JP2006170310A - パネルを連結するためのクリップ及びパネル連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のパネルを相互に緊密に連結でき、連結強度を高く維持できるクリップを提供する。
【解決手段】 クリップ1は、第1パネルの取付穴に挿入される第1胴部7と、第1胴部の側面に成されて第1パネルの取付穴縁部に係止する係止肩9を持つ第1弾性係止部10と、第2パネルの取付穴に挿入される第2胴部11と、第2胴部の側面に形成されて第2パネルの取付穴に係止する係止肩13を持つ第2弾性係止部14とから成り、両係止肩が相互に対面する状態で第1胴部と第2胴部とが長さ方向に一体に連結され、両係止肩の間隔は第1パネルと第2パネルとが相互に緊密に連結される間隔にされ、両係止肩の間の胴部部分の側面に、第1パネルの取付穴の縁部に係合するが、第1パネルの取付穴より大きい第2パネルの取付穴の縁部には係合しない長さで側方に張出す突起23が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数のパネルを相互に緊密に連結するためのクリップ及びパネル連結構造に関する。
複数のパネルを連結するクリップは公知である。特開平4−327007号公報(特許文献1)には、2枚のパネルの側壁同士を連結する両頭ピンが開示されている。ピンは軸方向に中空部が形成されて、一方のパネル側面の穴に一方の頭部を挿入して固定し、他方のパネル側面に他方の頭部を挿入して固定することによって、2つのパネルの側壁を相互に連結する。
特開平11−002216号公報(米国特許第5758097号に対応:特許文献2)には、第1軸部と第1軸部の端部から錨脚形状に開脚して延びる一対の第1係止脚とを有する第1固定部と、第2軸部と第2軸部の端部から錨脚形状に開脚して延びる一対の第2係止脚とを有する第2固定部とを備え、第1固定部と第2固定部とは、第1係止脚と第2係止脚とが端部側で対面する状態で第1軸部と第2軸部とにおいて同軸に連結され、第1係止脚の端部及び第2係止脚の端部のそれぞれにはパネルの取付穴の縁部に係合する係止肩が形成されている、パネル連結用のクリップが開示されている。このクリップでは、一対の第1係止脚の係止肩の間の長さが一対の第2係止脚の係止肩の間の長さより短く形成されており、第1固定部を一方のパネルの取付穴に挿入して固定し、第2固定部を他方のパネルの取付穴に挿入して固定すれば、両パネルがクリップによって緊密に連結される。
意匠登録第989605号公報(特許文献3)には、車のボディにラジエータグリルの筒状体部分を連結するクリップが開示されている。クリップは、車の取付穴に挿入されて固定される筒状の第1固定部と、ラジエータグリルの筒状体部分に挿入されて固定される筒状の第2固定部とが軸方向に一体に連結されて、第1固定部は、ボディ取付穴に挿入される第1胴部と第1胴部の側面から側方に張出す係止部とを有し、第2固定部は、ラジエータグリルの筒状体部分に挿入される第2胴部と第2胴部の側面から側方に張出す係止部とを有し、第1固定部には、ボディの取付穴縁部に係合する幅広のストッパが形成され、更に、第1固定部の先端からは片足の錨脚形状弾性係合部が延びてボディ取付穴の側縁に係合する。
特開平4−327007号公報 特開平11−002216号公報 意匠登録第989605号公報
上記特許文献1〜3に開示されたパネル連結用の固定具は、ボルト・ナットやリベットを用いずに、パネルやラジエータグリル等の被取付部材に形成された取付穴への挿入によって被取付部材を相互に連結できるので、作業が容易であり、工具を不要にするという利点を有する。しかし、特許文献1のクリップは、両頭ピン形状のクリップであって中央部分が空洞に形成されており、連結後の連結強度が十分に高いとはいえない。特許文献2のクリップは、錨脚形状の第1固定部と、第1固定部の錨脚形状と異なる大きさの錨脚形状の第2固定部とが両固定部の軸部において軸方向に一体に連結されている。特許文献2のクリップにおいても、錨脚形状の係止部によって2枚のパネルを相互連結するので、連結後の連結強度が十分に高いとはいえない。また、特許文献3のクリップは、車のボディにラジエータグリルの筒状体部分を連結するクリップであって、複数のパネルを緊密に連結するのには適していない。
従って、本発明の目的は、複数のパネルを相互に緊密に連結でき、その連結強度を高く維持できるクリップ、及びそのクリップを用いたパネル連結構造を提供することにある。
かかる目的を達成するため、本発明による、第1パネルと第2パネルを相互に緊密に連結するためのクリップは、第1パネルの取付穴に挿入される第1胴部と、該第1胴部の側面に側方に弾性的に張出すように形成され、第1パネルの取付穴縁部に係止する係止肩を持つ第1弾性係止部とを有する第1固定部と、第2パネルの取付穴に挿入される第2胴部と、該第2胴部の側面に側方に弾性的に張出すように形成され、第2パネルの取付穴に係止する係止肩を持つ第2弾性係止部とを有する第2固定部とから成り、第1固定部と第2固定部とは、第1弾性係止部の係止肩と第2弾性係止部の係止肩とが対面する状態で第1胴部と第2胴部とが軸方向に一体に連結され、第1及び第2弾性係止部の両係止肩の間隔は第1パネルと第2パネルとが相互に緊密に連結される間隔にされており、第1弾性係止部の係止肩と第2弾性係止部の係止肩の間の胴部部分の側面に、第1パネルの取付穴の縁部に係合するが、第1パネル取付穴より大きい第2パネルの取付穴の縁部には係合しない長さで側方に張出す突起が形成されている。
上記クリップでは、第1固定部の第1胴部と第2固定部の第2胴部とが軸方向に一体に連結されてクリップの強度を高く維持しているので両胴部に形成された係止部の係止強度が高く維持され、これによって、第1パネルと第2パネルを緊密に相互に連結できるだけでなく、連結後のパネルの連結強度を高く維持できる。また、第1パネルに第1固定部の第1胴部を挿入してその係止部と突起によって第1パネルに係止させることができ、クリップを第1パネルに先付けすることができる。クリップを第1パネルに先付けすることによって、第1パネルへ第2パネルを連結するときクリップを支え持つ手間が不要になる。
上記のクリップにおいて、第1固定部及び第2固定部は、ほぼ同じ形状と大きさに形成することができる。また、そのクリップにおいて、第1胴部及び第2胴部は、中空の角筒形状に形成され、第1弾性係止部及び第2弾性係止部は、同じ対向側面に、それぞれ一対形成され、突起は、弾性係止部とは直交する方向の対向側面に一対形成される。更に、第1胴部及び第2胴部の内側にはその長さ全体に延びるように中央柱が形成されて、クリップ全体の強度を高く維持する。
また、本発明は、上記クリップを用いて、パネル連結構造を提供する。そのパネル連結構造では、第1パネルの取付穴はクリップの胴部よりやや大きく形成されて該胴部の貫通を可能にし、第2パネルの取付穴は、1の方向において第1パネルの取付穴より大きく形成され、クリップは、第1パネルの取付穴に挿入される第1胴部と、該第1胴部の側面に側方に弾性的に張出すように形成され、第1パネルの取付穴縁部に係止する係止肩を持つ第1弾性係止部とを有する第1固定部と、第2パネルの取付穴に挿入される第2胴部と、該第2胴部の側面に側方に弾性的に張出すように形成され、第2パネルの取付穴に係止する係止肩を持つ第2弾性係止部とを有する第2固定部とから成り、第1固定部と第2固定部とは、第1弾性係止部の係止肩と第2弾性係止部の係止肩とが対面する状態で第1胴部と第2胴部とが軸方向に一体に連結され、第1及び第2弾性係止部の両係止肩の間隔は第1パネルと第2パネルとが相互に緊密に連結される間隔にされ、第1弾性係止部の係止肩と第2弾性係止部の係止肩の間の胴部部分の側面に、第1パネルの取付穴の縁部に係合するが、第1パネル取付穴より大きい第2パネルの取付穴の縁部には係合しない長さで側方に張出す突起が形成されている。これによって、第1パネルと第2パネルは、相互に緊密に連結される。
上記パネル連結構造において、第1固定部及び第2固定部は、ほぼ同じ形状と大きさに形成されて、第1胴部及び第2胴部は、中空の角筒形状に形成され、第1弾性係止部及び第2弾性係止部は、同じ対向側面に、それぞれ一対形成されており、突起は、弾性係止部とは直交する方向の対向側面に一対形成される。更に、第1胴部及び第2胴部の内側にはその長さ全体に延びるように中央柱が形成されて、クリップ全体の強度を高く維持する。
以下、図面を参照しながら、本発明の1実施形態に係るクリップ1及びクリップ1を用いたパネル連結構造について説明する。図1〜図4に、クリップ1の詳細が示され、図5〜図8には、第1パネル2と第2パネル3がクリップ1によって相互に連結される手順が示されている。
クリップ1は、例えば硬質の合成樹脂等によって一体成形される。クリップ1は、図2〜4において上方の第1固定部5と、図2〜4において下方の第2固定部6とから成る。第1固定部5は、第1パネルの取付穴に挿入される第1胴部7と、第1胴部7の側面に側方に弾性的に張出すように一対形成されて、各々が第1パネルの取付穴縁部に係止する係止肩9を持つ第1弾性係止部10とを有する。第2固定部6は、第2パネルの取付穴に挿入される第2胴部11と、第2胴部11の側面に側方に弾性的に張出すように一対形成されて、各々が第2パネルの取付穴に係止する係止肩13を持つ第2弾性係止部14とを有する。第1固定部5及び第2固定部6は、ほぼ同じ形状と大きさに形成される。また、第1胴部7及び第2胴部11は、中空の角筒形状に形成される。図6及び図8に図示のように、第1パネル2及び第2パネルの取付穴が、その角筒を受入れる大きさの矩形穴として形成されれば、クリップ全体の軸回りの回動を阻止でき、第1パネルと第2パネルの相対回転も防止できる。また、クリップせん断方向に対する荷重によるクリップの破壊も阻止できる。
第1固定部5と第2固定部6は、第1弾性係止部10の係止肩9と第2弾性係止部14の係止肩13とが対面する状態で第1胴部7と第2胴部11とが軸方向に一体に連結されている。そして、一対の第1弾性係止部10及び一対の第2弾性係止部14は、同じ側面に形成されている。また、第1弾性係止部10の係止肩9と第2弾性係止部14の係止肩13の間隔15は、第1パネルと第2パネルとが相互に緊密に連結される間隔にされている。例えば、間隔15は、第1パネルと第2パネルが平板である場合には、そのまま密着させるように両パネルの総厚さにほぼ等しい間隔にされる。更に、第1胴部7及び第2胴部11の内側には、中央柱17が両胴部の総長さ全体に延びる板状体として一体に形成されて、クリップ全体の強度を高く維持している。なお、第1弾性係止部10の係止肩9には第1パネル取付穴の内壁に係合する係合壁部9Aが、第2弾性係止部14の係止肩13には第2パネル取付穴の内壁に係合する係合壁部13Aが、それぞれ形成されている。また、図2に図示のように、第1弾性係止部10と第1胴部7の本体との間には、U字形状のスリット18が、同様に、第2弾性係止部14と第2胴部11の本体との間にも、U字形状のスリット19が形成されて、係止部10と14に弾性を与えている。かかる弾性によって、弾性係止部10及び14の係止肩部分を胴部内方に押し込むことができ、それによって、パネルとの連結を外すこともできる。更に、第1胴部7の先端及び第2胴部11の先端は、パネルの取付穴への挿入を容易にするように、先細に形成されている。
図1〜図4に加えて、図6及び図8を参照する。図6及び図8に図示のように、第1パネル2の取付穴21は、第1胴部7の角筒断面形状よりやや大きな矩形穴に形成されて、第1胴部7の貫通を可能にしている。また、第2パネル3の取付穴22は、1の方向(図6及び図8の水平方向)において第1パネル2の取付穴21より大きく形成され、他の方向(水平方向)においては、第1パネル取付穴21とほぼ同じ長さに形成されている。第2パネル3の取付穴22には、第2胴部11が貫通する。
図2に示すように、クリップ1には、第1弾性係止部10の係止肩9と第2弾性係止部14の係止肩13の間の胴部部分の側面は、第1パネル2の取付穴17の縁部に係合する突起23が形成されている。突起23は、第1胴部7の第1弾性係止部10の係止肩9との間に第1パネル2を挟持する。そのため、第1弾性係止部10の係止肩9に対面する面は第1胴部7の外面から側方に直交する面として形成され、第2胴部11の側の面は、第2胴部11の外面に沿ってなだらかに傾斜している。突起23は、図6及び図8の水平方向において、第1パネル取付穴21より外側に大きく張出すが、第2パネル取付穴22の縁部には届かない(係合しない)長さで、第1胴部7(及び第2胴部11)側方に張出すように形成されている。図1及び図2に図示のように、突起23は、胴部の対向する側面に一対形成されている。更に、突起23は、弾性係止部10及び14とは直交する方向の胴部側面に一対形成されている。
図5に示すように、突起23を設けたことによって、第1パネル2にクリップ1を予め取付ける、すなわち先付けできる。図5において、クリップ1の第1固定部5の第1胴部7が第1パネル2の取付穴21に挿入されて突起23に取付穴21の縁部が係合すると、第1弾性係止部10の係止肩9が取付穴21の他側の縁部に係合して、第1パネル2を両側から挟持する状態になって、クリップ1が第1パネル2に取付けられる。このように、クリップ1は、第1パネル2から第2固定部6の第2胴部11を突出した状態に先付けできる。
図7は、クリップ1を用いて第1パネル2を第2パネル3に緊密に連結した状態を示している。例えば、図5に示すように、第1パネル2にクリップ1を先付けした状態で、第1パネル2を第2パネル3に連結するには、第1パネル2から突出するクリップ1の第2胴部11を、第2パネル3の取付穴22にあてがってそのまま押し込めば、突起23は取付穴22には係合しない長さで側方に突出しているので、第1パネル2は第2パネル3に接面するまで押し込むことができ、接面すると第2弾性係止部14の係止肩13が第2パネル3の取付穴22の裏面側の縁部に係合する。この係合によって、第1パネル2は、第2パネル3に緊密に密着した状態で連結される。
クリップ1を第1パネル2へ先付けするのは、第2パネル3のある場所で行ってもよいが、第2パネル3から離れた場所で行うこともできる。例えば、第2パネル3が、エレベータの壁部パネルである場合、その壁部パネルに取付けるべき第1パネル2には、工場等においてクリップ1を先付けしておき、エレベータを設置する現場において、クリップ1が付いた第1パネル2を納品するようにしてもよい。これによって、クリップ1を単独で納品する必要がなくなり、作業現場においてクリップ1を第1パネル2に取付ける手間を省くことができる。なお、クリップ1は、第1パネル2の複数の所定個所に先付けすることによって、第2パネル3への連結強度を高く維持できる。
上記の説明では、連結するパネルは2個であるが、3個以上のパネルであっても連結することができる。また、連結するパネルがエレベータの側面壁板である場合、かご室外では作業スペースは狭いけれど、一方のパネルにクリップを先付けできるので、パネルの連結作業を支障なくすることができ、その作業も一方のパネルを他方のパネルに押付けて係合するだけの作業であるので、工具を必要とせず、作業時間も大幅に短縮できる。
本発明の1実施形態に係るクリップの平面図である。 図1のクリップの正面図である。 図1のクリップの側面図である。 図2のクリップのIV−IV線断面図である。 本発明に係るクリップを第1パネルに取付けた後の正面図である。 第1パネルの取付穴を本発明に係るクリップと関連させて示す平面図である。 本発明に係るクリップを用いて第1パネルと第2パネルを緊密に連結した後の正面図である。 第2パネルの取付穴を本発明に係るクリップと関連させて示す平面図である。
符号の説明
1 クリップ
2 第1パネル
3 第2パネル
5 第1固定部
6 第2固定部
7 第1胴部
9 係止肩
10 第1弾性係止部
11 第2胴部
13 係止肩
14 第2弾性係止部
17 中央柱
18、19 スリット
21 第1パネルの取付穴
22 第2パネルの取付穴
23 突起

Claims (7)

  1. 第1パネルと第2パネルを相互に緊密に連結するためのクリップであって、
    前記第1パネルの取付穴に挿入される第1胴部と、該第1胴部の側面に側方に弾性的に張出すように形成され、前記第1パネルの取付穴縁部に係止する係止肩を持つ第1弾性係止部とを有する第1固定部と、
    前記第2パネルの取付穴に挿入される第2胴部と、該第2胴部の側面に側方に弾性的に張出すように形成され、前記第2パネルの取付穴に係止する係止肩を持つ第2弾性係止部とを有する第2固定部とから成り、
    前記第1固定部と前記第2固定部とは、第1弾性係止部の係止肩と第2弾性係止部の係止肩とが対面する状態で第1胴部と第2胴部とが軸方向に一体に連結され、該第1及び第2弾性係止部の両係止肩の間隔は第1パネルと第2パネルとが相互に緊密に連結される間隔にされており、
    前記第1弾性係止部の係止肩と前記第2弾性係止部の係止肩の間の胴部部分の側面に、前記第1パネルの取付穴の縁部に係合するが、前記第1パネル取付穴より大きい前記第2パネルの取付穴の縁部には係合しない長さで側方に張出す突起が形成されている
    ことを特徴とするクリップ。
  2. 請求項1に記載のクリップにおいて、前記第1固定部及び第2固定部は、ほぼ同じ形状と大きさに形成されていることを特徴とするクリップ。
  3. 請求項2に記載のクリップにおいて、前記第1胴部及び第2胴部は、中空の角筒形状に形成され、前記第1弾性係止部及び第2弾性係止部は、同じ対向側面に、それぞれ一対形成されており、前記突起は、前記弾性係止部とは直交する方向の対向側面に一対形成されていることを特徴とするクリップ。
  4. 請求項3に記載のクリップにおいて、前記第1胴部及び第2胴部の内側にはその長さ全体に延びるように中央柱が形成されていることを特徴とするクリップ。
  5. 第1パネルと第2パネルを、両パネルの取付穴にクリップを挿入して相互に緊密に連結する、パネル連結構造であって、
    前記第1パネルの取付穴は前記クリップの胴部よりやや大きく形成されて該胴部の貫通を可能にしており、前記第2パネルの取付穴は、1の方向において前記第1パネルの取付穴より大きく形成されており、
    前記クリップは、前記第1パネルの取付穴に挿入される第1胴部と、該第1胴部の側面に側方に弾性的に張出すように形成され、前記第1パネルの取付穴縁部に係止する係止肩を持つ第1弾性係止部とを有する第1固定部と;前記第2パネルの取付穴に挿入される第2胴部と、該第2胴部の側面に側方に弾性的に張出すように形成され、前記第2パネルの取付穴に係止する係止肩を持つ第2弾性係止部とを有する第2固定部とから成り、
    前記第1固定部と前記第2固定部とは、第1弾性係止部の係止肩と第2弾性係止部の係止肩とが対面する状態で第1胴部と第2胴部とが軸方向に一体に連結され、第1及び第2弾性係止部の両係止肩の間隔は第1パネルと第2パネルとが相互に緊密に連結される間隔にされており、
    前記第1弾性係止部の係止肩と前記第2弾性係止部の係止肩の間の胴部部分の側面に、前記第1パネルの取付穴の縁部に係合するが、前記第1パネル取付穴より大きい前記第2パネルの取付穴の縁部には係合しない長さで側方に張出す突起が形成されている
    ことを特徴とするパネル連結構造。
  6. 請求項5に記載のパネル連結構造において、前記第1固定部及び第2固定部は、ほぼ同じ形状と大きさに形成されており、前記第1胴部及び第2胴部は、中空の角筒形状に形成され、前記第1弾性係止部及び第2弾性係止部は、同じ対向側面に、それぞれ一対形成されており、前記突起は、前記弾性係止部とは直交する方向の対向側面に一対形成されていることを特徴とするパネル連結構造。
  7. 請求項6に記載のパネル連結構造において、前記第1胴部及び第2胴部の内側にはその長さ全体に延びるように中央柱が形成されていることを特徴とするパネル連結構造。
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