JP2006521871A - 通気口が形成された靴 - Google Patents
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Abstract
本発明は通気口が形成された靴に関するものである。この靴は、下面に上下に通孔102が形成された内皮101が設けられ、前方には、内部と連通する貫通孔103が形成された甲皮100と;前記甲皮100の下面に結合され、上部には、下方に陥没した形状に、前面側から後面側に連結された空気流路111が形成され、前方部には、前記空気流路111と連通する空気流動路112が形成された底110と;前記底110の下面に、前記空気流路111と対応して前面側から後面側に連結されるとともに下方に突設された弾性部120と;前記底110の前端部に形成され、前記甲皮100の前方部に接着され、外部空気が流入および流出する空気流入口133と連結されるとともに、前記空気流動路112と連通する空気流路131が形成された空気流動部材130と;を含んでなる。よって、靴の内部に新鮮な空気を流入させることができる利点がある。
Description
本発明は靴に係り、より詳しくは、靴に通気口を形成することで、歩行の際、通気口を通じて空気が流通して靴の内部に新鮮な空気を流入させる、通気口が形成された靴に関するものである。
一般に、靴は人の足を保護するためのもので、靴を履いて走るか歩く場合、足を外部から遮断させるとともに足を保護する。
通常の靴の場合は、通気性がよくない革または合成樹脂などから製作されるため、靴を長時間履くと、外部との通気ができなくて靴の内部が暑くなり、汗により湿気が発生するとともにカビなどが生息して足のにおいがするかまたは水虫などが生じる。
このような問題点を解決するために、従来多様な形態の通気可能な靴が紹介されている。
前記多様な従来技術の代表的な幾つかを簡略に紹介する。
大韓民国登録実用新案公報第20−144133号には靴底の空気循環構造が開示されている。この従来技術は、ポンプ部材を別に備えて外部空気を底側に循環させる構造であるが、これは構造が複雑であるとともに自然な空気循環ができず、外部の異物が容易に流入する欠点がある。
大韓民国登録実用新案公報第20−218227号には通気口を用いる靴底が開示されている。これは、空気チューブを用いて、靴底の下部に空気を循環させる構造であるが、これも構造が複雑であるとともに、自然な空気循環ができず、外部の異物が流入し易い欠点がある。
大韓民国登録実用新案公報第20−229738号には通気装置を備えた靴が開示されている。この従来技術は、ポンピング機能を有するクッション層およびチェック手段を備えることにより、空気を靴の下部に流通させているが、これも構造が複雑であり、自然な空気流動ができないとともに、外部の異物の流入を遮断することができないという欠点がある。
したがって、本発明は、前記のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、靴の内部と連通する通気口を靴の前部に形成することで、歩行時に空気が靴の内部に自然に流出入するようにした、通気口が形成された靴を提供することをその目的とする。
また、本発明は、靴の内部と連通する通気口を選択的に開閉可能にした、通気口が形成された靴を提供することをもう一つの目的とする。
前記目的を達成するための本発明は、下面に上下に通孔が形成された内皮が設けられ、前方には、内部と連通する貫通孔が形成された甲皮と;前記甲皮の下面に結合され、上部には、下方に陥没した形状に、前面側から後面側に連結された空気通路が形成され、前方部には、前記空気通路と連通する空気流動路が形成された底と;前記底の下面に、前記空気通路と対応して前面側から後面側に連結されるとともに下方に突設された弾性部と;前記底の前端部に形成され、前記甲皮の前方部に接着され、外部空気が流入および流出する空気流入口と連結されるとともに、前記空気流動路と連通する空気流路が形成された空気流動部材と;を含んでなる、通気口が形成された靴を提供する。
前記空気流動部材の端部には、前記空気流入口を選択的に開閉させる開閉部材が形成され、前記開閉部材は、前記空気流動部に結合される連結部と;板状に形成され、前記連結部に結合される本体部と;前記本体部の端部に形成されたつまみ部と;前記本体部の前方側に突設され、前記空気流動部材の空気流入口に挿入される開閉突起と;前記本体部の後方側に外側に突設され、前記空気流動部材の端部に形成された結合凹部に結合される結合突起と;を含んでなることが望ましい。
前記底は、その下面に形成された弾性部の両側面に沿って内部に陥没して形成された弾性補助溝部を備えることが望ましい。
前記底には、前記弾性部と対応する位置に、前記空気通路と連通し空気を収容する空気収容部が形成され、前記空気通路および空気収容部の上部は密閉されるように形成され、前記空気通路と連結される空気流動路には第1チェックバルブが設けられ、前記空気通路の上部には、甲皮の内部と連通する通気孔が形成され、前記通気孔に第2チェックバルブが設けられ、前記空気収容部は、その下部に補強部材を備え、前記空気通路および前記空気収容部は二つ以上形成され、前記底は、下部底と、中間底と、上部底とからなることが望ましい。
これにより、靴の内部に新鮮な空気が持続的に流入して靴の内部の温度上昇および発汗を抑制させる利点がある。
以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は本発明による通気口が形成された靴の斜視図、図2は本発明の第1実施例による靴の分解斜視図、図3は本発明の第1実施例による空気流動部材が形成された靴底を示す要部断面図、図4は本発明の第1実施例による空気流動部材が形成された靴底を示す要部縦断面図、図5は本発明の第1実施例による靴の要部縦断面図である。
図示のように、本発明による通気口が形成された靴は、大きくは、甲皮100と、底110と、弾性部120と、空気流動部材130と、開閉部材140とからなる。
まず、甲皮100について説明する。
前記甲皮100は靴の外形をなすもので、甲皮100の下面には内皮101が結合される。そして、前記内皮101には通孔102が穿設されることにより、後述する底110の空気流路111に溜まる空気が通孔102を通じて上下に流動する。
そして、前記甲皮100の前端の足先部には内部に貫通する貫通孔103が形成され、この貫通孔103は、後述する空気流動部材130が甲皮100の前方部に接着される場合、空気流動部材130の出入口135と連通する。
前記底110はゴム材からなって、前記甲皮100の下部面に結合される。
前記底110の上部には、前方部から後方部に連結される形状で、所定幅を有するように下方に陥没した形状の空気流路111が形成される。
そして、前記空気流路111の前方側には、前記空気流路111と連通し、前記底110の内部を貫通する管状の空気流動路112が端部まで連結される。
前記空気流動路112は、後述する空気流動部材130の空気流路131と連通して、空気が流動する通路となる。
また、前記底110の下面には弾性部120が形成される。前記弾性部120は前記底110の空気流路111と対応して形成される。前記弾性部120は前記空気流路111と対応して底110の下面前方部から後方部に連結され、下方に突設される。
この際、前記弾性部120の突出程度は、底110のほかの面よりおよそ3〜4mm突出するように形成される。
そして、前記弾性部120の両側面には、弾性部120に沿って上方に陥没した形状の弾性補助溝部121が形成される。
したがって、靴を履いて地面と接触すると、前記弾性部120が地面との接触力によって上向圧力を受けて、底110のほかの部分と水平になるように、前記弾性部120がつぶれて上方に移動する。前記弾性部120の移動により、前記底110の上部に形成された空気流路111は断面積が減少し、空気流路111に溜まる空気が移動されるとともに靴の外部へ排出される。地面との接触が解除されると、前記弾性部120は原状に戻り、前記空気流路131の面積も原状に戻ることにより、外部空気が前記空気流路111側に流入して循環することになる。すなわち、前記弾性部120がエアバッグのように衝撃吸収力を有するとともに半永久的なポンプの役割をするものである。
前記空気流動部材130は前記底110の前端部に結合されて伸びた形態に形成され、空気流動部材130の後面が前記甲皮100の前方側に結合される。
ここで、前記空気流動部材130は前記底110と一体に形成されることが好ましいが、靴などの場合は、底110とは別に形成して底110の前方部に結合してもよい。
前記空気流動部材130は、大きく、本体部132と、空気流入口133と、空気流路131と、結合溝部134と、出入口135とからなる。
前記本体部132は所定厚さおよび幅を有するように形成され、内部には管状の空気流路131が形成される。前記空気流路131の一側は、前記本体部132の端部に隣接した前面に形成された空気流入口133と連結され、空気流路131のほか側は前記底110の空気流動路112と連結される。
また、前記本体部132の後面側には、前記空気流路131と連結された出入口135が形成され、前記出入口135は、前記空気流動部材130が前記甲皮100の前方部に接着される場合、前記甲皮100に形成された貫通孔103と連通される。
したがって、前記空気流入口133に流入した空気が空気流路131を通過し、そして出入口135および甲皮100の貫通孔103を通じて靴の内部に流入する第1流路が形成される。そして、前記空気流入口133に流入した空気は空気流路131を通過し、前記底110の空気流動路112を通じて空気流路111に流入し、内皮101の通孔102を通じて靴の内部に流入する第2流路が形成される。
前記空気流動部材130の本体部132の前端部には、後述する開閉部材140の結合突起が結合される結合凹部136が形成される。前記結合凹部136は内部に陥没した形状に形成される。
前記空気流動部材130の本体部132の前端部には、後述する開閉部材140の結合突起が結合される結合凹部136が形成される。前記結合凹部136は内部に陥没した形状に形成される。
前記開閉部材140はゴム材または合成樹脂材から構成されるもので、大きくは、連結部141と、本体部142と、つまみ部143と、開閉突起144と、結合突起145とからなる。
前記連結部141は所定幅を有する帯状に構成され、前記空気流動部材130の端部に結合される。そして、前記連結部141のほか側端部には円盤状の本体部142が形成され、前記本体部142の端部には、所定幅を有するつまみ部143が形成される。
前記本体部142の一側面には、本体部142の外側に突出した形状の開閉突起144が形成されるので、前記開閉突起144が前記空気流動部材130の空気流入口133に挿入されると、前記靴の内部と外部間の空気流動が遮断される。
前記本体部142のほかの側面には、前記開閉突起144と同一形状で、外側に突出した形状の結合突起145が形成される。前記結合突起145は前記空気流動部材130の結合凹部136に結合されることにより、前記開閉部材140が無断で揺れることが防止される。
前記開閉部材140は一般の靴に通常に形成されることが望ましい。なぜならば、雨が降るか気候が寒いとき、前記空気流入口133を閉鎖して、靴の内部に対して空気が流出および流入することを遮断することにより、靴の内部に冷たい空気または雨水が流入することを遮断する必要があるからである。しかし、上履きなどの場合は、室内で使用する関係で、開閉部材140を備えなくてもかまわない。
前記のような構成による作動効果は後述するようである。
使用者は前記開閉部材140の開閉突起144を前記空気流動部材130の空気流入口133から分離させる。使用者が靴を履いて走るか歩く動作をする場合、足を前方に伸ばす動作と地面に接触する動作を繰り返すことになる。
足を前方に伸ばす場合、前記靴の前面に形成された空気流動部材130の空気流入口133を通じて前記空気流動部材130の空気流路131に空気が流入する。
流入した空気の一部は前記空気流動部材130の出入口135を通過してから甲皮100の貫通孔103を通じて靴の内部に流入する。そして、空気の一部は前記底110の空気流動路112を通じて前記空気流路111に流入し、流入した空気は内皮101の通孔102を通じて靴の内部に流入する。
したがって、靴の内部に空気が流入することにより、靴の内部空気が外部空気と交換される。
靴が地面に接触する場合は、前記底110の弾性部120が地面との圧力により上向圧力を受けて、前記弾性部120が底110のほかの部分と水平をなすようにつぶれる形状に上方に流動する。前記弾性部120の流動により、前記底110の上部に形成された空気流路111の断面積が減少することにより、空気流路111に溜まる空気の一部は前記空気流動路112を通じて前記空気流動部材130の空気流路131に流動し、前記空気流入口133を通じて外部へ排出される。
空気流路111に溜まる空気のほかの一部は内皮101の通孔102を通じて前記靴の内部に流入し、靴の内部の暖かくなった空気と混合され、前記甲皮100の貫通孔103を通過し空気流動部材130の出入口135を通じて空気流動部材130の空気流路131に流入した後、空気流入口133を通じて外部へ排出される。
このように、靴の内部に対して空気が自然に流入および流出されることにより、靴の内部はじめじめとしなく、新鮮な空気が充填された状態となる。
ここで、雨が降るか気候が寒い場合は、前記開閉部材140で空気流入口133を塞ぐと、外部とは空気交換ができなくなる。
図6は本発明の第2実施例による靴底の斜視図、図7は図6に示す第1チェックバルブを示す図、図8は図7の要部断面図、図9は図6に示す第2チェックバルブを示す図、図10aは第2チェックバルブの開放前の形状を、図10bは第2チェックバルブの開放後の形状を示す要部縦断面図である。
図示のように、本発明の第2実施例の一般的な形状は前記第1実施例と同一であるが、相違点は、底110の空気流路111と空気流動路112との間に、空気流路111および空気流動路112と連通する空気収容部150が形成され、前記空気流路111および空気収容部150の上部は底110と同一材質で覆われることにより、前記空気流路111および空気収容部150は外部に対して密閉するように構成されることである。
そして、前記空気流動路112には第1チェックバルブ160が備えられ、空気収容部150の上面には、前記空気収容部150に連結されて、空気収容部150の内部空気を上側に選択的に出入させる第2チェックバルブ170が設けられる。
前記第1チェックバルブ160は本体161とバルブ体162とからなるもので、前記空気流動路112に設けられて、空気流動路112側の空気は空気収容部150側に流動させ、空気収容部150側から空気流動路112側への空気移動は制限する。
前記第2チェックバルブ170は本体171とバルブ体172からなるもので、前記空気収容部150の上側に空気収容部150と連結され、空気収容部150の内部圧力によって前記バルブ体172が開放されて、前記空気収容部150の内部空気をバルブ体172を通じて前記底110の上部へ排出する。
ここで、前記第1チェックバルブの本体161はプラスチック射出物から成形され、前記バルブ体162は合成樹脂シートで形成することが望ましい。
そして、前記第2チェックバルブ170はゴム材で本体171を構成し、前記本体171の上方に突出するようにゴム材でバルブ体172を形成し、前記バルブ体172の円筒部にだけ折り目を形成することで構成される。
したがって、前記靴が地面に接触する場合、前記底110の弾性部120が地面との圧力によって上方に圧力を受けて、底110のほかの部分と水平となるように前記弾性部120がつぶれて上方に移動する。前記弾性部120の移動により、前記底120の上部に形成された空気流路111および空気収容部150の断面積が減少し、空気収容部150に溜まる空気は、第1チェックバルブ160によって、前記空気流動路112側に流動し得なく、前記第2チェックバルブ170を通じて底110の上方に流動することにより、靴の内部に新鮮な空気が流入する。
また、靴が地面から離れる場合は、弾性部120が膨張し、弾性部120の膨張圧力によって第1チェックバルブ160が開放されるとともに第2チェックバルブ170が閉鎖されることにより、第1チェックバルブ160を通じて外部の新鮮な空気が空気流動路112に沿って空気収容部150側に流入する。
ここで、前記第2チェックバルブ170は、図11にように、複数に形成してもかまわない。
すなわち、底110に、前記空気流動路112と連結された空気収容部150および空気流路111を複数形成し、前記それぞれの空気収容部150に第2チェックバルブ170を備えることにより、それぞれの空気収容部150の空気を一時に底110の上部へ排出させることにより、靴の内部に新鮮な空気が流入する。
図12は本発明の第3実施例による靴が地面から離れるときの空気流れを示す断面図、図13は本発明の第3実施例による靴が地面に接触するときの空気流れを示す断面図、図14は本発明の第3実施例による靴底の構成を示す図である。
図示のように、本発明の第3実施例の一般的な形状は第2実施例と同一であるが、相違点は、底110に、空気が流入および流出する空気収容部150が形成されることである。前記空気収容部150は底に形成された空気流路111と連通し、弾性部120に対応する位置に形成され、弾性部の圧縮力によって、空気収容部150に収容された空気が空気流路111を通じて流入および流出し、前記空気流路111および空気収容部150の上部は密閉される。そして、前記空気収容部150の下面には補強部材180が形成されることにより、尖っている物体から前記空気収容部150を保護する。
ここで、本発明の第3実施例においては、前記甲皮100に内皮101を形成しなくてもよく、前記甲皮に貫通孔103を形成しなくてもよいので、空気流動部材130に、貫通孔103と連通する出入口135を形成しなくてもよいという点である。
そして、前記空気流路111と連通する前記空気流動路112には第1チェックバルブ160が設けられ、前記空気流路111の上面には、甲皮100と連通する通気孔173が形成され、前記通気孔173に第2チェックバルブ170が設けられる。前記第2チェックバルブ170は、の空気収容部150から空気流路111に流動した空気を甲皮100の内部に選択的に出入させる。
前記第1チェックバルブ160と第2チェックバルブ170の構成は第2実施例と同一であるので、バルブ体の詳細な説明は省略する。
前記第1チェックバルブ160は前記空気流動路112に設けられて、空気流動路112側の空気は空気収容部150側に流動するようにする一方、空気収容部150側から空気流動路112側への空気流動は制限する。
前記第2チェックバルブ170は前記空気流路111と甲皮100を連結する通気孔173に設けられ、弾性部120の収縮によって発生する空気収容部150の内部圧力により前記第2チェックバルブ170が開放され、空気収容部150の内部空気が前記第2チェックバルブ170を通じて甲皮100の内部に流入することで足に新鮮な空気を供給することになる。
ここで、本発明による空気収容部150、空気流路111、空気流動路112を形成し、第1チェックバルブ160および第2チェックバルブ170の取り付けを容易にするためには、靴底を3部分に別に形成することが好ましい。
以下、底110について説明する。
前記底110は、大きく、下部底113、中間底114および上部底115からなるもので、下部底113の上部に中間底114、上部底115が順次積層して接着される。ここで、便宜上、底というが、前記下部底113はアウトソールとなり、中間底114または中間底114および上部底115が結合されたものがミッドソールとなる。
前記下部底113は地面と直接接触する部分で、下面に下方に突出した弾性部120が形成されることにより、上面には、下方に陥没した形状の陥没部113aが形成される。
そして、前記中間底114は前記下部底113の上面と接触し、中央部に沿って前面側から後面側に前面スロット114aおよび後面スロット114bが形成され、前記下部底113の陥没部113aと対応する部位には大きな円形通孔114cが形成される。
前記下部底113、中間底114および上部底115が合体されると、前面スロット114aが空気流動路112となり、後面スロット114bが空気流動路112となり、前記下部底113の陥没部113aおよび中間底114の通孔114cが空気収容部150となる。
また、前記中間底114の前面スロット114aと後面スロット114bとの間には、前面スロット114aと後面スロット114bを連結する形状に第1チェックバルブ160が取り付けられる。
前記上部底115は、前記中間底114の後面スロット114bの対応部位に、上下方向に穿設された通気孔173が形成され、前記通気孔173に第2チェックバルブ170が設けられる。このように、底110を分離して形成すると、空気流路111、空気流動路112、空気収容部150の形成が容易であるだけでなく、第1チェックバルブ160および第2チェックバルブ170の取り付けも容易である。
使用者が靴を履いた後、前記靴が地面と接触すると、前記底110の弾性部120が地面との圧力によって上方向圧力を受け、底110のほかの部分と水平をなすように前記弾性部120がつぶれて上方に移動する。前記弾性部120の移動により、前記底110の上部に形成された空気収容部150の断面積が減少し、空気収容部150に溜まる空気は、第1チェックバルブ160により、前記空気流動路112側には流動し得なく、前記第2チェックバルブ170を通じて靴の内部に流入して新鮮な空気を供給する。
また、靴が地面から離れると、弾性部120が膨張し、弾性部120の膨張圧力によって第1チェックバルブ160が開放されるとともに第2チェックバルブ170が閉鎖されることにより、外部の新鮮な空気が第1チェックバルブ160を通じて空気流動路112に流入し、引き続いて空気流路111に沿って空気収容部150に流入する。
本発明の第3実施例においても、第2実施例と同様に、空気流路111および空気収容部150を複数形成してもよい。
以上説明したように、本発明は、一つ目、靴の内部と連通する通気口を靴の前部に形成することにより、歩行の際、外部空気が靴の内部に自然に流入して通気させる効果がある。
二つ目、靴の内部と連通する通気口は選択的に開閉可能であるので、使用者の選択によって外部空気を靴の内部に流入させることができる効果がある。
三つ目、靴底が地面と接触するとき、エアバッグのクッションのような機能をし、ポンプのような動作で靴の内部空気を外部へ強制に配設させるので、靴の内部への空気流動が円滑であるという効果がある。
四つ目、靴の内部空気を循環させるものでなく、靴の外部の新鮮な空気を持続的に靴の内部に流入させることにより、靴の内部の温度上昇を抑制するとともに発汗を最小にする効果がある。
五つ目、チェックバルブの小さな排出口を通じて流入する空気は速く靴の内部に流入することにより、靴の内部温度を下降させる効率が高いという効果がある。
100:甲皮 101:内皮
102:通孔 103:貫通孔
110:底 111:空気流路
112:空気流動路 113:下部底
113a:陥没部 114:中間底
114a:前面スロット 114b:後面スロット
114c:通孔 115:上部底
120:弾性部 121:弾性補助溝部
130:空気流動部材 131:空気流路
132:本体部 133:空気流入口
135:出入口 136:結合凹部
140:開閉部材 141:連結部
142:本体部 143:つまみ部
144:開閉突起 145:結合突起
150:空気収容部 160:第1チェックバルブ
161:本体 162:バルブ体
170:第2チャックバルブ 171:本体
172:バルブ体 173:通気孔
180:補強部材
102:通孔 103:貫通孔
110:底 111:空気流路
112:空気流動路 113:下部底
113a:陥没部 114:中間底
114a:前面スロット 114b:後面スロット
114c:通孔 115:上部底
120:弾性部 121:弾性補助溝部
130:空気流動部材 131:空気流路
132:本体部 133:空気流入口
135:出入口 136:結合凹部
140:開閉部材 141:連結部
142:本体部 143:つまみ部
144:開閉突起 145:結合突起
150:空気収容部 160:第1チェックバルブ
161:本体 162:バルブ体
170:第2チャックバルブ 171:本体
172:バルブ体 173:通気孔
180:補強部材
Claims (11)
- 甲皮100と;
前記甲皮100の下面に結合され、上部には、下方に陥没した形状に、前面側から後面側に連結された空気流路111が形成され、前方部には、前記空気流路111と連通する空気流動路112が形成された底110と;
前記底110の下面に、前記空気流路111と対応して前面側から後面側に連結されるとともに下方に突設された弾性部120と;
前記底110の前端部に形成され、前記甲皮100の前方部に接着され、外部空気が流入および流出する空気流入口133と連結されるとともに、前記空気流動路112と連通する空気流路131が形成された空気流動部材130と;
を含んでなることを特徴とする、通気口が形成された靴。 - 前記甲皮100の下面には、上下に通孔102が穿設された内皮101が設けられ、前方には、内部と連通する貫通孔103が形成され、前記貫通孔103は前記空気流動部材130に形成された出入口135と連通することを特徴とする、請求項1に記載の通気口が形成された靴。
- 前記空気流動部材130の端部には、前記空気流入口133を選択的に開閉させる開閉部材140が形成されることを特徴とする、請求項2に記載の通気口が形成された靴。
- 前記開閉部材140は、
前記空気流動部材130に結合される連結部141と;
板状に形成され、前記連結部141に結合される本体部142と;
前記本体部142の端部に形成されたつまみ部143と;
前記本体部142の前方側に突設され、前記空気流動部材130の空気流入口133に挿入される開閉突起144と;
前記本体部142の後方側に外側に突設され、前記空気流動部材130の端部に形成された結合凹部136に結合される結合突起145と;
を含んでなることを特徴とする、請求項3に記載の通気口が形成された靴。 - 前記底110は、その下面に形成された弾性部120の両側面に沿って内部に陥没して形成された弾性補助溝部121を備えることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の通気口が形成された靴。
- 前記空気流路111の前端部には、前記空気流路111と連通するとともに前記空気流動路112と連通する空気収容部150が形成され、前記空気流路111および前記空気収容部150の上部は密閉されるように形成され、前記空気流動路112には第1チェックバルブ160が設けられ、前記空気収容部150の上側には第2チェックバルブ170が設けられることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の通気口が形成された靴。
- 前記空気流路111および空気収容部150は二つ以上形成されることを特徴とする、請求項6に記載の通気口が形成された靴。
- 前記底110には、前記弾性部120と対応する位置に、前記空気流路111と連通し空気を収容する空気収容部150が形成され、前記空気流路111および空気収容部150の上部は密閉されるように形成され、前記空気流路111と連結される空気流動路112には第1チェックバルブ160が設けられ、前記空気流路111の上部には、甲皮100の内部と連通する通気孔173が形成され、前記通気孔173に第2チェックバルブ170が設けられることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の通気口が形成された靴。
- 前記空気収容部150は、その下部に補強部材180を備えることを特徴とする、請求項8に記載の通気口が形成された靴。
- 前記空気流路111および前記空気収容部150は二つ以上形成されることを特徴とする、請求項8に記載の通気口が形成された靴。
- 前記底110は、下部底113と、中間底114と、上部底115とからなることを特徴とする、請求項8に記載の通気口が形成された靴。
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