1往復動部材に対する該回転部材の回動を拘束する制動部材(例えば、ブレーキ)を備えることが好ましい(請求項3)。
また、該並設部材による該第1ロールの回動量を検出する回動量検出手段を備え、該制動部材は、該回動量検出手段で検出された該回動量が所定量以上となったときに該回転部材の回動を拘束することが好ましい(請求項4)。
また、該並設部材は、該第1ロールの往復動に係る中心点の移動軌跡よりも、挟装された該新原紙の該ロール原紙側に配置されていることが好ましい(請求項5)。
つまり、該並設部材は、該第1往復動部材の該圧着ロールに対する近接方向への移動時に、該新原紙を該ロール原紙へ巻き戻す方向へ該第1ロールを回動させることが好ましい。
本発明の紙継ぎ装置(請求項1)によれば、紙継ぎ位置から離間した位置で紙継ぎの準備(例えば新たな原紙の引き出し作業)を行うことができるとともに、新原紙を第1ロール及び第2ロール間に挟装した状態で、紙継ぎ位置まで皺を発生させずに移動させることができ、紙継ぎ精度を向上させることができる。
また、本発明の紙継ぎ装置(請求項2)によれば、第1ロールを第1往復動部材とともに往復動させると回転部材とともに第1ロールが回動し、第2ロールと第1ロールとの間に挟まれた新原紙が巻き戻される(又は巻き出される)ため、新原紙の先端位置を変更させることができる。また、新原紙を旧原紙に貼り付けるための第1ロールの往復動動作を利用して、自動的に第1ロールを所定量だけ回動させることができ、同時に新原紙の先端位置も自動的に変更させることができる。
また、本発明の紙継ぎ装置(請求項3)によれば、並設部材によって回動させられた第1ロールの慣性による回転を抑制することができ、回りすぎを回避できる。これにより、指標部材によって位置決めされた新原紙の先端位置と回動後の先端位置との対応が正確となり、紙継ぎの精度を向上させることができる。
また、本発明の紙継ぎ装置(請求項4)によれば、第1ロールの慣性による回転をより正確に抑制することができ、紙継ぎの精度をさらに向上させることができる。
また、本発明の紙継ぎ装置(請求項5)によれば、第1ロールを第1往復動部材とともに往復動させると、新原紙の先端位置がロール原紙側へ巻き戻されることになる。したがって、オペレータが切断加工しやすい位置まで新原紙を引き出すことができ、切断後の新原紙先端を巻き戻すことができる。また、新原紙を紙継ぎ作業に必要な長さ以上引き出したとしても、紙継ぎ作業に何ら影響を与えることがない。
また、並設部材と第1ロールの回動面との当接長さを変更すれば、巻き戻し量を変更することができる。つまり、新原紙先端を切断した後、紙継ぎに適した長さを手動で調節しなくても、自動的に最適な長さとなるように新原紙の巻き戻し量を予め定めておくことができる。
以下、図面により、本発明の一実施形態について説明する。
図1〜図5は、本発明の一実施形態としての紙継ぎ装置を示すものであり、図1は本紙継ぎ装置の内部構成を示す模式図、図2は本紙継ぎ装置の要部構成を示す模式的断面図であり、(a)は図1のA−A断面図、(b)は図2(a)のB−B断面図、図3(a)〜(c)は本紙継ぎ装置における新原紙の巻き戻し作業を説明するための模式的側面図、図4(a)〜(d)は本紙継ぎ装置における紙継ぎ作業を説明するための模式的側面図、図5は本紙継ぎ装置の全体構成を示す側面図である。
[全体構成]
図5に示すように、本スプライサ(紙継ぎ装置)10は複数のアーム19を有するロールスタンド20の上方に配置されている。各アーム19は、その一端をロールスタンド20に対して上下方向へ揺動自在に枢着されている。また、各アーム19の他端には、ロール原紙21を軸着して回転自在に支持するロール芯22が設けられている。
ロール原紙21は、オペレータによりロール芯22に取り付けられ、原紙の始端部を引き出されてスプライサ10の内部へ導入される。また、ロール原紙21から引き出された原紙は、スプライサ10の内部を通って図示しないシングルフェーサやコルゲートマシン等の各種装置へ操出されるようになっている。また、スプライサ10の図中左右両端面26は、スプライサ10の外部に対して開放されている。
なお、繰り出されているロール原紙21の交換,変更作業時には、スプライサ10の内部において、一方のロール原紙21から新たに引き出された原紙(以下、新原紙という)23が他方のロール原紙21から繰り出されている原紙(以下、旧原紙という)24に対して貼り合わされて紙継ぎがなされ、各種装置へ連続的に給紙される。
[構成:スプライサ10の内部]
図1は、旧原紙24が繰り出されているとともに、新原紙23がこれから紙継ぎされようとしている状態のスプライサ10の内部構成を模式的に示した図である。この図1に示すように、本スプライサ10は、原紙を搬送するための回転部材として、スプライスロール(第1ロール)1,クランプロール(第2ロール)2,昇降ロール5及び圧着ロール6をそれぞれ一対備えて構成される。
スプライサ10の稼働中、一対の圧着ロール6の何れか一方の周面には旧原紙24が巻回されている。また、圧着ロール6は図1中上下方向へ僅かに揺動しうるように設けられており、圧着ロール6の上下方向への揺動は、図示しないアクチュエータにより制御されるようになっている。なお、図1中には、図中右側の圧着ロール6に旧原紙24を巻回した状態が示されている。
圧着ロール6の下方には、圧着ロール6に近接して左右方向へ略水平に延設されたフレーム8が固定されている。つまり、フレーム8は、圧着ロール6への近接位置から左右の離間方向へそれぞれ延設されている。
フレーム8上には、圧着ロール6への近接離間方向へ往復動自在に設けられた軸支部(第1往復動部材)7及びクランプ台(第2往復動部材)9が設けられており、それぞれが互いに独立してフレーム8上を往復動しうるようになっている。つまり、軸支部7及びクランプ台8は旧原紙24の紙面への近接離間方向へ往復動自在に設けられている。
図1中におけるこの往復動は左右方向への移動である。なお、軸支部7及びクランプ台9の往復動は、図示しないモータ及びその制御装置によって駆動制御されるようになっている。
前述のスプライスロール1は、軸支部7に対し回転自在に軸支されており、一方、クランプロール2は、クランプ台9に対し回転自在に軸支されている。
圧着ロール6が図示しないアクチュエータにより図1中上側(図1中実線で示す位置)へ揺動している状態では、スプライスロール1を圧着ロール6に近接する方向へ移動させても、スプライスロール1と圧着ロール6との間に所定の隙間が保たれて接触せず、一方、圧着ロール6を図1中下側(図1中破線で示す位置)へ揺動させると、丁度スプライスロール1の中心軸が圧着ロール6の中心軸の鉛直下方に位置するときに、スプライスロール1と圧着ロール6とが接触しうるようになっている。つまり、スプライスロール1の上端(すなわち、円形のスプライスロール1の頂部)と圧着ロール6の下端(すなわち、円形の圧着ロール6の底部)とが接触しうるようになっている。
なお、図1に示すように、フレーム8の両端部には、ガイドテーブル(指標部材)3が固設されている。ガイドテーブル3は、ロール原紙21から引き出された新原紙23の切断時及び粘着テープ貼り付け時のオペレータの作業台として用いられるものであり、ガイドテーブル3の端部を目安にして新原紙23が切断されるとともに、ガイドテーブル3上で切断された新原紙23の始端部に粘着テープが貼り付けられる。なお、ガイドテーブル3は、スプライサ10の両側面26から手が届く極近傍であって、新原紙23の切断作業や粘着テープの貼り付け作業がしやすい位置に固設されている。
クランプロール2は、スプライスロール1との間に新原紙23を挟装するための回転部材である。スプライスロール1及びクランプロール2は、新原紙23を挟装した状態で新原紙23に皺を発生させることなく、フレーム8の延在方向へ摺動可能に設けられている。
また、昇降ロール5は、ロール原紙21から繰り出される原紙をスプライサ10内へ導入するための回転部材であり、上下方向へ揺動自在に設けられている。図1では、図中右側の昇降ロール5が上側へ揺動した状態、左側の昇降ロール5が下側へ揺動した状態が示されている。なお、ロール原紙21から原紙が繰り出されている場合には、繰り出されているロール原紙21側に設けられた一方の昇降ロール5が上側へ揺動制御され、他方の昇降ロール5は下側へ揺動制御される。また、ロール原紙21から原紙が繰り出されていない場合にも、昇降ロール5は下側へ揺動制御される。
また、図1に示すように、圧着ロール6の左右側方には、旧原紙24を切断するためのカッター14と、旧原紙24の切断時に紙を押さえるためのクリッパー15とが設けられている。これらは、旧原紙24から新原紙23への紙継ぎ工程に前後して、新原紙23が貼り付けられた旧原紙23を、その貼り付け位置よりもロール21側で切断するための装置である。なお、本実施形態では、カッター14及びクリッパー15は各々独立して図1中上下方向へ移動制御されるようになっている。
[構成:スプライスロール1周辺]
図2(a)に示すように、軸支部7はスプライスロール1の左右両側にそれぞれ備えられている。また、スプライスロール1は、これらの一対の軸支部7に対してそれぞれベアリング17を介して支持された軸18に貫装されており、軸18を回転軸として軸支部7に対して回転自在に支持されている。各軸支部7にはそれぞれ、フレーム8上を走行するフレーム輪16が取り付けられており、図示しない制御装置によってこれらのフレーム輪16の回転運動が共に制御されて、フレーム8上において両軸支部7が同時に往復駆動されるようになっている。
また、軸18には、スプライスロール1と同径円盤形状のレール輪(回転部材)11及びブレーキ輪12が固設されている。これらのレール輪11及びブレーキ輪12は、スプライスロール1及び軸18と一体に回転するようになっている。
レール輪11の下方には、フレーム8に並設されてレール輪11の外周回転面に当接しうるレール4が固設されている。このレール4は、図1に示すように、軸支部7の往復動方向と平行に延設されている。つまり、レール4は、軸支部7が往復動方向への移動時におけるレール輪11の外周回転面の軌跡とレール4の上端面とが一致するように、フレーム8に対して平行に設けられている。また、レール4の延長長さLは、図2(b)に示すように、軸支部7をフレーム8上における最端部まで移動させた状態で、スプライスロール1の上端(頂部)からガイドテーブル3の外縁端までの距離と等しくなるように設定されている。
これにより、図2(b)に示された状態から、軸支部7とともにスプライスロール1が圧着ロール6方向(図中C方向)へ移動すると、レール4がレール輪11に接触しながら図中D方向へ回転して、同時にスプライスロール1も図中D方向へ回転することになる。したがって、仮にスプライスロール1及びクランプロール2間に新原紙23が挟装された状態であれば、スプライスロール1の回動とともに新原紙23も図中D方向へ巻き戻されて、その始端部がスプライスロール1の上端まで移動する。
ブレーキ輪12の上方には、ブレーキ13が設けられている。また、ブレーキ輪12に隣接して、軸18の回転量を検出するロータリーエンコーダ(回転量検出手段)25が設けられている。ここで検出された回転量は、ブレーキ13へ入力されるようになっている。
これらのブレーキ輪12及びブレーキ13は、軸支部7に対するスプライスロール1の回動を拘束するための制動部材である。ブレーキ13は、ロータリーエンコーダ25で検出された軸18の回転量(すなわち、スプライスロール1の回転量)に基づいて、ブレーキ輪12の回動を拘束する。具体的には、スプライスロール1が図2(b)に示された状態から図中C方向へ移動した際、スプライスロール1の外周面の移動距離がレール4の延長長さLと等しくなるまで図中D方向へ回動したときに、ブレーキ13がブレーキ輪12の回動を拘束するようになっている。なお、本実施形態では、ブレーキ13として、ブレーキ輪12の両回転面をブレーキパッドで挟み込んでブレーキ輪12への制動力を付与するディスクブレーキが用いられている。
これにより、図2(b)に示された状態から、新原紙23を挟装したスプライスロール1及びクランプロール2が圧着ロール6方向(図中C方向)へ移動した場合、スプライスロール1の上端まで移動した新原紙23の始端部は、その位置を固定されたままスプライスロール1とクランプロール2との間に挟持されて、圧着ロール6の下方まで移動することになる。
[作用:新原紙23の巻き戻し作業]
本スプライサ10は上記のように構成されて、以下のように作用する。
まず、本スプライサ10内へ供給されている旧原紙24に対して別の原紙を継ぎ合わせる前段取りとして、オペレータにより、使用されていない側の一方のアーム19のロール芯22に新たなロール原紙21が新原紙23として取り付けられる。このとき、図示しないモータによりフレーム輪16が回転駆動されて、スプライスロール1がフレーム8上における最端部まで移動するように制御がなされる。
その後、オペレータにより、ロール原紙21の始端部からおよそロール一巻き分程度の新原紙23が引き出され、スプライスロール1とクランプロール2との間に挟装される。このとき、図3(a)に示すように、新原紙23がガイドテーブル3を目安としてその外縁端(先端)よりも長く引き出された状態で、クランプロール2がスプライスロール1側〔図3(a)中E方向〕へ駆動制御される。これにより、新原紙23は、スプライスロール1とクランプロール2との間に把持された状態となる。
引き出された新原紙23は、ガイドテーブル3の先端において切断され、その始端部に両面接着の粘着テープ27が貼り付けられる。
続いて、図3(b)に示すように、スプライスロール1及びクランプロール2が新原紙23を挟持した状態で、フレーム輪16が回転駆動され、フレーム8上をスプライスロール1とともに圧着ロール6方向〔図3(b)中F方向〕へ移動するように制御がなされる。この移動過程においてレール4の上端面とレール輪11とが当接するため、スプライスロール1は軸支部7に対して図3(b)中G方向へ回転する。これに連れて、挟装された新原紙23が図3(b)中H方向へ巻き戻され、同時にクランプロール2が図3(b)中J方向へ回転する(連れ回される)ことになる。
また、レール4の延長長さL、すなわち、レール4とレール輪11との当接距離は、軸支部7をフレーム8上における最端部まで移動させた状態で、スプライスロール1の上端からガイドテーブル3の外縁端までの距離と等しくなるように設定されているため、図3(c)に示すように、新原紙23の始端部は、スプライスロール1の回転軸からレール4に対して垂直に下ろした垂線がレール4の最端部に到達したときに、スプライスロール1の頂部に位置することになる。つまり、新原紙23の先端がスプライスロール1と圧着ロール6との接触位置まで移動した状態となる。
さらにこのとき、ロータリーエンコーダ25により、スプライスロール1の外周面の移動距離がレール4の延長長さLと等しくなるまで図中D方向へ軸18が回動したことが検出されるため、ブレーキ13によってブレーキ輪12の回動が拘束される。これにより、スプライスロール1は回転できなくなり、スプライスロール1の頂部まで移動した新原紙23の始端部は、その位置を固定されたままの状態となる。
[作用:紙継ぎ作業]
続いて、図4(a)に示すように、スプライスロール1及びクランプロール2間に新原紙23が挟持されたまま、スプライスロール1の中心軸が圧着ロール6の中心軸の鉛直下方に位置するまで移動制御される。そして、図示しないアクチュエータにより、圧着ロール6が下側へ揺動駆動され、圧着ロール6の底部とスプライスロール1の頂部とが圧着される。これにより、スプライスロール1の頂部に位置していた新原紙23の始端部の粘着テープ27が圧着ロール6に巻回されている旧原紙24に対して圧着されて、紙継ぎがなされる。
なお、上記のような紙継ぎに前後して、図4(b)に示すように、クリッパー15が図4(b)中下方向へ移動制御されて旧原紙24がクランプ台9との間に挟まれて固定されるとともに、カッター14が同じく下方向へ移動制御されて接着位置よりもロール側の余分な旧原紙24が切断される。
紙継ぎ作業の終了後、図4(c)に示すように、クランプ台9がクランプロール2とともに旧原紙24が供給されていた側へ移動制御され、逆にスプライスロール1は新原紙23が供給され始めた側へ移動制御される。そしてさらに、図4(d)に示すように、図中右側の昇降ロール5が下側へ揺動制御されて、次の紙継ぎの準備が行われる。また、新原紙23が供給され始めた側へ移動制御されたスプライスロール1がフレーム8上における最端部まで移動すると、図中左側の昇降ロール5が上側へ揺動制御されて、一連の紙継ぎ作業が完了する。
[効果]
したがって、本実施形態にかかるスプライサ10によれば、まず、新原紙23が引き出しやすく、始端部の切断や粘着テープ27を貼り付け等の作業をスプライサ両端面26の近傍位置で行うことができる。また、ロール21から引き出された新原紙23の始端部をスプライスロール1とクランプロール2との間に挟装固定した状態で、新原紙23の紙面に皺を生じさせずに圧着ロール6方向へ移動させることができる。さらに、このようなロールの移動動作を利用して、レール輪11をレール4上で回転させることにより、スプライスロール1を軸支部7に対して回転させることができる。したがって、スプライスロール1に挟持された新原紙23を巻き戻すことができる。
また、スプライスロール1とともに新原紙23を挟装するクランプロール2がクランプ台9に対して回転自在に設けられているため、スプライスロール1の回転によってクランプロール2も連れ回されることになる。したがって、新原紙23に無理な力を与えることなく巻き戻すことができる。つまり、新原紙23にヨレやたわみを生じさせることなく巻き戻すことができる。
また、新原紙23の巻き戻し量はレール4の延長長さLであり、すなわち、図2(b)に示すように、軸支部7をフレーム8上における最端部まで移動させた状態で、スプライスロール1の上端からガイドテーブル3の外縁端までの距離となっている。したがって、スプライスロール1及びクランプロール2を圧着ロール6方向へ移動させたときに、ガイドテーブル3の外縁端で切断された新原紙23の始端部を、自動的にスプライスロール1の頂部(スプライスロール1と圧着ロール6との接触位置)へ移動させることができる。
また、上述の実施形態は、ブレーキ13を備えているため、レール4によって回転させられたスプライスロール1の慣性による回りすぎを防止することができる。特に、スプライスロール1の質量が大きい場合には効果的である。したがって、新原紙23の始端部の位置決め精度、すなわち、ガイドテーブル3上で切断された新原紙23の始端部の位置と回動後のスプライスロール1上における始端部の位置との対応が正確となり、紙継ぎ精度を向上させることができる。
[その他]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態では、図3(c)に破線で示すように、スプライスロール1の中心点の往復動に係る移動軌跡よりも下側(すなわち、挟装された新原紙23のロール原紙21側)にレール4が設けられているが、これとは逆に上側にレール4を設ければ、同様の移動動作によって新原紙23を自動的に引き出すことができる。つまり、新原紙23の切断作業や粘着テープ27の貼り付け作業時における始端部の位置と、その後の紙継ぎ時における始端部の位置との対応付けを任意に設定することができる。
また、上述の実施形態では、レール4の延長長さLがスプライスロール1の上端からガイドテーブル3の外縁端までの距離と等しくなるように設定されているが、例えばレール輪11の半径を変更することによって、スプライスロール1を同一量回転させることのできるレール4の延長長さを変更することができる。
また、上述の実施形態では、レール輪11がレール4に接触した状態で回転するようになっているが、互いに歯車を噛み合わせたラックピニオン式の構造としてもよい。この場合、より確実にレール輪11(ひいてはスプライスロール1)を回転させることが可能となる。
また、上述の実施形態では、ブレーキ13を用いてブレーキ輪12を制動するにあたり、ロータリーエンコーダ25を用いて軸18(すなわちスプライスロール1)の回転量を検出して、スプライスロール1の外周面の移動距離がレール4の延長長さLと等しくなるまで回動したときに、ブレーキ輪12へ制動力を付与するようになっているため、たとえレール4の延長長さを上述の実施形態よりも長くしたとしても、スプライスロール1の回転は同様に拘束されることになる。つまり、レール4の延長長さLを上述の実施形態のものよりも長く、任意に設定することも可能である。
或いは、スプライスロール1の回転方向への慣性を利用して、レール4の延長長さをより短くすることも考えられる。例えば、スプライスロール1の慣性が大きい場合には、レール4の延長長さを、スプライスロール1に回転のきっかけを与えることができる程度の長さとしてもよい。このように、レール4の延長長さは、スプライスロール1の回りやすさやブレーキ13が付与しうる制動力の大きさ,ロータリーエンコーダ25の検出精度等に応じて、適宜変更してもよい。
なお、上述の実施形態におけるブレーキ13は必須の構成要素ではない。例えば、軸18と支持部7との間に介装されたベアリング17の摩擦係数を大きくすることによって、スプライスロール1が慣性によって回りすぎないようにしてもよい。この場合、レール輪11がレール4と当接している間のみ、スプライスロール1が回転するように構成することで、上述の実施形態のものと同等の作用,効果を獲得できる。
また、上述の実施形態では、ロータリーエンコーダ25を用いて軸18の回転量を検出する構成となっているが、スプライスロール1の回動量を検出する手段は任意であり、例えば、ロータリーエンコーダ25の代わりに近接スイッチ等を用いて、軸18の回転量を検出するような構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、クランプロール2がクランプ台9に対して回転自在に軸支されているが、例えば新原紙23の紙質や新原紙23及びスプライスロール1間の摩擦係数等によっては、クランプ台9に固設されたものを使用してもよい。つまり、新原紙23にヨレやたわみを生じさせることなく巻き戻すためには、新原紙23を二つのロールの間に挟装させることが好ましいが、新原紙23に無理な力を与えることなく巻き戻しが可能な限りにおいて、クランプロール2の代わりに、例えばスプライスロール1の表面に対して面接触し新原紙23を挟装固定するクランプ台を用いてもよい。
本発明の一実施形態としての紙継ぎ装置の内部構成を示す側面図である。 本紙継ぎ装置の要部構成を示す断面図であり、(a)は図1のA−A断面図、(b)は図2(a)のB−B断面図である。 本紙継ぎ装置における新原紙の巻き戻し作業を説明するための模式的側面図であり、(a)は新原紙が引き出された状態、(b)は新原紙が巻き戻されている状態、(c)は新原紙の先端がスプライスロールと圧着ロールとの接触位置へ移動した状態を示す。 本紙継ぎ装置における紙継ぎ作業を説明するための模式的側面図である。 本紙継ぎ装置の全体構成を示す側面図である。 従来の紙継ぎ装置を説明するための模式的側面図である。
符号の説明
1 スプライスロール(第1ロール)
2 クランプロール(第2ロール)
3 ガイドテーブル(指標部材)
4 レール(並設部材)
5 昇降ロール
6 圧着ロール
7 軸支部(第1往復動部材)
8 フレーム
9 クランプ台(第2往復動部材)
10 スプライサ(紙継ぎ装置)
11 レール輪(回転部材)
12 ブレーキ輪
13 ブレーキ(制動部材)
14 カッター
15 クリッパー
16 フレーム輪
17 ベアリング
18 軸
19 アーム
20 ロールスタンド
21 ロール原紙
22 ロール芯
23 新原紙
24 旧原紙
25 ロータリーエンコーダ(回転量検出手段)
26 側面
27 粘着テープ

Claims (5)

  1. ロール原紙から引き出された新原紙の先端を他のロール原紙から繰り出される旧原紙に対して貼り合わせ、連続的に給紙すべく紙継ぎを行う紙継ぎ装置であって、
    該旧原紙の紙面への近接離間方向へ往復動自在に設けられた第1往復動部材と、
    該第1往復動部材とは独立して該近接離間方向へ往復動自在に設けられた第2往復動部材と、
    該第1往復動部材に対し回転自在に軸支された第1ロールと、
    該第2往復動部材に対し回転自在に軸支され該新原紙を該第1ロールとの間に挟装する第2ロールと
    を備えたことを特徴とする、紙継ぎ装置。
  2. 該第1ロールに固設され該第1ロールの回転に伴って回動する回転面を有した回転部材と、
    該回転部材の該回転面に当接し、該第1往復動部材の往復動に伴って該回転部材を回動させる並設部材と
    を備えたことを特徴とする、請求項1記載の紙継ぎ装置。
  3. 該第1往復動部材に対する該回転部材の回動を拘束する制動部材
    を備えたことを特徴とする、請求項2記載の紙継ぎ装置。
  4. 該並設部材による該第1ロールの回動量を検出する回動量検出手段を備え、
    該制動部材は、該回動量検出手段で検出された該回動量が所定量以上となったときに該回転部材の回動を拘束する
    ことを特徴とする、請求項3記載の紙継ぎ装置。
  5. 該並設部材は、該第1ロールの往復動に係る中心点の移動軌跡よりも、挟装された該新原紙の該ロール原紙側に配置されている
    ことを特徴とする、請求項2〜4の何れか1項に記載の紙継ぎ装置。
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