JP2007062706A - 運転支援装置および運転支援方法 - Google Patents

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雄一郎 桜井
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桂二郎 巖
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Abstract

【課題】 操舵角および操舵方向を容易に認識可能な運転支援装置を提供すること。
【解決手段】 ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、ドライバに目視可能な位置に配置され、操舵状況を回転中心周りに表示可能な表示手段と、を備えた運転支援装置において、前記表示手段は、前記操舵角に一対一に対応するように前記回転中心周りに操舵角情報を表示すると共に、前記回転中心の移動により操舵方向情報を表示するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドライバに車両の操舵状態を知らせる運転支援装置および運転支援方法に関する。
従来、ドライバに操舵状況を知らせるため、特許文献1の技術が開示されている。この技術にあっては、ステアリングホイールの操舵角と操舵方向を表示する表示装置を設け、この表示装置に左右転舵方向を示す曲線状(約90°の扇形円弧)のメータを左右対称に配置し、左操舵の場合は左のメータに操舵角を表示し、右操舵の場合には右のメータに操舵角を表示している。
また、特許文献2の技術にあっては、ステアリングホイールの操舵角と操舵方向を1本の棒状メータで表示し、操舵角および操舵方向に応じて表示上の指針を左右に動かすことで、ドライバに操舵状況を伝達している。
特開平6−12597号公報 特開2001−199358号公報
しかしながら特許文献1の技術にあっては、メータは約90°の扇形円弧を左右対称に設けたものであるため、ステアリングホイールが最大回転位置に達したとしてもメータの回転角は90°であり、左右ともに1回転以上回転するステアリングホイールの回転角とメータの回転角とが一致しない。そのため操舵方向の確認は容易であるが操舵角の確認がしづらいという問題がある。
また特許文献2の技術にあっては、目盛りを読み、その目盛りと指針との相対関係から操舵角を把握する必要があるため、操舵角の把握がしづらいという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、操舵角および操舵方向を容易に認識可能な運転支援装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、ドライバに目視可能な位置に配置され、操舵状況を回転中心周りに表示可能な表示手段と、を備えた運転支援装置において、前記表示手段は、前記操舵角に一対一に対応するように前記回転中心周りに操舵角情報を表示すると共に、前記回転中心の移動により操舵方向に応じた操舵方向情報を表示するようにした。
よって、表示手段によってステアリングホイールの操舵角度と、操舵方向とを同時に把握することが可能となり、容易にステアリングホイールの操舵状況を認識可能な運転支援装置を提供できる。
以下、本発明の運転支援装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
実施例1につき図1ないし図12に基づき説明する。
まず、本願運転支援装置の構成を説明する。図1は運転支援装置6を搭載した車両の全体システム図、図2は運転支援装置6の制御ブロック図である。運転支援装置6は、ステアリングホイール1の操舵角を検出する操舵角センサ101と、ドライバに目視可能な位置(例えばインストルメントパネル等)にステアリングホイール1の操舵状況を表示する操舵状況表示部110と、操舵状況表示部110を制御するコントロールユニット120とを備える。
操舵角センサ101をステアリングホイール1とラック軸3とを繋ぐシャフト2に設け、ラック軸3の両端部には設けた転舵輪FL,FRに車速センサ102を設ける。また、運転支援装置6を起動するスイッチとして、車両のエンジン起動もしくはアクセサリ起動とともに運転支援装置6を起動するためのイグニッションスイッチ103、およびドライバの好みによって表示のON/OFFを切替える表示スイッチとを設ける。
操舵角センサ(操舵角検出手段)101、車速センサ102、イグニッションスイッチ103、表示スイッチ104からの各信号をコントロールユニット120に入力する。コントロールユニット120は、各信号に応じて処理を行い、操舵状況表示部110を制御する。なお、この操舵状況表示部110とコントロールユニット120とは本発明の表示手段に相当する。
図3はインストルメントパネル10付近を示す図、図4はインストルメントパネル10の斜視図である。説明のため図2ではステアリングホイール1の上側部分は省略する。操舵状況表示部110はインストルメントパネル10に設けられ、インストルメントパネル10の各種のメータ11〜14の周りに沿って曲線状に設けられている。
図5は、インストルメントパネル10の分解斜視図である。インストルメントパネル10は基板100、ケース200、シート300を有する。基板100には発光素子によって形成された操舵状況表示部110がメータ11〜14の周りに沿う曲線状に配置され、ケース200を介してシート300に装着される。ケース200およびシート300において操舵状況表示部110と対応する部分は透明に形成されて発光素子の光を透過させる。この発光素子の光によって、ドライバにステアリングホイール1の操舵角と操舵方向とを知らせる。
[表示手段]
次に本願運転支援装置の主要構成要素である表示手段に相当する操舵状況表示部110およびコントロールユニット120について詳述する。
一般的な車両のステアリングホイール1は中立位置から左に360°以上、また中立位置から右に360°以上回転を行う。そのため目視だけでステアリングホイール1の回転量を判断しようとしても、例えば左に90°操舵しているときと、左に450°操舵しているときとは判断できないことがある。
そのため従来では、左右転舵方向を示す曲線状(約90°の扇形円弧)のメータを左右対称に配置した表示装置であって、ステアリングホイールの操舵角と操舵方向を表示するようにしている。しかし、一般の車は左右に360°以上回転するので、扇形円弧でこの360°以上の回転を表示しようとすると、操舵角と表示される角度とが一対一で対応せず、操舵角を認識しづらい。
また、ステアリングホイールの操舵角と操舵方向を1本の棒状メータで表示し、この棒状メータ上にステアリングホイールが1回転するごとに対応する位置に目盛りを設けて、操舵角および操舵方向に応じて棒状メータ上の指針を左右に動かすようにしている。しかし、回転するステアリングホイール1の操舵角を直線で表示しようとしているので、ドライバにとっては、やはり操舵角を認識しづらい。
ステアリングホイール1の操舵角を表示する運転支援装置が必要になるのは、例えば駐車時等である。そのため、ドライバは車外の状況も把握しつつ、ステアリングホイール1の操舵状況も把握していかなければならない。そのためには、ステアリングホイール1の操舵角、操舵方向、回転回数および車両の旋回量といった情報が直感的に把握できる必要がある。また、従来のものでも使用頻度が高くなると、ドライバの方で表示の表示法則を学んでしまうため、ステアリングホイール1の操舵状況を直感的に把握できるようになることもあるが、その学習のためには時間を要する。
そこで本実施例では、操舵状況表示部110を図6に示すような形状で示すことで、操舵角情報と操舵方向情報等を表すと共に、コントロールユニット120は操舵角に応じて操舵状況表示部110の発光素子させることにより軌跡Lを表示することで、ドライバが容易に認識できるようにした。なお、以下の図6〜8に示す操舵状況表示部110の形状は、理想的な形状の例を示しているが、実際に車両に取り付ける際には図3や図4に示すように各メータ11〜14に沿うような形状にする。
図6において、車両前方側に向かって車幅方向右側をx軸正方向とし、車両上方向をy軸正方向とする。操舵状況表示部110は、ステアリングホイール1の右転舵時の操舵角および操舵方向をx軸正領域における曲線(右操舵部)Crで示し、ステアリングホイール1の左操舵時の操舵角および操舵方向をx軸負領域における曲線(左操舵部)Clで示す。ステアリングホイール1の中立位置を示す中立点Aはy軸上の正領域あって、曲線CrとClとは中立点Aを介して接続する。また、曲線Crおよび曲線Clは、回転中心O1の周りを回転する点の集合であって、この回転中心O1がステアリングホイール1の操舵量に応じてx軸上を移動することで形成される。また、曲線Crおよび曲線Clが中立点Aから絶対値180°までの領域と、絶対値180°から絶対値360°までの領域とが交点Pにおいて交差するようになっている。この交点Pはステアリングホイール1の回転数を視覚的に把握することができる。つまり、交点Pより外側では中立点Aから絶対値略1回転していることを把握できる。
図7は、操舵状況表示部110と、コントロールユニット120が操舵状況表示部110に表示する軌跡Lの関係を示す図である。説明のためx軸正方向側部分のみ示す。図6(a),(b),(c)はそれぞれ操舵角0°,90°,360°における関係である。なお、操舵角θは右回転を正とする。
軌跡Lは、ステアリングホイール1の中立時における位置を中立点Aとするとともに、ステアリングホイール1の操舵角θに略対応する位置を終点Bとし、この中立点Aから終点Bまでを表示する。また、軌跡Lの中立点Aから終点Bに至るまでの回転中心O1周りの回転角は、ステアリングホイール1の操舵角θと略一対一に対応するよう設けられる。さらに、回転中心O1は、車幅方向(x軸方向)であって操舵方向と同一方向に移動するようにする。
すなわち、図7に示すように、ステアリングホイール1の右操舵が行われると、操舵角θの増加に伴って軌跡Lの回転中心O1もx軸正方向に移動する。また、回転中心O1周りの回転角も操舵角θとともに増加して略一致し、θ=0°において軌跡Lはy軸上に存在する中立点Aのみであるが、θ=90°では回転に伴って終点Bがx軸上に位置し、θ=360°では終点Bは、回転中心O1周りをほぼ1回転する。
図8は、ステアリングホイール1の操舵角θと操舵状況表示部110の関係を数式で規定した例を示す図である。上述のように操舵状況表示部110はx軸に沿って操舵方向と同一方向に移動する回転中心O1の周りを回転する。そのため、操舵状況表示部110上の点の座標は回転中心O1の移動によるx軸方向の操舵方向成分と、回転中心O1周りの回転成分の重ね合わせによって表される。操舵角θ時における操舵状況表示部110の操舵方向成分をC1(x1,y1)、回転方向成分をC2(x2,y2)とすると
C1(x1,y1)=(kθ,0)
C2(x2,y2)={rcos(-θ+θo),rsin(-θ+θo)}
なお、kは係数、rは回転中心O1周りの回転半径、θoは初期位相である。
したがって、操舵状況表示部110は操舵角θをパラメータとして次式で表される。
(式1)
C(x,y)=C1+C2
={kθ+rcos(-θ+θo),rsin(-θ+θo)}
ここで、回転半径rを一定、初期位相θoを90°、−540°≦θ≦540°とすると、操舵状況表示部110は操舵角θ=0°での点A(0,r)においてy軸と交差し、y軸に対称な曲線となる。すなわち、回転中心O1は原点Oを基準位置として操舵角θの増減に伴いx軸上を移動し、−540°≦θ<0°ではx軸上の負領域を移動し、0°<θ≦540°ではx軸上の正領域を移動する。
また、操舵状況表示部110は、x軸正方向領域と負方向領域とが中立点Aにおいてのみ接続する連続した曲線であって、中立点Aに対し右側(x軸正方向側)では右回転し、中立点Aに対し左側(x軸負方向側)では左回転することとなる。
また、軌跡Lは、操舵状況表示部110を中立点Aから終点Bまでをなぞって表示する。操舵角θの現在値が0°であれば図8(a)に示すように操舵状況表示部110上には中立点A以外何も表示されない。操舵角θの現在値が0°以外であれば、(式1)により操舵角θに対応した軌跡Lの終点Bが算出され、軌跡Lは操舵状況表示部110上を中立点Aから終点Bまでをなぞって連続して表示される。例えば操舵角θの現在値が390°である場合、図8(b)のように表示される。
図8(b)に示すように、操舵角θの現在値が390°である場合、終点Bの座標は
B(x、y)
={k・390+rcos(-390°+90°),rsin(-390°+90°)}
=(k・390−r/√2,r/2)
となる。
なお、回転半径rの値は一定でもよいし、操舵角θの値に応じて変更することとしてもよい。また、ステアリングホイール1は左右両回転ともに1回転以上すればよく、操舵角θは最小値が−360°以下、最大値が360°以上であればよい。
また、操舵状況表示部110は、ドライバの視認の連続性が保たれるものであれば必ずしも連続してなくとも、破線、ドット等であってもよい。さらに、図5〜図7では回転中心O1は原点Oから出発してx軸に沿ってx軸正方向側に移動している例を示すが、移動方向はy軸上から出発してx軸両方向のいずれかへ向かうものであればx軸に沿っていなくともよく、特に限定しない。
図9は、コントロールユニット120において実行される処理の流れを示すフローチャートである。以下、各ステップにつき説明する。
ステップS101では、イグニッションスイッチ103がONであるかどうかが判断され、ONであればステップS102へ移行し、OFFであればステップS106へ移行する。
ステップS102では、表示スイッチ104がONであるかどうかが判断され、ONであればステップS103へ移行し、OFFであればステップS106へ移行する。
ステップS103では、車速VSP≧35km/hであるかどうかが判断され、35km/h以上であればステップS106へ移行し、35km/h未満であればステップS104へ移行する。
ステップS104では、操舵状況表示部110上に軌跡Lを表示し、ステップS105へ移行する。
ステップS105では、イグニッションスイッチ103がONであるかどうかが判断され、ONであればステップS102へ移行し、OFFであればステップS106へ移行する。
ステップS106では、操舵状況表示部110上の軌跡Lの表示をOFFし、制御を終了してステップS101へ戻る
[インストルメントパネルへの表示]
図10は、インストルメントパネル10への軌跡Lの表示を示す図である。図10(a),(b),(c)はそれぞれ中立時、右約45°操舵時、右約450°操舵時を示す。図10における操舵状況表示部110は図6の(式1)を変形した曲線であり、回転中心O1の移動に伴って半径rを変化させたものである。すなわち、操舵状況表示部110は中立点Aから回転中心O1の周りを略360°回転する度に交点Pを形成し、メータ11〜14の外周に沿うよう、操舵状況表示部110の半径rを変化させる。
図10に示すように、ステアリングホイール1の右操舵が行われると、操舵角θの増加に伴って軌跡Lの回転中心O1もx軸正方向に移動する。また、回転中心O1周りの回転角も操舵角θとともに増加して略一致する。θ=0°(中立点A)、θ=45°、θ=450°とθが増加するに伴って終点Bも操舵状況表示部110上を移動し、操舵状況表示部110上において中立点Aと終点Bの間の発光素子を発光させ、軌跡Lとして表示する。
[実施例1の作用効果]
(1)本発明の表示手段に相当する操舵状況表示部110およびコントロールユニット120は、回転中心O1周りにステアリングホイール1の操舵角に対応するように操舵角情報を表示すると共に、回転中心O1の移動によって操舵方向情報を表示するようにした。
よって、ドライバは、操舵状況表示部110に表示されるステアリングホイール1の操舵角とほぼ一致する角度を示す操舵角情報からステアリングホイール1の操舵角を、また操舵方向と同じ方向に移動する回転中心O1による操舵方向情報からステアリングホイール1の操舵方向を直感的に認識することが可能となる。したがって、本実施例の運転支援装置6においては、ドライバは操舵状況表示部110の表示法則等を習得する必要なく、ステアリングホイールの操舵角や操舵方向といった操舵状況を把握することができる。
(2)コントロールユニット120は、操舵状況表示部110の中立点Aから、操舵角に応じた位置の終点Bまでの間の軌跡Lを表示するようにした。よって、中立点Aから描かれた軌跡Lの方向から容易に操舵方向を判断することが可能となるので、ステアリングホイール1の操舵角と操舵方向とを一緒に認識することができる。
(3)操舵状況表示部110は、ステアリングホイール1の中立位置から操舵角絶対値180°に対応する位置の間を結ぶ領域と、操舵角絶対値180°に対応する位置から操舵角絶対値360°に対応する位置の間を結ぶ領域とが交差する。よって、ステアリングホイール1の回転数を判断することが可能となるので、1回転以下の操舵角と1回転以上の操舵角とを容易に把握することができる。
(4)操舵状況表示部110の曲線ClとCrとは中立点Aに対し車幅方向に左右対称であって、ステアリングホイール1を左側へ操舵したときに曲線Clに操舵状況を表示し、ステアリングホイール1を右側へ操舵したときに曲線Crに操舵状況を表示するようにした。よって、ステアリングホイール1の操舵方向を容易に把握することができる。
(5)操舵状況表示部110の中立点Aに対し右側の曲線Crは右回転し、左側の曲線Clは左回転することとした。これにより、ステアリングホイール1の回転方向と軌跡Lの回転方向を一致させることで、回転の視認性をさらに向上させることができる。
(6)操舵状況表示部110および軌跡Lを、インストルメントパネル10の各種のメータ11〜14の周りに沿って配置したので、視線を車両前方に向けたまま、ステアリングホイール1の操舵状況を把握することができる。
(7)操舵角に一対一に対応するように回転中心O1周りに操舵角情報を表示すると共に、回転中心O1の移動により操舵方向情報を表示し、ドライバがステアリングホイール1の操舵角と操舵方向を同時に認識可能とするようにした。これにより、ドライバは操舵状況表示部110の表示法則等を習得する必要なく、ステアリングホイールの操舵角や操舵方向といった操舵状況を把握することができる。
実施例2につき図11および図12に基づき説明する。基本構成は実施例1と同様であるため異なる点についてのみ説明する。実施例1ではインストルメントパネル10に操舵状況表示部110を設けたが、実施例2ではドライバの前方視界内に遠方虚像表示装置(遠方虚像表示手段)10aを設け、この遠方虚像表示装置10aの表示画面に操舵状況表示部110と、この操舵状況表示部110上に軌跡Lを表示する点で実施例1と異なる。
図11は運転支援装置として遠方虚像表示装置10aを用いた車両の運転席付近を示す図、図12は虚像表示シート100aに表示された虚像を示す図である。遠方虚像表示装置10aは、表示コントロールユニットを備えた表示器(プロジェクタ)120aをダッシュボード5上に設置し、操舵状況表示部110および軌跡Lの虚像をフロントガラス4の運転席前方に張付けた虚像表示シート100aは投影する。
次に、本実施例の効果を説明する。
(8)操舵状況表示部110および軌跡Lを、遠方虚像表示装置10aにより運転席前方のフロントガラス4に張付けた虚像表示シート100aに表示することで、視線を車両前方に向けたまま、ステアリングホイール1の操舵状況を把握することができる。
実施例3につき図13ないし図15に基づき説明する。基本構成は実施例2と同様である。実施例3では、実施例2の遠方虚像表示装置10aに代えて液晶表示装置(液晶表示手段)10bを用いる点で異なる。
図13は運転支援装置として液晶表示手段10bを用いた車両の運転席付近を示す図である。液晶表示装置10bはダッシュボード5上であってドライバの前方に配置され、視界を妨げないよう透明液晶により形成されている。また、フロントガラス4の下方には遮光フィルム200bが貼付され、液晶表示装置10bに表示される軌跡Lと外光との干渉を抑制する。
図14、図15はそれぞれ低速時(例:5km/h)、高速時(例:80km/h)における液晶表示装置10bの表示を示す図である。図14および図15に示すように速度表示部500は低速時に比べて、高速時には大きく表示する。
(9)操舵状況表示部110および軌跡Lを、液晶表示装置10bにより表示することで、視線を車両前方に向けたまま、ステアリングホイール1の操舵状況を把握することができる。
実施例4につき図16ないし図20に基づき説明する。実施例4はドライバの前方視界内に車両後方の視界を表示するバックビューモニタ10cを備え、このバックビューモニタ10cの表示画面100c上に操舵状況表示部110および軌跡Lを表示する点で実施例3と異なる。
図16は車両後方を撮影するカメラ105を備えた車両のシステム図、図17は運転支援装置としてバックビューモニタ10cを用いた車両の運転席付近を示す図である。カメラ105が撮影した画像は、コントロールユニット120に入力され、操舵状況とともにバックビューモニタ10cに出力される。
図18、図19はそれぞれ操舵状況表示部110および軌跡Lを表示または非表示とした場合のバックビューモニタ10cの表示画面である。なお、図18、図19は駐車時における後方視界を示す。ドライバは所望により表示スイッチ104(図2参照)をON/OFFすることにより、軌跡Lの表示/非表示を切替える。
(10)バックビューモニタ10cの表示画面100c上に操舵状況表示部110および軌跡Lを表示するようにした。そのため、後方確認と同時にステアリングホイール1の操舵状況も把握できるので、車両後退時の視線異動量を低減し、ドライバの操作負荷を抑えることができる。
実施例5につき図20に基づき説明する。実施例5では遠方虚像表示装置10aに擬似的な転舵輪FL',FR'(転舵表示手段)を画像上に表示し、操舵角θおよび操舵方向に合わせ、表示された擬似転舵輪FL',FR'の画像の転舵量を変化させる点で実施例2と異なる。
図20は、擬似転舵輪FL',FR'の表示例である。同一画面上に軌跡L、擬似転舵輪FL',FR'、転舵方向を表示する。擬似転舵輪FL',FR'の転舵角度は操舵角に応じて計算で求め、中立位置の擬似転舵輪FL',FR'に対して実際の転舵角に対応して角度をつけて表示する。転舵方向130は、操舵方向と車両の前進および後進の判断に応じて、画面上の矢印131〜136で表示する。
図20では車両前進中に右方向操舵を行っている例を示しており、矢印133が表示される。
(11)操舵角θに応じて擬似転舵輪FL',FR'の向きを変えて転舵輪FL,FRが転舵している状態を直接表示し、さらに方向表示部130によって操舵方向を矢印表示するようにした。そのため、ドライバはステアリングホイール1の操舵状況と転舵輪FL,FRとの関係を把握することが可能となるので、ドライバは転舵輪FL,FRの転舵角に応じてステアリングホイール1の操舵を行うことが容易となる。
実施例6につき図21に基づき説明する。実施例6は、駐車時の目標操舵量を示すようにした点で実施例4と異なる。コントロールユニット120によって駐車時における目標操舵角θ*を演算し、操舵状況表示部110上にこの目標操舵角θ*に相当する目標終点B*を表示する。図21は、実施例4のバックビューモニタ10cにおいて操舵状況表示部110上に目標操舵角θ*を表示した例である。表示の際は、操舵角現在値θと目標操舵角θ*の差分Δθを明示するため、現在の終点Bと目標終点B*とが乖離している様を軌跡L*で表示する。この軌跡L*は、軌跡Lと識別可能な色彩で表示する。また、目標終点B*のみを点滅させるようにしても良い。
(12)目標終点B*を表示し、車庫入れ時における目標操舵角θ*をドライバに容易に認識させることで、ドライバはあとどれくらい操舵を行えばよいかがを一目で確認することが可能となる。後進車庫入れ時など、複雑な操舵を要求される場面でのドライバの負担を軽減することができる。
実施例7につき図22に基づき説明する。実施例1では中立点Aと交点Pが異なる点であったが、実施例7の操舵状況表示部110は中立点Aと交点Pが同一であり、中立点Aにおいてのみ交差する点で実施例1と異なる。実施例7ではステアリングホイール1の許容回転量は右側、左側ともに2回転未満であるため、交点Pも1つとされている。
図22(a),(b),(c)にそれぞれ中立時、右45°操舵時、左45°操舵時におけるステアリングホイール1と軌跡Lの関係を示す。このように操舵状況表示部110を設定することにより、実施例1の作用効果に加えてステアリングホイール1の許容回転量または表示レイアウトに合わせて適宜軌跡Lの表示を行うことができる。
以下、実施例7の変形例について列挙する。
[変形例1]
図23は、実施例7において中立点Aと交点Pの位置を変更し、AとPを互いに異なる位置に配置した例である。右操舵時と左操舵時で中立点Aを左右に移動させ、軌跡Lの回転方向をより印象付けるものである。
[変形例2]
図24は左右の操舵方向によって軌跡Lの色を変更する例である。図24(a)のように右操舵時には例えば軌跡Lを赤で表示し、図24(b)のように左操舵時には例えば青で表示するようにする。
[変形例3]
図25は、実施例7において操舵状況表示部110近傍に左右の操舵方向を文字で示す文字表示部140を設けた例である。実施例7−3では文字表示部140を操舵状況表示部110に囲まれた部分に設けるものとするが、ドライバが容易に認識可能な位置であれば他の位置であってもよい。
実施例8につき図26および図27に基づき説明する。実施例1ないし実施例7では、ドライバにステアリングホイール1の操舵状況を操舵状況表示部110を用いて視覚的に示していたが、本実施例では操舵状況表示部110に加えてスピーカ160、161を用いて操舵状況を聴覚的にも示すようにした点が異なる。
図26は本実施例の運転支援装置6の制御ブロック図である。実施例1で説明した運転支援装置6の構成に加えて、コントロールユニット120からの制御信号に基づいて操舵状況を音情報として生成する音源制御部150と、この音源制御部150で生成された音を流すスピーカ160、161が設けられている。音源制御部150は、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array:以下FPGAと記す)を用いた音階ボード等で形成されている。スピーカ160、161は図27に示すように、左右のAピラー200、201に設置されている。スピーカ160、161は、左右のAピラー200、201に設置するのみならず、ドアの内側側面や後方の位置に設けても良いし、2つ以上スピーカを用いてもよい。なお、音源制御部150は本発明の音報知部に、スピーカ160、161は本発明の音出力部に相当する。
[音報知部]
次に本発明の音報知部に相当する音源制御部150およびスピーカ160、161の作用について詳述する。
音源制御部150では、ステアリングホイール1の操舵量と、操舵速度と、操舵範囲と、操舵方向を示すように音を生成し、スピーカ160、161から音を流すように制御する。
ステアリングホイール1の操舵量は、操舵量に連動して変化する音によって示し、例えば操舵量が大きくなるほど音階を高くするように制御する。音の変化として、他にも音の強弱、音の高低、音色、音圧、周波数、音像の位置等を変化させてステアリングホイール1の操舵量を示しても良い。
ステアリングホイール1の操舵速度は音の変化の速度によって示し、操舵速度が大きいほど音の変化の速度も大きくなるように制御する。
ステアリングホイール1の操舵範囲は音の切替えによって示す。操舵範囲とは、中立位置から1回転操舵するまでの範囲、1回転操舵した位置から末切りまで操舵した位置までの範囲、末切りの位置を示し、例えば操舵範囲が切替わると音色が切替わるように制御する。
また、音源制御部150の音階ボードを2つ以上設けて、例えば1回転操舵するまでの範囲では単音で音を発し、1回転以上操舵する範囲では調和した和音を発すようにしても良い。
ステアリングホイール1の操舵方向は音の流れる方向によって示し、例えば右操舵時には右スピーカ160から音が流れるように、また左操舵時には左スピーカ161から音が流れるように制御する。
なお、2つのスピーカ160、161を設けず、1つのスピーカのみを設けても良い。この場合、ステアリングホイール1を右に操舵したときと左に操舵したときとで、例えば音色を切替えるようにすることで、ドライバは操舵方向を認識することができる。
次の効果を説明する。
(13)ステアリングホイール1の操舵状況を操舵状況表示部110によって視覚的示すとともに、本発明の音報知部に相当する音源制御部150およびスピーカ160、161によって聴覚的に示すこととした。よって、ドライバに対して操舵状況表示部110の表示の把握を容易にすることができる。
(14)音源制御部150およびスピーカ160、161は、ステアリングホイール1の操舵量を、操舵量に連動して変化する音によって示すこととした。よって、音の変化によって容易に操舵量を把握することができる。
(15)音源制御部150およびスピーカ160、161は、ステアリングホイール1操舵速度が大きいほど音の変化の速度も大きくなるように制御することとした。そのため、ドライバはステアリングホイール1に注視せずに操舵速度の把握することが可能となる。よって、例えばステアリングホイール1の操舵を誘導する誘導装置等により評価される操舵速度とドライバが把握する操舵速度が一致するので戸惑う可能性を低減できる。
また、例えばステアリングホイール1を操舵した位置からセルフアライニングトルクによって中立位置まで戻すような場合、ドライバが力を加えてステアリングホイール1を操舵しない。そのため、ステアリングホイール1の実際の操舵速度とドライバが認識している操舵速度が異なり、ドライバにとって不意な車両挙動が生じる場合がある。このような場合においても、音の変化の速度によってドライバはステアリングホイール1の操舵速度を把握し、操舵速度に応じた車両挙動を予測が可能となり、違和感を防ぐことができる。
(16)右に操舵したときには右スピーカ160から音を流し、左に操舵したときには左スピーカ161から音を流すこととした。よって、ドライバは容易にステアリングホイール1の操舵方向を認識することができる。
(17)ステアリングホイール1の操舵範囲によって、中立位置から1回転操舵するまでの範囲、1回転操舵した位置から末切りまで操舵した位置までの範囲、末切りの位置で、操舵範囲が切替わると音が切替わるようにした。よって、例えば、ドライバはステアリングホイール1の操舵角が1回転目、2回転目、末切り位置のそれぞれの位置にきたことを容易に把握することができる。
(18)音源制御部150の音階ボードを2つ以上設けて、例えば1回転操舵するまでの範囲では単音で音を発し、1回転以上操舵する範囲では和音を発するようにした。これにより、和音が発せられる1回転以上操舵する範囲が、単音で発せられる1回転操舵するまでの範囲と比べてドライバに強調してしめされる。よって、例えば、ステアリングホイール1を中立位置から1.4回転した場所が末切り位置となるような場合、1回転以上操舵する範囲が和音で強調されるので、不慣れな運転者であっても末切り位置の把握が容易になる。
実施例9につき図28に基づき説明する。
実施例1では図9のフローチャートに示すように、ステップS101ではイグニッションスイッチ103がONになったと判定するとステップS102へ移行したが、本実施例ではステップS101とステップS102との間で、操舵状況表示部110を形成する発光素子の点灯確認と、現在の操舵角の位置を示す表示を行うようにしている点が異なる。
図28はステップS101とステップS102との間で行う、操舵状況表示部110を形成する発光素子の点灯確認の作用を説明するフローチャートである。
ステップS101で、イグニッションスイッチ103がONであると判定されると、ステップS1011へ移行する。
ステップS1011では、操舵状況表示部110の発光素子を全て点灯し、ステップS1012へ移行する。なお、発光素子は同時に全てを点灯させるようにしても良いし、点灯するパターンを予め数種類用意するようにしても良い。
ステップS1012では、操舵状況表示部110の全ての発光素子のうち点灯しない発光素子があるかを判定し、点灯しない発光素子がある場合にはステップS1013へ移行し、点灯しない発光素子がない場合にはステップS1014へ移行する。
ステップS1013では、ステップS1012の判定を3回行ったか否かを判定し、3回行った場合はステップS102へ移行し、3回行っていない場合にはステップS1012へ戻る。
ステップS1014では、ステアリングホイール1の操舵角が中立位置にあるか否かを判定する。操舵角が中立位置にある場合にはステップS102へ移行し、中立位置にない場合にはステップS1015へ移行する。
ステップS1015では、操舵状況表示部110の発光素子を中立位置から、現在のステアリングホイールの操舵角を示す位置まで順番に点灯後、点滅を3回繰り返し、ステップS102へ移行する。
上記作用によって、操舵状況表示部110の全ての発光素子のうち点灯しない発光素子があれば、ドライバは予め点灯しない発光素子の存在を確認できる。また、前回イグニッションスイッチ103をOFFにしたときのステアリングホイール1の操舵角が中立位置でない場合には、操舵状況表示部110は操舵角を示すこととした。よって、ドライバが前回イグニッションスイッチ103をOFFにしたときのステアリングホイール1の操舵角を覚えていなくても、ドライバは現在の操舵角の容易に認識できる。
実施例10につき図29に基づき説明する。
実施例1では、車速が35km/h未満の場合には操舵状況表示部110に軌跡Lを表示するようにしたが、本実施例では車速に応じて軌跡Lを表示する輝度を変化させるようにした点が異なる。
図29は、車速に応じた輝度の変化を示すグラフである。縦軸は輝度1から輝度0に向かって表示が暗くなり、輝度0で表示がOFFの状態を示す。加速時には車速0km/hの停止状態では輝度1で表示し車速の上昇に応じて輝度が低下して35km/hで表示がOFFになる。一方、減速時には車速20km/h以上では表示はOFFのままであって、車速20km/h未満になると車速の低下に応じて輝度が上昇し、車速0km/hで輝度1となる。
上記作用によって、低速時のようにステアリングホイール1の操舵量が大きく、ドライバが現在の操舵角を誤る可能性が高い場合には、軌跡Lの輝度を高くして操舵状況の確認を容易に行えるようにできる。一方、高速時にはステアリングホイール1の操舵量は小さく、ドライバが現在の操舵角を誤る可能性は低い場合には、軌跡Lの輝度が低くして軌跡Lがドライバの目障りにならないようにできる。
実施例11につき図30に基づき説明する。
イグニッションスイッチ103をONした直後には操舵角センサ101等の各種センサは起動に時間を要する。そのため、ドライバがイグニッションスイッチ103をONした直後に発進しようとすると、ステアリングホイール1の操舵角を検出できていないため、操舵状況表示部110に操舵角を表示することができない虞がある。
そこで本実施例では、前回イグニッションスイッチ103をOFFにする直前の操舵角の情報に基づいて操舵状況表示部110に操舵角を表示するようにした。
図30は、地図情報と自車の現在位置を重ねて表示するナビゲーションシステムを表示するモニタ100dに、操舵状況表示部110を表示する例を示す。
操舵角センサ101、車速センサ102、イグニッションスイッチ103、表示スイッチ104からの各信号をコントロールユニット120に入力する。コントロールユニット120は各信号に応じて処理を行い、ビデオチップ170を制御する。
ビデオチップ170は、モニタ100dに表示する画像を生成するチップで、ビデオチップ170で生成された画像は、ビデオ・ランダム・アクセス・メモリ(Video Random Access Memory:以下VRAMと記載する)173を介してモニタ100dに送信される。また、ビデオチップ170で生成された画像は、フラッシュメモリ171にも記憶される。
スイッチング回路172はコントロールユニット120の制御によって、ビデオチップ170またはフラッシュメモリ171と、VRAM173との接続を切替える。通常は、ビデオチップ170とVRAM173とを接続するが、イグニッションスイッチ103がONになった直後はフラッシュメモリ171とVRAM173とを接続する。フラッシュメモリ171には、前回イグニッションスイッチ103をOFFにする直前の画像が記憶されているので、イグニッションスイッチ103をONにした直後でも、操舵状況表示部110に操舵角を表示することが可能となる。
よって、ドライバがイグニッションスイッチ103をONした直後に発進しようとしても、ドライバは操舵状況表示部110から操舵角を把握することができる。
(他の実施例)
以上、本発明の運転支援装置を実施例1ないし実施例11に基づき説明してきたが、具体的な構成についてはこれらに限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例1では操舵状況表示部110を曲線で形成したが、図31に示すように折れ線としてもよい。メータ11'〜14'の形状および表示レイアウトに合わせ、適宜折れ線とすることでレイアウト性が向上する。
実施例1における運転支援装置を搭載した車両の全体システム図である。 実施例1における運転支援装置の制御ブロック図である。 実施例1における車両のインストルメントパネル付近を示す図である。 実施例1におけるインストルメントパネルの斜視図である。 実施例1におけるインストルメントパネルの分解斜視図である。 実施例1における操舵状況表示の概念図である。 実施例1における操舵状況表示部110と軌跡Lの関係を示す図である。 実施例1におけるステアリングホイールの操舵角と操舵状況表示部の関係を数式で規定した例を示す図である。 実施例1における軌跡表示制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1におけるインストルメントパネルへの軌跡の表示を示す図である。 実施例2における遠方虚像表示装置を用いた車両の運転席付近を示す図である。 実施例2における虚像表示シートに表示された虚像を示す図である。 実施例3における液晶表示装置を用いた車両の運転席付近を示す図である。 実施例3における低速時の液晶表示装置の表示を示す図である。 実施例3における高速時の液晶表示装置の表示を示す図である。 実施例3におけるバックビューモニタを用いた車両のシステム図である。 実施例4におけるバックビューモニタを用いた車両の運転席付近を示す図である。 実施例4におけるバックビューモニタに操舵状況表示部と軌跡とを表示した表示画面の図である。 実施例4におけるバックビューモニタに操舵状況表示部と軌跡とを非表示した表示画面の図である。 実施例5における擬似転舵輪FL',FR'の表示例である。 実施例6の操舵状況表示部上に目標操舵角を表示した例である。 実施例7におけるステアリングホイールと軌跡との関係を示す図である。 実施例7における変形例を示す図である。 実施例7における変形例を示す図である。 実施例7における変形例を示す図である。 実施例8における運転支援装置の制御ブロック図である。 実施例8における音報知部による操舵角の報知の様子を示す図である。 実施例9における軌跡表示制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例10における操舵状況表示部の輝度の変化を示すグラフである。 実施例11における制御ブロック図である。 本願実施例の他の例である。
符号の説明
1 ステアリングホイール
101 操舵角センサ
110 操舵状況表示部
120 コントロールユニット
10 インストルメントパネル
11〜14 メータ
10a 遠方虚像表示装置
10b 液晶表示装置
10c バックビューモニタ
FL',FR' 擬似転舵輪
150 音源制御部
160、161 スピーカ

Claims (15)

  1. ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    ドライバに目視可能な位置に配置され、操舵状況を回転中心周りに表示可能な表示手段と、
    前記表示手段は、前記操舵角に対応して前記回転中心周りに操舵角情報を表示すると共に、前記回転中心の移動により操舵方向情報を表示することを特徴とする運転支援装置。
  2. 請求項1に記載の運転支援装置において、
    前記表示手段は、前記表示手段を前記ステアリングホイールの中立位置から前記操舵角に応じた位置の間を表示すること特徴とする運転支援装置。
  3. 請求項1または2のいずれか1つに記載の運転支援装置において、
    前記表示手段は、前記ステアリングホイールの中立位置から操舵角絶対値180°に対応する位置の間を結ぶ領域と、前記操舵角絶対値180°に対応する位置から前記操舵角絶対値360°に対応する位置の間を結ぶ領域とが交差することを特徴とする運転支援装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の運転支援装置において、
    前記表示手段は、前記ステアリングホイールを中立位置より左側へ操舵したときの操舵状況を示す左操舵部と、右側へ操舵したときの操舵状況を示す右操舵部とが、前記ステアリングホイールの中立位置を示す中立操舵部を中心に左右対称であることを特徴とする運転支援装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1つに記載の運転支援装置において、
    前記表示手段は、前記ステアリングホイールを中立位置より左操舵するときには左回転し、右操舵するときには右回転することを特徴とする運転支援装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の運転支援装置において、
    インストルメントパネルにメータを備え、
    前記表示手段は、前記メータの周囲に前記操舵角情報および操舵方向情報を表示することを特徴とする運転支援装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1つに記載の運転支援装置において、
    前記ドライバの前方視界内に遠方虚像表示部または液晶表示手段を設け、
    前記表示手段は、前記遠方虚像表示部または液晶表示手段の表示画面上に前記前記操舵角情報および操舵方向情報を表示すること
    を特徴とする運転支援装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の運転支援装置において、
    前記ドライバの前方視界内に、車両後方の視界を表示するバックビューモニタを備え、
    前記表示手段は、前記バックビューモニタの表示画面上に前記操舵角情報および操舵方向情報を表示すること
    を特徴とする運転支援装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の運転支援装置において、
    転舵輪の転舵状況を擬似タイヤの傾きによって表示する転舵表示手段を有することを特徴とする運転支援装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1つに記載の運転支援装置において、
    前記表示手段は、前記表示部にドライバが操舵すべき目標操舵角を表示することを特徴とする運転支援装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の運転支援装置において、
    ドライバに操舵状況を音で報知する音報知部を設け、
    前記音報知部は前記操舵角に応じて音を変化させることを特徴とする運転支援装置。
  12. 請求項11に記載の運転支援装置において、
    前記音報知部は、運転席に対して車幅方向の左側と右側とにそれぞれ音出力部を有し、
    前記音出力部は、ステアリングホイールの左方向に転舵した場合には運転席に対して車幅方向の左側の音出力部から音を発し、ステアリングホイールを右方向に転舵した場合には運転席に対して車幅方向の右側の音出力部から音を発することを特徴とする運転支援装置。
  13. 請求項11または請求項12に記載の運転支援装置において、
    前記音報知部は、前記操舵角が中立位置、1回転操舵した位置、末切りの位置のそれぞれにおいて音を変化させることを特徴とする運転支援装置。
  14. 請求項11ないし請求項13に記載の運転支援装置において、
    前記音報知部は、操舵角に応じて音を調和する、または音種を切替えることを特徴とする運転支援装置。
  15. ステアリングホイール操舵角に基づいて、操舵状況を回転中心周りに表示することで、ドライバに操舵状況を認識可能とする運転支援方法において、
    前記操舵角に一対一に対応するように前記回転中心周りに操舵角情報を表示すると共に、前記回転中心の移動により操舵方向情報を表示し、ドライバがステアリングホイールの操舵角と操舵方向とを同時に認識可能とすることを特徴とする運転支援方法。
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