JP2006527342A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 自動車の常用ブレーキ、特には乗用車のＸ−ｂｙ−ｗｉｒｅブレーキ、の機能不全の際において、安全及びバックアップの機能としての自動車の制動のための方法であって、
   自動車の制動は、停止に至るまで、摩擦切替要素の所定の切り替えを介しての変速機の助けによって行われ、自動車の常用ブレーキの機能不全中に切り替えられる摩擦切替要素の組み合わせは、自動車の通常走行運転中のギヤ段の切替ロジックには対応せず、
   自動車の常用ブレーキの機能不全中に切り替えられるギヤ段に基づいて、変速機の少なくとも一つの追加の摩擦切替要素が、自動車の駆動輪が最高にあるいは要求に基づいて減速されるように、接続され、実際の自動車の速度が所定の値よりも大きい限りは、自動車の駆動輪はロックせず、
   通常の切替ロジックに対して接続される第１の摩擦切替要素における切替圧力またはトルクが制御され、この場合において、調整すべき切替圧力または調整すべきトルクは、ブレーキペダル操作力の関数として、及び／または、ＡＣＣレーダーセンサ（距離調整システム）の関数として、及び／または、実際の自動車減速の関数として、決定される
   ことを特徴とする自動車の制動のための方法。
2. 自動車は、自動車の常用ブレーキの機能不全を認識した際には、直ちに、変速機を介して自動的に制動される
   ことを特徴とする請求項１に記載の自動車の制動のための方法。
3. 自動車は、自動車の常用ブレーキの機能不全の際において、自動車のブレーキペダルが操作された時に、変速機を介して自動的に制動される
   ことを特徴とする請求項１に記載の自動車の制動のための方法。
4. 実際の自動車の速度に依存して、その都度、切替要素の組み合わせが切り替えられ、その際には、てきるだけ小さい変速機あるいは摩擦切替要素の負荷で、最適あるいは最高の自動車減速が達成される
   ことを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の自動車の制動のための方法。
5. 通常の切替ロジックに対して接続された第１の摩擦切替要素の温度限界負荷が達成される時、通常の切替ロジックに対する変速機の追加の第２の摩擦切替要素の切り替えが行われる
   ことを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の自動車の制動のための方法。
6. 通常の切替ロジックに対して接続された第１の摩擦切替要素の温度限界負荷が達成される時、他の摩擦切替要素の組み合わせで、より高いあるいはより低いギヤ段への切り替えが行われる
   ことを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載の自動車の制動のための方法。
7. 変速機の２つの摩擦切替要素の制御によって、あるいは、一つの分離した摩擦切替要素によって変速機の出力において、追加的あるいは選択的に、自動車は減速される
   ことを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載の自動車の制動のための方法。
8. 自動車の停止時あるいは略停止時、変速機のパーキングロックが自動的に投入され、及び／または、自動車のパーキングブレーキが自動的に投入される
   ことを特徴とする請求項１乃至７のいずれかに記載の自動車の制動のための方法。
9. パワーシフト変速機、無段階変速機、自動切替変速機、あるいは、ツインクラッチ変速機、を有する自動車の制動のための、
   請求項１乃至８のいずれかに記載の自動車の制動のための方法の使用。