JP2007089261A - 電力変換装置 - Google Patents

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JP2007089261A JP2005272228A JP2005272228A JP2007089261A JP 2007089261 A JP2007089261 A JP 2007089261A JP 2005272228 A JP2005272228 A JP 2005272228A JP 2005272228 A JP2005272228 A JP 2005272228A JP 2007089261 A JP2007089261 A JP 2007089261A
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Masafumi Nakamura
雅史 中村
Sei Miyazaki
聖 宮崎
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Abstract

【課題】 2相電流検出方式の3相電力変換装置において、欠相などによる3相アンバランスが発生しても、装置および負荷の保護を可能にする電力変換装置を提供する。
【解決手段】 3相の交流電力を出力して交流電動機2を駆動する電力変換器4と、この電力変換器4の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器5と、電力変換器4の出力を制御する制御手段6とで構成し、制御手段6は、電流検出器5によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の絶対値を各々所定時間加算する加算手段22と、前記加算手段によって得られる3相出力の各相間の偏差の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が欠相していると判断する欠相検出手段を有するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交流電動機を駆動するために交流電力を供給する電力変換装置に関する。
交流電動機を駆動するための電力変換装置の1例として、スイッチング素子を使って直流電力を交流電力に変換するインバータ装置がある。インバータ装置においては、スイッチング素子のスイッチングパターンを適切に設定することにより、直流電力を任意の周波数、任意の電圧の交流電力に変換する。
インバータ装置の出力電流を制御するために、出力相にホールCTなどの電流検出器を用いて、出力電流をインバータ装置の制御回路にフィードバックする。例えば3相出力インバータの場合、U、V及びWの各相の電流を検出するために、電流検出器を3相各相に取り付けるのが一般的である。
最近のインバータ装置においては、交流電動機に供給する電流をトルク成分(q軸電流Iq)と励磁成分(d軸電流Id)の2つの直流成分に分解して、それぞれ独立して電流制御を行う、所謂ベクトル制御と呼ばれる制御が良く用いられている。
ベクトル制御における交流電流のd−q座標変換は、以下の式で行う。
Id=Bsinθ+Acosθ・・・(1)
Iq=Bcosθ−Asinθ・・・(2)
ただし、B=(2Iu−Iv−Iw)/3、A=(−Iv+Iw)/√3であり、Iu、Iv及びIwは夫々U、V及びW相の電流フィードバック、θは交流電流の基準位相角である。
また、ベクトル制御の場合、2相電流検出方式を採用することが多く、例えば、U相及びW相電流の検出値からV相電流を演算で求める場合、Iv=−(Iu+Iw)となる。
更に、出力電流の実効値である実効電流Irmsは、
Irms=(Id+Iq1/2・・・(3)
で求められることは良く知られている(例えば特許文献1参照。)。
この実効電流Irmsは出力電流の監視・制御に用いられる他、交流電動機の発熱特性を表す指標である為、交流電動機の過負荷保護検出などに用いられていた。
特開平11−164598号公報(全体)
3相交流インバータの出力に欠相が発生した場合、交流電動機に正常な3相交流が供給されなくなるため、出力の欠相を検出し、インバータ運転停止などの措置を取る必要がある。
3相各相に電流検出器があるインバータ装置では、1相オープンで電流が流れなくなった場合や、地絡モードで零相電流が流れる場合の検出は比較的容易である。
ところが、上述したような2相電流検出方式の3相インバータにおいて、零相電流が流れた場合のアンバランス電流については、3相電流がバランスしていることを前提とした2相電流検出方式では、検出困難であった。また、特許文献1に示されたような電流フィードバックのd−q変換においても3相電流がバランスしていることを前提としているので、d−q変換した電流フィードバックを使った実効電流Irmsも、正しい電流実効値とはならなかった。そのため、(3)式の実効電流Irmsを用いた過負荷保護も3相アンバランス時には有効ではなかった。
本発明は上記問題点を鑑み、2相電流検出方式の3相電力変換装置において、欠相などによる3相アンバランスが発生しても、装置および負荷の保護を可能にする電力変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の発明は、3相の交流電力を出力して交流電動機を駆動する電力変換器と、この電力変換器の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器と、前記電力変換器の出力を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記電流検出器によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の絶対値を各々所定時間加算する加算手段と、前記加算手段によって得られる3相出力の各相間の偏差の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が欠相していると判断する欠相検出手段とを有することを特徴としている。
また、本発明の第2の発明は、3相の交流電力を出力して交流電動機を駆動する電力変換器と、この電力変換器の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器と、
前記電力変換器の出力を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記電流検出器によって検出された2相の出力電流に基づいて前記電力変換器の3相の出力電流を夫々の電流基準値に制御する電流制御手段と、前記電流検出器によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の絶対値を各々所定時間加算する第1の加算手段と、
前記電流制御手段における各相の電流基準値の絶対値を各々所定時間加算する第2の加算手段と、前記第1の加算手段の3相出力と前記第2の加算手段の3相出力を各相毎に夫々比較し、その偏差の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が欠相していると判断する欠相検出手段とを有することを特徴としている。
更に、本発明の第3の発明は、3相の交流電力を出力して交流電動機を駆動する電力変換器と、この電力変換器の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器と、
前記電力変換器の出力を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記電流検出器によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の2乗値を各々所定時間加算する加算手段と、前記加算手段によって得られる3相出力の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が過負荷であると判断する過負荷検出手段とを有することを特徴としている。
本発明によれば、2相電流検出方式の3相電力変換装置において、欠相などによる3相アンバランスが発生しても、装置および負荷の保護を可能にする電力変換装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
本発明の実施例1に係る電力変換装置を図1を参照して説明する。図1(a)は本発明の実施例1に係る電力変換装置のブロック構成図である。
インバータ装置1は直流入力を受け、これを交流に変換して交流電動機2を駆動する電力変換装置である。このインバータ装置1は、直流電圧を平滑化するための平滑コンデンサ3と、平滑された直流を交流に変換するインバータ4と、インバータ4の出力電流を検出する出力電流検出器5とで構成されている。インバータ装置1のインバータ4は、制御回路6から与えられるスイッチング指令により、その主回路を構成するブリッジ接続されたスイッチング素子U1、V1、W1、U2、V2及びW2がオン・オフ制御されている。各々のスイッチング素子U1、V1、W1、U2、V2及びW2にはフライホイールダイオードが夫々逆並列接続されている。
制御回路6には、出力電流検出器5の電流フィードバック信号のほか、交流電動機2に取り付けられた速度センサ7の速度検出信号が与えられている。
以下、制御回路6の内部構成について説明する。
速度センサ7の速度検出信号は、速度検出回路11によって速度フィードバックSP_Fに変換され、この速度フィードバックSP_Fは速度基準SP_Rと比較されて速度制御回路12の入力となる。また、この速度フィードバックSP_Fが与えられると、磁束基準演算回路13が誘導電動機2の磁束基準FL_Rを演算し、上記の速度制御回路12の出力であるトルク基準T_Rをこの磁束基準FL_Rで除算してトルク電流基準IQ_Rを得る。このトルク電流基準IQ_Rと、磁束基準演算回路13の出力である磁束基準FL_R、及び誘導電動機2の2次時定数をすべり周波数演算回路14に入力することによってすべり周波数FSOUTが得られる。
一方、出力電流検出器5によって検出されたU相電流フィードバックIU_F及びW相電流フィードバックIW_Fは3φ/2φ変換回路15によってトルク電流フィードバックIQ_Fと、このトルク電流フィードバックに直交する励磁電流フィードバックID_Fに変換される。トルク電流フィードバックIQ_Fは、前述のトルク電流基準IQ_Rと比較され、電流制御回路16の入力となる。同様に励磁電流フィードバックID_Fも別途設定された励磁電流基準ID_Rと比較され、電流制御回路16の入力となる。電流制御回路16においては上記のトルク電流と励磁電流を独立に制御し、その出力はトルク電圧基準及び励磁電圧基準となる。このトルク電圧基準及び励磁電圧基準は2φ/3φ変換回路17の入力となり、この2φ/3φ変換回路17の出力として3相の電圧基準が得られる。この3相の電圧基準に基づいてスイッチング指令演算回路18はインバータ2を構成するスイッチング素子U1、V1、W1、U2、V2及びW2に対し、オン・オフ指令を出力する。ここで、3φ/2φ変換回路15及び2φ/3φ変換回路17で変換を行うための位相基準は、速度フィードバックSP_Fにすべり周波数FSOUTを加算して得られるインバータ周波数を積分することによって得ている。
出力電流検出器5によって検出されたU相電流フィードバック(FBK)IU_F及びW相電流フィードバック(FBK)IW_Fは欠相検出回路19に与えられている。以下、欠相検出回路19の内部構成を図1(b)を参照して説明する。
U相電流フィードバック(FBK)IU_F、W相電流フィードバック(FBK)IW_F及びこの2つを加算することによって得られるV相電流フィードバック(FBK)IV_Fを絶対値演算回路21に与え、夫々の絶対値を求める。絶対値演算回路21の夫々の出力は、加算回路22に与えられ、各相夫々の瞬時電流の絶対値が所定時間加算される。ここでの加算とは、デジタル制御における加算を意味し、アナログ制御における積分と等価である。加算回路22の各相の夫々の出力同士が比較回路23で比較され、比較回路23の3つの出力信号は判定回路24に与えられる。判定回路24においては上記の3つの出力信号即ち各相の電流の絶対値の加算値の差がしきい値以上かどうか判定し、この差がしきい値以上であれば、各々の信号に対応して1を論理和回路25に与える。そして論理和回路25の出力が1であれば欠相が生じていると判断する。
インバータ出力が正常で3相電流がバランスしている場合は、各相電流は3相交流波形となり、交流周期よりも長い期間を通じて加算器22で加算処理すると、各相の加算結果はほぼ等しくなる。
一方、欠相が起こり3相電流に電流アンバランスが発生した場合、欠相した相以外の相にもアンバランスの影響が現れる。よって、電流検出器のないV相で欠相が発生した場合でも、U相およびW相電流フィードバックは歪み、U相、W相および演算で求めるV相電流フィードバックの加算量の夫々に乖離が生じる。このことから、本実施例によればインバータ出力相のアンバランスは本質的に検出可能である。また、零相電流によるアンバランスについても全く同様の考え方で検出可能となる。ここではこのアンバランス電流の検出を広義の欠相検出と呼ぶものとする。
尚、図1(b)において、V相電流フィードバックIV_Fの符号が逆になっているが、絶対値演算を行なえば演算結果は同じになるので問題ない。
図2は本発明の実施例2に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図である。この実施例2の各部について、図1(b)の実施例1に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、絶対値演算回路21に代えて2乗演算回路26を設けた点である。
このように、各相電流の絶対値に代えて、2乗演算した値を所定時間加算し、その差によって欠相を検出することが可能となる。尚、この電流を2乗演算して所定時間加算した値は前述の実効電流の2乗に相当する量である。
この実施例2においても、2乗演算を行なっているのでV相電流フィードバックIV_Fの符号の問題はない。
図3は本発明の実施例3に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図である。この実施例3の各部について、図1(b)の実施例1に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例3が実施例1と異なる点は、U,V及びWの各相の電流基準の絶対値を演算する絶対値演算回路21Aと、その夫々の出力を所定期間加算する加算回路22Aを設け、この加算回路22Aの3相の出力と加算回路22の3相の出力を各相毎に比較回路23Aで夫々比較するように構成した点である。
ここで、各相の電流基準は、d−q軸電流基準を出力電気角θを基準位相として2相/3相変換した基準であり、3相正弦波状の基準となっている。電流制御はd−q軸電流基準と電流フィードバックで行っているため、3相アンバランスが発生した場合、3相電流フィードバックを、3相電流基準に一致させることが困難となる。従って、3相電流基準と3相電流フィードバックに乖離が発生したとき、3相電流基準と3相電流フィードバックの絶対値の加算値を比較することにより、3相アンバランスの検出が可能となる。
図4は本発明の実施例4に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図である。この実施例4の各部について、図3の実施例3に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例4が実施例3と異なる点は、絶対値演算回路21及び21Aに代え、2乗演算回路26及び26Aを設けた点である。
実施例2で説明したように、電流を2乗演算して所定時間加算した値は実効電流の2乗である。従って、実施例3で説明した絶対値を用いる手法に代え、この実効電流の2乗を用いても、3相アンバランスの検出が可能となる。
図5は本発明の実施例5に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図である。この実施例5の各部について、図3の実施例3に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例4が実施例3と異なる点は、絶対値演算回路21A及び加算回路22Aを省き、比較回路23Bを加算回路22の出力側から絶対値演算回路21の入力側に移し、比較回路23Bによって3相電流の瞬時値と3相の電流基準を各相毎に夫々比較し、その偏差を絶対値演算回路21の入力とするように構成した点である。
この実施例5は、各相の電流の瞬時値とその電流基準の夫々の偏差を加算して各相毎に比較しているが、通常時は電流制御が正常に行われているので、定常偏差が少ない。従って、この実施例5によれば欠相検出しきい値の選定がより容易となる。
尚、絶対値演算回路に代えて2乗演算回路を用いても3相アンバランスの検出が可能となることは明らかである。
図6は本発明の実施例6に係る電力変換装置の過負荷検出回路のブロック構成図である。この実施例6の各部について、図2の実施例2に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例6が実施例2と異なる点は、比較回路23を省き、加算回路22の各相の出力を判定回路24Aで所定のしきい値と比較して、しきい値以上であれば、論理和回路25に相毎に1を出力し、論理和回路25の出力が1となったとき、過負荷と判断するように構成した点である。
ここで、各相電流フィードバックの2乗の加算は、各相のインバータ出力エネルギーに相当する。本実施例では、相単位の過負荷検出を行うことによって、通常時の過負荷状態に加えて、3相アンバランス時においても、過負荷状態を検出することを可能としている。
実施例1及び2に示した3相アンバランス検出が、アンバランス発生時の出力電流の大きさによらず検出するのに対し、この実施例6によると、3相アンバランス時にも過負荷検出して負荷電流過大に対する装置保護を行うことが可能になる。従って、この実施例6の方式によれば、過負荷検出されるまでは3相アンバランスでの運転を継続させることができる。これにより、本実施例で示したインバータ装置の運転中に3相アンバランスが発生した場合でも、運転を継続して稼働率を向上することが可能となる。
以上の各実施例の説明において、加算回路における加算時間(積分時間)は、インバータ4の出力周期の整数倍とし、検出精度と装置の許容保護時間との関係で選定する。例えば、出力周波数20Hzのとき、10周期分を加算すると、その加算時間は0.5secとなる。
また、本発明が適用される電力変換装置は、実施例1において、ベクトル制御型インバータ装置を例に説明したが必ずしもこれには限らない。実施例3乃至5は各相の電流基準に従ってその出力電流を制御する電力変換装置に適用され、実施例1、2及び6は、3相出力の電力変換装置に適用可能である。
更に、ここで使用する電力変換装置は必ずしも直流を入力とするものとは限らない、交流入力−交流出力のサイクロコンバータやマトリクスコンバータであっても本発明の適用は可能である。
本発明の実施例1に係る電力変換装置のブロック構成図。 本発明の実施例2に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図。 本発明の実施例3に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図。 本発明の実施例4に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図。 本発明の実施例5に係る電力変換装置の欠相検出回路のブロック構成図。 本発明の実施例6に係る電力変換装置の過負荷検出回路のブロック構成図。
符号の説明
1 インバータ装置
2 交流電動機
3 平滑コンデンサ
4 インバータ
5 出力電流検出器
6 制御回路
7 速度センサ

11 速度検出回路
12 速度制御回路
13 磁束基準演算回路
14 すべり周波数演算回路
15 3φ/2φ変換回路
16 電流制御回路
17 2φ/3φ変換回路
18 スイッチング指令演算回路
19 欠相検出回路

21、21A 絶対値演算回路
22、22A 加算回路
23、23A、23B 比較回路
24、24A 判定回路
25 論理和回路
26、26A 2乗回路


Claims (6)

  1. 3相の交流電力を出力して交流電動機を駆動する電力変換器と、
    この電力変換器の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器と、
    前記電力変換器の出力を制御する制御手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記電流検出器によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、
    前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の絶対値を各々所定時間加算する加算手段と、
    前記加算手段によって得られる3相出力の各相間の偏差の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が欠相していると判断する欠相検出手段と
    を有することを特徴とする電力変換装置。
  2. 3相の交流電力を出力して交流電動機を駆動する電力変換器と、
    この電力変換器の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器と、
    前記電力変換器の出力を制御する制御手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記電流検出器によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、
    前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の2乗値を各々所定時間加算する加算手段と、
    前記加算手段によって得られる3相出力の各相間の偏差の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が欠相していると判断する欠相検出手段と
    を有することを特徴とする電力変換装置。
  3. 3相の交流電力を出力して交流電動機を駆動する電力変換器と、
    この電力変換器の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器と、
    前記電力変換器の出力を制御する制御手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記電流検出器によって検出された2相の出力電流に基づいて前記電力変換器の3相の出力電流を夫々の電流基準値に制御する電流制御手段と、
    前記電流検出器によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、
    前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の絶対値を各々所定時間加算する第1の加算手段と、
    前記電流制御手段における各相の電流基準値の絶対値を各々所定時間加算する第2の加算手段と、
    前記第1の加算手段の3相出力と前記第2の加算手段の3相出力を各相毎に夫々比較し、その偏差の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が欠相していると判断する欠相検出手段と
    を有することを特徴とする電力変換装置。
  4. 3相の交流電力を出力して交流電動機を駆動する電力変換器と、
    この電力変換器の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器と、
    前記電力変換器の出力を制御する制御手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記電流検出器によって検出された2相の出力電流に基づいて前記電力変換器の3相の出力電流を夫々の電流基準値に制御する電流制御手段と、
    前記電流検出器によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、
    前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の2乗値を各々所定時間加算する第1の加算手段と、
    前記電流制御手段における各相の電流基準値の2乗値を各々所定時間加算する第2の加算手段と、
    前記第1の加算手段の3相出力と前記第2の加算手段の3相出力を各相毎に夫々比較し、その偏差の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が欠相していると判断する欠相検出手段と
    を有することを特徴とする電力変換装置。
  5. 3相の交流電力を出力して交流電動機を駆動する電力変換器と、
    この電力変換器の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器と、
    前記電力変換器の出力を制御する制御手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記電流検出器によって検出された2相の出力電流に基づいて前記電力変換器の3相の出力電流を夫々の電流基準値に制御する電流制御手段と、
    前記電流検出器によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、
    前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の合計3相の出力電流と、前記電流制御手段における3相の電流基準値との各相毎の偏差を夫々求める比較手段と、
    前記比較手段によって得られた3相の偏差の絶対値を各相毎に夫々加算する加算手段と、
    前記加算手段によって得られる各相間の偏差の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が欠相していると判断する欠相検出手段と
    を有することを特徴とする電力変換装置。
  6. 3相の交流電力を出力して交流電動機を駆動する電力変換器と、
    この電力変換器の3相の出力電流のうち2相を検出する電流検出器と、
    前記電力変換器の出力を制御する制御手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記電流検出器によって検出された2相の出力電流を加算して他の1相の出力電流を演算により求める手段と、
    前記2相の出力電流と他の1相の出力電流の2乗値を各々所定時間加算する加算手段と、
    前記加算手段によって得られる3相出力の少なくとも1つが所定値以上であれば、前記3相の出力電流が過負荷であると判断する過負荷検出手段と
    を有することを特徴とする電力変換装置。
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