JP2007015369A - インクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置、記録装置、および液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電気的な接続端子部202と接触可能なコネクタ部203を保持すると共に、記録装置に対して移動可能なホルダ部204が設けられ、インクカートリッジ11が装填される際、インクカートリッジ11が該ホルダ部204に当接し、該ホルダ部204をインクカートリッジ11の装填方向(Y軸方向)へ移動させて、インクカートリッジ11と、該ホルダ部204との相対的な位置を決める相対的位置決め手段210を備えていることを特徴とする。
【選択図】図6
Description
図13に示すのは、レバーアーム507の回動に伴ってインクカートリッジ501を出し入れ可能なインクカートリッジ着脱装置を備えた記録装置である。前記情報を記憶するメモリの一例は、接続端子が外部に露出した第1の接続端子503と、この第1の接続端子503と電気的に接続されるメモリ部504とを有する接触式の情報記憶部502である。この第1の接続端子503は、記録装置側のコネクタ部505に設けられた第2の接続端子506と接触することによって電気的に接続するように構成されていた。ここで、メモリ部504はインク等に関する情報を記憶する。そして、レバーアーム507の回動運動に伴って、インクカートリッジ501の位置を矢印の示す方向へ移動させてインクカートリッジ501を記録装置本体に装填し、第1の接続端子503を記録装置側の第2の接続端子506に接触させていた。
そこで、従来技術では、キャリッジに対して位置決めする突起部(図示しない)をインクカートリッジ(501)に設けることにより、装填されたインクカートリッジ(501)の位置のバラツキを低減していた(例えば、特許文献1参照)。言い換えると、第2の接続端子(506)は、キャリッジに対して固定されており、固定された第2の接続端子(506)を備えたキャリッジ、または記録装置本体に対してインクカートリッジ(501)を精度良く位置決めしようとしていた。
そこで、本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、インクカートリッジが装填された際、インクカートリッジ側の第1の接続端子が、記録装置側のコネクタ部(第2の接続端子)と確実に電気的に接続することができる接触装置を提供することにある。
また、前記付勢手段の付勢力を利用するので、新たに付勢手段を設ける必要がない。
本発明の第7の態様によれば、第6の態様と同様の作用効果に加え、前記係合手段の錐体状の前記突起部は、第1の傾斜部を有し、該第1の傾斜部は、円錐体の斜面の如く設けられている。即ち、インクカートリッジの装填方向に対して直交する全ての方向に該第1の傾斜部が設けられている。従って、インクカートリッジの装填方向に対して直交する方向において、インクカートリッジと、前記ホルダ部との相対的な位置関係を決定することができる。
本発明の第8の態様によれば、第6の態様と同様の作用効果に加え、前記係合手段の錐体状の前記突起部は、第2の傾斜部を有し、該第2の傾斜部は、多角錐体の斜面の如く設けられている。即ち、該突起部が前記凹部に係合する際、インクカートリッジの装填方向に対して直交する方向において、該突起部は、多角錐体の斜面の如く設けられた該第2の傾斜部によって、前記凹部に対して前記多角錐の頂点側へ案内される。従って、インクカートリッジの装填方向に対して直交する方向において、インクカートリッジと、前記ホルダ部との相対的な位置関係を決定することができる。
そこで、本発明の第10の態様によれば、第9の態様と同様の作用効果に加え、前記基板は、インクカートリッジが装填された際、インクカートリッジの装填方向に対して平行な面に、前記コネクタ部と対向するように設けられている。即ち、インクカートリッジの装填方向と、前記ピン型端子の付勢方向である該基板の垂直方向とは直交する関係になる。従って、前記ピン型端子の付勢力が、インクカートリッジ装填の際、インクカートリッジの移動に対抗する虞がない。さらに、インクカートリッジ装填後にインクカートリッジを排出する方向へ付勢し装填を不完全にする虞もない。
本発明の第11の態様によれば、第10の態様と同様の作用効果に加え、前記突起部は、前記基板の垂直方向へ延設された突条である。例えば、突起部がある方向へ延設されている場合、ホルダ部およびインクカートリッジは、その方向と直交する方向の位置関係が規制されるだけでなく、部材の公差によるねじれを低減することができる。即ち、該突起部は、前記基板と前記コネクタ部とを平行に対向させることができる。従って、複数設けられた前記ピン型端子と、該ピン型端子と同数の前記接続端子部とを、それぞれ確実に接触させることができる。
本発明の第12の態様によれば、記録装置は、上記第1〜第11の態様のいずれかに記載された前記接触装置を備えているので、記録装置において、上記第1〜第11の態様のいずれかに記載された作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
図2に示す如く、レバーアーム163、即ち、アーム本体163bの一端には、つまみ部163aが設けられ、他端には、動力伝達変換機構32における伝達部材の一例である扇形をした第1ピニオン162が設けられ、第1回動ピン164を支点に回動するように取り付けられている。尚、レバーアーム163における支点と作用点との距離は、第1ピニオン162のピッチ円半径との比が実質的にてこ比となり、レバーアーム163の採用によって支点と作用点との距離を比較的長く取れるようになったことに伴い、大きなてこ比が得られている。
図3に示すのは、インクカートリッジ挿入完了状態の着脱装置を示す平面図である。
図3に示す如く、インクカートリッジ11が挿入されたとき、インクカートリッジ11の位置は破線で示す位置である。従って、インクカートリッジ11を挿入すると直ちにインクカートリッジ内のインクが、記録装置本体側の流路部材4に形成されたインク供給針4aを介して記録装置本体側へ流れ込むわけではない。
ここで、このインクカートリッジ挿入完了状態のレバーアーム163の位置を「リセット位置」と定義する。
図4に示す如く、レバーアーム163を図3に示す「リセット位置」から右側へ回動させると、レバーアーム163の回動運動が、前述した動力伝達変換機構32を介して、偏心カム部172を回転させる。そして、カートリッジ保持手段30のスライダホルダ37に設けられた第1の壁部173と当接してスライダホルダ37を移動させて、カートリッジ保持手段30を第2の所定ストロークS押し込む運動へ変換することができる。このとき、レバーアーム163のつまみ部163aを最も右側に回動させると、インクカートリッジ11は、更に奥部側に進入し、インクカートリッジ11の針挿入口に流路部材4に形成されたインク供給針4aが挿入される。即ち、インクカートリッジ11の装填が完了した状態である。
ここで、このインクカートリッジ装填完了状態のレバーアーム163の位置を「セット位置」と定義する。
ここで、接触装置200とは、後に説明するインクカートリッジ側の接続端子部202(図5)と記録装置側のコネクタ部203(図6)とを接触させる装置である。
図5に示すのは、本願に係るインクカートリッジの要部拡大斜視図である。
図5に示す如く、インクカートリッジ11の装填方向先端側11aの面には、凹部208が設けられている。また、インクカートリッジ11の側面には、インク残量情報を記憶する記憶素子201と、記憶素子201と接続された複数の接続端子部202とを備えた基板209が設けられている。
図6に示す如く、接触装置200は、接続端子部202と接触可能なコネクタ部203と、コネクタ部203を保持すると共に移動可能なホルダ部204と、一端をホルダ部204に係止し、他端を記録装置本体3に係止してインクカートリッジ11の装填方向に対抗するようにホルダ部204を付勢するホルダばね212とを備えている。
また、ホルダ部204が保持するコネクタ部203には、インクカートリッジ側の接続端子部202と接触可能なピン型端子211が設けられている。後に詳しく説明するが、ピン型端子211は、接続端子部202へ向かって付勢することが可能なピンばね状に形成されている。
そしてさらに、レバーアーム163を「セット位置」側へ移動させると、図8(B)に示す如く、インクカートリッジ11の装填方向先端側11aの面は、ホルダ部204の当接部204aと当接する。このとき、当接部204aに設けられた突起部207である突条207aは、突条207aに設けられた傾斜部207fによって案内されながらインクカートリッジ側の凹部208と係合する。
距離T < 第2の所定ストロークS
の関係が成立するように設けられている。
また、当接部204aには突起部207としての突条207aが設けられ、突条207aは、インクカートリッジ側の凹部208と隙間無く係合することができる。即ち、Z軸方向において、インクカートリッジ11とホルダ部204との相対的な位置関係を決定することができる。図8(C)を拡大したのが図9である。
図9に示す如く、Y軸およびZ軸方向において、インクカートリッジ11とホルダ部204との相対的な位置関係が決定されている。従って、インクカートリッジ側の基板209に設けられた接続端子部202と、ホルダ部側のコネクタ部203に設けられたピン型端子211の先端部211aとが対向する位置関係にある。ここで、図中の破線Q―Q’の断面を図10、破線P―P’の断面を図11に示す。
図10に示す如く、インクカートリッジ側の基板209に設けられた接続端子部202と、ホルダ部側のコネクタ部203に設けられたピン型端子211の先端部211aとが対向する位置関係にあるとき、ピン型端子211の先端部211aは、接続端子部202と電気的に接続する。このとき、ピン型端子211は、ピンばね状に形成されており、対向する接続端子部202への方向、即ち、X軸方向へ付勢するように設けられている。従って、X軸方向において、インクカートリッジ11とホルダ部204との間に隙間が生じた場合でも、確実にピン型端子211は、接続端子部202と電気的に接続することができる。
図11に示す如く、インクカートリッジ側の凹部208、および、ホルダ部側の突起部207としての突条207aは、基板209の垂直方向へ延設されている。従って、ホルダ部側のコネクタ部203に設けられたピン型端子211の先端部211aが、インクカートリッジ側の基板209に設けられた接続端子部202と対向する位置関係にあるときにおいて、基板209の面と、基板209に対向するコネクタ部203の面とを平行にすることができる。即ち、いずれか一方が傾いた状態になる虞がない。ここで、接続端子部202とピン型端子211とがそれぞれ複数設けられている場合、基板209の面と、基板209に対向するコネクタ部203の面とが平行に対向しているので、全てのピン型端子211は、それぞれ対応する全ての接続端子部202と電気的に接続することができる。
ところが、このような場合であっても、本願実施形態の接触装置200は、相対的位置決め手段210を備えているので、接続端子部202とコネクタ部203との電気的接続が切断される虞がない。
その結果、インクカートリッジ11の装填方向(Y軸方向)において、簡単な構成で、かつ、正確にインクカートリッジ11と、ホルダ部204との相対的な位置関係を決定することができる。
その結果、接続端子部202がコネクタ部203と対向する位置にあるとき、ピン型端子211は、確実に接続端子部202と接触することができる。即ち、X方向において、接続端子部202とコネクタ部203との相対的位置関係がずれた場合であっても、ピン型端子211が接続端子部202に付勢することができるので、ある程度のずれを許容することができる。
その結果、ピン型端子211の付勢力が、インクカートリッジ装填の際、インクカートリッジ11の移動に対抗する虞がない。さらに、インクカートリッジ装填後にインクカートリッジ11を排出する方向(Y軸方向)へ付勢し装填を不完全にする虞もない。
その結果、突起部207は、基板209の垂直方向(X軸方向)へ延設されている場合、ホルダ部204およびインクカートリッジ11は、基板209の垂直方向(X軸方向)と直交する方向(Z軸方向)の位置関係が規制されるだけでなく、部材の公差によるねじれを低減することができる。即ち、突起部207は、基板209とコネクタ部203とを平行に対向させることができる。従って、複数設けられたピン型端子211と、ピン型端子211と同数の接続端子部202とを、それぞれ確実に接触させることができる。
図12(A)に示すのは、他の実施形態1に係る接触装置の斜視図である。
図12(A)に示す如く、ホルダ部204の当接部204aには第1の突起部207dが設けられ、第1の突起部207dの斜面である第1の傾斜部207bは、円錐体の斜面の如く設けられている。即ち、第1の突起部207dの形状は円錐台である。ここで、「円錐体の斜面の如く」とは、円錐体が有する曲面状の斜面のように第1の突起部207dの先端側(凹部側)へ向かって第1の突起部207dが尖るように傾斜する斜面であればよい。尚、第1の突起部207dの先端側が尖っているか否かにとらわれない。従って、第1の突起部207dは、円周上に斜面を有するので、X軸、およびZ軸方向において、インクカートリッジ11とホルダ部204との相対的な位置関係を決定することができる。このとき、第1の突起部207dが凹部208に係合した場合であっても、第1の突起部207dを軸にねじれ、インクカートリッジ側の基板209の面と、基板209に対向するコネクタ部203の面とが平行に対向しない虞が生じる。そのような場合、第1の突起部207dを複数設け、それに係合する凹部208も複数設けることによって前記ねじれが発生する虞がなく、基板209の面と、基板209に対向するコネクタ部203の面とが平行に対向させることができる。また、第1の突起部207dをX軸またはZ軸方向へ長尺、言い換えると底面を楕円状に設けてもよいのは勿論である。
その他の部材、および、その作用効果については、図5〜図11で説明したものと同じであるため、その説明は省略する。
その結果、インクカートリッジ11の装填方向(Y軸方向)に対して直交する方向(X軸およびZ軸の成す方向)において、インクカートリッジ11と、ホルダ部204との相対的な位置関係を決定することができる。
図12(B)に示すのは、他の実施形態2に係る接触装置の斜視図である。
図12(B)に示す如く、ホルダ部204の当接部204aには第2の突起部207eが設けられ、第2の突起部207eの斜面である第2の傾斜部207cは、四角錐の斜面の如く設けられている。ここで、「四角錐の斜面の如く」とは、四角錐が有する斜面のように第2の突起部207cの先端側(凹部側)へ向かって第2の突起部207cが尖るように傾斜する斜面であればよい。尚、第2の突起部207cの先端側が尖っているか否かにとらわれない。従って、図12(A)で示す[他の実施形態1]の第1の突起部207dと同様に、X軸、およびZ軸方向において、インクカートリッジ11とホルダ部204との相対的な位置関係を決定することができる。このとき、第1の突起部207dと異なり、第2の突起部207eは凹部208に係合した場合であっても、第2の突起部207eを軸にねじれる虞がない。従って、[他の実施形態1]のように第1の突起部207dを複数設ける必要がない。ここで、第2の突起部207eの斜面である第2の傾斜部207cは、四角錐の斜面のようであるとしたが、四角錐に限定されることはなく、多角錐であれば同様の作用効果を得ることができる。
その他の部材、および、その作用効果については、図5〜図11で説明したものと同じであるため、その説明は省略する。
その結果、インクカートリッジ11の装填方向(Y軸方向)に対して直交する方向(X軸およびZ軸方向)において、インクカートリッジ11と、ホルダ部204との相対的な位置関係を決定することができる。
続いて、他の実施形態3について説明する。
図14に示すのは、インクカートリッジの全体斜視図である。X軸、Y軸、およびZ軸方向については、前述した実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
図14に示す如く、インクカートリッジ311の側面には、図5と同様に、インク残量情報を記憶する記憶素子401と、記憶素子401と接続された複数の接続端子部402とを備えた基板409が設けられている。また、符号311aが示すのは、インクカートリッジ311の装填方向先端側の面311aである。
図15に示す如く、接触装置400の記録装置303本体側には、ホルダ部404が設けられ、ホルダ部404のインクカートリッジ311の装填方向の後端側は、付勢手段405であるホルダばね412に係止されている。そして、ホルダばね412の他端は記録装置303本体側の基部304に係止されている。ここで、インクカートリッジ装填の際、ホルダ部404が装填方向において、インクカートリッジ311と当接して一体に移動することについては、前述した実施形態と同様であるので、その説明は省略するとして異なる点について以下説明する。
このうち、第1規制部451、および第2規制部452は、ホルダ部404のX軸方向への移動を規制すると共に、ホルダ部404がZ軸を支点に回転するのを規制するように設けられている。
一方、第3規制部453、および第4規制部454は、ホルダ部404のZ軸方向への移動を規制すると共に、ホルダ部404がX軸を支点に回転するのを規制するように設けられている。
図18に示す如く、ホルダばね412は、前述したようにY軸に対して傾いており、ホルダ部404に対して、Y軸方向だけでなくX軸方向にも付勢するように設けられている。そして、該ホルダばね412の付勢力によって、ホルダ部404には、Z軸方向を支点とした時計方向の回転力が生じる。このとき、ホルダ部404は、ホルダばね412の付勢力および回転力によって第2規制部452に押し付けられると共に、前記回転力によって第1規制部451にも押し付けられる。即ち、第1規制部451および第2規制部452は、X軸方向におけるホルダ部404の位置を決めることができると共に、Z軸方向を支点とした向きを規制することができる。
尚、ホルダ部404のY軸方向を支点とした向きについては、図18に示す如く、第2規制部452が、ホルダ部404と面接触することで、ホルダ部404のY軸方向を支点とした向きを規制している。
図20および図21に示す如く、ホルダ部404の装填方向における先端側には、コネクタ部403のホルダ部404に対する移動を規制する面であるコネクタ規制部461が設けられている。一方、ホルダ部404の後端側には、弾性変形することによりコネクタ規制部461へ向かう付勢力を有する爪部462が設けられている。そして、前述したようにコネクタ部403は、コネクタ規制部461と爪部462とによって挟持されている。
また、コネクタ部403を第1規制部451と直に接触させると、ホルダ部404の寸法の公差が影響しないので、X軸方向におけるコネクタ部403の位置決め精度を向上させることができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
4 流路部材、4a インク供給針、5 給送用トレイ、10 キャリッジ、
11 インクカートリッジ、11a 装填方向先端側、12 キャリッジガイド軸、
13 記録ヘッド、14 給送用ローラ、15 エッジガイド、16 ホッパ、
17 回転軸、18 ローラホルダ(搬送用従動ローラの)、19 搬送用ローラ、
19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、20 排出用ローラ、
20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用従動ローラ、22 補助従動ローラ、
26 記録ポジション、28 プラテン、29 蓋部材、30 カートリッジ保持手段、
32 動力伝達変換機構、37 スライダホルダ、48 スライドロック片、
50 排出用スタッカ、51 載置面、57 係合凹部、62 メインフレーム、
100 インクジェットプリンタ、161 第1ラック、162 第1ピニオン、
163 レバーアーム、163a つまみ部、163b アーム本体、
164 第1回動ピン、165 ガイドリブ、166 スライドバー、
167a 第2ラック、167b 第2ラック、168a 第2ピニオン、
168b 第2ピニオン、169a 第2回動ピン、169b 第2回動ピン、
170 第3回動ピン、171a ギア、171b ギア、172 偏心カム部、
173 第1の壁部、174 第2の壁部、175 ギア付きカムユニット、
200 接触装置、201 記憶素子、202 接続端子部、203 コネクタ部、
204 ホルダ部、204a 当接部、205 付勢手段、206 係合手段、
207 突起部、207a 突条、207b 第1の傾斜部、207c 第2の傾斜部、
207d 第1の突起部、207e 第2の突起部、207f 傾斜部、208 凹部、
209 基板、210 相対的位置決め手段、211 ピン型端子、211a 先端部、
212 ホルダばね、303 記録装置、304 基部、311 インクカートリッジ、
311a 装填方向先端側、400 接触装置、401 記憶素子、402 接続端子部、
403 コネクタ部、404 ホルダ部、404a 当接部、405 付勢手段、
409 基板、410 相対位置決め手段、411 ピン型端子、412 ホルダばね、
450 規制部、451 第1規制部、452 第2規制部、453 第3規制部、
454 第4規制部、461 コネクタ規制部、462 爪部、463 基部、
501 インクカートリッジ、502 情報記憶部、503 第1の接続端子、
504 メモリ部、505 コネクタ部、506 第2の接続端子、
507 レバーアーム、P 用紙(被記録材)、
PG (記録ヘッドと被記録材との間の)ギャップ、S 第2の所定ストローク、
T (ホルダ部の移動)距離
Claims (13)
- インクカートリッジ側に設けられた電気的な接続端子部と、記録装置側に設けられ、該接続端子部と接触可能なコネクタ部との接触装置であって、
前記コネクタ部を保持すると共に記録装置に対して移動可能なホルダ部が設けられ、
インクカートリッジが装填される際、インクカートリッジが該ホルダ部に当接し、該ホルダ部をインクカートリッジの装填方向へ移動させて、インクカートリッジと、該ホルダ部との相対的な位置を決める相対的位置決め手段を備えていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項1において、前記相対的位置決め手段は、
前記ホルダ部にインクカートリッジの装填方向先端側と当接する当接部と、
インクカートリッジの装填される際、該当接部がインクカートリッジの移動に対抗するように付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項2において、記録装置側には、前記ホルダ部が移動する際、インクカートリッジの装填方向に対して直交する方向への前記ホルダ部の移動を規制する規制部が設けられ、
前記付勢手段は、前記ホルダ部を前記規制部へも付勢するように構成されていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項2または3において、記録装置側には、前記ホルダ部が移動する際、インクカートリッジの装填方向に対して直交する方向への前記ホルダ部の移動を規制する規制部が設けられ、
該規制部は、前記コネクタ部と直に接触して、コネクタ部と接続端子部とが対向する方向における位置を規制するように設けられていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項2乃至4のいずれか1項において、前記接続端子部は、前記コネクタ部とインクカートリッジの装填方向に対して平行な面で接触するように構成され、
前記ホルダ部は、
インクカートリッジの装填方向における先端側に、コネクタ部のホルダ部に対する移動を規制するコネクタ規制部と、
後端側に該コネクタ規制部へ向かう付勢力を有する爪部とを備え、
前記コネクタ部は、前記コネクタ規制部と前記爪部とによって挟持されていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項2、4、5のいずれか1項において、前記当接部と、インクカートリッジとが当接する箇所に係合手段が設けられ、
該係合手段のいずれか一方側には、他方側へ尖るような錐体状の突起部が設けられ、
他方側には、該突起部と係合する凹部が設けられていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項6において、前記係合手段の錐体状の前記突起部は、第1の傾斜部を有し、
該第1の傾斜部は、円錐体の斜面の如く設けられていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項6において、前記係合手段の錐体状の前記突起部は、第2の傾斜部を有し、
該第2の傾斜部は、多角錐体の斜面の如く設けられていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項6乃至8のいずれか1項において、前記コネクタ部は、前記接続端子部と接触可能なピン型端子を有し、
前記接続端子部が該コネクタ部と対向する位置にあるとき、該ピン型端子は、前記接続端子部に付勢するピンばね状に形成されていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項9において、前記ピン型端子は複数設けられ、該ピン型端子と接触可能な前記接続端子部は基板に前記ピン型端子と同数設けられ、
該基板は、インクカートリッジが装填された際、インクカートリッジの装填方向に対して平行な面に、前記コネクタ部と対向するように設けられていることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。 - 請求項10において、前記突起部は、前記基板の垂直方向へ延設された突条であることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置。
- インクカートリッジ側に設けられた電気的な接続端子部と、記録装置側に設けられ、該接続端子部と接触可能なコネクタ部との接触装置を備える記録装置であって、請求項1乃至11のいずれか1項に記載された接触装置であることを特徴とするインクカートリッジ側の接続端子部と記録装置側のコネクタ部との接触装置を備えた記録装置。
- 液体カートリッジ側に設けられた電気的な接続端子部と、液体噴射装置側に設けられ、該接続端子部と接触可能なコネクタ部との接触装置を備える液体噴射装置であって、
前記コネクタ部を保持すると共に液体噴射装置に対して移動可能なホルダ部が設けられ、
液体カートリッジが装填される際、液体カートリッジが該ホルダ部に当接し、該ホルダ部を液体カートリッジの装填方向へ移動させて、液体カートリッジと、該ホルダ部との相対的な位置を決めることが可能な相対的位置決め手段を備えていることを特徴とする液体噴射装置。
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