JP2006334452A - セラミックハニカムフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 セラミックハニカム構造体の所望の流路を封止することによりハニカム構造体の隔壁に排気ガスを通過させる構造を有し、かつ排気ガス流入側の封止部が流入側端面から離れて配置されるセラミックハニカムフィルタにおいて、排気ガス流入側封止部の流入側端面にPMが多量に堆積した場合の熱衝撃によるクラックの発生を防止して、長期に亘り安定して使用できるセラミックハニカムフィルタを得る。
【解決手段】 排気ガス流入側の封止部が流入側端面から離れて配置されるとともに、前記排気ガス流入側封止部の流入側端面が、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続しないように配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジンから排出される粒子状物質を含む排気ガスを浄化するのに使用されるセラミックハニカムフィルタに関する。
ディーゼルエンジンの排気ガス中には炭素質からなる煤と、高沸点炭化水素成分からなるSOF分(Soluble Organic Fraction:可溶性有機成分)を主成分とするPM(Particulate Matter:粒子状物質)が含まれており、これが大気中に放出されると、人体や環境に悪影響を与える。このため、ディーゼルエンジンなどの排気ガス系には、PMを捕集するためのフィルタが搭載されている。
図3は、排気ガス中のPMを捕集、浄化する、従来のセラミックハニカムフィルタ(以下「ハニカムフィルタ」という)の一例の断面模式図である。図3において、ハニカムフィルタ40は、流路方向に垂直な断面が略円状または略楕円状の外周壁1と、この外周壁1の内周側で隔壁2により囲まれた多数の流路3、4を有するセラミックハニカム構造体(以下、「ハニカム構造体」という)(1)が、排気ガスの流入側端面7と流出側端面8おいて各々封止部5、6で交互に目封止されている。なお、外周壁を1、ハニカム構造体を(1)として示している。
図3のハニカムフィルタ40において、排気ガスの浄化は以下の通り行われる。排気ガス(点線矢印で示す)は、流入側端面7に開口している流路3から流入する。そして、排気ガス中に含まれるPMは、隔壁2を通過する際に捕集され、浄化された排気ガスは、流出側端面8に開口している流路4から流出、大気中に放出される。一方、隔壁2に捕集されたPMが多くなると、隔壁が目詰まりしハニカムフィルタの圧力損失が増加するため、圧力損失が増加する前に、PMを燃焼除去してハニカムフィルタを再生する必要がある。ディーゼルエンジンでは、通常の運転状態でPMが燃焼するほどの高い排気ガス温度が得られることが少ないため、例えば白金族金属や酸化セリウムなどの希土類酸化物からなる酸化触媒を担持させた触媒担持型のハニカムフィルタが実用化されつつある。このような触媒担持型のハニカムフィルタを採用すれば、捕集されたPMの燃焼反応が触媒により促進されて、PMを燃焼除去することが可能となる。
ところで、このような触媒担持型のハニカムフィルタを採用したとしても、渋滞中の市街地を走行するような、排気ガス温度の低い運転状態が続く場合には、担持された触媒が活性とならずPMの燃焼除去が良好に行われないおそれがある。この問題に対して、特許文献1には、ディーゼルエンジンの運転状態に応じて、触媒物質を担持させたハニカムフィルタ上のPMの堆積量が所定値を越えたと判定した場合、ハニカムフィルタの上流側に燃料を未燃のまま噴射し、これにより、触媒物質と燃料との酸化反応を促し、その反応熱によりハニカムフィルタの内部温度を触媒物質の活性下限温度以上に維持し、堆積したPMを燃焼させるようにする、排気ガス浄化方法および装置が提案されている。
このような排気ガス浄化方法及び装置において、ハニカムフィルタ上の触媒物質による燃料の酸化反応は、ハニカムフィルタの下流側に向かうにつれて触媒物質との接触頻度が増すことにより、活性化してくるので、ハニカムフィルタの温度分布は、排気ガス温度とほぼ等しい流入側端面から下流側に向かうにつれて反応熱により徐々に上昇し、ハニカムフィルタの流入側端面は触媒物質の活性度が常に低い状態となっている。従って、特許文献1に提案される排気ガス浄化方法および装置において、ハニカムフィルタ上のPMの堆積量が所定値を越えたと判定した場合、ハニカムフィルタの上流側に燃料を未燃のまま噴射して、触媒物質と燃料との酸化反応を促し、その反応熱によりハニカムフィルタの内部温度を触媒物質の活性下限温度以上に維持し、堆積したPMを燃焼させようとしても、触媒物質の活性度の低い排気ガス流入側の封止部端面において、PMが燃焼しきれず残留堆積して、ハニカムフィルタの流入側端部の流路が閉塞し、圧力損失が上昇するおそれがある。
そこで本出願人らは、特許文献2において、排気ガス流入側の封止部端面にPMが堆積して、圧力損失が上昇するのを防止するようにした触媒担持型のハニカムフィルタを提案している。図4は、特許文献2に提案しているハニカムフィルタ50の断面模式図である。図4において、前述した図3と同様の構成は同符号で示している。図4に示すハニカムフィルタ50は、ハニカム構造体(1)の隔壁2および封止部5、6の少なくとも一部に触媒物質が担持されていると共に、排気ガス(点線矢印で示す)流入側に位置する封止部5が排気ガス流入側端面7から離れて配置されている。このため、ハニカムフィルタの上流側に燃料を未燃のまま噴射して、触媒物質と燃料との酸化反応を促した際には、この流入側端面7から離れて配置された封止部5は、ハニカムフィルタ50内でも温度の高い位置に配置されることから、当該場所に担持された触媒物質の活性度も高められる。したがって、特許文献2に提案しているハニカムフィルタ50によれば、封止部5の流入側端面に堆積したPMの燃焼が容易に行われ、PMの堆積による流路3、4の閉塞を防ぐことができ、圧力損失の上昇を防ぐことができる。
特開2002−122015号公報 特開2004−251266号公報
しかしながら、特許文献2に提案している、図4に示すハニカムフィルタ50によっても、排気ガス温度の低い状態が続き、封止部5の排気ガス流入側端面にPMが多量に堆積した場合には、このPMを燃焼する際の発熱によりハニカムフィルタの封止部5及びその周囲の温度が急激に上昇するおそれがある。封止部5とその周囲の温度が急激に上昇すると、熱衝撃応力が、封止部5と隔壁2との境界に集中し、封止部5は流路方向に同一位置に配置されて封止部5と隔壁2の境界が一定のパターンで連続しているため、この境界にクラックを発生させるおそれがある。この熱衝撃応力は、封止部5と隔壁2との熱膨張係数の差や、封止部5が隔壁2にくらべて厚さが厚いため、両者の温度差により発生するものと考えられ、特にコーディエライトを主成分とするハニカム構造体(1)では、コーディエライトの熱膨張に異方性があり、押出成形を利用してコーディエライト結晶を配向させ、隔壁2の流路方向の低熱膨張化する技術を使用しているのに対し、封止部5ではコーディエライト結晶を配向させることができないため、隔壁2と封止部5では、熱膨張係数を一致させることが困難となり、クラックが発生しやすい。そして、封止部5と隔壁2の境界にクラックが発生すると、極端な場合には、封止部5が隔壁から分離、脱落して、PMの捕集性能が低下するおそれがある。
したがって、本発明の課題は、セラミックハニカム構造体の所望の流路を封止することによりハニカム構造体の隔壁に排気ガスを通過させる構造を有し、かつ排気ガス流入側の封止部が流入側端面から離れて配置されるセラミックハニカムフィルタにおいて、排気ガス流入側封止部の流入側端面にPMが多量に堆積した場合の熱衝撃によるクラックの発生を防止して、長期に亘り安定して使用できるハニカムフィルタを得ることにある。
本発明者らは、上記課題について鋭意研究した。そして、上記構成のハニカムフィルタにおいて、排気ガス流入側封止部の流入側端面が、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続しないように配置されていることで、上記課題が解決できるとの知見を得、本発明に想到した。
すなわち本発明は、セラミックハニカム構造体の所望の流路を封止することによりハニカム構造体の隔壁に排気ガスを通過させる構造のセラミックハニカムフィルタにおいて、排気ガス流入側封止部が流入側端面から離れて配置されるとともに、前記排気ガス流入側封止部の流入側端面位置が、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続しないように配置されていることを特徴とする。
本発明のセラミックハニカムフィルタを図1の模式図を用いて説明する。図1(a)はハニカムフィルタの流入側端面を示す正面図、(b)は(a)でのA−A断面図、(c)は(a)でのB−B断面図である。本発明のセラミックハニカムフィルタは、セラミックハニカム構造体の所望の流路を封止することによりハニカム構造体の隔壁に排気ガスを通過させる構造のセラミックハニカムフィルタにおいて、排気ガス流入側封止部5が流入側端面7から離れて配置されるとともに、図1(c)に示すように、排気ガス流入側封止部5の流入側端面5aが、流路の対角線方向に隣接する流路毎に、流路方向位置を異ならせており、かつ一定のパターンで連続しないように配置されている。ここで排気ガス流入側封止部が、一定のパターンで連続するとは、排気ガス流入側封止部の流路方向位置が同一位置にある図4のような場合を言う。また、排気ガス流入側の封止部が、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続するとは、排気ガス流入側封止部5の配置位置が、排気ガス流入側端面7から流路の対角線方向に隣接するセル毎に一定の寸法で離れる、或いは近づくような場合、例えば、図5に示すように、封止部5がハニカムフィルタ端面7の中心部流路での配置位置から、外周側に向かって流路の対角線方向に隣接するセル毎に一定の寸法で流入側端面7に近づくような場合等を言う。
なお、本発明のセラミックハニカムフィルタは、隔壁に排気ガスを通過させる構造とすることから、流入側封止部5は流入側端面7から見て市松模様になるように、流入側端面7から離れて流路4に配置され、流入側封止部5が配置されない流路3には、流出側端面8に流出側封止部6が配置され、流路3及び4において、流入側及び流出側のどちらか一方に封止部が配置される。但し、外周壁の近傍の流路については、この限りでなく、流路を断熱層として活用する観点から、流入側、流出側の両方に封止部が配置されても良い。
上記構成とすることで、セラミックハニカム構造体の所望の流路を封止することによりハニカム構造体の隔壁に排気ガスを通過させる構造を有し、かつ排気ガス流入側の封止部が流入側端面から離れて配置される従来技術のセラミックハニカムフィルタにおいて発生するおそれのあった、熱衝撃による破損を防止することができる。すなわち、本発明のセラミックハニカムフィルタは、前記排気ガス流入側封止部5の流入側端面5aが、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続しないように配置されていることから、排気ガス温度の低い状態が続いて、ハニカム構造体の排気ガス流入側に位置する封止部5の流入側端面にPMが多量に堆積し、このPMを燃焼する際の発熱によるハニカムフィルタの封止部5及びその周囲の温度の急激な上昇により、熱衝撃応力が封止部と隔壁の境界に集中しても、この応力集中する場所が、流路の対角線方向に隣接する流路毎に一定のパターンで連続しないため、封止部5と隔壁2との境界にクラックが発生するのを防止することができる。
なお、本発明のセラミックハニカムフィルタは、隔壁に排気ガスを通過させる構造とすることから、流入側封止部5は流入側端面7から見て市松模様になるように、流入側端面7から離れて流路4に配置され、流入側封止部5が配置されない流路3には、流出側端面8に流出側封止部6が配置され、流路3及び4において、流入側及び流出側のどちらか一方に封止部が配置される。但し、外周壁の近傍の流路については、この限りでなく、流路を断熱層として活用する観点から、流入側、流出側の両方に封止部が配置されても良い。
本発明のハニカムフィルタにおいて、(前記流路の対角線方向に隣接する一対の流路における排気ガス流入側封止部の流入側端面間の流路方向距離)/(流入側封止部長さ)が0.3以上であることが好ましい。熱衝撃応力が集中する封止部と隔壁との境界が、流路の対角線方向に隣接する流路毎に確実に離れて、一定のパターンで連続しないことからクラックの発生を確実に防止できるからである。(前記流路の対角線方向に隣接する一対の流路における排気ガス流入側封止部の流入側端面間の流路方向距離)/(流入側封止部長さ)は0.5以上であることがさらに好ましい。ここで、前記流路の対角線方向に隣接する一対の流路における排気ガス流入側封止部は、その長さが同じでも、異なっても良いが、異なっている場合には、(前記流路の対角線方向に隣接する一対の流路における排気ガス流入側封止部の流入側端面間の流路方向距離)/(流入側封止部長さ)を求める際に、流路の対角線方向に隣接する一対の流路における流入側封止部長さの平均値から算出する。
また、本発明のハニカムフィルタにおいて、(前記流路の対角線方向に隣接する一対の流路における排気ガス流入側封止部の流入側端面間の流路方向距離)/(流入側封止部長さ)は、1.0未満であることが好ましい。流入側封止部の流入側端面位置が隣接する流路で異なりすぎると、隣接流路毎に流入側封止部の上流側隔壁の面積が異なるため、PM堆積量が異なって、PM燃焼の制御が難しくなる虞もあるからである。
本発明のハニカムフィルタにおいて、排気ガス流入側封止部の位置は、ハニカムフィルタの所望の圧力損失やPM捕集率が得られるように適宜選択すれば良いが、流入側封止部5の流入側端面5aが流入側端面7から、ハニカムフィルタ全長の0.7倍以下の長さの区間に配置されていることが好ましい。流入側封止部5の流入側端面5aが流入側端面7からハニカムフィルタ全長の0.7倍以下とするのは、これを超えて配置すると、ハニカムフィルタの全長には制約があるので、流入側の封止部から後方の隔壁の面積が少なくなって、ハニカムフィルタ全体の圧力損失が上昇することがあるからである。なお、ハニカムフィルタの上流に未燃の燃料や炭化水素ガスを噴射した際の、流入側の封止部より上流側の隔壁の温度上昇を確実にするためには、流入側の封止部は流入側端面から30mm以上に離れて配置されていることがさらに好ましい。流入側封止部5の流入側端面5aは、ハニカムフィルタの流入側端面7からハニカムフィルタ全長の0.25〜0.45倍の長さに配置するのがさらに好ましい。
本発明のハニカムフィルタにおいて、ハニカム構造体の隔壁の表面および細孔内、および封止部には、Pt、Pd、Ru、Rh等の白金族金属、Ag、Cuや酸化チタニウム、酸化バナジウム、ゼオライト、などの触媒物質が担持されているのが好ましく、さらに触媒成分と排気ガスの接触面積を大きくするため、公知のγアルミナなどの活性アルミナからなる高比表面積材料が担持されていても良い。触媒物質により、排気ガス中のPMが燃焼浄化されると共に、渋滞中の市街地を走行するような、排気ガス温度の低い運転状態が続く場合には、ハニカムフィルタ上のPMの堆積量が所定値を越えたと判定した場合、ハニカムフィルタの上流側に燃料を未燃のまま噴射し、これにより、触媒物質と燃料との酸化反応を促し、その反応熱によりハニカムフィルタの内部温度を触媒物質の活性下限温度以上に維持し、堆積したPMの燃焼が容易に行われ、PMの堆積による流路の閉塞を防ぐことができるからである。
本発明のハニカムフィルタにおいて、外周壁が円筒状の場合は、外径が150〜360mm、隔壁の厚さが0.1〜0.5mm、隔壁のピッチが1.0〜3.0mmであることが好ましく、流路を区画する隔壁は、気孔率が50〜80%、平均細孔径が10〜40μmであることが好ましい。隔壁の厚さが0.1mm未満では、隔壁が細孔を有する多孔質体であることからハニカムフィルタの強度が低下するので好ましくない。一方、隔壁の厚さが0.5mmを超えると、排気ガスに対する隔壁の通気抵抗が大きくなって圧力損失が大きくなる。より好ましい隔壁の厚さは、0.2〜0.4mmである。また、隔壁のピッチが1.0mm未満であると、ハニカムフィルタの流路の開口面積が小さくなって、排気ガスが流路を出入りする際の圧力損失が大きくなるため好ましくない。一方、隔壁のピッチが3.0mmを超えると、ハニカムフィルタの単位体積当たりの表面積が小さくなって、圧力損失が大きくなることがある。より好ましい隔壁のピッチは1.2〜2.0mmである。また、隔壁の気孔率が50%未満であると、隔壁に形成された細孔を排気ガスが通過する際の抵抗が大きくなって、ハニカムフィルタの圧力損失が上昇し、結果としてエンジンの出力低下につながる。一方、隔壁の気孔率が80%を超えると、隔壁の強度が低下して、使用時の熱衝撃や機械的振動により破損することがあり、また捕集効率も低下する。隔壁の平均細孔径が10μm未満であると、ハニカムフィルタの圧力損失が大きくなり、エンジンの出力低下につながる。一方、隔壁の平均細孔径が40μmを超えると、隔壁の強度が低下して、使用時の熱衝撃や機械的振動により破損することがあり、また捕集効率も低下する。
本発明のハニカムフィルタにおいて、排気ガス流入側および排気ガス流出側の封止部の長さは5〜20mmが好ましい。封止部の長さを5mm以上とするのは、5mm未満では封止部と隔壁の接合力が低下し、機械的振動などにより、封止部が脱落することもあるからである。一方、封止部の長さを20mm以下とするのは、20mmを超えると、封止部と隔壁間の熱膨張差或いは温度差による熱衝撃応力が大きくなって封止部と隔壁の境界にクラックが入りやすくなることもあるからである。
本発明のハニカムフィルタを構成するハニカム構造体は、耐熱性に優れた材料を使用することが好ましく、コージェライト、アルミナ、ムライト、窒化珪素、炭化珪素、チタン酸アルミニウム、窒化アルミニウム及びLASからなる群から選ばれた少なくとも1種を主結晶とするセラミック材料を用いることが好ましい。中でも、コージェライトを主結晶とする材料は、安価で耐熱性、耐食性に優れ、また低熱膨張であることから最も好ましい。
本発明のセラミックハニカムフィルタによれば、セラミックハニカム構造体の排気ガス流入側の封止部が流入側端面から離れて配置されていると共に、前記排気ガス流入側の封止部が、隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続しないよう配置されていることから、排気ガス温度の低い状態が続いて、排気ガス流入側の封止部端面にPMが多量に堆積しても、PM燃焼時の熱衝撃によるクラックの発生を防止して、長期に亘り安定して使用できるようになる。
以下、本発明の実施の形態の一例を、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るハニカムフィルタ10を示し、図1(a)はハニカムフィルタの流入側端面を示す正面図、(b)は(a)でのA−A断面図、(c)は(a)でのB−B断面図である。図1では、前述した図4と同様の構成は同符号で示している。図1に示す、本発明の実施の形態に係るハニカムフィルタ10は、ハニカム構造体(1)の所望の流路3、4が流入側封止部5、及び流出側封止部6で目封じされている。ハニカム構造体(1)は、コージェライト質からなり、外周壁1となる外径が267mm、全長Lが300mm、隔壁2が、厚さ0.3mm、ピッチ1.57mm、気孔率65%、平均細孔径20μmを有する。また、ハニカムフィルタ10は、排気ガス流入側封止部5の流入側端面5aとハニカム構造体(1)の流入側端面7との距離が、このハニカム構造体(1)の全長L300mmに対して、平均値で0.4倍である区間L1(120mm)に配置されている。また、ハニカムフィルタ10は、流路3、4を区画する隔壁2の表面および細孔内、および封止部5、6に、Pt、Pd、Ru、Rh等の白金族金属からなる触媒物質が担持されている。さらに、ハニカムフィルタ10は、排気ガス流入側の封止部5の流入側端面5aが、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、(流路の対角線方向に隣接する一対の流路における排気ガス流入側封止部の流入側端面間の流路方向距離)/(流入側封止部長さ)を0.3以上とし、かつ一定のパターンで連続しないように配置されている。ここで、流入側封止部5の流入側端面5aと流入側端面7との間隔L1及び、封止部5の長さ5Lは、適宜選択した隣接する流路について測定を行い、それぞれの平均値から算出した。
本発明の実施の形態に係るハニカムフィルタ10の製造方法について、以下に説明する。外径が267mm、全長Lが300mm、隔壁2が、厚さ0.3mm、ピッチ1.57mm、気孔率65%、平均細孔径20μmのコージェライト質ハニカム構造体(1)を得る。
次に、図2に示す封止部5の形成装置11を用い、排気ガス流入側の流入側封止部5の流入側端面5aが、流入側端面7から全長Lの平均0.4倍である区間L1に配置されるようにすると共に、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせかつ一定のパターンで連続しないように配置して、流入側封止部5を形成する。図2において、封止部5の形成装置11は、ハニカム構造体(1)を載置すると共にソフトチャックできるX−Yステージ付きの移動台(図示せず)と、封止部5の形成用セラミックスラリーSが充填されており、所望時にスラリーSの表面を加圧(P)できるスラリー貯留タンク12と、ハニカム構造体1上に配置されて、所定長さのノズル13が形成されたペースト注入機14と、このペースト注入機14からタンク12内のスラリーSの下方に接続しているパイプ15と、ペースト注入機14の中心部に介装されて、軸16を上(U)下(D)することで、ノズル13の開口部13aを開閉するバルブ16vほかを備えている。
流入側封止部5の形成は以下のとおり行う。ハニカム構造体(1)の流入側端面7が上方に向くよう、X−Yステージ付き移動台上に載置する。次に、ハニカム構造体(1)の封止すべき流路4に、ノズル13の位置を配置した後、このノズル13を下降させ流路4内に挿入し、タンク12を圧力Pで加圧すると共に軸16を上方(U)に移動してバルブ16vを開放し、ノズル13の開口部13aを介して、流入側封止部5の流入側端面5aが、流入側端面7からハニカム構造体1の全長L300mmの平均0.4倍である区間L1(120mm)入った位置となるよう、スラリーSを注入して、封止部を形成する。そして、スラリーSが所定量注入された後、タンク12への加圧(P)を中止すると共に軸16を下(U)に移動してバルブ16vを閉じ、スラリーSの注入を中止する。次に、ノズル13を流路4内から上昇させた後、ノズル13の位置にスラリーSを注入済みの流路の対角線方向に隣接する流路4の位置が一致するようX−Yステージを移動させ、ノズルを下降させてスラリーSを注入し封止部を形成する。さらに流路の対角線方向に隣接する流路4にスラリーSの注入を繰り返し、封止部5の深さL1が、流路の対角線方向に隣接する流路4毎に流路方向の位置を異ならせ(ΔL)かつ一定のパターンで連続しないように配置する。続いて、スラリーSにより形成された封止部の乾燥を行う。一方、図示しないが、排気ガス流出側の封止部6は、流出側端面8に貼着した樹脂製の封止用フィルムを、レーザーで流路3に合わせて市松模様に穿孔、流出側端面8を封止部6の材料となるスラリーに浸漬、穿孔を介してスラリーを流路3に充填し、その後、封止用フィルムを除去し、封止部6の乾燥を行う。
続いて、バッチ式焼成炉を用いて温度制御しつつ、封止部5、6の焼成を行うことで、流入側の封止部5の端面5aが、流入側端面7から全長Lの平均0.4倍である区間L1(120mm)に配置されように形成すると共に、封止部5が、流路の対角線方向に隣接する流路4毎に流路方向の位置を異ならせかつ一定のパターンで連続しないように配置される。
本発明の実施の形態では、予め焼成されたハニカム構造体に封止部5、6を焼成、形成する例を用いて説明したが、焼成する前のハニカム構造体に封止部5、6を形成して、ハニカム構造体と封止部5、6を焼成する方法を採用すれば、焼成の回数が一度ですむため、省エネルギーの観点から好ましい。
カオリン、タルク、シリカ、水酸化アルミ、アルミナなどの粉末を調整して、質量比で、SiO2:47〜53%、Al23:32〜38%、MgO:12〜16%及びCaO、Na2O、K2O、TiO2、Fe23、PbO、P25などの不可避的に混入する成分を全体で2.5%以下を含むようなコージェライト生成原料粉末に、成形助剤と造孔剤を添加し、規定量の水を注入してさらに十分な混合を行い、押出成形可能な坏土を調整した。その後、押出成形用金型を用いて押出成形し、外周壁と、この外周壁の内周側で隔壁により囲まれた断面が四角形状の流路を有するハニカム構造を有する成形体を作製し、乾燥した。その後、ハニカム構造を有する成形体の外周壁を含む外周部を加工除去し、隔壁で囲まれた流路のうち最外周に位置するものが、外部との間の隔壁を有しないことによって、外部に開口して軸方向に延びる凹溝を形成しているハニカム構造の成形体とした後、焼成を行い、外径265mm、全長L300mm、隔壁の厚さ0.3mm、隔壁のピッチ1.57mm、隔壁の気孔率65%、隔壁の平均細孔径20μmであり、隔壁で囲まれた流路のうち最外周に位置するものが、外部との間の隔壁を有しないことによって、外部に開口して軸方向に延びる凹溝を形成しているコージェライト質セラミックハニカム構造体を得た。
次に、図2に示す封止部5の形成装置11により、ハニカム構造体(1)の封止すべき流路4に、ノズル13の位置を合わせた後、このノズル13を下降させ流路4内に挿入し、タンク12を圧力Pで加圧すると共に軸16を上方(U)に移動してバルブ16vを開放し、ノズル13の開口部13aを介して、流入側封止部が、流入側端面7から区間L1入った位置となるよう、コーディエライト化原料からなるスラリーSを注入して、封止部を形成する。そして、スラリーSが所定量注入された後、タンク12への加圧(P)を中止すると共に軸16を下(U)に移動してバルブ16vを閉じ、スラリーSの注入を中止する。次に、ノズル13を流路4内から上昇させた後、ノズル13の位置に隣接する流路4の位置が一致するようX−Yステージを移動させ、ノズルを下降させて先のL1とは異なる位置でノズルを停止させた後、スラリーSを注入し封止部を形成する。さらに隣接する流路4にスラリーSの注入を繰り返し、ノズルの停止位置を調整することにより、流入側封止部5の流入側端面5aと流入側端面7との距離L1が、流路の対角線方向に隣接する流路4毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続しないように、封止部5を所望の流路に形成した後、乾燥を行った。このとき流入側封止部5の長さ5Lが、所望の長さとなるよう、スラリーSの注入量を調整した。一方、流出側封止部6の形成は、ハニカム構造体の流出側端面8にフィルムを貼り付けて、流入側封止部5が形成されていない流路に該当するフィルム部に貫通孔をあけ、別に準備したコーディエライト化原料からなる流出側封止部用スラリーを充填した容器中にハニカム構造体を流出側端面から浸漬して、流出側封止部用スラリーをフィルムの貫通孔から流路端部に浸入させ、流出側封止部6を形成した。その後、バッチ式焼成炉を用いて温度制御しつつ封止部5、6の焼成を行った後、外部に開口して軸方向に延びる凹溝に、コーディエライト粉末、コロイダルシリカ等からなる外周壁用ペーストを充填して外周壁を形成し、外径267mm、全長L300mm、隔壁の厚さ0.3mm、隔壁のピッチ1.57mmであり、排気ガス流入側の封止部が流入側端面から離れて配置されると共に、排気ガス流入側封止部が、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続しないよう配置された試験NO.1〜5のハニカムフィルタ10を作製した。
試験NO1〜5のハニカムフィルタの流入側端面に対して図6に示すよう、略中心部及び、外周に対する直径100mm及び200mmの同心円上の各々8箇所、計17箇所の測定用流路9を選択した上で、流入側端面7と流入側封止部5の流入側端面5aとの間の距離L1及び流入側封止部5の長さ5Lを測定した。このときの17箇所の測定用流路9におけるL1及び5Lの平均値を表1に示す。更にこの17箇所の測定用流路9の対角線方向に隣接する4つの流路のL1を測定し、前記測定用流路のL1とのΔLを算出して、ΔL/5Lを求めた結果を表1に示す。
(比較例)
試験NO.1〜5のセラミックハニカムフィルタにおいて、流入側目封止部を形成する際に、封止部5の端面5aが流入側端面7から一定の位置(120mm)となるようにした以外は、試験NO.1〜5のセラミックハニカムフィルタと同様にして試験NO.6のセラミックハニカムフィルタを作製した。
試験NO.1〜6のセラミックハニカムフィルタに対して、Pt、酸化セリウム、及び活性アルミナからなる触媒物質を隔壁表面及び隔壁中の細孔内部、更には目封止部表面及び目封止部中の細孔内部に担持させた。担持量はPt量で2g/L(ハニカムフィルタ容積1Lに対して2g担持の意味)とした。
上記のように作製した試験NO.1〜6のセラミックハニカムフィルタを排気系部品試験装置(図示せず)に設置し、セラミックハニカムフィルタの上流側に配置されたLPGを燃料とするバーナーによりフィルタ温度を600℃まで急加熱した後、室温まで急冷する繰り返し熱衝撃を10回加えた後、セラミックハニカムフィルタを取り出し、流入側封止部の存在する部位で、流路に垂直方向に切断して、流入側封止部と、隔壁の境界におけるキレツの発生状況を確認し、キレツが全く認められなかったものを(◎)、軽微なキレツが認められたものを(○)、キレツが認められたが実用上問題ないものを(△)、キレツ発生により流入側封止部の脱落が認められたものを(×)として表1に記載した。
Figure 2006334452
表1から、試料NO.1〜6のセラミックハニカムフィルタは、排気ガス流入側の封止部5が流入側端面から離れるとともに、隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続しないように配置されているので、封止部5と隔壁2との境界のキレツ確認の評価結果は、(△)または(○)(◎)であった。なかでも試料NO.4〜5のセラミッックハニカムフィルタは、ΔL/5Lが0.5以上であることから、キレツ確認の評価結果は、(◎)であった。なお、ΔL/5Lが1.0を越える試験NO.5のセラミックハニカムフィルタは隣接する流路でのPM捕集量の違いが大きくなり、車両搭載した場合、PM燃焼の制御が難しくなる虞がある。一方、全ての流入側封止部5の配置が均一(ΔL=0)である、試料NO.1のセラミックハニカムフィルタは、キレツ確認の評価結果が(×)であった。
本発明の実施の形態に係るハニカムフィルタ10を示し、(a)はハニカムフィルタの流入側端面を示す模式図、(b)は(a)でのA−A断面図、(c)は(b)でのB−B断面図である。 本発明の実施の形態に係るハニカムフィルタ10、20の封止部5の形成装置11の断面模式図である。 排気ガス中のPMを捕集、浄化する、従来のハニカムフィルタの一例の断面模式図である。 特許文献2に提案しているハニカムフィルタ50の断面模式図である。 排気ガス流入側の封止部が、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続するセラミックハニカムフィルタ 実施例における、流入側封止部のL1、5Lの測定用流路9の概略位置を示す図である。
符号の説明
10、20、40、50:ハニカムフィルタ(セラミックハニカムフィルタ)
1:外周壁
(1):ハニカム構造体(セラミックハニカム構造体)
2:隔壁
3、4:流路
5:流入側封止部
6:流出側封止部
5a:流入側封止部の流入側端面
5L:流入側封止部の長さ
7:流入側端面
8:流出側端面
9:測定用流路
11:排気ガス流入側の封止部の形成装置
12:スラリー貯留タンク
13:ノズル
14:ペースト注入機
15:パイプ
16:軸
16v:バルブ
ΔL:流路の対角線方向に隣接する一対の流路における排気ガス流入側封止部の流入側端面間の流路方向距離
L:全長
L1:排気ガス流入側端面7と流入側封止部の流入側端面5aとの距離
S:スラリー

Claims (3)

  1. セラミックハニカム構造体の所望の流路を封止することによりハニカム構造体の隔壁に排気ガスを通過させる構造のセラミックハニカムフィルタにおいて、排気ガス流入側の封止部が流入側端面から離れて配置されるとともに、前記排気ガス流入側封止部の流入側端面が、流路の対角線方向に隣接する流路毎に流路方向の位置を異ならせ、かつ一定のパターンで連続しないように配置されていることを特徴とするセラミックハニカムフィルタ。
  2. (前記流路の対角線方向に隣接する一対の流路における排気ガス流入側封止部の流入側端面間の流路方向距離)/(流入側封止部長さ)が0.3以上であることを特徴とする請求項1に記載のセラミックハニカムフィルタ。
  3. (前記流路の対角線方向に隣接する一対の流路における排気ガス流入側封止部の流入側端面間の流路方向距離)/(流入側封止部長さ)が0.5以上であることを特徴とする請求項1に記載のセラミックハニカムフィルタ。
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