JP2006345070A - 光伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 各局にALCモードで制御されるBRA部およびEDFA部を有する光伝送システムにおいて、FRAを併用する場合にFRA利得を測定し、設計値を超えた過剰な波形劣化が生じないような所定のFRA利得値に制御する。
【解決手段】 前方ラマン増幅部(FRA部)と、A局がFRA部からラマン励起光を送出する前に、B局のBRA部をラマン励起光のパワーが一定になるように制御するAPCモードまたはラマン励起光源の電流値が一定になるように制御するACCモードに設定し、B局のEDFA部を入出力信号光のパワー比が一定になるように制御するAGCモードに設定する制御部とを備え、B局のOSAおよび制御部は、BRA部およびEDFA部のモード設定後に、A局のFRA部からラマン励起光の送信前と送信時のスペクトルデータの差分を検出し、前方ラマン利得(FRA利得)の測定を行う構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、後方ラマン増幅(BRA)とエルビウム添加光ファイバ増幅(EDFA)を組み合わせた光伝送システムにおいて、さらに前方ラマン増幅(FRA)を組み合わせる光伝送システムに関する。
図4は、従来の光伝送システムの構成例を示す(非特許文献1)。図において、光ファイバ伝送路1,2を介して双方向接続されるA局およびB局は、光ファイバ伝送路1,2に対して信号光と逆方向にラマン励起光を送出する後方ラマン増幅部(BRA部)10と、ラマン増幅後の信号光を増幅するエルビウム添加光ファイバ増幅部(EDFA部)20を備える。EDFA部20の後段で光カプラ31を介して接続される光スペクトラムアナライザ(OSA)32は、WDM信号光の平坦性をモニタしてEDFA部20にフィードバックし、EDFA部20の出力信号光スペクトルを平坦にする制御を行う。また、制御部40に接続されるOSC送信部41およびOSC受信部42は、それぞれ光カプラ43,44を介してEDFA部20の後段および前段に接続され、局間で制御情報を伝送するためのOSC光を送受信する。
後方ラマン増幅(BRA)は、その利得が大きいほど伝送後の光SN比が向上する一方で、BRA利得が過大になっても非線形効果による波形劣化量は変わらない。したがって、BRA利得が過大になることは考慮しなくてもよく、ある規定値(設計値)以上が確保されることが重要になっている。このため、実用化されているWDM光伝送システムはBRA利得の最小値を用いて設計されており、BRA部10はBRA利得を測定せず、ラマン増幅後の出力レベル(EDFA部20の入力レベル)が一定となる自動出力パワー一定制御(ALC)モードが適用されている。
ここで、BRA部10におけるALCモード、APC(自動パワー一定制御)モードおよびACC(自動電流一定制御)モードと、EDFA部20におけるALCモードおよびAGC(自動利得一定制御)モードの制御構成について説明する。
図5は、ALC(APC,ACC)機能を有するBRA部10の構成例を示す。図において、ラマン励起光源11は、光カプラ12を介して光ファイバ伝送路1と結合されており、出力されるラマン励起光が信号光と逆方向に光ファイバ伝送路1に送出される。光ファイバ伝送路1でラマン増幅された信号光は、光カプラ12、光カプラ13を介して光検出器(PD)14に入力され、PD14でラマン増幅後の信号光パワーがモニタされる。このモニタ値は制御回路15に入力され、制御回路15はモニタ値(信号光パワー)が一定になるようにラマン励起光源11の電流値を制御する。これにより、ALCモードによる制御が実現する。
また、BRA部10をAPCモードに設定するには、ラマン励起光源11の出力部に配置された光カプラ16から分岐したラマン励起光を光検出器(PD)17でモニタし、制御回路15でラマン励起光パワーが一定になるように制御する。BRA部10をACCモードに設定するには、モニタ用の光検出器を用いず、単にラマン励起光源11への印加電流が一定になるように制御する。
図6は、ALC(AGC)機能を有するEDFA部20の構成例を示す。図において、エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)21は、エルビウム添加光ファイバおよび励起光源を含む構成であり、その後段に光カプラ22を介して光検出器(PD)23を接続し、EDFA21で増幅された信号光パワーをモニタする。モニタ値は制御回路24に入力され、モニタ値(信号光パワー)が一定になるようにEDFA21の励起光源の電流値を制御する。これにより、ALCモードによる制御が実現する。
また、EDFA部20をAGCモードに設定するには、EDFA21の前段の光カプラ25を介して光検出器(PD)26を接続し、EDFA21に入力する信号光パワーをモニタし、PD23,26の各モニタ値の比が一定になるようにEDFA21の励起光源の電流値を制御する。
ところで、信号光と同方向にラマン励起光を送出する前方ラマン増幅部(FRA部)を用いることにより、さらなる伝送距離の長距離化を図ることが検討されている(非特許文献2)。ここで、前方ラマン増幅(FRA)を適用する場合には次の点について考慮する必要がある。FRAは、その利得が大きいほど光SN比が向上するが、BRAと異なって非線形効果による波形劣化量が増加する。このため、実システム運用の際には、個々のFRA部ごとにFRA利得を測定し、設計値を超えた過剰な波形劣化が生じないように所定のFRA利得値に制御することが望まれる。
H.Masuda et al.,High-performance distributed Raman amplification systems: Practical aspects and field trial results, OThF5, OFC2005(2005) E.Desurvire,ERBIUM-DOPED FIBER AMPLIFIERS Principles and Applications, JOHN WILEY & SONS,INC,1994
図4に示す従来の光伝送システムにおけるBRA部10の制御は、上記のようにラマン増幅後の出力レベル(EDFA部20の入力レベル)を一定に制御するALCモードである。また、EDFA部20もALCモードで制御されている。したがって、図3の従来システムにFRA部を追加した場合、モニタ用の光検出器(例えば図5の14、図6の23,26)やOSA32を用いても、FRA利得の測定は困難である。
本発明は、各局にALCモードで制御されるBRA部およびEDFA部を有する光伝送システムにおいて、FRAを併用する場合にFRA利得を測定し、設計値を超えた過剰な波形劣化が生じないような所定のFRA利得値に制御することができる光伝送システムを提供することを目的とする。
本発明は、光ファイバ伝送路を介して接続されるA局およびB局に、光ファイバ伝送路に対して信号光と逆方向にラマン励起光を送出する後方ラマン増幅部(BRA部)と、ラマン増幅後の信号光を増幅するエルビウム添加光ファイバ増幅部(EDFA部)と、EDFA部で増幅された信号光パワーをモニタする光スペクトラムアナライザ(OSA)とを備えた光伝送システムにおいて、光ファイバ伝送路に対して信号光と同方向にラマン励起光を送出する前方ラマン増幅部(FRA部)と、A局がFRA部からラマン励起光を送出する前に、B局のBRA部をラマン励起光のパワーが一定になるように制御するAPCモードまたはラマン励起光源の電流値が一定になるように制御するACCモードに設定し、B局のEDFA部を入出力信号光のパワー比が一定になるように制御するAGCモードに設定する制御部とを備え、B局のOSAおよび制御部は、BRA部およびEDFA部のモード設定後に、A局のFRA部からラマン励起光の送信前と送信時のスペクトルデータの差分を検出し、前方ラマン利得(FRA利得)の測定を行う構成である(請求項1)。
さらに、A局およびB局の制御部は、B局で測定されるFRA利得が規定値になるように、A局のFRA部のラマン励起光パワーを制御する構成である(請求項2)。
また、制御部またはOSAは、各信号チャネルごとのFRA利得の規定値をテーブルとして備え、A局の制御部は、FRA部のラマン励起光源のパワー値または印加電流値を「FRAパワー情報」としてB局の制御部に通知する手段を含み、B局の制御部は、測定されたFRA利得と前記テーブルのFRA利得の規定値との偏差を算出し、その偏差とA局から通知された「FRAパワー情報」から規定のFRA利得を設定するためのラマン励起光源のパワー値または印加電流値を「FRA利得制御情報」として算出し、A局の制御部に通知する手段を含み、A局の制御部は、B局から通知された「FRA利得制御情報」に基づいてFRA部のラマン励起光源のパワー値または印加電流値を設定し、規定のFRA利得が得られるように制御する手段を含む(請求項3)。
また、A局およびB局の制御部は、A局とB局との間でFRA利得が規定値に制御された後に、A局のFRA部をAPCモードまたはACCモードに設定し、さらにB局のBRA部およびEDFA部をそれぞれ出力信号光パワーが一定になるように制御するALCモードに設定する構成である(請求項4)。
また、A局およびB局は、A局とB局との間で送受信されるOSC光を用いて、B局のBRA部をAPCモードまたはACCモードに設定し、EDFA部をAGCモードに設定するための制御信号を伝送する手段を備える(請求項5)。
また、A局およびB局は、A局とB局との間で送受信されるOSC光を用いて、A局とB局との間でFRA利得の制御に用いる「FRAパワー情報」および「FRA利得制御情報」を伝送する手段を備える(請求項6)。
また、A局およびB局は、A局とB局との間で送受信されるOSC光を用いて、B局のBRA部およびEDFA部をALCモードに設定するための制御信号を伝送する手段を備える(請求項7)。
また、A局およびB局のBRA部は、ALCモードと、APCモードまたはACCモードとの切り替えが可能な構成としてもよい(請求項8)。また、A局およびB局のEDFA部は、ALCモードと、AGCモードとの切り替えが可能な構成としてもよい(請求項9)。また、A局およびB局のFRA部は、FRA部から出力されるラマン励起光パワーをモニタする手段およびそのラマン励起光パワーを制御する手段を含み、APCモードまたはACCモードの設定が可能な構成としてもよい(請求項10)。
本発明は、ALCモードで制御されるBRA部およびEDFA部を備えた光伝送システムにおいて、FRA利得設定時に一時的にBRA部をAPCモードまたはACCモードに設定し、EDFA部をAGCモードに設定することにより、各局間でFRA利得を測定し、各局ごとに規定のFRA部利得を設定することができる。これにより、過大または過小なFRA利得による伝送劣化を抑えることができる。
図1は、本発明の光伝送システムの実施形態を示す。
図において、光ファイバ伝送路1,2を介して双方向接続されるA局およびB局は、光ファイバ伝送路1,2に対して信号光と逆方向にラマン励起光を送出する後方ラマン増幅部(BRA部)10と、ラマン増幅後の信号光を増幅するエルビウム添加光ファイバ増幅部(EDFA部)20と、光ファイバ伝送路1,2に対して信号光と同方向にラマン励起光を送出する前方ラマン増幅部(FRA部)50を備える。EDFA部20の後段で光カプラ31を介して接続される光スペクトラムアナライザ(OSA)33は、信号光スペクトルをモニタし、そのモニタ値を制御部60に出力する。制御部60は、BRA部10、EDFA部20およびFRA部50を制御する。また、制御部60に接続されるOSC送信部41およびOSC受信部42は、それぞれ光カプラ43,44を介してEDFA部20の後段および前段に接続され、局間で制御情報を伝送するためのOSC光を送受信する。
本構成において、BRA部10およびEDFA部20がALCモードに設定される場合、FRA利得が生じてもOSA33でその利得を測定することができない。したがって、本発明の光伝送システムのA局およびB局の各制御部60では、A局がFRA制御を開始する前に、BRA部10をALCモードからAPCモードまたはACCモードに切り替え、EDFA部20をALCモードからAGCモードに切り替える。次に、A局はFRA部50がラマン励起光を出力するFRA制御を開始し、B局のOSA33ではA局のFRA制御前とFRA制御時のスペクトル変化からFRA利得を測定する。さらに、B局の制御部60では、得られたFRA利得が規定値になるようにA局のFRA部50のラマン励起光パワーを調整するようにFRA利得制御情報を送る。A局およびB局間でFRA利得が規定値に制御された後に、A局のFRA部50をAPCモードまたはACCモードに設定し、B局のBRA部10およびEDFA部20をそれぞれALCモードに戻す制御を行う。
以下、FRA利得制御の処理手順の一例について、図1および図2のシーケンスを参照して詳細に説明する。
(1) A局の制御部60は、FRA制御を開始する前に、B局のBRA部10およびEDFA部20の制御モードを切り替えるためのモード切替要求をOSC送信部41に出力し、OSC送信部41はOSC光に重畳して光ファイバ伝送路1に送出する。このモード切替要求を含むOSC光は、B局のOSC受信部42に受信され、制御部60にモード切替要求が通知される。
(2) B局の制御部60は、そのモード切替要求に応じてBRA部10をALCモードからAPCモードまたはACCモードに切り替え、EDFA部20をALCモードからAGCモードに切り替える。BRA部10では、例えば図5に示すように、ラマン励起光源11から出力されるラマン励起光をPD17でモニタし、ラマン励起光パワーが一定になるように制御する構成をとることにより、APCモードへの切り替えが行われる。あるいは、ACCモードへの切り替えの場合は、単にラマン励起光源11への印加電流が一定になるように制御する構成をとる。EDFA部20では、例えば図6に示すようなEDFA21の後段のPD23のモニタ値を用いた出力一定制御から、EDFA21の前後でPD26,23のモニタ値を用いた利得制御を行う構成をとることにより、AGCモードへの切り替えが行われる。
(3) B局の制御部60は、BRA部10がAPCモードまたはACCモードに切り替わり、EDFA部20がAGCモードに切り替わった後に、この切り替わりの完了を通知し、かつA局におけるFRA制御の開始を要求するFRA制御開始要求をOSC送信部41に出力し、OSC送信部41はOSC光に重畳して光ファイバ伝送路2に送出する。このFRA制御開始要求を含むOSC光は、A局のOSC受信部42に受信され、制御部60にFRA制御開始要求が通知される。
(4) A局の制御部60は、FRA制御開始要求の通知によりFRA部50のラマン励起光源をオンとし、ラマン励起光を光ファイバ伝送路1に送出させる。また、制御部60は、このときのラマン励起光源のパワー値または印加電流値を「FRAパワー情報」としてOSC送信部41に出力し、OSC送信部41はOSC光に重畳して光ファイバ伝送路1に送出する。この「FRAパワー情報」を含むOSC光は、B局のOSC受信部42に受信され、制御部60に「FRAパワー情報」が通知される。
(5) B局の制御部60は、OSA33で測定されるFRA制御前のスペクトルデータと、FRA制御時のスペクトルデータを入力し、その差分からFRA制御時のFRA利得を算出する。ここで、OSA33または制御部60は、各信号チャネルごとのFRA利得の規定値をテーブルとしてもっている。制御部60は、測定されたFRA利得とテーブルのFRA利得の規定値との偏差を算出し、その偏差とA局から通知された「FRAパワー情報」から、規定のFRA利得を設定するためのラマン励起光源のパワー値または印加電流値を「FRA利得制御情報」として算出する。
(6) B局の制御部60は、測定されるFRA利得が規定値になっていなければ、算出した「FRA利得制御情報」をOSC送信部41に出力し、OSC送信部41はOSC光に重畳して光ファイバ伝送路2に送出する。この「FRA利得制御情報」を含むOSC光は、A局のOSC受信部42に受信され、制御部60に「FRA利得制御情報」が通知される。
(7) A局の制御部60は、B局から通知された「FRA利得制御情報」に基づいてFRA部50のラマン励起光源のパワー値または印加電流値を設定し、対応するFRA利得が得られるように制御する。
(8) B局の制御部60は、 (4)〜(6) の処理を繰り返し、B局で規定のFRA利得が得られた場合には、FRA利得制御の終了を通知し、かつA局のFRA部50の制御モードをACCモードまたはAPCモードに設定するためのモード設定要求をOSC送信部41に出力し、OSC送信部41はOSC光に重畳して光ファイバ伝送路2に送出する。このモード設定要求を含むOSC光は、A局のOSC受信部42に受信され、制御部60にモード設定要求が通知される。
(9) A局の制御部60は、モード設定要求の通知によりFRA部50の制御モードをACCモードまたはAPCモードに設定する。ここで、FRA部50をAPCモードに設定するための構成を図3に示す。FRA部50は、ラマン励起光源51から出力されるラマン励起光を光カプラ52を介して光ファイバ伝送路1に送出する。また、ラマン励起光は、ラマン励起光源51の出力部から光カプラ53を介して光検出器(PD)54に入力され、制御回路55はそのモニタ値が一定になるようにラマン励起光源51の印加電流を制御する構成である。なお、ACCモードに設定する場合には、光カプラ53およびPD54は不要であり、制御回路55でラマン励起光源51の印加電流が一定になるように制御する構成とする。このようなAPCモードまたはACCモードに設定することにより、FRA利得を規定の利得に保持することができる。
(10)A局の制御部60は、FRA部50のモード設定を行うとともに、B局のBRA部10およびEDFA部20を元のALCモードに戻すためのモード切替要求をOSC送信部41に出力し、OSC送信部41はOSC光に重畳して光ファイバ伝送路1に送出する。このモード切替要求を含むOSC光は、B局のOSC受信部42に受信され、制御部60にモード切替要求が通知される。
(11)B局の制御部60は、そのモード切替要求に応じてBRA部10をAPCモードまたはACCモードから初期状態のALCモードに戻し、EDFA部20をAGCモードから初期状態のALCモードに戻す。
なお、B局のBRA部10およびEDFA部20では、A局のFRA制御によるFRA利得が発生する前と後では、ALCモードで一定制御される出力パワーの値が異なるので、初期状態のALCモードに戻す際にその制御値(目標値)をFRA制御を考慮した値に変更する。
本発明の光伝送システムの実施形態を示す図。 制御部60におけるFRA利得制御シーケンスを示す図。 FRA部50の構成例を示す図。 従来の光伝送システムの構成例を示す図。 ALC(APC,ACC)機能を有するBRA部10の構成例を示す図。 ALC(AGC)機能を有するEDFA部20の構成例を示す図。
符号の説明
1,2 光ファイバ伝送路
10 後方ラマン増幅部(BRA部)
11 ラマン励起光源
12,13,16 光カプラ
14,17 光検出器(PD)
15 制御回路
20 エルビウム添加光ファイバ増幅部(EDFA部)
21 エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)
22,25 光カプラ
23,26 光検出器(PD)
24 制御回路
31 光カプラ
32,33 光スペクトラムアナライザ(OSA)
40,60 制御部
41 OSC送信部
42 OSC受信部
43,44 光カプラ
50 前方ラマン増幅部(FRA部)
51 ラマン励起光源
52,53 光カプラ
54 光検出器(PD)
55 制御回路

Claims (10)

  1. 光ファイバ伝送路を介して接続されるA局およびB局に、
    光ファイバ伝送路に対して信号光と逆方向にラマン励起光を送出する後方ラマン増幅部(BRA部)と、
    ラマン増幅後の信号光を増幅するエルビウム添加光ファイバ増幅部(EDFA部)と、 前記EDFA部で増幅された信号光パワーをモニタする光スペクトラムアナライザ(OSA)と
    を備えた光伝送システムにおいて、
    前記光ファイバ伝送路に対して信号光と同方向にラマン励起光を送出する前方ラマン増幅部(FRA部)と、
    前記A局が前記FRA部からラマン励起光を送出する前に、前記B局のBRA部をラマン励起光のパワーが一定になるように制御するAPCモードまたはラマン励起光源の電流値が一定になるように制御するACCモードに設定し、前記B局のEDFA部を入出力信号光のパワー比が一定になるように制御するAGCモードに設定する制御部とを備え、
    前記B局のOSAおよび制御部は、前記BRA部および前記EDFA部のモード設定後に、前記A局のFRA部からラマン励起光の送信前と送信時のスペクトルデータの差分を検出し、前方ラマン利得(FRA利得)の測定を行う構成である
    ことを特徴とする光伝送システム。
  2. 請求項1に記載の光伝送システムにおいて、
    前記A局および前記B局の制御部は、前記B局で測定されるFRA利得が規定値になるように、前記A局のFRA部のラマン励起光パワーを制御する構成である
    ことを特徴とする光伝送システム。
  3. 請求項2に記載の光伝送システムにおいて、
    前記制御部または前記OSAは、各信号チャネルごとのFRA利得の規定値をテーブルとして備え、
    前記A局の制御部は、FRA部のラマン励起光源のパワー値または印加電流値を「FRAパワー情報」として前記B局の制御部に通知する手段を含み、
    前記B局の制御部は、測定されたFRA利得と前記テーブルのFRA利得の規定値との偏差を算出し、その偏差と前記A局から通知された「FRAパワー情報」から規定のFRA利得を設定するためのラマン励起光源のパワー値または印加電流値を「FRA利得制御情報」として算出し、前記A局の制御部に通知する手段を含み、
    前記A局の制御部は、前記B局から通知された「FRA利得制御情報」に基づいてFRA部のラマン励起光源のパワー値または印加電流値を設定し、規定のFRA利得が得られるように制御する手段を含む
    ことを特徴とする光伝送システム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の光伝送システムにおいて、
    前記A局および前記B局の制御部は、A局とB局との間でFRA利得が規定値に制御された後に、前記A局のFRA部を前記APCモードまたはACCモードに設定し、さらに前記B局のBRA部およびEDFA部をそれぞれ出力信号光パワーが一定になるように制御するALCモードに設定する構成である
    ことを特徴とする光伝送システム。
  5. 請求項1に記載の光伝送システムにおいて、
    前記A局および前記B局は、A局とB局との間で送受信されるOSC光を用いて、B局のBRA部をAPCモードまたはACCモードに設定し、EDFA部をAGCモードに設定するための制御信号を伝送する手段を備えた
    ことを特徴とする光伝送システム。
  6. 請求項3に記載の光伝送システムにおいて、
    前記A局および前記B局は、A局とB局との間で送受信されるOSC光を用いて、A局とB局との間でFRA利得の制御に用いる「FRAパワー情報」および「FRA利得制御情報」を伝送する手段を備えた
    ことを特徴とする光伝送システム。
  7. 請求項4に記載の光伝送システムにおいて、
    前記A局および前記B局は、A局とB局との間で送受信されるOSC光を用いて、B局のBRA部およびEDFA部をALCモードに設定するための制御信号を伝送する手段を備えた
    ことを特徴とする光伝送システム。
  8. 請求項4に記載の光伝送システムにおいて、
    前記A局および前記B局のBRA部は、前記ALCモードと、前記APCモードまたはACCモードとの切り替えが可能な構成である
    ことを特徴とする光伝送システム。
  9. 請求項4に記載の光伝送システムにおいて、
    前記A局および前記B局のEDFA部は、前記ALCモードと、前記AGCモードとの切り替えが可能な構成である
    ことを特徴とする光伝送システム。
  10. 請求項4に記載の光伝送システムにおいて、
    前記A局および前記B局のFRA部は、FRA部から出力されるラマン励起光パワーをモニタする手段およびそのラマン励起光パワーを制御する手段を含み、前記APCモードまたはACCモードの設定が可能な構成である
    ことを特徴とする光伝送システム。
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