JP2007052271A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高価なセンサを用いなくとも記録紙の主走査方向に対するスライド量を計測する。
【解決手段】 用紙位置ズレ検知センサ32は、長手方向が搬送方向に対して所定角度傾斜して配設された接触部321を備え、記録紙の先端が接触部321に接触したときにオンする。レジストセンサ31は、用紙位置ズレ検知センサ32に対して上流側に配設されている。CPU21は、レジストセンサ31が記録紙の先端部を検出してから用紙位置ズレ検知センサ32が記録紙の先端部を検出するまでの時間である先端計測値T1を計測し、計測した先端計測値T1を基に、記録紙の主走査方向に対するスライド量を計測する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複写機、ネットワークプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置では、記録紙をレジストローラの位置まで搬送する際、記録紙が搬送方向と直交する主走査方向に対して左側又は右側にスライドして搬送される事態がしばしば発生する。特に、給紙ユニットが本体装置に積層された画像形成装置や、本体装置に対して両面給紙ユニットがオプション接続された画像形成装置では、この記録紙のスライドが顕著に現れる。
これを防止するための従来技術として、給紙ユニット毎に主走査方向への印刷開始タイミングを調整できるようにし、記録紙の所定の印刷開始位置から画像を印刷する技術が開示されている。
しかしながら、上記印刷開始位置の調整は一定の技能が要求されるため、一般ユーザがこの調整を行うことは事実上不可能である。具体的には、サービスマンが客先に出向いてテスト印刷を行い、この印刷結果を基に給紙ユニット毎の補正値を決定して補正値を一つ一つ手動で不揮発性メモリに書込むことにより行われる。そして、この作業は装置を熟知したサービスマンであっても非常に煩わしいという問題があった。
そこで、この問題を解決するために、CCDを用いて、主走査方向に対する記録紙のスライド量を計測し、この計測結果に従って、記録紙の主走査方向への印刷開始位置を自動的に補正する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2002-292960号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、CCDを用いて主走査方向に対する記録紙のスライド量が計測されているため、コストが嵩むという問題がある。
本発明の目的は、CCD等の高価なセンサを用いなくとも、記録紙の主走査方向に対するスライド量を検出することができる画像形成装置を提供することである。
本発明による画像形成装置は、搬送手段によって搬送される記録紙の搬送経路上であって、レジストローラの上流側に設けられたレジストセンサと、記録紙の搬送方向に対して長手方向が所定角度傾斜された接点部を備え、前記レジストローラと前記レジストセンサとの間であって、記録紙の頂点の通過地点の近傍に配設され、記録紙の先端部が前記接点部に接触することでオンする検出センサと、前記レジストセンサにより記録紙の先端部が検出されてから、前記検出センサにより前記先端部が検出されるまでの時間である先端計測値を計測し、その先端計測値を基に、搬送方向に直交する主走査方向に対する記録紙のスライド量を計測する計測手段とを備えることを特徴とする。
また、上記構成において、前記計測手段は、記録紙が主走査方向に対してスライドしていない場合において、前記レジストセンサにより記録紙の先端部が検出されてから、前記検出センサにより記録紙の先端部が検出されるまでの時間である先端基準計測値を予め記憶し、計測した先端計測値と前記先端基準計測値との差を基に、記録紙の主走査方向へのスライド量を計測することが好ましい。
また、上記構成において、前記先端基準計測値と計測された先端計測値との差とから定められる主走査方向のスライド量に基づいて、記録紙が主走査方向の所定の印刷開始位置から印刷されるように印刷開始タイミングを補正する補正手段を更に備えることが好ましい。
また、上記構成において、ユーザからの操作指令を受け付ける操作手段を更に備え、前記計測手段は、ユーザからの操作指令を基に、前記先端基準計測値を計測した先端計測値で更新すると共に、前記補正手段により補正された印刷開始タイミングで補正前の印刷開始タイミングを更新することが好ましい。
また、上記構成において、前記レジストローラは、記録紙の後端が前記レジストセンサを通過する前に、記録紙のスキューを補正し、前記計測手段は、前記レジストセンサにより記録紙の後端部が検出されてから、前記検出センサにより記録紙の後端部が検出されるまでの時間である後端計測値を算出し、その後端計測値を基に、記録紙のスキューの有無を判定することが好ましい。
また、上記構成において、前記計測手段は、記録紙にスキューが生じてない場合において、前記レジストセンサにより記録紙の後端部が検出されてから、前記検出センサにより記録紙の後端部が検出されるまでの時間である後端基準計測値を予め記憶し、計測した後端計測値と前記後端基準計測値との差を基に、記録紙のスキューの有無を判定することが好ましい。
また、上記構成において、前記計測手段は、計測した後端計測値と前記後端基準計測値との差が所定の基準値を超える場合、前記搬送手段による記録紙の搬送を停止させることが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、記録紙の搬送経路上、上流側から順番にレジストセンサ、検出センサ、レジストローラが配設されている。そして、検出センサは記録紙と接触することでオンする機械式のセンサであり、長手方向が記録紙の搬送方向に対して所定角度傾斜して配設されている。
そのため、レジストセンサが記録紙の先端部を検出してから検出センサが記録紙の先端部を検出するまでの時間である先端計測値は、記録紙の主走査方向に対するスライド量に応じて異なるものとなる。従って、先端計測値が分かれば、記録紙の主走査方向に対するスライド量を計測することができる。また、検出センサは記録紙と接触することでオンする機械式のセンサであるため、CCDのようなセンサを用いる場合に比べて、コストを削減することができる。
請求項2記載の発明によれば、記録紙が主走査方向に対してスライドしていない場合における先端計測値を先端基準計測値として予め求めて記憶させておき、測定された先端計測値と先端基準計測値との差を基に、記録紙の主走査方向に対するスライド量が算出されているため、記録紙のスライド量を簡便に算出することができる。
請求項3記載の発明によれば、先端基準計測値に対して予め定められた印刷開始基準タイミングが、計測した先端計測値と先端基準計測値との差に基づいて、記録紙の所定の印刷開始位置から印刷されるように自動的に補正されるため、ユーザは煩わしい調整作業を行わなくとも、所定の印刷開始位置から記録紙の印刷を開始させることができる。
請求項4記載の発明によれば、ユーザは、操作部を操作することにより、測定手段が計測した先端計測値で先端基準計測値を更新すると共に、補正手段により補正された印刷開始タイミングを印刷開始基準タイミングとして更新することができるため、先端基準計測値及び印刷開始基準タイミングとの変更作業を容易に行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、レジストローラによりスキューが補正された後であっても、記録紙がスキューしている場合は、記録紙の後端部がレジストセンサにより検出されてから検出センサにより検出されるまでの時間である後端計測値が、スキュー量に応じて異なる値となるため、レジストローラによっても補正することができなかった記録紙のスキューを検出することができる。
請求項6記載の発明によれば、予め定められた後端基準計測値と計測した後端計測値との差を基に、記録紙のスキューの有無が判定されているため、簡便な処理により記録紙のスキューの有無を判定することができる。
請求項7記載の発明によれば、後端計測値と後端基準計測値との差が所定のジャム判定基準値を超える場合、記録紙の搬送が停止されるため、スキューが大きいために生じる紙ジャムを未然に防ぐことができると共に、紙ジャムが実際に発生している状態において、記録紙の搬送が継続して行われることを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態による画像形成装置1を示す回路のブロック図である。画像形成装置1は、ネットワークプリンタから構成され、画像処理部10、制御部20、搬送部30、画像形成部40、及び操作部50を備えている。
画像処理部10は、CPU(Central processing unit)11、ROM(Read only memory)12、インターフェイス回路13,14,17、RAM(Random access memory)15、及びASIC16を備えている。CPU11〜インターフェイス回路17はバスラインを介して種々のデータが相互に送受信可能に接続されている。
CPU11は、ROM12に記憶された制御プログラムを実行し、画像処理部10を構成する各ブロックを制御すると共に、外部装置60から出力された画像データに対してシェーディング補正やγ補正等の所定の画像処理を施す。ROM12は、CPU11が画像処理部10を制御するための制御プログラムを記憶する。インターフェイス回路13は、外部装置60に対して種々のデータを出力すると共に、外部装置60から出力される画像データやユーザからの種々のコマンド等を受け付け、外部装置60との通信を制御する。インターフェイス回路14は、操作部50により受け付けられたユーザからの種々のコマンドを受け付け、バスラインを介してCPU11等に出力する。RAM15は、画像処理部10を構成する各ブロックのワークメモリとして用いられる。ASIC16は、外部装置60から出力された画像データに対して、フィルタ処理等の所定の画像処理を施す。インターフェイス回路17は、ASIC16により所定の画像処理が施された画像データ等を制御部20に出力すると共に、制御部20から出力される種々のデータを受け付ける等の処理を行い、制御部20との通信を制御する。
制御部20は、CPU21(計測手段及び補正手段の一例)、ROM22、RAM23、不揮発性メモリ(計測手段及び補正手段の一例)24、インターフェイス回路25、及びポート26を備え、画像形成装置1の全体制御を司る。CPU21は、ROMに記憶された制御プログラムを実行し、制御部20を構成する各種ブロックを制御して、画像形成装置1全体を制御する。ROM22は、CPU21によって実行される制御プログラムを記憶する。RAM23は、制御部20を構成する各ブロックのワークメモリとして用いられる。
不揮発性メモリ24は、EPROM(erasable and programmable ROM)等から構成され、図2に示すように、先端基準計測値T、後端基準計測値X、ジャム判定基準値Y、及び印刷開始基準ドットZを記憶している。先端基準計測値Tは、記録紙が主走査方向に対して左右にスライドていない場合において、記録紙の先端部がレジストセンサ31に検出されてから用紙位置ズレ検知センサ32に検出されるまでの時間を示す。後端基準計測値Xは、記録紙にスキューが生じていない場合において、記録紙の後端部がレジストセンサ31に検出されてから用紙位置ズレ検知センサ32に検出されるまでの時間を示す。
ジャム判定基準値Yは、記録紙の後端部がレジストセンサ31に検出されてから用紙位置ズレ検知センサ32に検出されるまでの時間を基に、紙ジャムが発生したか否かを判定する際に使用される閾値である。
印刷開始基準ドットZは、記録紙が主走査方向に対して左右にスライドしていない場合において、水平同期信号BDが発生してから露光を開始するタイミングを決定するためのドットクロックのパルス数を示す。
ここで、図2に示す各種値は、A4サイズの記録紙に対するものであり、本実施の形態では、先端基準計測値TとしてT=30msec、後端基準計測値XとしてX=50msec、ジャム判定基準値Yとして、Y=20msec、印刷開始基準ドットZとしてZ=342ドットが採用されている。なお、不揮発性メモリ24は、B4、A3等の記録紙のサイズ毎の先端基準計測値T〜印刷開始基準ドットZの値を記憶してもよい。
図1に示すインターフェイス回路25は、インターフェイス回路17を介して、画像処理部10から出力される画像データや外部装置60から出力されたコマンド等を受信すると共に、制御部20から出力される種々のデータを画像処理部10に対して出力し、画像処理部10との通信の制御を行う。
ポート26は、搬送部30を制御するための種々の信号を搬送部30に出力すると共に、搬送部30から出力される種々の信号を受け付ける。
搬送部30は、レジストセンサ31、用紙位置ズレ検知センサ(検出センサの一例)32、給紙クラッチ33、給紙ローラ34、レジストクラッチ35、及びレジストローラ36を備えている。レジストセンサ31は、例えば反射型の光センサから構成され、搬送経路に沿って搬送される記録紙からの反射光を受光することで、記録紙を検出し、検出信号をポート26を介してCPU21に出力する。用紙位置ズレ検知センサ32は、マイクロスイッチから構成され、接点部に記録紙が接触することでオンして記録紙の端部を検出し、検出信号をポート26を介してCPU21に出力する。
給紙クラッチ33は、モータを含み、制御部20の制御の下、モータからのトルクを給紙ローラに伝達したり遮断したりして給紙ローラ34を駆動させる。給紙ローラ34は、記録紙の搬送経路上の所定の箇所に配設され、給紙カセットから1枚の記録紙をピックアップし、この記録紙を画像形成部に搬送させて画像形成させた後、排出トレイに排出する。レジストクラッチ35は、モータを含み、制御部20の制御の下、モータからのトルクをレジストローラに伝達したり遮断したりしてレジストローラ36を駆動させる。レジストローラ36は、記録紙の搬送経路上、画像形成部40の上流側に配設され、記録紙のスキューを修正する。
画像形成部40は、露光部41、現像部42、及び定着部43を備えている。露光部41は、画像データに応じて強度変調されたレーザビームを射出するレーザ光源と、レーザ光源を主走査方向に走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによる反射光を感光体ドラムへと導く光学系と、レーザビームによって画像データに応じた静電潜像が形成される感光体ドラムと、レーザビームが1ラインを走査する毎にレーザビームを受光して水平同期信号BDを制御部20に出力する水平同期センサ411とを備えている。
現像部42は、静電潜像が形成された感光体ドラムにトナーを供給して感光体ドラム上にトナー像を形成する。定着部43は、トナー像が形成された記録紙を加熱して、トナー像を記録紙に定着させる。
外部装置60は、通信機能を備えるパーソナルコンピュータから構成され、アプリケーションソフトウェア等を用いて作成された画像データを画像形成装置1に出力する。
図3は、レジストローラ36等の配置関係を示した図である。図3に示すように、搬送方向上流側から順に、レジストセンサ31、用紙位置ズレ検知センサ32、レジストローラ36が配設されている。レジストローラ36は、上下一対のローラから構成され、各ローラは搬送方向に直交する主走査方向を長手方向とする円筒形状を有している。そして、両ローラを接触させて給紙ローラ34によって搬送される記録紙を堰き止めて記録紙を撓ませ、所定時間経過後に接触状態にある給紙ローラ34を非接触状態にして記録紙を開放することで、記録紙のスキューを補正する。ここで、記録紙のスキューとは、記録紙の搬送方向側の記録紙の辺の向きが当該搬送方向に対して平行ではなく、記録紙が右又は左に傾斜している状態をいう。
用紙位置ズレ検知センサ32は、主走査方向の左端又は右端に配設され、接触部321と本体部322と、スイッチ部323とを含む。接触部321は、平板状の部材であり、搬送される記録紙の端部が接触すると、本体部322の左下の端部を軸心として、記録紙からの力により矢印B方向に移動してスイッチ部323が本体部322に進入することでオンする。ここで、接触部321は、長手方向が搬送方向に対して所定角度θ傾斜されて配設されている。また、レジストセンサ31は、主走査方向の中央部に配設されている。なお、角度θとしては、30度〜60度が好ましく、より好ましくは45度である。
次に、図1に示す画像形成装置の動作について説明する。図4は、図1に示す画像形成装置が記録紙の主走査方向に対するスライド量を計測する処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、操作部50によりユーザからの印刷を開始するためのコマンドが受け付けられ、そのコマンドが画像処理部10を介して制御部20に入力されると、制御部20は、給紙クラッチ33に印刷動作を開始するための制御信号を出力する。給紙クラッチ33は給紙ローラ34を駆動し、給紙カセットから1枚の記録紙をピックアップし、記録紙の給紙動作を開始する。
ステップS2において、レジストセンサ31が記録紙の先端部分を検知してオンすると(ステップS2でYES)、レジストセンサ31は記録紙の先端部分を検知したことを示す検知信号を制御部20に出力し、CPU21は、この検知信号を受け付け、記録紙の先端部分がレジストセンサ31により検出されてから用紙位置ズレ検知センサ32に検出されるまでの時間である先端計測値T1を計測するためのタイマをスタートさせ、計時動作を開始する(S3)。
ステップS4において、用紙位置ズレ検知センサ32が、記録紙の先端部を検知してオンし、記録紙の先端部を検知したことを示す検知信号を制御部20に出力すると(S4でYES)、ステップS5において、CPU21は、タイマをストップさせ、このときのタイマの値を先端計測値T1としてRAM23に記憶させる。
図5(a)は、記録紙が主走査方向に対して左側にスライドしている状況を示す図である。この場合、用紙位置ズレ検知センサ32は、接触部321が副走査方向に対して長手方向が右斜め上となるように傾斜して配設されている。従って、記録紙が主走査方向に対して左側にスライドしている場合、レジストセンサ31が記録紙の先端部を検出してから用紙位置ズレ検知センサ32が記録紙の先端部を検出するまでの時間(先端計測値T1)は、先端基準計測値Tよりも短くなる。
図5(b)は、記録紙が主走査方向に対して右側にスライドしている状況を示す図である。この場合、左側にスライドしている場合と同様の理由により、先端計測値T1は、先端基準計測値Tよりも長くなる。したがって、先端計測値T1を測定し、先端基準計測値Tと比較することにより、記録紙が主走査方向に対して左側又は右側にどれだけスライドているかを特定することが可能となる。
なお、厳密に言えば、記録紙がスキューしている場合もスキューした量に応じて、先端計測値T1は異なる値となるが、ここでは、スキューを無視し、主走査方向に対して左側又は右側にどれだけスライドしているかを特定するものとする。
ステップS6において、CPU21は、不揮発性メモリ24に先端基準計測値Tが記憶されていない場合(S6でNO)、記録紙の主走査方向に対するスライド量を特定することができないため、処理をステップS12に進める。一方、ステップS6において、CPU21は、不揮発性メモリ24に先端基準計測値Tが記憶されている場合(S6でYES)、不揮発性メモリ24により記憶されている先端基準計測値Tと先程計測した先端計測値T1との値が等しいか否かを判定する(S7)。
そして、CPU21は、先端基準計測値Tと先端計測値T1とが等しいと判定した場合(ステップS7でYES)、記録紙は主走査方向に対してスライドていないため、処理をステップS12に進める。一方、ステップS7において、CPU21は、先端基準計測値Tと先端計測値T1とが等しくないと判定した場合(ステップS7でNO)、先端基準計測値Tが先端計測値T1より大きいか否かを判定する(S8)。
ステップS8において、CPU21は、先端計測値T1が先端基準計測値Tより小さいと判定した場合(ステップS8でYES)、先端基準計測値Tから先端計測値T1を減じて先端差分値T2(=T−T1)を算出する(S10)。
一方、ステップS8において、CPU21は、先端基準計測値Tが先端計測値T1より小さいと判定した場合(ステップS8でNO)、先端計測値T1から先端基準計測値Tを減じ、先端差分値T2(=T1−T)を算出する(S9)。
ステップS11において、CPU21は、先端差分値T2の値を用いて、水平同期センサ411から水平同期信号BDを受け付けてから記録紙に印刷を開始するまで印刷開始タイミングを定めるための印刷開始ドットを算出する。
図6は600dpi(ドット/インチ)の解像度で画像を形成する本画像形成装置の画像データによる露光開始タイミングを示した図である。画像形成装置は、所定速度で回転するポリゴンミラーに画像データが載ったレーザビームを射出して、レーザビームを主走査方向に走査させ、感光体ドラムを照射して感光体ドラムの表面に画像データによる静電潜像を形成する。このとき、レーザビームは、主走査1ラインの走査を開始する直前に水平同期センサ411により検出され、水平同期センサ411は、水平同期信号BDをCPU21に出力する。
図6の場合、CPU21は、水平同期信号BDが入力されてから、1ドットの出力タイミングを定めるドットクロックのカウントを開始し、342ドットカウントしたときにレーザビームに画像データを載せ、感光体ドラムへの露光を開始する。この342ドットは、印刷開始基準ドットZであり、A4サイズの記録紙が主走査方向に対してスライドしていない場合において、画像が所定の印刷開始位置から印刷が開始されるように予め算出された値である。
先端基準計測値Tと先端計測値T1との差である先端差分値T2を求め、この先端差分値T2にドットクロックの周波数を乗ずることにより先端差分値T2に対するドット数が分かり、記録紙が主走査方向に対して右側にスライドしている場合は、算出したドット数を印刷開始基準ドットZに加算し、記録紙が主走査方向に対して左側にスライドしている場合は、算出したドット数を印刷開始基準ドットZから減ずることにより、記録紙が左右方向にスライドしていても、記録紙に対する所定の印刷開始位置から画像を形成することができる。
図5(a)において、記録紙の搬送速度を200mm/sec、先端基準計測値TをT=30msecとし、先端計測値T1がT1=20msecと計測された場合、まず、記録紙がスライドしていないときにおける、すなわち先端基準計測値T=30msecにおけるレジストセンサ31から用紙位置ズレ検知センサ32までの搬送距離は、200mm/sec×30msec=6mmと算出される。一方、先端計測値T1=20msecにおける同距離は、200mm/sec×20msec=4mmと算出され、両距離の差は2mmと算出される。ここで、用紙位置ズレ検知センサ32の接触部321は搬送方向に対して角度θ=45度で配設されているため、この両距離の差がそのまま、記録紙の主走査方向の左側へのスライド量となる。
従って、この場合、印刷開始タイミングを2mm分だけ早くすれば、記録紙に対して適正な位置から印刷を開始させることができる。具体的には、本画像形成装置の解像度は600dpiであり、2mm分をドット数に換算すると47ドットとなるため、CPU21は水平同期信号BDを検出してから、印刷基準開始ドット数である342ドットから47ドットを差し引いた295ドット分、ドットクロックをカウントしたときに、レーザビームに画像データを載せて感光体ドラムへの露光が開始されるように露光部41を制御すれば、記録紙に対する所定の印刷開始位置から印刷を開始させることができる。
なお、複数の先端差分値T2と各先端差分値T2に対するドット数とが対応づけられたルックアップテーブルを予め作成して不揮発性メモリ24に記憶させておき、CPU21は、算出した先端差分値T2に対するドット数をこのルックアップテーブルから読み出し、印刷開始基準ドットZを補正してもよい。
ステップS12において、露光部41は感光体ドラムに対して露光を開始して印刷プロセスを開始する。そして、記録紙にトナー像が定着され、印刷プロセスが終了すると(S13でYES)、画像が形成された記録紙が排出され、処理が終了される。一方、印刷プロセスが終了しない場合は(S13でNO)、印刷プロセスが継続して行われる。
以上により、記録紙が主走査方向に対して左右にスライドしていても、画像形成装置がそのスライド量を計測して、印刷開始位置を自動的に補正するため、サービスマン等が調整を行わなくとも、記録紙に対して適正な位置から印刷を開始させることができる。
ここで、サービスマン、或いは生産ラインにいる検査員は、この印刷結果を見て、記録紙に対して所定の印刷開始位置から印刷が開始されているか否かの確認作業を行い、所定の印刷開始位置から印刷が開始されている場合は、操作部50、或いは外部装置60を用いて、現在、不揮発性メモリ24に記憶されている先端基準計測値Tを先端計測値T1で更新するコマンドを入力することで、先端基準計測値Tを先端計測値T1で更新させてもよい。つまり、ステップS14において、CPU21は、この更新させるためのコマンドを受け付けると(S14でYES)、不揮発性メモリ24に印刷開始基準ドットZが記憶されている場合は(S15でYES)、不揮発性メモリ24に記憶されている印刷開始基準ドットZを342ドットから295ドットに更新すると共に、先端基準計測値Tを先端計測値T1で更新する(S16)。一方、ステップS14において、サービスマンがこの印刷結果を見て、所定の印刷開始位置から印刷が開始されていないと判定する等の理由により、CPU21は、この更新コマンドを受け付けなかった場合(S14でNO)、或いは、不揮発性メモリに先端基準計測値T及び印刷開始基準ドットZが記憶されていない場合(S15でNO)、不揮発性メモリ24に記憶されたデータを更新することなく処理を終了する。この場合、再度測定をやり直す等してもよい。なお、他のサイズの記録紙に対しては、以上の処理結果を利用して、他のサイズの記録紙に対するスライド量を求め、そのスライド量から他のサイズの記録紙に対する印刷開始タイミングを調整すればよい。
次に、用紙スキューを検出し、その検出結果から紙ジャムを判断する方法について説明する。図7は、その処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS20において、操作部50によりユーザからの印刷を開始するためのコマンドが受け付けられ、そのコマンドが画像処理部10を介して制御部20に入力されると、制御部20は、給紙クラッチ33に印刷動作を開始するための制御信号を出力し、給紙クラッチ33は給紙ローラ34を駆動し、給紙カセットから1枚の記録紙をピックアップし、記録紙の給紙動作を開始する。
ステップS21において、レジストローラ36は、CPU21の制御の下、給紙ローラ34により搬送される記録紙を所定時間堰き止めて撓ませ、堰き止めを解除することで、記録紙のスキューを補正する。
ステップS22において、レジストセンサ31は、記録紙の後端部が通過するとオフして(S22でYES)、記録紙の後端部を検出したことを示す検出信号をCPU21に出力する。なお、レジストセンサ31が記録紙の後端部を検出しない場合は、レジストセンサ31上には記録紙が存在するためオン状態を持続する。
ステップS23において、CPU21は、レジストセンサ31から記録紙の後端部を検出したことを示す検出信号を受け付けると、記録紙の後端部がレジストセンサ31を通過してから用紙位置ズレ検知センサ32に到達するまでの時間(後端計測値X1)を計測するためのタイマをスタートする。
ステップS24において、用紙位置ズレ検知センサ32は、記録紙の後端部を検出すると(ステップS24でYES)、タイマをストップさせ(S25)、このときのタイマの値を後端計測値X1としてRAM23に記憶させる。一方、用紙位置ズレ検知センサ32は、記録紙の後端部を検出しない場合(ステップS24でNO)、処理をステップS24に戻す。
図8は、記録紙のスキューの状態を示す図面であり、(a)は点線で示すように記録紙が搬送方向に対して左側にスキューしている状態を示し、(b)は点線で示すように、記録紙が搬送方向に対して右側にスキューしている状態を示している。図8に示すように用紙位置ズレ検知センサ32は、接触部321の長手方向が右斜め上を向くように配設されているため、(a)に示すように記録紙が左側にスキューしている場合、後端計測値X1は、スキューしてない場合に比べて大きくなる。一方、(b)に示すように記録紙が右側にスキューしている場合、後端計測値X1は、スキューしていない場合に比べて小さくなる。そのため、後端計測値X1を計測し、スキューが発生していない場合の後端計測値X1である後端基準計測値Xと後端計測値X1とを比較することにより、記録紙のスキューを検出することが可能となる。
図8(a)において、例えば、記録紙の搬送速度(線速)を100mm/secとし、後端計測値X1がX=70msecと計測されたとすると、後端基準計測値Xは50msecであるため(図2)、記録紙の後端部は、スキューが発生していない場合に比べて、20msec遅く到達することになる。これにより、記録紙は左側にスキューしていることが分かる。
この場合、20msecの遅れをA4サイズ(297mm×110mm)の記録紙において、記録紙の左下の頂点のずれは2mm(=100(mm/sec)×20(msec))と算出され、記録紙の左側の先端はスキューが生じていない場合に比べ、約5.66mm(=2mm×297mm/105mm)遅れることになる。なお、厳密に言えば、記録紙が主走査方向に対してスライドしている場合であっても、そのスライド量に応じて後端計測値X1は異なる値となるが、この場合、記録紙にスキューのみが発生しているものとする。
ステップS26において、CPU21は、不揮発性メモリ24に、後端基準計測値Xが記憶されていない場合(S26でNO)、処理をステップS33に進める。一方、CPU21は、不揮発性メモリ24に既に後端基準計測値Xが記憶されている場合(S26でYES)、後端基準計測値Xと後端計測値X1とが等しいか否かを判定する(S27)。
ステップS27において、CPU21は、後端基準計測値Xと後端計測値X1とが等しいと判定した場合(S27でYES)、処理をステップS33に進める。
ステップS28において、CPU21は、後端計測値X1が後端基準計測値Xより大きいか否かを判定し、後端基準計測値X>後端計測値X1の場合(S28でYES)、すなわち、記録紙が右側にスキューしている場合、後端基準計測値Xから後端計測値X1を減じ、後端差分値X2を算出する(S29)。一方、ステップS28において、CPU21は、後端計測値X1>後端基準計測値Xと判定した場合(S28でNO)、すなわち、記録紙が左側にスキューしている場合、後端計測値X1から後端基準計測値Xを減じ、後端差分値X2を算出する。
ステップS31において、CPU21は、後端差分値X2と、ジャム判定基準値Yとを比較し、後端差分値X2がジャム判定基準値Yより小さい場合(ステップS31でNO)は、紙ジャムが発生する可能性は低いと判定して処理をステップS33に進める。一方、後端差分値X2がジャム判定基準値Yより大きい場合(ステップS31でYES)、CPU21は紙ジャムが発生する可能性が高い、或いは実際に紙ジャムが発生していると判断して(S32)、処理を終了する。本実施の形態では、図2に示すように、ジャム判定基準値Yは20msecと規定されている。これにより、紙ジャムの発生を未然に防止する、或いは紙ジャムが発生しているにも関わらず記録紙が継続して搬送されることを防止することができる。なお、ジャム判定基準値Yは、A4サイズの記録紙に対して定められた値であり、記録紙のサイズが異なれば、このジャム判定基準値Yは異なる値となる。
ステップS33において、露光部41は感光体ドラムに対して露光を開始して印刷プロセスを開始する。ここで、CPU21は、図4に示すフローチャートによって算出された、記録紙の左右へのスライドが修正されるように、印刷開始タイミングを調節して、感光体ドラムへの露光を開始し、印刷プロセスを開始する(S33)。そして、記録紙にトナー像が定着され、印刷プロセスが終了すると(S34でYES)、画像が形成された記録紙が排出される。一方、印刷プロセスが終了しない場合は(S34でNO)、印刷プロセスが継続して行われる。
ここで、サービスマン、或いは生産ラインにいる検査員は、この印刷結果を見てスキューが発生しているかの確認作業を行い、スキューが発生していない場合は、操作部50、或いは外部装置60を操作して、現在、不揮発性メモリ24に記憶されている後端基準計測値Xを後端計測値X1で更新するコマンドを入力することで、後端基準計測値Xを後端計測値X1で更新させてもよい。つまり、ステップS35において、CPU21は、この更新させるためのコマンドを受け付け(S35でYES)、後端計測値X1が記憶されている場合は(S36でYES)、後端基準計測値Xを後端計測値X1で更新する(S37)。一方、ステップS35において、サービスマンがこの印刷結果を見て、所定の印刷開始位置から印刷が開始されていないと判定する等の理由により、CPU21は、この更新コマンドを受け付けなかった場合(S35でNO)、或いは、不揮発性メモリ24に後端基準計測値Xが記憶されていない場合(S36でNO)、不揮発性メモリ24に記憶されたデータを更新することなく処理を終了する。この場合、再度測定を行なう等してもよい。なお、他のサイズの記録紙に対しては、以上の処理結果を利用して、他のサイズの記録紙に対するスライド量を求め、そのスライド量から他のサイズの記録紙に対する印刷開始タイミングを調整してもよい。
以上説明したように本画像形成装置によれば、用紙位置ズレ検知センサ32の接触部321を搬送方向に対して所定角度傾斜させて配設し、レジストセンサ31が記録紙の先端部を検出してから用紙位置ズレ検知センサ32が記録紙の先端部を検出するまでの時間である先端計測値T1を測定し、先端基準計測値Tと比較して記録紙の主走査方向に対するスライド量を計測しているため、CCDを用いなくとも安価な構成により記録紙の主走査方向に対するスライド量を計測することができる。
また、計測した主走査方向に対するスライド量から記録紙の所定の印刷開始位置から印刷が開始されるように、印刷開始タイミングが補正されるため、ユーザは印刷開始タイミングを調整するといった煩雑な作業を行なわなくとも、自動的に所定の印刷開始位置から印刷を開始させることができる。
また、レジストローラ36によってスキューが補正された後において、後端計測値X1を計測し、後端基準計測値Xとの差分である後端差分値X2からスキューの有無が判定され、後端差分値X2がジャム判定基準値Yより大きい場合は、スキュー量が大きく、紙ジャムが発生する、或いは実際に紙ジャムが発生していると判定され、記録紙の搬送が停止されるため、安価な構成により紙ジャムを誘発するようなスキューを検出し、紙ジャムを未然に防止する、紙ジャムが発生した状態において記録紙の搬送が継続して行われることを防止することができる。
本発明の実施の形態による画像形成装置を示す回路のブロック図である。 不揮発性メモリに記憶されたデータを示した図である。 レジストローラ等の配置関係を示した図である。 図1に示す画像形成装置が記録紙の主走査方向に対するスライド量を計測する処理を示すフローチャートである。 記録紙が主走査方向に対してスライドしている状況を示した図である。 本画像形成装置の画像データによる露光開始タイミングを示した図である。 用紙スキューを検出し、その検出結果から紙ジャムを判断する処理を示すフローチャートである。 記録紙のスキューの状態を示す図面であり、(a)は点線で示すように記録紙が搬送方向に対して左側にスキューしている状態を示し、(b)は点線で示すように、記録紙が搬送方向に対して右側にスキューしている状態を示している。
符号の説明
1 画像形成装置
10 画像処理部
11,21 CPU
12,22 ROM
15,23 RAM
13,14,17,25 インターフェイス回路
20 制御部
24 不揮発性メモリ
26 ポート
30 搬送部
31 レジストセンサ
32 用紙位置ズレ検知センサ
33 給紙クラッチ
34 給紙ローラ
35 レジストクラッチ
36 レジストローラ
40 画像形成部
41 露光部
42 現像部
43 定着部
50 操作部
60 外部装置
321 接触部
322 本体部
411 水平同期センサ
BD 水平同期信号
T 先端基準計測値
T1 先端計測値
T2 先端差分値
X 後端基準計測値
X1 後端計測値
X2 後端差分値
Y ジャム判定基準値
Z 印刷開始基準ドット
θ 角度

Claims (7)

  1. 搬送手段によって搬送される記録紙の搬送経路上であって、レジストローラの上流側に設けられたレジストセンサと、
    記録紙の搬送方向に対して長手方向が所定角度傾斜された接点部を備え、前記レジストローラと前記レジストセンサとの間であって、記録紙の頂点の通過地点の近傍に配設され、記録紙の先端部が前記接点部に接触することでオンする検出センサと、
    前記レジストセンサにより記録紙の先端部が検出されてから、前記検出センサにより前記先端部が検出されるまでの時間である先端計測値を計測し、その先端計測値を基に、搬送方向に直交する主走査方向に対する記録紙のスライド量を計測する計測手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記計測手段は、記録紙が主走査方向に対してスライドしていない場合において、前記レジストセンサにより記録紙の先端部が検出されてから、前記検出センサにより記録紙の先端部が検出されるまでの時間である先端基準計測値を予め記憶し、計測した先端計測値と前記先端基準計測値との差を基に、記録紙の主走査方向へのスライド量を計測することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記先端基準計測値と計測された先端計測値との差とから定められる主走査方向のスライド量に基づいて、記録紙が主走査方向の所定の印刷開始位置から印刷されるように印刷開始タイミングを補正する補正手段を更に備えることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. ユーザからの操作指令を受け付ける操作手段を更に備え、
    前記計測手段は、ユーザからの操作指令を基に、前記先端基準計測値を計測した先端計測値で更新すると共に、前記補正手段により補正された印刷開始タイミングで補正前の印刷開始タイミングを更新することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記レジストローラは、記録紙の後端が前記レジストセンサを通過する前に、記録紙のスキューを補正し、
    前記計測手段は、前記レジストセンサにより記録紙の後端部が検出されてから、前記検出センサにより記録紙の後端部が検出されるまでの時間である後端計測値を算出し、その後端計測値を基に、記録紙のスキューの有無を判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記計測手段は、記録紙にスキューが生じてない場合において、前記レジストセンサにより記録紙の後端部が検出されてから、前記検出センサにより記録紙の後端部が検出されるまでの時間である後端基準計測値を予め記憶し、計測した後端計測値と前記後端基準計測値との差を基に、記録紙のスキューの有無を判定することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記計測手段は、計測した後端計測値と前記後端基準計測値との差が所定の基準値を超える場合、前記搬送手段による記録紙の搬送を停止させることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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