JP2004358912A - ヘッドカートリッジ - Google Patents

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Kenji Kitahata
健二 北畠
亘 ▲高▼橋
Wataru Takahashi
Masashi Ogawa
将史 小川
Hiromasa Yasuma
弘雅 安間
Yasuo Kotaki
小瀧  靖夫
Masanori Takenouchi
雅典 竹之内
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Abstract

【課題】回路基板の変位を最小限にとどめることができ、キャリッジ装着時のバネ接点へのせん断方向の力を抑制し、信頼性の高い接点を構成することができるヘッドカートリッジを提供する。
【解決手段】ヘッドカートリッジは、プリンタ装置上のキャリッジと分離着脱可能、且つ、記憶素子を有するインクタンクを着脱可能なヘッドカートリッジであって、前記キャリッジに配された電気接触端子で接続される回路基板を有し、前記回路基板に配された電気接触端子で前記インクタンクの前記記憶素子と接続される前記回路基板が固定される前記ヘッドカートリッジにおいて、前記回路基板の複数部位の固定手段で囲まれる領域内に、前記電気接触端子の支持部材の一部が固定されている。なお、前記支持部材は、上下又は左右方向に配置される2つの固定手段を結ぶ直線上に配置されていることが好ましい。
【選択図】 図15

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶素子を搭載したインクタンクを装着可能、且つ、プリンタ装置に着脱可能な電気接触端子を有するヘッドカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的にプリンタ装置の記録ヘッドはインク液滴を吐出する吐出口を有しており、記録媒体に対して相対的に記録ヘッドを走査させながら、インク液滴を吐出し、その記録媒体に記録を行う。実際の記録動作において、記録ヘッドはキャリッジに搭載され、そのキャリッジをその移動経路に沿って往復移動させ(その移動方向を主走査方向という)、キャリッジの1往復動作のたび毎に所定量、キャリッジの移動方向とは垂直の方向(その方向を副走査方向という)に記録媒体を搬送させる。インクジェットプリンタでは、液体のインクを吐出させるという特性上、ユーザーが長期間に渡って使用しない場合等にインクが吐出口周辺で凝集し、所定の回復操作では良好な吐出状態が復帰できないことがある。このような場合、記録ヘッドがヘッドカートリッジと一体でキャリッジに対して着脱可能であれば、ユーザーが記録ヘッドすなわちヘッドカートリッジのみを交換することで良好な吐出状態を回復することができる。このような構成をとることで、プリンタ装置全体を修理もしくは買い換える必要がなくユーザーにとってメリットがある。また、通常、記録ヘッドに供給するインクを貯留するインクタンクはヘッドカートリッジに対して着脱可能な構成となっていることが多い。
【0003】
従来より、プリンタ装置には、センサーを装置本体に固定し、キャリッジの移動を利用して、インクタンク内のインク残量を自動的に検出して、その検出結果に基づいてユーザーに警告を発する手段が設けられている。例えば、このようなインク残量検出手段にはインクタンク内に電極を設け電極間の電気伝導度を測定するものや吐出インク液滴を光学的に検出するものがある。インク残量を光学的に検出する検出手段を備えたインクジェット方式に従う記録ヘッドあるいはインクタンクは、特許文献1、2及び3等に開示されている。しかし、これらの検出方法は、インク量を段階的には検出できるが、インク残量を連続的に検出することが困難であり、使用者に対してインクタンク内のインク量を連続的に表示することは難しい。そこで、記録ヘッドからの吐出インク液滴の総液体量をカウントし、プリンタ装置内で演算を行うことで、インク残量を連続的に表示する方法と組み合わせて用いられることが一般的である。
【0004】
しかし、前述したようにインクタンクはヘッドカートリッジと着脱可能な構成を取るものが多く、別のインクタンクを交換装着されたときに、プリンタ装置内の情報と、交換されたインクタンクのインク残量に齟齬が生じるおそれがある。例えば、途中まで使用したインクタンクをヘッドカートリッジから取り外し、新しいインクタンクを装着した場合、インクタンクの交換動作をセンサーで検出し、インク残量レベルをリセットするようなシステムの場合、次に交換されるインクタンクが新しいインクタンクではなく途中まで使用したインクタンクであるような場合、システムが新しいインクタンクが装着されたと検知しインク残量レベルをリセットしてしまうと、インクタンク内の実際のインク残量とユーザーに表示されるインク残量が異なってしまう。
【0005】
そこで、インクタンク自身に記憶素子等の情報を保持する機構を設けることで、インクタンクのインク残量をインクタンク自身のメモリに記憶させることにより、たとえ使用中のインクタンクを着脱された場合でもインク残量レベルを正確に読み取ることが可能である。
【0006】
次に、キャリッジに対し着脱可能なヘッドカートリッジと、ヘッドカートリッジに着脱可能な記憶素子を有するインクタンクが着脱される構成としては、特許文献4に開示されている。インクタンクに配された記憶素子は、キャリッジ上の電気接点を介して電気的にプリンタ装置と接続される。しかし、特許文献4で開示される構成では、インクタンクはヘッドカートリッジに対し位置決めされ、ヘッドカートリッジがキャリッジに対して位置決めされており、インクタンクはキャリッジに対して直接位置決めはされていない。そのためインクタンクに配された記憶素子とキャリッジ上の電気接点の位置精度を保証するには、各部品の組精度を高める必要があり、コストアップとなってしまう。そこで、ヘッドカートリッジ内に電気接点を配し、ヘッドカートリッジ内でインクタンクに配された記憶素子と接続をする方式が考えられる。この場合、電気接点の位置精度を保証するためにはヘッドカートリッジとインクタンクの位置精度のみを高めればよい。
キャリッジに対して着脱可能なヘッドカートリッジは、一般に、プリンタ装置のキャリッジの接続端子に対して、ヘッドカートリッジの外側に取り付けられた配線基板を当接させることで接続される。配線基板は記録ヘッドとTAB(Tape Automated Bonding)シートにて接続されている。ヘッドカートリッジとインクタンクの記憶素子の接続はバネ接点を介して行われるが、このバネ接点は配線基板上に実装することで電気実装部品点数を削減することができ、コスト的に有利である。バネ接点は導通信頼性を高めるためある程度の圧力で電気パッドに押し付けられている。一般には端子一本に対して30g以上の当接圧力が望ましいとされている。
【0007】
【特許文献1】
特開昭60−31021号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平2−102062号公報
【0009】
【特許文献3】
特開平7−218321号公報
【0010】
【特許文献4】
特開2001−105587号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ヘッドカートリッジはキャリッジに取り付けられた状態では配線基板に対しキャリッジの接続端子からの反力を受けている。しかし、キャリッジへ装着される前にユーザーにインクタンクを装着されると、配線基板上のバネ接点の反力をインクタンクの記憶素子上のパッドが受け、その抗力で配線基板に応力がかかり、配線基板にソリが発生する。次に、この状態でキャリッジへの取り付けが行われると、接続端子が配線基板の反対面を押圧し、ソリが緩和される。しかし、ソリの緩和に伴い、バネ接点に平面方向のズレが生じ記憶素子上のパッドとの接触面にせん断方向の力が発生しバネ接点が変形するおそれがある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では上記課題を解決すべく、本発明のヘッドカートリッジは、プリンタ装置上のキャリッジと分離着脱可能、且つ、記憶素子を有するインクタンクを着脱可能なヘッドカートリッジであって、前記キャリッジに配された電気接触端子で接続される回路基板を有し、前記回路基板に配された電気接触端子で前記インクタンクの前記記憶素子と接続される前記回路基板が固定される前記ヘッドカートリッジにおいて、前記回路基板の複数部位の固定手段で囲まれる領域内に、前記電気接触端子の支持部材の一部が固定されていることを特徴とする。
【0013】
また、前記支持部材は、上下又は左右方向に配置される2つの固定手段を結ぶ直線上に配置されていることが好ましい。
【0014】
【作用】
このようなヘッドカートリッジの構成を取ることにより、ヘッドカートリッジをキャリッジに装着する前にヘッドカートリッジにインクタンクを装着された場合、回路基板に配されたバネ接点がインクタンクからの反力により回路基板に対して応力がかかった場合にも、回路基板の変位を最小限にとどめることができ、キャリッジ装着時のバネ接点へのせん断方向の力を抑制し、信頼性の高い接点を構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(実施例1)
図1(a)、(b)及び図2は、本発明の実施形態におけるヘッドカートリッジ101を示す。図1(a)は、ヘッドカートリッジ101の背面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面を示す部分断面図、及び図2は、ヘッドカートリッジ101の背面側斜視図である。
【0016】
ヘッドカートリッジ101は、上方及び正面上方が開放され、正面壁、背面壁、2つの側面壁、底面壁から構成され、熱可塑性樹脂(本実施例においては変性PPO)製の筐体101aと、筐体底面壁に固定された、ブラックインクを吐出する液体吐出口面を有するブラックチップ111とカラーインクを吐出する吐出口面を有するカラーチップ112と、筐体背面壁に固定された、プリンタ本体から制御信号を伝達するための電気接続端子を有する回路基板としてのPWB(Print Wire Board)基板113と、及び筐体背面壁から底面壁にわたって、前記ブラックチップ111及びカラーチップ112と前記PWB基板113を電気的に接続するためのTABシート114とを備えている。PWB基板113は、ヘッドカートリッジ101を構成する筐体101aの背面壁に対し、位置決めピン126で図1(a)の平面方向の位置決めを行い、又、カシメ部125で紙面(すなわち、筐体背面壁)に垂直方向の位置決め及び固定を行う。尚、PWB基板113の固定手段としてのカシメ部は、ヘッドカートリッジ101の筐体に一体に成形された熱可塑性樹脂製のカシメピンを熱で溶融変形させて得られた形状をなしている。PWB基板113表面上には、外部との接点であるPWBパッド123が40個配されている。PWB基板は、ガラスエポキシを構造材として、両面に配線パターンを配している。PWB基板113裏面には、ヘッドカートリッジ101とブラックインクタンク及びカラーインクタンクを電気的に接続するための電気接触端子として、ブラックインクタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122が配されている(図1(a)の薄線)。
【0017】
図3及び図4は、それぞれ、本発明の実施形態におけるヘッドカートリッジ101の正面図及び正面側斜視図である。ヘッドカートリッジ101には、ブラックインクタンク及びカラーインクタンクを装着可能な開口凹部が、カートリッジ筐体101a内に仕切壁を介して2箇所形成されている。2つの開口凹部はいずれも、インクタンクの装着又は取り外しのために、筐体上方及びこれに続く筐体正面壁上部が開口している(図4参照)。それぞれの開口凹部の中には、ブラックチップ111及びカラーチップ112にインクを供給するためのインク供給管が配されている。また、開口凹部内にはヘッドカートリッジとブラックインクタンク及びカラーインクタンクを電気的に接続するための電気接触端子として、PWB基板113裏面に形成されているブラックインクタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122が臨んでいる。ブラックタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122は、それぞれ、図5に示されるように、バネ接点128と該バネ接点128を支持する支持部材であるハウジング119を備えており、該ハウジング119は、PWB基板113の表面側に形成されているPWBパッド123に該略対応する裏面側に実装されている。開口凹部を構成するヘッドカートリッジ101の筐体101aの背面壁の一部には、図3、5に示されるように所定位置に穴109が形成されており、したがって、PWB基板113がカシメ部125を介してヘッドカートリッジ101に取り付けられた時、穴109内にハウジング119が位置するとともに、バネ接点128が開口凹部内に向かって突出する構成をとる。なお、図5には、さらに、バネ接点128が押され、変位したときの軌跡が示されている。
【0018】
図6は、本発明の実施形態におけるカラーインクタンク202の斜視図である。カラーインクタンク202は、内部にインクを保持するためのインク吸収体(不図示)を有し、カラーインクタンク202がヘッドカートリッジ101へ装着されたとき、ヘッドカートリッジ101のインク供給管と係合し、インクを導出するためのインク供給口206を有する。尚、本カラーインクタンク202は、イエロー、シアン、マゼンタの3色からなり、インク供給口206は、それぞれの色に対応し、3箇所配されている。又、カラーインクタンク202の背面には、記憶素子211と記憶素子と電気的に接合されているコンタクトパッド215が配されている。記憶素子211は、カラーインクタンク202内のインク残量を記憶素子211に記憶させることにより、たとえ使用中のインクタンクを着脱された場合でもインク残量レベルを正確に読み取ることが可能である。ブラックインクタンクについても基本的な構成は同じであり、ブラックインク単色が保持されていることから、インク供給口は1箇所となる。
【0019】
図7及び図8は本発明の実施形態におけるヘッドカートリッジ101へのカラーインクタンク202の装着過程を示す斜視図及び断面図である。図で示すように、カラーインクタンク202は、ヘッドカートリッジ101に対して回転動作を伴いながら装着される。
【0020】
図9は、本発明の実施形態におけるヘッドカートリッジ101へのブラックインクタンク201及びカラーインクタンク202の装着状態を示す斜視図である。装着状態においては、ブラックインクタンク201及びカラーインクタンク202それぞれに配された記憶素子211に接続されたコンタクトパッド215がヘッドカートリッジ101に配されたブラックインクタンク用コネクタ121とカラーインクタンク用コネクタ122に配されたバネ接点128、128と接触し導通する。ブラックタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122は、PWB基板113の回路と接続されており、PWBパッド123と電気的に接続されている。
【0021】
図10は、本発明の実施形態におけるキャリッジ301へのヘッドカートリッジ101の装着過程を示す側面図である。また、図11は、本発明の実施形態におけるキャリッジ301へのヘッドカートリッジ101の装着状態を示す側面図である。キャリッジ301はプリンタ本体(不図示)のガイドシャフト(不図示)に取り付けられ、プリンタ内で往復動作をする。キャリッジ301上に搭載されるヘッドカートリッジ101は、キャリッジ301に配された電気接触端子としての圧接コネクタ311がヘッドカートリッジ101上のPWB基板のPWBパッド123と接触することでキャリッジ301と導通し、結果としてプリンタ本体と信号のやり取りを行うことができる。また、同時にPWB基板113を介してインクタンク201、202上の記憶素子211は、圧接コネクタ311と電気的に接続され、プリンタ本体と記憶素子211の信号のやり取りを行うことができる。
【0022】
以上、説明したように、インクタンクとヘッドカートリッジ、さらにキャリッジがそれぞれに着脱可能である構成は以下の利点がある。液体のインクを吐出させるというインクジェットプリンタの特性上、ユーザーが長期間に渡って使用しない場合等にインクがブラックチップ111及びカラーチップ112に配された吐出口周辺で凝集し、所定の回復操作では良好な吐出状態が復帰できないことがある。このような場合、ヘッドカートリッジ101がキャリッジ301に対して着脱可能であれば、ユーザーがヘッドカートリッジ101のみを交換することで良好な吐出状態を回復することができ、プリンタ本体を修理もしくは買い換える必要がない。また、インクタンクをヘッドカートリッジ101に対して着脱可能であることにより、インクタンク内のインクを使いきったときインクタンクのみを交換すればよく、印刷のランニングコストを小さなものとすることができる。
【0023】
図12は、本実施例に対する比較例を示すPWB基板113裏面を示す模式図である。図12は、ブラック、カラー各インクタンク用コネクタが見える面を示している。図13は、ブラック、カラー各インクタンク用コネクタが見えるように断面にした図12のA−A断面を含む模式断面図であり、図12では示されていないヘッドカートリッジ101及び各インクタンクの一部を含めて示している。コネクタ121、122に配されるバネ接点128、128は、本実施形態では各4本存在する(図3参照)が、模式図では2本で示している。各バネ接点128、128の当接圧は1本あたり100g以上である。PWBパッド123は、図中点線で示されており、PWB基板113の表面上に40個のパッドで構成される。
【0024】
図12は、PWB基板113をヘッドカートリッジ101に固定するカシメ部125に対して、紙面上から見て4箇所のカシメ部で囲まれる領域外にブラックインクタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122が配されている状態である。
【0025】
ヘッドカートリッジ101がキャリッジ301に装着される前に、ブラックインクタンク201とカラーインクタンク202を装着されるとき、図13のようにブラックインクタンク用コネクタ121とカラーインクタンク用コネクタ122のバネ接点がインクタンクのコンタクトパッドに当接し反力を受けることで、バネ接点の支持部材であるハウジング129も相応の反力を受ける。ハウジング129は、PWB基板113に接触固定されており、したがって、ハウジング129が受ける反力は、ハウジング129とPWB基板113との接触部を介してPWB基板113に力が伝達される。各接触部にかかる力をベクトルとして考えると、その合力たる合成ベクトルはPWB基板113に略垂直になる。本比較例では、合成ベクトルの起点がカシメ部で囲まれる領域外にあることから、PWB基板113に働くモーメントによって、図13に示されるように、PWB基板のハウジング129との各接触部において、当初位置からの垂直変位が大きく且つねじれ量の大きいソリが発生する。
【0026】
次に、図14に示すようにヘッドカートリッジ101がキャリッジ301に装着されたとき、ヘッドカートリッジ101のPWB基板113のPWBパッド123は、キャリッジ301上の圧接コネクタ311と当接し、その反力で図13から図14のようにPWB基板の上記ソリが解消又は緩和される。このとき、バネ接点128には水平方向斜めに位置変位が発生し、バネ接点128とコンタクトパッド215間にせん断方向の力F1又はF2を含むねじれ力が生じる。着脱の繰り返し等によりこのねじれ力がバネ接点128に加わることで、バネ接点128が変形し、コンタクトパッド215とバネ接点128の導通が確保できなくなるおそれがある。
【0027】
その対策として本実施例においては以下の構成をとっている。
図15は、本実施例を示すPWB基板113裏面を示す模式図である。図15は、ブラック、カラー各インクタンク用コネクタが見える面を示している。コネクタに配されるバネ接点は、本実施形態では各4本存在するが、模式図では2本で示している。各バネ接点の当接圧は1本あたり100g以上である。PWBパッド123は図中点線で示されており、PWB基板113の表面に40個のパッドで構成される。図16は、図14のB−B断面を含む模式断面図であり、図15では不図示であるヘッドカートリッジ101及び各インクタンクの一部を含めて示している。
【0028】
図15で示すように、PWB基板113をヘッドカートリッジ101に固定するカシメ部125に対して、紙面上から見て上2箇所のカシメ部を結ぶ直線上にブラックインクタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122が配されている。なお、この構成では、コンタクト配置のためにヘッドカートリッジ101の幅が増大することなくコンパクトなヘッドカートリッジを構成することができる。
【0029】
上記した比較例と同様に本実施例においても、ヘッドカートリッジ101がキャリッジ301に装着される前に、ブラックインクタンク201とカラーインクタンク202を装着されるとき、図16に示されるようにブラックインクタンク用コネクタ121とカラーインクタンク用コネクタ122のバネ接点がインクタンクのコンタクトパッドに当接し反力を受けることで、バネ接点の支持部材であるハウジング129も相応の反力を受ける。ハウジング129は、PWB基板113に接触固定されており、ハウジング129が受ける反力はハウジング129とPWB基板113の接触部を介してPWB基板113に力が伝達される。各接触部にかかる力をベクトルとして考えると、その合力たる合成ベクトルはPWB基板113に略垂直になる。
【0030】
しかしながら、本実施例では合成ベクトルの起点がカシメ部で囲まれる領域内にあり、PWB基板113に働くモーメントに対して、各カシメ部が受ける引き剥がし力の抗力は、カシメ部で囲まれる領域内で大きく働く(すなわち、4つのカシメ部125が受ける抗力により互いのモーメントが打ち消される)ことから、PWB基板のソリ量(垂直変位量及びねじれ量とも)は比較例に相対して少なくすることができる。
【0031】
次に、図16に示すようにヘッドカートリッジ101がキャリッジ301に装着されたとき、ヘッドカートリッジ101のPWB基板113のPWBパッド123は、キャリッジ301上の圧接コネクタ311と当接し、その反力で図16から図17のようにPWB基板のソリが緩和される。このときにも、バネ接点128には水平方向の位置変位が発生するが、その変位量は比較例に比べて少ないため、バネ接点128とコンタクトパッド215間のせん断方向の力F及びFはF及びFに比べそれぞれ少なく、バネ接点128が変形し、コンタクトパッド215とバネ接点128の導通が確保できなくなるおそれが少ない。特に、本実施例のように、カシメ部を結ぶ直線上にブラックインクタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122が配されている場合、バネ接点128とコンタクトパッド215間にはせん断方向の力F1又はF2のみしか働かない。しかも、ソリ量が小さいから、上記したようにこれらのせん断力も小さく、したがって、バネ接点128の変形もほとんどなくなる。
【0032】
本実施例では、好ましい例として上下に位置するカシメ部を結ぶ直線上にバネ部材が配置されているPWB基板について説明してきたが、該バネ部材は、複数(本実施例では4つ)のカシメ部で囲まれる領域内に配置されればよい。
【0033】
(実施例2)
図18及び図19は、第2の実施例を示すヘッドカートリッジ101を示す正面図及び背面図である。ヘッドカートリッジ101の構成は、概略実施例1と同様であるが以下簡単に説明する。ヘッドカートリッジ101は、上方及び正面上方が開放され、正面壁、背面壁、2つの側面壁、底面壁から構成され、熱可塑性樹脂(本実施例においては変性PPO)製の筐体101aと、筐体底面壁に取り付けられた、ブラックインクを吐出する液体吐出口面を有するブラックチップ111とカラーインクを吐出する吐出口面を有するカラーチップ112と、筐体背面壁に取り付けられた、プリンタ本体から制御信号を伝達するための電気接続端子を有する回路基板としてのPWB基板113と、及び筐体背面壁から底面壁にわたって、前記ブラックチップ111及びカラーチップ112と前記PWB基板113を電気的に接続するためのTABシート114とを備えている。PWB基板113は、ヘッドカートリッジ101を構成する筐体101aの背面壁に対し、位置決めピン126で図19の平面方向の位置決めを行い、又、カシメ部125で紙面(すなわち、筐体背面壁)に垂直方向の位置決め及び固定を行う。尚、カシメ部は、ヘッドカートリッジ101の筐体に一体に成形された熱可塑性樹脂製のカシメピンを熱で溶融変形させて得られた形状をなしている。PWB基板113表面上には、外部との接点であるPWBパッド123が40個配されている。PWB基板は、ガラスエポキシを構造材として、両面に配線パターンを配している。PWB基板113裏面には、ヘッドカートリッジ101とブラックインクタンク及びカラーインクタンクを電気的に接続するための電気接触端子として、ブラックインクタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122が配されている。
【0034】
本実施例においては、ヘッドカートリッジ101は、実施例1のインクタンクより大容量のブラックインクタンク及びカラーインクタンクを装着可能であり、それに対応した開口凹部が、カートリッジ筐体101a内に仕切壁を介して2箇所形成されている。2つの開口凹部はいずれも、インクタンクの装着又は取り外しのために、筐体上方及びこれに続く筐体正面壁上部が開口している。それぞれの開口凹部の中には、ブラックチップ111及びカラーチップ112にインクを供給するためのインク供給管が配されている。また、開口凹部内にはヘッドカートリッジとブラックインクタンク及びカラーインクタンクを電気的に接続するための電気接触端子として、PWB基板113裏面に形成されているブラックインクタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122が臨んでいる。実施例1と同様に、図5に示されるように、ブラックタンク用コネクタ121及びカラーインクタンク用コネクタ122は、それぞれ、バネ接点128と該バネ接点128を支持する支持部材であるハウジング119を備えており、該ハウジング119は、PWB基板113の表面側に形成されているPWBパッド123に該略対応する裏面側に実装されている。開口凹部を構成するヘッドカートリッジ101の筐体101aの背面壁の一部には、図18に示されるように所定位置に穴109が形成されており、したがって、PWB基板113がカシメ部125を介してヘッドカートリッジ101に取り付けられた時、穴109内にハウジング119が位置するとともに、バネ接点128が開口凹部内に向かって突出する構成をとる。本実施例においては、実施例1と異なり、インクタンク容量を大きくしており、これに伴い、インクタンクの幅が増えたことにより、ヘッドカートリッジの全幅も増大されることとなる。
【0035】
図20は、第2の実施例を示すPWB基板113裏面を示す模式図である。図20は、ブラック、カラー各インクタンク用コネクタが見える面を示している。バネ接点128による各バネ接点の当接圧は、実施例1同様1本あたり100g以上である。PWBパッド123は図中点線で示されており、PWB基板113の表面に40個のパッドで構成される。
【0036】
本実施例においては、ヘッドカートリッジ101の幅が大きいことから、PWBサイズを大きくとることができ、コネクタの配置に自由度がある。本実施例では図20で示すように、PWB基板113をヘッドカートリッジ101に固定するカシメ部125に対して紙面上から見て上下に最近接するカシメ部の中間にブラックインクタンク用コネクタ121およびカラーインクタンク用コネクタ122が配されている。
【0037】
ヘッドカートリッジ101がキャリッジ301に装着される前に、ブラックインクタンク201とカラーインクタンク202を装着されるとき、ブラックインクタンク用コネクタ121とカラーインクタンク用コネクタ122のバネ接点がインクタンクのコンタクトパッドに当接し反力を受けることで、バネ接点の支持部材であるハウジング129も相応の力が発生する。ハウジング129はPWB基板113に接触固定されており、ハウジング129が受ける反力はハウジング129とPWB基板113の接触部を介してPWB基板113に力が伝達される。各接触部にかかる力をベクトルとして考えると、その合力たる合成ベクトルはPWB基板113に略垂直になる。本実施例では合成ベクトルの起点がカシメ部で囲まれる領域内にあり、PWB基板113に働くモーメントに対して、各カシメ部が受ける引き剥がし力の抗力は、カシメ部で囲まれる領域内で大きく働くことから、PWB基板のソリ量は比較例に相対して少なくすることができる。さらに本実施例のように最近接のカシメ部125で挟まれる線上では抗力が大きく働くためソリ量は少ない。
【0038】
次に、ヘッドカートリッジ101がキャリッジ301に装着されたとき、ヘッドカートリッジ101のPWB基板113のPWBパッド123は、キャリッジ301上の圧接コネクタ311と当接し、その反力でPWB基板のソリが緩和される。本実施例のようにバネ接点が配置されていると、バネ接点128には縦方向の位置変位が発生するが、横方向の変位は発生しない。バネ接点128とコンタクトパッド215間の縦方向のせん断方向は、インクタンクが回転着脱される際に働くせん断力と同じ方向(図5の上下方向)であり、バネ接点128の構成はインクタンク着脱による縦方向のせん断力に対しての繰り返し耐性があればPWB基板ソリに起因するせん断力には耐えられるため、バネ接点が変形し、コンタクトパッド215とバネ接点128の導通が確保できなくなることはない。
【0039】
本実施例では、特に好ましい例として上下に位置するカシメ部を結ぶ直線上(カシ目部の最短距離直線状)にバネ部材が配置されているPWB基板について説明してきたが、該バネ部材は、複数(本実施例では4つ)のカシメ部で囲まれる領域内に配置されればよい。
【0040】
(実施例3)
実施例1、2で記載のカシメ部はねじ止めに置き換えてもよい。この場合、例えば、ヘッドカートリッジ101の筐体材質が熱可塑性樹脂以外のものであっても適応できる。
【0041】
(実施例4)
実施例1、2で記載のバネ接点は、PWB基板に直接実装されていても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、インクタンクとヘッドカートリッジ、さらにキャリッジがそれぞれに着脱可能なヘッドカートリッジにおいて、インクタンクとヘッドカートリッジの電気接点の信頼性を向上できる構成を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるヘッドカートリッジを示し、(a)は、背面図、(b)は、(a)のA−A断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるヘッドカートリッジを示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるヘッドカートリッジを示す正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるヘッドカートリッジを示す斜視図である。
【図5】本発明の第1及び第2の実施形態におけるインクタンク用コネクタを示す側面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるカラーインクタンクを示す斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるヘッドカートリッジへのカラーインクタンク装着過程を示す斜視図である。
【図8】本発明の第1の実施形態におけるヘッドカートリッジへのカラーインクタンク装着過程を示す断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態におけるヘッドカートリッジへのブラックインクタンクおよびカラーインクタンクの装着状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の第1の実施形態におけるキャリッジへのヘッドカートリッジ装着過程を示す側面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態におけるキャリッジへのヘッドカートリッジ装着状態を示す側面図である。
【図12】本発明の比較形態におけるPWB基板面を示す模式図である。
【図13】本発明の比較形態におけるPWB基板変形状態を示す模式断面図である。
【図14】本発明の比較形態におけるPWB基板状態を示す模式断面図である。
【図15】本発明の第1の実施形態におけるPWB基板面を示す模式図である。
【図16】本発明の第1の実施形態におけるPWB基板変形状態を示す模式断面図である。
【図17】本発明の第1の実施形態におけるPWB基板状態を示す模式断面図である。
【図18】本発明の第2の実施形態におけるヘッドカートリッジを示す正面図である。
【図19】本発明の第2の実施形態におけるヘッドカートリッジを示す背面図である。
【図20】本発明の第2の実施形態におけるPWB基板面を示す模式図である。
【符号の説明】
101 ヘッドカートリッジ
109 穴
111 ブラックチップ
112 カラーチップ
113 PWB基板
114 TABシート
121 ブラックインクタンク用コネクタ
122 カラーインクタンク用コネクタ
123 PWBパッド
125 カシメ部
126 位置決めピン
128 バネ接点
129 ハウジング
201 ブラックインクタンク
202 カラーインクタンク
211 記憶素子
215 コンタクトパッド
301 キャリッジ
311 圧接コネクタ

Claims (6)

  1. プリンタ装置上のキャリッジと分離着脱可能、且つ、記憶素子を有するインクタンクを着脱可能なヘッドカートリッジであって、
    前記キャリッジに配された電気接触端子で接続される回路基板を有し、前記回路基板に配された電気接触端子で前記インクタンクの前記記憶素子と接続される前記回路基板が固定される前記ヘッドカートリッジにおいて、
    前記回路基板の複数部位の固定手段で囲まれる領域内に、前記電気接触端子の支持部材の一部が固定されていることを特徴とするヘッドカートリッジ。
  2. 前記支持部材は、水平方向に配置される2つの前記固定手段を結ぶ直線上に配置されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドカートリッジ。
  3. 前記支持部材は、垂直方向に配置される2つの前記固定手段を結ぶ直線上に配置されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドカートリッジ。
  4. 前記ヘッドカートリッジは、前記インクタンクが前記インクタンクの一部を支点とする回転動作により前記ヘッドカートリッジに装着されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のヘッドカートリッジ。
  5. 前記固定手段は熱カシメであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のヘッドカートリッジ。
  6. 前記固定手段はねじ止めであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のヘッドカートリッジ。
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