JP2007029218A - 電気掃除機 - Google Patents

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Akihiro Iwahara
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Abstract

【課題】 被掃除面の種類及び掃除の仕方を自動的に判断して最適な吸引力で掃除することを可能にした電気掃除機を提供する。
【解決手段】 塵埃を吸引する電動送風機2を内蔵する掃除機本体1と、吸込み具6に内蔵され、塵埃をかきあげる回転ブラシを駆動する電動機8と、電動機8に供給される電流を検知する電動機電流検知部18と、電動機電流検出部8の検知電流に基づいて電動送風機2及び電動機8に供給する電力を制御する制御手段21,22と、電動送風機電流検出部18の検知電流により、電動送風機2及び電動機8の電力をそれぞれ自動的に制御させる自動運転モードが少なくとも選択される運転モード選択手段4とを備え、運転モード選択手段4が自動運転モードに選択されているとき、吸い込み具6が被掃除面に接して前後方向に操作されたときの電動機電流検出部18の検知電流から、電動機8に流れる電流値の変動幅を演算し、その演算結果に基づいて電動送風機2及び電動機8の電力をそれぞれ制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転ブラシ(電動機付き)を内蔵した吸い込み具を有する電気掃除機に関し、特に、電動送風機及び回転ブラシの電動機の電力制御に関する。
この種の従来技術としては、例えば「…集塵用回転ブラシの駆動源として電動ノズル内に内蔵された電動ノズル用モータと、塵埃吸引用モータへの入力をコントロールする入力コントロール回路と、前記電動ノズル用モータに流れる電流を検知する電流検知部と、電流検知部の検知電流を前記入力コントロール回路の指示信号に変換するパワーコントロール指示部とを備え、前記パワーコントロール指示部は検知電流と基準電流値とを比較し、指示信号を出力する構成とし、前記入力コントロール回路は指示信号に対応した入力で塵埃吸引用モータを制御する…」ようにしたものが提案されている(例えば特許文献1)。
また、「集塵フィルター及び吸込気流を発生させるファンモータとを内蔵する掃除機本体と、該掃除機本体に接続されるホースと、該ホースに延長管を介して接続される吸口体とを有し、該吸口体には掃除面の塵埃を掻き上げる回転清掃体と、該回転清掃体を駆動するノズルモータとを有する電気掃除機であって、前記ノズルモータに流れる電流を検出する検出手段と、該検出手段に基づいて前記ファンモータを制御する制御装置とを有し、前記制御装置は、前記吸口体を被掃除面に接して前後方向に操作したときの前記検出手段の検出値から前記ノズルモータに流れる電流値の平均値及び電流値の変動幅を演算し、該演算結果に基づいて前記ファンモータの回転数を制御する…」ようにしたものが提案されている(例えば特許文献2)。
特公平6−85755号公報(請求項1) 特許2539532号公報(請求項1)
上記の特許文献1において提案されているものは、回転ブラシを駆動する電動機に流れる電流の変化から被掃除面が何であるかを検知し、その結果に基づいて電動送風機の電力を制御しており、その制御の際には、検知電流と基準電流値を比較しており、回転ブラシの電動機の電流の変化が異なる下記の点が配慮されておらず、被掃除面の判断間違えが生ずるという課題があった。
(a)被掃除面の変化(畳のいぐさの並び方向、絨毯の毛足の違い)
(b)電動機の変化(吸い込み具の固体バラツキ、回転ブラシ駆動用ベルトのバラツキ、電動機自体の固体バラツキ、電動機の経年変化によるバラツキ、電源電圧変化)
(c)環境の変化(気温の変化)
(d)掃除する人の掃除の仕方による変化
(e)ブラシ電流検知部の変化(電流センサーの固体バラツキ)
また、電動機の回転数を制御する回路がないので、被掃除面にあった最適な回転ブラシの回転数で掃除をすることができない。また、回転数が一定のため、回転ブラシの騒音や振動が大きい場合に回転数を変更することができない、という課題があった。
また、上記の特許文献2においては、回転ブラシを駆動する電動機に流れる電流の変化から被掃除面が何であるかを検知し、その結果に基づいて電動送風機と回転ブラシの電力を制御しているが、その電力制御においては、回転ブラシの電動機に流れる電流値の平均値及び変動幅を演算して電動送風機と回転ブラシの電動機の電力を制御しており、電流値の平均値を設定値とすると、上記(a)〜(e)に記載された回転ブラシ電動機の電流の変化があり、上記の変化を考慮した設定値を数多く設定する必要があるという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、被掃除面の種類及び掃除の仕方を自動的に判断して最適な吸引力で掃除することを可能にした電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明に係る電気掃除機は、塵埃を吸引する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、吸込み具に内蔵され、塵埃をかきあげる回転ブラシを駆動する電動機と、前記電動機に供給される電流を検知する電動機電流検知部と、前記電動機電流検出部の検知電流に基づいて前記電動送風機及び前記電動機に供給する電力を制御する制御手段と、前記電動送風機電流検出部の検知電流により、前記制御手段が前記電動送風機及び前記電動機の電力をそれぞれ自動的に制御させる自動運転モードが少なくとも選択される運転モード選択手段とを備え、前記制御手段は、前記運転モード選択手段が自動運転モードに選択されているとき、前記吸い込み具が被掃除面に接して前後方向に操作されたときの前記電動機電流検出部の検知電流から、前記電動機に流れる電流値の変動幅を演算し、その演算結果に基づいて前記電動送風機及び前記電動機の電力をそれぞれ制御する。
本発明においては、電動機に流れる電流値の変動幅から被掃除面の種類や掃除する人の掃除の仕方を自動的に判別し、その判別結果に基づいて電動送風機及び電動機(回転ブラシ)の電力を自動的に制御している。このため、電気掃除機の操作性を向上させることができ、また、被掃除面及び掃除する人の掃除の仕方に応じた最適な吸い込み力を得ることができる。
また、制御手段が電動送風機の入力制御のみでなく、電動機(回転ブラシ)の電力制御を行うようにしたので回転ブラシの回転数制御が可能となり、被掃除面にあった最適なブラシ回転数で掃除をすることができる。そして、必要に応じてブラシ回転数を落とすことにより、回転ブラシの振動音、回転音が削減できる。また、回転ブラシの電力を落とすことができるので省エネルギー効果も得られる。
また、電動機に流れる電流値の変動幅のみで制御を行うので、電流変化のバラツキの影響が少なくなる為、数多くのデータ取りをする必要がなくなり、開発のスピードアップが図れる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施形態1に係る電気掃除機の斜視図である。電気掃除機本体1は、吸引力を発生する電動送風機2と、電動送風機2により吸引された塵埃を集塵する集塵室(図示せず)とを内蔵しており、また、前端部側にはホース3が接続されている。このホース3には運転モード選択手段4が設けられており、運転モード選択手段4は、電動送風機2の吸引力の強弱などを変化させることで、電気掃除機の運転モードを切り替えるためのスイッチを内蔵している。ホース3の運転モード選択手段4側には延長管5が接続されている。延長管5は、その先端に床面に接して被掃除面の塵埃等を吸引するための吸込み具6が取り付けられており、吸込み具6とホース3とを連通させている。吸込み具6は、被掃除面の塵埃をかきあげる回転ブラシ7と回転ブラシ7を駆動する電動機8を内蔵している。前記回転ブラシ7には被掃除面に接触し塵埃をかきあげる植毛(図示せず)がある。前記回転ブラシ7は例えばベルト(図示せず)等を介して電動機8により駆動される。
運転モード選択手段4を操作し、電動送風機2及び電動機8を駆動させることで、吸込み具6から被掃除面の塵埃はかきあげられ、塵埃は延長管5、ホース3及び電気掃除機本体1へと搬送され、前記塵埃は前記電気掃除本体1に内蔵された集塵室(図示せず)に集塵されるとともに、吸引風は電気掃除機本体1より排出される。
図2は、図1の電気掃除機の回路構成図である。本実施の形態1の電気掃除機は、電気掃除機本体1、ホース3、延長管5及び吸込み具6の4つのブロックで構成されている。図において、商用交流電源9には15A電流ヒューズ10が直列に接続されており、この電流ヒューズ10は、電動送風機(ファンモータ)2がロック等になった場合や回路短絡にて異常となった場合の保護装置として機能する。また、4A電流ヒューズ11が電動機(ブラシモータ)8に直列に接続されており、電動機(ブラシモータ)8がロック等になった場合や回路短絡にて異常となった場合に保護装置として機能する。商用交流電源9には電源トランス12が接続されており、必要な電圧へ変圧してダイオードブリッジ13に出力し、ダイオードブリッジ13は電源トランス12の出力を整流する。ダイオードブリッジ13には平滑用電解コンデンサC1が接続されており、ダイオードブリッジ13により整流された出力を平滑する。平滑用電解コンデンサC1には定電圧電源14が接続されており、定電圧電源14は所定の定電圧を出力する。定電圧電源14の出力側には電解コンデンサC2が接続されており、この電解コンデンサC2は定電圧電源14の発振を押さえる。定電圧電源14は、制御指示部(マイクロコンピュータ)15及び運転モード選択手段4へ例えば5V電圧を供給している。
また、電動送風機2を駆動するための本体駆動用トライアック(双方向サイリスタ、以下トライアックという)16、及び電動機8を駆動するためのブラシ駆動用トライアック(双方向サイリスタ、以下トライアックという)17が設けられている。電動機8には直列に安全スイッチ20が接続されており、例えば吸込み具6が空中に持ち上げられた場合には電動機8への電力供給を遮断し、回転ブラシ7の回転を停止させる。
また、ホース3はジャバラ部(図示せず)と運転モード選択手段4で構成されており、ジャバラ部には3本のピアノ線が内蔵されている。運転モード選択手段4には、図2に示されるようにスイッチSW1〜SW4と抵抗R1〜R5が内蔵されており、本体側の回路に内蔵された抵抗R6と、スイッチSW1〜SW4を介して並列に接続されたオンR1,R2,R3,R4,R5とが直列に接続されており、スイッチSW1〜SW4のオン状態により抵抗の組み合わせが変わり、制御指示部(マイクロコンピュータ)15の入力電圧が変化する。制御指示部15は入力電圧に応じて運転モードを判断し、運転モード選択手段4のスイッチSW1〜SW4の状態に応じて、電動送風機(ファンモータ)2への電力制御と電動機(ブラシモータ)8の電力制御(回転数制御)を行わせる。電動送風機2に供給する電力を制御するのが第1制御回路21であり、これは制御指示部15及びトライアック16から構成される。電動機8に供給する電力を制御するが第2制御回路22であり、制御指示部15、トライアック17及び運転モード選択手段4から構成される。これらの第1制御回路21及び第2制御回路22(但し、運転モード選択手段を除く)が本発明の制御手段を構成している。
運転モード選択手段4で自動運転モードが選択された場合には、制御指示部15は、電動機電流検知部19の出力する電圧の変動幅を演算し、変動幅が所定値(第1の所定値)以上又は所定値(第1の所定値)未満が所定回数連続した(又は所定回数連続しその値が一致した)場合に、その態様により被掃除面の種別を判別し、被掃除面の種別に応じて第1制御回路21のトライアック16及び第2制御回路22のトライアック17をそれぞれ制御し、電動送風機2及び電送機8の電力をそれぞれ制御する。例えば変動幅が所定値(第1の所定値)以上が所定回数連続した場合(又は所定回数連続し、その値が一致している場合)には被掃除面が絨毯であると判別する。また、所定値(第1の所定値)未満が所定回数連続した場合(又は所定回数連続し、その値が一致している場合)には床であると判別する。なお、この被掃除面の判別方法の詳細は後述の実施の形態2にて説明する。
また、掃除機本体1の停止状態から、運転モード選択手段4で選択された自動運転モードで運転を開始した場合には、電動機電流検知部19の出力電圧が安定するまでの数秒間、制御指示部15は、電動機電流検知部19の出力電圧は検出せず、或る一定の電力にて電動送風機2及び電動機8をそれぞれ制御する(後述の図9の処理S5参照)。また、運転モード選択手段4で選択された自動運転モードで運転中に、電動送風機2及び電動機8の電力の切り替えがあった場合には(後述の図13の処理S62,S68参照)、電力が切り替わってから例えば数秒間は、切り替わった電力にて制御を行う(後述の図13の処理S61,S67参照)。
また、制御指示部15には表示手段23及び報知手段24が接続されており、表示手段23は、運転モード選択手段4により選択された運転モードを表示する。報知手段24は、運転モード選択手段4により選択された運転モードを報知する。なお、この運転モードを報知の詳細については後述の実施の形態7にて説明する。
実施の形態2.
図3は、吸込み具6を前後方向に動作させた場合に、電動機電流検知部19が出力する電圧変化(変動幅)を表した図(電動機の電流波形図(その1))である。電動機電流検知部19の出力電圧変化は、被掃除面の状態や掃除する人の掃除の仕方により変化する。例えば、被掃除面が絨毯の場合、吸込み具6を前進させた場合には、回転ブラシ7を押さえつけ気味に操作する為、塵埃をかきあげる植毛に負荷がかかり、電動機電流検知部19の出力電圧は上昇する。また、吸込み具6を後進させた場合には、吸込み具7が多少浮き気味になる為、塵埃をかきあげる植毛に負荷が軽くなり、電動機電流検知部19の出力電圧は下降する。被掃除面が絨毯の場合は、絨毯の毛足の長さによっても変化する。絨毯の毛足が長い時は、電動機電流検知部19の出力電圧変化が大きく、絨毯の毛足が短い時は、電動機電流検知部19の出力電圧の変化が小さくなる。被掃除面が床の場合には、吸込み具6を前後させても、植毛の接触が少なく、電動機8にかかる負荷が軽い為、電動機電流検知部19の出力電圧の変化が小さくなる。
上記のように、電動機電流検知部19の出力電圧の変動幅を検出することにより、床と絨毯の差別化が図れ、被清掃面を正確に判断できる。
ここで、電動機電流検知部19の出力の変動幅の確定方法を図3により説明する。制御指示部15が電動機電流検知部19の出力電圧を検出して演算を行うが、出力電圧のサンプリングは、例えば商用周波数の1/2周期毎に細かくサンプリングし(50Hzで10msサンプリング)その4回分のデータを平均値として算出し(50Hzで40msサンプリング)収得データとする。そして、その収得データの3回目のデータ(50Hzで120msサンプリング)を確定データ値として変動幅のサンプリングを行う。
変動幅の確定は、確定データ値毎(120msサンプリング)にサンプリングを行い、サンプリングした今回値と前回値の差分を常に制御指示部15が算出し、今回値と前回値との差分が正の値の時は、最大値検出を行い差分の値が正の値から負の値に変化して、例えば3回連続で負の値を検出した場合には、差分の値が正の値から負の値に変化した先頭のサンプリング値を確定最大値1とする。
また、サンプリングした今回値と前回値の差分が負の値の時は、最小値検出を行い、差分の値が負の値から正の値に変化して、例えば3回連続で正の値を検出した場合には、差分の値が負の値から正の値に変化した先頭のサンプリング値を確定最小値1とする。上記と同じ方法にて、確定最大値2、確定最小値2と算出する。そして、確定最大値1と確定最小値1の差分を変動幅1とし、また確定最大値2と確定最小値1の差分を変動幅2とし、更に確定最大値2と確定最小値2の差分を変動幅3として、変動幅1、2、3が所定値(第1の所定値)以上、又は所定値(第1の所定値)未満を連続して検出した場合には、制御指示部15はその態様に応じて電動送風機2及び電動機8の電力を制御する。例えば変動幅が大きい時は、被掃除面が絨毯と判断し電動送風機2及び電動機8の電力を大きくする。また、変動幅が小さい時は、被掃除面が床と判断し、電動送風機2及び電動機8の電力を小さくする。
実施の形態3.
ところで、電動機電流検知部19の最大値と最小値の変動幅は、掃除をする人の掃除の仕方によっても異なったものとなる。吸込み具6を長いストロークで操作する人、短いストロークで操作する人、また、吸込み具6を速いスピードで操作する人、遅いスピードで操作する人、さまざまな掃除の仕方が存在する。
上記の点を図3により説明する。確定最大値と確定最小値の確定間のサンプリング値の個数をカウントすることで、ストローク幅とストロークスピードを検出することができ、被掃除面の種類の判別だけではなく、更に掃除する人の掃除の仕方に対応した判別を行うことができ、電気掃除機の操作性も向上する。例えばストローク幅が長い人の操作では、サンプリング時間が一定であればそのサンプリング個数も多くなる。また、ストローク幅が短い人の操作では、サンプリング個数が少なくなる。このように、サンプリング個数をカウントすることにより、掃除の仕方の判別が可能となる。
実施の形態4.
また、電動機電流検知部19の出力の確定最大値と確定最小値の確定間の時間を計測することによりストローク幅とストロークスピードが検出でき、被掃除面の種類の判別だけではなく、更に掃除する人の掃除の仕方に対応した判別を行うことができ、電気掃除機の自動制御の操作性を向上させることができる。例えばスローク幅が長い人の操作では計測時間が長くなり、ストローク幅が短い人の操作では計測時間が短くなる。上記のように、時間計測を行うことにより掃除の仕方の判別が可能となり、その掃除の仕方に応じて電動送風機2及び電動機8を制御することにより電気掃除機の操作性も向上する。
実施の形態5.
図4は電動機の電流波形図(その2)である。例えば掃除動作中に絨毯掃除から床掃除を行う時、吸込み具6を持ち上げて移動する場合や、階段掃除の時に下段の階段より上段の階段を掃除する時、吸込み具6を持ち上げて移動する場合には、吸込み具6に組み込まれている安全スイッチ20が動作し、電動機8の回転が停止する。電動機8の回転が停止すると、電動機電流検知部19の出力はゼロに近づき、最大値2と最小値2の差分が大きくなり(変動幅が大)、床掃除の場合にもかかわらず、絨毯掃除判断を行う可能性があった。そこで、本実施の形態5においては、変動幅が所定値(第2の所定値、第2の所定値>第1の所定値)以上の場合は、その変動幅を確定変動幅としないことにより(データとして採用しないことにより)、誤判別を防止している。なお、図4の波形図は、最大値2が示されている状態の後に吸込み具6を持ち上げており(最大値1)、そして、その直後の吸込み具6を被掃除面に接触させている状態での電流波形が示されている。
実施の形態6.
図5は電動機の電流波形図(その3)である。運転モード選択手段4には電動機8の切/入が行えるスイッチがあり、そのスイッチで電動機8を停止した場合や、隙間ノズル等を使用する時に吸込み具6を延長管5から外した場合には、電動機8の回転は停止するため、電動機電流検知部19の出力電圧はほぼゼロとなり変動幅の検出ができない状態となる。このように、変動幅が小さく最大値と最小値の確定ができず、サンプリング値の今回値と前回値の差分が所定値(第3の所定値、第3の所定値<第1の所定値)以下の状態が所定期間(又は所定回数)継続した場合(又は更にその値が一致した場合)には、電動送風機2と電動機8の電力を所定の電力で、一定に保つことで電力の変動が起こらないようにしている。
実施の形態7.
図6は掃除機本体1の上部に設けられた表示手段23の説明図である。掃除機本体1の上部に表示手段23が設けられており、運転モード選択手段4により選択された運転モードを表示する。例えば運転モード選択手段4により、第1制御回路21及び第2制御回路22を自動的に制御する自動運転モードが選択されたときには、自動制御のどのモードで運転されているかを明確にする為に、自動モード制御の電力強めの場合には、点灯個所1、2、3を順番に点灯させ、自動モード制御の電力弱めの場合には、点灯個所1、2を順番に点灯させる。本実施の形態6においては、このような表示手段23を設けたことにより、掃除をする人がどの運転モードで動作しているかを明確に把握することができ、不安感がなくなる。なお、図2の報知手段24においても、運転モード選択手段4により選択された運転モードが報知され、掃除をする人がどの運転モードで動作しているかを把握することができ、不安感がなくなる。
実施の形態8.
図7は、運転モード選択手段4の表示部の拡大図である。SW1は、電動機8の切、入りを行うスイッチである。SW2は、手動運転の強、中、弱の切り替えを行うスイッチである。SW3は、第1制御回路21と第2制御回路22を自動的に制御を行うモード(自動運転モード)を選択するスイッチである。SW4は、電動送風機2と電動機8の停止を行うスイッチである。後述の実施の形態9においては、スイッチSW3を操作したときの動作を説明する。
実施の形態9.
図8は図2の制御指示部15に含まれるタイマー等を示したブロック図である。制御指示部15には、未検出タイマー15a、確定サンプリングカウンタ15b、タイマーA15c、タイマーB15d、微小変化カウンタ15e、最小値確定カウンタ15f、最大値確定カウンタ15g、自動床確定カウンタ15h及び自動絨毯確定カウンタ15iを機能的に内蔵している。なお、これらのタイマーやカウンタの役割ついては後述の図9〜図11のフローチャートの説明の中で行うものとする。
図9〜図12は制御指示部15の動作を示したフローチャートであり、ここでは上記の実施の形態1〜6の処理が含まれている。
(図9の処理)
運転モード選択手段4のスイッチSW3を押下すると、自動運転モードが開始する(S1)。制御指示部15は、スイッチSW3押下を検出して、自動絨毯運転(電動送風機電力:約600W)、電動機8のフルパワー運転(回転数:約2500r.p.m)の運転を行う(S2,S3)。この自動運転モードの開始から電動機8の安定した電流値を検出する為に、未検出タイマー15aよる時間計測をスタートさせ(S4)、それが例えば5秒間経過するまで、上記の処理(S2,S3)の運転状態を保持する(S5)。そして、上記の時間が経過すると未検出タイマー15aをクリアーする(S6)。
次に、電動機8の電流値のサンプリングを開始する(S7)。ここでは、制御指示部15が電動機電流検知部19の出力電圧をサンプリングするが、例えば10msの間隔でサンプリングし、その4回分のデータを平均値として算出する(40msサンプリングデータ)が、その収得データ(40msサンプリングデータ)が算出済みかを判断し(S8)、その算出が終了するまで上記の処理が繰り返される。このようにして収得データが得られると、確定サンプリングカウンタ15bをインクリメントする(S9)。そして、確定サンプリングカウンタ15bの3回目(120msサンプリング済み)になるまで上記の処理(S7〜S9)を繰り返す(S10)。このようにして、確定サンプリングカウンタ15bが3回目を示したことで(収得データが3個得られた)、確定サンプリングカウンタ15bをクリアーし(S11)、上記の3個目の収得データ(又は3個分の収得データの平均値)を今回値として確定する(S12)。
次に、今回値の確定が1回目かどうかを判断する(S13)。今回値の確定が1回目の場合は、前回値が存在しない為、今回値を前回値に更新し(S15)、上記の処理(S7)に戻り、電動機電流値サンプリングを繰り返す。また、今回値の確定が2回目以降のときは、今回値と前回値が同じであるかどうかを判断する(S14)。前回値と今回値が同じ時は、上記の処理(S7)に戻って電動機電流値のサンプリングを行う。
(図10の処理)
今回値と前回値が同じで無い場合は、今回値>前回値を判断し、サンプリング値が上昇しているか又は下降しているかの判断を行う(S16)。今回値が前回値より大きい場合はサンプリング値が上昇しており、最小値確定STEPの処理(S17)へ進む。また、今回値が前回値より小さい場合はサンプリング値が下降しており、最大値確定STEPの処理(S32)へ進む(図11)。
最小値確定STEPでは、今回値と前回値の差分(ΔVs)を算出し(S17)、そのΔVsが、ΔVs<所定値(第3の所定値)の条件を満たしているかどうかを判断する(S18)。ΔVsがその条件を満たしている場合には微小変化カウンタ15eをインクリメントさせる(S19)。そして、微小変化カウンタ15eのインクリメント回数を判断し(S20)、微小変化カウンタ15eが、微小変化カウンタ15eの回数≧所定回数の条件を満たしている場合には、変動幅(ΔV)が算出できない状態であり、変動幅(ΔV)が微小であると判断して電力保持制御を行い(S22)、それ以前の制御状態を維持する。これは、上記の図5の実施形態6に相当する制御である。また、微小変化カウンタ15eのインクリメント回数が所定回数未満の場合は現在の処理が最小値確定STEPであるかどうか判断し(S23)、最小値確定STEPであるときには、処理(S24)に進み、最小値確定STEPではないとき(即ち最大値確定STEPの時)は処理(S34)へ進む(図11)。
上記の判断(S18)で、ΔVsが上記の条件を満たしていないと判断された場合及び上記の判断(S23)で最小値確定STEPであると判断されたときには、最小値が未確定であるかどうかを判断し(S24)、最小値が既に確定している場合には上記の処理(S7)に戻る。最小値が未確定である場合には、次に、上記のΔVsが1回目であるかどうかの判断を行う(S25)。1回目の時には前回値を最小値候補とする(S26)。上記のΔVsが1回目ではないとき及び上記の処理(S26)の後、最小値確定カウンタ15fをインクリメントする(S27)。そして、最小値確定カウンタ15fが3回目を示しているかどうかを判断し(S28)、3回目を示していない場合には今回値→前回値とし、前回値を今回値に置き換える(S31)。最小値確定カウンタ15fが3回目を示している場合には、最小値確定カウンタ15fをクリアーし(S29)、最小値候補を最小値として確定する(S30)。なお、図3の最小値1確定は、上記の処理(a)S7〜S13、S15、(b)S7〜S14、S16〜18、S24〜S28、S31、(c)S7〜S14、S16〜18、S24〜S30を経由して得られることになる。
(図11の処理)
また、上記の判断(S16)において今回値が前回値よりも大ではないという判断が示された場合には最大値確定STEPに進む。最大値確定STEPでは、前回値と今回値の差分(ΔVs)を算出し(S32)、そのΔVsが、所定値(第3の所定値、第3の所定値<第1の所定値)未満か否かを判断する(S33)。ΔVsが所定値(第3の所定値)未満の場合には上記の処理(S19)に移行して微小変化カウンタ15eをインクリメントさせる(S19)。上記の判断(S33)でΔVsが所定値未満ではないと判断された場合及び上記の判断(S23)で最小値確定STEPではないと判断されたときには、最大値が未確定であるかどうかを判断し(S34)、最大値が既に確定している場合には上記の処理(S7)に戻る。最大値が未確定である場合には、次に、上記のΔVsが1回目であるかどうかの判断を行う(S35)。1回目の時には前回値を最大値候補とする(S36)。
上記のΔVsが1回目ではないとき及び上記の処理(S36)の後、最大値確定カウンタ15gをインクリメントする(S37)。そして、最大値確定カウンタ15gが3回目を示しているかどうかを判断し(S38)、3回目を示していない場合には今回値→前回値とし、前回値を今回値に置き換える(S41)。最大値確定カウンタ15gが3回目を示している場合には、最大値確定カウンタ15gをクリアーし(S39)、最大値候補を最大値として確定する(S40)。次に、最小値が確定済みであるかどうかを判断し(S42)、最小値が確定していない場合には、最大値確定から最小値確定までの時間を計測するタイマーB15dをリセットしてから計測をスタートさせる(S44)。最小値が確定済みである場合には、最小値確定から最大値確定までの時間を計測するタイマーA15cによる最小値確定から最大値確定までの時間(ΔT)を確定する(S43)。なお、図3の最大値1確定は、(a)S7〜S13、S15、(b)S7〜S14、S16、S32〜S38、S41、(c)S7〜S14、S16、S32〜S40を経由して得られることになる。
(図12の処理)
上記の図10の処理(S30)の後、最大値が確定済みであるかどうかを判断し(S45)、最大値が確定済みではない場合には、タイマーA15cをリセットして計測をスタートさせ(S46)、上記の処理(S7)に戻る。最大値が確定済みである場合にはタイマーA15cによる最大値確定から最小値確定までの時間(ΔT)を確定する(S47)。この処理(S47)の後又は上記処理(S43)の後、最大値と最小値との差である変動幅(ΔV)を算出する(S48)。そして、その変動幅(ΔV)が正の値であるかどうかを判断し(S49)、正の値ではない場合にはエラーであるとして最大値及び最小値をそれぞれクリアーする(S50,S51)。
変動幅(ΔV)が正の値である場合には、次に、変動幅(ΔV)<リミット値(第2の所定値、第2の所定値>第1の所定値)であるかどうかを判断し(S52)、変動幅(ΔV)がリミット値以上の値を示した場合には、そのときの最大値及び最小値をそれぞれクリアーする(S53,S54)。これは図4の実施形態5に相当するものであり、不適切なデータを採用しないようにして、誤判別を防止するようにしている。変動幅(ΔV)<リミット値である場合には、そのデータが正常であるとして、そのときの変動幅(ΔV)を確定する(S55)。そして、最大値又は最小値をクリアーする(S56)。この場合、例えば時系列に最大値と最小値を求めてから変動幅(ΔV)を求めた場合(S30、S45、S47を経由)には最大値をクリアーし、時系列に最小値と最大値を求めてから変動幅(ΔV)を求めた場合(S40、S42、S43を経由)には最小値をクリアーすることになる。続いて、現在の運転が自動床運転モードで動作しているかどうかを判断する(S57)。最初の段階では自動絨毯運転である(S2)が、後述のように運転モードを切り換えることがあるので、この判断により現行の運転モードを判断する。
(図13の処理)
上記の判断(S57)で、自動床運転モードではない(即ち自動絨毯運転モード)と判断された場合には、変動幅(ΔV)<所定値(第1の所定値)であるかどうかを判断し(S58)、変動幅(ΔV)<所定値(第1の所定値)の条件を満たしているときには、自動床確定カウンタ15hをインクリメントする(S59)。その条件を満たしていない場合には、自動床確定カウンタ15hをクリアーし(S60)、処理(S7)に戻る。また、自動床確定カウンタ15hをインクリメントした後は、自動床確定カウンタ15hが3回目であるかどうかを判断し(S61)、3回目である場合には、自動床運転モード(電動送風機電力:約400W、電動機回転数:約2000r.p.m)で運転する(S62)。即ち、運転モードを自動絨毯運転モードから自動床運転モードに切り換える。そして、上記の処理(S7)に戻る。なお、ここでは、変動幅(ΔV)<所定値(第1の所定値)の条件を3回連続して満たしたときに、被掃除面が床であると判断し自動床運転モードに設定しており、判断間違いが生じない。
また、上記の判断(S57)で自動床運転モードであると判断された場合には、最大確定から最小確定までの時間又は最小確定から最大確定までの時間ΔTが、ΔT<所定時間の条件を満たしているかどうかを判断し(S63)、その条件を満たしていない場合には、次に、変動幅(ΔV)が、変動幅(ΔV)≧所定値(第1の所定値)の条件を満たしているかどうかを判断し(S64)、その条件を満たしているときには、自動絨毯確定カウンタ15iをインクリメントする(S65)。また、上記の条件を満たしていない場合には、自動絨毯確定カウンタ15iをクリアーし(S66)、上記の処理(S7)に戻る。自動絨毯確定カウンタ15iをインクリメントした後は、自動絨毯確定カウンタ15iが3回目であるかどうかを判断し(S67)、3回目である場合には、自動絨毯運転モード(電動送風機電力:約600W、電動機回転数:約2500r.p.m)で運転する(S68)。即ち、運転モードを自動絨毯運転モードから自動床運転モードに切り換える。また、上記の判断(S53)において、時間ΔTが上記の条件を満たしていない場合においても、自動絨毯運転モードに切り換える(S68)。なお、ここでは、変動幅(ΔV)≧所定値(第1の所定値)の条件を例えば3回連続して満たしたときに、被掃除面が絨毯であると判断し自動絨毯運転モードに設定しており、判断間違いが生じない。
以上のように本実施の形態9においては、制御指示部15は、電動機8に流れる電流値の変動幅を、吸い込み具を被掃除面に接して前後方向に操作された時の、電動機電流検知部19の検知電流の最大値と最小値の差分により求めており、そして、その最大値と最小値については、電動機電流検知部19の検知電流を所定の周期にてサンプリングし、サンプリングした今回値と前回値の差分が正の値の時は最大値の検出を行い、差分の値が正の値から負の値に変化して、所定回数負の値を連続検出した場合に、差分の値が正の値から負の値に変化した先頭のサンプリング値を確定最大値とし、サンプリングした今回値と前回値の差分が負の値の時は、最小値の検出を行い、差分の値が負の値から正の値に変化して、所定回数正の値を連続検出した場合に、差分の値が負の値から正の値に変化した先頭のサンプリング値を確定最小値とし、確定した最大値と最小値の差分を電動機8に流れる電流値の変動幅としており、電流値の変動幅を確実に且つ安定して求めることが可能になっている。
また、制御指示部15は、電動機8に流れる電流値の変動幅がリミット値(第2の所定値)以上の場合には、当該変動幅を確定変動幅として採用しないことにより、異常なデータを排除しており、安定した制御が可能になている。
また、制御指示部15は、最大値確定から最小値確定までの時間を算出し、その時間に基づいて前記電動送風機及び前記電動機の電力を制御しており、このため、掃除をする人の掃除の仕方に対応し制御が可能になっている。例えば吸込具を前後する早さが早い場合には、上述のように、自動床運転モードから自動絨毯運転モードに切り換えることにより対応する(電動送風機の電力を大、電送機の回転数を高)ことができる。
本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の斜視図。 図1の電気掃除機の回路構成図。 電動機の電流波形図(その1)。 電動機の電流波形図(その2)。 電動機の電流波形図(その3)。 運転モード表示部を示す図。 運転モード選択手段の表示部拡大図。 制御指示部に含まれる機能ブロック図。 制御指示部の処理を示すフローチャート(その1)。 制御指示部の処理を示すフローチャート(その2)。 制御指示部の処理を示すフローチャート(その3)。 制御指示部の処理を示すフローチャート(その4)。 制御指示部の処理を示すフローチャート(その5)。
符号の説明
1 電気掃除機本体、2 電動送風機、3 ホース、4 運転モード選択手段、5 延長管、6 吸い込み具、7 回転ブラシ、8 電動機、9 商用交流電源、12 電源トランス、13 ダイオードブリッジ、14 定電圧電源、15 制御指示部、15a 未検出タイマー、15b 確定サンプリングカウンタ、15e 微小変化カウンタ、15f 最小値確定カウンタ、15g 最大値確定カウンタ、15h 自動床確定カウンタ、15i 自動絨毯確定カウンタ、16 トライアック、17 トライアック、18 電動送風機電流検知部、19 電動機電流検知部、20 安全スイッチ、21 第1制御回路、22 第2制御回路、23 表示手段、24 報知手段。

Claims (11)

  1. 塵埃を吸引する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、
    吸込み具に内蔵され、塵埃をかきあげる回転ブラシを駆動する電動機と、
    前記電動機に供給される電流を検知する電動機電流検知部と、
    前記電動機電流検出部の検知電流に基づいて前記電動送風機及び前記電動機に供給する電力を制御する制御手段と、
    前記電動送風機電流検出部の検知電流により、前記制御手段が前記電動送風機及び前記電動機の電力をそれぞれ自動的に制御させる自動運転モードが少なくとも選択される運転モード選択手段とを備え、
    前記制御手段は、前記運転モード選択手段が自動運転モードに選択されているとき、前記吸い込み具が被掃除面に接して前後方向に操作されたときの前記電動機電流検出部の検知電流から、前記電動機に流れる電流値の変動幅を演算し、その演算結果に基づいて前記電動送風機及び前記電動機の電力をそれぞれ制御することを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記制御手段は、前記電動機に流れる電流値の変動幅を、吸い込み具を被掃除面に接して前後方向に操作された時の、電動機電流検知部の検知電流の最大値と最小値の差分により求めることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記制御手段は、前記電動機電流検知部の検知電流を所定の周期にてサンプリングし、サンプリングした今回値と前回値の差分が正の値の時は最大値の検出を行い、差分の値が正の値から負の値に変化して、所定回数負の値を連続検出した場合に、差分の値が正の値から負の値に変化した先頭のサンプリング値を確定最大値とし、サンプリングした今回値と前回値の差分が負の値の時は、最小値の検出を行い、差分の値が負の値から正の値に変化して、所定回数正の値を連続検出した場合に、差分の値が負の値から正の値に変化した先頭のサンプリング値を確定最小値とし、確定した最大値と最小値の差分を前記電動機に流れる電流値の変動幅とすることを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
  4. 前記制御手段は、前記変動幅が第1の所定値以上の状態が所定回数連続したか又は前記第1の所定値未満の状態が所定回数連続したかどうかを判断し、その判断結果に応じて被掃除面の種類を判別し、その被掃除面床の種類に基づいて前記電動送風機及び前記電動機の電力をそれぞれ制御することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電気掃除機。
  5. 前記制御手段は、前記最大値確定と前記最小値確定の間のサンプリング回数を算出し、そのサンプリング回数に基づいて前記電動送風機及び前記電動機の電力を制御することを特徴とする請求項4記載の電気掃除機。
  6. 前記制御手段は、前記最大値確定から前記最小値確定までの時間を算出し、その時間に基づいて前記電動送風機及び前記電動機の電力を制御することを特徴とする請求項4記載の電気掃除機。
  7. 前記制御手段は、電動機に流れる電流値の変動幅が第2の所定値(但し、第2の所定値>第1の所定値)以上の場合には、当該変動幅を確定変動幅としないことを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の電気掃除機。
  8. 前記制御手段は、サンプリングした電流値の今回値と前回値の差分が第3の所定値(但し、第3の所定値<第1の所定値))未満の状態が所定回数以上連続した場合には、前記電動送風機と前記電動機の電力を所定の電力にて一定に保つことを特徴とする請求項3〜7の何れかに記載の電気掃除機。
  9. 前記運転モード選択手段が自動運転モードに選択されているとき、前記電動送風機及び前記電動機の電力の強弱を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の電気掃除機。
  10. 前記表示手段は、少なくとも2個以上の点灯個所を設け、前記電動送風機及び前記電動機の電力の強弱に応じて前記点灯個所の個数を変化させることを特徴とする請求項9記載の電気掃除機。
  11. 前記運転モード選択手段が自動運転モードに選択されているとき、前記電動送風機と前記電動機の電力の強弱を報知させる報知手段を設けたことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の電気掃除機。
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