JP2006321311A - 自動車シートのロック機構に用いる操作機構 - Google Patents

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Tomohisa Kubota
友久 久保田
Akira Nemoto
晃 根本
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Abstract


【課題】操作レバーを双方解除操作可能にし、その双方解除操作の操作力にバラツキを防止できてコスト低減を図る。
【解決手段】所定の半径で円弧状に穴明けされるインナーおよびアウター側ガイド・スロット20、21を有し、シート・フレーム30に固定的に取り付けられるレバー・ブラケット11と、インナーおよびアウター側ノブ24、25を有し、インナーおよびアウター側ピン26、27を突き出し、そして、シートのインナーおよびアウター側にそのインナーおよびアウター側ノブ24、25を位置させ、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロット20、21にそのインナーおよびアウター側ピン26、27をはめ合わせてそのレバー・ブラケット11に支持され、ロック爪をロック外し可能にする双方操作レバー12と、そのシート・フレーム30および双方操作レバー12の間に配置されるインナーおよびアウター側リターン・スプリング13、14とを含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動車シートのロック機構に用いる操作機構に関し、特に、シート・クッション上にシート・バックを前倒し可能にする折りたたみシートや方向を変換可能にする回転シートなどのロック機構を解除する操作機構に関する。
通常、シート・クッション上にシート・バックを前倒し可能にする自動車の折りたたみシートでは、そのシート・バックが起こされてロック機構でそのシート・クッションに倒れ止めされ、また、そのロック機構が操作機構で解除されると、すなわち、ロック外しされると、そのシート・バックがそのシート・クッション上に前倒しされる。
その操作機構は、インナー側操作レバーおよびアウター側操作レバーを互いに連結する連結レバー機構では、その一方の操作レバーにケーブルを、その他方の操作レバーにリターン・スプリングをそれぞれ連結させ、そして、ロック爪にそのケーブルの先端を連結させてそのインナー側操作レバーでも、また、そのアウター側操作レバーでも解除操作可能にされ、一方、インナー側操作レバーおよびアウター側操作レバーに二叉ケーブル端を対応的に連結する二叉ケーブル機構では、その両操作レバーのそれぞれにリターン・スプリングを連結し、そして、ロック爪にその二叉ケーブルの先端を連結させてそのインナー側操作レバーでもそのアウター側操作レバーでも解除操作可能にされる。
その連結レバー型操作機構では、そのインナー側操作レバーおよびアウター操作レバーで操作力にバラツキがあり、また、その二叉ケーブル型操作機構では、その二叉ケーブルの内部抵抗で操作力が増大されるに加えて、コストが高く付いた。
特開平10−157499号公報
この発明の課題は、操作レバーに簡単な構造を採って双方解除操作可能にし、そして、その双方解除操作の操作力にバラツキを防止できてコスト低減を図るところの自動車シートのロック機構に用いる操作機構の提供にある。
この発明は、長さ方向のブラケット中間位置を中心として所定の半径で円弧状に穴明けされるインナーおよびアウター側ガイド・スロットを有し、そして、所定の箇所においてシート・フレームのインナーおよびアウター側間に渡されてそのシート・フレームに固定的に取り付けられるレバー・ブラケットと、インナーおよびアウター側レバー・エンドにインナーおよびアウター側ノブを有し、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロットに対応してインナーおよびアウター側ピンを突き出し、そして、シートのインナーおよびアウター側にそのインナーおよびアウター側ノブを位置させ、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロットにそのインナーおよびアウター側ピンを対応的にはめ合わせてそのレバー・ブラケットに支持され、そして、ロック爪をロック外し可能にする双方操作レバーと、そのシート・フレームおよび双方操作レバーの間に配置されるインナーおよびアウター側リターン・スプリングとを含む。
この発明では、双方操作レバーが1本のレバーの両端のそれぞれにノブを備え、その両ノブをシート両側に対応的に位置させて長さ方向の2箇所の支点でレバー・ブラケットに支持され、レバー中間に、すなわちその2箇所の支点間の中間にケーブルを取り付け可能にし、そして、操作時、その一方のノブにより遠い側の支点を回転中心としてそのケーブルを引き上げ、また、その他方ノブではその一方のノブと逆になる支点を回転中心としてそのケーブルを引き上げる構造を採るので、操作レバーが簡単な構造になって双方操作が可能になり、そして、双方操作に操作力のバラツキが防止されてコストが低減される。
そのレバー・ブラケットが、長さ方向のブラケット中間位置を中心として所定の半径で円弧状に穴明けされるインナーおよびアウター側ガイド・スロットを有し、そして、所定の箇所においてシート・フレームのインナーおよびアウター側間に渡されてそのシート・フレームに固定的に取り付けられ、また、その双方操作レバーが、1本のレバーであり、インナーおよびアウター側レバー・エンドにインナーおよびアウター側ノブを対応的に有し、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロットに対応してインナーおよびアウター側ピンを突き出し、そして、シートのインナーおよびアウター側にそのインナーおよびアウター側ノブを位置させ、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロットにそのインナーおよびアウター側ピンを対応的にはめ合わせ、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロットとそのインナーおよびアウター側ピンとによって設定される長さ方向の2箇所の支点でそのレバー・ブラケットに支持され、レバー中間に、すなわち、その2箇所の支点間の中間にケーブルを取り付け可能にし、そして、操作時、そのインナー側ノブによる解除操作では、遠い側のそのアウター側ピンによる支点を回転中心としてそのケーブルを引き上げ、また、そのアウター側ノブによる解除操作では、そのインナー側ノブと逆になって遠い側のそのインナー側ピンによる支点を回転中心としてそのケーブルを引き上げるところの双方操作を可能にする。
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明の自動車シートのロック機構に用いる操作機構を説明するに、図1は、ワゴンのセカンド・シートに活用されるところのこの発明の自動車シートのロック機構を用いる操作機構の具体例10を示し、そして、そのセカンド・シートは、そのワゴンのフロアに据え付けられるシート・クッション(図示せず)、そのシート・クッション上に前倒し可能に支持されるシート・バック、およびそのシート・バックに取り付けられるヘッドレスト(図示せず)などから組み立てられる。そのシート・バックは、起こされてロック機構(図示せず)でそのシート・クッションに倒れ止めされ、また、そのロック機構がその操作機構10で解除されると、そのシート・バックは、そのシート・クッション上に前倒しされる。
その操作機構10は、レバー・ブラケット11、双方操作レバー12、インナーおよびアウター側リターン・スプリング13、14、およびケーブル15などで組み立てられる。そのレバー・ブラケット11は、板状構造で長さ方向のブラケット中間位置を中心として所定の半径で円弧状に穴明けされるインナーおよびアウター側ガイド・スロット20、21を有し、そして、所定の箇所においてシート・バック・フレーム30のインナーおよびアウター側31、32間に渡されてそのシート・バック・フレーム30に固定的に取り付けられる。
その双方操作レバー12は、そのシート・バック・フレーム30のそのインナーおよびアウター側31、32に伸びる1本の板状レバーであり、インナーおよびアウター側レバー・エンド22、23にインナーおよびアウター側ノブ24、25を対応的に有し、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロット20、21に対応して裏面にインナーおよびアウター側ピン26、27を突き出し、そして、そのシート・バックのインナーおよびアウター側にそのインナーおよびアウター側ノブ24、25を対応的に位置させ、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロット20、21にそのインナーおよびアウター側ピン26、27を対応的にはめ合わせ、そして、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロット20、21とそのインナーおよびアウター側ガイド・スロット20、21に対応的にはめ合わせられるそのインナーおよびアウター側ピン26、27とによって設定される長さ方向の2箇所の支点でそのレバー・ブラケット11に上下方向に揺動可能に支持されてそのロック機構のロック爪(図示せず)をロック外しする操作を可能にする。
そのインナーおよびアウター側リターン・スプリング13、14は、そのインナーおよびアウター側ピン26、27に対応してそのシート・バック・フレーム30とその双方操作レバー12との間に配置される。
そのケーブル15は、その双方操作レバー12の長さ方向の中間に、すなわち、その2箇所の支点間の中間に一端を、そのロック機構のそのロック爪に他端をそれぞれ連結してそのロック爪をロック外し可能にする。
このセカンド・シートのシート・バックにおいて、33、34はインナーおよびアウター側ノブ・ガード・フレーム・メンバーである。
したがって、この操作機構10では、その双方操作レバー12は、そのインナー側ノブ24による解除操作では遠い側のそのアウター側ピン27による支点を回転中心としてそのケーブル15を引き上げてそのロック機構のそのロック爪をロック外しする。また、その双方操作レバー12は、そのアウター側ノブ25による解除操作ではそのインナー側ノブ24の場合と逆になって遠い側のそのインナー側ピン26による支点を回転中心としてそのケーブル15を引き上げてそのロック機構のそのロック爪をロック外しする。そのように、この操作機構10では、その双方操作レバー12が2箇所の支点を選択的に活用可能にしてレバー中間にそのケーブル15を連結することによって1本のレバーで双方解除操作が可能になり、その操作レバー12が簡単な構造になり、そして、その双方解除操作に操作力のバラツキが防止されてコストが低減される。勿論、この操作機構10は、自動車の回転シートのロック機構にも適用できる。
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
上述から理解されるように、この発明の自動車シートのロック機構に用いる操作機構は、長さ方向のブラケット中間位置を中心として所定の半径で円弧状に穴明けされるインナーおよびアウター側ガイド・スロットを有し、そして、所定の箇所においてシート・フレームのインナーおよびアウター側間に渡されてそのシート・フレームに固定的に取り付けられるレバー・ブラケットと、インナーおよびアウター側レバー・エンドにインナーおよびアウター側ノブを有し、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロットに対応してインナーおよびアウター側ピンを突き出し、そして、シートのインナーおよびアウター側にそのインナーおよびアウター側ノブを位置させ、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロットにそのインナーおよびアウター側ピンを対応的にはめ合わせてそのレバー・ブラケットに支持され、そして、ロック爪をロック外し可能にする双方操作レバーと、そのシート・フレームおよび双方操作レバーの間に配置されるインナーおよびアウター側リターン・スプリングとを含む自動車シートのロック機構に用いる操作機構では、その操作レバーがそのインナーおよびアウター側ガイド・スロットに対応的にはめ合わせられるそのインナーおよびアウター側ピンによる長さ方向の2箇所の支点を回転中心として選択的に活用可能になることによって簡単な構造になり、すなわち、1本のレバー構造になって双方解除操作が可能になり、その双方解除操作において操作力のバラツキが回避され、そして、コストが低減され、その結果、自動車シート、特に、折りたたみシートや回転シートなどにとって非常に有用で実用的である。
ワゴンのセカンド・シートに活用されるところのこの発明の自動車シートのロック機構に用いる操作機構の具体例を示した正面図である。
符号の説明
10 操作機構
11 レバー・ブラケット
12 双方操作レバー
13 インナー側リターン・スプリング
14 アウター側リターン・スプリング
15 ケーブル
20 インナー側ガイド・スロット
21 アウター側ガイド・スロット
22 インナー側レバー・エンド
23 アウター側レバー・エンド
24 インナー側ノブ
25 アウター側ノブ
26 インナー側ピン
27 アウター側ピン
30 シート・バック・フレーム
31 インナー側
32 アウター側

Claims (1)

  1. 長さ方向のブラケット中間位置を中心として所定の半径で円弧状に穴明けされるインナーおよびアウター側ガイド・スロットを有し、そして、所定の箇所においてシート・フレームのインナーおよびアウター側間に渡されてそのシート・フレームに固定的に取り付けられるレバー・ブラケットと、インナーおよびアウター側レバー・エンドにインナーおよびアウター側ノブを有し、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロットに対応してインナーおよびアウター側ピンを突き出し、そして、シートのインナーおよびアウター側にそのインナーおよびアウター側ノブを位置させ、そのインナーおよびアウター側ガイド・スロットにそのインナーおよびアウター側ピンを対応的にはめ合わせてそのレバー・ブラケットに支持され、そして、ロック爪をロック外し可能にする双方操作レバーと、そのシート・フレームおよび双方操作レバーの間に配置されるインナーおよびアウター側リターン・スプリングとを含む自動車シートのロック機構に用いる操作機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536656A (ja) * 2007-08-31 2010-12-02 ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー 車両用ヘッドレスト

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