JP2006345430A - 認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 煩雑な操作を伴うことなく撮影装置の使用者の認証を行うことのできる認証システムを得る。
【解決手段】 デジタルカメラ20により、撮像によって取得された画像データに基づくデータを登録用データとしてサーバ装置12に送信すると共に、送信した登録用データを認証用データとして記憶する一方、サーバ装置12に対して認証を行わせる際に前記認証用データをサーバ装置12に送信し、サーバ装置12により、デジタルカメラ20から前記登録用データが受信されたときに当該登録用データをハードディスク18により記憶する一方、デジタルカメラ20から前記認証用データが受信されたときに前記登録用データをハードディスク18から読み出して受信された認証用データと照合することにより、デジタルカメラ20の使用者を認証する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、認証システムに関し、特に、撮影装置と、当該撮影装置と通信可能な認証装置とを含む認証システムに関する。
近年、予め定められた処理を行うノートブック型パーソナル・コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant,携帯情報端末)、デジタルカメラ、携帯電話機等の携帯型の情報処理装置には、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/g等に代表される無線LAN(Local Area Network)規格に対応して無線通信機能を備えたものが多数商品化されている。そして、この種の情報処理装置において通信を行う上で重要なことの一つとして、サーバ装置やネットワーク等への接続を許可する認証を如何に行うか、ということがあり、認証に関する従来の技術としては以下に示すものがある。
まず、特許文献1には、簡単な操作で認証を行うことができるようにすることを目的として、無線通信端末と、当該無線通信端末と所定の距離内で通信可能な情報機器とからなる情報処理システムであって、無線通信端末及び情報機器に当該情報機器の使用者に固有の情報を保持しておき、情報機器により、無線通信端末からの情報を無線通信によって読み取り、読み取った情報と保持している情報とを照合することにより、情報機器使用者を認証する技術が開示されている。
また、特許文献2には、相手機器を安全かつ容易に認識できるようにすることを目的として、デジタルカメラに搭載されると共に、通信の許可を与える情報を出力する情報出力手段及び情報の認証を行う認証手段を有する相手機器と無線通信が可能である無線通信認証装置であって、前記相手機器の情報出力手段から出力された情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された情報を認識する認識手段とを有する技術が開示されている。
更に、特許文献3には、虹彩、指紋等の生体的な特徴データを入力し、当該特徴データを利用して認証する技術が開示されている。
特開2001−14277公報 特開2004−178187公報 特開2003−271565公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、無線通信端末及び情報機器に当該情報機器の使用者に固有の情報を保持させる必要があり、このための操作が煩雑である、という問題点があった。また、上記特許文献2に開示されている技術では、デジタルカメラによって相手機器から出力された通信の許可を与える情報を取得する必要があり、このための操作が煩雑である、という問題点があった。更に、上記特許文献3に開示されている技術では、生体的な特徴データを入力する必要があり、このための操作が煩雑である、という問題点があった。
なお、以上の問題点は、無線通信機能を有する機器に限らず、有線通信機能によって通信を行う機器においても生じ得る問題点である。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、煩雑な操作を伴うことなく撮影装置の使用者の認証を行うことのできる認証システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の認証システムは、撮影装置と、当該撮影装置と通信可能な認証装置とを含む認証システムであって、前記撮影装置は、撮像によって被写体像を示す画像データを取得する撮像手段と、所定の前記画像データに基づくデータを登録用データとして前記認証装置に送信する登録データ送信手段と、前記登録データ送信手段により送信された前記登録用データを認証用データとして記憶する認証データ記憶手段と、前記認証装置に対して認証を行わせる際に前記認証用データを前記認証データ記憶手段から読み出して前記認証装置に送信する認証データ送信手段と、を有し、前記認証装置は、前記撮影装置から前記登録用データが受信されたときに当該登録用データを記憶する登録データ記憶手段と、前記撮影装置から前記認証用データが受信されたときに前記登録用データを前記登録データ記憶手段から読み出して受信された認証用データと照合することにより、前記撮影装置の使用者を認証する認証手段と、を有するものである。
本発明の認証システムは、撮影装置と、当該撮影装置と通信可能な認証装置とを含むものとされており、撮影装置において、撮像手段による撮像によって被写体像を示す画像データが取得される。なお、上記撮影装置と上記認証装置との間で行われる通信の規格には、IEEE802.11a/b/g、ブルートゥース、IrDA規格、UWB(Ultra Wide Band,超広帯域無線)、NFC(Near Field Communication,短距離無線通信規格)等の無線通信規格の他、有線の各種通信規格が含まれる。また、上記撮像手段には、CCD(電荷結合素子)、CMOSイメージ・センサ等の固体撮像素子が含まれる。
ここで、本発明の撮影装置では、登録データ送信手段により所定の前記画像データに基づくデータが登録用データとして認証装置に送信される一方、当該登録用データが認証用データとして認証データ記憶手段により記憶される。なお、上記認証データ記憶手段には、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の半導体記憶素子、スマート・メディア(SmartMedia(登録商標))、フレキシブル・ディスク等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置等の各種記憶手段が含まれる。
これに対し、本発明の認証装置では、前記撮影装置から前記登録用データが受信されたときに当該登録用データが登録データ記憶手段により記憶される。なお、上記登録データ記憶手段にも、RAM、EEPROM、フラッシュEEPROM等の半導体記憶素子、スマート・メディア(登録商標)、フレキシブル・ディスク等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置等の各種記憶手段が含まれる。
一方、本発明の撮影装置では、前記認証装置に対して認証を行わせる際に、認証データ送信手段により、前記認証用データが前記認証データ記憶手段から読み出されて前記認証装置に送信される。
これに応じて、本発明の認証装置では、認証手段により、前記撮影装置から前記認証用データが受信されたときに前記登録用データが前記登録データ記憶手段から読み出されて受信された認証用データと照合されることにより、前記撮影装置の使用者が認証される。
このように、本発明の認証システムによれば、撮影装置により、撮像手段による撮像によって取得された画像データに基づくデータを登録用データとして認証装置に送信すると共に、送信した前記登録用データを認証用データとして認証データ記憶手段により記憶する一方、認証装置に対して認証を行わせる際に前記認証用データを前記認証データ記憶手段から読み出して認証装置に送信し、認証装置により、撮影装置から前記登録用データが受信されたときに当該登録用データを登録データ記憶手段により記憶する一方、撮影装置から前記認証用データが受信されたときに前記登録用データを前記登録データ記憶手段から読み出して受信された認証用データと照合することにより、撮影装置の使用者を認証しているので、煩雑な操作を伴うことなく撮影装置の使用者の認証を行うことができる。
なお、本発明の前記登録データ送信手段は、予め定められたタイミングで、前回送信した登録用データとは異なる登録用データを前記認証装置に送信するものとしてもよい。なお、上記予め定められたタイミングには、予め定められた時刻、撮影装置に対して所定の操作(電源投入操作、電源切断操作、撮影モードや再生モード等のモード切り換え操作等)が行われたタイミングが含まれる。
また、本発明は、前記登録用データを、前記所定の画像データの一部のデータとしてもよい。
また、本発明は、前記登録用データを、前記所定の画像データに基づくデータを圧縮したものとしてもよい。
更に、本発明は、前記撮影装置が、前記撮像手段によって取得された画像データを前記認証装置に送信する画像データ送信手段を更に有し、前記認証装置が、前記撮影装置から前記画像データが受信されたときに当該画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記認証手段により正規の使用者であると認証された場合のみ前記画像データによる被写体像の公開を許可する許可手段と、を更に有するものとしてもよい。
本発明によれば、撮影装置により、撮像手段による撮像によって取得された画像データに基づくデータを登録用データとして認証装置に送信すると共に、送信した前記登録用データを認証用データとして認証データ記憶手段により記憶する一方、認証装置に対して認証を行わせる際に前記認証用データを前記認証データ記憶手段から読み出して認証装置に送信し、認証装置により、撮影装置から前記登録用データが受信されたときに当該登録用データを登録データ記憶手段により記憶する一方、撮影装置から前記認証用データが受信されたときに前記登録用データを前記登録データ記憶手段から読み出して受信された認証用データと照合することにより、撮影装置の使用者を認証しているので、煩雑な操作を伴うことなく撮影装置の使用者の認証を行うことができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明の認証システムを、顧客からデジタルカメラを介してアップロードされた画像ファイル(電子化ファイル)を管理する画像管理システムに適用した場合について説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る画像管理システム10の構成を説明する。
同図に示すように、本実施の形態に係る画像管理システム10は、画像管理システム10による画像管理サービスを提供するサービス提供業者が所有するサーバ装置12と、画像管理サービスを利用する顧客が各々所有するデジタルカメラ20と、各々デジタルカメラ20との間で無線通信を可能とするホットスポット(HOT SPOT)を形成するべく予め定められた位置に設けられると共に、所定の無線LAN規格(ここでは、IEEE802.11b)に対応し、かつサーバ装置12によって集中管理される複数の無線LANアクセスポイント90と、を含んで構成されており、サーバ装置12と、複数の無線LANアクセスポイント90とが、各々モデム、ルータ、TA(Terminal Adapter)等の接続装置82を介してインターネット80に接続されて構成されている。
本実施の形態に係るサーバ装置12には、画像管理サービスに関する各種データベースや各種プログラム等を記憶するためのハードディスク18が接続されている。
一方、図2には、本実施の形態に係るデジタルカメラ20の電気系の要部構成が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係るデジタルカメラ20は、被写体像を結像させるためのレンズ21(図1も参照。)を含んで構成された光学ユニット22と、レンズ21の光軸後方に配設された電荷結合素子(以下、「CCD」という。)24と、入力されたアナログ信号に対して各種のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部26と、を含んで構成されている。
また、デジタルカメラ20は、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「ADC」という。)28と、入力されたデジタルデータに対して各種のデジタル信号処理を行うデジタル信号処理部30と、を含んで構成されている。
なお、デジタル信号処理部30は、所定容量のラインバッファを内蔵し、入力されたデジタルデータを後述するメモリ48の所定領域に直接記憶させる制御も行う。
CCD24の出力端はアナログ信号処理部26の入力端に、アナログ信号処理部26の出力端はADC28の入力端に、ADC28の出力端はデジタル信号処理部30の入力端に、各々接続されている。従って、CCD24から出力された被写体像を示すアナログ信号はアナログ信号処理部26によって所定のアナログ信号処理が施され、ADC28によってデジタル画像データに変換された後にデジタル信号処理部30に入力される。
一方、デジタルカメラ20には、撮影された被写体像やメニュー画面等を表示するための液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)38が設けられており、デジタルカメラ20は、上記被写体像やメニュー画面等をLCD38に表示させるための信号を生成してLCD38に供給するLCDインタフェース36を備えている。
また、デジタルカメラ20は、デジタルカメラ20全体の動作を司るCPU(中央処理装置)40と、撮影により得られたデジタル画像データ等を記憶するメモリ48と、メモリ48に対するアクセスの制御を行うメモリインタフェース46と、を含んで構成されている。
更に、デジタルカメラ20は、可搬型のメモリカード52をデジタルカメラ20でアクセス可能とするための外部メモリインタフェース50と、デジタル画像データに対する圧縮処理及び伸張処理を行う圧縮・伸張処理回路54と、を含んで構成されている。
なお、本実施の形態のデジタルカメラ20では、メモリ48としてフラッシュ・メモリ(Flash Memory)が用いられ、メモリカード52としてxDピクチャカードが用いられている。
デジタル信号処理部30、LCDインタフェース36、CPU40、メモリインタフェース46、外部メモリインタフェース50、及び圧縮・伸張処理回路54はシステムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU40は、デジタル信号処理部30及び圧縮・伸張処理回路54の作動の制御、LCD38に対するLCDインタフェース36を介した各種情報の表示、メモリ48及びメモリカード52へのメモリインタフェース46及び外部メモリインタフェース50を介したアクセスを各々行うことができる。
一方、デジタルカメラ20には、主としてCCD24を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD24に供給するタイミングジェネレータ32が備えられており、CCD24の駆動はCPU40によりタイミングジェネレータ32を介して制御される。
更に、デジタルカメラ20にはモータ駆動部34が備えられており、光学ユニット22に備えられた図示しない焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータの駆動もCPU40によりモータ駆動部34を介して制御される。
すなわち、本実施の形態に係るレンズ21は複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆動機構に上記焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータは含まれるものであり、これらのモータは各々CPU40の制御によりモータ駆動部34から供給された駆動信号によって駆動される。
更に、不図示のレリーズボタン(所謂シャッター)、電源スイッチ、十字カーソルボタン等の各種ボタン、スイッチ類(同図では、「操作部56」と総称。)はCPU40に接続されており、CPU40は、これらの操作部56に対する操作状態を常時把握できる。
ここで、本実施の形態に係るデジタルカメラ20には、無線LANアクセスポイント90が対応している無線LAN規格(ここでは、IEEE802.11b)に対応し、無線LANアクセスポイント90を介してサーバ装置12との間の各種情報の送受信を行う送受信部62が備えられている。なお、送受信部62には、無線LANアクセスポイント90との間で各種情報を無線で送受信するためのアンテナ60とCPU40とが接続されている。
従って、CPU40は、送受信部62及びアンテナ60を介したサーバ装置12との間の各種情報の送受信を行うことができる。
また、デジタルカメラ20には、各々同期した状態で駆動する各部を駆動させるための動作クロック信号を生成して当該各部に供給するクロックジェネレータ70が備えられており、当該各部の駆動は当該動作クロック信号に同期された状態で制御される。なお、クロックジェネレータ70はCPU40に接続されており、動作クロック信号の周波数及びクロックジェネレータ70の駆動及び非駆動はCPU40によって設定することができる。
ところで、本実施の形態に係るデジタルカメラ20は、送受信部62により、何れかの無線LANアクセスポイント90から発せられているキャリア(搬送波)が検出されることを以て、インターネット80に対して無線通信可能な状態となっていることを検知するものとされている。
次に、図3及び図4を参照して、本実施の形態に係る送受信部62におけるキャリアの検出に関する部分の構成を説明する。
図3に示すように、送受信部62には、無線LANアクセスポイント90から発せられているキャリアを検波するキャリア検波部64と、キャリア検波部64により検波されるキャリアに対するノイズの影響を除去するノイズ除去部66が備えられている。
図4に示すように、本実施の形態に係るキャリア検波部64は、コイル64A及びコンデンサ64Bの並列回路から構成された同調回路と、当該同調回路に並列接続された増幅回路64Cと、上記同調回路及び増幅回路64Cの並列回路に直列接続された検波ダイオード64D及び増幅器64Eと、を備えており、増幅器64Eの出力信号が、無線LANアクセスポイント90から発せられているキャリアを検出したことを示すキャリア検出信号となる。
すなわち、キャリア検波部64では、同調回路及び検波回路からなる、所謂AM検波によってキャリアの検知を実現しており、コイル64A及びコンデンサ64Bからなる同調回路と、反転バッファを接続した発振回路を高利得・広帯域のアンプとして使用し、この入力として同調周波数の波長を有するアンテナ60を使用することで、通信環境に入った時点でキャリア検出信号が出力されるようにしている。
なお、ノイズによるキャリア検出信号の不要な出力を防止するため、ノイズ除去部66(回路構成は図示省略。)では、所定期間連続してキャリアが検出された際にキャリア検出信号を出力するようにしている。具体的には、上記所定期間分の出力パルス幅を有するモノマルチバイブレータをキャリア検出信号で起動した後、当該モノマルチバイブレータの出力パルス信号の終了タイミングでキャリア検出信号をラッチ回路にてラッチすることにより行う。当該ラッチ回路の出力信号がキャリア検出信号となる。
なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ20には待機モードが設けられており、ユーザ(顧客)による操作が所定期間以上行われない場合に自動的に待機モードに移行されるものとされている。
一方、図5には、サーバ装置12における本発明に特に関係する部分の電気系の構成が示されている。同図に示すように、サーバ装置12は、サーバ装置12全体の動作を司る制御部14と、インターネット80に接続された外部装置との間で各種情報の授受を行う入出力ポート16と、ハードディスク18が接続されると共に当該ハードディスク18に対するアクセスを制御する入出力インタフェース部17と、を備えており、これら各部はバスBus1を介して相互に接続されている。従って、制御部14は、バスBus1及び入出力ポート16を介してインターネット80に接続された外部装置との間で各種情報の授受ができると共に、バスBus1及び入出力インタフェース部17を介してハードディスク18に対する各種情報の書き込みや読み出しができる。
図6には、ハードディスク18の各種記憶内容が模式的に示されている。同図に示すように、ハードディスク18には、各種データベースを記憶するためのデータベース領域DAと、各種プログラムを記憶するためのプログラム領域PGと、が設けられている。
ここで、データベース領域DAには、顧客が所有するデジタルカメラ20からアップロードされた画像ファイルを管理するための画像管理データベースDB1が記憶されている。
図7に示すように、本実施の形態に係る画像管理データベースDB1は、登録用データ、フォルダ名、及び画像ファイル名の各情報が記憶されるものとして構成されている。
すなわち、本実施の形態に係るデジタルカメラ20は、後述する登録用データが予め定められたタイミングでサーバ装置12に送信されるものとされている。
これに対し、サーバ装置12では、登録用データがデジタルカメラ20から受信されると、当該登録用データが送信元のデジタルカメラ20からの初めての登録用データの送信によるものである場合には、当該登録用データを画像管理データベースDB1に新規に記憶(登録)すると共に、当該登録用データの送信元であるデジタルカメラ20用のフォルダをハードディスク18に新たに作成し、作成したフォルダのフォルダ名を画像管理データベースDB1に当該登録用データに対応付けて記憶する。これに対し、受信された登録用データが送信元のデジタルカメラ20からの2回目以降の登録用データの送信によるものである場合には、当該登録用データを画像管理データベースDB1における送信元のデジタルカメラ20用のフォルダのフォルダ名に対応する登録用データに上書き(更新)する。
なお、登録用データの登録が終了したデジタルカメラ20では、当該登録用データに対応するフォルダ名によって示されるフォルダに対する画像ファイルの登録や、登録した画像ファイルへのアクセスを行うことが可能となる。なお、画像管理データベースDB1の画像ファイル名欄には、対応するフォルダに登録された画像ファイルのファイル名が記憶される。
次に、本実施の形態に係る画像管理システム10の作用を説明する。
まず、本実施の形態に係るデジタルカメラ20の撮影時における全体的な動作について簡単に説明する。
まず、CCD24は、光学ユニット22を介した撮像を行い、被写体像を示すR(赤)、G(緑)、B(青)毎のアナログ信号をアナログ信号処理部26に順次出力する。アナログ信号処理部26は、CCD24から入力されたアナログ信号に対して相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を施した後にADC28に順次出力する。
ADC28は、アナログ信号処理部26から入力されたR、G、B毎のアナログ信号を各々12ビットのR、G、Bの信号(デジタル画像データ)に変換してデジタル信号処理部30に順次出力する。デジタル信号処理部30は、内蔵しているラインバッファにADC28から順次入力されるデジタル画像データを蓄積して一旦メモリ48の所定領域に直接格納する。
メモリ48の所定領域に格納されたデジタル画像データは、CPU40による制御に応じてデジタル信号処理部30により読み出され、所定の物理量に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行うと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行って8ビットのデジタル画像データを生成する。
そして、デジタル信号処理部30は、生成した8ビットのデジタル画像データに対しYC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(以下、「YC信号」という。)を生成し、YC信号をメモリ48の上記所定領域とは異なる領域に格納する。
なお、LCD38は、CCD24による連続的な撮像によって得られた動画像(スルー画像)を表示してファインダとして使用することができるものとして構成されており、LCD38をファインダとして使用する場合には、生成したYC信号を、LCDインタフェース36を介して順次LCD38に出力する。これによってLCD38にスルー画像が表示されることになる。
ここで、レリーズボタンがユーザによって半押し状態とされたタイミングでAE(Automatic Exposure)機能が働いて露出状態が設定された後、AF(Auto Focus)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態とされたタイミングで、その時点でメモリ48に格納されているYC信号を、圧縮・伸張処理回路54によって所定の圧縮形式(本実施の形態では、JPEG形式)で圧縮した後に外部メモリインタフェース50を介してメモリカード52に電子化ファイル(画像ファイル)として記録する。
なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ20はExif(Exchangeable Image File Format)規格に対応しており、上記画像ファイルはExif規格のファイルとしてメモリカード52に記録される。
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ20の、通常の動作モードから待機モードへの移行時及び当該待機モードから通常の動作モードへの移行時の動作について説明する。
デジタルカメラ20は、ユーザ(顧客)による操作が所定期間以上行われない場合に待機モード設定信号が生成されて待機モードに自動的に移行される。このとき、CPU40は、クロックジェネレータ70を非駆動状態に設定する。これによって、デジタルカメラ20の消費電力を大幅に削減することができる。
その後、デジタルカメラ20が、画像管理システム10が対応しているホットスポット内の無線LANアクセスポイント90から発せられているキャリアの検出可能範囲に持ち込まれると、送受信部62からキャリア検出信号が出力されるので、これに応じてCPU40は、クロックジェネレータ70を駆動状態に復帰させることによってデジタルカメラ20を通常の動作モードに復帰させる。そして、CPU40は、通常の動作モードへの復帰の後に、デジタルカメラ20のシステムを再起動する処理を行い、その後に無線LANアクセスポイント90との間で所定の通信手順での通信を開始してサーバ装置12にログインした後、後述するデータ登録処理を実行する。
このように、本実施の形態に係るデジタルカメラ20では、無線LANアクセスポイント90と通信可能な状態となったことを以て、自動的に待機モードから通常の動作モードに復帰させると共に、サーバ装置12へのログインまで行っているので、待機モードから通常の動作モードに復帰させると共に、サーバ装置12へのログインを顧客によって手動操作で行う場合に比較して、利便性を大幅に向上することができると共に、ホットスポット内においてデジタルカメラ20に対して何らかの処理を実行させるための操作を行うまでの期間を大幅に短縮することができる。
次に、図8を参照して、デジタルカメラ20がホットスポット内に持ち込まれた際に当該デジタルカメラ20において実行されるデータ登録処理について説明する。なお、図8は、この際、デジタルカメラ20のCPU40で実行されるデータ登録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは、メモリ48の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ100では、動作モードを撮影モードに移行させた後に前述した撮影動作を行い、次のステップ102では、上記ステップ100の処理によってメモリカード52に記録された画像ファイルを読み出し、当該画像ファイルに含まれる画像データに基づいて登録用データを生成する。
なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ20では、上記登録用データの生成を、上記画像データから、当該画像データによって示される画像の一部領域(ここでは、当該画像を水平方向及び垂直方向に所定数ずつマトリクス状に区分した各区分領域の何れか1つの領域)に対応するデータを登録用データとして抽出することによって行っている。
次のステップ104では、上記ステップ102の処理によって生成された登録用データを、当該登録用データの登録を指示する情報(以下、「登録指示情報」という。)と共にサーバ装置12に送信するように送受信部62を制御する。これにより、登録用データ及び登録指示情報が、アンテナ60、無線LANアクセスポイント90、及びインターネット80を介してサーバ装置12に送信される。これに応じてサーバ装置12では、後述するように登録完了情報又は登録未完了情報をアクセス元のデジタルカメラ20に送信する。
そこで、次のステップ106では、サーバ装置12からの所定情報(登録完了情報又は登録未完了情報)の受信待ちを行い、次のステップ108にて、受信した情報が登録完了情報であったか否かを判定することにより、登録用データの登録が完了したか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ110に移行して、上記ステップ104の処理によってサーバ装置12に送信した登録用データを認証用データとしてメモリ48の所定領域に記憶し、その後にステップ112に移行する。なお、上記ステップ108において否定判定となった場合には、上記ステップ110の処理を実行することなく、ステップ112に移行する。
ステップ112では、上記ステップ100の処理によってメモリカード52に記録された画像ファイルを消去し、その後に本データ登録処理プログラムを終了する。
次に、図9を参照して、デジタルカメラ20から登録指示情報が受信された際にサーバ装置12において実行されるデータ登録受付処理について説明する。なお、図9は、この際、サーバ装置12の制御部14で実行されるデータ登録受付処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは、ハードディスク18のプログラム領域PGに予め記憶されている。
同図のステップ200では、登録指示情報と共に受信した登録用データが有効なものであるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ202に移行する。なお、本実施の形態に係るサーバ装置12では、上記登録用データが有効なものであるか否かの判定を、当該登録用データによって示される画像が一色のみの画像、すなわち、何ら被写体像の形状を示さない画像でないか否かを判定することにより行っているが、これに限らず、例えば、当該登録用データによって示される画像の平均的なコントラスト値を算出し、当該コントラスト値が所定値以上であるか否かを判定することによって行う形態等とすることもできる。
ステップ202では、登録用データの画像管理データベースDB1への登録又は更新を前述したように行い、次のステップ204にて、登録用データの登録が完了したことを示す登録完了情報をアクセス元のデジタルカメラ20に送信するように入出力ポート16を制御した後、本データ登録受付処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ200において否定判定となった場合はステップ206に移行し、登録用データを登録することができなかったことを示す登録未完了情報をアクセス元のデジタルカメラ20に送信するように入出力ポート16を制御した後、本データ登録受付処理プログラムを終了する。
次に、図10を参照して、デジタルカメラ20がホットスポット内に持ち込まれており、当該デジタルカメラ20による撮影によってメモリカード52に記録された画像ファイルのサーバ装置12への登録を行う処理(以下、「画像登録処理」という。)、又は登録した画像ファイルへのアクセス(画像ファイルの参照、消去及びダウンロードを含む。)を行う処理(以下、「画像アクセス処理」という。)を行う際に当該デジタルカメラ20において実行されるアクセス実行処理について説明する。なお、図10は、デジタルカメラ20がホットスポット内に持ち込まれており、かつ顧客によって画像登録処理又は画像アクセス処理の実行を指示する指示入力が行われた際に、デジタルカメラ20のCPU40で実行されるアクセス実行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムも、メモリ48の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ300では、前述したデータ登録処理によってメモリ48の所定領域に記憶された認証用データを読み出し、当該認証用データをサーバ装置12に送信するように送受信部62を制御する。これにより、当該認証用データが、アンテナ60、無線LANアクセスポイント90、及びインターネット80を介してサーバ装置12に送信される。これに応じてサーバ装置12では、後述するようにアクセス許可情報又はアクセス不許可情報をアクセス元のデジタルカメラ20に送信する。
そこで、次のステップ302では、サーバ装置12からの所定情報(アクセス許可情報又はアクセス不許可情報)の受信待ちを行い、次のステップ304にて、受信した情報がアクセス許可情報であったか否かを判定することにより、アクセスが許可されたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ306に移行する。
ステップ306では、顧客によって実行が指示された画像登録処理又は画像アクセス処理を実行し、その後に本アクセス実行処理プログラムを終了する。なお、上記ステップ304において否定判定となった場合には、上記ステップ306の処理を実行することなく、本アクセス実行処理プログラムを終了する。
次に、図11を参照して、デジタルカメラ20から認証用データが受信された際にサーバ装置12において実行されるアクセス対応処理について説明する。なお、図11は、この際、サーバ装置12の制御部14で実行されるアクセス対応処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムも、ハードディスク18のプログラム領域PGに予め記憶されている。
同図のステップ400では、画像管理データベースDB1の登録用データを検索し、次のステップ402にて、受信した認証用データと同一の登録用データが存在したか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ404に移行する。
ステップ404では、ハードディスク18の上記ステップ402において認証用データと同一であるものと判定された登録用データに対応するフォルダ(以下、「処理対象フォルダ」という。)に登録(記憶)されている画像データに対するアクセスを許可することを示すアクセス許可情報をアクセス元のデジタルカメラ20に送信するように入出力ポート16を制御した後、ステップ406に移行する。
ステップ406では、アクセス元のデジタルカメラ20によりアクセス実行処理プログラムのステップ306にて実行される処理(顧客によって実行が指示された画像登録処理又は画像アクセス処理)に応じた処理を実行し、その後に本アクセス対応処理プログラムを終了する。
上記ステップ406では、例えば、顧客によって実行が指示された処理が画像登録処理であった場合には、アクセス元のデジタルカメラ20から上記アクセス実行処理プログラムのステップ306の処理によって登録する画像ファイルが送信されてくるので、当該画像ファイルを処理対象フォルダに記憶(登録)する。
また、例えば、顧客によって実行が指示された処理が画像アクセス処理であり、かつ処理対象フォルダに登録されている画像ファイルによって示される画像を参照する処理であった場合には、処理対象フォルダに登録されている画像ファイルのファイル名を一覧表示することのできる画面情報を、画像管理データベースDB1の画像ファイル名情報に基づいて作成してアクセス元のデジタルカメラ20に送信する。これに応じて、アクセス元のデジタルカメラ20のCPU40は、上記アクセス実行処理プログラムのステップ306にて、サーバ装置12から受信した画面情報により示されるファイル名を一覧表示する画像をLCD38に表示する処理を行う。当該処理により、顧客は、参照したい画像に対応するファイル名を指定するので、デジタルカメラ20のCPU40は、顧客により指定されたファイル名を示す情報をサーバ装置12に送信する。これに応じて、サーバ装置12は、受信した情報により示されるファイル名の画像データをハードディスク18から読み出し、当該画像データにより示される画像をデジタルカメラ20のLCD38にて表示することのできる画面情報を作成して、アクセス元のデジタルカメラ20に送信する。これにより、アクセス元のデジタルカメラ20のCPU40は、上記アクセス実行処理プログラムのステップ306にて、サーバ装置12から受信した画面情報により示される画像をLCD38に表示する処理を行う。
同様に、顧客によって実行が指示された処理が画像アクセス処理であり、かつ処理対象フォルダに登録されている画像ファイルを消去する処理やダウンロードする処理であった場合にも、アクセス元のデジタルカメラ20のLCD38にて処理対象フォルダに登録されている画像ファイルのファイル名を表示させ、これに応じて顧客により指定された画像ファイルの消去やアクセス元のデジタルカメラ20へのダウンロードを行う。
一方、上記ステップ402において否定判定となった場合にはステップ408に移行し、画像データに対するアクセスを許可しないことを示すアクセス不許可情報をアクセス元のデジタルカメラ20に送信するように入出力ポート16を制御した後、本アクセス対応処理プログラムを終了する。
次に、図12を参照して、デジタルカメラ20がホットスポット内に持ち込まれており、当該デジタルカメラ20に記憶されている認証用データを他のデジタルカメラ20に転送する処理を行う際に当該デジタルカメラ20において実行される認証用データ転送処理について説明する。なお、図12は、デジタルカメラ20がホットスポット内に持ち込まれており、かつ顧客によって認証用データ転送処理の実行を指示する指示入力が行われた際に、デジタルカメラ20のCPU40で実行される認証用データ転送処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムも、メモリ48の所定領域に予め記憶されている。また、ここでは、錯綜を回避するために、認証用データの転送先となるデジタルカメラ20を特定する情報(以下、「転送先特定情報」という。)が予め指定されている場合について説明する。
同図のステップ500では、メモリ48の所定領域に記憶されている認証用データを読み出し、次のステップ502にて、読み出した認証用データを転送先特定情報により示されるデジタルカメラ20に送信するように送受信部62を制御し、その後に本認証用データ転送処理プログラムを終了する。
本認証用データ転送処理プログラムの実行により、認証用データが転送されたデジタルカメラ20では、前述したアクセス実行処理(図10参照。)を実行することにより、当該認証用データと同一の登録用データに対応するフォルダ(処理対象フォルダ)をアクセスすることが可能となる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、撮影装置(ここでは、デジタルカメラ20)により、撮像手段(ここでは、CCD24)による撮像によって取得された画像データに基づくデータを登録用データとして認証装置(ここでは、サーバ装置12)に送信すると共に、送信した前記登録用データを認証用データとして認証データ記憶手段(ここでは、メモリ48)により記憶する一方、認証装置に対して認証を行わせる際に前記認証用データを前記認証データ記憶手段から読み出して認証装置に送信し、認証装置により、撮影装置から前記登録用データが受信されたときに当該登録用データを登録データ記憶手段(ここでは、ハードディスク18)により記憶する一方、撮影装置から前記認証用データが受信されたときに前記登録用データを前記登録データ記憶手段から読み出して受信された認証用データと照合することにより、撮影装置の使用者(ここでは、顧客)を認証しているので、煩雑な操作を伴うことなく撮影装置の使用者の認証を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、予め定められたタイミング(ここでは、デジタルカメラ20をホットスポット内に持ち込んだタイミング)で、前回送信した登録用データとは異なる登録用データを前記認証装置に送信しているので、当該タイミングにて登録用データを更新することができ、認証の精度を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、前記登録用データを前記撮像手段によって取得された画像データの一部のデータとしているので、当該画像データそのものを登録用データとする場合に比較して、認証装置による認証速度を高速化することができると共に、登録用データ及び認証用データを記憶するための記憶容量を低減することができる。
更に、本実施の形態によれば、前記撮影装置により、前記撮像手段によって取得された画像データを前記認証装置に送信する一方、前記認証装置により、前記撮影装置から前記画像データが受信されたときに当該画像データを画像データ記憶手段(ここでは、ハードディスク18)により記憶し、正規の使用者であると認証された場合のみ前記画像データによる被写体像の公開を許可しているので、登録された画像データの不正な公開を防止することができる。
なお、本実施の形態では、登録用データ及び認証用データとして画像データの一部のデータを適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、画像データの一部又は全部をJPEG形式、MMR形式等の所定の圧縮形式にて圧縮したものを適用する形態や、画像データの一部又は全部をASCIIコード等による文字データに変換したものを適用する形態とすることもできる。
また、ここで、文字データに変換したものを適用する形態では、当該文字データをWEP(Wired Equivalent Privacy)キー等の暗号化キーとして適用することにより、本発明を簡易に実現することもできる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20とサーバ装置12との間を無線通信にて通信可能とした場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、有線通信にて通信可能とする形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
その他、本実施の形態で説明した各種処理プログラムの処理の流れ(図8〜図12参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、データ登録処理プログラム(図8参照。)では、登録用データを生成する際に、撮影によって得られた画像ファイルを一旦メモリカード52に記憶し、登録用データを生成した後にメモリカード52から消去していたが、当該画像ファイルをメモリカード52に記憶することなく登録用データを生成する形態とすることもできる。
また、本実施の形態で説明した画像管理システム10の構成(図1〜図6参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態で示した画像管理データベースDB1のデータ構造(図7参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
更に、本実施の形態では、本発明の撮影装置をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、撮影機能を有するPDA、携帯電話機等の情報機器であれば如何なるものにでも適用できることは言うまでもない。
実施の形態に係る画像管理システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの電気系の要部構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るデジタルカメラにおける送受信部のキャリアの検出に関する部分の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るデジタルカメラにおける送受信部のキャリア検波部の構成を示す回路図である。 実施の形態に係るサーバ装置の電気系の主要構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るサーバ装置に設けられたハードディスクの記憶内容を示す模式図である。 実施の形態に係る画像管理データベースのデータ構造を示す模式図である。 実施の形態に係るデータ登録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係るデータ登録受付処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係るアクセス実行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係るアクセス対応処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る認証用データ転送処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像管理システム
12 サーバ装置
14 制御部(認証手段、許可手段)
16 入出力ポート
18 ハードディスク(登録データ記憶手段、画像データ記憶手段)
20 デジタルカメラ
24 CCD(撮像手段)
40 CPU(登録データ送信手段、認証データ送信手段、画像データ送信手段)
48 メモリ(認証データ記憶手段)
62 送受信部
90 無線LANアクセスポイント
DB1 画像管理データベース

Claims (5)

  1. 撮影装置と、当該撮影装置と通信可能な認証装置とを含む認証システムであって、
    前記撮影装置は、
    撮像によって被写体像を示す画像データを取得する撮像手段と、
    所定の前記画像データに基づくデータを登録用データとして前記認証装置に送信する登録データ送信手段と、
    前記登録データ送信手段により送信された前記登録用データを認証用データとして記憶する認証データ記憶手段と、
    前記認証装置に対して認証を行わせる際に前記認証用データを前記認証データ記憶手段から読み出して前記認証装置に送信する認証データ送信手段と、
    を有し、
    前記認証装置は、
    前記撮影装置から前記登録用データが受信されたときに当該登録用データを記憶する登録データ記憶手段と、
    前記撮影装置から前記認証用データが受信されたときに前記登録用データを前記登録データ記憶手段から読み出して受信された認証用データと照合することにより、前記撮影装置の使用者を認証する認証手段と、
    を有する認証システム。
  2. 前記登録データ送信手段は、予め定められたタイミングで、前回送信した登録用データとは異なる登録用データを前記認証装置に送信する
    請求項1記載の認証システム。
  3. 前記登録用データを、前記所定の画像データの一部のデータとした
    請求項1又は請求項2記載の認証システム。
  4. 前記登録用データを、前記所定の画像データに基づくデータを圧縮したものとした
    請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の認証システム。
  5. 前記撮影装置は、
    前記撮像手段によって取得された画像データを前記認証装置に送信する画像データ送信手段を更に有し、
    前記認証装置は、
    前記撮影装置から前記画像データが受信されたときに当該画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    前記認証手段により正規の使用者であると認証された場合のみ前記画像データによる被写体像の公開を許可する許可手段と、
    を更に有する請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の認証システム。
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