JP2006316768A - エンジン始動システム、方法及びエンジン始動用回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 省エネルギー性を高めるとともに、アイドルストップからのスムーズで確実なエンジンの再始動を実現するエンジン始動システムを提供する。
【解決手段】 2つの電機子コイル31,32を持つモータ・ジェネレータ3を採用し、各電機子コイルを2つのインバータ5,7を介し第2,第1の蓄電池6,4に接続する。エンジン始動時、第1蓄電池4からスタータモータ2に給電する。アイドルストップからの再始動時には、2つの蓄電池6,4から2つのインバータ5,7を介して、2つの電機子コイル31,32に給電して2つの電機子形同期電動機でエンジンを再始動する。
エンジン運転中やブレーキ制御時には、2つのインバータ5,7をそれぞれ独立して制御し、両蓄電池4,6に充電(回生)制御する。
【選択図】 図2
【解決手段】 2つの電機子コイル31,32を持つモータ・ジェネレータ3を採用し、各電機子コイルを2つのインバータ5,7を介し第2,第1の蓄電池6,4に接続する。エンジン始動時、第1蓄電池4からスタータモータ2に給電する。アイドルストップからの再始動時には、2つの蓄電池6,4から2つのインバータ5,7を介して、2つの電機子コイル31,32に給電して2つの電機子形同期電動機でエンジンを再始動する。
エンジン運転中やブレーキ制御時には、2つのインバータ5,7をそれぞれ独立して制御し、両蓄電池4,6に充電(回生)制御する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両に搭載されるエンジンを始動させるエンジン始動システム、方法及びエンジン始動用回転電機などの改良に関する。
従来車両用エンジン、例えばガソリンエンジンにおいては、エンジンの始動時に、エンジンを所定の回転数以上にクランクさせる為の始動装置が設けられている。近年、走行中の車両停止時にも、アイドルストップを行い燃料消費を低減するシステムが広く採用されるようになってきた。
特許文献1及び2には、エンジン始動専用スタータモータのほかに、交流発電機とインバータ(可逆電力変換器)を組合わせてモータとしても機能させ、エンジン再始動時に用いること、並びに、蓄積エネルギー不足時に、互いにアシストする技術を開示している。
また、特許文献3は、2組の電機子コイルを持つ車両用交流発電機を開示している。
特許文献1,2に開示された技術では、車両のブレーキ時のエネルギーを十分に回生できず、省エネルギー性を満足できない欠点があった。
また、アイドルストップからのスムーズで確実なエンジンの再始動性も不十分なきらいがあった。
本発明の目的は、車両のブレーキ時のエネルギーを十分に回生でき、省エネルギー性を高めたエンジン始動システム又はエンジン始動方法を提供することである。
本発明の他の目的は、アイドルストップからのスムーズで確実なエンジンの再始動が可能なエンジン始動システム又はエンジン始動方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、省エネルギー性を高めたエンジン始動システムを構成するためのエンジン始動用回転電機を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、省エネルギー性を高めたエンジン始動システムを構成するためのインバータモジュールを提供することである。
本発明の望ましい実施態様においては、2つの電機子コイルを有するモータ・ジェネレータを用い、その2つの電機子コイルと2つの蓄電池との間にそれぞれインバータを接続し、アイドルストップからエンジン再始動時には、少なくとも一方の蓄電池からインバータを介してモータ・ジェネレータの電機子コイルに給電し、回生時には、2つのインバータをそれぞれ順変換器(回生)制御して2つの蓄電池にそれぞれ独立して充電制御することを特徴とする。
また、本発明の望ましい実施態様においては、エンジンのアイドルストップからの再始動時には、2つの蓄電池から、それぞれインバータを介してモータ・ジェネレータの2つの電機子コイルに給電することにより、モータ・ジェネレータの2つの電機子コイルによるモータリングトルクによってエンジンを再始動するように構成したことを特徴とする。
さらに、本発明の望ましい実施態様においては、エンジン始動用回転電機として、2組の電機子コイルを備え、それぞれの電機子コイルを異なる2つのインバータに接続可能に構成したことを特徴とする。
さらにまた、本発明の望ましい実施態様においては、エンジン始動用インバータモジュールとして、スイッチングトランジスタを3相ブリッジ接続した2つのインバータ主回路と、これらのトランジスタ群にスイッチング信号を供給するゲートドライバとを内蔵し、2組の直流端子と、2組の交流端子とを備えたことを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様によれば、車両のブレーキエネルギーを十分に回生でき、省エネルギー性を高めたエンジン始動システム又は始動方法を提供することができる。
また、本発明の望ましい実施態様によれば、アイドルストップからのスムーズで確実なエンジンの再始動を得ることができる。
さらに、本発明の望ましい実施態様によれば、省エネルギー性を高めたエンジン始動システムを構成するためのエンジン始動用回転電機を提供することができる。
さらにまた、本発明の望ましい実施態様によれば、省エネルギー性を高めたエンジン始動システムを構成するためのインバータモジュールを提供することができる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施形態の中で明らかにする。
以下に、本発明の一実施形態によるエンジン始動システムについて、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるエンジン始動システムのブロック構成図である。エンジン1には、このエンジン1を主として初期始動するためのスタータモータ2と、主としてアイドルストップから再始動するためのモータ・ジェネレータ(MG)3とが付設されている。スタータモータ2は、第1の蓄電池4のエネルギーで駆動される。一方、モータ・ジェネレータ3としては、図2を参照して後述するように、2系統の三相交流出力を有する同期発電機を用いる。このモータ・ジェネレータ3は、界磁極を有する回転子と、2系統の電機子コイルを有する固定子とを備えている。このため、2つの3相電機子コイルに3相交流電流を流すと回転磁界が発生し、この回転磁界を回転子の回転位置及び回転速度に合わせて制御することにより、2つの同期電動機としての回転トルクが発生する。モータ・ジェネレータ3により発生する回転トルクは電流の大きさにほぼ比例し、モータ・ジェネレータ3の回転数は交流電流の周波数により制御される。
また、モータ・ジェネレータ3の第1の電機子コイルには、第1のインバータ5を介して第2の蓄電池6が接続され、さらに、第2の電機子コイルには、第2のインバータ7を介して前記第1の蓄電池4が接続されている。モータ・ジェネレータ3及び第1,第2のインバータ5,7ならびに第1,第2の蓄電池4,6には、各々の蓄電池の充電状態SOC( State Of Charge )を検出するための蓄電池センサ8,9を介してコントローラ10が接続されている。第1の蓄電池4の定格は通常12[V]であり、第2の蓄電池6の定格は、12[V]でもよいが例えば36〜48[V]程度の高電圧に設定される場合もある。第1,第2のインバータ5,7は、直流/交流間に可逆的に電力を変換する機能を有するとともに、交流側の周波数及び電流値を調整する機能をも有する。第1,第2の蓄電池4,6の少なくとも一方は、SOC制御が楽で電圧垂下の少ない捲回鉛電池又はリチウム電池により構成することが望ましい。
モータ・ジェネレータ3の主軸11には、プーリ12が取り付けられている。また、クランクシャフト13にはプーリ15が、クラッチ14を介して連結/開放自在に接続される。このエンジン側のプーリ15と、前記モータ・ジェネレータ側のプーリ12との間にベルト16が巻き掛けられている。
一方、主として初期の始動に用いるスタータモータ2は、マグネチックシフト式、又はリダクションギヤ式などのように、公知の構造を有する直流モータである。そして、スタータモータ2の出力軸17には、ピニオンギヤ(平歯車)18が設けられている。この出力軸17は、図示しない出没機構により、軸線方向に往復移動可能に構成されている。前記クランクシャフト13のフライホイール19には、リングギヤ(平歯車)20が形成されている。
このエンジン始動システムは、初期スタータモータ2でエンジンを始動後、イグニッションスイッチの信号以外の条件に基いて、運転状態にあるエンジン1を自動停止すなわちアイドルストップさせる。一方、アイドルストップしているエンジン1を、アクセル踏込みなどに応答して運転状態に自動復帰させる。これを再始動と称する。ここで、エンジン1を自動停止させる条件の1つに、第1,第2の蓄電池4,6の充電量SOCが所定値以上であることが挙げられる。
図2は、本発明の一実施形態によるエンジン始動システムにおける回転電機、インバータモジュール、蓄電池及び電気負荷からなる電気系統図である。図において、モータ・ジェネレータ3は、第1,第2の3相電機子コイル31,32が同一ステータ(図示せず)に巻装されている。また、界磁コイル33を巻装した回転子(図示せず)及びこの回転子の回転を検出する回転センサ34を備えている。第1,第2の電機子コイル31,32の巻数は、通常、第1,第2の蓄電池4,6の定格がいずれも12[V]の場合は同一巻数で、第2の蓄電池6の定格を36〜48[V]にする場合には、第1の電機子コイル31の巻数をほぼ電圧に比例して増やす。また、第1,第2の蓄電池4,6の少なくとも一方には、捲回鉛電池又はリチウム電池を採用することが望ましい。
第1,第2のインバータ5,7は、各インバータを別体あるいは一体どちらで構成してもよいが、この実施形態では、制御回路21を含め一体化し、インバータモジュール20としている。2つのインバータは、図示するように、MOSトランジスタを3相ブリッジ接続している。このインバータモジュール20内には、必ずしも制御回路21の全てを一体化する必要はないが、少なくとも、2つのインバータのスイッチング素子を駆動するゲートドライバを含めることが望ましい。制御回路21は、回転センサ34からのモータ・ジェネレータ3の回転角信号、蓄電池センサ8,9からの第1,第2の蓄電池4,6のSOC検出信号、並びに車両の上位コントローラ10からの指令によって制御動作を行う。すなわち、モータ・ジェネレータ3を、モータモード、発電機モード及びモード切替えに必要な制御を行うように構成され、この実施形態では、モータ・ジェネレータ3の界磁コイル33の励磁制御も実行する。
電気負荷40は、第1の蓄電池4から給電される複数の負荷をまとめて示したものであり、スタータモータ2をも含むものとする。電気負荷50は、第2の蓄電池6により給電される複数の負荷をまとめたものである。通常、図1のスタータモータ2を含む負荷40は、第1の蓄電池4から電力を供給され、他方、アイドルストップ時に必要な電力、すなわち、エンジン停止中でも必要な補機などは、負荷50として、第2の蓄電池6から供給することが好ましい。
次に、本発明の一実施形態による電気車制御装置のエンジン始動システムの基本動作を説明する。コントローラ10は、エンジン始動時に、図示しないキースイッチにより第1の蓄電池4から電気負荷40内のスタータモータ2に給電し、これを駆動してエンジン1を始動する。
制御回路21は、モータ・ジェネレータ3の回転センサ34の回転信号や、コントローラ10からの指令を受け、2つのインバータ5,7内のMOSトランジスタを制御するとともに、モータ・ジェネレータ3の界磁コイル33へ供給する励磁電流制御を行う。
エンジン1の運転中は、モータ・ジェネレータ3の第1,第2の電機子コイル31,32に発生した交流をそれぞれ第1,第2のインバータ5,7を独立して制御し、第2,第1の蓄電池6,4の充電制御を行う。この制御の中には、走行中減速、ブレーキング等が発生した場合の情報を得ての回生制御も含まれる。例えば、減速時、ブレーキング時は、第2の蓄電池6への充電電圧を上げて、エネルギーを回収するように制御する。
このように、それぞれ第1,第2のインバータ5,7を独立して制御し、第2,第1の蓄電池6,4の充電制御を行うことにより、車両のブレーキエネルギーを十分に回生でき、省エネルギー性を高めたエンジン始動システム又は始動方法を提供することができる。
アイドルで車両停止時、第1,第2の蓄電池4,6の充電状態が所定の範囲で、その他のエンジン停止判定条件を満たすとき、コントローラ10のアイドルストップ指令によりエンジン1は停止する。第1,第2の蓄電池4,6の充電量が低い場合には、エンジン停止モードに移行しないようコントローラ10が制御する。
コントローラ10は、アイドルストップによるエンジン停止時に、図示しない補機を駆動する場合には、電磁クラッチ14を開放し、モータ・ジェネレータ3をモータリングして、図示しない別のベルトを介して補機を駆動する。
また、図示しないアクセルペダルの操作時、コントローラ10は、再始動指示を制御回路21に指令し、モータ・ジェネレータ3によりエンジン1を再始動する。モータ・ジェネレータ3は、第2の蓄電池6から第1のインバータ5を介して第1の電機子コイル31に給電され、エンジン1を再始動させる。このとき、第2の蓄電池6の蓄積容量が不足している場合には、第1の蓄電池4から第2のインバータ7を介して第2の電機子コイル32に給電を受け駆動トルクを発生することができ、よりスムーズで、確実なエンジンの再始動を実現できる。
また、常時、2つのインバータを制御し、2つの蓄電池のエネルギーを用いて再始動するようにすれば、蓄電池1個当たりの電流負担が減り、蓄電池寿命を延長することができ、極めて好都合である。
蓄電池の少なくとも一方に、捲回鉛電池又はリチウム電池を使用すれば、従来の鉛蓄電池に比べ電圧垂下をさらに抑えられる。
再始動時、モータ・ジェネレータ3だけでなく、スタータモータ2によるアシストの制御を掛けてもよい。
1…エンジン、2…スタータモータ、3…モータ・ジェネレータ、31…第1の電機子コイル、32…第2の電機子コイル、33…界磁コイル、34…回転センサ、4…第1の蓄電池、5…第1のインバータ、6…第2の蓄電池、7…第2のインバータ、8,9…蓄電池センサ、10…コントローラ、20…インバータモジュール、21…制御回路、40,50…負荷。
Claims (9)
- 第1及び第2の蓄電池を有し、このいずれかの蓄電池の貯蔵エネルギーによりエンジンを始動するエンジン始動システムにおいて、第1及び第2の電機子コイルを有するモータ・ジェネレータと、これら第1及び第2の電機子コイルと前記第1及び第2の蓄電池との間にそれぞれ接続された第1及び第2のインバータと、前記第1及び/又は第2の蓄電池から前記第1及び/又は第2のインバータを介して前記モータ・ジェネレータの第1及び/又は第2の電機子コイルに電力を供給して、アイドルストップした前記エンジンを再始動する再始動制御手段と、前記第1及び第2のインバータをそれぞれ順変換器制御して前記第1及び第2の蓄電池に充電する充電制御手段とを備えたことを特徴とするエンジン始動システム。
- スタータモータに給電する第1の蓄電池と、モータ・ジェネレータに給電する第2の蓄電池と、これらスタータモータ及び/又はモータ・ジェネレータによりエンジンを始動するエンジン始動システムにおいて、前記モータ・ジェネレータに設けられた第1及び第2の電機子コイルと、前記モータ・ジェネレータの前記第1の電機子コイルと前記第2の蓄電池との間に接続された第1のインバータと、前記モータ・ジェネレータの前記第2の電機子コイルと前記第1の蓄電池との間に接続された第2のインバータと、前記第1の蓄電池から前記スタータモータへの給電及び/又は、前記第2の蓄電池から前記第1のインバータを介して前記モータ・ジェネレータの第1の電機子コイルへの給電によってエンジンを始動するエンジン始動制御手段と、前記第1及び第2のインバータをそれぞれ独立に制御して、前記第2及び第1の蓄電池を充電する充電制御手段とを備えたことを特徴とするエンジン始動システム。
- 第1の蓄電池と、この蓄電池の電力により駆動されるスタータモータと、第2の蓄電池と、エンジンの回転軸と連結されるモータ・ジェネレータと、このモータ・ジェネレータの第1の電機子コイルと前記第2の蓄電池との間で電力の授受を行う第1のインバータと、エンジンの始動時に、前記第1及び/又は第2の蓄電池の電力によりそれぞれスタータモータ及び/又は前記モータ・ジェネレータを選択的に駆動する始動制御手段と、前記モータ・ジェネレータの前記第1の電機子コイルから前記第1のインバータを介して前記第2の蓄電池を充電する第2蓄電池充電制御手段とを備えたエンジン始動システムにおいて、前記モータ・ジェネレータに設けられた第2の電機子コイルと、この第2の電機子コイルと前記第1の蓄電池との間で電力の授受を行う第2のインバータと、前記モータ・ジェネレータの前記第2の電機子コイルから前記第2のインバータを介して前記第1の蓄電池を充電する第1蓄電池充電制御手段とを備えたことを特徴とするエンジン始動システム。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、エンジン始動時には、前記第1の蓄電池からスタータモータに給電するとともに、前記第2の蓄電池から前記モータ・ジェネレータの第1の電機子コイルに給電してアシストするように構成したことを特徴とするエンジン始動システム。
- 請求項1〜4のいずれかにおいて、エンジンのアイドルストップからの再始動時には、前記第2の蓄電池から前記第1のインバータを介して前記モータ・ジェネレータの第1の電機子コイルに給電するとともに、前記第1の蓄電池から前記第2のインバータを介して前記モータ・ジェネレータの第2の電機子コイルに給電するように構成したことを特徴とするエンジン始動システム。
- 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記第1,第2の蓄電池の少なくとも一方は、捲回鉛電池又はリチュウム電池であることを特徴とするエンジン始動システム。
- エンジンの回転軸に連結され、ステータに電機子コイルと、ロータに界磁極を備えた交流同期機であって、第1及び第2の2組の電機子コイルを備え、それぞれの電機子コイルが異なる第1及び第2のインバータに接続可能に構成したことを特徴とするエンジン始動用回転電機。
- スイッチングトランジスタを3相ブリッジ接続した2つのインバータ主回路と、これらのトランジスタ群にスイッチング信号を供給するゲートドライバとを内蔵し、2組の直流端子と、2組の交流端子とを備えたことを特徴とするエンジン始動用インバータモジュール。
- 第1及び第2の蓄電池の貯蔵エネルギーによりエンジンを始動するエンジン始動方法において、モータ・ジェネレータの第1及び第2の電機子コイルと前記第1及び第2の蓄電池との間にそれぞれ第1及び第2のインバータを接続するステップと、前記第1及び/又は第2の蓄電池から前記第1及び/又は第2のインバータを介して前記モータ・ジェネレータの第1及び/又は第2の電機子コイルに電力を供給して、アイドルストップした前記エンジンを再始動するステップと、前記第1及び第2のインバータをそれぞれ順変換器制御して前記第1及び第2の蓄電池に充電するステップとを備えたことを特徴とするエンジン始動方法。
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