JP2006335516A - シート斜行修正搬送装置と画像形成装置 - Google Patents

シート斜行修正搬送装置と画像形成装置 Download PDF

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善浩 船水
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卓 杉浦
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Abstract

【課題】 1度シートの斜行修正を行った後、再度斜行量を検知してフィードバック修正する。
【解決手段】 シート斜行修正搬送装置300は、搬送されるシートの斜行を検知する斜行検知センサ43,44及び側端検知センサ45と、シートを搬送しながらシートの斜行修正をすることが可能なスキューローラ41,42と、スキューローラにシートの斜行修正動作をさせる制御回路と、を備え、制御回路が、斜行検知センサの斜行検知に基づいてスキューローラに斜行修正動作をさせた後の側端検知センサ45によるシートの斜行検知に基づいてスキューローラに斜行修正動作をさせるようになっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シートを搬送しながらシートの斜行をフィードバック修正するシート斜行修正搬送装置と、このシート斜行修正搬送装置によって真っ直ぐ修正されて搬送されてきたシートに画像を形成する画像形成装置とに関する。
従来、シートに画像を形成する画像形成装置と、シートに形成された画像を読み取る画像読取装置と、シートに処理を施すシート処理装置などのように、シートを取り扱うシート取り扱い装置は、搬送しているシートが斜行しているとき、真っ直ぐに直して(修正して)搬送するシート斜行修正搬送装置を備えている場合がある。
画像形成装置に組み込まれたシート斜行修正搬送装置として、シートの斜行を2つのセンサで検知し、2つのローラの速度を変えることにより斜行を修正し、さらに下流側の2つのセンサにより再度斜行を検知し、画像を回転させることにより最終的にシートの所定の位置に画像が形成できるようにしているものがある(特許文献1)。
特開平10−32682号公報
しかし、従来のシート斜行修正搬送装置は、シートの斜行修正を1回しか行っていなかった。このため、最終的に画像形成装置側で画像を回転させて斜行シートに合わせて形成していた。すなわち、従来のシート斜行修正搬送装置は、シートの斜行修正を1回しか行っていないため、斜行修正精度が悪く、最終的に他の装置、例えば、画像形成装置に頼っていたという問題があった。
また、このようなシート斜行修正搬送装置を備えた画像形成装置は、画像を斜行シートに合わせて形成するため、画像形成動作が複雑であるという問題があった。
本発明は、1度シートの斜行修正を行った後、再度斜行量を検知してフィードバック修正するシート斜行修正搬送装置を提供することを目的としている。
本発明は、フィードバック修正するシートシート斜行修正搬送装置を備えて、シートの所望の位置に画像を形成する画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のシート斜行修正搬送装置は、搬送されるシートの斜行を検知する第1の斜行検知手段及び第2の斜行検知手段と、シートを搬送しながらシートの斜行修正をすることが可能な斜行修正手段と、前記斜行修正手段にシートの斜行修正動作をさせる制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記第1の斜行検知手段の斜行検知に基づいて前記斜行修正手段に斜行修正動作をさせた後の前記第2の斜行検知手段によるシートの斜行検知に基づいて前記斜行修正手段に斜行修正動作をさせるようになっている。
本発明のシート斜行修正搬送装置は、前記制御手段が、第1の斜行検知手段の斜行検知に基づいて斜行修正手段に斜行修正動作をさせた後、第2の斜行検知手段によってシートの斜行検知を検知させて斜行修正量を求め、その斜行修正量を斜行修正手段にフィードバックさせて、斜行修正手段に再度斜行修正動作をさせるようになっているので、簡単な構成によって、シートの斜行修正精度を高めることができる。
本発明のシート斜行修正搬送装置は、斜行修正したことによって生じる、前後の用紙間距離のばらつきを少なくすることもできる。
本発明の画像形成装置は、シートの斜行修正精度を高めたシート斜行修正搬送装置を備えているので、シートの所望の位置に、簡単かつ速やかに画像を形成することができる。
本発明の実施形態のシート斜行修正搬送装置と、このシート斜行修正搬送装置を備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。なお、シート斜行修正搬送装置は、シートに画像を形成する画像形成装置、シートに形成された画像を読み取る画像読取装置、シートに処理を施すシート処理装置などのように、シートを取り扱うシート取り扱い装置に組み込まれるようになっており、画像形成装置のみに組み込まれるものではない。また、以下の説明において、取り上げる数値は、参考数値であって、本発明を限定する数値ではない。
[画像形成装置]
図1は、本発明の実施形態のシート斜行修正搬送装置を備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。画像形成装置には、プリンタ、複写機、ファクシミリ、及びこれらの複合機等があり、図1に示す画像形成装置は、プリンタである。しかし、画像形成装置は、プリンタに限定されるものではない。
画像形成装置10は、画像形成装置本体10Aと、この画像形成装置本体10Aに接続された折り装置140と、この折り装置140に接続されたフィニッシャ150などで構成されている。画像形成装置本体10Aは、原稿画像を読み取るイメージリーダ11、およびイメージリーダや、パソコンなどからの画像情報に基づいてシートに画像を形成するプリンタ13でもある。なお、折り装置140と、フィニッシャ150との本体は、画像形成装置本体10Aと共通の本体であってもよい。
イメージリーダ11には、原稿給送装置12が搭載されている。原稿給送装置12は、原稿トレイ12aに上向きにセットされた原稿を、先頭頁から順に1枚ずつ図中左方向に搬送し、湾曲したパスを介してプラテンガラス上に搬送して所定の位置に一旦停止させ、その後、再度搬送して外部の排紙トレイ12bに排出するようになっている。スキャナユニット21は、プラテンガラス上の所定の位置に原稿が一旦停止している間に、図の左側から右側へ原稿を走査する。
このとき、スキャナユニット21のランプは、原稿の画像が形成された面を照射する。ミラー22、23、24は、原稿からの反射光をレンズ25に導く。レンズ25は、ミラーからの光をイメージセンサ26の撮像面に結像する。イメージリーダ11は、イメージセンサ26が、原稿の画像を主走査方向(原稿搬送方向に対して交差する方向)に1ライン毎に読み取りながら、スキャナユニット21が、副走査方向(原稿搬送方向)に移動することによって原稿の画像全体を読み取る。
イメージセンサ26は、光学的に読み取られた画像を画像データに変換して不図示の画像信号制御部(画像処理回路)に出力する。画像信号制御部(画像処理回路)は、画像データに所定の処理を施した後、プリンタ13の不図示の露光制御部(レーザ制御回路)にビデオ信号として送り込む。
プリンタ13の露光制御部は、入力されたビデオ信号に基づいて、レーザ素子(図示せず)から出力するレーザ光を変調する。レーザ駆動制御回路(ポリゴンミラー)27は、変調されたレーザ光をレンズ28,29、およびミラー30を介して感光ドラム31上に照射する。
感光ドラム31には、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。この感光ドラム31上の静電潜像は、現像器33から供給される現像剤(トナー)によってトナー画像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット34,35,36,37、手差し給紙部38、または両面搬送パス39のいずれからか、シートとしての用紙Pが感光ドラム31と転写部40との間に搬送される。
このとき、用紙が斜行している場合、後述するシート斜行修正搬送装置300が、用紙の斜行を修正して、真っ直ぐな状態にし、かつ所定の位置に位置修正して、感光ドラム31と転写部40との間に用紙を送り込む。転写部40は、感光ドラム31に形成されているトナー像を用紙に転写して、その用紙を感光ドラム31と協働して定着部32に搬送する。なお、感光ドラム31、現像器33、転写部40等は、画像形成手段としての画像形成部54を構成している。
定着部32は、用紙を加熱加圧して、トナー像を用紙に定着する。定着部32を通過した用紙は、フラッパおよび排出ローラ対を経てプリンタ13から外部(折り装置140)に向けて排出される。このとき、用紙は、トナー像が形成された面(画像形成面)を上にして排出される(フェイスアップ排出)。
プリンタ13は、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン状態)で排出するときには、用紙をいわゆるスイッチバック搬送によって排出する。すなわち、プリンタ13は、定着部32を通過させた用紙を、フラッパの切換動作によって、一旦両面反転パス52内に導き、その用紙の後端がフラッパを通過した後、排出ローラ対51によりプリンタ13から排出する。この結果、用紙は、トナー像が形成された面を下にして排出される。
また、プリンタ13は、ユーザによって、手差し給紙部38からOHPシート等の硬い用紙が送り込まれたとき、用紙を両面反転パス52に導くことなく、画像形成面を上向きにしたままで排出ローラ対51により排出する。
用紙の両面に画像形成を行う両面記録がユーザによって設定されている場合、プリンタ13は、不図示のフラッパの切換動作により、用紙を両面反転パス52に導いた後、両面搬送パス39に搬送する。この間に用紙は、スイッチバック搬送されて、裏返しになっている。その後、プリンタ13は、両面搬送パス39に導かれた用紙を、前述したタイミングで感光ドラム31と転写部40との間に再度給紙して、他方の面にトナー像を転写し、定着部32でトナー像を用紙に定着して排出する。
折り装置140は、プリンタ13から排出された用紙を受け取って、Z形に折り畳む。折り装置140は、例えば、A3サイズやB4サイズの用紙で、折り処理がユーザによって指定されている場合、プリンタ13から排出された用紙を折り畳み、それ以外の場合、通過させてフィニッシャ150に送る。
フィニッシャ150には、画像が形成された用紙に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙を給送するインサータ190が設けられている。フィニッシャ150は、製本処理、綴じ処理、穴あけ等の各処理を行う。
[シート斜行修正搬送装置]
(用紙送りタイミングと画像書き出しタイミング)
図2は、画像形成装置10の感光ドラム31の上流側に組み込まれたシート斜行修正搬送装置300の概略図である。
シート斜行修正搬送装置300は、搬送されるシートとしての用紙の斜行を検知する第1の斜行検知手段としての斜行検知センサ43,44と、用紙の斜行を検知する第2の斜行検知手段としての側端検知センサ45と、用紙を搬送しながら用紙の斜行修正をすることが可能な斜行修正手段としての斜行修正部53と、斜行修正部53に用紙の斜行修正動作をさせる制御手段としての制御回路81(図7参照)とを備えている。なお、シート斜行修正搬送装置300は、プリンタ13の構成として、兼用されている。
斜行検知センサ43,44は、光学式のセンサであり、用紙搬送方向に対して直角の方向に配列されて、搬送される用紙Pの先端(用紙搬送方向の下流端)Paの斜行を検知するようになっている。
側端検知センサ45は、斜行検知センサ43,44と後述するレジストセンサ46との間に設けられて、用紙の横端(用紙搬送方向に沿った側端)Pbの斜行を検知するようになっている。側端検知センサ45として、CCDやCIS(コンタクトイメージセンサ)などの画像読取センサ(イメージセンサ)が使用されている。側端検知センサ45は、以下、CISと言う。CIS45は、図3に示すように、縦横に配列された複数の画素45aで構成されており、用紙に対向した画素(斜線の画素)によって、用紙の斜行を検知するようになっている。
なお、CIS45は、斜行検知センサ43,44が用紙の先端Paの斜行を検知した後、用紙の横端Pbの斜行を検知するようになっているので、斜行検知センサ43,44の用紙搬送方向の下流側に設けられていた方が、搬送されている用紙の長さが短くても、横端を検知する時間を長く取ることができて、横端の斜行を確実に検知することができる。
また、CIS45は、斜行検知センサ43,44の用紙搬送方向の上流側、あるいは斜行検知センサ43,44とほぼ同じ位置に設けられていてもよい。
斜行修正部53は、用紙の搬送方向に対して交差する方向に複数配設された回転体対としてのスキューローラ(斜行修正ローラ)41,42を有している。スキューローラ41,42は、用紙を挟持回転して搬送するようになっている。なお、スキューローラ41,42の各々は、図に一方のローラしか図示していないが、対向するローラが在って、ローラ対になっているものとする。斜行修正部53は、スキューローラ41,42に用紙搬送速度差をもたせ、スキューローラ41、42の搬送量の差によって用紙を搬送しながら用紙の斜行を修正するようになっている。
制御回路81は、斜行検知センサ43,44の用紙の斜行検知に基づいて斜行修正部53のスキューローラ41,42に斜行修正動作をさせた後、CIS45による用紙の斜行検知に基づいてスキューローラ41,42に再度斜行修正動作をさせるようになっている。すなわち、制御部81は、CIS45に、斜行検知センサ34,44が斜行を検知した用紙と同一の用紙の斜行を検知させ、斜行修正部53のスキューローラ41,42に同一の用紙に対して再度斜行修正動作をさせるようになっている。
感光ドラム31は、レーザ素子202によってレーザ光を照射されて、前述した潜像を形成されるようになっている。なお、レーザ素子202は、説明の都合上、便宜的に図示してあるため、実際の位置とは異なっている。
紙搬送パス47に沿って搬送される用紙Pは、一旦滞留されること無く感光ドラム31側に送り出される。光学式のレジストセンサ46は、斜行修正後の用紙の位置を検出するようになっている。制御回路81(図7参照)は、レジストセンサ46の用紙位置検知信号により、画像生成タイミング信号との同期をとっている。レジストセンサ46は斜行検知センサ43,44から距離L1(図2参照)だけ離れた感光ドラム31側に配置されている。
図2(b)は、紙送りタイミングと画像形成タイミングとの関係を説明するための図である。用紙に画像を形成するとき、スキューローラ41,42は、用紙を紙搬送パス47に沿って感光ドラム31に搬送する。このとき、プリンタ13は、書き出し位置を調整するため、用紙の紙送り方向(便宜上、「副走査方向」と言う)のタイミングと、この紙送り方向に対して交差する方向(便宜上、「主走査方向)と言う)のタイミングとを検知して、レーザ光による書き出しを制御する必要がある。
プリンタ13は、修正制御回路105によって、副走査方向の画像の書き出し位置を調整することができるようになっている。すなわち、プリンタ13は、レジストセンサ46で用紙の先端位置を検知してから用紙が距離L2だけ進んだときにレーザ光による潜像の書き出しを開始することで、副走査方向の画像の書き出し位置を調整することができるようになっている。
また、プリンタ13は、修正制御回路105によって、主走査方向の画像の書き出し位置も調整することができるようになっている。プリンタ13は、CIS45で用紙の横端位置(側端位置、横レジスト)を検知すると、ビームディテクタ(BD)108からCIS45の側端までの距離L3に、CIS45の側端から用紙の横端位置までの距離Xを加えた距離(X+L3)を算出して、ビームディテクタ108によってレーザ光が検知されてから上記算出された距離だけレーザ光を主走査方向に振った後、レーザ光による書き出しを開始することで、主走査方向の画像の書き出し位置を調整することができるようになっている。
このように、修正制御回路105は、レーザ光による副走査方向および主走査方向の画像書き出し位置を調整できるようになっている。すなわち、修正制御回路105は、スキューローラ41,42をオンにして用紙の搬送を開始させた後、レジストセンサ46からの検知信号に基づき、書き出しタイミングをレーザ駆動制御回路27に出力する。レーザ駆動制御回路27は、修正制御回路105から出力された書き出しタイミングに同期して、画像処理CPU83から送られてきた画像信号を基にレーザ素子202を駆動する。この結果、プリンタ13は、レーザ光による副走査方向および主走査方向の画像書き出し位置を調整することができる。
(用紙の先端斜行検知)
図4に基づいて、用紙の先端斜行量を算出する手順を説明する。斜行検知センサ43,44は、通常の光学式の反射型センサであり、用紙の先端の斜行を検知するようになっている。図4において、用紙の斜行が原因で、まず、一方の斜行検知センサ44が用紙の先端を検知する。その後、用紙が搬送されて、他方の斜行検知センサ43が用紙の先端を検知する。スキューローラ41,42はパルスモータにより駆動されており、用紙の搬送スピード(シート搬送速度)は、ステップ角と、パルスを出すタイミングとから修正制御回路105によって算出される。さらに、斜行検知センサ43,44がそれぞれ検知した抜けタイミングに基づいて修正制御回路105は、用紙の斜行量を算出する。
斜行量は、斜行検知センサ43、44間の距離をL4、搬送速度をS、斜行検知センサ43検知から斜行検知センサ44検知までの時間をTとすると、θ=tan−1(L4/ST)から算出することができる。
(用紙の横端斜行検知)
図5において、CIS45は、用紙搬送方向に対して交差する方向の用紙の斜行を検知するようになっている。図5に示すように、用紙がP1の状態からP2の状態へ移動した場合を想定する。このとき、用紙は図のように斜行している。このためCIS45は、用紙が距離L5搬送される間に、用紙の横端(側端)の位置が距離Kだけ変わったことを検知することができる。修正制御回路105は、用紙がP1からP2へ移動するまでの時間と用紙の搬送速度から距離L5を求めることができる。
θ=90°−tan−1(K/L5) となる。
(用紙の斜行修正順序)
図6に基づいて、斜行修正順序を説明する。既に、先端斜行検知で斜行が検知されているものとする。
斜行検知センサ43,44の用紙検知のずれ時間をT、用紙搬送速度をSとすると、一方の斜行検知センサ43の位置と他方の斜行検知センサ44の位置とにおいて、距離S・Tだけ用紙が斜めにずれていることになる。この用紙のずれは、修正制御回路105の制御によってスキューローラ41,42の回転速度の速度比を変えることにより修正される。スキューローラ41,42は、各々独立に速度可変が可能なパルスモータにより駆動されている。この場合、修正制御回路105は、用紙がスキューローラ41,42に挟持搬送されて、斜行検知センサ43,44に検知されたとき、用紙の斜行を修正できるように、その用紙を挟持している搬送ローラ48,49の挟持状態を解除させる必要がある。
実際に用紙の斜行を修正する速度比を決める場合、用紙がレジストセンサ46に到達する前に用紙の斜行修正が終了している必要がある。図2に示すシート斜行修正搬送装置300は、斜行検知センサ43,44によって用紙先端の斜行を検知して、スキューローラ41,42によって用紙の第1回目の斜行修正をし、CIS45によって用紙の横端を検知して用紙の斜行を再度検知(補正検知)し、その検知に基づいて、スキューローラ41,42によって用紙の第2回目の斜行修正(補正斜行修正)をするようになっている。
したがって、シート斜行修正搬送装置300は、これらの動作を所定の時間内に完了していなければならないという時間制限がある。その所定時間をT1とする。1度目の修正スタートから1度目の斜行修正を終了までの時間をT2とする。再度(2度目)斜行検知する時間をT3とする。再度斜行修正を開始してから終了するまでの時間をT4とする。時間T2,T3,T4は、パルスモータの応答性、すべりやすいか否か等の用紙の種類等を考慮した時間である。
これらの時間は、T1=T2+T3+T4 となる。
第1回目の修正スタートから第1回目の斜行修正を終了までの、2つのスキューローラ41,42の速度差ΔS2は、
ΔS2=(T1−T3−T4)・S/T2 となる。
また、2度目の修正スタートから2度目の斜行修正を終了までの、2つのスキューローラ41,42の速度差ΔS4は、
ΔS4=(T1−T2−T3)・S/T4 となる。
したがって、修正制御回路105は、スキューローラ41,42にΔS2、ΔS4だけの用紙搬送速度差が生じるようにパルスモータを2度、回転制御する必要がある。
[制御回路の構成]
図7は、プリンタ13の制御回路を構成するブロック図であり、シート斜行修正搬送装置300に関連する部分の制御ブロックを主体に示した制御回路のブロック図である。制御回路81は、画像処理部84、レーザ駆動制御回路27、スキューローラ駆動回路86、CIS駆動回路87、修正制御回路105および本体制御CPU89を有している。
画像処理部84は、イメージスキャナあるいはパソコン(PC)から送られてくる画像データを記憶する画像メモリ82、およびこの画像メモリ82に記憶された画像データを処理する画像処理回路および画像処理CPU83を有している。
レーザ駆動制御回路27は、画像処理部84から出力されるビデオデータ信号を基に、レーザ素子202(図2参照)を駆動する信号を出力するようになっている。レーザ素子202への駆動信号の出力タイミングは、修正制御回路105からのタイミング信号に基づいて制御されるようになっている。
CIS駆動回路87は、修正制御回路105からのタイミング信号に基づき、CIS45のON/OFF制御や読み取ったアナログ信号をデジタル信号に変換する制御などを行うようになっている。
スキューローラ駆動回路86は、修正制御回路105で算出される斜行修正量に基づくスキューモータ制御信号に応じて不図示のモータを駆動するようになっている。このモータは、スキューローラ41,42を制御するようになっている。
[修正制御回路の構成]
図8は、修正制御回路105の構成を示すブロック図である。修正制御回路105は、斜行量算出部92、斜行修正量算出部93、スキューモータ制御部94および脱着モータ制御部95から成るアクティブ斜行制御系106と、横レジストずれ量算出部96、横レジスト修正量算出部97から成る横レジスト制御系107と、各種制御タイミングをコントロールするタイミングコントロール部98とを備えている。
アクティブ斜行制御系106の斜行量算出部92は、斜行検知センサ43,44からの斜行検知信号1,2の入力タイミングの差を検出するカウンタを有しており、カウント値に基づき用紙の斜行量を算出するようになっている。
斜行修正量算出部93には、斜行量に応じたスキューローラ制御量を表す修正テーブル値が予め記憶されており、修正テーブル値と斜行量とを照合することでスキューローラ41,42の制御ステップ数および回転方向を決定することができるようになっている。スキューモータ制御部94は、斜行修正量算出部93で決定されたスキューローラ41,42の制御ステップ数と回転方向とに基づき、スキューローラ41,42を駆動するモータの制御信号を生成するようになっている。また、スキューモータ制御部94は、後述する横レジスト修正量算出部97からの2回目の斜行修正を行うための情報としてのスキューローラ41,42の制御ステップ数と回転方向とに基づき、スキューローラ41,42を駆動するモータの制御信号を生成するようになっている。脱着モータ制御部95は、スキューモータ制御時に修正する用紙がスキューローラ41,42以外の搬送ローラ48,49で挟持されていると精度良く修正ができないため、対象とする搬送ローラ48,49の挟持圧を制御するためのモータを制御する信号を生成するようになっている。
横レジスト制御系107の横レジストずれ量算出部96では、CIS45の読み取り信号に基づく用紙の主走査端部位置と予め決められた用紙端部の基準位置とを比較し、搬送用紙の主走査端部(横端部)のずれ量を算出するようになっている。横レジスト修正量算出部97では、再度斜行修正を行うための情報をスキューモータ制御部94に報せるようになっている。すなわち、横レジスト修正量算出部97は、斜行量に応じたスキューローラ制御量を表す修正テーブル値を予め記憶しており、修正テーブル値と斜行量とを照合することでスキューローラ41,42の制御ステップ数および回転方向を決定し、そのことをスキューモータ制御部94に報せるようになっている。
タイミングコントロール部98は、スキューモータ制御タイミング、脱着モータ制御タイミングおよびレーザ書き出しタイミングを制御するようになっている。
(斜行検知シーケンス]
図9は修正制御回路105の動作を示すタイミングチャートである。シート斜行修正搬送装置300は、用紙が紙搬送パス47(図2参照)に沿ってスキューローラ41,42まで搬送され、斜行検知センサ43,44のどちらかが用紙の先端を検出するタイミング(タイミングa)で、斜行検知シーケンスに基づいた動作を開始する。以下、斜行検知センサ43が他方の斜行検知センサ44よりも先に用紙の先端を検出するという斜行状態を例にして、以下、シート斜行修正搬送装置300の修正動作を説明する。
斜行検知センサ43は、用紙の先端を検知すると、検知信号(タイミング信号)を斜行量算出部92に送る。斜行量算出部92内にあるカウンタ92aは、斜行検知センサ43からの検知信号に基づいて、一定周期のクロックの計測を開始する。その後、他方の斜行検知センサ44が、用紙の先端を検知すると、検知信号を斜行量算出部92に送る。斜行量算出部92内のカウンタ92aは、斜行検知センサ44からの検知信号に基づいて(タイミングb)、クロックの計測を停止して、カウンタ値を斜行量として斜行修正量算出部93に送る。
そして、斜行検知センサ44の検知信号(第2先端タイミング)がタイミングコントロール部98に入力されると、タイミングコントロール部98はある一定の遅れ時間後(タイミングc)に圧解除タイミング信号を脱着モータ制御部95に出力する。脱着モータ制御部95は、搬送ローラ48,49の用紙に対する圧接を解除させる。搬送ローラ48,49は、用紙に搬送力を加えないことになる。このため、用紙は、スキューローラ41,42によって搬送される。その後、脱着モータ制御部95は、スキューモータ制御部94へ斜行修正タイミング信号を出力する(タイミングd)。スキューモータ制御部94は、斜行修正量と、スキューローラ41,42のシート搬送速度を制御して、用紙の斜行修正を行う。
CIS45は、スキューローラ41,42によって斜行を修正された用紙の横端位置を検知する。この検知は、後述する。横レジストずれ量算出部96が、横レジストずれ量を算出し、横レジスト修正量算出部97が横レジスト修正量を算出する。その後、脱着モータ制御部95は、スキューモータ制御部94へ斜行修正タイミング信号を再度出力する(タイミングh)。スキューモータ制御部94は、斜行修正量と、スキューローラ41,42のシート搬送速度を制御して、用紙の斜行修正を再度行う。
スキューローラ41,42の2度にわたる用紙の斜行修正後に、センサ103が、用紙の後端(用紙搬送方向の上流端)の通過を検知すると(タイミングf)、所定の時間後に(タイミングg)、タイミングコントロール部98から加圧タイミング信号が脱着モータ制御部95に出力される。脱着モータ制御部95は、搬送ローラ48,49を用紙に接触させて加圧状態にする。搬送ローラ48,49は、用紙に搬送力を加えて用紙を搬送する。
そして、レジストセンサ46によって用紙が検知されると(タイミングe)、タイミングコントロール部98は垂直同期信号VSYNCをレーザ駆動制御回路27に出力する。レーザ駆動制御回路27は垂直同期信号VSYNCを基に、垂直余白を考慮してレーザ指示による副走査方向の書き出し位置を調整する。図10はレーザによる書き出し位置調整を示した図である。
[CIS斜行検知]
つぎに、CIS45によって搬送されるシートの横端検知を行い、斜行量検知を行う場合について説明する。図3において、CIS45は、シートの斜行量検知において、1チップ内の受光素子部だけが使用される。すなわち、CIS45は、全体検知領域に含まれる約7000画素のうち、特定領域の約1000画素で斜行量検知を行う。
図3はCIS45の横端検知による読み取り画像から得られる用紙の斜行を示す図である。図中、横軸は副走査方向の搬送距離を示し、縦軸は主走査方向の画素45aの並びを示している。マス目に区切られた各読み取り画像は、任意の画素数(例えば、約10乃至約100画素)の読み取り画素から読み取られた画像の平均値を表しており、図中、黒い画像の部分は用紙が読み取られていることを示している。黒い画像で示される升目の境界部分の傾きは、後述するように、先端斜行量を示しており、その値はdH/dVで表される。
ここで、用紙の搬送方向に対し、読み取り画素45aが正確に垂直方向に並ぶように、CIS45が取り付けられている。しかし、実際には、CIS45は必ずしも正確に取り付けられているとは限らず、読み取り画素の配列が前述した垂直方向から僅かでもずれていると、その補正を行って斜行量を算出する必要がある。また、スキューローラ41,42の用紙搬送速度差による第1回目の斜行修正のとき、スキューローラ41,42が長期間の使用によって、斜行に応じた適切な用紙搬送速度差で用紙を斜行修正しながら搬送できないことがある。
そこで、CIS45は、用紙の少なくとも2箇所で横端検知を行う。そして、制御回路81が2箇所(Pd、Pe)の横端検知位置から算出される斜行量(横端斜行量)は、正確な用紙の斜行量であると想定し、制御回路81は、その値を基にして、第1回目の斜行量を補正する。そして、制御回路81は、補正値が求まった後、先端検知による斜行量に補正値を加味した斜行量を算出する。
図11はCIS45の横端検知によって得られる横端斜行量を示す図である。用紙の横端検知によって少なくとも2箇所の横端位置が検知されると、各横端位置X1、X2と、横端検知間の搬送距離Lとを用い、横端斜行量は(X1−X2)/Lで表される。
この横端斜行量を用いて、スキューモータ制御部94(図8参照)へ斜行補正量を出力し、スキューモータ制御部94で斜行補正が行われる。
制御回路81は、斜行検知センサ43,44の用紙の先端斜行検知に基づいて斜行修正部53のスキューローラ41,42に斜行修正動作をさせた後のCIS45による用紙の横端斜行検知に基づいて斜行修正部53のスキューローラ41,42に再度斜行修正動作をさせるようになっている。すなわち、制御部81は、CIS45に、斜行検知センサ34,44が斜行を検知した用紙と同一の用紙の斜行を検知させ、斜行修正部53のスキューローラ41,42に同一の用紙に対して再度斜行修正動作をさせるようになっている。
以上のシート斜行修正搬送装置300は、同一の用紙に対して2回斜行修正動作をするようになっている。しかし斜行検知センサ43,44が斜行検知してスキューローラ41,42によって斜行修正された先行の用紙に対してCIS45が2回目の斜行検知を行って、該2回目の斜行検知に基づいてスキューローラ41,42が後続の用紙に対して斜行修正動作を行ってもよい。すなわち、以下のような制御を行なう形態であってもよい。
スキューローラ41,42によって斜行修正された先行の用紙に対してCIS45が2回目の斜行検知を行なう。この際に算出された斜行量をαとする。
後続の用紙に対して斜行検知センサ43、44が斜行検知を行なう。この際に算出された斜行量をAとする。
後続の用紙についてスキューローラ41、42が斜行修正を行なう際、後続の用紙の斜行量Aに、先行の用紙における斜行修正後の斜行量αを加味して、斜行修正を行なう。
斜行修正はスキューローラ41、42の搬送量の差によって行なうことは上述の通りである。ここで、斜行量Aに先行の用紙の斜行量αを加味して後続の用紙の斜行補正を行なうとは、先行の用紙の斜行量αが所定量より大きかった場合、後続の用紙の斜行量Aを修正するためのスキューローラ43,44の搬送量の差に、所定量加えた搬送量の差で、後続の用紙に対して斜行修正を行なうことで例示される。
また、後続の用紙の斜行量Aを修正するためのスキューローラ43,44の搬送量の差に、先行の用紙における斜行修正後の斜行量αに応じた量だけ加えた搬送量の差で、後続の用紙に対して斜行修正を行なってもよい。
上記先行の用紙の次の用紙のみならず、先行の用紙に後続する全ての用紙に対して上記の斜行量αを加味した修正を行なうことが好ましい。より具体的には斜行修正量算出部93の修正テーブル値を斜行修正後の斜行量αに応じて書き換え、書き換えられた修正テーブル値と後続の用紙の斜行量Aとを参照してスキューローラ41,42の制御ステップ数および回転方向を決定するように構成すればよい。
スキューローラ41,42には、摩耗によってスキューローラ41,42と用紙とのすべりが生じやすくなる等の経時的な変化が起こり得る。スキューローラ41,42と用紙とのすべりが生じると、スキューローラ41,42の斜行修正能力が低下する。斜行修正能力が低下すると、斜行検知センサ41、42の検知に基づく斜行量Aを修正するためのスキューローラ41,42の搬送量の差だけでは充分な斜行修正を行ことができない恐れがある。この実施形態では、スキューローラ41,42の経時的な変化に対応できる。
さらに、シート斜行修正搬送装置300は、斜行検知センサ43,44が斜行検知した用紙と異なる後続の用紙をCIS45が2回目の斜行検知を行って、後続の用紙に対してスキューローラ41,42が2回目の斜行修正動作を行ってもよい。
このように、スキューローラ41,42が後続の用紙に対して2回目の斜行修正動作を行うと、長さの短い用紙の斜行修正を容易に行うことができる。なお、先行用紙は、2回目の斜行修正動作を行われないが、2回目の斜行修正の量がごく僅かである場合には、その先行用紙に対する画像形成位置に狂いが殆ど生じることがない。
なお、後続のシートに対して、スキューローラ41,42が2回目の斜行修正動作を行う場合、CIS45の代わりに、斜行検知センサ43,44と同様なセンサを用紙搬送方向に対して交差する方向に配設して、図12に示すように、先行用紙の後端(用紙搬送方向の上流端)を補正検知してもよい。この場合、スキューローラ41,42によって、第1回目の斜行修正を確実に行われた後、2回目の斜行検知までの間に充分時間をとれるため、2回目の斜行検知を確実に行うことができる。
上記シート斜行修正搬送装置300は、スキューローラ41,42の用紙搬送速度差によって、用紙の斜行修正を行っているが、用紙の斜行量に応じてスキューローラ41,42の回転軸41a,42aを用紙搬送方向に対する角度を変えることで、用紙の斜行修正を行ってもよい。
また、スキューローラ41,42の用紙を挟む挟持力を異ならしめて、用紙の斜行修正を行ってもよい。
これらの斜行修正において、斜行修正量が修正可能な所定値を超えているとき、制御回路81は、警告手段としての表示部85(図1参照)に修正不可能であることをユーザに報せるようになっているとともに、画像形成装置の動作を停止させるようになっている。
上記シート斜行修正搬送装置300は、用紙の先端の斜行検知と、用紙の側端の斜行検知とを別々のセンサで行っているが、CIS45で両方の斜行を検知するようにして、構造を簡素化してもよい。この場合、CIS45の全検知領域を1:6に分割し、それぞれ先端(斜行)検知領域、横端検知領域に使用するのが好ましい。しかし、この分割は任意であってよい。また、分割する代わりに、横端検知では、全検知領域を使用し、先端(斜行)検知では、一部の検知領域だけを使用するようにしてもよい。
さらに、上記紙送り/画像形成シーケンスはハードウェア回路によって実現されていたが、ハードウェア回路の代わりに、制御回路がプログラムを実行することによるソフトウェア制御で実現してもよい。
図13に示すフローチャートに基づいて、検知された横端斜行量を基に、2回目の斜行修正するとき、その修正量が修正可能量を超える傾向にある場合、斜行修正不可能であることを警告手段としての表示部85に警告表示をする動作を説明する。
制御回路81は、CIS45が用紙の横端の斜行量が所定値以下か否かを判断する(SS11)。斜行量が所定値以下のとき、CIS54は、スキューローラ41,42に2回目の斜行修正動作を行わせる。所定値を越えているとき、横レジスト修正量算出部97のカウンタ97aで所定値を越えた用紙の枚数をカウントする(S13)。制御回路81は、カウント値が定められた枚数のうち所定値以上になると、斜光修正不可能の傾向性があることになり表示部85に修正不可能であることを警告表示する(S15)。カウント値が所定値を超えないとき、制御回路81は、固定値(調整限界値)で斜行修正をする(S16)。
なお、以上説明した、シート斜行修正搬送装置は、スキューローラを2つ備えているが、3つ以上備えていても良い。また、スキューローラは、用紙搬送方向に対して交差する方向に一直線状に配列されているが、用紙搬送方向に位置がずれていてもよい。また、スキューローラの代わりに循環するベルトを使用してもよい。
以上が本発明の実施形態の説明であるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
本発明の実施形態のシート斜行修正搬送装置を備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 画像形成装置の感光ドラムの上流側に組み込まれたシート斜行修正搬送装置の概略図である。(a)は正面図である。(b)は、紙送りタイミングと画像形成タイミングとの関係を説明するための図である。 CISの用紙検知面の図である。 用紙の先端斜行量を算出する手順を説明するための図である。 用紙の先端斜行量を算出する手順を説明するための図である。 用紙の斜行修正順序を説明するための図である。 プリンタの制御回路を構成するブロック図であり、シート斜行修正搬送装置に関連する部分の制御ブロックを主体に示した制御回路のブロック図である。 修正制御回路の構成を示すブロック図である。 修正制御回路の動作を示すタイミングチャートである。 レーザによる書き出し位置調整を示す図である。 CISの横端検知によって得られる横端斜行量を示す図である。 用紙の後端斜行を検知する場合の状態図である。 シートの斜行にある傾向があると判断する場合の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
P 用紙(シート)
Pa 用紙の先端(シート搬送方向の下流端)
Pb 用紙の横端(側端)
Pc 用紙の後端(シート搬送方向の上流端)
10 画像形成装置
10A 画像形成装置本体
12 原稿給送装置
13 プリンタ
41,42 スキューローラ(回転体対)
41a,42a スキューローラの回転軸
43,44 斜行検知センサ(第1の斜行検知手段)
45 側端検知センサ(CIS)(第2の斜行検知手段)
53 斜行修正部(斜行修正手段)
54 画像形成部(画像形成手段)
81 制御回路(制御手段)
85 表示部(警告手段)
97 横レジスト修正量算出部
97a カウンタ
300 シート斜行修正搬送装置

Claims (21)

  1. 搬送されるシートの斜行を検知する第1の斜行検知手段及び第2の斜行検知手段と、
    シートを搬送しながらシートの斜行修正をすることが可能な斜行修正手段と、
    前記斜行修正手段にシートの斜行修正動作をさせる制御手段と、を備え、
    前記制御手段が、前記第1の斜行検知手段の斜行検知に基づいて前記斜行修正手段に斜行修正動作をさせた後の前記第2の斜行検知手段によるシートの斜行検知に基づいて前記斜行修正手段に斜行修正動作をさせることを特徴とするシート斜行修正搬送装置。
  2. 前記制御手段が、前記第2の斜行検知手段に、前記第1の斜行検知手段が斜行を検知したシートと同一のシートの斜行を検知させ、前記斜行修正手段に前記同一のシートに対して再度斜行修正動作をさせることを特徴とする請求項1に記載のシート斜行修正搬送装置。
  3. 前記制御手段が、前記第2の斜行検知手段に、前記第1の斜行検知手段が斜行を検知したシートと同一のシートの斜行を検知させ、前記斜行修正手段に前記同一のシートとは異なるシートに対して前記第2の斜行検知手段が検知した前記同一のシートの斜行検知に基づいて斜行修正動作をさせることを特徴とする請求項1に記載のシート斜行修正搬送装置。
  4. 前記斜行修正手段によってシートの斜行修正する際、該シートの前記第1の斜行検知手段によって検知されたシートの斜行検知と、該シートに先行するシートの前記第2の斜行検知手段によって検知されたシートの斜行検知とに基づいて、前記制御手段が前記斜行修正手段に斜行修正動作をさせることを特徴とする請求項1に記載のシート斜行修正搬送装置。
  5. 前記制御手段が、前記第2の斜行検知手段に、前記第1の斜行検知手段が斜行を検知したシートとは異なるシートの斜行を検知させ、前記斜行修正手段に前記異なるシートに対して斜行修正動作をさせることを特徴とする請求項1に記載のシート斜行修正搬送装置。
  6. 前記制御手段が、前記第1の斜行検知手段の斜行検知に基づいてシートの斜行量を算出する第1の斜行量算出手段と、前記第2の斜行検知手段の斜行検知に基づいてシートの斜行量を算出する第2の斜行量算出手段とを備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  7. 前記第2の斜行検知手段が、前記第1の斜行検知手段のシート搬送方向下流側に設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  8. 前記第1の斜行検知手段が、前記シートの前記シート搬送方向下流端の斜行を検知することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  9. 前記第2の斜行検知手段が、前記シート搬送方向に沿った側端の斜行を検知することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載のシート斜行修正搬送装置。
  10. 前記第2の斜行検知手段が、前記シートのシート搬送方向上流端の斜行を検知することを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  11. 前記第1の斜行検知手段が、前記シートの搬送方向に対して交差する方向に配設された複数のセンサを有していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  12. 前記第2の斜行検知手段が、前記シートの搬送方向に対して交差する方向に配設された複数のセンサを有していることを特徴とする請求項1ないし6,8,9のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  13. 前記第1の斜行検知手段と前記第2の斜行検知手段とが、共通のセンサであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  14. 前記斜行修正手段が、前記シート搬送方向に対して交差する方向に複数配列された前記シートを挟持回転して搬送する回転体対を有し、前記制御手段がシートの斜行量に応じて前記回転体対のシート搬送速度を異ならしめることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  15. 前記斜行修正手段が、前記シート搬送方向に対して交差する方向に複数配列された前記シートを挟持回転して搬送する回転体対を有し、前記制御手段がシートの斜行量に応じて前記回転体対の回転軸をシート搬送方向に対する角度を変えることを特徴とする請求項1ないし5,14に記載のシート斜行修正搬送装置。
  16. 前記斜行修正手段が、前記シート搬送方向に対して交差する方向に複数配列された前記シートを挟持回転して搬送する回転体対を有し、前記制御手段がシートの斜行量に応じて前記回転体対のシートを挟む挟持力を異ならしめることを特徴とする請求項1ないし5,14、15のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  17. 前記制御手段によって求められた斜行修正量が、所定の値以上であるとき、斜行修正不可能であることを警告する警告手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし6,14ないし16のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  18. 前記制御手段が、前記第2の斜行検知手段の斜行検知に基づいて得られて斜行修正量が所定の斜行修正量を超えているシートの枚数をカウントして、カウント値が所定枚数になるまで、当該シートの斜行修正量を固定値にすることを特徴とする請求項1ないし6,14ないし16のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  19. 前記制御手段が、前記第2の斜行検知手段の斜行検知に基づいて得られて斜行修正量が所定の斜行修正量を超えているシートの枚数をカウントして、カウント値が所定枚数を超えたとき、異状状態を報せる警告手段を作動させることを特徴とする請求項1ないし6,14ないし16のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置。
  20. シートの斜行を修正して搬送するシート斜行修正搬送装置と、
    前記シート斜行修正搬送装置によって搬送されてきたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備え、
    前記シート斜行修正搬送装置が請求項1ないし19のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置であることを特徴とする画像形成装置。
  21. 前記シート斜行修正搬送装置の前記第2の斜行検知手段によって検知されたシート位置と、前記制御手段によって算出された斜行修正量とに基づいて、シートに対する画像形成開始位置を調整する画像形成開始位置調整手段を備えたことを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置。
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