JP2006332133A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 デバイスを形成する領域における半導体膜の電位を基板電位と同じにするか、別にするかのレイアウトの自由度を増加させることができる半導体装置を得る。
【解決手段】 半導体基板と、半導体基板上に形成された埋め込み絶縁膜と、埋め込み絶縁膜上に形成された半導体膜と、半導体膜の一部の領域を囲うように形成されたトレンチ分離と、トレンチ分離で囲まれた領域内に形成され、半導体膜及び埋め込み絶縁膜を貫通して半導体基板に接続された基板電位コンタクトとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、SOI基板と、表面側から基板電位を得るための基板電位コンタクトとを有する半導体装置及び半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体基板上に埋め込み絶縁膜を介して半導体膜(SOI膜)が形成されたSOI基板を用い、かつテープキャリアパッケージ(TCP)を用いた半導体装置では、基板の電位を裏面から得ることができない。このため、基板電位が浮遊して半導体装置の安定動作ができないだけでなく、耐圧の低下等も発生する。そこで、表面側から基板電位を得るために、半導体膜及び埋め込み絶縁膜を貫通して半導体基板に接続された基板電位コンタクトを形成する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−110990号公報
しかし、従来は、半導体膜と基板電位コンタクトが接続されることにより、半導体基板だけでなく半導体膜の電位も常に固定されるため、レイアウトの自由度が減少するという問題があった
また、従来は、基板電位コンタクトの形成は、他のコンタクトやトレンチ分離の形成とは別個に行っていた。このため、基板電位コンタクトの形成によって工程数が増えて、コストが増大し、工期も増えるといった問題もあった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、デバイスを形成する領域における半導体膜の電位を基板電位と同じにするか、別にするかのレイアウトの自由度を増加させることができる半導体装置を得るものである。また、第2の目的は、基板電位コンタクトの形成による工程数を削減することができる半導体装置の製造方法を得るものである。
本発明の請求項1に係る半導体装置は、半導体基板と、半導体基板上に形成された埋め込み絶縁膜と、埋め込み絶縁膜上に形成された半導体膜と、半導体膜の一部の領域を囲うように形成されたトレンチ分離と、トレンチ分離で囲まれた領域内に形成され、半導体膜及び埋め込み絶縁膜を貫通して半導体基板に接続された基板電位コンタクトとを有する。
本発明の請求項4に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板上に埋め込み絶縁膜を形成する工程と、埋め込み絶縁膜上に半導体膜を形成する工程と、半導体膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、層間絶縁膜を貫通する第1のコンタクトホールを形成する工程と、層間絶縁膜、半導体膜及び埋め込み絶縁膜を貫通する第2のコンタクトホールを形成する工程と、第1のコンタクトホールと第2のコンタクトホールに同時に導電物質を埋め込むことで、層間絶縁膜を貫通するコンタクトと、層間絶縁膜、半導体膜及び埋め込み絶縁膜を貫通して半導体基板に接続された基板電位コンタクトとを同時に形成する工程とを有する。
本発明の請求項5に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板上に埋め込み絶縁膜を形成する工程と、埋め込み絶縁膜上に半導体膜を形成する工程と、半導体膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、層間絶縁膜、半導体膜及び埋め込み絶縁膜を貫通する第1のコンタクトホールと、第1のコンタクトホールよりも開口幅が広い第2のコンタクトホールとを同時に形成する工程と、全面に絶縁物を堆積して第1のコンタクトホールを埋め込み、第2のコンタクトホールは完全には埋め込まず、隙間ができるようにする工程と、エッチバックにより第2のコンタクトホールの底面において半導体基板を露出させる工程と、第2のコンタクトホールに導電物質を埋め込むことで、層間絶縁膜、半導体膜及び埋め込み絶縁膜を貫通して半導体基板に接続された基板電位コンタクトを形成する工程とを有する。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明の請求項1に係る半導体装置により、デバイスを形成する領域における半導体膜の電位を基板電位と同じにするか、別にするかのレイアウトの自由度を増加させることができる。また、本発明の請求項4又は請求項5に係る半導体装置の製造方法により、基板電位コンタクトの形成による工程数を削減することができる。
実施の形態1.
図1(a)は本発明の実施の形態1に係る半導体装置を示す断面図であり、図1(b)はその上面図である。図示のように、半導体基板11上にSi0からなる埋め込み絶縁膜12が形成され、その上にSiからなる半導体膜13が形成されている。また、半導体膜13の一部の領域を囲うようにトレンチ分離19が形成されている。そして、このトレンチ分離19で囲まれた領域内に、半導体膜13及び埋め込み絶縁膜12を貫通して半導体基板11に接続された基板電位コンタクト18が形成されている。また、半導体膜13の表面にはLOCOS20が形成されている。
そして、トレンチ分離19で囲まれた領域内において、半導体膜13の表面にn型のウェル21、n型の不純物拡散層22、及びCoSi等のシリサイド23が形成されている。これらは基板電位コンタクト18に接続されている。また、半導体膜13上に層間絶縁膜24が形成されている。そして、この層間絶縁膜24を貫通して、ウェル21、不純物拡散層22及びシリサイド23に接続された、タングステンからなるコンタクト25が形成されている。さらに、層間絶縁膜24上に、コンタクト25と接続されたアルミ配線26が形成されている。
このようにアルミ配線26から半導体基板11までが短絡しているため、アルミ配線26から基板電位を供給することができる。そして、トレンチ分離で囲まれた領域内に基板電位コンタクトを形成し、それ以外の領域にデバイスを形成することで、デバイスを形成する領域における半導体膜の電位を基板電位と別にすることができる。また、コンタクト25と基板電位コンタクト18をウェル21及び不純物拡散層22を介して接続することで、抵抗を下げることができる。そして、シリサイド23上にコンタクト25を形成するため、コンタクト25と基板電位コンタクト18を直接接続する構成に比べて、位置合わせが容易となる。
上記の半導体装置の製造工程について図面を用いて説明する。まず、図2(a)に示すように、半導体基板11上に埋め込み絶縁膜12を形成し、この埋め込み絶縁膜12上に半導体膜13を形成する。次に、半導体膜13上に酸化膜14を形成する。そして、酸化膜14上にレジスト15を形成し、写真製版技術によりレジスト15をパターニングする。そして、このレジスト15をマスクにして酸化膜14、半導体膜13及び埋め込み絶縁膜12をドライエッチングすることにより、酸化膜14、半導体膜13及び埋め込み絶縁膜12を貫通するコンタクトホール16を形成し、半導体基板11を露出させる。その後、レジスト15を除去する。
次に、図2(b)に示すように、半導体基板11と同じ導電型のポリシリコン17を堆積してコンタクトホール16を埋め込む。この際、ポリシリコン17への不純物の導入には、イオン注入や、堆積時のイオンのドーピング等を用いる。
次に、図2(c)に示すように、エッチバックにより表面のポリシリコン17を除去する。これにより、コンタクトホール16に埋め込んだポリシリコン17により、基板電位コンタクト18が形成される。ここで、基板電位コンタクト18の表面が半導体膜13の表面と一致するようにエッチングを調整すれば、表面の段差を低減することができる。また、酸化膜14がエッチングされて半導体膜13がむき出しにならないように酸化膜14の膜厚を十分に確保する必要がある。その後、酸化膜14をエッチング除去して半導体膜13を露出させる。この酸化膜14の除去には、半導体基板11にダメージを与えないためにフッ酸を用いるのが有効である。
次に、図2(d)に示すように、基板電位コンタクト18の周りを囲うように、半導体膜13にトレンチ分離19を形成する。そして、半導体膜13の表面にLOCOS20を形成する。
次に、図2(e)に示すように、半導体膜13に不純物を注入してウェル21及び不純物拡散層22を形成する。そして、半導体膜13の表面にシリサイド23を形成する。これらは、他の領域にデバイスのウェルやソースドレイン等を形成する際に同時に形成することができる。次に、半導体膜13上に層間絶縁膜24を形成する。そして、層間絶縁膜24を貫通するようにコンタクト25を形成し、このコンタクト25と接続するようにアルミ配線26を層間絶縁膜24上に形成する。
図3(a)は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の変形例を示す断面図であり、図3(b)はその上面図である。図示のように、トレンチ分離19で囲まれた領域内に、基板電位コンタクト18だけでなく、ソースドレイン領域27とゲート電極28を含むトランジスタが形成されている。これにより、デバイスを形成する領域における半導体膜13の電位を基板電位と同じにすることができる。また、レイアウトの縮小化も可能である。
よって、トレンチ分離で囲まれた領域内に基板電位コンタクトを形成することで、デバイスを形成する領域における半導体膜の電位を基板電位と同じにするか、別にするかのレイアウトの自由度を増加させることができる。
図4は、実施の形態1に係る半導体装置の別の変形例を示す上面図である。図示のように、基板電位コンタクト18は、ソースドレイン領域27に対してゲート幅方向に配置されている。これにより、更にレイアウトの縮小化が可能である。
なお、基板電位コンタクト18を形成するためにポリシリコン17を用いたが、これに限定されず、導電性であれば何でも良くタングステン等でも構わない。また、基板電位コンタクト18を囲むトレンチ分離19の代わりに、分離特性に問題なければpn接合分離やLOCOSを用いてもよい。そして、寄生抵抗を低くしたい場合は基板電位コンタクト18を奥行き方向に伸ばし、レイアウトの縮小化を重視したい場合には基板電位コンタクト18をホール形状にすればよい。また、酸化膜14は、エッチバック時のストッパとなれば何でもよく、熱酸化膜、TEOS、SiNやSiONなどの積層構造であっても構わない。そして、基板電位コンタクト18の幅を十分に確保すれば、基板電位コンタクト18の直上にコンタクト25を配置することも可能である。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。まず、図5(a)に示すように、半導体基板11上に埋め込み絶縁膜12を形成し、この埋め込み絶縁膜12上に半導体膜13を形成する。次に、半導体膜13の一部の領域を囲うようにトレンチ分離31を形成する。そして、半導体膜13上に層間絶縁膜32を形成する。
次に、図5(b)に示すように、層間絶縁膜32上にレジスト34を形成し、写真製版技術によりレジスト34をパターニングする。そして、このレジスト34をマスクにして、層間絶縁膜32を酸化膜エッチングして、層間絶縁膜32を貫通する第1のコンタクトホール35を形成する。その後、レジスト34を除去する。
次に、図5(c)に示すように、層間絶縁膜32上にレジスト36を形成し、写真製版技術によりレジスト36をパターニングする。そして、このレジスト36をマスクにして、層間絶縁膜32、半導体膜13及び埋め込み絶縁膜12をドライエッチングして、層間絶縁膜32、半導体膜13及び埋め込み絶縁膜12を貫通する第2のコンタクトホール37を形成し、半導体基板11を露出させる。その後、レジスト36を除去する。
次に、図5(d)に示すように、全面に導電物質であるタングステンを堆積して第1のコンタクトホール35及び第2のコンタクトホール37を同時に埋め込んだ後に、エッチバックにより表面のタングステンを除去して、層間絶縁膜32を貫通するコンタクト38と、層間絶縁膜32、半導体膜13及び埋め込み絶縁膜12を貫通して半導体基板11に接続された基板電位コンタクト39とを同時に形成する。この際、タングステンを堆積する前に半導体基板11と同じ導電型のイオンを第1のコンタクトホール35及び第2のコンタクトホール37内に注入すれば、オーミック特性が向上し、抵抗を低減することができる。また、タングステンの半導体膜13への拡散を防ぐためにTiN等のバリア層を形成しても良い。なお、第1のコンタクトホール35及び第2のコンタクトホール37へ埋め込む物質は、タングステンに限らず、ポリシリコンやCu等の他の導電物質でもよい。
次に、図5(e)に示すように、コンタクト38と基板電位コンタクト39とそれぞれ接続するようにアルミ配線26を層間絶縁膜32上に形成する。
このように第1のコンタクトホール35及び第2のコンタクトホール37へのタングステンの埋め込みを同時に行って、通常のコンタクト38と基板電位コンタクト39を同時に形成することで、基板電位コンタクトの形成による工程数を削減することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。まず、図6(a)に示すように、半導体基板11上に埋め込み絶縁膜12を形成し、この埋め込み絶縁膜12上に半導体膜13を形成する。次に、半導体膜13上にSiOのLOCOSからなる層間絶縁膜41を形成し、この上にSiNからなる窒化膜42を堆積する。なお、窒化膜42上に更にTEOS膜を設けてもよい。
そして、窒化膜42上にレジスト43を形成し、写真製版技術によりレジスト43をパターニングする。そして、このレジスト43をマスクにして、窒化膜42、層間絶縁膜41、半導体膜13及び埋め込み絶縁膜12をドライエッチングして、窒化膜42、層間絶縁膜41、半導体膜13及び埋め込み絶縁膜12を貫通する第1のコンタクトホール44及び第2のコンタクトホール45を形成し、半導体基板11を露出させる。ただし、第2のコンタクトホール45は、第1のコンタクトホール44よりも開口幅が十分広くなるようにする。その後、レジスト43を除去する。
次に、図6(b)に示すように、全面に絶縁物であるTEOS酸化膜46を堆積する。この際、第1のコンタクトホール44は完全に埋め込んでトレンチ分離47を形成する。一方、第2のコンタクトホール45は完全には埋め込まず、十分に隙間ができるようにする。
次に、図6(c)に示すように、エッチバックにより表面のTEOS酸化膜46を除去すると共に、第2のコンタクトホール45の底面において半導体基板11を露出させる。なお、第1のコンタクトホール44及び第2のコンタクトホール45の形状やTEOS酸化膜46のカバレージによっては一度でうまく埋め込まれない場合があるため、図6(b)及び(c)の工程を何度か繰り返して行ってもよい。その後、窒化膜42を除去する。
次に、図6(d)に示すように、第2のコンタクトホール45に、半導体基板11と同じ導電型のポリシリコンを埋め込むことで、層間絶縁膜41、半導体膜13及び埋め込み絶縁膜12を貫通して半導体基板11に接続された基板電位コンタクト49を形成する。そして、エッチバックにより表面のポリシリコンを除去し、ストッパの窒化膜42も除去する。この際、ポリシリコンへの不純物の導入には、イオン注入や、堆積時のイオンのドーピング等を用いる。なお、ポリシリコンを堆積する前に半導体基板11と同じ導電型のイオンを第2のコンタクトホール45内に注入すれば、オーミック特性が向上し、抵抗を低減することができる。また、第2のコンタクトホール45へ埋め込む物質は、ポリシリコンに限らず、タングステンやCu等の他の導電物質でもよい。
次に、図6(e)に示すように、層間絶縁膜41上に層間絶縁膜32を形成する。そして、層間絶縁膜32を貫通するようにコンタクト38を形成し、このコンタクト38と接続するようにアルミ配線26を層間絶縁膜32上に形成する。
このように、基板電位コンタクト49を形成するための第2のコンタクトホール45と、トレンチ分離47を形成するための第1のコンタクトホール44を同時にセルフアラインで形成することで、基板電位コンタクトの形成のためのマスクの追加が不要であるため、工程数を削減することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。まず、実施の形態3と同様に図6(a)〜(c)の工程を行う。
次に、図7(a)に示すように、レジスト51を堆積して第2のコンタクトホール45を埋め込む。そして、写真製版技術によりレジスト51をパターニングする。そして、このレジスト51をマスクにして、層間絶縁膜41をドライエッチングして第3のコンタクトホール52を形成する。その後、レジスト51を除去する。
次に、図7(b)に示すように、全面にタングステンを堆積して第2のコンタクトホール45及び第3のコンタクトホール52を同時に埋め込んだ後に、エッチバックにより表面のタングステンを除去して、基板電位コンタクト53と通常のコンタクト54を同時に形成する。この際、タングステンを堆積する前に半導体基板11と同じ導電型のイオンを第2のコンタクトホール45内に注入すれば、オーミック特性が向上し、抵抗を低減することができる。また、タングステンの半導体膜13への拡散を防ぐためにTiN等のバリア層を形成しても良い。なお、第2のコンタクトホール45及び第3のコンタクトホール52へ埋め込む物質は、タングステンに限らず、ポリシリコンやCu等の他の導電物質でもよい。
次に、図7(f)に示すように、基板電位コンタクト53とコンタクト54にそれぞれ接続するようにアルミ配線26を層間絶縁膜41上に形成する。
以上説明した実施の形態4に係る半導体装置の製造方法により、実施の形態2及び実施の形態3の両方の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置を示す断面図(a)及び上面図(b)である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の変形例を示す断面図(a)及び上面図(b)である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の別の変形例を示す断面図(a)及び上面図(b)である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
符号の説明
11 半導体基板(SOI基板)
12 埋め込み絶縁膜(SOI基板)
13 半導体膜(SOI基板)
16 コンタクトホール
18,49,53,39 基板電位コンタクト
19,47,31 トレンチ分離
22 不純物拡散層
24,32 層間絶縁膜
25,38,54 コンタクト
26 アルミ配線
27 ソースドレイン領域
28 ゲート電極
35,44 第1のコンタクトホール
37,45 第2のコンタクトホール
46 酸化膜(絶縁物質)
52 第3のコンタクトホール

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された埋め込み絶縁膜と、
    前記埋め込み絶縁膜上に形成された半導体膜と、
    前記半導体膜の一部の領域を囲うように形成されたトレンチ分離と、
    前記トレンチ分離で囲まれた領域内に形成され、前記半導体膜及び前記埋め込み絶縁膜を貫通して前記半導体基板に接続された基板電位コンタクトとを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記トレンチ分離で囲まれた領域内の前記半導体膜の表面に設けられ、前記基板電位コンタクトと接続された不純物領域と、
    前記半導体膜上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜を貫通して前記不純物領域と接続されたコンタクトと、
    前記層間絶縁膜上に形成され、前記コンタクトと接続された電極とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記トレンチ分離で囲まれた領域内において、前記半導体膜上に形成されたゲート電極とソースドレイン領域を含むトランジスタを更に有し、
    前記基板電位コンタクトは、前記ソースドレイン領域に対してゲート幅方向に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 半導体基板上に埋め込み絶縁膜を形成する工程と、
    前記埋め込み絶縁膜上に半導体膜を形成する工程と、
    前記半導体膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を貫通する第1のコンタクトホールを形成する工程と、
    前記層間絶縁膜、前記半導体膜及び前記埋め込み絶縁膜を貫通する第2のコンタクトホールを形成する工程と、
    前記第1のコンタクトホールと前記第2のコンタクトホールに同時に導電物質を埋め込むことで、前記層間絶縁膜を貫通するコンタクトと、前記層間絶縁膜、前記半導体膜及び前記埋め込み絶縁膜を貫通して前記半導体基板に接続された基板電位コンタクトとを同時に形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 半導体基板上に埋め込み絶縁膜を形成する工程と、
    前記埋め込み絶縁膜上に半導体膜を形成する工程と、
    前記半導体膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜、前記半導体膜及び前記埋め込み絶縁膜を貫通する第1のコンタクトホールと、前記第1のコンタクトホールよりも開口幅が広い第2のコンタクトホールとを同時に形成する工程と、
    全面に絶縁物を堆積して前記第1のコンタクトホールを埋め込み、前記第2のコンタクトホールは完全には埋め込まず、隙間ができるようにする工程と、
    エッチバックにより前記第2のコンタクトホールの底面において前記半導体基板を露出させる工程と、
    前記第2のコンタクトホールに導電物質を埋め込むことで、前記層間絶縁膜、前記半導体膜及び前記埋め込み絶縁膜を貫通して前記半導体基板に接続された基板電位コンタクトを形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。



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