JP2007083478A - ロール紙プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール紙収納部の開閉蓋を広く開けても、蓋開閉機構を構成している四節の平行リンク機構がロックして開閉蓋を閉じられなくなる弊害が起きないようにすること。
【解決手段】ロール紙プリンタ1の蓋開閉機構30では、開閉蓋5が取り付けられる揺動板31と、左右の揺動アーム32、33と、これらの上端部に水平に架け渡した水平移動板34から四節の平行リンク機構が形成されている。蓋開閉機構30を水平に倒した全開状態では、揺動アーム33が引張りばね47によって上方に引張られ、揺動作アーム32、33と水平移動板34の間に挟まれたゴム板49によって水平移動板34が上方に押されている。よって、水平移動板34と揺動アーム32、33との間の節(支軸43)を中心として、これらが下向きに折れ曲がってロック状態に陥ることがない。
【選択図】図7

Description

本発明は、ロール紙収納部の開閉蓋を開閉するための蓋開閉機構に四節の平行リンク機構が用いられているロール紙プリンタに関するものである。
ロール紙プリンタとしては、その内部に形成されているロール紙収納部を開閉するための開閉蓋を、四節の平行リンク機構によって開閉するように構成されたものが知られている。下記の特許文献1にはこのようなロール紙プリンタが開示されており、ロール体を収納するための筐体の前面部に取り付けた扉が平行リンク機構によって前方に開くようになっている。扉の開閉に伴って平行リンク機構の連結部材はその姿勢を保持したまま前後に移動するので、円弧状の回転軌跡を描く扉開閉機構を用いる場合に比べて、開閉機構の移動スペースが少なくて済むなどの利点がある。
特開2002−308482号公報
ここで、ロール紙の交換作業などを容易に行うためには、開閉蓋が大きく開くようにすることが望ましい。この場合、図9において模式的に示すように、四節の平行リンク機構100よって開閉可能に支持されている開閉蓋110を起立した閉じ位置から前方に開いていくと、平行リンク機構100の前後の揺動リンクが前方に倒れていく。開閉蓋110が水平状態まで開くと、前後の揺動リンク101、102と、これらの上端の間に架け渡されている平行移動リンク103が水平に畳まれた状態になる。
この状態から、開閉蓋110を閉じる方向に持ち上げた場合に、平行移動リンク103と後側の揺動リンク102がそれらの間の節104を中心として下側に折れ曲がり、平行リンク機構100が揺動不可のロック状態に陥る場合がある。
平行リンク機構100がロック状態に陥らないようにするためには、開閉蓋110の開き角度を少なくし、開閉蓋110が全開状態においても、平行リンク機構100の四つの節104〜107を、それらが平行四辺形を描くことのできる位置に留めておく必要がある。しかしながら、これでは、開閉蓋を開けた状態でのロール紙収納部の上下方向の開口量が少なくなり、ロール紙交換の作業性が阻害されてしまう。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、ロール紙収納部の開閉蓋を広く開けても、蓋開閉機構を構成している四節の平行リンク機構がロック状態に陥ることのないロール紙プリンタを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のロール紙プリンタは、ロール紙収納部と、当該ロール紙収納部の開閉蓋と、当該開閉蓋を開閉するための蓋開閉機構とを有し、前記蓋開閉機構は、四節の平行リンク機構と、当該平行リンク機構がロック状態に陥らないように当該平行リンク機構を付勢するリンク付勢部材とを備えていることを特徴としている。
本発明のロール紙プリンタの蓋開閉機構では、四節の平行リンク機構が一直線状となるまで開閉蓋を倒しても、リンク付勢部材の付勢力によって、当該平行リンク機構における第2揺動リンクおよび平行移動リンクが、それらの間の節を中心として下方に折れ曲がった状態になることを防止できる。よって、開閉蓋をほぼ水平状態となるまで倒して、ロール紙収納部を大きく開けることができる。
また、本発明では、前記平行リンク機構は、下端部を中心として前記開閉蓋の開閉方向に揺動可能な第1揺動リンクおよび第2揺動リンクと、これら第1および第2揺動リンクの上端部の間に架け渡されている平行移動リンクとを備え、前記第2揺動リンクが前記第1揺動リンクに対して前記開閉蓋の閉じ方向の側に配置されており、前記リンク付勢部材として、前記第2揺動リンクを、当該第2揺動リンクの下端部の揺動中心を規定している節を中心として、前記開閉蓋の閉じ方向に付勢しているばね部材を備えていることを特徴としている。
ばね部材によって、第2揺動リンクが常に開閉蓋の閉じ方向に付勢されているので、開閉蓋を閉じる際に、第2揺動リンクが逆方向に揺動して平行リンク機構がロックしてしまうことを回避できる。
ここで、本発明では、前記ロール紙収納部は、ロール紙を転動可能な状態で収容するロール紙ホルダを備え、当該ロール紙ホルダは前記開閉蓋の開き方向に傾斜可能であり、前記ばね部材は、前記ロール紙ホルダが傾斜しないように常時引張っている引張りばねであり、前記ロール紙ホルダには、前記第2揺動リンクを前記開閉蓋の開き方向に所定量だけ揺動させた後に当該第2揺動リンクに係合した状態に保持される係合部が形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、開閉蓋を開けた状態では引張りばねのばね力が第2揺動リンクに作用しているので、開閉蓋を閉じる際に平行リンク機構がロック状態に陥ることを回避できる。また、開閉蓋を開けると、これに連動して揺動する第2揺動リンクによってロール紙収納部のロール紙ホルダが傾斜する。この結果、ロール紙ホルダに乗っているロール紙が開閉蓋の側に転動して、その交換作業がやり易くなる。
次に、本発明では、前記リンク付勢部材として、前記開閉蓋が全開状態まで開くと、前記第1揺動リンクと前記平行移動リンクの間に挟まれた状態になる弾性部材を備えていることを特徴としている。開閉蓋の全開状態では弾性部材によって平行移動リンクが上方に付勢されている。したがって、開閉蓋を全開状態から閉じる際に、平行移動リンクがその前端側の節を中心として下方に揺動して四節平行リンク機構がロック状態に陥ってしまうことを回避できる。
本発明のロール紙プリンタの蓋開閉機構は四節の平行リンク機構から構成され、当該平行リンク機構を倒した状態から立ち上げる際にロック状態に陥ることの無い様にリンク付勢部材によって付勢するようにしている。したがって、開閉蓋を大きく開けるために、当該開閉蓋を支持している平行リンク機構のリンクが一直線状に重なる状態まで倒すようにしても、開閉蓋を閉じる際に平行リンク機構がロック状態に陥ることがない。よって、本発明によれば、四節の平行リンク機構を用いて開閉蓋を広く開けることのできる開閉蓋開閉機構を備えたロール紙プリンタを実現できる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したロール紙プリンタの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本例のロール紙プリンタの外観斜視図である。ロール紙プリンタ1は、全体としてほぼ直方体形状をした外装ケース1aを備えており、その前面には所定幅の記録紙排出口2が形成されている。記録紙排出口2の下側には排紙ガイド3が前方に突出しており、当該排紙ガイド3の側方には蓋開閉レバー4が配置されている。外装ケース1aにおける排紙ガイド3および蓋開閉レバー4の下側には矩形の開口部1bが形成されており、この開口部1bは前方に開けることのできる開閉蓋5で封鎖されている。蓋開閉レバー4を操作して不図示の蓋ロック機構を解除して、排紙ガイド3を前方に引くと、開閉蓋5が下端部を中心として前方にほぼ水平となるまで開く。
図2はロール紙プリンタの内部構造を示す概略縦断面図であり、外装ケース1aを取り外した状態で示してある。図3は図2の矢印IIIの方向から見た場合の平面図である。図2に示すように、プリンタ内部にはロール紙収納部6が形成されており、開閉蓋5を開くと当該ロール紙収納部6が開放状態となり、プリンタ前方からロール紙7の交換作業などを行うことができる。開閉蓋5は後述のように四節の平行リンク機構からなる蓋開閉機構30に取り付けられており、その下端部を中心として開閉可能である。
ロール紙収納部6は、ロール紙7を転動可能な状態で保持するロール紙ホルダ8を備えている。当該ロール紙収納部6の上方における後側の部位にはプリンタ前後方向に水平に所定幅の記録紙ガイド9が配置されている。この記録紙ガイド9の前側には一段高い位置においてプリンタ前後方向に所定幅のプラテンガイド10が水平に配置されている。このプラテンガイド10の真上には、インクジェットヘッド11が配置されている。インクジェットヘッド11のノズル面11aは、プラテンガイド10の上面10aに対して一定のギャップで対峙しており、当該上面10aによって印字位置が規定されている。
印字位置を規定しているプラテンガイド10と、記録紙ガイド9との間には、第1紙送りローラ12がプリンタ幅方向に水平に架け渡されている。第1紙送りローラ12には下側から所定幅の第1紙押さえローラ13が所定の押圧力で押し付けられている。第1紙押さえローラ13は、ベルト・プーリ式の伝達機構14を介して紙送りモータ15によって駆動される(図3参照)。プラテンガイド9における前端側の部位には、第2紙送りローラ16が配置されている。第2紙送りローラ16には、上側から第2紙押さえローラ17が押し付けられている。
次に、図3から分かるように、インクジェットヘッド11はキャリッジ18に搭載されており、キャリッジ18は、プリンタ幅方向に水平に延びるキャリッジガイド19に沿ってプリンタ幅方向に移動可能な状態で支持されている。キャリッジ18はプリンタ幅方向に架け渡したタイミングベルト20に連結されており、タイミングベルト20はキャリッジモータ21によって駆動される。キャリッジモータ21を駆動すると、キャリッジ18に搭載されているインクジェットヘッド11がプリンタ幅方向に移動し、この移動に同期してインクジェットヘッド11が駆動されて、ロール紙7から繰り出されて印字位置を通過する記録紙7aの表面に印字が行われる。
一方、図2に示すように、記録紙排出口2には、鋏式の記録紙切断装置22が配置されている。記録紙切断装置22の固定刃23は上向き状態で垂直に配置されており、その可動刃24は下向きで垂直に配置されている。可動刃駆動機構25によって可動刃24がプリンタ幅方向の一方の端を支点として上下方向に旋回すると、固定刃23との接触点がプリンタ幅方向に移動して、これらの間に位置する記録紙7aを幅方向に切断できる。
このように構成されているロール紙プリンタ1では、図2において太い一点鎖線で示すように、ロール紙収納部6に収納されているロール紙7から引き出された記録紙7aが、記録紙ガイド9によってガイドされ、第1紙送りローラ12および第1紙押さえローラ13の間からプラテンガイド10の上面10a(印字位置)を経由して第2紙送りローラ16および第2紙押さえローラ17の間を通って記録紙排出口2から外部に引き出された状態にセットされる。
この状態で第1紙送りローラ12および第2紙送りローラ16が回転すると、記録紙7aの搬送が開始される。記録紙7aの搬送に同期させてインクジェットヘッド11が駆動され、印字位置を通過する記録紙7aの表面に印字が行われる。例えば、印字後の記録紙7aが記録紙排出口2から排出された状態で搬送が停止し、記録紙切断装置22によって記録紙7aが切断され、所定長さのレシートとして印刷済みの記録紙片が発行される。
(蓋開閉機構)
次に、図4および5は、開閉蓋5を開閉するための蓋開閉機構30を取り出して示す側面図および斜視図である。図6は蓋開閉機構30をほぼ45度開けた状態の側面図である。図7および8は、蓋開閉機構30を水平に倒した状態を示す側面図および斜視図である。
本例の蓋開閉機構30は、揺動板31(第1揺動リンク)と、この揺動板31の後側に配置されている左右の揺動アーム32、33(第2揺動リンク)と、平行移動板34(平行移動リンク)とを備え、これらによって四節の平行リンク機構が構成されている。揺動板31は、プリンタ幅方向に延びる前板部分31aを備え、この前方に開閉蓋5が取り付けられる。前板部分31aの左右の端には後側に直角に折り曲げられた側板部分31b、31cが形成されている。この形状の揺動板31は左右の側板部分31b、31cの下端部に取り付けた支軸35、36を中心としてプリンタ前後方向に揺動可能である。揺動板31の左右の側板部分31b、31cの後側に、左右の揺動アーム32、33が配置されており、これらの揺動アーム32、33も下端部に取り付けたプリンタ幅方向に水平に延びる支軸41を中心としてプリンタ前後方向に揺動可能である。
平行移動板34は、これらの揺動板31および左右の揺動アーム32、33の上端部分に水平に架け渡されている。平行移動板34は、プリンタ幅方向に水平に配置されている水平板部分34aと、水平板部分34aの左右の端から上方に直角に折り曲げられている左右の側板部分34b、34cとを備えている。左右の側板部分34b、34cには、前後にそれぞれプリンタ幅方向に水平に延びる支軸42、43が貫通しており、前側の支軸42には揺動板31の左右の側板部分31b、31cの上端部分が回転自在の状態で連結され、後側の支軸43には左右の揺動アーム32、33の上端部分が回転自在の状態で連結されている。
平行移動板34の水平板部分34aにはプラテンガイド10が搭載されており、その左右の側板部分34c、34dの間には第1紙押さえローラ13および第2紙送りローラ16がプリンタ幅方向に架け渡されている。また、水平板部分34aの前端側部分には排紙ガイド3が取り付けられている。
このように、本例では、揺動板31と、左右の揺動アーム32、33と、これらの上端部に架け渡した平行移動板34とによって四節の平行リンク機構が構成されており、この平行リンク機構は、図4、5に示すほぼ垂直に起立した閉じ位置から、前方にほぼ水平に倒された図7、8に示す全開位置まで開けることができる。また、平行移動板34は水平姿勢が保持された状態で移動するので、そこに搭載されている各部品3、9、10、13、16などが水平な姿勢を保持したまま上下方向に平行移動する。
ここで、ロール紙収納部6のロール紙ホルダ8は、支軸41を中心としてプリンタ前後方向に傾斜可能である。このロール紙ホルダ8の後端側面部分にはばね掛け44が形成されている。このばね掛け44よりも後側の下方のプリンタメインフレーム45の部位にはばね掛け46が形成されており、これらのばね掛け44、46の間に引張りコイルばね47が架け渡されている。引張りコイルばね47によってロール紙ホルダ8は上方に開口した成立姿勢に保持されている(図4参照)。
また、ロール紙ホルダ8の前端右側の縁には側方に突出した状態で係合突起48が形成されている。係合突起48は、右側の揺動アーム33の揺動軌跡上に突出している。開閉蓋5を閉じた状態では、係合突起48は揺動板31の側板部分31cの前方内側に位置している。開閉蓋5を閉じ位置からほぼ45度開けると、図6に示すように、揺動アーム33が前方に倒れて当該係合突起48に当たる。これ以後は揺動アーム33は係合突起48を押しながら移動する。すなわち、ロール紙ホルダ8が支軸41を中心として前方に徐々に傾斜していく。開閉蓋5を全開位置まで開くと、図7、8に示すように、ロール紙ホルダ8はほぼ45度前方に傾斜した傾斜姿勢となる。また、揺動アーム33は、引張りコイルばね47によってその下端部を中心として上方に引張られた状態になる。
一方、揺動板31の前板部分31aにおけるプリンタ後側表面の上端側の部分にはプリンタ幅方向に水平に一定厚さのゴム板(弾性部材)49が取り付けられている(図2参照)。開閉蓋5を全開位置まで開けた状態では、図7に示すように、このゴム板49を挟み、水平移動板34が揺動板31の前板部分31aに重なった状態が形成されるようになっている。四節の平行リンク機構を水平に倒して折り畳むと各節がほぼ一直線上に位置するが、本例では、ゴム板49が水平移動板34と揺動板31の間に挟まれており、その分、水平移動板34と後側の左右の揺動アーム32、33の上端部と間の節(支軸43)がわずかに上方に位置することになる。
このように構成されている蓋開閉機構30では、図7、8に示すように水平に倒した状態では、引張りばね47によって、揺動アーム33がその下端部の節(支軸41)を中心として後側(開閉蓋5の閉じ方向)に引張られている。また、水平移動板34と揺動板31の間に挟まれたゴム板49の弾性復帰力によって、水平移動板34が上方に押されている。したがって、水平移動板34と揺動アーム32、33が、これらの間の節(支軸43)を中心として下向きに折れ曲がる状態になることが阻止されている。よって、このように水平移動板34と揺動アーム32、33が折れ曲がって、平行リンク機構がロック状態に陥り、開閉蓋5を開けることができないという不具合が起きない。
以上説明したように、本例のロール紙プリンタ1では、蓋開閉機構30が四節の平行リンク機構からなり、引張りコイルばね47の引張り力およびゴム板49の弾性力によって、水平移動板34と後側の左右の揺動アーム32、33が、それらの間の節(支軸43)を中心として下方に折れ曲がることのないように付勢されている。したがって、開閉蓋5を全開位置から閉じる際に蓋開閉機構30がロックしてしまうことがなく、開閉蓋5の操作性が改善される。
また、本例では、開閉蓋5の開き動作に連動してロール紙ホルダ8が前方に傾斜するので、ロール紙7の交換作業等が容易になるという利点もある。
なお、本例では、引張りコイルばね47およびゴム板49を備えているが、一方のみを備えた構成を採用することも可能である。また、本例では印字ヘッドとしてインクジェットヘッドを備えているが、サーマルヘッドなどの別の形態の印字ヘッドを備えたロール紙プリンタに対しても本発明を同様に適用可能なことは勿論である。
本発明を適用したロール紙プリンタの外観斜視図である。 図1のロール紙プリンタの内部構造を示す概略縦断面図である。 図2の矢印IIIの方向から見た場合の平面図である。 蓋開閉機構を示す側面図である。 蓋開閉機構の斜視図である。 蓋開閉機構をほぼ45度開けた状態を示す側面図である。 蓋開閉機構の全開状態を示す側面図である。 蓋開閉機構の全開状態を示す斜視図である。 四節平行リンク機構からなる蓋開閉機構のロック状態を示す説明図である。
符号の説明
1 ロール紙プリンタ、2 記録紙排出口、3 排紙ガイド、4 蓋開閉レバー、5 開閉蓋、6 ロール紙収納部、7 ロール紙、7a 記録紙、8 ロール紙ホルダ、10 プラテンガイド、10a 上面(印字位置)、11 インクジェットヘッド、12 第1紙送りローラ、13 第1紙押さえローラ、16 第2紙送りローラ、17 第2紙押さえローラ、22 記録紙切断装置、30 蓋開閉機構、31 揺動板、31a 前板部分、31b,31c 側板部分、32,33 揺動アーム、34 水平移動板、34a 水平板部分、34b,34c 側板部分、35,36,41,42,43 支軸、47 引張りコイルばね、48 係合突起、49 ゴム板

Claims (5)

  1. ロール紙収納部と、
    当該ロール紙収納部の開閉蓋と、
    当該開閉蓋を開閉するための蓋開閉機構とを有し、
    前記蓋開閉機構は、四節の平行リンク機構と、当該平行リンク機構がロック状態に陥らないように当該平行リンク機構を付勢するリンク付勢部材とを備えていることを特徴とするロール紙プリンタ。
  2. 請求項1において、
    前記平行リンク機構は、下端部を中心として前記開閉蓋の開閉方向に揺動可能な第1揺動リンクおよび第2揺動リンクと、これら第1および第2揺動リンクの上端部の間に架け渡されている平行移動リンクとを備え、前記第2揺動リンクが前記第1揺動リンクに対して前記開閉蓋の閉じ方向の側に配置されており、
    前記リンク付勢部材として、前記第2揺動リンクを、当該第2揺動リンクの下端部の揺動中心を規定している節を中心として、前記開閉蓋の閉じ方向に付勢しているばね部材を備えていることを特徴とするロール紙プリンタ。
  3. 請求項2において、
    前記ロール紙収納部は、ロール紙を転動可能な状態で保持するロール紙ホルダを備え、
    当該ロール紙ホルダは前記開閉蓋の開き方向に傾斜可能であり、
    前記ばね部材は、前記ロール紙ホルダが傾斜しないように常時引張っている引張りばねであり、
    前記ロール紙ホルダには、前記第2揺動リンクを前記開閉蓋の開き方向に所定量だけ揺動させた後に当該第2揺動リンクに係合した状態に保持される係合部が形成されており、
    前記第2揺動リンクと前記係合部の係合によって、前記引張りばねのばね力が前記第2揺動リンクに作用すると共に、当該揺動リンクに連動して前記ロール紙ホルダが前記開閉蓋の開き方向に傾斜することを特徴とするロール紙プリンタ。
  4. 請求項2または3において、
    前記リンク付勢部材として、前記開閉蓋が全開状態まで開くと、前記第1揺動リンクと前記平行移動リンクの間に挟まれた状態になる弾性部材を備えていることを特徴とするロール紙プリンタ。
  5. 請求項1において、
    前記平行リンク機構は、下端部を中心として前記開閉蓋の開閉方向に揺動可能な第1揺動リンクおよび第2揺動リンクと、これら第1および第2揺動リンクの上端部の間に架け渡されている平行移動リンクとを備え、前記第2揺動リンクが前記第1揺動リンクに対して前記開閉蓋の閉じ方向の側に配置されており、
    前記リンク付勢部材として、前記開閉蓋が全開状態まで開くと、前記第1揺動リンクと前記平行移動リンクの間に挟まれた状態になる弾性部材を備えていることを特徴とするロール紙プリンタ。
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