JP7444116B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本開示は、コネクタに関する。
特許文献1に開示されたコネクタは、互いに嵌合可能な第1ハウジングおよび第2ハウジングと、第1ハウジングに設けられるロックアームと、第1ハウジングに収容される第1端子と、を備える。ロックアームは、第2ハウジングを係止し、第1ハウジングおよび第2ハウジングを嵌合状態に保持する。第1ハウジングおよび第2ハウジングが正規嵌合すると、ロックアームと連動した第1端子が第2ハウジングの第2端子に接続される。これにより、第1ハウジングおよび第2ハウジングが正規嵌合したことを検知することができる。
特許文献1の場合、第1端子および第2端子の周囲に防水構造が設けられていない。このため、嵌合検知の信頼性に欠ける懸念がある。これに対し、特許文献2~5には、第1端子および第2端子のような嵌合検知用の端子の周囲に防水構造を設けた技術が開示されている。
特開2018-6303号公報 特開平9-106852号公報 特開平11-74025号公報 特開2015-99684号公報 特開2020-9528号公報
ところで、レバーの回動動作に基づいてコネクタを嵌合状態に導くレバー式コネクタが知られている。この場合に、レバーに連動した嵌合検知用の検知部を相手検知部に嵌合させ、検知部と相手検知部との間の防水を図ることが考えられる。しかし、防水を図るために検知部を相手検知部に嵌合させる動作は嵌合方向に平行な直進移動動作になるため、レバーの回動動作に連動させるのが難しいという事情がある。
そこで、本開示は、レバーに連動した検知部の防水を図ることが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本開示のコネクタは、相手コネクタ本体に嵌合可能なコネクタ本体と、前記コネクタ本体に回動可能に支持され、嵌合位置において前記コネクタ本体および前記相手コネクタ本体を正規嵌合させるレバーと、前記コネクタ本体とは別体であって、前記レバーが前記嵌合位置にあるときに相手検知部に嵌合する検知部と、前記検知部と前記相手検知部との間に液密に配置される検知側シール部と、を備え、前記検知部と前記レバーは、互いに接触し、前記レバーの回動動作を、前記相手検知部に対する前記検知部の直進移動動作に変換する動作変換部を有している。
本開示によれば、レバーに連動した検知部の防水を図ることが可能なコネクタを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るコネクタにおいて、レバーが嵌合位置にあるときの側面視方向の断面図である。 図2は、レバーが嵌合位置にあるときの上部破断平面図である。 図3は、レバーが初期位置にあるときの上部破断平面図である。 図4は、レバーが初期位置にあるときの、検知部と相手検知部の嵌合状態と、コネクタ本体と相手コネクタ本体の嵌合状態と、をそれぞれ示す一部破断斜視図である。 図5は、相手コネクタの斜視図である。 図6は、コネクタ本体の斜視図である。 図7は、検知部の斜視図である。 図8は、レバーの斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)相手コネクタ本体に嵌合可能なコネクタ本体と、前記コネクタ本体に回動可能に支持され、嵌合位置において前記コネクタ本体および前記相手コネクタ本体を正規嵌合させるレバーと、前記コネクタ本体とは別体であって、前記レバーが前記嵌合位置にあるときに相手検知部に嵌合する検知部と、前記検知部と前記相手検知部との間に液密に配置される検知側シール部と、を備え、前記検知部と前記レバーは、互いに接触し、前記レバーの回動動作を、前記相手検知部に対する前記検知部の直進移動動作に変換する動作変換部を有している。
レバーが嵌合位置にあるときに、検知部が相手検知部に嵌合するから、その状態を電気的または機械的に検知することにより、コネクタ本体と相手コネクタ本体が正規嵌合状態にあると判断することができる。このコネクタは、検知部と相手検知部とを検知側シール部で防水を図ることができる。動作変換部がレバーの回動動作を相手検知部に対する検知部の直進移動動作に変換するから、検知部が相手検知部に良好に嵌合することができる。
(2)前記動作変換部は、前記レバーに設けられる押圧部と、前記検知部に設けられ、前記押圧部によって前記相手検知部側に押圧される接触面と、を有しているのが好ましい。これによれば、押圧部と接触面の簡単な構成によって動作変換を実現することができる。
(3)前記検知側シール部とは別に、前記コネクタ本体と前記相手コネクタ本体との間に液密に配置される本体側シール部を備えると良い。これによれば、コネクタ本体と相手コネクタ本体との間が本体側シール部を介して液密にシールされる。検知部とコネクタ本体のそれぞれの周囲に検知側シール部と本体側シール部が配置されるため、コネクタ全体の防水を図ることができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施形態に係るコネクタ10は、図1に示すように、コネクタ本体20、本体側シール部50、検知部60、検知側シール部80、およびレバー90を備える。コネクタ本体20と検知部60は、互いに別体であるが、レバー90を介して相対変位可能に連結された状態になる。コネクタ本体20と検知部60は、相手コネクタ100に嵌合可能である。
なお、以下の説明において、前後方向は、コネクタ10と相手コネクタ100の嵌合方向に相当する。前側は、嵌合開始時にコネクタ10と相手コネクタ100が互いに向き合う面側である。上下方向は、図2および図3を除く各図の上下方向を基準とする。左右方向は、図1の紙面厚み方向であり、図2の上下方向である。上下方向は、高さ方向と同義であり、左右方向は、幅方向と同義である。図5~図8において、前側を「X」と表記し、前方から見た左側を「Y」と表記し、上側を「Z」と表記する。各方向は、説明の便宜上の方向であり、組み付け時および使用時における方向を限定するものではない。また、各図においては、本開示の内容と関連性の低いものを省略ないし簡略化して図示している。
<相手コネクタ>
図5に示すように、相手コネクタ100は、相手コネクタ本体120と、相手検知部160と、を備える。相手コネクタ本体120は、角筒状のフード部121を有している。フード部121は、前方に開放されている。図1および図4に示すように、フード部121内には、複数の雄型の相手端子126が突出して設けられている。
図5に示すように、相手コネクタ本体120は、フード部121の上面後端から立ち上がる背板部122と、背板部122の上端から前方に突出する天板部123と、を有している。天板部123は、フード部121の上面に対し、上下方向に間隔を置いて対向して配置されている。天板部123は、左右方向の一側(図5の右側)に、ロック孔124を貫通させている。また、天板部123は、左右方向の他側(図5の左側)の端部に、ピン状のカムフォロア125を突設させている。カムフォロア125の先端は、フード部121の上面に向けられている。フード部121の下面にも、上記カムフォロア125と間隔を置いて同軸に配置されたカムフォロア125が突設されている。
相手検知部160は、背板部122から前方に突出して設けられる。また、相手検知部160は、フード部121の上面と天板部123との間において、天板部123のロック孔124に臨む左右方向の一側に配置されている。相手検知部160は、前方に開放された角筒状の相手検知本体161を有している。図4に示すように、相手検知本体161内には、一対の雄型の相手検知端子162が突出して設けられている。
なお、フード部121、背板部122、天板部123および相手検知本体161は合成樹脂製であって、上記のとおり一体に連続して形成されている。相手端子126および相手検知端子162は導電金属製である。
<コネクタ本体>
図6に示すように、コネクタ本体20は、端子収容部21と、端子収容部21の外周を包囲する嵌合筒部22と、を一体に有している。端子収容部21および嵌合筒部22は合成樹脂製である。図1および図4に示すように、端子収容部21は、フード部121内に嵌合する。端子収容部21は、各相手端子126と対応する位置に、複数のキャビティ23を有している。各キャビティ23には、後方から端子金具24が挿入される。
端子金具24は導電金属製であって、図1に示すように、前後方向に延びる形状をなしている。端子金具24は、筒状の接続部25と、接続部25の後方に配置されたオープンバレル状のバレル部26と、を有している。接続部25には、相手端子126が挿入される。相手端子126は、接続部25内の弾性接触片27に接触し、端子金具24と電気的に接続される。バレル部26は、電線200の端部に接続される。電線200の外周面には、ゴム栓210が嵌め付けられている。バレル部26は、ゴム栓210を圧着する部分を有している。ゴム栓210は、キャビティ23内に液密に挿入される。
端子収容部21には、前方から本体側フロントホルダ28が取り付けられる。本体側フロントホルダ28は、キャップ状をなし、端子収容部21の前面から外周面にわたる部分を覆うように配置される。本体側フロントホルダ28の前壁には、各キャビティ23と連通する本体側挿通孔29が設けられている。相手端子126は、本体側挿通孔29に挿通された状態で端子金具24に接続される。
図6に示すように、嵌合筒部22は、角筒状をなし、端子収容部21よりも上方である上壁に、機能壁31を有している。機能壁31は、検知部60の移動をガイドするガイド部32と、レバー90を支持する支持部33と、を有している。機能壁31は、レバー90の後述するアーム部91が接触可能に対面する平坦な上面を有している。
ガイド部32は、機能壁31の上面における幅方向の一側(図6の左側)に凹設されている。ガイド部32は、断面凹状の溝であって、前後方向に延び、前端が機能壁31の前面に開口し、後端が機能壁31の後面に開口している。支持部33は、機能壁31の上面における幅方向の他側(図6の右側)の端部に円柱状に突設されている。嵌合筒部22の下壁の下面には、上記支持部33に間隔を置いて同軸に配置された支持部33が突設されている。また、嵌合筒部22の下壁には、逃げ溝34が設けられている。逃げ溝34は、前後方向に延び、前端が嵌合筒部22の下壁の前面に開口している。
<本体側シール部>
本体側シール部50はゴム製のシールリングである。図1および図4に示すように、本体側シール部50は、端子収容部21の外周面に嵌め付けられる。端子収容部21がフード部121内に嵌合した状態において、本体側シール部50はフード部121の内周面に密着する。本体側フロントホルダ28の周壁は、本体側シール部50の前端に対向して配置される。これにより、本体側シール部50の前方への抜け出しが規制される。
<検知部>
図7に示すように、検知部60は、装着部61と、装着部61の外周を包囲する筒状部62と、を一体に有している。装着部61および筒状部62は合成樹脂製である。装着部61には、検知端子63が保持される。
検知端子63は導電金属製であって、短絡端子とも称される。検知端子63は、前部に、一対の接触片64を有している。各接触片64は、弾性変形可能であって、互いに一体に形成されている。
装着部61は、前後方向に延びる断面矩形の外周面を有している。筒状部62は、同じく前後方向に延びる断面矩形の形状である。筒状部62と装着部61は、それぞれの後端間に配置された基端部65を介して連結されている。基端部65は、筒状部62に連続した断面矩形の外周面を有している。
図1に示すように、装着部61には、前方から検知側フロントホルダ66が取り付けられる。検知側フロントホルダ66は、キャップ状をなし、装着部61の前面から外周面にわたる部分を覆うように配置される。検知側フロントホルダ66の前壁には、各接触片64と対向する位置に検知側挿通孔67が設けられている。相手検知端子162は、検知側挿通孔67に挿通された状態で検知端子63に接続される。
図3に示すように、筒状部62は、ガイド部32内に挿入される。筒状部62の両側面は、ガイド部32の両側面に接触可能に対面して配置される。筒状部62の上面は、機能壁31の上面に段差なく連続して配置される。
図7に示すように、検知部60の後端側には、溝部68が設けられている。溝部68は、基端部65の上面に凹設されている。溝部68は、左右方向に延び、両端が基端部65の両側面の近傍で閉じられている。溝部68は、後方を向く前面に、左右方向に延びる接触面69を有している。接触面69は、レバー90の後述する押圧部96に押圧された状態で接触する。装着部61と筒状部62との間には、相手検知本体161が嵌合して挿入される。
<検知側シール部>
検知側シール部80はゴム製のシールリングである。図1および図4に示すように、検知側シール部80は、装着部61の外周面に嵌め付けられる。相手検知本体161が筒状部62内に嵌合した状態において、検知側シール部80は、相手検知本体161の内周面に密着する。検知側フロントホルダ66の周壁は、検知側シール部80の前端に対向して配置される。これにより、検知側シール部80の前方への抜け出しが規制される。
<レバー>
レバー90は合成樹脂製である。図8に示すように、レバー90は、門型板状をなし、一対のアーム部91と、各アーム部91の一端間をつなぐ連結部92と、を有している。各アーム部91は、板面を上下に向けて互いに平行に配置される。連結部92は、上下方向に延びる形状である。
各アーム部91のうち、上側のアーム部91は、連結部92寄りである幅方向の一側(図8の右側)に、ロック部93を有している。ロック部93は、アーム部91の幅方向の一側において、前後方向に延びる一対のスリット94間に、弾性変形可能に設けられている。ロック部93には、ロック突起95が上方に突出して設けられている。ロック突起95は、相手コネクタ本体120のロック孔124に嵌まり込んで係止される。
また、上側のアーム部91は、ロック部93の近傍に、押圧部96を有している。押圧部96は、アーム部91の後端部において、各スリット94間に架け渡された架設壁97から下方へピン状、詳細には円柱状に突出している。架設壁97は、ロック部93の自由端側(後端側)の下方に配置される。
各アーム部91は、幅方向の他側(図8の左側)の端部に、一対の軸孔98を貫通させている。各軸孔98には、コネクタ本体20の各支持部33が嵌め込まれる。各アーム部91は、幅方向の他側の端部における軸孔98の近傍に、一対のカム溝99を有している。カム溝99は、各アーム部91の上面に凹設され、アーム部91の他端に開口している。
<コネクタの組み付け方法および嵌合方法>
まず、端子収容部21の外周面に本体側シール部50が装着され、さらに装着部61の外周面に検知側シール部80が装着される。続いて、端子収容部21に前方から本体側フロントホルダ28が装着され、さらに装着部61に前方から検知側フロントホルダ66が装着される。
そして、コネクタ本体20のガイド部32内に検知部60が挿入される。次いで、コネクタ本体20にレバー90が装着される。各アーム部91の弾性変形後、各アーム部91の軸孔98に各支持部33が嵌められる。これにより、レバー90は、コネクタ本体20に対し、各軸孔98と各支持部33の嵌合位置を中心として、初期位置と嵌合位置とに回動可能に支持される。各アーム部91は、機能壁31の上面および嵌合筒部22の下壁の下面をそれぞれ覆うように配置される。そして、各アーム部91の押圧部96が検知部60の溝部68に上方から挿入される。また、適宜のタイミングで、端子収容部21のキャビティ23内に端子金具24が挿入され、かつ装着部61に検知端子63が装着される。端子金具24は予め電線200の端部に接続されている。
レバー90が初期位置に至ると、図3に示すように、各アーム部91の一端側がコネクタ本体20の後方に突出して配置される。レバー90の押圧部96が溝部68の接触面69を押圧することで、検知部60の後部もコネクタ本体20の後方に突出して配置される。押圧部96は、溝部68内の他側の端部に配置される。
相手コネクタ100にコネクタ10を正対させた状態から、フード部121内に端子収容部21を嵌合させるとともに、相手検知本体161を筒状部62内に嵌合させる。このとき、レバー90の上側のアーム部91は、天板部123の下側に配置され、レバー90の下側のアーム部91は、フード部121の下面の下側に配置される。図3に示すように、相手検知本体161の先端部は、ガイド部32内に入り込む。そして、各カムフォロア125は、各カム溝99の入り口に入り込む。下側のカムフォロア125は、逃げ溝34とカム溝99とを貫通して配置される。この状態で、各アーム部91の一端側が前方に押し込まれ、レバー90が嵌合位置に向けて回動させられる。すると、相手コネクタ本体120のカムフォロア125がカム溝99の溝面を摺動し、コネクタ本体20と相手コネクタ本体120の嵌合動作が進行する。
レバー90の回動過程において、図3から図2にかけて示すように、押圧部96は溝部68の接触面69を押圧しつつ溝部68内を一側に向けて変位する。検知部60は、押圧部96に押圧されることで、ガイド部32にガイドされつつ前方へ向けて変位する。検知部60の筒状部62内には、相手検知本体161が深く挿入されて行く。このようにして、レバー90の回動動作は、検知部60が相手検知部160との嵌合を進行させる、前後方向への直進移動動作へと変換される。つまり、溝部68の接触面69、押圧部96およびガイド部32は、動作変換部となる部分として構成される。
レバー90が嵌合位置に至ると、図1に示すように、コネクタ本体20と相手コネクタ本体120が互いに正規嵌合し、端子金具24が相手端子126に正規状態で接続される。コネクタ本体20と相手コネクタ本体120との間は本体側シール部50を介して液密にシールされる。また、レバー90が嵌合位置に至ると、ロック部93のロック突起95がロック孔124に嵌まり込み、コネクタ本体20と相手コネクタ本体120が嵌合状態に保持される。
ロック部93のロック突起95がロック孔124に嵌まり込むのに伴い、ロック部93の近傍に位置する検知部60も相手検知部160に正規嵌合する。同時に、検知端子63の各接触片64が相手検知端子162と接触し、検知回路が閉じられる。これにより、レバー90が嵌合位置に至ったこと、ひいてはコネクタ本体20と相手コネクタ本体120が正規嵌合状態にあることを、電気的に検知することができる。また、検知部60と相手検知部160との間は検知側シール部80を介して液密にシールされる。
コネクタ10を離脱する際には、レバー90を嵌合位置から初期位置に向けて回動させる。すると、押圧部96が接触面69とは反対側にある溝部68の後面を押圧することで、検知部60がガイド部32にガイドされつつ後方へ向けて変位し、元の位置に戻ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、レバー90が嵌合位置にあるときに、検知部60が相手検知部160に嵌合するから、その状態を電気的に検知することにより、コネクタ本体20と相手コネクタ本体120が正規嵌合状態にあると判断することができる。また、検知部60と相手検知部160との間は、検知側シール部80を介して液密にシールされる。
溝部68の接触面69および押圧部96等の動作変換部は、レバー90の回動動作を相手検知部160に対する検知部60の直進移動動作に変換する。このため、検知部60が相手検知部160に良好に嵌合することができる。特に、押圧部96と接触面69の簡単な構成によって動作変換を実現することができる。また、検知側シール部80とは別体の本体側シール部50によって、コネクタ本体20と相手コネクタ本体120との間も液密にシールされる。その結果、コネクタ10全体の防水を図ることができる。
[本開示の他の実施形態]
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
上記実施形態の場合、検知側シール部は検知部側に装着されていたが、他の実施形態によれば、検知側シール部は相手検知部側に装着されていても良い。同様に、本体側シール部は相手コネクタ本体側に装着されていても良い。
上記実施形態の場合、検知部の筒状部内に相手検知本体が嵌合する構成であったが、他の実施形態によれば、検知部が筒状部を有さず、相手検知本体内に検知部が嵌合する構成であっても良い。
上記実施形態の場合、検知部が相手検知部に嵌合する状態を電気的に検知する構成であったが、他の実施形態によれば、検知部が相手検知部に嵌合する状態を形状変化等に基づいて機械的に検知する構成であっても良い。
上記実施形態の場合、接触面は溝部の前面であったが、他の実施形態によれば、検知部が溝部を有さず、接触面は、例えば、検知部の後面であっても良い。あるいは、レバーに溝部が設けられ、検知部に溝部に挿入されるピン状の部材が設けられていても良い。レバーに溝部が設けられる場合、溝部の溝面が押圧部として機能する。
上記実施形態の場合、押圧部はピン状をなしていたが、他の実施形態によれば、押圧部は、例えば、壁状または板状等の平坦な面を有する形状であっても良い。
10…コネクタ
20…コネクタ本体
21…端子収容部
22…嵌合筒部
23…キャビティ
24…端子金具
25…接続部
26…バレル部
27…弾性接触片
28…本体側フロントホルダ
29…本体側挿通孔
31…機能壁
32…ガイド部(動作変換部)
33…支持部
34…逃げ溝
50…本体側シール部
60…検知部
61…装着部
62…筒状部
63…検知端子
64…接触片
65…基端部
66…検知側フロントホルダ
67…検知側挿通孔
68…溝部
69…接触面(動作変換部)
80…検知側シール部
90…レバー
91…アーム部
92…連結部
93…ロック部
94…スリット
95…ロック突起
96…押圧部(動作変換部)
97…架設壁
98…軸孔
99…カム溝
100…相手コネクタ
120…相手コネクタ本体
121…フード部
122…背板部
123…天板部
124…ロック孔
125…カムフォロア
126…相手端子
160…相手検知部
161…相手検知本体
162…相手検知端子
200…電線
210…ゴム栓

Claims (3)

  1. 相手コネクタ本体に嵌合可能なコネクタ本体と、
    前記コネクタ本体に回動可能に支持され、嵌合位置において前記コネクタ本体および前記相手コネクタ本体を正規嵌合させるレバーと、
    前記コネクタ本体とは別体であって、前記レバーが前記嵌合位置にあるときに相手検知部に嵌合する検知部と、
    前記検知部と前記相手検知部との間に液密に配置される検知側シール部と、を備え、
    前記検知部と前記レバーは、互いに接触し、前記レバーの回動動作を、前記相手検知部に対する前記検知部の直進移動動作に変換する動作変換部を有している、コネクタ。
  2. 前記動作変換部は、前記レバーに設けられる押圧部と、前記検知部に設けられ、前記押圧部によって前記相手検知部側に押圧される接触面と、を有している、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記検知側シール部とは別に、前記コネクタ本体と前記相手コネクタ本体との間に液密に配置される本体側シール部を備える、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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