JP2007068835A - 吸込口体及びこれを用いた電気掃除機 - Google Patents

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Yasushi Takai
保志 高井
Atsushi Morishita
篤至 森下
Takeyuki Ichino
雄之 市野
Yoshitaka Sugiyama
善崇 杉山
Mitsuru Watanabe
満 渡邉
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Abstract

【課題】上カバーの吸込口本体への係止を確実に解除できる吸込口体及びこれを用いた電気掃除機を提供すること。
【解決手段】吸込口体10は、上端及び下端に上端開口19a及び吸込開口19bをそれぞれ有する吸込室19が形成された吸込口本体11と、前記吸込室19の上端開口19aを開閉可能に前記吸込口本体11に係止手段44により係止された上カバー37と、前記吸込口本体11に設けられ且つ前記吸込室19に連通する接続パイプ33を備えている。しかも、押すことにより前記係止手段44を操作して前記上カバー37の前記吸込口本体11への係止を解除する係止解除手段(ペダル47)が前記上カバー37又は前記吸込口本体11に設けられていると共に、係止が解除されたときに前記上カバー37を浮き上がらせるカバー付勢手段(コイルスプリング35)が設けられている。
【選択図】 図6

Description

この発明は、電気掃除機に用いられる吸込口体及びこれを用いた電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機に用いられる吸込口体としては、左右に延び且つ上部開口及び吸込開口を上下端に有する吸込口本体と、この吸込室の上部開口を覆い且つ吸込口本体に着脱可能に取り付けられた上カバーと、吸込口本体の左右方向中央に任意の方向に傾動自在に取り付けられ且つ吸込室に連通する接続パイプを備えるものがある。
このような吸込口体では、吸込口本体の前縁部に係止部を設け、この係止部に係止させる係止爪を上カバーの前縁部に設けると共に、吸込口本体の後縁部と上カバーの後縁部との間にスライド式のカバー係止手段を設けることにより、上カバーを取り外すことができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、従来の吸込口体には、吸込口本体に小型吸込口体を着脱可能に取り付けると共に、足等で押圧部材を押すことにより小型吸込口体を吸込口本体から取り外すことができるようにしたものも知られている(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2000−83874号公報 特開2001−314358号公報 特開2003−339585号公報
しかしながら、従来の吸込口体では、スライド式のカバー係止手段が後縁部の左右の部分に設けられていたため、上カバーを取り外して吸込室内の清掃を行う場合の操作性が悪いものであった。
また、上カバーの吸込口本体への係止手段を足等で操作する押圧部材を設けて、この押圧部材を押すことにより、係止手段による上カバーの吸込口本体への係止を解除して、上カバーを吸込口本体から取り外すようにすることも考えられる。この場合、足等で押圧部材を押したときに、単に係止手段による上カバーの吸込口本体への係止を解除するのみでは、上カバーの係止を確実に解除できないことも考えられる。
そこで、この発明は、上カバーの吸込口本体への係止を確実に解除できる吸込口体及びこれを用いた電気掃除機を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明は、上端及び下端に上端開口及び吸込開口をそれぞれ有する吸込室が形成された吸込口本体と、前記吸込室の上端開口を開閉可能に前記吸込口本体に係止手段により係止された上カバーと、前記吸込口本体に設けられ且つ前記吸込室に連通する接続パイプを備える吸込口体であって、
押すことにより前記係止手段を操作して前記上カバーの前記吸込口本体への係止を解除する係止解除手段が前記上カバー又は前記吸込口本体に設けられていると共に、係止が解除されたときに前記上カバーを浮き上がらせるカバー付勢手段が設けられている吸込口体及びこれを用いた電気掃除機としたことを特徴とする。
この構成によれば、係止解除手段を押して前記係止手段を操作することにより、係止手段による前記上カバーの前記吸込口本体への係止を解除すると、上カバーがカバー付勢手段により浮き上がらせられるので、上カバーの吸込口本体への係止を確実に解除できる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1において、1は電気掃除機の掃除機本体、2は掃除機本体1の本体ケース、3は本体ケース2の前部に設けられた集塵室、4は集塵室3内に装着された紙パックフィルタ(集塵フィルタ)、5は本体ケース2の後部内に配設され且つ集塵室3に吸込負圧を作用させる電動送風機である。
この本体ケース2の前端部には、紙パックフィルタ4の図示しない口枠の接続口に連通するホース接続口6が形成されている。このホース接続口6には集塵ホース7の一端部に取り付けた接続筒7aが着脱可能に嵌着されている。しかも、接続筒7aは紙パックフィルタ4の図示しない接続口に接続されている。
また、集塵ホース7の他端部には手元操作パイプ8が取り付けられ、手元操作パイプ8には延長管(延長パイプ)9を介して吸込口体10が接続されている。
尚、図1において、8aは手元操作パイプ8に設けられた操作パネルである。この操作パネル8aには、「弱/中」吸込風量切り替え用のスイッチS1と、「強」吸込風量用のスイッチS2と、「切り」用のスイッチS3等が設けられている。
(吸込口体10)
この吸込口体10は、図1,図2に示したように、左右に延びる吸込口本体11を有する。この吸込口本体11は、図5に示したように左右に延び且つ左右に間隔をおいて設けられたケース取付部12a,12bを有する下ケース12と、図5のケース取付部12a,12bに図2のように取り付けられた一対の上ケース13,14を有する。このケース取付部12a及び上ケース13とケース取付部12b及び上ケース14との間には図2〜図5,図7に示したように取付凹部11aが形成されている。
この下ケース12は、図3〜図5に示したように、前後方向の中間に設けられた中間壁15と、この中間壁15の左右両端部に前側に向けて突設された側壁16,17と、側壁16,17の前端部間に一体に設けられた前壁18を有する。しかも、図5に示したように中間壁15と側壁16,17及び前壁18との間には上下端が開口する吸込室19が形成されている。
図5中、19aは吸込室19の上端の上端開口、19bは吸込室19の下端の吸込開口である。この吸込開口19は、下ケース12の底面すなわち吸込口本体11の底面(下面)に開口している。
また、中間壁15の左右方向中央部には図3〜図5に示したように上方に向けて拡開するテーパ状の切欠15aが形成されている。更に、側壁16,17には図3,図4に示したように上下に延びる軸受支持用の係合溝16a,17aが形成されている。
また、図4に示したように、吸込室19内には吸込開口19bに沿って延びる回転清掃体20が配設されている。この回転清掃体20は、図3,図4に示したように吸込開口19bに沿って延びる回転軸21と、この回転軸21に周方向に間隔をおいて螺旋状に突設された複数の軟質樹脂製のブレード(塵埃掻き上げ部材)22を有する。尚、ブレード22に変えてブラシ毛を用いることもできるし、ブレード22とブラシ毛を組み合せて用いることもできる。
しかも、回転軸21の一端部にはタイミングギヤ23が一体に設けられていると共に、回転軸21の両端部には図示しない軸受を介して方形状の支持板24,25が相対回転自在に保持されている。この支持板24,25は図4に示したように係合溝16a,17aに上方から挿入係合させられている。
また、下ケース12と上ケース14との間には図3,図4に示したように駆動モータ26が配設され、この駆動モータ26の出力軸26aにはタイミングギヤ27が一体に設けられている。そして、タイミングギヤ23,27には図4に示したようにタイミングベルト28が掛け渡されている。
更に、図5に示したように、ケース取付部12a,12bは、対向端が間隔をおいて設けられた後壁12a1,12b1を有すると共に、この後壁12a1,12b1の対向端から前側に向けて延びる対向壁12a2,12b2を有する。そして、この下ケース12の底壁12cには、対向壁12a2,12b2の前端部間に位置させて左右方向に円弧状に延びる支持リブ11bが切欠15aに対応して突設されている。また、底壁12cには、支持リブ11bと前壁15との間に位置させた移動規制部29が設けられている。
この移動規制部29は、支持リブ11bの左右方向中央部に沿って突設された係止片29aと、係止片29aの左右方向両端部と間隔をおいて前側に設けられ且つ互いに間隔をおいて平行に設けられた係止片29b,29bを有する。
そして、取付凹部11aには軸線(中心線)を前後に向けた固定筒(取付筒)30が配設されている。しかも、前端部及び前後方向の中間部が切欠15a及び支持リブ11bにそれぞれ支持されるようになっている。尚、固定筒30の前端部は、図3,図4に示したように切欠15aに隙間なく係合すると共に、吸込風路30aが吸込室19に開口して連通させられる。また、固定筒30の下面には図3に示したように移動規制部29の係止片29a,29b間に係合する係合突部30bが形成されている。
また、この固定筒30と下ケース12の底壁12cとの間には、図5の如く底壁12cに保持させた付勢手段であるコイルスプリング31が筒体押出手段(取付筒付勢手段)として介装されている。
しかも、固定筒30の後端部には回転管32が固定筒30の軸線(中心線)を中心に回転可能に取り付けられ、この回転管32には接続パイプ33が固定筒30の軸線(中心線)と直交する軸線を中心に上下回動するように取り付けられている。この構成により接続パイプ33は吸込口本体11に任意の方向に傾動可能に取り付けられている。尚、この接続パイプ33を延長管9に嵌合することにより、吸込口体10が手元操作パイプ8に延長管9を介して接続される。
また、下ケース12の中間壁15には図3,図4,図7に示したように側壁16側及び吸込室19側に位置させて上方に開口する有底のバネ受収納部34が形成されている。このバネ受収納部34内には図9に示したようにコイルスプリング35がカバー付勢手段として配設されている。このコイルスプリング35の上端部にはピン36の頭部36aが当接している。
更に、図3〜図5の吸込室19は図1,図2に示した上カバー37で閉成されている。この上カバー37は、前壁18の左右方向両端部にヒンジ38,38を介して開閉自在に取り付けられている。このヒンジ38は、図6,図7に示したように前壁18に突設した突片18aと、上カバー37に突設した突片37aと、突片18a,37aを回転自在に結合しているピン39を有する。
しかも、上カバー37の吸込室19側の面には、上カバー37を閉じたとき、即ち上カバー37で吸込室19の上端開口19bを閉成したとき、図9の如くピン36の頭部36aに当接してコイルスプリング35を圧縮させる軸状(ピン状)の押圧突起40が突設されている。また、上カバー37の両側部には、上カバー37を閉じたとき、回転清掃体20の支持板24,25を押さえ付ける突起37b,37cが一体に設けられている。
また、下ケース12の対向壁12b2の内面には、図10に示したように支持軸41が突設されていると共に、支持軸41の後方に位置させて上方に開口する収納凹部42が形成されている。この収納凹部42内には、コイルスプリング43がペダル付勢手段として配設されている。このコイルスプリング43の上端部にはピン43aの頭部43bが当接している。
更に、上カバー37の後縁部と吸込口本体11との間には、図10に示したように上カバー37を吸込口本体11に係止させる係止手段44が介装されている。この係止手段44は、上カバー37の後縁部に突設された係止突起45と、下端部が支持軸41に回動自在に保持された係止レバー46を有する。
この係止レバー46は、上端部の前側の部分に係止突起45に係合して、上カバー37を係止させる係止爪部46aを有する。また、係止レバー46にはピン43aの頭部43bを介してコイルスプリング43を圧縮している押圧突起46bが一体に形成されている。また、係止レバー46の上端部の前側の部分には傾斜ガイド46cが形成されている。しかも、係止レバー46の上端部の後縁部には、後方に延びるアーム47aを介してペダル47が係止解除手段として一体に設けられている。
これにより、ペダル47は支持軸41の軸線よりも後方に位置し、ペダル47をコイルスプリング43のバネ力に抗して踏むことにより、係止レバー46の上端部が支持軸47を中心に後方に回動することができる。
また、上述した電動送風機5及び駆動モータ26は図示を省略した演算制御回路(制御手段)で駆動制御されるようになっている。
次に、このような構成の電気掃除機の作用を説明する。
(1)通常の清掃面Sの清掃
手元操作パイプ8に設けた「弱/中」吸込風量切り替え用のスイッチS1又は「強」吸込風量用のスイッチS2をオン操作すると、図示しない演算制御回路が電動送風機5を作動させ、電動送風機5の吸込負圧を集塵室3に作用させる。
この集塵室3に作用する吸込負圧は、図1の状態で紙パックフィルタ4,集塵ホース7,手元操作パイプ8,延長管9,接続パイプ33を介して吸込口本体11の吸込室19に作用する。
一方、図示しない演算制御回路は、スイッチS1,S2のON操作により駆動モータ26を作動制御して、駆動モータ26の回転をタイミングギヤ27,23及びタイミングベルト28を介して回転清掃体20に伝達させ、回転清掃体20を回転させる。これにより、回転清掃体20は、回転しながら清掃面の塵埃を後方に掻き上げさせる。
そして、吸込室19に作用する吸込負圧は、清掃面の塵埃の一部を直接空気(エア)と共に吸込室19内に吸い込む一方、回転清掃体20で掻き上げられた清掃面の塵埃を空気と共に吸込室19内に吸い込むことになる。そして、吸込室19内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、接続パイプ33,延長管9,手元操作パイプ8及び集塵ホース7を介して紙パックフィルタ4内に吸い込まれて、紙パックフィルタ4を透過する。
この際、エアと共に吸い込まれる塵埃が紙パックフィルタ4に捕捉され、紙パックフィルタ4を透過する空気が清浄される。この清浄された空気は、電動送風機5に吸い込まれて内部を冷却した後、最終的に外部に排気される。
従って、吸込口体10の吸込口本体11を清掃面に沿って前進移動させることにより、通常の状態での清掃を行うことができる。
(2)回転清掃体18のメンテナンス
また、このような清掃作業に伴い、回転清掃体20に糸くずや髪の毛等の塵埃が巻き付いたりして、回転清掃体20による塵埃掻き上げ効率が低下することがある。
この場合には、「切り」用のスイッチS3を押して電動送風機5及び駆動モータ26を停止させた後に、ペダル47をコイルスプリング43のバネ力に抗して踏む。これにより、係止レバー46の上端部が支持軸41を中心に後方に回動して、係止レバー46の係止爪部46aが上カバー37の係止突起45上から後方に移動して、上カバー37の係止が解除される。
この係止の解除により、押圧突起40がコイルスプリング36のバネ力により上方に押し上げられて、押圧突起40と一体の上カバー37の後縁部がヒンジ38,38を中心に上方に回動して若干浮き上がり、上カバー37を開きやすい状態とする。この際、固定筒30がコイルスプリング31のバネ力で上方に押し上げられ、固定筒30,回転管32,接続パイプ33等が一体的に取り外し容易な状態となる。
従って、電気掃除機の利用者は上カバー37を開いて、回転清掃体20を上方に持ち上げることにより、回転清掃体20に保持させた支持板24,25が係合溝16a,17aから上方に抜き取られて、回転清掃体20を吸込口本体11の下ケース12から取り外すことができる。
そして、回転清掃体20に巻き付いた糸くずや髪の毛等の塵埃を除去した後、タイミングベルト28をタイミングギヤ23に掛け渡して、回転清掃体20に保持させた支持板24,25を係合溝16a,17aに上方から係合させることにより、回転清掃体20が所定位置に配置される。
一方、ペダル47を踏むことにより上カバー37の後縁部が若干浮き上がると、固定筒30がコイルスプリング31のバネ力で若干浮き上がるので、固定筒30及び回転管32等を容易に取り外しやすい状態となる。従って、固定筒30の吸込風路30aが汚れたり、吸込風路30aに紙くず等が詰まったりした場合には、固定筒30を回転管32及び接続パイプ33と一体に取り外して、吸込風路30aの清掃又は紙くず等の除去を行う。
このように回転清掃体20と固定筒30(回転管32,接続パイプ33)の全部を本体ケース2から容易に分解可能となっているので、清掃が容易である。
そして、このような清掃後、固定筒30の前端部を切欠15aに係合させると共に、固定筒30の中間部を支持リブ11bに支持させる。この際、固定筒30の係合突部30bを下ケース12の係止片29a,29b間に係合させる。
次に、上カバー37をヒンジ38,38を中心に吸込室19上に回動させて、上カバー37で吸込室19を覆うことにより、上カバー37の押圧突起40がコイルスプリング35のバネ力に抗してピン36の頭部36aを押圧する。この際、上カバー37の係止突起45は、係止レバー46の傾斜ガイド部46cに当接した後、係止レバー46をコイルスプリング43のバネ力に抗して支持軸41を中心に後方に回動させる。そして、係止突起45が傾斜ガイド部46cから係止爪部46aの下方に移動すると、係止レバー46がコイルスプリング43のバネ力により前側に回動して、係止爪部46aが係止突起45上に係合し、上カバー37を吸込口本体11に係止させる。これにより、固定筒30も上カバー37で押さえ付けられて、固定される。
以上説明した実施例では、ペダル47に連動する係止レバー46を一箇所に設けた例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、一つのペダル47に連動する係止レバー46を吸込口体10の左右方向に複数設けることもできる。この場合、左右に延びる回動軸を下ケース12に軸線回りに回動可能に保持させ、この回動軸に複数の係止レバー及びペダル47を固定することで、複数の係止レバーをペダル47に連動させることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の吸込口体10は、上端及び下端に上端開口19a及び吸込開口19bをそれぞれ有する吸込室19が形成された吸込口本体11と、前記吸込室19の上端開口19aを開閉可能に前記吸込口本体11に係止手段44により係止された上カバー37と、前記吸込口本体11に設けられ且つ前記吸込室19に連通する接続パイプ33を備えている。しかも、押すことにより前記係止手段44を操作して前記上カバー37の前記吸込口本体11への係止を解除する係止解除手段(ペダル47)が前記上カバー37又は前記吸込口本体11に設けられていると共に、係止が解除されたときに前記上カバー37を浮き上がらせるカバー付勢手段(コイルスプリング35)が設けられている。
この構成によれば、係止解除手段(ペダル47)を押して前記係止手段44を操作することにより、係止手段44による前記上カバー37の前記吸込口本体11への係止を解除すると、上カバー37がカバー付勢手段(コイルスプリング35)により浮き上がらせられるので、上カバー37の吸込口本体への係止を確実に解除できる。
また、この発明の実施の形態の吸込口体において、前記吸込口本体11に上方及び前記吸込室19に開放する取付凹部11aが形成され、前記取付凹部11aに回転管取付筒(固定筒30)が上方に取外可能且つ前記上カバー37で上方から押さえ付け可能に嵌合され、前記回転管取付筒(固定筒30)に回転管32を介して前記接続パイプ33が回動可能に取り付けられていると共に、前記上カバー37の前記吸込口本体11への係止が解除されたときに前記回転管取付筒(固定筒30)を浮き上がらせる取付筒付勢手段(コイルスプリング31)が設けられている。
この構成によれば、係止解除手段(ペダル47)を押して前記係止手段44を操作することにより、係止手段44による前記上カバー37の前記吸込口本体11への係止を解除すると、上カバー37がカバー付勢手段(コイルスプリング35)により浮き上がらせられると同時に、回転管取付筒(固定筒30)が取付筒付勢手段(コイルスプリング31)により浮き上がらせられるので、上カバー37の吸込口本体への係止を確実に解除できると共に、回転管取付筒(固定筒30)を容易に取り外すことができる。これにより、回転管取付筒(固定筒30)の清掃を容易に行うことができる。また、回転管取付筒(固定筒30)の吸込口本体11へ組付ける場合には、単に回転管取付筒(固定筒30)を取付凹部11aに配設して上カバー37で押さえ付けるのみでよいので、回転管取付筒(固定筒30)の吸込口本体11への組付も容易である。
更に、この発明の実施の形態の吸込口体において、前記吸込開口19bに沿う回転清掃体20が前記吸込室19に配設され、前記回転清掃体20の長手方向両端部が前記吸込口本体11と上カバー37との間で回転自在に保持されている。
この構成によれば、係止解除手段(ペダル47)を押して前記係止手段44を操作することにより、係止手段44による前記上カバー37の前記吸込口本体11への係止を解除すると、上カバー37と吸込口本体とによる回転清掃体20の保持が解除される。そして、上カバー37を開くことにより、回転清掃体20を吸込口本体11から容易に取り外して、回転清掃体20に巻き付いた糸くずや髪の毛等の塵埃を容易に除去できる。また、回転清掃体20の両端部を吸込口本体と上カバーとの間で押さえ付けるように組み付ければ良いので、回転清掃体20の吸込口本体11への組付も容易である。
また、この発明の実施の形態の吸込口体において、前記係止解除手段は前記吸込口本体11に取り付けられたペダル47である。この構成によれば、ペダル47を踏むだけで、上カバー37の吸込口本体11への係止を解除できるので、上カバー37を開く操作を容易且つ迅速に行うことができる。
また、上述した吸込口体10を備えている電気掃除機は、上述した吸込口体10の作用・効果を有する。
尚、以上説明した実施例では、この発明に係る吸込口体10をキャニスタータイプの電気掃除機に用いた例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。たとえば、この発明に係る吸込口体10をアップライト式の電気掃除機に用いることもできる。
この発明に係る電気掃除機の概略斜視図である。 図1の吸込口体を別の角度から見た拡大斜視図である。 図2の吸込口体の前壁を部分的に破断すると共に上カバーを除いた状態の部分分解斜視図である。 図3の回転清掃体を吸込口本体に組み付けた状態の斜視図である。 図3,図4の回転清掃体を除いた状態で吸込口体を後方から見た分解斜視図である。 図2の接続パイプ等を省略して吸込口体を正面から見た説明図である。 図7の上カバーを開いた状態の平面図である。 図5の固定筒とコイルスプリングとの関係を示す概略説明図である。 カバー付勢手段の説明図である。 カバーを吸込口本体に係止させる係止手段の説明図である。
符号の説明
10…吸込口体
11…吸込口本体
11a…取付凹部
19…吸込室
19a…上端開口
19b…吸込開口
30…固定筒(回転管取付筒)
31…コイルスプリング(取付筒付勢手段)
32…回転管
33…接続パイプ
35…コイルスプリング(カバー付勢手段)
37…上カバー
44…係止手段
47…ペダル(係止解除手段)

Claims (5)

  1. 上端及び下端に上端開口及び吸込開口をそれぞれ有する吸込室が形成された吸込口本体と、前記吸込室の上端開口を開閉可能に前記吸込口本体に係止手段により係止された上カバーと、前記吸込口本体に設けられ且つ前記吸込室に連通する接続パイプを備える吸込口体であって、
    押すことにより前記係止手段を操作して前記上カバーの前記吸込口本体への係止を解除する係止解除手段が前記上カバー又は前記吸込口本体に設けられていると共に、係止が解除されたときに前記上カバーを浮き上がらせるカバー付勢手段が設けられていることを特徴とする吸込口体。
  2. 請求項1に記載の吸込口体において、前記吸込口本体に上方及び前記吸込室に開放する取付凹部が形成され、前記取付凹部に回転管取付筒が上方に取外可能且つ前記上カバーで上方から押さえ付け可能に嵌合され、前記回転管取付筒に回転管を介して前記接続パイプが回動可能に取り付けられていると共に、前記上カバーの前記吸込口本体への係止が解除されたときに前記回転管取付筒を浮き上がらせる取付筒付勢手段が設けられていることを特徴とする吸込口体。
  3. 請求項1又は2に記載の吸込口体において、前記吸込開口に沿う回転清掃体が前記吸込室に配設され、前記回転清掃体の長手方向両端部が前記吸込口本体と上カバーとの間で回転自在に保持されていることを特徴とする吸込口体。
  4. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の吸込口体において、前記係止解除手段は前記吸込口本体に取り付けられたペダルであることを特徴とする吸込口体。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の吸込口体を備えることを特徴とする電気掃除機。
JP2005260747A 2005-09-08 2005-09-08 吸込口体及びこれを用いた電気掃除機 Pending JP2007068835A (ja)

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