JP2007006261A - 固体撮像素子の駆動方法及び固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 少ない消費電力で余分な電荷を基板へ掃き出しできる固体撮像素子の駆動方法及び固体撮像装置を得る。
【解決手段】 光電変換部3を行列状に配置した多数個の画素41と、これら各画素41に隣接して設けられ各画素が発生した信号電荷を列方向に転送する垂直転送部5と、各垂直転送部5の列方向一端側に配置され垂直転送部5から転送される信号電荷を行方向に転送する水平転送部7と、水平転送部7の電荷転送方向下流側に接続された出力アンプ部9と、各光電変換部3に隣接するオーバーフロードレインと、を基板11表面層に形成した固体撮像素子100の駆動方法であって、光電変換部3から垂直転送部5に信号電荷を読み出してから、読み出した信号電荷の全てが出力アンプ9まで転送されるまでの期間、光電変換部3の電荷を基板11側へ掃き出すためのバイアス電圧をオーバーフロードレインに印加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、オーバーフロードレイン(OFD)構造のCCD(Charge Coupled Device)を用いた固体撮像素子の駆動方法及び固体撮像装置に関する。
CCD撮像素子等の固体撮像素子は、例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機などの画像を記録する携帯電子機器に搭載される。
図4は固体撮像素子の概略構成を表す平面模式図である。
この種の固体撮像素子1は、二次元状に配列された複数のフォトダイオード(光電変換部)3と、各フォトダイオード3で発生した信号電荷をフォトダイオード3の列方向に読み出して、この列方向に順次転送する複数列の垂直シフトレジスタ(以下、垂直電荷転送路とも呼称する)5と、これらの垂直シフトレジスタ5の端部に配置されそれぞれの垂直シフトレジスタ5からの信号電荷を水平方向に転送する水平シフトレジスタ(以下、水平電荷転送路とも呼称する)7と、さらに水平シフトレジスタ7の電荷転送方向先端側に配置され、転送されてくる信号を電圧値に変換して出力する出力アンプ9と、を備えている。この固体撮像素子1は、一般に電荷結合素子(CCD)と呼ばれる。
図5は図4のI−I断面の構造を表す模式図である。
固体撮像素子1では、図5に示すように、n型のシリコン基板11の表面にp型の不純物ウェル層13が形成され、さらにその上にSin/SiO2/SiN膜(ONO膜)からなる絶縁層15が形成されている。また、不純物ウェル層13の表面から高濃度のp型不純物層17と、さらにその下部にn型不純物層19が形成され、これにより光に感応して電荷を発生する光電変換部(フォトダイオード)3が構成されている。
また、フォトダイオード3の読み出しゲート21を挟んだ側方には、n型不純物層23が形成され、このn型不純物層23の下部に高濃度のp型不純物層25が形成されている。n型不純物層23上方の絶縁層15の表面には第2の電極27が形成され、この第2の電極27は絶縁層29により覆われている。
さらに、固体撮像素子1では、フォトダイオード3と垂直電荷転送路となるn型不純物層23とを含む1画素領域を囲むように、高濃度のp型不純物層からなる素子分離帯31が形成されている。
図6は図5のII−II断面における電位分布の模式図である。
このような構成を有する固体撮像素子1において、第2の電極27に対して十分に高い電圧を印加することで、図6に示すように、フォトダイオード3の電位に対して垂直シフトレジスタ5に向かっての障壁(Pウェル領域)33がなくなり、蓄積された信号電荷Dは全て垂直シフトレジスタ5に移動する。フォトダイオード3に蓄積される信号電荷Dの電荷量は、図6のポテンシャル分布図に示すように、P型のウェル領域35で構成されるオーバーフローバリアのポテンシャルバリアの高さによって決定される。即ち、このオーバーフローバリアは、フォトダイオード3に蓄積される飽和信号電荷量を決めるものであり、蓄積電荷量がこの飽和信号電荷量を越えた場合に、その越えた分の電荷がポテンシャルバリアを越えて基板11側へ掃き出される。
オーバーフローバリアのポテンシャルは、基板バイアスの電圧値によって決まる。換言すれば、基板バイアスの電圧値により、フォトダイオード3の飽和信号電荷量が設定される。
図7は従来の固体撮像素子の駆動タイミングチャートである。
固体撮像素子1では、電荷蓄積期間T、即ち露光期間の前後において、フォトダイオード3に蓄積された電荷が完全に基板11に掃き捨てられる電圧(完全基板掃き出し電圧)を、パルス(電子シャッターパルス電圧OFD2)として読み出し前に印加することにより、不要な信号電荷を掃き捨て、実効的な露光期間を電子的に制御することができる。このときの露光期間は、最後の電子シャッターパルスPeから読み出しパルスPwまでの期間となる。
また、パルスを印加することで、実効的な露光期間を電子的に制御するものに、例えば特許文献1に開示される固体撮像装置がある。この固体撮像素子では、信号電荷の加算モード時において、例えば2画素分の信号を加算して転送する場合、フォトダイオード部の飽和信号をフレーム読み出し時の約1/2になるように、基板バイアス電圧(オーバーフロードレイン電圧;OFD)を設定することで、画素信号加算に伴って垂直転送部及び水平転送部で信号電荷が溢れることを防止している。
特開2000−307961号公報
しかしながら、動画モードなどCCDイメージセンサが連続動作する状況においては、メカニカル・シャッターの代わりに電子シャッターを用いて露光期間を制御すると、電子シャッターパルスPの発生に起因して電力消費量が増大する問題が生じた。即ち、従来のように、シリコン半導体基板の純度がさほど高くない場合では、OFD電圧を高く設定する必要があり、そのような高い電圧信号は、印加期間の短いパルスとする以外には信号生成が困難であった。一般に、このようなパルス信号を生成すると、他のバイアス信号等と比較して、駆動回路に余分な負担がかかるため、消費電力を大幅に増大させた。特にデジタル式の撮像装置にあっては、消費電力がバッテリーによる駆動時間に大きく影響を及ぼすため、消費電力を如何に抑えるかが課題となっていた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、少ない消費電力で余分な電荷を基板へ掃き出しできる固体撮像素子の駆動方法及び固体撮像装置を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1)光に感応して電荷を発生する光電変換部を複数行、複数列に亘って行列状に配置した多数個の画素と、これら各画素に隣接して設けられ前記各画素が発生した信号電荷を列方向に転送する複数の垂直転送部と、前記各垂直転送部の列方向一端側に配置され該垂直転送部から転送される前記信号電荷を行方向に転送する水平転送部と、該水平転送部の電荷転送方向下流側に接続された出力アンプ部と、前記各光電変換部に隣接するオーバーフロードレインと、を基板表面層に形成した固体撮像素子の駆動方法であって、前記光電変換部から前記垂直転送部に前記信号電荷を読み出してから、該読み出した前記信号電荷の全てが前記出力アンプまで転送されるまでの期間、前記光電変換部の電荷を前記基板側へ掃き出すためのバイアス電圧を前記オーバーフロードレインに印加することを特徴とする固体撮像素子の駆動方法。
この固体撮像素子の駆動方法では、フォトダイオードに蓄積された電荷を完全に基板に掃き捨てるための完全基板掃き出し電圧が、バイアス電圧としてオーバーフロードレインに印加可能となり、従来の駆動方法のように、基板掃き出し電圧を電子シャッターパルス電圧として印加する必要がなくなる。なお、低電圧のバイアス電圧で電位ポテンシャルの障壁(Pウェル)を低くすることは、近年にあって容易に得られるようになった高純度の半導体を用いることで可能となる。
(2)前記バイアス電圧は、前記オーバーフロードレインの領域に形成される電位ポテンシャルの障壁を、前記光電変換部に蓄積された電荷が前記基板側に掃き出すことのできる電圧であることを特徴とする(1)記載の固体撮像素子の駆動方法。
この固体撮像素子の駆動方法では、バイアス電圧が印加されることで、オーバーフロードレインの領域に形成される電位ポテンシャルの障壁が、光電変換部に蓄積された電荷を基板側に掃き出すことのできる低さとなり、フォトダイオードに蓄積される蓄積電荷量がPウェル領域を越えて基板側へ掃き出される。
(3)固体撮像素子と、被写体像を前記固体撮像素子に結像する光学系と、前記固体撮像素子の前記出カアンプ部から出力されてくる信号を処理し画像を生成する信号処理部と、この生成された画像を表示する表示部と、を備えた固体撮像装置であって、前記固体撮像装置により静止画撮影を行う場合に、前記固体撮像素子を(1)又は(2)記載の固体撮像素子の駆動方法で動作させ、前記表示部に被写体像をモニタ表示させる制御部を備えたことを特徴とする固体撮像素子。
この固体撮像装置では、電子シャッターパルス電圧が印加されずに、制御部によって一定のバイアス電圧がオーバーフロードレインに印加されることで、光電変換部の電荷が基板側へ掃き出される。したがって、従来、パルス電圧動作によって消費された電力が低減され、少ない消費電力で被写体像が表示部にモニタ表示可能となる。
本発明に係る固体撮像素子の駆動方法によれば、光電変換部から垂直転送部に信号電荷を読み出してから、読み出した信号電荷の全てが出力アンプまで転送されるまでの期間、光電変換部の電荷を基板側へ掃き出すためのバイアス電圧をオーバーフロードレインに印加するので、従来の駆動方法のように、フォトダイオードに蓄積された電荷を完全に基板に掃き捨てるための完全基板掃き出し電圧を、電子シャッターパルス電圧として印加する必要がなく、駆動回路に余分な負担がかからず、消費電力を低減することができる。
本発明に係る固体撮像装置によれば、固体撮像装置により静止画撮影を行う場合に、固体撮像素子を前記固体撮像素子の駆動方法で動作させ、表示部に被写体像をモニタ表示させる制御部を備えたので、駆動回路に余分な負担をかける電子シャッターパルス電圧を印加せずに、一定のバイアス電圧を印加して光電変換部の電荷を基板側へ掃き出せる。この結果、従来のパルス電圧動作によって消費された電力を低減でき、デジタル式の撮像装置においてバッテリーによる駆動時間を延長することができる。
以下、本発明に係る固体撮像素子の駆動方法及び固体撮像装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る固体撮像素子の平面模式図である。なお、図4〜図7に示した部材及び部位と同等の部材及び部位には同一の符号を付して説明するものとする。
本実施の形態によるCCD等の固体撮像素子100は、光に感応して電荷を発生する光電変換部(フォトダイオード)3を複数行、複数列に亘って行列状に配置した多数個の画素41と、これら各画素41に隣接して設けられ各画素41が発生した信号電荷を列方向に転送する複数の垂直転送部(垂直シフトレジスタ)5と、各垂直シフトレジスタ5の列方向一端側に配置され垂直シフトレジスタ5から転送される信号電荷を行方向に転送する水平転送部(水平シフトレジスタ)7と、この水平シフトレジスタ7の電荷転送方向下流側に接続され転送されてくる信号を電圧値に変換して出力する出力アンプ部(出力アンプ)9と、各フォトダイオード3に隣接するオーバーフロードレインと、を基板11(図5参照)表面層に形成している。なお、本実施の形態では、基板11がオーバーフロードレインとなる。
固体撮像装置100は、駆動信号を入力する素子駆動部43とを備えている。素子駆動部43は、水平同期信号HD、垂直同期信号VDに基づいて、固体撮像素子100を駆動するための種々のパルス信号を生成するタイミング信号生成部45と、タイミング信号生成部45から供給された種々のパルスを所定レベルのドライブパルス(垂直転送パルス、水平転送パルス)にして固体撮像素子100に供給するドライバ47と、タイミング信号生成部45からのタイミング信号に基づき固体撮像素子100にドレイン電圧VDDを印加する基板電圧発生部49と、を含んで構成される。固体撮像素子100は、これら素子駆動部43からの出力信号に基づいて駆動制御される。
この固体撮像素子100では、素子駆動部43のタイミング信号生成部45から基板電圧発生部49へタイミング信号が送出されることで、フォトダイオード3から垂直シフトレジスタ5に信号電荷を読み出してから、読み出した信号電荷の全てが出力アンプ9まで転送されるまでの期間、フォトダイオード3の電荷を基板11側へ掃き出すためのドレイン電圧VDD(バイアス電圧)が、オーバーフロードレイン(基板11)に印加される。
ここで、このバイアス電圧は、オーバーフロードレインの領域に形成される電位ポテンシャルの障壁(Pウェル領域)を、フォトダイオード3に蓄積された電荷が基板11側に掃き出すことのできる電圧となっている。これにより、電位ポテンシャルの障壁が、フォトダイオード3に蓄積された電荷を基板11側に掃き出すことのできる低さとなり、フォトダイオード3に蓄積される蓄積電荷量がPウェル領域を越えて基板11側へ掃き出し可能となっている。つまり、従来、印加されていた電子シャッターパルスを、バイアス電圧に代えることで、電圧の変調のみで余分な電荷の掃き出しを行い、従来のパルス動作によって消費される電圧を低減している。
図2は本発明に係る固体撮像素子の駆動タイミングチャートである。
固体撮像素子100では、電荷蓄積期間T、即ち露光期間において、フォトダイオード3に蓄積された電荷が完全に基板11に掃き捨てられる電圧(完全基板掃き出し電圧)を、バイアス電圧OFD2として印加する。この不要な信号電荷を掃き捨てする期間は、前の読み出しパルスP1が印加される読出処理が終了した後t1から、次の読み出しパルスP2が印加される読出処理前の電荷蓄積期間Tの直前t2までとなって繰り返される。
固体撮像素子100の駆動方法では、近年にあって容易に得られるようになった高純度の半導体を用いることで、低電圧で電位ポテンシャルの障壁(Pウェル)を低くすることが可能となる。これにより、フォトダイオード3に蓄積された電荷を完全に基板11に掃き捨てるための完全基板掃き出し電圧が、バイアス電圧としてオーバーフロードレインに印加可能となる。このため、従来の駆動方法のように、基板掃き出し電圧を電子シャッターパルス電圧として印加する必要がなくなる。なお、完全基板掃き出し電圧は、従前では30Vを要していたが、高純度の半導体基板を用いることで、20V程度まで電圧値を抑えることができる。
したがって、本実施の形態による固体撮像素子100の駆動方法によれば、フォトダイオード3から垂直転送部に信号電荷を読み出してから、読み出した信号電荷の全てが出力アンプ9まで転送されるまでの期間、フォトダイオード3の電荷を基板11側へ掃き出すためのバイアス電圧をオーバーフロードレインに印加するので、従来の駆動方法のように、掃き出し電圧を、電子シャッターパルス電圧として印加する必要がなく、駆動回路に余分な負担がかからず、消費電力を低減することができる。
次に、本発明に係る固体撮像素子が用いられた固体撮像装置の例を説明する。
図3は本発明に係る固体撮像装置の概略構成図である。
上記した固体撮像素子100は、例えば固体撮像装置であるデジタルスチルカメラ200に好適に用いることができる。
このデジタルスチルカメラ200は、固体撮像素子100と、被写体像を固体撮像素子100に結像する光学系51と、固体撮像素子100の出力アンプ部9から出力されてくる信号を処理し画像を生成する信号処理部53と、この生成された画像を表示する表示部55とを基本構成要素として備える。
また、デジタルスチルカメラ200には、固体撮像装置100と光学系51との間に設けられるメカニカル・シャッター57と、固体撮像装置100を駆動するドライブ回路59と、固体撮像装置100から読み出されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するアナログ/デジタル変換部61と、信号処理部53で信号処理された画像信号を記憶する記録部63と、制御部65とを備える。
信号処理部53は、アナログ/デジタル変換部61から出力されるデジタル画像信号の出力先を切り替えるスイッチ53aと、スイッチ53aを通して取り込んだデジタル画像信号を動画処理する動画処理部53bと、スイッチ53aを通して取り込んだデジタル画像信号を静止画処理する静止画処理部53cと、動画処理部53b及び静止画処理部53cの処理結果を受け取りその他の画像処理を行う共通信号処理部53dとを備える。
そして、制御部65は、ドライブ回路59や信号処理部53、記録部63の制御に加え、固体撮像装置100により静止画撮影を行う場合に、固体撮像素子100を上記の駆動方法で動作させ、表示部55に被写体像をモニタ表示させる制御を行う。
このデジタルスチルカメラ200では、従来の固体撮像素子の場合のように電子シャッターパルス電圧が印加されず、制御部65によって一定のバイアス電圧がオーバーフロードレインに印加され、フォトダイオード3の電荷が基板側へ掃き出される。これにより、従来、パルス電圧動作によって消費された電力が低減され、少ない消費電力で被写体像が表示部55にモニタ表示可能となる。
したがって、本実施の形態による固体撮像装置200によれば、静止画撮影を行う場合に、固体撮像素子100を上記の駆動方法で動作させ、表示部55に被写体像をモニタ表示させる制御部65を備えたので、駆動回路に余分な負担をかける電子シャッターパルス電圧を印加せずに、一定のバイアス電圧を印加してフォトダイオード3の電荷を基板11側へ掃き出せる。この結果、従来のパルス電圧動作によって消費された電力を低減でき、デジタル式の撮像装置においてバッテリーによる駆動時間を延長することができる。
本発明に係る固体撮像素子の平面模式図である。 本発明に係る固体撮像素子の駆動タイミングチャートである。 本発明に係る固体撮像装置の概略構成図である。 固体撮像素子の概略構成を表す平面模式図である。 図4のI−I断面の構造を表す模式図である。 図5のII−II断面における電位分布の模式図である。 従来の固体撮像素子の駆動タイミングチャートである。
符号の説明
3 フォトダイオード(光電変換部)
5 垂直シフトレジスタ(垂直転送部)
7 水平シフトレジスタ(水平転送部)
9 出力アンプ部
11 基板
33 Pウェル領域(障壁)
41 画素
51 光学系
53 信号処理部
55 表示部
65 制御部
100 固体撮像素子
200 デジタルスチルカメラ(固体撮像装置)

Claims (3)

  1. 光に感応して電荷を発生する光電変換部を複数行、複数列に亘って行列状に配置した多数個の画素と、
    これら各画素に隣接して設けられ前記各画素が発生した信号電荷を列方向に転送する複数の垂直転送部と、
    前記各垂直転送部の列方向一端側に配置され該垂直転送部から転送される前記信号電荷を行方向に転送する水平転送部と、
    該水平転送部の電荷転送方向下流側に接続された出力アンプ部と、
    前記各光電変換部に隣接するオーバーフロードレインと、を基板表面層に形成した固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記光電変換部から前記垂直転送部に前記信号電荷を読み出してから、該読み出した前記信号電荷の全てが前記出力アンプまで転送されるまでの期間、前記光電変換部の電荷を前記基板側へ掃き出すためのバイアス電圧を前記オーバーフロードレインに印加することを特徴とする固体撮像素子の駆動方法。
  2. 前記バイアス電圧は、前記オーバーフロードレインの領域に形成される電位ポテンシャルの障壁を、前記光電変換部に蓄積された電荷が前記基板側に掃き出すことのできる電圧であることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の駆動方法。
  3. 固体撮像素子と、
    被写体像を前記固体撮像素子に結像する光学系と、
    前記固体撮像素子の前記出力アンプ部から出力されてくる信号を処理し画像を生成する信号処理部と、
    この生成された画像を表示する表示部と、を備えた固体撮像装置であって、
    前記固体撮像装置により静止画撮影を行う場合に、前記固体撮像素子を請求項1又は請求項2記載の固体撮像素子の駆動方法で動作させ、前記表示部に被写体像をモニタ表示させる制御部を備えたことを特徴とする固体撮像装置。
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