JP2006338097A - 撮影装置および管理センタ計算機 - Google Patents

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Atsushi Sasaki
敦 佐々木
Miyuki Kojima
幸 小島
Hidenori Ushijima
英紀 牛島
Masaru Yamamoto
勝 山本
Tomokazu Ichiki
友和 一木
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Abstract

【課題】 撮影手段側で、管理センタ計算機のデータベースから日時情報と位置情報に関連付けられたイベント情報を取得することにより、画像データを管理すること。
【解決手段】 撮影手段1は、被写体を撮影して画像データを生成する撮影部14と、前記画像データとともにそのときの位置情報と日時情報を記憶する記憶部17と、前記位置情報と前記日時情報を管理センタ計算機2に送信し、前記管理センタ計算機2から当該位置情報と当該日時情報に対応する1以上のイベント情報を受信する通信部15と、前記1以上のイベント情報を表示する表示部16と、前記撮影手段1の操作者が前記表示部16に表示された前記1以上のイベント情報から所望のイベント情報を選択し、決定するために操作する操作部13と、前記操作部13によって決定されたイベント情報を前記画像データと関連付けて記憶部17に記憶する制御部18とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラなどで撮影した画像に対して、管理センタ計算機を用いてイベント情報を付加する技術に関する。
近年、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラ付携帯電話などの普及にともなって、画像をデジタルデータとして保存(記憶)することが一般的になってきている。
また、通信手段においては、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、光ファイバなどの有線回線や、携帯電話、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの無線回線により、大容量化、高速化が日進月歩で進んでいる。
ところで、画像の撮影者やその関係者などは、デジタルカメラなどの撮影装置で画像を撮影してからある程度の時間が経つと、その画像を撮影した日時や場所などの状況を思い出せなくなってしまうことがある。
そこで、前記したように画像データがデジタル化し、また、撮影装置で画像を撮影するときに画像以外の付加情報を合わせて保存する技術が発達したことを利用して、その解決方法がいくつか提案されている。
たとえば、特許文献1では、デジタルカメラなどで撮影した画像データと、それに付随してGPSや内部時計などから得られた位置情報と日時情報を、そのときのイベント情報(○○博覧会など)と関連付けてサーバで管理することで、その後の画像データの管理や検索を容易にすることができる技術が開示されている。
特開2001−282813号公報(段落0024〜段落0030、図9)
しかしながら、特許文献1の技術は、サーバ側で画像データを管理したり検索したりするものであるので、撮影装置側(撮影装置から画像データを受信して記憶した端末装置を含む)で画像データを適切に管理できないという問題があった。
また、特許文献1では、1つの画像データに対応するイベント情報の候補が複数存在する場合についての記載がまったくなく、そういった場合に対応できていないという問題があった。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、撮影装置側で、管理センタ計算機のデータベースから日時情報と位置情報に関連付けられたイベント情報を取得することにより、画像データを管理することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る撮影装置は、被写体を撮影して画像データを生成する撮影部と、前記画像データとともに、そのときの自身の位置情報と日時情報を記憶する記憶部と、前記位置情報と前記日時情報を管理センタ計算機に送信し、前記管理センタ計算機から当該位置情報と当該日時情報に対応する1以上のイベント情報を受信する通信部と、前記1以上のイベント情報を表示する表示部と、操作者が前記表示部に表示された前記1以上のイベント情報から所望のイベント情報を選択し、決定するために操作する操作部と、前記操作部によって決定されたイベント情報を前記画像データと関連付けて前記記憶部に記憶する制御部とを備える。
本発明によれば、撮影装置側で、管理センタ計算機のデータベースから日時情報と位置情報に関連付けられたイベント情報を取得することにより、画像データを管理することができる。
本発明に係る画像データ管理システムの2つの実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
まず、図1を参照しながら、第1実施形態に係る画像データ管理システムの全体構成について説明する。図1は、画像データ管理システムを含む全体構成図である。
画像データ管理システム100は、衛星3からの測位信号を受信する撮影手段(撮影装置)1、および、撮影手段1とネットワーク4を経由して接続された管理センタ計算機2を含めて構成される。
<撮影手段>
撮影手段1は、風景、人物、建物などの被写体を、静止画あるいは動画として撮影するものであり、たとえば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラ付携帯電話などである。以下、撮影手段1の各構成について説明する。また、撮影手段1の各構成は、図示しない電源手段(充電池など)により動作する。
測位信号受信部11は、衛星3からの測位信号(衛星3の位置情報や時刻情報など)を受信するものである。
内部時計12は、計時手段であり、たとえば、発振素子を利用したクロックジェネレータなどにより実現することができる。
操作部13は、撮影手段1の利用者が各種操作を行うために操作するものであり、たとえば、ボタンなどにより実現することができる。
撮影部14は、被写体を撮影し、それを所定の画像形式(JPEG(Joint Photographic Experts Group)、GIF(Graphic Interchange Format)、MPEG(Moving Picture Experts Group)など)の画像データに変換する役割を果たす。
通信部15は、ネットワーク4を介して、管理センタ計算機2と通信を行う通信装置である。
表示部16は、画像や撮影手段1の操作事項などを表示するものであり、液晶表示装置などにより実現することができる。
記憶部17は、撮影部14によって得られた画像データなど、種々のデータ(情報)を記憶するものである。
制御部18は、測位信号受信部11〜記憶部17の各構成と接続され、測位信号受信部11が衛星3から受信した測位信号に基づいて撮影手段1の位置とそのときの日時を算出したり、操作部13の操作に基づいて通信部15や記憶部17を制御したりなど、種々の演算処理を行うものであり、たとえば、MPU(Micro Processing Unit)により実現することができる。
<管理センタ計算機>
管理センタ計算機2は、所定の地域(東京都、関東地方など)におけるイベント情報を管理する管理センタに設置された計算機である。管理センタ計算機2は、通信部21、制御部22およびイベント情報データベース23を含めて構成され、各種サーバや各種コンピュータにより実現することができる。
なお、イベント情報とは、展示会、スポーツの試合、建物など、位置情報のみあるいは位置情報と日時情報の両方によって特定することのできる種類の情報のことである。
通信部21は、ネットワーク4を介して、撮影手段1と通信を行う通信装置である。
制御部22は、ネットワーク4と通信部21を経由して受信した撮影手段1からのデータに基づいてイベント情報データベース23を検索したりなど、種々の演算処理を行うものであり、たとえば、CPU(Central Processing Unit)により実現することができる。
イベント情報データベース23は、イベント情報をイベントの位置情報と日時情報に関連付けて記憶するデータベースであり、その詳細については図3の説明として後記する。
<衛星>
衛星3は、たとえば、GPS(Global Positioning System)、Galileo(欧州主導の汎地球的衛星測位システム)、準天頂衛星システム(サービスエリアの天頂付近に常に少なくとも1機の衛星を配置するシステム)などにおいて使用される衛星のことである。衛星3は、定期的(たとえば1秒ごと)に測位信号(衛星3の位置情報や時刻情報など)を地上に送信する。
なお、図1では、衛星3は1機しか示されていないが、実際には3機以上あるものとする。
<ネットワーク>
ネットワーク4は、ADSL、光ファイバなどの有線回線、あるいは、携帯電話回線、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの無線回線のいずれか、あるいはその組み合わせにより実現することができる。また、ネットワーク4は、無線中継機や基地局などの装置を含んでいてもよい。
続いて、図2を参照しながら、撮影手段の記憶部に記憶される画像関連情報(画像データを含む情報)について説明する(適宜図1参照)。図2は、撮影手段の記憶部に記憶される画像関連情報の例を示す図であり、(a)は、管理センタ計算機からイベント情報を取得する前、(b)は、管理センタ計算機からイベント情報を取得した後、を示す図である。
図2(a)において、撮影手段1の記憶部17に記憶される画像関連情報は、次の5つの欄(項目)から構成される。以下、それらの各欄について説明する。
画像データ欄201は、画像データを格納するところである。つまり、撮影手段1の撮影部14によって撮影された画像データが、この画像データ欄201に記憶されることになる。なお、画像データは、ここではJPEG形式となっているが、GIFやMPEGなどの別の形式であってもよい。
日時欄202は、画像データ欄201に格納された画像データを撮影した日時に関する情報(日時情報)を格納するところである。この日時情報は、測位信号受信部11が衛星3から受信した測位信号に基づいて制御部18が算出することにより求めてもよいし、また、内部時計12から得るようにしてもよい。
経度欄203と緯度欄204は、画像データ欄201に格納された画像データが撮影部14によって撮影された直後に、測位信号受信部11が衛星3から受信した測位信号に基づいて制御部18が算出した撮影手段1の経度と緯度に関する情報(以下、合わせて「位置情報」という)である。ここでは、経度欄203は東経により、緯度欄204は北緯により、それぞれの位置を表わしている。
イベント情報欄205は、画像データ欄201に格納された画像データに関連するイベント情報を、管理センタ計算機2のイベント情報データベース23から取得して格納するところであるが、ここでは未取得であり空欄となっている。
図2(b)において、画像データ欄201〜緯度欄204は、図2(a)の場合と同様である。また、イベント情報欄205には、管理センタ計算機2のイベント情報データベース23から取得したイベント情報が格納されている。
次に、図3を参照しながら、管理センタ計算機のイベント情報データベースに記憶される情報について説明する(適宜図1、図2参照)。図3は、管理センタ計算機のイベント情報データベースの例であり、(a)は、撮影手段から受信した位置情報と日時情報により検索をかける前、(b)は、撮影手段から受信した位置情報と日時情報により検索をかけた後、を示す図である。
図3(a)において、イベント情報欄305は、各種イベントの名称を格納するところである。
日時欄301は、イベント情報欄305に格納されたイベントが開催される日時を格納するところである。なお、ここでは、時間や分の単位まで記憶しているが、日付の単位までを記憶するようにしてもよい。また、イベントの実際の開催時間帯の前や後にも撮影手段1によって撮影が行われる可能性がある場合は、日時欄301に格納する日時の長さは実施のイベント開催時間帯よりも長く設定しておいてもよい。
経度欄302と緯度欄303は、イベント情報欄305に格納されたイベントが開催される場所の中心地点あるいはその付近を格納するところである。ここでは、経度欄302は東経により、緯度欄303は北緯により、それぞれの位置を表わしている。
イベント関連領域欄304は、経度欄302に格納された地点を中心として経度方向に広がる範囲、および、緯度欄303に格納された地点を中心として緯度方向に広がる範囲を示す値(m:メートル)を格納するところである。
たとえば、イベント情報欄305に「A野球試合」と格納されている1段目の場合、イベント関連領域欄304により示される範囲は、東経136度40分25秒、北緯34度30分20秒の地点を中心に、一辺が1800(m)の正方形の範囲となる。
なお、イベント関連領域欄304の単位は、メートルでなくても経度や緯度の秒などであってもよい。
また、この正方形の範囲は、イベント情報欄305に格納されたイベントが開催される場所そのものを示している必要はなく、それよりも広い範囲を示していることが好ましい。なぜなら、イベントの開催場所から少し離れて写真などを撮影することも充分ありえるからである。
図3(b)は、図3(a)に示したイベント情報データベース23の例において、撮影手段1から受信した位置情報と日時情報により検索をかけたときに、上から3段目と4段目がヒットしたときの様子を表わしている。
画像データ管理システム100(図1参照)について、以上で構成の説明を終わり、以下、図4を参照しながら、動作について説明する(適宜図1参照)。図4は、画像データ管理システムおよび衛星の動作を示したフローチャートである。
まず、撮影者は、イベントの会場(たとえば「C展示会」)付近で撮影手段1により写真を撮影し、撮影部14によって生成された画像データは、記憶部17に記憶される(ステップS1)。
また、衛星3は、定期的に測位信号を地上に送信していて、ステップS1の直後にも測位信号を地上に送信しており(ステップS2)、撮影手段1の測位信号受信部11は、その測位信号を受信する。
そして、撮影手段1の制御部18は、ステップS2で測位信号受信部11が受信した測位信号から、そのときの日時と撮影手段1の位置を算出し(ステップS3)、算出された時刻(つまり日時情報)と位置情報を記憶部17に記憶する(ステップS4)。
なお、制御部18が使用する測位信号は、撮影の直後(ステップS2)に測位信号受信部11が受信したものでなくても、撮影の直前に測位信号受信部11が受信したものであってもよい。
また、このステップS4が終了した時点において、撮影手段1の記憶部17に記憶されている画像関連情報は、たとえば、図2(a)に示すようになっており、イベント情報欄205が空欄になっている。
その後、撮影手段1の操作者(撮影者と同一でなくてもよい)は、その画像データに関するイベント情報を取得したいとき、撮影手段1の操作部13を操作することで、その画像データの日時情報と位置情報を管理センタ計算機2に送信、すなわち、管理センタ計算機2にイベント情報を問い合わせる(ステップS5)。
なお、操作者によるこのステップS5のイベント情報の問い合わせは、撮影を行ってから、数週間後、数ケ月後、数年後など、いつでも行うことができる。つまり、操作者が画像データを整理したい場合などにおいて、撮影からある程度の時間が経過していてその撮影の場面を思い出せないときなどに、このステップS5によるイベント情報の問い合わせを行えばよい。また、このステップS5によるイベント情報の問い合わせは、撮影後すぐに行ってもよい。
図4のフローチャートに戻って、管理センタ計算機2は、イベント情報データベース23のイベント情報に関するデータを定期的に更新している(ステップS6)。
そして、撮影手段1から日時情報と位置情報を通信部21によって受信した管理センタ計算機2において、制御部22は、イベント情報データベース23を検索し、その日時情報と位置情報に対応するイベント情報を抽出する(ステップS7)。なお、抽出するイベント情報は、1つであっても、また、複数であってもよい。
たとえば、制御部22が受信した日時情報と位置情報がそれぞれ図2(a)の日時欄202、経度欄203と緯度欄204に格納された内容であり、イベント情報データベース23が図3(a)に示した内容であったとすると、制御部22は、図3(a)のデータベースの日時欄301、経度欄302、緯度欄303およびイベント関連領域欄304を参照することで検索を行い、その結果、図3(b)に示すように3段目と4段目を抽出する。
そして、管理センタ計算機2の制御部22は、ステップS7で抽出したイベント情報を撮影手段1に送信する(ステップS8)。
なお、抽出したイベント情報が図3(b)の3段目と4段目のイベント情報欄305に格納された「C展示会」と「D博物展」である場合、イベント情報欄305に格納されたそれらの情報のほかに、日時欄301〜イベント関連領域欄304に格納された情報も合わせて送信するようにしてもよい。
続いて、撮影手段1の表示部16は、受信したイベント情報を表示する。そして、操作者は、操作部13を操作することによって、表示部16に表示されたイベント情報から希望のものを選択(および決定)し、撮影手段1の制御部18は、その選択したイベント情報を記憶部17に記憶する(ステップS9)。
たとえば、撮影手段1の表示部16に「C展示会」と「D博物展」が表示され、操作者が「C展示会」を選択した場合、記憶部17において、図2(a)に示すように画像関連情報において空欄になっていたイベント情報欄205に「C展示会」が入り、画像関連情報は図2(b)に示すようになる。
このように、操作者は、画像データに対応する1つ以上のイベント情報から所望のものを選択および決定することができ、画像データの整理などを円滑に行うことができる。
なお、この第1実施形態では、撮影手段1によって画像データの整理などをすることとしたが、撮影手段1の代わりに撮影手段1から画像データなどを受信して記憶した端末装置(パソコンなど)を使用してもよい。
[第2実施形態]
次に、図5を参照しながら、第2実施形態に係る画像データ管理システムの全体構成について説明する。図5は、画像データ管理システムを含む全体構成図である。なお、図5において、図1と同じ構成には同じ符号を付し、重複説明を省略する。
画像データ管理システム100aは、地上測位システム(測位システム)5と無線信号を送受信する撮影手段1a、および、撮影手段1aとネットワーク4を経由して接続された管理センタ計算機2を含めて構成される。
撮影手段1aは、図1の撮影手段1と比べて、測位信号受信部11の代わりに送受信部19が設けられている点のみ、相違している。
送受信部19は、地上測位システム5に無線信号を送信し、また、地上測位システム5から送信される無線信号を受信する役割を果たす。
地上測位システム5は、撮影手段1aと無線信号を送受信することにより撮影手段1aの位置を測定するものであり、無線LAN基地局(無線基地局)51,52,53と位置検知サーバ54を含めて構成される。
無線LAN基地局51,52,53は、撮影手段1aの送受信部19から送信される無線信号を受信し、位置検知サーバ54にその無線信号を送信するものである。
位置検知サーバ54は、無線LAN基地局51,52,53が撮影手段1aから受信した無線信号の時間差(時刻差)に基づいて、撮影手段1aの位置(たとえば、経度、緯度および高度)を算出するものである。なお、位置検知サーバ54には、無線LAN基地局51,52,53のそれぞれの高度も登録されているものとする。
そして、位置検知サーバ54は、算出した撮影手段1aの位置情報をいずれかの無線LAN基地局(たとえば無線LAN基地局51)により撮影手段1aに送信する。
なお、このような地上測位システムとしては、本出願人のAir Location(登録商標)を好適に使用することができる。
また、無線LAN基地局51,52,53は、ここでは3台としているが、位置検知の精度を高めるなどの目的により、4台以上としてもよい。
さらに、撮影手段1aによる位置の算出は、地上測位システム5の側でなく、撮影手段1aの側で、無線LAN基地局51,52,53から送信された無線信号に基づいて行うようにしてもよい。
次に、図6を参照しながら、撮影手段の記憶部に記憶される画像関連情報(画像データを含む情報)について説明する(適宜図5参照)。図6は、撮影手段の記憶部に記憶される画像関連情報の例を示す図である。
図6において、撮影手段1aの記憶部17に記憶される画像関連情報は、6つの欄(項目)から構成される。そして、画像データ欄601、日時欄602、経度欄603、緯度欄604およびイベント情報606については、図2の画像データ欄201、日時欄202、経度欄203、緯度欄204およびイベント情報欄205とそれぞれ同様であるので、説明を省略する。
高度欄605は、画像データ欄601に格納された画像データが撮影されたときの撮影手段1aの高度(地上からの距離)を格納するところである。なお、高度欄605は、地上からの距離でなくても、標高や建物の階数(たとえば地上測位システム5が設置されたフロアの階数)などで表わしてもよい。
続いて、図7を参照しながら、管理センタ計算機のイベント情報データベースに記憶される情報について説明する(適宜図5、図6参照)。図7は、管理センタ計算機のイベント情報データベースの例である。
図7において、に記憶される画像関連情報は、7つの欄(項目)から構成される。そして、日時欄701、経度欄702、緯度欄703、経度緯度のイベント関連領域欄704およびイベント情報欄707は、図3の日時欄301、経度欄302、緯度欄303、イベント関連領域欄304およびイベント情報欄305とそれぞれ同様であるので、説明を省略する。
高度欄705は、イベント情報欄707に格納されたイベントが開催される場所の高度を格納するところである。ここでは、高度欄705は、地上からの距離により表わされている。
高度のイベント関連領域欄706は、高度欄705に格納された高度に関する許容領域を格納するところである。たとえば、高度欄705の値が10mで、高度のイベント関連領域706の値が2mの場合、高度9mから11mがその許容範囲ということになる。なお、この高度のイベント関連領域706は、撮影者の体勢によってその保持する撮影手段1aの高度が異なることや、地上測位システム5の高度の精度などに基づいて、適宜、適切な値に設定すればよい。
画像データ管理システム100a(図5参照)について、以上で構成の説明を終わり、以下、図8を参照しながら、動作について説明する(適宜図5参照)。図8は、画像データ管理システムおよび地上測位システムの動作を示したフローチャートである。
まず、撮影者は、イベントの会場(たとえば「F博覧会」)付近で撮影手段1aにより写真を撮影し、撮影部14によって生成された画像データは、記憶部17に記憶される(ステップS11)。
その直後、撮影手段1aの送受信部19は、地上測位システム5の無線LAN基地局51,52,53に無線信号を送信する(ステップS12)。
位置検知サーバ54は、無線LAN基地局51,52,53が撮影手段1aからそのとき受信した無線信号に基づいて撮影手段1aの位置を算出し、その位置情報を撮影手段1aに送信する(ステップS13)。
そして、ステップS14〜ステップS19は、図4のステップS4〜ステップS9と比べて、位置情報として高度(情報)が加わった以外はまったく同様であり、高度も経度や緯度と同じように扱われるものであるため、説明を省略する。
このように、撮影手段1aの操作者は、たとえば、同じ建物において異なる高度(階数)で行われたイベントが複数あった場合でも、所望のイベント情報のみを取得することができ、画像データの整理などを円滑に行うことができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。
たとえば、イベント情報は、マラソン大会のコース全体など、広範囲にわたるものであってもよい。
また、位置情報は、経度や緯度によって表わすものでなくても、基準点や基準線からの距離など、別の表現により表わすものであってもよい。
さらに、衛星3や地上測位システム5の代わりに、GPSの擬似衛星(GPSの信号形式を利用してGPSの補完・補強信号を発信する地上配信設備など)などの別の装置を利用してもよい。
その他、具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
第1実施形態に係る画像データ管理システムを含む全体構成図である。 第1実施形態において、撮影手段の記憶部に記憶される画像関連情報の例を示す図であり、(a)は、管理センタ計算機からイベント情報を取得する前、(b)は、管理センタ計算機からイベント情報を取得した後、を示す図である。 第1実施形態における管理センタ計算機のイベント情報データベースの例であり、(a)は、撮影手段から受信した位置情報と日時情報により検索をかける前、(b)は、撮影手段から受信した位置情報と日時情報により検索をかけた後、を示す図である。 第1実施形態に係る画像データ管理システムおよび衛星の動作を示したフローチャートである。 第2実施形態に係る画像データ管理システムを含む全体構成図である。 第2実施形態において、撮影手段の記憶部に記憶される画像関連情報の例を示す図である。 第2実施形態における管理センタ計算機のイベント情報データベースの例である。 第2実施形態に係る画像データ管理システムおよび地上測位システムの動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1 撮影手段
2 管理センタ計算機
11 測位信号受信部
13 操作部
14 撮影部
15 通信部
16 表示部
17 記憶部
18 制御部
19 送受信部
21 通信部
22 制御部
23 イベント情報データベース

Claims (6)

  1. 被写体を撮影して画像データを生成する撮影部と、
    前記画像データとともに、そのときの自身の位置情報と日時情報を記憶する記憶部と、
    前記位置情報と前記日時情報を管理センタ計算機に送信し、前記管理センタ計算機から当該位置情報と当該日時情報に対応する1以上のイベント情報を受信する通信部と、
    前記1以上のイベント情報を表示する表示部と、
    操作者が前記表示部に表示された前記1以上のイベント情報から所望のイベント情報を選択し、決定するために操作する操作部と、
    前記操作部によって決定されたイベント情報を前記画像データと関連付けて前記記憶部に記憶する制御部と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 3機以上の衛星から測位信号を受信する測位信号受信部を、さらに備え、
    前記位置情報は、前記制御部が前記測位信号受信部によって前記衛星から受信した測位信号に基づいて算出した情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 地上または施設内に設置された3台以上の無線基地局を有する測位システムと無線信号の送受信を行う送受信部を、さらに備え、
    前記位置情報は、前記制御部が前記送受信部によって前記無線局から受信した無線信号に基づいて算出または取得した情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記位置情報は、高度に関する情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 画像データとともにそのときの自身の位置情報と日時情報を記憶する撮影装置、または、当該撮影装置からそれらを受信して記憶した端末装置、から前記位置情報と前記日時情報を受信し、それらに対応したイベント情報を前記撮影装置または前記端末装置に送信する管理センタ計算機であって、
    前記イベント情報を、イベントの位置情報および日時情報と関連付けて記憶するイベント情報データベースと、
    前記撮影装置または前記端末装置から前記位置情報と前記日時情報を受信する通信部と、
    前記通信部が受信した前記位置情報と前記日時情報に基づいて前記イベント情報データベースを検索し、該当する1以上のイベント情報を通信部から前記撮影装置または前記端末装置に送信する制御部と、
    を備えたことを特徴とする管理センタ計算機。
  6. 前記位置情報は、高度に関する情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の管理センタ計算機。
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