JP4785401B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、一般家庭用または業務用で使用される電気掃除機に関し、特に吸込具に内蔵された回転ブラシの制御に関するものである。
従来、回転ブラシ駆動用モータが、ロックまたはそれに近い状態を長時間継続したとき、回転ブラシ駆動用モータを停止して安全性を確保するとともに、ファンモータを停止させないようにしたセントラルクリーナがある(例えば、特許文献1参照)。このセントラルクリーナは、電圧検出手段で回転ブラシ駆動用モータの印加電圧を検知し、その検知出力を停止信号発生手段に入力し、停止信号発生手段で回転ブラシ駆動用モータの停止信号を出力していた。このセントラルクリーナは、電圧検出手段として変成器を使用しているものであった。
そして、リレーの接点を手動によりオンし、回転ブラシ駆動用モータを駆動した状態で回転ブラシが正常に回転している場合には、変圧器からは所定の電圧が出力される。このときのOPアンプの出力はHレベルであり、トランジスタはオンし、双方向性サイリスタはオンしたままで、回転ブラシは動作を継続し、ファンモータも正常に運転が継続される。この状態で、回転ブラシがロックまたはそれに近い状態を長時間継続すると変圧器に大電流(過電流)が流れることになる。
そのために、変圧器の二次側の出力電圧は極端に低下してしまうことになる。すなわち、駆動信号発生手段の動作電圧は、その限界電圧以下になろうとするのである。変成器は、この電圧を検知するために、OPアンプがLレベルを出力し、トランジスタはオフし、リレーの接点を開いて双方向性サイリスタもオフし、回転ブラシ駆動用モータへの電力供給が停止され、回転ブラシは動作を停止する。
その結果、変圧器の二次側の出力電圧は、所定の電圧値に回復する。このようになっているために、駆動信号発生手段は、動作継続が可能となり、ファンモータも正常動作を継続できる。なお、リレー接点は手動操作によってのみ閉じることができるために、回転ブラシ駆動用モータはオフしたままの状態となっている。
以上のように、回転ブラシ駆動用モータがロックまたはそれに近い状態を長時間継続すると電圧検出手段により回転ブラシ駆動用モータの異常状態が検知されて、停止信号発生手段が回転ブラシ駆動用モータの停止信号を出力する。このために、回転ブラシ駆動用モータを停止することができ、変圧器から正常な電圧を出力することができる。したがって、駆動信号発生手段は正常動作を行い、ファンモータが停止することも無く、変圧器異常発熱を起こすこともなく制御するものであった。
特開平04−261624号公報(第3頁、第1図及び第2図)
上記のセントラルクリーナの変圧器の出力電流と出力電圧との関係特性は、電流が上昇するに伴い電圧が降下するというものであった。このように、電流が上昇すると電圧が降下するためブラシモータトルクが下がり、ブラシ性能が低下してしまっていた。また、電源電圧が変動すると、ブラシ駆動用モータ印加電圧が変化するため回転ブラシロック時の検出が正確に検出することができなかった。つまり、電源電圧が低い場合は早めにロック検出してしまい、電源電圧が高い場合は遅くロック検出してしまっていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、出力電流が所定の値を超えると、出力電圧が急激に降下する垂下型の特性を有する直流電源装置を備えることで、出力電流の変化によって出力電圧が変動しないために安定した吸塵性能の確保を可能にし、商用交流電源の変動に影響されない回転ブラシのロック時における保護を可能にした電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明に係る電気掃除機は、交流電源で駆動し、吸引力を発生するファンモータと、前記ファンモータの吸引力により塵埃を吸引する吸込具と、前記吸込具に内蔵され、塵埃をかきあげる回転ブラシと、前記回転ブラシを直流電源で駆動する電動機と、前記ファンモータ及び前記電動機への電源供給を制御する制御手段と、前記電動機に該電動機を駆動するための直流電源を供給し、出力電流が所定値を超えると出力電流と出力電圧との関係が垂下型の特性を有する直流電源装置と、前記直流電源装置から出力された前記直流電源の出力電圧を検出する電圧検出手段と、を有し、前記制御手段は、前記電圧検出手段からの検出電圧に基づいて前記直流電源装置から前記電動機に供給する直流電源を制御することを特徴とする。
本発明に係る電気掃除機は、交流電源で駆動し、吸引力を発生するファンモータと、前記ファンモータの吸引力により塵埃を吸引する吸込具と、前記吸込具に内蔵され、塵埃をかきあげる回転ブラシと、前記回転ブラシを直流電源で駆動する電動機と、前記ファンモータ及び前記電動機への電源供給を制御する制御手段と、前記電動機に該電動機を駆動するための直流電源を供給し、出力電流が所定値を超えると出力電流と出力電圧との関係が垂下型の特性を有する直流電源装置と、前記直流電源装置から出力された前記直流電源の出力電圧を検出する電圧検出手段と、を有し、前記制御手段は、前記電圧検出手段からの検出電圧に基づいて前記直流電源装置から前記電動機に供給する直流電源を制御するので、使い勝手の良い、安定した吸塵性能の確保ができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機50を示す概略構成図である。電気掃除機50は、本体1と、ホース3と、手元操作部4と、延長管5と、吸込具6とで構成されている。本体1は、吸引力を発生するファンモータ2とファンモータ2により吸引された塵埃を集塵する図示省略の集塵室とを内蔵している。
ホース3は、一端が本体1に接続され他端が手元操作部4に接続されており、可撓性を有するものである。吸込具6は、床や畳等の被掃除面に接して塵埃を吸引するためのものである。また、吸込具6は、被掃除面の塵埃をかきあげる回転ブラシ7と回転ブラシ7を駆動する電動機としての機能を果たすブラシモータ8とを内蔵している。延長管5は、吸込具6と手元操作部4とを接続するものであり、伸縮自在なものである。
手元操作部4は、ファンモータ2への電力供給を開始・停止するための図示省略の電源スイッチ、ファンモータ2の吸引力の強弱を設定するための図示省略の強弱スイッチや運転モード(床モード、畳モードや絨毯モード等)を設定するためのモードスイッチ等を備えているとよい。すなわち、ユーザからの指示を受け付ける操作部としての機能を果たすものである。また、手元操作部4には、ブラシモータ8への電力供給を停止したことを報知する図示省略の表示部を備えるとよい。なお、手元操作部4はホース3と一体となって構成されていてもよい。
次に、電気掃除機50の集塵動作について説明する。
ユーザから手元操作部4を介して運転指示があると、ファンモータ2とブラシモータ8とが駆動を開始する。ブラシモータ8が駆動を開始すると回転ブラシ7は、図示省略のベルト等を介して回転する。この回転ブラシ7が回転することで、被掃除面の塵埃がかきあげられることになる。吸込具6は、回転ブラシ7でかきあげられた塵埃を集塵室に集塵するために吸い込むようになっている。すなわち、吸込具6で吸い込まれた塵埃が延長管5、ホース3を介して本体1へと搬送され、集塵室に集塵されるのである。なお、吸引風は本体1から排出されるようになっている。
図2は、電気掃除機50の回路構成を示す回路図である。
電気掃除機50の回路は、本体1、ホース3、延長管5及び吸込具6の4つの回路ブロックで構成されている。商用交流電源33は、電気掃除機50に交流電源を供給するものである。15Aヒューズ34は、ファンモータ2がロック状態になった場合や回路が短絡異常となった場合等に保護装置として機能するものである。
(本体1の回路構成)
本体1の回路は、4Aヒューズ35と、電源トランス36と、ダイオードブリッジ37と、平滑用電解コンデンサC1と、定電圧電源38と、電解コンデンサC2と、本体駆動用トライアック41と、ダイオードD1と、平滑用電解コンデンサC3と、直流電源装置30と、電圧検出手段31と、トランジスタ42と、ファンモータ2と、マイクロコンピュータ32と、抵抗R5とで構成されている。
4Aヒューズ35は、ブラシモータ8がロック状態になった場合や回路が短絡異常となった場合等に保護装置として機能するものである。電源トランス36は、商用交流電源33と接続し、商用交流電圧を所定の電圧へ変圧するものである。ダイオードブリッジ37は、電源トランス36の出力を整流するものである。平滑用電解コンデンサC1は、ダイオードブリッジ37により整流された出力を平滑するものである。定電圧電源38は、入力側が平滑用電解コンデンサC1に接続され、出力側から所定の定電圧電源を出力するものである。電解コンデンサC2は、定電圧電源38の発振を押さえるためのものである。
この定電圧電源38は、マイクロコンピュータ32と手元操作部4とに5Vの電圧を供給するようになっている。本体駆動用トライアック41は、ファンモータ2を駆動するためのものであり、双方向サイリスタのことである。ダイオードD1は、商用交流電源33の出力を整流するものである。平滑用電解コンデンサC3は、ダイオードD1で整流された出力を平滑するものである。電解コンデンサC4は、直流電源装置30の発振を押さえるためのものである。
直流電源装置30は、入力側が平滑用電解コンデンサC3に接続され、出力側から所定の直流電圧を出力するものである。この直流電源装置30から出力される直流電圧によりブラシモータ8が駆動するようになっている。電圧検出手段31は、直流電源装置30の出力電圧を検出するものである。つまり、電圧検出手段31は、検出抵抗R6と検出抵抗R7とに分圧した抵抗をマイクロコンピュータ32に出力するようになっているのである。トランジスタ42は、ブラシモータ8を駆動させるためのスイッチング素子である。
マイクロコンピュータ32は、制御手段としての機能を果たすものであり、電圧検出手段31からの検出電圧に基づいて、トランジスタ42のスイッチングを制御するものである。すなわち、マイクロコンピュータ32は、直流電源装置30の有する垂下型の特性により電圧検出手段31の検出抵抗R6及び検出抵抗R7で検出される電圧に基づいて、トランジスタ42をオン・オフ制御して、ブラシモータ8への電力供給を調整するのである。なお、抵抗R5については、後述する。
(ホース3の回路構成)
ホース3の回路は、ジャバラ部40と手元操作部4とで構成されている。ジャバラ部40は、3本のピアノ線(ピアノ線44a、ピアノ線44b及びピアノ線44c)と1本のリード線43とを内蔵している。手元操作部4の抵抗(R1〜R4)にジャバラ部40のリード線43を接続することにより、電圧降下が少なくなりマイクロコンピュータ32に安定した電圧を入力することが可能になる。3本のピアノ線は、ホース3に復元性及び可撓性を与えるものである。
手元操作部4は、スイッチSW1〜SW3と抵抗R1〜R4とを内蔵している。この抵抗R1〜R4と本体1の回路に内蔵された抵抗R5との分割と、スイッチSW1〜SW3のオン状態の組み合わせとでマイクロコンピュータ32の入力電圧が変化するようになっている。したがって、マイクロコンピュータ32は、この入力電圧に基づいて運転モードが判断可能になっている。そして、マイクロコンピュータ32は、手元操作部4のスイッチSW1〜SW3のオン状態に応じて、ファンモータ2及びブラシモータ8への供給電力を制御するようになっている。
(延長管5の回路構成)
延長管5は、本体1及びホース3と吸込具6とを3本のピアノ線で接続するものである。すなわち、延長管5は、本体1の直流電源装置30からの直流電源を吸込具6のブラシモータ8に供給するものである。なお、この延長管5は、何段階かに脱着可能な構成にするとよい。
(吸込具6の回路構成)
吸込具6の回路は、ブラシモータ8と、安全スイッチ39とで構成されている。ブラシモータ8は、本体1の直流電源装置30から供給される直流電源で駆動し、回転ブラシ7を回転させるものである。安全スイッチ39は、吸込具6が空中に持ち上げられたような場合にブラシモータ8への電力供給を遮断し回転ブラシ7を停止させるためのものである。
図3は、直流電源装置30の出力電流と出力電圧との関係を表した特性図である。
直流電源装置30は、設定されている所定の電流(たとえば、約500mA)を超えると急激に電圧が降下する特性(垂下型特性)を有している(図に示すA)。このように、設定されている所定の電流(たとえば、約500mA)になるまでは、ブラシモータ8の動作保証範囲となっている。
したがって、ブラシモータ8の駆動電圧は、商用交流電源33が変動しても回転ブラシ7のロック寸前の電流値まで一定であるので、この商用交流電源33の変動に影響されることなく性格な過電流の検出が可能になっている。本発明に係る電気掃除機50は、この垂下型特性を利用することで、過電流を検出し、ブラシモータ8への電力供給を停止させて、ブラシモータ8を保護するようになっているのである。
図4は、マイクロコンピュータ32の処理の流れを示すフローチャートである。図に基づいて、マイクロコンピュータ32の電気的な動作処理を説明する。
ユーザから手元操作部4を介して運転指示があると(ステップS101)、マイクロコンピュータ32は、その運転指示に基づいて運転モードを判断する。そして、マイクロコンピュータ32は、その運転モードに応じて運転を開始する(ステップS102)。すなわち、マイクロコンピュータ32は、本体駆動用トライアック41を制御し、ファンモータ2への電力供給をおこなう。
また、マイクロコンピュータ32は、トランジスタ42を制御し、ブラシモータ8への電力供給をおこなう。このブラシモータ8が動作を開始すると、直流電源装置30に電流が流れるようになっている。この電流が、出力電流である(図3に示した横軸)。この出力電流は、掃除される被清掃面により変化するものである。つまり、吸込具6に内蔵された回転ブラシ7の負荷条件に応じて変化する回転状態によって出力電流が変化するのである。
さらに、髪の毛や糸くず等のゴミが回転ブラシ7に絡みついたような場合にも出力電流は変化する。すなわち、回転ブラシ7がロック状態となると常に過電流が流れ込むことになるのである。そして、掃除される被清掃面により変化するのと同様に出力電流が変化する。したがって、吸込具6に内蔵された回転ブラシ7の負荷条件が増加するに伴って出力電流は上昇することになる。そして、所定の値を超えると急激に電圧が降下する。マイクロコンピュータ32は、電圧検出手段31の検出抵抗R6及び検出抵抗R7の電圧を常時検出している(ステップS104)。
そして、この電圧が変化してあらかじめ設定されている所定の電圧以下になったときに(ステップS104;Yes)、マイクロコンピュータ32は、トランジスタ42をオフ制御する(ステップS106)。つまり、ブラシモータ8の駆動用のトランジスタ42をオフ制御することで、ブラシモータ8の駆動を停止させて、ブラシモータ8に過電流が流れ込まないようにしているのである。こうすることで、ブラシモータ8に生じる異常発熱を防止し、ブラシモータ8を保護しているのである。一方、この電圧が所定の電圧以下にならなければ(ステップS104;No)、ブラシモータ8に過電流が流れ込むことがないので、マイクロコンピュータ32は、トランジスタ42のオン制御を継続する(ステップS105)。
図5は、ブラシモータ8を停止させた後の処理の流れを示すフローチャートである。図に基づいて、マイクロコンピュータ32の電気的な動作処理を説明する。
マイクロコンピュータ32は、回転ブラシ7の負荷条件に応じて発生する過電流からブラシモータ8を保護するために、トランジスタ42をオフ制御して、ブラシモータ8を停止させる(ステップS201)。
被掃除面が毛足の長い絨毯等であることでブラシモータ8が停止した後に、被掃除面が毛足の短い絨毯や床面に変化したときや、絡みついた髪の毛や糸くず等のゴミを取り除いたときは、ブラシモータ8の停止状態が継続されると清掃性に影響が生じてしまう。つまり、ブラシモータ8の停止条件が解除されたにもかかわらずに、ブラシモータ8の停止状態を継続すると、電気掃除機50の本来の機能である清掃性(ゴミ取り性能)を実現できないという悪影響が生じてしまうのである。
マイクロコンピュータ32は、回転ブラシ7の負荷条件が軽減したとき(ステップS202;Yes)、すなわち、設定されている所定の電圧値以上になったときは、トランジスタ42をオン制御して、ブラシモータ8への電力供給を再開させる(ステップS203)。しかしながら、回転ブラシ7の負荷条件が軽減しないとき(ステップS202;No)、すなわち、設定されている所定の電圧値以下のときは、トランジスタ42のオフ制御を継続して、ブラシモータ8への電力供給を停止させたままである(ステップS204)。
このように、ユーザから手元操作部4を介しての再開指示がなくても自動的にトランジスタ42をオン制御し、ブラシモータ8に電力供給して、清掃性を維持させるのである。また、ブラシモータ8が停止した後に、回転ブラシ7の負荷条件が軽減したとき(ブラシモータ8が過電流状態から開放されたとき)は、手元操作部4を介してユーザからの指示がなくても、ブラシモータ8の運転を再開するようにしたので、ユーザの利便性が向上する。
図6は、電圧の変化に対応したブラシモータ8の状態遷移を示す状態遷移図である。
直流電源装置30は、垂下型特性を有しているので、所定の電流を超えると(図に示すA、これは図3で示したAに対応するものである)、急激に電圧が降下するようになっている。この垂下型特性を利用して、マイクロコンピュータ32は、あらかじめ設定されている所定の電圧以上であることを検出している場合には、ブラシモータ8に過電流が流れ込むことはないために、トランジスタ42をオン制御し、ブラシモータ8への電力供給を継続させる。
一方、マイクロコンピュータ32は、あらかじめ設定されている所定の電圧以下であることを検出した場合には(図に示すA)、ブラシモータ8に過電流が流れ込むことになるために、トランジスタ42をオフ制御し、ブラシモータ8への電力供給を停止させる。このように、ブラシモータ8に過電流の流入を阻止して、ブラシモータ8を保護しているのである。なお、所定時間経過しても、回転ブラシ7の負荷条件が軽減されないときには、図示省略の報知手段にその状態を放置させるとよい。
図7は、停止状態を報知する際の処理の流れを示すフローチャートである。
吸込具6の回転ブラシ7の負荷条件が、被清掃面や回転ブラシ7のロック等で変化し、過電流が流れることで電圧が急激に降下すると、マイクロコンピュータ32は、トランジスタ42をオフ制御し、ブラシモータ8を停止させる(ステップS301)。マイクロコンピュータ32は、この停止状態が所定時間(T1)経過したとき(ステップS302;Yes)、図示省略の報知手段にその状態を報知させる(ステップS303)。
そうすれば、その状態を知った電気掃除機50のユーザは、被掃除面に応じた運転モードに変更したり、ファンモータ2の吸引力の強弱を変更したりすることが可能になる。なお、この報知手段は、手元操作部4に設けてある図示省略の表示部に表示したり、音やブザーで警告したりするとよい。また、所定時間経過しても、ユーザから操作が行われないときには、ファンモータ2も停止させて、電気掃除機50の運転を終了するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る電気掃除機を示す概略構成図である。 電気掃除機の回路構成を示す回路図である。 直流電源装置の出力電流と出力電圧との関係を表した特性図である。 マイクロコンピュータの処理の流れを示すフローチャートである。 ブラシモータを停止させた後の処理の流れを示すフローチャートである。 電圧の変化に対応したブラシモータの状態遷移を示す状態遷移図である。 停止状態を報知する際の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 本体、2 ファンモータ、3 ホース、4 手元操作部、5 延長管、6 吸込具、7 回転ブラシ、8 ブラシモータ、30 直流電源装置、31 電圧検出手段、32 マイクロコンピュータ、33 商用交流電源、34 15Aヒューズ、35 4Aヒューズ、35 電源トランス、37 ダイオードブリッジ、38 定電圧電源、39 安全スイッチ、40 ジャバラ部、41 本体駆動用トライアック、42 トランジスタ、43 リード線、44a〜44c ピアノ線、C1 平滑用電源コンデンサ、C2 電解コンデンサ、C3 平滑用電源コンデンサ、C4 電解コンデンサ、D1 ダイオード、R1〜R5 抵抗、R6 検出抵抗、R7 検出抵抗、SW1〜SW3 スイッチ。

Claims (2)

  1. 交流電源で駆動し、吸引力を発生するファンモータと、
    前記ファンモータの吸引力により塵埃を吸引する吸込具と、
    前記吸込具に内蔵され、塵埃をかきあげる回転ブラシと、
    前記回転ブラシを直流電源で駆動する電動機と、
    前記ファンモータ及び前記電動機への電源供給を制御する制御手段と、
    前記電動機に該電動機を駆動するための直流電源を供給し、出力電流が所定値を超えると出力電流と出力電圧との関係が垂下型の特性を有する直流電源装置と、
    前記直流電源装置から出力された前記直流電源の出力電圧を検出する電圧検出手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記電圧検出手段からの検出電圧に基づいて前記直流電源装置から前記電動機に供給する直流電源を制御する
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記直流電源装置から前記電動機への電力供給を停止したことを報知する報知手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記電圧検出手段の検出した前記直流電源装置の出力電圧があらかじめ設定された所定値以下となったとき、前記直流電源装置から前記電動機への電力供給を停止し、
    前記直流電源装置から前記電動機への電力供給を停止した後、前記電圧検出手段の検出した前記直流電源装置の出力電圧があらかじめ設定された所定値以上となったとき、前記直流電源装置から前記電動機への電力供給を再開し、
    前記直流電源装置から前記電動機への電力供給を停止した状態が所定時間経過したときに、前記電動機への電力供給を停止したことを前記報知手段に報知させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
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