JP2006513543A - ケーブル差込み接続器 - Google Patents

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JP2006513543A JP2004566775A JP2004566775A JP2006513543A JP 2006513543 A JP2006513543 A JP 2006513543A JP 2004566775 A JP2004566775 A JP 2004566775A JP 2004566775 A JP2004566775 A JP 2004566775A JP 2006513543 A JP2006513543 A JP 2006513543A
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Abstract

本発明は、高速接続技術のための差込み接続器の、複数の個別部材若しくはアセンブリ(1,2,3,4,5)より成るコネクタ又はブシュであって、前記アセンブリ(1〜5)が、金属より成る、又は金属被覆された少なくとも1つのハウジングを有しており、特に複数心線のケーブル(6)の少なくとも1つの導体心線(6.3)がコネクタ又はブシュのコンタクト相手(1.1)に接続可能であり、ケーブル(6)が遮蔽部を有しており、コネクタ又はブシュが、複数のアセンブリ(1〜5)を組み立てる場合に遮蔽部と接続するために形成されており、本発明により、独立したコンタクトエレメントが設けられており、このコンタクトエレメントが、複数のアセンブリ(1〜5)を組み立てる場合にハウジングと遮蔽部との間の電気的な接続を形成する形式のものに関する。

Description

差込み接続若しくはケーブル接続技術において重要な動向は、絶縁された電気的な導体と、差込み接続器、コネクタ装置、装置ボックス、センサ・アクチュエータ・モジュール、プリント基板モジュールなどの対応したコンタクトエレメントとの間の持続的な電気的な接続をできるだけ合理的に、すなわち、最小限の時間的及びコスト的消費により製造することである。この場合に重要な要請は、この接続工程を補助工具を使用することなしに手によりできるだけ誤りなしに実施することである。この関連では例えば「高速コンタクト」若しくは「高速接続技術」の概念が生み出されている。主なコンタクト技術は、圧接コンタクト(IDC)とも呼ばれる切断クランプ技術、圧入技術、緊締トング技術及びばねコンタクト技術である。むしろ一般的な技術発展から導き出される別の極めて重要な動向は、基本的には出力特性が少なくとも一様に保持される場合には差込み接続器及びそのほかのケーブル接続装置を小型化することである。この関連でははんだなしの最も重要な接続の一つが切断クランプ接続である。
従来技術
高速接続技術のための差込み接続器の、複数のアセンブリより成るコネクタ又はブシュが既に公知になっている。これらのコネクタ又はブシュは金属より成る又は金属被覆可能な少なくとも1つのハウジングを有しており、これにより、ケーブルの端部で遮蔽作用が得られる。この場合にケーブルの遮蔽部がハウジングに結合可能であり、特殊な複数心線のケーブルの個々の導体心線が、切断クランプコンタクトによりコネクタ又はブシュのコンタクト相手に接続可能である。しかしながら、このような公知のブシュ若しくはこのようなコネクタは様々な欠点を有している。一方では遮蔽部を形成するケーブルの遮蔽編組部を拡開し、これにより、遮蔽編組部の内部に同軸的に配置された複数の導体心線をホルダ内に分配し、この場合にホルダの内部で切断クランプによる切断クランプコンタクトが得られるようにする必要がある。遮蔽編組部とハウジングとのコンタクトのためには円錐エレメントが提供されており、この円錐エレメントを介して、拡開された遮蔽編組部が面状に配置されており、円錐エレメントの対応部との組立時には圧縮されなければならない。これにより、このようなコネクタ又はこのようなブシュの組付け手間が大きいだけでなく、エラーが発生しやすい。なぜならば、遮蔽編組部は基本的に極めて薄い個別ワイヤより成っており、これらの個別ワイヤは、遮蔽編組部を取り囲む、ケーブルの外周面が、遮蔽編組部を露出するために取り除かれなければならない場合に、組立に際してしばしばまさに不慣れな使用者により切断されるからである。これにより、遮蔽編組部が損傷されるか、又は最悪の場合にはすっかり除去されていまい、これにより、円錐エレメントの上方にはコネクタ又はブシュのハウジングに対する電気的な接続が全く形成されないか、又は十分に形成されず、ひいては遮蔽部が付与されていないか、又は十分に付与されていない危険が生じている。しかしながら、まさに効果的な遮蔽が、高周波又は高いデータ率を有する信号を伝達する場合には不可欠である。さらにこれまでに製品としては最大4つのコンタクトのピン数が販売されてきた。これまでは、中央のコンタクトが設けられている形式んのコネクタパターンの販売は実施不可能なことが明らかだった。なぜならば所定の基準が、比較的わずかな寸法を有する外部のコンタクトの部分円を確実に規定するからである。公知の切断クランプ、及び対応した絶縁体内に格納された導体チャンバの基本的な設計により中央のピンのためのスペースが使用され、これにより、このような差込み接続器の使用スペクトルが制限されてしまうのである。
これまで公知の切断クランプ若しくは切断クランプ斜面は面状に構成されている。それ故、必要なコンタクト力を生ぜしめるためには、切断クランプはばね方向に比較的幅広く、ひいてはかさばるように形成されなければならない。この欠点はスペース的にさらに増幅される。なぜならば切断クランプは機能に基づき、導体心線がコンタクトのために側方に変向されるか若しくは傾斜されなければならない平面に対して垂直方向に位置しているからである(ヨーロッパ特許庁特許第1158611号明細書)。面状の切断クランプの別の欠点が、これらの切断クランプが、対応した通路内を案内されるようになっており、これらの通路が絶縁部材内に格納されており、これらの絶縁部材が導体心線を変向させるための導体チャンバをも収容していることにある。これらの通路は切断クランプを所定の位置に固定し、切断クランプ斜面が、心線絶縁体の進入時に心線により側方へ押圧されないことを確保する。この形式の切断クランプがばね方向に有しているわずかな支持面に基づき、これらのプラスチック通路の側壁には著しい面圧が生じ、このことが場合によっては側壁の損傷をもたらす恐れがある。この作用は打抜き加工された切断クランプの場合には、打抜きばりを有する粗い側縁部のために特にネガティブに作用する。
そこで本発明の課題は、切断クランプコンタクトによる高速接続技術のための差込み接続器の遮蔽されたブシュ又は遮蔽されたコネクタにおいて、ケーブルの遮蔽部と、コネクタ又はブシュの少なくとも1つのハウジング部との間の電気的な接続が構造的に簡単に形成されており、確実に形成可能であり、大きい手間なしに組付け可能なものを提供することである。
この課題は、請求項1に記載の特徴により解決される。
本発明によれば、独立したコンタクトエレメントが設けられており、このコンタクトエレメントは、コネクタ又はブシュの複数のアセンブリを組み立てる場合にハウジングと遮蔽部との間の電気的な接続を形成する。したがって、このような独立したコンタクトエレメントは複数のアセンブリの構成部材となり、及びケーブルの、遮蔽編組部の形で形成された遮蔽部の上部に、この遮蔽編組部が露出された後に載置される。次いでケーブルのこのようにして準備された端部は残りのアセンブリと共に組み立てられ、これにより、コネクタ又はブシュがコンタクトされ、仕上げられる。これにより、遮蔽編組部をさらに処理しなければならないことなしに(例えば従来技術に対して拡開が必要なくなる)1つの作業工程で連続的な遮蔽部が形成される。又はコンタクトエレメントがコネクタ又はブシュのアセンブリの1つに挿入され、次いで露出された遮蔽編組部を有するケーブルが挿入され、これにより、ケーブルの遮蔽編組部と、コネクタ又はブシュのハウジングの間のコンタクトが遮蔽のために自動的に得られるようになっている。特に有利な構成では、コンタクトエレメントがアイリスばねの形で形成されている。このアイリスばねはその形状付与に基づき、遮蔽編組部の方向に同軸的に内側へ、かつ設計に応じて、軸線方向に、かつ/又は同軸的に外側へハウジングの方向に、遮蔽編組部とハウジングとの間の電気的な接続を形成することを可能にする。さらにアイリスばねは所定の限界内で圧縮可能であり、これにより、一方では交差を補償し、かつ他方ではばね作用に基づきコンタクト又はブシュの耐用寿命にわたってコンタクト力が維持されるという利点を有する。
複数の導体心線の周囲に遮蔽編組部を有するケーブルと並んで、少なくとも1つの導体心線が遮蔽部若しくは接地接続部の形で使用される、遮蔽部を有するケーブルもある。場合によっては、遮蔽部の形の導体心線に対して付加的に、さらに遮蔽編組部をも有しているケーブルが、所定のバスシステムではネットワーク技術に使用されている。この場合にもデータ率が高いか又は周波数が高い場合には、(例えばコネクタからブシュへ、又はコネクタ又はブシュからセンサ、アクチュエータ、装置などへの)差込み接続器を介したケーブルの連続的な遮蔽が絶対に必要である。この場合に本発明によれば、ケーブルの遮蔽部が複数の導体心線のうちの少なくとも1つであり、コネクタ又はブシュのハウジング部分とコンタクト相手との間の電気的な接続がコンタクトエレメントを介して得られることが保証されている。すなわち、汎用の切断クランプコンタクトでは遮蔽部のために使用される導体心線がコンタクト相手にコンタクトされ、付加的にこのコンタクト相手と、コネクタ又はブシュのハウジングとの間の接続が遮蔽の目的で形成される。
個々のコンタクト相手が対称的に配置されている場合には、切断クランプコンタクトによる高速接続技術のためのコンタクト又はブシュが特に極めて有利である。なぜならば、このことは、高いデータ率若しくは高い信号周波数を伝達するためには特に有利だからである。このような対称的な配置のための例としては、5ピン型のコネクタを挙げることができる。このコネクタの場合には中央のコンタクト相手が配置されており、これに対して同軸的に前記中央のコンタクト相手の周囲に別のコンタクト相手が配置されている(この場合4つよりも多い又は4つよりも少ないコンタクト相手であってもよい)。従属請求項に記載の本発明の発展形によれば、この目的のためにコンタクト相手が特殊な形状及び配置を有しており、これにより、極めてコンパクトなコネクタ構造(若しくはブシュの構造)が生じる。なぜならば、コンタクト相手の切断クランプのこ構成及び配置、及び所属のコンタクトキャリア及びリッツ線ホルダ内の切断クランプの配置により、コンパクトな構成形式及び中央のコンタクト相手の配置がはじめて可能になるからである。
本発明によるコネクタの実施の形態(しかしながら、本発明はこれらに限定されておらず、例えばブシュ、装置ボックス、センサ−アクチュエータ−モジュール、プリント配線板モジュールなどのためのものでもある)を以下に図面につき詳しく説明する。
本発明の実施の形態
本実施例は、特にコンパクトな構成形式の高速コンタクト可能な、圧接コンタクト(IDC)とも呼ばれる切断クランプ及び軸線方向のケーブル出口を有する、IEC61076−2−101に基づく、5ピンの工業向けの(IEC60529に基づくIP67(保護基準IP67)差込み接続器のEシリーズコネクタに関する。このコネクタは使用者の側で工具の補助なしに組立可能である。導体心線を切断クランプの挿入前に絶縁するか、又はクランプする必要性はない。さらにこのコネクタは択一的に、電気的にコンタクトされる金属の又は金属被覆されたハウジング部により遮蔽された構成で組み立てることができるようになっており、この場合にケーブル遮蔽部は高速組立に関して特に簡単かつ迅速にハウジングに電気的に接続することができる。このような差込み接続器のコネクタはブシュなどとの協働してイーサネット信号、すなわち、100Mbit/sまでのデータ転送速度を伝達するために適している。さらに例として中央のピンに、この中央のピンと金属のハウジングとのコンタクトに関する手段が示されている。
図1aはコネクタを作製するために必要なアセンブリ(部分的にはこれらのアセンブリの個別部材でも示している)と個別部材とを展開図で示している。
コンタクトキャリア全体:コンタクト1、コンタクトキャリヤ2、接続エレメント3、コンタクトエレメント4、接続エレメント6、シールエレメント5及びコンタクトエレメント13、
リッツ線ホルダ7、
ハウジング(グリップスリーブ)全体:スリーブ9、コンタクトエレメント8、択一的にはスリーブ9及びコンタクトエレメント8は個別部材として設けてもよい。
引張り負荷解除エレメント全体:シールエレメント10(例えばチューブ又はO−リング)及び引張り負荷解除エレメント11、
操作エレメント12。この操作エレメント12は、引張り負荷解除エレメント11及びシールエレメント10を、ケーブルの周面に対して押圧する若しくは負荷解除するために働き、図1aでは孔付きねじの形で示されている。図1bに示したケーブル自体は複数心線状になっており、ケーブル周面14の下方に位置する遮蔽部15(遮蔽編組部)を有しており、この遮蔽部15は直径「D」を有する複数の導体心線16を取り囲んでおり、この場合にこれらの導体心線16は、心線絶縁体16.1と金属の導体16.2(例えばリッツ線又は中実ワイヤとから成っているが、このようなケーブル構造はもちろん強制的なものではない。
次にアセンブリ及びこのアセンブリの構成部材若しくは構造的な構成を、場合によっては別の図面に関して説明する。
図1aに示したコネクタは以下のものを有している:
コネクタの接続方向にコンタクトピン1.1の形で形成されており、しかしながら、用途に応じてコンタクトブシュ、ハイブリッドコンタクト、プリント配線板コンタクト、はんだ付けコンタクトなどの形で設計されていてもよい、電気的なコンタクトエレメント1(これに関しては図2も参照のこと)。絶縁性のキャリアに固定するためにコンタクトエレメント1にはエンボス部1.2が設けられており、これらのエンボス部1.2は必要に応じて回動防止に関して長手方向の構造を有していてもよい(例えばローレット)。組付け補助(ストッパ)として、かつ切断クランプ進入力を受けとめるためには面1.3が働く。導体心線の方向にコンタクトエレメント1が切断クランプの形で形成されており、このコンタクトエレメント1には切断クランプ側面1.4と、これらの切断クランプ側面1.4の間に位置する、幅「s」を有する切断クランプスリット1.5と、挿入斜面1.6とが設けられている。これらの挿入斜面1.6は導体心線に関して一方ではセンタリング作用を有しており、かつ他方では進入力の減衰をもたらす。ここに述べた切断クランプ側面1.4は横断面で見てリングセグメントの形状を有しており、このリングセグメントは、寸法「u」が、コンタクトしたい導体心線「D」の直径に等しいか又はこれよりも極わずかに小さくなっているという特徴を有している。別の極端な場合には、これらの切断クランプは次のように、すなわち、「u=s」になっており、これにより、二重の切断クランプが実施されいているように形成することもできる。さらにリングセグメントは一般的な場合の1つの特別な構成にすぎず、これによれば、切断クランプ側面1.4の横断面は湾曲された形状、例えば楕円の形状を有している。同様にこのためには多角形の横断面も可能であり、この場合にはそれぞれの側面のためには特に(一重の切断クランプのためには)L字形、(二重の切断クランプのためには)C字形又はU字形が有利であろう。このような湾曲された又は多角形の側面横断面を有する切断クランプは、ばね剛性が等しい場合には、平坦な側面を有する切断クランプよりもばね方向に著しくよりわずかな寸法を有しているとことにより、コンパクトな構成形式に関して大きな利点を有している。湾曲された区分と多角形の区分との組合せ(例えば「長孔形状」)、さらにコネクタの軸線方向に整列された平坦な側面を有する切断クランプももちろん可能である。これら全ての構成変化態様に関して別の有利な設計は、スリット幅「s」が、スリット長さにわたって一定不変ではなく、可変に、特にV字形に構成されており、これにより、スリットがスリット底部では挿入斜面1.6においてよりもわずかに挟幅になっている場合に生じる(「S<S」)。このような構成は、導体心線が切断クランプスリットに対して鋭角をなしているようなコンタクトの場合(例えば図示のコネクタ)には特に有意義である。なぜならばこの場合には導体心線が横方向に設けられた場合よりも対応してより大きいコンタクト長さが生じるからである。コンタクト特性に関して、導体心線の直径と、切断クランプのスリット幅との間には確実な関連性があるので、このようなV字形のスリットは、スリット底部(P点)の方向にはむしろより薄い導体心線がコンタクトされ、これに対して尖端ではむしろより厚い導体心線が最適にコンタクトされるようになっており、これにより、このような切断クランプの使用幅を対応して拡大することができる。さらに特に打抜き加工された切断クランプの場合には、同様に導体心線直径に関してコンタクト特性を改善し、かつ/又は使用スペクトルを拡大するためには、スリットエッジは真っ直ぐではなく、むしろ例えば著しく扁平な「蛇行線」の形状に内外に移行する「段」又はこれに類するものを形成することも可能であり、この場合には前記のようにスリット幅「s」は一定不変又は可変であってよい。さらに切断クランプの、スリット1.5、挿入斜面1.6、切断クランプ側面1.4の、寸法「h」に対応した境界面の、軸線「a−a」若しくは「b−b」に関する配向を、これらの部分領域の長手方向広がりにわたって少なくとも部分的に均一に、かつ/又は少なくとも部分的に可変に構成することができる。このような配向は、例えば寸法「s」では軸線「a−a」に対して平行に、例えば寸法「u」では軸線「b−b」に対して平行になっているか、又はこれらの2つの境界例の間の所定の配向を有していてよい。同様に寸法「h」は前記境界面に沿って、少なくとも部分的に均一に、かつ/又は少なくとも部分的に可変に構成されていてよく、これにより、進入力特性の最適化が得られる。
図3は電気的な絶縁材料より成るコンタクトキャリア2を示している。このコンタクトキャリア2には、接続エレメント3に対応した支持カラー2.1、コード部若しくは回動防止部2.2及び収容孔2.3が設けられており、これらの収容孔2.3内にはコンタクト1が所定の位置で固定若しくは圧入される。コンタクト面1.3に対応して、収容孔2.3には支持面2.9が設けられている。選択的にコンタクトがコネクタの金属のハウジングに電気的に接続されなければならない収容孔2.3(ここでは例えば中央の収容孔)には、付加的な同心的な収容孔2.4が設けられている。この収容孔2.4は、遮蔽部のためのコンタクトエレメント13を収容若しくは固定するために働く。この収容孔若しくはコンタクトエレメント13に対応してコンタクトキャリア2は支持面25、収容若しくは固定溝2.6並びに貫通スリット2.10を有している。さらにコンタクトキャリア2は、接続エレメント6に対応した別の支持カラー2.7、シール溝若しくは面2.8、案内面2.11、別のコード部若しくは回動防止部2.12並びにストッパ面2.13を有している。
さらにコネクタは接続エレメント、特に金属被覆された、又は金属の、閉じられた接続エレメントを有している。この接続エレメントにはローレット目を付けられたグリップ面3が設けられている。このグリップ面3は、図1a,図1b及び図1cにはユニオンスクリュの形で示されており、コネクタと所属のブシュ(ここには図示していない)とをねじ止めするために働く。同様にばねディスクの形で示されたコンタクトエレメント4が提供されており(これに関しては図5も参照のこと)、このコンタクトエレメント4は、接続エレメント3と接続エレメント6との間の電気的なコンタクトを形成する。付加的にシールエレメント5が提供されており、このシールエレメント5は、図1bではOリングの形で形成されている。別の接続エレメント、ローレット目を付けられたグリップ面6を有する、コネクタのハウジングの別の一部を形成する、特に金属被覆された又は金属の、閉じられた接続エレメントが、図1a、図1b及び図cにユニオンナットの形で示されている。
図4a及び図4bには種々異なった方角から見た図と横断面図で、電気的な絶縁材料より成るリッツ線ホルダ7が示されている。このリッツ線ホルダ7には導体チャンバ7.1が設けられており、この導体チャンバ7.1内にはそれぞれの導体心線が、これらに対応する切断クランプとのコンタクトのために規定された形で収容されており、位置決めされる。これらの導体チャンバ7.1の導体挿入部の側には環状の挿入斜面又は湾曲部がロート状に形成されている。さらなる延在部(方向(z))では導体チャンバ7.1の基本形状が、まず基本寸法「mn」を有する均一な横断面を有している(図4a参照)。この場合に「m」は、どの程度に若しくはどのような特徴をもって導体心線が変向されるかを規定しており、かつ「n」は、導体心線の直径に応じて次のように調整されている、すなわち、切断クランプが進入した場合に導体心線ができるだけわずかにしか側方方向に逃れることができないようにに調整されている。片側では端部へ向かって導体チャンバは変向斜面7.4を介して、導体心線のそれぞれの端部に対応した横断面の形に先細りしており、これにより、x−y投影図では導体心線は切断クランプに関して次のように正確に位置決めされる、すなわち、導体心線16.2のy座標が電気的なコンタクト部に関して十分な確実性をもって切断クランプスリットのy座標よりも小さくなっているように位置決めされている。このような位置決めは、切断クランプが導体心線の端部で進入し、このことが軸線方向のスペース節約になることをももたらす。逆方向にはチャンバ寸法「m」は次のように、すなわち、金属の導体のx−y投影図が、同様に十分な確実性をもって切断クランプと交差するように規定されなければならない。金属の導体の直径が心線直径「D」よりも必然的にわずかであるという事実に基づき、「m<2D」の条件下に確実なコンタクトが得られる。
導体チャンバ7.1の端部にはさらにストッパ7.6が位置しており、このストッパ7.6は電圧案内する導体心線が導体チャンバ7.1から外側へ突出することができないことを確保する。同時にこのストッパ7.6は切断クランプに対してz方向の心線端部の正確な位置決めが行われることをももたらす。導体チャンバ7.1の横断面が幅寸法「n」にわたって連続的な平坦な面を有しており、かつ寸法「m」により規定された端部では幾らか湾曲された、特に半円の形状7.1.1に、又はほぼ多角形状の、特にV字形の形状7.1.2に先細りしている。この場合に、これらの端部は当然のことながら等しい形状を有していてもよい。この形状は変向斜面7.4を越えてストッパ7.6まで等しいか、又は類似の形式に保持されてよい。これらの先細り部は特にチャンバ幅「n」よりも小さい直径を有する導体心線の場合には有意義であり、この場合に先細り部は、このような導体心線を変向した場合に導体チャンバ7.1の中央平面での導体心線センタリングをもたらす。さらに導体チャンバ7.1の内部には1つ又は複数の、特に2つの変向リブ7.2、及びz軸線を介してずらされた1つ又は複数の、特に2つの変向リブ7.3が位置している。これらの変向リブ7.2並びに7.3は、導体挿入方向に比較的平坦な斜面7.2.1及び7.3.1を備えており、このことは導体心線のひっかかりを阻止し、装着時の摩擦力を減衰する。さらに変向リブ7.2及び7.3は斜面に(x−y)横断面で見て別の斜面7.2.2及び7.3.3を有している。これらの斜面7.2.2及び7.3.3はチャンバ先細り部7.1.1及び7.1.2に類似して、特により薄い導体心線に関してセンタリング作用を有している。この作用に関して、斜面7.2.2及び7.3.3はチャンバ幅「n」にわたった変向リブ7.2及び7.3の数及び分配に応じて種々異なった形に形成されており、この場合に例えば斜面7.3.3では、z軸線にわたって可変の傾斜を有していてもよい。変向リブ7.2、場合によっては変向リブ7.3はストッパ7.6の方向へ向かって別の斜面7.3.2を有しており、この斜面7.3.2は、導体心線の端部を、特に切断クランプが進入する間に後退した場合に付加的にセンタリングする。これらの斜面7.3.2の空間的な構成に関しては斜面7.2.2及び7.3.3の場合と同じことがいえる。z軸線にわたってストッパ7.6、変向斜面7.4及び変向リブ7.3,7.2は次のように分配されている、すなわち、導体チャンバ7.1内への導体心線の挿入が比較的わずかな力負荷により可能であるように分配されている。導体チャンバ7.1の別の重要な部分が案内面7.5である。この案内面7.5の機能は、切断クランプ側面1.4を案内し、特に導体心線内への進入時に切断クランプ側面がばね方向に逃れることを阻止することである。z方向の案内面7.5の広がりは、少なくとも切断クランプの進入深さと等しい長さであり、有利には変向リブ7.2の下側の面で終了している。変向リブ7.3が前記進入深さのほぼ半分の高さに位置していることにより、導体心線が少なくとも1回、場合によっては2回、z方向に切断クランプにより接触されるようになっており、このことは、コンタクト安定性の向上をもたらす。案内面7.5に対応して、リッツ線ホルダ7は切断クランプの方向に開口7.5.1を有しており、この開口を介して切断クランプは対応した導体チャンバ7.1内に進入することができる。前記開口7.5.1の外側輪郭が周全体にわたって、又は部分にわたってのみ(例えば切断クランプ側面1.4が意図的な箇所に沿って案内されるか又は支援されることが望ましい場合には)切断クランプの外側輪郭になぞらえて形成されており、この場合に残りの区分は切断クランプのためのいわば「遊び」を有していてよい。射出成形法によるリッツ線ホルダ7の製造に関しては、開口7.5.1の内側輪郭のx−y投影図が、工具内に必要な離型斜面を考慮して、一方では変向斜面7.4を越えて変向リブ7.2まで延びるチャンバ境界7.4.1の投影図に一致することが重要である。他方では、前記内側輪郭は少なくとも変向リブ7.2の側縁7.2.3に一致する。開口7.5.1には環状の挿入斜面7.5.2が設けられている。この挿入斜面7.5.2は、進入する切断クランプのひっかかり(ankanten)を阻止する。同様に切断クランプに向かって、リッツ線ホルダ7はそれぞれの導体チャンバ7.1に沿って別の開口7.8を有している。これらの開口7.8の数は変向リブ7.3の数に一致しており、開口の輪郭は、工具内に必要な離型斜面を考慮して、有利には変向リブ7.3のx−y投影図に等しいという特徴を有している。いずれの場合にも開口7,8が、接続したい最も薄い導体心線を開口を介して押し込むことができる程に大きくなっていることによりストッパ7.6が意味を失ってしまうことのないよう注意すべきである。さらに変向リブ7.2,7.3、変向斜面7.4及びストッパ7.6のx−y投影図がオーバラップしないことを確保した場合には、導体チャンバ7.1若しくはリッツ線ホルダ7全体を極めて高い機能密度で特に簡単な形式で長手方向軸線「z」にわたって成形することができる。リッツ線ホルダ7の別の特徴が、コンタクトキャリア2と結合して意味をなすコード部若しくは回動防止部7.9、案内面7.16及びストッパ面7.15である。溝7.10はコンタクトエレメント13を収容若しくは案内するために働く。溝状の凹部7.11が、同様にスリーブ9に対するコード部若しくは回動防止部である。面7.12はグリップ面であり、これらのグリップ面でリッツ線ホルダ7をコンタクトキャリア2から引き出すことができる。支持面7.13に沿って再びリッツ線ホルダ2がスリーブ9を介して間接に、接触エレメント6に支援されて、切断クランプを装着されたコンタクトキャリア2内へ押し込まれる。長さの一部にわたって円錐状の延びを有している試し孔7.14が、使用者に提供された導体心線の直径が、リッツ線ホルダ7の導体チャンバ7.1に適合しているかどうかを使用者が確認するために役立つ。円錐状の(又は択一的には平坦な)面7.17は、コンタクトエレメント8をz方向に次のように固定する、すなわち、この場合にコネクタ中央軸線の方向に、すなわち、ケーブル遮蔽部に向かって半径方向の力成分が形成されるように固定する機能を有している。
図5は接続エレメント3と接続エレメント6との間の連続的な遮蔽のために必要なコンタクトエレメント4を示している。この場合コンタクトエレメント4は接続エレメント3及び6の接触輪郭に適合されており、有利にはディスクの形で形成されている。
図6にはコンタクトエレメント8が示されている。このコンタクトエレメント8はこの図面ではアイリスばね(円環体)の形に、解除可能に、又は解除不能につなぎ合わされたつる巻きばね)の形で示されている。同様にこのためには対応した打抜き又はワイヤ曲げ部材も可能である。スリーブ9が射出成形又は押出成形法で製造されている場合には、工具挿入部材の形で対応して形成されたこのようなばねエレメントを前記スリーブ9内に堅固に組み込まれた形で設けることもできる(「一体的な手段」)。コンタクトエレメント8はケーブルの遮蔽部と、コネクタのハウジング(ここではスリーブ9)との間の電気的なコンタクトのために必要であり、これにより、連続的な遮蔽が実施される。アイリスばねは補助手段なしに、かつ交差補償しながらケーブルの遮蔽部を介して摺動させることができるので特に有利である。
図7には、コネクタのハウジングの別の構成部材としてスリーブ9、特に金属被覆された、又は金属の閉じられたスリーブが示されている。このスリーブには、シールエレメント5のためのシール面9.1、結合部、例えば接続エレメント6のためのねじ山9.2、シールエレメント10のためのシール面9.5、及び結合部、例えば操作エレメント12のためのねじ山9.8が設けられている。さらにスリーブ9は凹部7.11に対応した少なくとも1つのコード部若しくは回動防止部9.3を有している。このコード部若しくは回動防止部9.3には、挿入斜面9.3.1及び場合によってはコンタクトエレメント8のための少なくとも1つの支持面9.4が設けられている。支持面7.13に対応してリッツ線ホルダ7に沿ってスリーブ9は押圧面9.6を有している。円錐状の(又は択一的には平坦な)面9.7がコンタクトエレメント8に関して、リッツ線ホルダ7に設けられた面7.17と同じ機能を有している。
図8にはさらにコンタクトエレメント13が示されている。このコンタクトエレメント13は、例えば打抜き加工曲げばね又はワイヤ曲げばねの形で設計することができる。コンタクトエレメント13は、固定若しくはコンタクトチューブ13.1を備えた少なくとも1つの固定エレメント13.2を有しており(若しくはその逆)、この場合にコンタクトチューブ13.1は特に中央のコンタクトエレメント1にばね弾性的に接触しており、このために電気的なコンタクトを形成する。付加的に固定ウェブ13.3、ばね薄板13.4及びコンタクト面13.5が提供されており、これらの固定ウェブ13.3、ばね薄板13.4及びコンタクト面13.5を介して、コネクタの金属被覆された若しくは金属のハウジングに対する電気的な接続部が形成される。ばね薄板13.4とコンタクト面13.5とが次のように形成される、すなわち、それぞれのコンタクトエレメント1がコネクタのハウジングにではなく、直接にワイヤ遮蔽部15又はコンタクトエレメント8に電気的に接続されている類似のコンタクトエレメントも同様に可能である。
組立(切断クランプ技術におけるケーブルのコンタクト及びコネクタの組立)のためには次のアセンブリ及び個別部材が提供されている。
・コンタクトキャリア全体:コンタクト1+コンタクトキャリヤ2+接続エレメント3+コンタクトエレメント4+接続エレメント6+シールエレメント5+コンタクトエレメント13、
・リッツ線ホルダ7、
・グリップスリーブ全体:スリーブ9+コンタクトエレメント8、択一的に:個別部材の形のスリーブ9及びコンタクトエレメント8、
・引張り負荷解除エレメント全体:シールエレメント10+引張り負荷解除エレメント11、
・操作エレメント12、
・露出された遮蔽部15及び露出された導体16を備えたケーブル。
組立のためには次のステップが必要である:
・ケーブル周面14が端部で切断され、これにより、導体心線16及びケーブル遮蔽部15が所定の長さにわたって露出される。さらにケーブル遮蔽部15が所定の長さで切断される。
・操作エレメント12、引張り負荷解除エレメント11、シールエレメント10、コンタクトエレメント8を有するスリーブ9が、露出された導体心線16及びケーブル遮蔽部15を介してケーブル周面14に被せ嵌められる。
・導体心線16が、リッツ線ホルダ7の対応した導体チャンバ7.1内に、ストッパ7.6まで挿入される。
・コンタクトエレメント8を有するスリーブ9が、装着されたリッツ線ホルダ7に次のように、すなわち、面7.12と9.6とが接触するようにつなぎ合わされる。
・引張り負荷解除エレメント11とシールエレメント10とが、操作エレメント12を介してスリーブ9に堅固に結合される。
・ケーブル側で組み立てられたアセンブリが「コンタクトキャリア全体」に、接続エレメント6を介してつなぎ合わされる。この工程の間には切断クランプがそれぞれの導体心線16内に圧入され、これらの導体心線16自体は導体チャンバ7.1内に位置固定されており、これにより、導体心線と、所属のコンタクトピン1との間の電気的な接触が形成される。
・コンタクトエレメント4及び8を介してケーブルの遮蔽部14からコネクタのハウジングの導電性の領域を介して操作エレメント3まで電気的なコンタクトが得られ、これにより、コネクタと所属のブシュ又は装置ボックスとのコンタクト後に、対応した接続エレメントを介して連続的な遮蔽が付与されている。これに対して択一的又は補足的に、ケーブルの遮蔽部14からコンタクトエレメント13を介してもコンタクト相手1までコンタクトが得られる。これにより、例えば連続的な接地接続が付与されている。
図9a及び図9b並びに図10及び図11には、コネクタの別の実施例の全体図、横断面図及び詳細図が示されている。これらの図面に示したコネクタは図1によるコネクタとは次のことにより異なっている、すなわち、この場合にはリッツ線ホルダ7がリッツ線ホルダ7a(図10参照)及び緊締部7b(図11参照)とから成っていることにより異なっている。この結合部は(図10に示したようにクリップなどにより)解除可能にも、(例えば超音波溶接、レーザ溶接、接着などにより)解除不能にも製造することができる。この場合にはリッツ線ホルダ7aは導体チャンバ内に1つの堅固な変向リブのみを有しており、この場合に第2のリブの機能はここでは緊締部7bの、チャンバ内に突入するばね弾性的な薄板により引き受けられる。これにより、これらの薄板は導体心線に関して変向機能のみならず、固定機能をも果たす。
コネクタの第1実施例の全体図である。 コネクタの第1実施例の全体図、横断面図及び詳細図である。 コネクタの第1実施例の全体図、横断面図及び詳細図である。 コンタクト相手の構成の複数の図である。 コンタクト相手を収容するためのコンタクトキャリアを示す図である。 導体心線の端部を収容するためのリッツ線ホルダ及び切断クランプの切断クランプコンタクトが得られる領域を示す種々異なった図である。 導体心線の端部を収容するためのリッツ線ホルダ及び切断クランプの切断クランプコンタクトが得られる領域を示す種々異なった図である。 コンタクトエレメントを示す図である。 コンタクトエレメントを示す図である。 コネクタのハウジングの構成部を示す図である。 コネクタのハウジングと、少なくとも1つの、有利は中間のコンタクト相手との間の電気的な接続を形成するためのコンタクトエレメントの斜視図である。 コネクタの別の実施例を示す全体図、横断面図及び詳細図である。 コネクタの別の実施例を示す全体図、横断面図及び詳細図である。 コネクタの別の実施例を示す全体図、横断面図及び詳細図である。

Claims (9)

  1. 高速接続技術のための差込み接続器の、複数の個別部材若しくはアセンブリ(1,2,3,4,5)より成るコネクタ又はブシュであって、前記アセンブリ(1,2,3,4,5)が、金属より成る、又は金属被覆可能な少なくとも1つのハウジングを有しており、特に複数心線のケーブル(6)の少なくとも1つの導体心線(6.3)が、コネクタ又はブシュのコンタクト相手(1.1)に、切断クランプコンタクトにより接続可能であり、前記ケーブル(6)が、遮蔽部を有しており、コネクタ又はブシュが、複数のアセンブリ(1,2,3,4,5)を組み立てる場合に遮蔽部と接続するために形成されている形式のものにおいて、独立したコンタクトエレメントが設けられており、該コンタクトエレメントが、複数のアセンブリ(1,2,3,4,5)を組み立てる場合にハウジングと遮蔽部との間の電気的な接続を形成するようになっていることを特徴とする、コネクタ又はブシュ。
  2. ケーブル(6)の遮蔽部が、遮蔽編組部(6.2)であり、コネクタ又はブシュのハウジング部分(4.1)と遮蔽編組部(6.2)との間の電気的な接続が、アイリスばねの形で形成されたコンタクトエレメント(4.4)を介して得られる、請求項1記載のコネクタ又はブシュ。
  3. ケーブル(6)の遮蔽部が、複数の導体心線(6.3)の少なくとも1つであり、コネクタ又はブシュのハウジング部分(4.1)と、コンタクト相手(1.1)との間の電気的な接続が、コンタクトエレメント(13)を介して得られる、請求項1記載のコネクタ又はブシュ。
  4. コンタクト相手(1.1)が、少なくとも2つの切断クランプ側面(1.4)を有しており、該切断クランプ側面(1.4)が、横断面図で見て湾曲された、かつ/又は多角形の横断面を有しており、ほぼ軸線方向に導体心線にコンタクトする、請求項1から3までのいずれか1項記載のコネクタ又はブシュ。
  5. 切断クランプ側面(1.4)が、少なくとも部分的に、アセンブリの構成部分であるリッツ線ホルダ(7)内で所定の位置に固定可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載のコネクタ又ブシュ。
  6. 導体チャンバ(7.1)が、一方側で変向斜面(7.4)を介して次のように所定の横断面の形に先細りしている、すなわち、導体心線の端部が切断クランプ側面(1.4)により貫通されるように、先細りしている、請求項5記載のコネクタ又ブシュ。
  7. 切断クランプ側面(1.4)が、コネクタ又はブシュのほぼ軸線方向に整列されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のコネクタ又ブシュ。
  8. リッツ線ホルダ(7)が、複数の導体チャンバ(7.1)を有しており、中央の導体チャンバ(7.1)、又はコネクタ又はブシュの長手方向軸線の周囲に別の導体チャンバ(7.1)が対称的に配置されており、この場合にそれぞれの導体チャンバ(7.1)内にコンタクト相手(1.1)が配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のコネクタ又ブシュ。
  9. 有利には中央の導体チャンバ(7.1)内に配置された1つ又は複数コンタクト相手(1.1)が、コンタクトエレメント(13)に接続可能である、請求項1から8までのいずれか1項記載のコネクタ又ブシュ。
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