JP2007051802A - 蒸気減温装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高温蒸気と冷却流体が全体に且つ均一に混合されて、減温蒸気に温度ムラを生じることのない蒸気減温装置を提供する。
【解決手段】 高温蒸気供給管1に冷却流体供給部2と熱交換部3を順次に接続する。冷却流体供給部2に冷却流体管6を接続する。熱交換部3の内部通路7を冷却流体供給部2と減温蒸気供給管9にそれぞれ接続する。内部通路7の外周に螺旋状の外周通路10を配置する。外周通路10を冷却流体タンク4及び循環ポンプ11と連通する。
高温蒸気供給管1から供給される高温蒸気は、冷却流体供給部2で昇温した冷却流体と混合されて、温度ムラなく所定温度まで減温される。
【選択図】 図1
【解決手段】 高温蒸気供給管1に冷却流体供給部2と熱交換部3を順次に接続する。冷却流体供給部2に冷却流体管6を接続する。熱交換部3の内部通路7を冷却流体供給部2と減温蒸気供給管9にそれぞれ接続する。内部通路7の外周に螺旋状の外周通路10を配置する。外周通路10を冷却流体タンク4及び循環ポンプ11と連通する。
高温蒸気供給管1から供給される高温蒸気は、冷却流体供給部2で昇温した冷却流体と混合されて、温度ムラなく所定温度まで減温される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、高温状態の蒸気を、所定の温度例えば飽和蒸気温度まで減温することのできる蒸気減温装置に関する。
蒸気減温装置は、過熱状態の高温蒸気に、冷却水等の冷却流体を供給して所定の温度まで蒸気を減温させるものである。
この蒸気減温装置においては、加熱容器の二次側のドレンすなわち液体を冷却流体として、高温蒸気と接触させて蒸気の温度を減温するために、蒸気の全体が均一に減温されずに、減温蒸気に温度ムラを生じてしまう問題点があった。すなわち、高温蒸気にノズル等を介して冷却水を供給しても、蒸気と水滴が全体に且つ均一に混合されずに温度ムラを生じるのである。
特公平7−88933号公報
解決しようとする課題は、高温蒸気と冷却流体が全体に且つ均一に混合されて、減温蒸気に温度ムラを生じることのない蒸気減温装置を提供することである。
本発明は、高温蒸気中へ冷却流体を供給して、当該高温蒸気を所定温度状態の蒸気まで減温するものにおいて、蒸気と冷却流体が熱交換する熱交換部を配置して、当該熱交換部で熱交換された冷却流体を高温蒸気中へ供給する冷却流体供給部を設けると共に、当該冷却流体供給部を熱交換部の入口側に配置したものである。
本発明の蒸気減温装置は、蒸気と冷却流体を熱交換部で熱交換した後に、すなわち、熱交換によって温度上昇した冷却流体を、冷却流体供給部から減温すべき蒸気中に供給することにより、温度上昇した冷却水が蒸気中ですみやかに蒸発気化して蒸気と混合されることによって、高温蒸気と冷却流体の混合は促進され、高温蒸気を温度ムラなく減温することができる。
本発明は、冷却流体供給部から減温すべき蒸気中へ供給する冷却流体を、予め所定温度まで熱交換部で熱交換して温度上昇させた後、減温すべき蒸気中へ供給するものであり、熱交換部での冷却流体と蒸気との熱交換は、間接的に蒸気と冷却流体が熱交換するものが好ましい。
図1は、本発明の1実施例の構成図であって、過熱状態の高温蒸気が流下する高温蒸気供給管1と、冷却流体供給部2と、熱交換部3、及び、冷却流体タンク4とで蒸気減温装置を構成する。
冷却流体供給部2は、逆T字状の冷却流体供給管路5で構成し、冷却流体供給管路5の入口側を高温蒸気供給管1と接続し、出口側に熱交換部3を接続すると共に、冷却流体供給管路5の上端に、冷却流体タンク4と連通した冷却流体管6を接続する。図示はしないが、冷却流体管6から冷却流体供給管路5へと連通する間に、冷却流体を噴霧するスプレーノズルを取り付ける。
熱交換部3は二重管構造で、内部の通路7を冷却流体供給部2で冷却流体の混合された蒸気が通過して、気液分離器8と減温蒸気供給管9を通って、所定温度まで減温された蒸気が、蒸気使用箇所へと供給されるものである。
熱交換部3の外周通路10は螺旋状の連続した通路であり、冷却流体タンク4の冷却流体が、循環ポンプ11と通路12を通ってこの螺旋状の外周通路10を流下する間に、蒸気と熱交換されて所定温度まで温度上昇する。温度上昇した冷却流体は、出口管13を通って冷却流体タンク4に至る。循環ポンプ11の吐出通路を分岐して冷却流体管6を接続することによって、冷却流体タンク4内の冷却流体が、冷却流体供給部2へ供給されるものである。
冷却流体タンク4の上面には、冷却流体を補給する冷却流体補給管15を接続する。また、冷却流体タンク4の下部側面には、残余の冷却流体を排出する冷却流体排出管16を接続する。
熱交換部3の出口側の減温蒸気供給管9には、蒸気中の液滴と蒸気を分離する気液分離器8を取り付ける。気液分離器8の出口側の減温蒸気供給管9には、液滴の分離された蒸気だけが流下する。一方、気液分離器8で蒸気から分離された液体は、排出管17を通って冷却流体タンク4に至る。なお、減温蒸気供給管9には、流下する減温蒸気の温度を検出するための温度センサ18を取り付ける。
高温蒸気供給管1を左側から右側へ向かって流下する高温蒸気は、冷却流体供給部2から供給される冷却流体と混合されて、所定温度まで減温される。なお、冷却流体供給管路5で供給される冷却流体の量は、バルブ20の弁開度を調節することによって適宜制御することができる。
冷却流体供給管路5で供給される冷却流体の温度は、熱交換部3の内部通路7を流下する蒸気によって昇温される。従って、冷却流体タンク4と循環ポンプ11と冷却流体管6を経て、冷却流体供給管路5から過熱蒸気中へ供給される冷却流体は、直ちに蒸発気化して過熱蒸気の全体に行き渡り、過熱蒸気を所定の温度まで温度ムラなく減温することができる。
熱交換部3で冷却流体を熱交換して昇温させた結果発生した凝縮水としての復水と、冷却流体供給部2で供給された冷却流体の残余の液滴は、気液分離器8で蒸気と分離され、排出管17から冷却流体タンク4へ至る。液体が分離され、且つ、所定の温度まで減温された蒸気は、減温蒸気供給管9から図示しない蒸気使用箇所へと供給される。
1 高温蒸気供給管
2 冷却流体供給部
3 熱交換部
4 冷却流体タンク
5 冷却流体供給管路
6 冷却流体管
7 内部通路
8 気液分離器
9 減温蒸気供給管
10 外周通路
11 循環ポンプ
12 通路
18 温度センサ
2 冷却流体供給部
3 熱交換部
4 冷却流体タンク
5 冷却流体供給管路
6 冷却流体管
7 内部通路
8 気液分離器
9 減温蒸気供給管
10 外周通路
11 循環ポンプ
12 通路
18 温度センサ
Claims (1)
- 高温蒸気中へ冷却流体を供給して、当該高温蒸気を所定温度状態の蒸気まで減温するものにおいて、蒸気と冷却流体が熱交換する熱交換部を配置して、当該熱交換部で熱交換された冷却流体を高温蒸気中へ供給する冷却流体供給部を設けると共に、当該冷却流体供給部を熱交換部の入口側に配置したことを特徴とする蒸気減温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005236023A JP2007051802A (ja) | 2005-08-16 | 2005-08-16 | 蒸気減温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005236023A JP2007051802A (ja) | 2005-08-16 | 2005-08-16 | 蒸気減温装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007051802A true JP2007051802A (ja) | 2007-03-01 |
Family
ID=37916367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005236023A Pending JP2007051802A (ja) | 2005-08-16 | 2005-08-16 | 蒸気減温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007051802A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003207102A (ja) * | 2002-01-11 | 2003-07-25 | Toshiba Eng Co Ltd | 減温装置 |
-
2005
- 2005-08-16 JP JP2005236023A patent/JP2007051802A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003207102A (ja) * | 2002-01-11 | 2003-07-25 | Toshiba Eng Co Ltd | 減温装置 |
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