JP2007016636A - 触媒コンバータケースおよびその製造方法 - Google Patents

触媒コンバータケースおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007016636A
JP2007016636A JP2005196872A JP2005196872A JP2007016636A JP 2007016636 A JP2007016636 A JP 2007016636A JP 2005196872 A JP2005196872 A JP 2005196872A JP 2005196872 A JP2005196872 A JP 2005196872A JP 2007016636 A JP2007016636 A JP 2007016636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalytic converter
workpiece
funnel
shape
converter case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005196872A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4624878B2 (ja
Inventor
Etsuo Kosaka
悦雄 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yumex Corp
Original Assignee
Yumex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yumex Corp filed Critical Yumex Corp
Priority to JP2005196872A priority Critical patent/JP4624878B2/ja
Publication of JP2007016636A publication Critical patent/JP2007016636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4624878B2 publication Critical patent/JP4624878B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

【課題】 溶接作業時間を短縮し強度を向上させることができる触媒コンバータケースおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 触媒コンバータケース1は、内燃機関の排気ガスの浄化を行う触媒本体4を収納するものである。触媒コンバータケース1は、触媒本体4が収納される筒状のケース本体部2と、ケース本体部2に接続される漏斗部3と、を備えている。漏斗部3は、管路が湾曲形状に形成されるとともに、1枚の金属板を筒状に形成し、その周方向の両側の端部3c,3dが溶接されてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、触媒コンバータケースおよびその製造方法に関する。
従来から自動車のエンジンから排出される排気ガスは、エキゾーストマニホールドの下流に配置された触媒コンバータによって有害成分が浄化されている。触媒コンバータは、排気ガスの浄化を行う触媒本体を触媒コンバータケースに内設し、排気流路に配設されてなる。触媒コンバータケースは、例えば、特許文献1に開示されているように、入口と出口の内径が相違し、さらに、その入口と出口の向きが相違している場合、2枚の金属製プレス成形品を合致させて筒状に形成し、突き合わせ箇所を溶接して漏斗状に形成されている。
特開平9−273417号公報(段落0023〜0027、図6および図7)
しかしながら、前記特許文献1に記載された触媒コンバータケースでは、漏斗部が、2枚の金属製板材(半割上部および半割下部)を湾曲状のプレス成形品に形成して、折り曲げ成形した周方向の両側の端部をそれぞれ筒状に合致させて溶接することによって形成している。このような触媒コンバータケースを溶接する場合には、金属製板材の枚数に応じて接合する箇所が増加することにより、溶接箇所が増えるため、溶接作業時間およびコストが増加するとともに、強度が低減するという問題点があった。
また、触媒コンバータケースの漏斗部は、半割上部と半割下部との2つに分割されたワークをそれぞれ筒状に合致させて、その形が崩れないように固定した後に、溶接作業を行っている。この溶接作業時には、半割上部と半割下部とが互いにずれないように保持しなければならないため、組み立てるときの作業性が悪いという問題点があった。
そこで、本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の課題は、溶接作業時間を短縮し強度を向上させることができる触媒コンバータケースおよびその製造方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の触媒コンバータケースは、内燃機関の排気ガスの浄化を行う触媒本体を収納する触媒コンバータケースであって、前記触媒本体が収納される筒状のケース本体部と、前記ケース本体部に接続される漏斗部と、を備え、前記漏斗部は、管路が湾曲形状に形成されるとともに、1枚の金属板を筒状に形成し、その周方向の両側の端部が溶接されてなることを特徴する。
請求項1に記載の本発明によれば、触媒コンバータケースは、漏斗部が1枚の金属板を筒状に形成されてなることにより、漏斗部を筒状に形成した際に互いに接合して溶接する箇所が少なくて済むため、強度を向上させることができる。さらに、その漏斗部が1枚の金属板からなることにより、その接合箇所を溶接加工する際に、保持する箇所が少なくて済むため、漏斗部を固定して保持する作業が容易となる。その接合箇所を溶接する場合には、溶接する箇所が周方向の両側の端部の1箇所となる。その結果、漏斗部は、溶接箇所(接合箇所)が少ない分だけ、溶接作業時間が短縮されるため、触媒コンバータケースの製造時間およびコストを低減させることができる。このように形成された漏斗部は、管路が湾曲形状に形成されていることによって、配置される周囲のレイアウトに対応させて配管することができる。
請求項2に記載の触媒コンバータケースは、請求項1に記載の触媒コンバータケースであって、前記漏斗部は、板金プレス加工により筒状に折り曲げ成形されるとともに、前記端部は、前記湾曲形状に形成した内周面側に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の本発明によれば、漏斗部の周方向の両側の端部は、湾曲形状に形成した内周面側に形成され、その漏斗部における管路方向の最短距離となる位置に形成されたことにより、溶接箇所の長さが短くなるため、溶接作業時間が短縮されて、短時間で製造できるようになる。その結果、製造時間や溶接棒などのコストが削減されるため、触媒コンバータケースの製造コストを低減させることができる。
請求項3に記載の触媒コンバータケースの製造方法は、請求項1または請求項2に記載の触媒コンバータケースの製造方法であって、前記漏斗部は、前記金属板からなる1枚のワークに湾曲面状部分を形成する絞り加工する絞り工程と、前記ワークの余分な部分を切り取る切除加工をする切除工程と、前記ワークを前記管路方向に向いて略U字状に曲げ加工する曲げ工程と、前記ワークを筒状に形成して周方向の両側の端部同士を合致させる合わせ工程と、前記端部を溶接する溶接工程と、を含む工程により製造されることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明によれば、1枚のワークを絞り加工、切除加工、および曲げ加工して筒状に形成し、周方向の両側の端部同士を突き合わせてからその両側の端部を溶接することにより、前記両側の端部を溶接する箇所が少なくて済む。その結果、溶接作業時間が短縮されるとともに、溶接箇所(接合箇所)が少ない分だけ漏斗部の強度が向上される。また、ワークは、筒状に形成した周方向の両側の端部同士を合致させてからその端部を溶接することによって、漏斗部内に発生するコンタミ(微細なゴミ)を減少させることができる。
本発明の触媒コンバータケースおよびその製造方法によれば、漏斗部を1枚の金属板から形成することにより、溶接箇所を少なくすることができるため、溶接作業時間を短縮するとともに、強度を向上させることができる。
次に、図1〜図7を参照しながら発明を実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)を説明する。
以下、本発明の実施形態の一例として、触媒コンバータのケース本体部の入口側(上流側)に漏斗部を設けた場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースを示す拡大正面図である。
<触媒コンバータの構成>
図1に示すように、触媒コンバータCは、ガソリンや軽油などを燃料とするエンジン(内燃機関)の排気ガス中に含まれるCO,HC,NOXなどを触媒本体4によって所定のレベルまで低減させる装置である。この触媒コンバータCは、エンジンからマニホールド(図示せず)と排気管5とを介して送られて来た排気ガスを、触媒本体4を通過させることで浄化して、その排気ガス中に含まれる有害成分を除去してから最終的に大気中に放出されるものである。触媒コンバータCは、前記触媒本体4と、この触媒本体4を内設したケース本体部2と、このケース本体部2の開口端部2aに設けられる漏斗部3とを備えてなる。
<触媒本体の構成>
前記触媒本体4は、内燃機関の排気ガスの浄化を行うものである。この触媒本体4は、例えば、モノリス型三元触媒コンバータからなり、マット7を介して触媒コンバータケース1のケース本体部2内に設置されている。なお、触媒本体4は、排気ガスの除害効果を有するものであれば、他のものであってもよく、また、1つであっても、複数であってもよく、特に限定されない。
<マットの構成>
マット7は、触媒本体4の円周方向の外周部を巻くように覆って保護し、エンジンなどからの振動が触媒本体4に伝達されないように吸収するための部材であり、触媒本体4を位置ずれしないように保持して、ケース本体部2内に装着される。このマット7は、断熱材によって形成されて、触媒本体4の金属部分がエンジンからの熱によって収縮および膨張を繰り返した場合にひずみなどが発生することを解消するとともに、触媒本体4の放熱を抑制することもできるように配設されている。
<触媒コンバータケースの構成>
触媒コンバータケース1は、触媒本体4を収納するための筒状(管状)のケース体であり、ケース本体部2と、漏斗部3とを備えている。この触媒コンバータケース1には、例えば、入口側に排気管5が接続され、出口側に排気管6が接続されて、排気ガスが流れる排気流路Rを形成している。
<ケース本体部の構成>
ケース本体部2は、前記触媒本体4を収納する円筒状のものからなり、例えば、ステンレス鋼、鋼、マグネシウム系合金などの金属材料によって形成されている。このケース本体部2の入口側および出口側の開口端部2a,2bは、前記マット7の厚さ分程度縮径して形成されている。
入口側の開口端部2aは、漏斗部3の大径部3aに嵌合して溶接またはろう付けによって固定されている。
出口側の開口端部2bは、下流側に設置されるマフラー(図示せず)に連通した排気管6に嵌合されて溶接またはろう付けによって固定されている。
<漏斗部の構成>
図2は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの漏斗部を示す拡大斜視図である。
図1に示す漏斗部3は、前記ケース本体部2の開口端部2a,2bに一体に固定して備えられる部材であり、例えば、ケース本体部2と排気管5との間に介在される漏斗状の金属製筒状部材からなる。図2に示すように、この漏斗部3は、例えば、入口側に小径部3bが形成され、出口側に大径部3aが形成されて、大径部3aと小径部3bとが互いに直交方向に開口するように湾曲形成されており、大径部3a側が小径部3bより大径となって、拡径した状態に形成されている。図1に示すように、漏斗部3は、小径部3bが、ケース本体部2(大径部3a)の軸芯線O−Oからずれた位置に形成されるとともに、排気流路(管路)Pが湾曲形状に形成されて、開口方向を変えて形成されている。このため、排気管5からこの漏斗部3を介してケース本体部2へ流れる排気流路Pは、例えば、90度に湾曲してその向きを変えたエルボ形状またはベンド形状に形成されている。漏斗部3は、1枚の金属板を板金プレス加工により筒状に折り曲げ成形されるとともに、その折り曲げ成形した周方向の両側の端部3c,3dが接合し溶接して固定されている。この漏斗部3は、一端部に形成された前記大径部3aが、ケース本体部2の開口端部2aに溶接またはろう付けによって接続され、他端部に形成された前記小径部3bが、排気管5に溶接またはろう付けによって接続されている。
大径部3aは、径がケース本体部2に合致する寸法に形成されている。
小径部3bは、径が排気管5に合致する寸法に形成されるとともに、その排気管5の開口端に合わせて大径部3aに直交する方向に開口している。その結果、漏斗部3がエルボ形状またはベンド形状に形成されている。
なお、小径部3bが開口している向きは、触媒コンバータケース1の周囲に設置されている機器などのレイアウトに応じて、漏斗部3を適宜な角度に湾曲させて向ければよい。また、小径部3bの径は、排気管5に合わせて形成すればよく、大径部3aと同じ寸法であってもよい。
周方向の端部3c,3dは、図2に示すように、1枚の金属板からなる漏斗部3を筒状に曲げ加工したときに互いに接合される箇所であり、外側に向けて突出し、正面視して円弧状のフランジ形状に形成されている。この端部3c,3dは、漏斗部3における排気流路Pでの最短距離となる位置に形成されて、溶接する溶接箇所(接合箇所)Aの長さが短くなるように、漏斗部3を湾曲形状に形成した内周面側に形成されている。
溶接箇所Aは、例えば、前記フランジ形状に形成された端部3c,3dであり、電気抵抗溶接、半自動溶接(MIG溶接)、あるいはタングステン電極溶接(TIG溶接)などによって行われている。このように、端部3c,3dは、漏斗部3から外側に突出したフランジ形状に形成されていることにより、フランジ部を電気抵抗溶接することや、漏斗部3内にスパッタ(飛火傷)によりコンタミ(微細なゴミ)が発生しないように溶接することが可能となる。なお、図1および図2に示す溶接箇所Aは、電気抵抗溶接した場合の一例を示している。
<排気管の構成>
図1に示すように、排気管5,6は、例えば、ステンレス鋼管、鋼管などからなり、レイアウト上直線形状あるいは曲線形状などの適宜な形状に形成されている。
排気管5は、入口側(上流側)が、不図示のエンジンに連通したマニホールド(図示せず)に接続され、出口側(下流側)が前記漏斗部3に接続されて、それぞれ溶接またはろう付けによって固定されている。この排気管5の径は、接続される小径部3bの径に合致させた寸法になっている。
排気管6は、入口側(上流側)がケース本体部2の開口端部2bに接続され、出口側(下流側)がマフラー(図示せず)に接続されて、それぞれ溶接またはろう付けによって固定させている。この排気管6の径は、接続されるケース本体部2の開口端部2bの径に合致させた寸法になっている。
≪触媒コンバータケースの製造方法≫
次に、図3を主に、図4〜図7を参照しながら本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースおよびその製造方法の作用を説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す工程図である。
図3に示すように、触媒コンバータケース1を製造する場合には、まず、ワークWである金属板を絞り加工する絞り工程S1と、ワークWの余分な部分を切り取る切除工程S2と、ワークWを略U字状に曲げ加工する曲げ工程S3と、ワークWを筒状に形成して周方向の端部3c,3d同士を合致させる合わせ工程S4と、周方向の両側の端部3c,3dを溶接する溶接工程S5と、によって漏斗部3を製造した後に、その漏斗部3をケース本体部2に接合する接続工程S6を行うことで完成される。
<絞り工程>
図4〜図7を参照して、さらに詳しく各工程を説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す図であり、(a)は絞り加工したワークの斜視図、(b)はワークの絞り工程時の状態を示すプレス機の要部概略図である。
まず、絞り工程S1では、図4(b)に示すように、プレス機8の上型側ダイ8aと、パンチ8bおよび保持台8cとの間にワークWを保持し、昇降装置(図示せず)で上型側ダイ8aを降下しワークWをパンチ8bに圧接してドローイング加工を行う。
この絞り工程S1において、パンチ8bは、ワークWを押圧することで、上型側ダイ8aとで1枚の平らなワークWを漏斗状に展開した形状に曲げて絞り加工(プレス成形)して、図4(a)に示すような湾曲面状部分W1をワークWの中心線に略沿って形成する(図1参照)。
<切除工程>
図5は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す図であり、(a)は切除加工したワークの斜視図、(b)はワークの切除工程時の状態を示すプレス機の要部概略図である。
次の切除工程S2では、図5(b)に示すように、プレス機8の昇降装置(図示せず)で上型側トリム・スリット刃8eと下型側ダイ8dとを相対移動させて近接させ、上型側トリム・スリット刃8eによって、図5(a)に示すようなワークWの余分な不要部分W2をスクラップとして切断する切除加工(トリム加工)を行う。
なお、この切除工程S2は、絞り成形前に予め余肉を見込んで切除(ブランキング等)してもよいし、絞り成形後の何れのタイミングで金型またはレーザー切断機等を用いて切除を行ってもよく、切除工程S2を行うタイミングは特に限定されない。
<曲げ工程>
図6は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す図であり、(a)はU字状に曲げ加工したワークの斜視図、(b)はワークの曲げ工程時の状態を示すプレス機の要部概略図である。
曲げ工程S3では、図6(b)に示すように、ワークWをパッド8mの上方に配置して、プレス機8の昇降装置(図示せず)でパンチ8fとダイ8gとを相対移動させて近接させることで、ワークWを略U字状に曲げ加工(プレス曲げ加工)する。この曲げ工程S3において、パンチ8fは、昇降装置(図示せず)を上昇させることで、ワークWを管路方向(排気流路P方向)に沿ってU字状に曲げて、図6(a)に示すように、小径部3b(図2参照)をU字状に形成し、大径部3a(図2参照)を略御椀状に形成して、ワークWの小径部3b(図2参照)から大径部3a(図2参照)にかけての中央部分W3を最終的な形状に形成する。
図7は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す図であり、(a)は両側の端部を曲げ加工してフランジ部を形成したワークの斜視図、(b)はワークの合わせ工程時の状態を示すプレス機の要部概略図である。
<合わせ工程>
合わせ工程S4では、図7(b)に示すように、ワークWの内側に芯金8jを挿入し、プレス機8の左右の上型8k,8kを互いに接近させて、ワークWの端部W4,W4同士(縁同士)を合致させることで、ワークWを円筒状の漏斗部3の形に曲げ加工(フォーミング加工)する。この合わせ工程S4において、左右の上型8k,8kは、金型面が部分的に漏斗部3の最終形状に略同一形状に形成されており、プレス機8で互いに水平に移動させてワークWの端部W4(図6参照)を押圧することで、ワークWの両側の端部W4を曲げて合わせて、フランジ形状の端部3c,3dを成形するとともに、ワークWの端部W4を最終的な漏斗部3の形に形成する。
<溶接工程>
溶接工程S5では、図7(a)に示すように、漏斗部3のフランジ形状の端部3c,3dを溶接する。これで、漏斗部3が完成する。このようにして形成された漏斗部3は、図2に示すように、周方向の両側の端部3c,3dが、漏斗部3における排気流路Pの最短距離となる位置に形成されていることにより、周方向の端部3c,3dの長さLが短く形成されている。その結果、溶接箇所Aが短く、短時間で溶接できるようになる。
<接続工程>
接続工程S6では、図1に示すように、漏斗部3の大径部3aをケース本体部2に嵌合し、その嵌合箇所を溶接またはろう付けによってしっかりと接合させる。このようにして、触媒コンバータケース1が完成される。
≪実施形態の効果≫
以上のようにして製造された触媒コンバータケース1は、次のような効果を奏する。
(1)図2に示すように、漏斗部3は、溶接箇所Aの長さLを短く形成できることにより、端部3c,3dを溶接する溶接工程S5の溶接作業時間を短縮することができるため、製造コストを低減させることができるとともに、コンタミを減少させることができる。
(2)また、漏斗部3は、溶接箇所Aの長さLが少なく、溶接箇所Aが一箇所であるため、例えば、アーク溶接時に使用する溶接棒を低減させてコストダウンを図ることができる。
(3)漏斗部3は、1枚の金属板から形成されることにより、接合する箇所が1箇所と少ないため、接合部の品質が向上するとともに、漏斗部3全体の強度が向上される。
(4)このように、漏斗部3は、1枚の金属板から形成されて、溶接箇所Aが1箇所であることにより、材料の歩留まりが改善されるとともに、完成時の重量が低減されるため、車両の燃費向上に寄与することができる。
(5)図5(a)、(b)に示す切除工程S2では、完成される漏斗部3(図7(a)参照)が1枚の金属板からなることにより、上型側トリム・スリット刃8eと下型側ダイ8dとによる材料取りが一度で済むため、部品点数が半減されるとともに、作業効率がよい。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。以下、その変形例を説明する。
≪変形例≫
図8は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法の変形例を示す図であり、ワークの切除位置を示す斜視図である。
例えば、図8に示すように、ワークWを切除する場合(切除工程S2)は、ワークWをU字状に折り曲げてからレーザー加工してしてもよい。すなわち、図3に示す切除工程S2は、曲げ工程S3の後に行ってもよい。このように、曲げ工程S3の後に切除工程S2を行うことにより、漏斗部3が完成したときに、端部3cと端部3dとが合致するように、ワークWの材料取りを正確に行うことができる。
また、前記実施形態では、ワークWを曲げ工程S3で略U字状に曲げ加工してから合わせ工程S4によって一度にワークWを漏斗部3の形状に加工したが、曲げ工程S3と、ワークWを略C字状に曲げる合わせ工程と、ワークWを最終の漏斗部3の形状に形成する絞り仕上げ工程とによって、最終的な形状に段階的に形成するようにしてもよい。
その場合、図6(a)に示す曲げ工程S3でU字状に曲げ加工したワークWを合わせ工程で、図7(b)に示すように、ワークWの内側に芯金8jを挿入し、プレス機8の左右の上型8k,8k(図7(b)参照)を互いに接近させて、ワークWの端部W4,W4同士(縁同士)を合致させることで、ワークWを円筒状のC字状に曲げ加工する。
次に、絞り仕上げ工程で、ワークWの内側に芯金8j(図7(b)参照)を挿入したまま、左右の上型8k,8kを互いに水平に近接させてワークWの端部W4(図6参照)を押圧することで、ワークWの両側の端部W4を曲げて合わせ、フランジ形状の端部3c,3dを成形するとともに、ワークW全体を曲げて最終的な漏斗部3の形にフォーミング加工する。
このように、絞り仕上げ工程を取り入れて、必要に応じてフランジ部の合わせ面および漏斗部3の加工精度を上げるようにしてもよい。
図9は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法の変形例を示す図であり、(a)はフランジ形状に形成した周方向の端部を突き合わせて重ね溶接した状態を示す要部概略図、(b)は突き合わせて形成した周方向の端部を突き合わせ溶接した状態を示す要部概略図、(c)は周方向の端部を重ね溶接した状態を示す要部概略図である。
漏斗部3の端部3c,3dは、図9(a)に示すように、フランジ形状に形成して突き合わせて溶接して固定することに限定されるものではない。なお、このようなフランジ形状からなる端部3c,3dは、その先端をへり継手状にしてアーク溶接などによって溶接してもよい。このような場合であっても、溶接箇所Aが漏斗部3の外側に位置するため、その内側にスパッタが発生することがない。
前記端部3c,3dは、例えば、図9(b)に示すように、フランジがない端部3c1,3d1を突き合わせたものでもよい。このような場合には、突き合わせた端部3c1,3d1のグルーブの形状をI型突き合わせなどの形状にして、当接面の外側をアーク溶接などによって溶接する。
また、前記端部3c,3dは、例えば、図9(c)に示すように、端部3c2,3d2を重ねた重ね継手状にしたものでもよい。このような場合には、端部3c2,3d2を重ねて、外側に位置する端部3c2の先端部をアーク溶接などによってすみ肉溶接することによって、溶接箇所Aが漏斗部3の外側になるため、漏斗部3内にスパッタが発生することが防止される。
図10は、本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの変形例を示す図であり、(a)は漏斗部をケース本体部の入口と出口とに配設した一例を示す触媒コンバータケースの正面図、(b)は漏斗部をケース本体部の出口側に配設した一例を示す触媒コンバータケースの拡大断面図である。
前記漏斗部3は、図10(a)に示す漏斗部31,32のように、触媒コンバータケース1の入口と出口とにそれぞれ設けてもよい。漏斗部31の大径部31a,32aに対する小径部31b,32bの角度θ1,θ2は、排気管5,6や周囲の機器などのレイアウトに応じて適宜に形成すればよく、90度のエルボ形状やベンド形状のものに限定されるものではない。なお、大径部31a,32aおよび小径部31b,32bの径は、接続する排気管5,6に一致させて形成すればよい。
また、図10(b)に示すように、触媒コンバータケース1は、出口側の開口端部2bに漏斗部32のみを設けたものであってもよい。この触媒コンバータケース1の入口側の開口端部2aには、マニホールド9を直接連結したものであってもよい。このようにすることにより、触媒コンバータケース1は、あらゆるレイアウトに対応して配設できるようになる。
なお、前記漏斗部31,32には、貫通孔を穿設して、排気ガス中の酸素の濃度を検出する酸素濃度検出センサ(図示せず)を設けてもよい。
本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースを示す拡大正面図である。 本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの漏斗部を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す工程図である。 本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す図であり、(a)は絞り加工したワークの斜視図、(b)はワークの絞り工程時の状態を示すプレス機の要部概略図である。 本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す図であり、(a)は切除加工したワークの斜視図、(b)はワークの切除工程時の状態を示すプレス機の要部概略図である。 本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す図であり、(a)はU字状に曲げ加工したワークの斜視図、(b)はワークの曲げ工程時の状態を示すプレス機の要部概略図である。 本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法を示す図であり、(a)は両側の端部を曲げ加工してフランジ部を形成したワークの斜視図、(b)はワークの合わせ工程時の状態を示すプレス機の要部概略図である。 本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法の変形例を示す図であり、ワークの切除位置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの製造方法の変形例を示す図であり、(a)はフランジ形状に形成した周方向の端部を突き合わせて重ね溶接した状態を示す要部概略図、(b)は突き合わせて形成した周方向の端部を突き合わせ溶接した状態を示す要部概略図、(c)は周方向の端部を重ね溶接した状態を示す要部概略図である。 本発明の実施形態に係る触媒コンバータケースの変形例を示す図であり、(a)は漏斗部をケース本体部の入口と出口とに配設した一例を示す触媒コンバータケースの正面図、(b)は漏斗部をケース本体部の出口側に配設した一例を示す触媒コンバータケースの拡大断面図である。
符号の説明
1 触媒コンバータケース
2 ケース本体部
2a,2b 開口端部
3,31,32 漏斗部
3a,31a,32a 大径部
3b,31b,32b 小径部
3c,3c1,3c2,3d,3d1,3d2 端部
4 触媒本体
5,6 排気管
8 プレス機
9 マニホールド
O 軸芯線
P 排気流路(管路)
S1 絞り工程
S2 切除工程
S3 曲げ工程
S4 合わせ工程
S5 溶接工程
S6 接続工程
W ワーク
W1 湾曲面状部分

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気ガスの浄化を行う触媒本体を収納する触媒コンバータケースであって、
    前記触媒本体が収納される筒状のケース本体部と、
    前記ケース本体部に接続される漏斗部と、を備え、
    前記漏斗部は、管路が湾曲形状に形成されるとともに、1枚の金属板を筒状に形成し、その周方向の両側の端部が溶接されてなること
    を特徴する触媒コンバータケース。
  2. 前記漏斗部は、板金プレス加工により筒状に折り曲げ成形されるとともに、
    前記端部は、前記湾曲形状に形成した内周面側に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の触媒コンバータケース。
  3. 請求項1または請求項2に記載の触媒コンバータケースの製造方法であって、
    前記漏斗部は、
    前記金属板からなる1枚のワークに湾曲面状部分を形成する絞り加工する絞り工程と、
    前記ワークの余分な部分を切り取る切除工程と、
    前記ワークを前記管路方向に向いて略U字状に曲げ加工する曲げ工程と、
    前記ワークを筒状に形成して周方向の両側の端部同士を合致させる合わせ工程と、
    前記端部を溶接する溶接工程と、を含む工程により製造されること
    を特徴とする触媒コンバータケースの製造方法。
JP2005196872A 2005-07-05 2005-07-05 触媒コンバータケースおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP4624878B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005196872A JP4624878B2 (ja) 2005-07-05 2005-07-05 触媒コンバータケースおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005196872A JP4624878B2 (ja) 2005-07-05 2005-07-05 触媒コンバータケースおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007016636A true JP2007016636A (ja) 2007-01-25
JP4624878B2 JP4624878B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=37754023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005196872A Expired - Fee Related JP4624878B2 (ja) 2005-07-05 2005-07-05 触媒コンバータケースおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4624878B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009139333A1 (ja) * 2008-05-14 2009-11-19 株式会社小松製作所 排気処理装置及びその製造方法
JP2010249074A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Emcon Technologies Llc 鋳造されたエンドキャップ載置モジュール
US8814969B2 (en) 2011-03-18 2014-08-26 Komatsu Ltd. Exhaust gas purification device
WO2014162651A1 (ja) * 2013-04-03 2014-10-09 三恵技研工業株式会社 消音器及びその製造方法
JP2016101581A (ja) * 2009-04-17 2016-06-02 ビーエーエスエフ コーポレーション 多領域触媒構成物
US9644522B2 (en) 2008-03-17 2017-05-09 Faurecia Emission Control Technologies, USA, LLC Cast end cap mounting module
JP2018040319A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 株式会社ユタカ技研 ケースの製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62244539A (ja) * 1986-04-15 1987-10-24 Hashida Giken Kogyo Kk 排気管の製造法
JP2001047128A (ja) * 1999-08-02 2001-02-20 Takahashi Techno:Kk パイプ材の継ぎ手の製造方法
JP2003120276A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Toyota Motor Corp 排気浄化装置用ケーシング
JP2003225724A (ja) * 2001-11-30 2003-08-12 Futaba Industrial Co Ltd 管体成形方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62244539A (ja) * 1986-04-15 1987-10-24 Hashida Giken Kogyo Kk 排気管の製造法
JP2001047128A (ja) * 1999-08-02 2001-02-20 Takahashi Techno:Kk パイプ材の継ぎ手の製造方法
JP2003120276A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Toyota Motor Corp 排気浄化装置用ケーシング
JP2003225724A (ja) * 2001-11-30 2003-08-12 Futaba Industrial Co Ltd 管体成形方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9644522B2 (en) 2008-03-17 2017-05-09 Faurecia Emission Control Technologies, USA, LLC Cast end cap mounting module
WO2009139333A1 (ja) * 2008-05-14 2009-11-19 株式会社小松製作所 排気処理装置及びその製造方法
JP5054817B2 (ja) * 2008-05-14 2012-10-24 株式会社小松製作所 排気処理装置及びその製造方法
KR101260714B1 (ko) * 2008-05-14 2013-05-06 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 배기 처리 장치 및 그 제조 방법
US8540793B2 (en) 2008-05-14 2013-09-24 Komatsu Ltd. Exhaust processing device and manufacturing method thereof
CN102027215B (zh) * 2008-05-14 2013-10-16 株式会社小松制作所 废气处理装置及其制造方法
JP2016101581A (ja) * 2009-04-17 2016-06-02 ビーエーエスエフ コーポレーション 多領域触媒構成物
JP2010249074A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Emcon Technologies Llc 鋳造されたエンドキャップ載置モジュール
US8814969B2 (en) 2011-03-18 2014-08-26 Komatsu Ltd. Exhaust gas purification device
WO2014162651A1 (ja) * 2013-04-03 2014-10-09 三恵技研工業株式会社 消音器及びその製造方法
JP2014200806A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 三恵技研工業株式会社 消音器及びその製造方法
US9366175B2 (en) 2013-04-03 2016-06-14 Sankei Giken Kogyo Co., Ltd. Muffler and method of manufacturing the muffler
JP2018040319A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 株式会社ユタカ技研 ケースの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4624878B2 (ja) 2011-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4624878B2 (ja) 触媒コンバータケースおよびその製造方法
US20070271786A1 (en) Apparatus and method for manufacturing a catalytic converter
US20050271561A1 (en) Automotive exhaust component and method of manufacture
US20050072143A1 (en) Air-gap manifold
US8756808B2 (en) Method for producing a cellular wheel
JPH07223030A (ja) 管と板材の接合装置
US7762063B2 (en) Housing for an exhaust gas purification component for forming a joined connection with an exhaust line section, exhaust system having the housing and motor vehicle having the exhaust system
US8359847B2 (en) Device and method for converting a motorcycle exhaust system into a multiple exhaust system
WO2019212030A1 (ja) 触媒担持基材、触媒担持体、排気ガス浄化装置、排気経路部品、触媒担持基材の成形方法及び排気ガス浄化装置の製造・組付け方法
JP2007500818A (ja) 触媒コンバータの再生方法
JP2013146762A (ja) 異径管の製造方法並びに異径管の製造装置
JP2004156474A (ja) 消音器とその製造方法
JP7269624B2 (ja) 流体加熱器及び流体加熱器の製造方法
US20020124557A1 (en) Sheet blank for an exhaust gas housing part of a motor vehicle and process for the production of the exhaust gas housing part with the sheet blank
JP5751797B2 (ja) 排気集合管の溶接構造
JP4995049B2 (ja) パイプの製造方法、マニホルド製造方法および排気ガス浄化装置製造方法
JP6348938B2 (ja) 金属筒体の製造方法
JP4570541B2 (ja) 内外二重筒体の製造方法および製造装置
JP4451296B2 (ja) 触媒コンバータ及びその製造方法
KR20000015297A (ko) 자동차 소음기의 테일-트림 제조방법
US8850705B2 (en) Processes for producing exhaust gas manifolds
JP5552259B2 (ja) 二重管構造の排気マニホールド
JP2007024024A (ja) 排気マニホールドのフランジ溶接方法
JP2001208254A (ja) 管の合流部構造およびその製造方法
JP2010094643A (ja) 金属触媒担体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080703

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4624878

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees