JP2006316569A - スライドドアのロック装置 - Google Patents

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隆之 小畑
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Abstract

【課題】複雑な構成とすることなく、スライドドアをスライド移動させる際のハンドルの解除操作に必要な操作力を低減することができるスライドドアのロック装置の提供。
【解決手段】スライドドアを閉鎖位置で保持するための第1ロック機構を解除する第1ロック解除レバー23と、開放位置で保持するための第2ロック機構を解除する第2ロック解除レバー24と、スライドドアの位置に拘わらず同一方向の解除操作がなされるハンドルと、スライドドアが閉鎖位置に位置するか否かを検知する検知手段20とを備える。スライドドアが閉鎖位置に移動されると、ロッド33のガイドピン部33cは第1ロック解除レバーの第一開口部28内で車両の後方側に移動し、ハンドルの解除操作によりケーブル部19a引っ張られると第1ロック解除レバーは回動してクロー22との係合が解かれるが、第2ロック解除レバーは回動せず、解除操作を第2ロック機構に伝えない。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両にスライド移動自在に設けられたスライドドアを開放位置および閉鎖位置でそれぞれ保持する各ロック手段を有するスライドドアのロック装置に関する。
従来、車両には、そのドア開口部を開閉するためのスライド移動自在なスライドドアと、閉鎖位置でスライドドアを保持する第1ロック機構と、開放位置でスライドドアを保持する第2ロック機構とを備えるものが知られている。このものでは、スライドドアに設けられたインサイドハンドルあるいはアウトサイドハンドルを解除操作することにより第1ロック機構および第2ロック機構によるスライドドアの保持を解除し、スライドドアのスライド移動を可能とするロック装置が採用されている。
ところが、このロック装置では、インサイドハンドルあるいはアウトサイドハンドルの解除操作が第1ロック機構および第2ロック機構の両方を解除する構成とされている。このため、例えば、スライドドアが閉鎖位置に位置し第2ロック機構を解除させる必要のない場合であっても、インサイドハンドルあるいはアウトサイドハンドルの解除操作には、第2ロック機構を動作させる操作力が付加され、大きな操作力が必要となる。
このため、インサイドハンドルを開方向と閉方向との二つの異なる動きを可能とし、対を成して設けられた入力レバーがインサイドハンドルの動きを選択的に受け、各入力レバーがそれぞれ異なるトルク伝達経路を有し、その一方が第1ロック機構にかつ他方が第2ロック機構に接続した構成としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このものでは、インサイドハンドルの2種類の解除操作に応じて第1ロック機構あるいは第2ロック機構のいずれか一方のみを動作させることができ、大きな力を必要とすることなくインサイドハンドルを操作することができる。
特開平10−317756号公報(第2−6頁、第2図)
しかしながら、このスライドドアのロック装置では、インサイドハンドルが二つの異なる動きが可能とされ、かつそれぞれの動きに対応するトルク伝達経路を設けられており、複雑な構成となっている。このような複雑な構成は、構成部品の増加を招き、ロック装置の重量の増加を招いてしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、複雑な構成とすることなく、スライドドアをスライド移動させるためにスライドドアの保持を解除する際のハンドルの解除操作に必要な操作力を低減することができるスライドドアのロック装置を提供することを目的とするものである。
上記した課題を解決するために、本発明に係るスライドドアのロック装置は、開放位置と閉鎖位置との間でスライド移動自在なスライドドアと、閉鎖位置でスライドドアを保持するための第1ロック機構と、開放位置でスライドドアを保持するための第2ロック機構と、スライドドアの保持を解除するためにスライドドアの位置に拘わらず操作方向が同一の解除操作がなされるハンドルと、ハンドルの解除操作を両ロック機構に伝える伝達機構と、スライドドアが閉鎖位置に位置するか否かを検知する検知手段とを備え、伝達機構は、検知手段によりスライドドアが閉鎖位置に位置すると検知された場合、ハンドルの解除操作を第1ロック機構に伝え、かつ第2ロック機構に伝えない。
本発明によれば、スライドドアが閉鎖位置に位置するときハンドルの解除操作を第1ロック機構のみに伝えることができるので、スライドドアが閉鎖位置に位置し第2ロック機構を解除させる必要がない場合、第2ロック機構を作動させることはなく、ハンドルの操作力を低減することができる。また、本発明では、スライドドアの位置に応じてハンドルの操作方向を変えることなく、検知手段の検知に基づき必要のない場合には伝達手段が第2ロック機構にハンドルの解除操作を伝えない構成であるので、ハンドルの操作方向を2方向に設定しかつ各操作方向に応じた伝達手段を設ける必要がないことから、簡単な構成となり、重量の増加を招くことを防止することができる。
以下に、本発明に係るスライドドアのロック装置の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係るスライドドアのロック装置10が採用された車両40を模式的に示す斜視図である。
車両40には、その側部40aにスライドドア11が設けられている。側部40aには、スライドドア11の上部および下部に位置するレール(図示せず。)と、両レールの中間の高さに位置するレール41とが車両40の前後方向に沿って配設されている。スライドドア11は、各レールに保持され、閉鎖位置Cと開放位置Oとの間で、側部40aに沿って車両40の前後方向にスライド移動自在とされている。スライドドア11は、スライド移動することにより、側部40aに設けられたドア開口部42を開閉することができる。
スライドドア11には、ロック装置10が設けられている。ロック装置10は、スライドドア11の閉鎖位置Cあるいは開放位置Oでの保持およびその解除のために設けられている。
ロック装置10は、図2に示すように、第1ロック機構12と、第2ロック機構13と、インサイドハンドル14(図3参照。)と、アウトサイドハンドル15と、ドアハンドル機構16とを有する。
第1ロック機構12は、フロント第1ロック機構17と、リア第1ロック機構18とを有する。フロント第1ロック機構17は、スライドドア11の前端部11aと、これに対向するドア開口部42(図4参照。)とを跨いで配設されている。リア第1ロック機構18は、スライドドア11の後端部11bと、これに対向するドア開口部42とを跨いで配設されている。第1ロック機構12は、フロント第1ロック機構17およびリア第1ロック機構18が保持状態とされることにより、スライドドア11を閉鎖位置Cで保持する。
第2ロック機構13は、スライドドア11の下端部11cと、開放位置Oに位置するスライドドア11の下端部11cに対向する側部40aの部分とを跨いで配設されており、スライドドア11を開放位置Oで保持することができる。
インサイドハンドル14は、スライドドア11の車室側に設けられており、揺動可能(図3矢印B参照。)とされている。アウトサイドハンドル15は、スライドドア11の外部側に設けられており、揺動可能(図2矢印D参照。)とされている。インサイドハンドル14およびアウトサイドハンドル15は、第1ロック機構12および第2ロック機構13によるスライドドア11の保持の解除のための解除操作がなされる。この解除操作は、スライドドア11の位置に拘わらず、それぞれ上記した同一方向の揺動運動となるように設定されている。両ハンドル14、15の揺動運動は、ドアハンドル機構16およびケーブル19を介して第1ロック機構12および第2ロック機構13に伝えられる。ドアハンドル機構16は、両ハンドル14、15の揺動運動を受けてケーブル19を引っ張る。第1ロック機構12および第2ロック機構13は、ケーブル19が引っ張られると保持状態を解除する。
スライドドア11は、閉鎖位置Cに位置するとき第1ロック機構12により保持されており、開放位置Oに位置するとき第2ロック機構13により保持されているため、いずれの状態であっても、スライド移動させるために保持状態を解除する必要がある。このため、乗員は、インサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15を解除操作し揺動運動させる。この両ハンドル14、15の揺動運動により、第1ロック機構12および第2ロック機構13は、ドアハンドル機構16およびケーブル19を介して保持状態が解除される。これにより、乗員は、スライドドア11をスライド移動させることが可能となる。
実施例1に係るロック装置10では、第1ロック機構12のフロント第1ロック機構17に検知手段20(図4参照。)が設けられている。検知手段20は、スライドドア11が閉鎖位置Cに位置しているか否かを検知することができる。ロック装置10は、スライドドア11が閉鎖位置Cに位置していると検知手段20が検知した場合、インサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15のいずれに解除操作がなされても、第2ロック機構13に引張力を伝えないように構成されている。このため、ロック装置10では、ケーブル19がケーブル部19aとケーブル部19bとを有しており、ケーブル部19aがドアハンドル機構16から第1ロック機構12へと引張力を伝え、ケーブル部19bがフロント第1ロック機構17から第2ロック機構13へと引張力を伝える構成とされている。
フロント第1ロック機構17および検知手段20の詳細な構成を説明する。図4は、フロント第1ロック機構17が解除状態であり、かつ両ハンドル14、15が解除操作されていない初期設定位置でのフロント第1ロック機構17および検知手段20を模式的に示す平面図である。フロント第1ロック機構17は、ストライカ21と、クロー22と、第1ロック解除レバー23と、第2ロック解除レバー24とを有する。
ストライカ21は、円柱形状を呈する部材がコ字状に曲げ加工されて形成され、ドア開口部42から立ち上がるように設けられている。クロー22は、スライドドア11の内方に設けられたブラケット25に取り付けられており、軸部26を中心として回動可能とされている(矢印E参照。)。クロー22は、ストライカ21の受け入れを許す溝22aと、後述する係止爪27に係合可能なクロー係合爪22bとを有する。フロント第1ロック機構17は、スライドドア11が閉鎖位置Cに位置すると、ストライカ21がクロー22の溝22aに進入し、このストライカ21に付勢されてクロー22が揺動し、ストライカ21がクロー22に係合する(図9参照。)。この係合状態は、第1ロック解除レバー23により保たれる。
第1ロック解除レバー23は、図6に示すように、全体に長尺の板形状を呈し(図4参照。)、係止爪27と、第1開口部28と、第1ケーブル取付部29とを有する。係止爪27は、第1ロック解除レバー23の長尺方向に直交して突出する突出部23aに設けられており、クロー22のクロー係合爪22bと係合可能な形状を呈している。第1ロック解除レバー23は、その係止爪27がクロー22のクロー係合爪22bと係合することにより、ストライカ21と係合した状態でクロー22の解除方向への回動を止めることができる(図9参照。)。
第1開口部28は、第1ロック解除レバー23の長尺方向と平行に延在する長孔形状を呈している。第1開口部28は、後述するように、その車両40の前方側の端部にドア開放位置Doを規定し、その車両40の後方側の端部にドア閉鎖位置Dcを規定する。第1ケーブル取付部29は、係止爪27と反対側の端部に設けられている。第1ケーブル取付部29には、ドアハンドル機構16に通じるケーブル部19aの端部が取り付けられる。ケーブル部19aは、車両40の前後方向を含む垂直面に沿って、第1ケーブル取付部29を中心に揺動可能とされている。
第2ロック解除レバー24は、図7に示すように、全体に長尺の板形状を呈し(図4参照。)、第2開口部30と、第2ケーブル取付部31とを有する。第2開口部30は、開口基部分30aと、開口拡張部分30bとで構成されている。開口基部分30aは、第1開口部28に等しい形状を呈している。開口拡張部分30bは、ドア開放位置Doを除く第1開口部28に等しい長さ寸法の矩形状を呈し、開口基部分30aと連続してその上方に位置している。このため、第2開口部30は、第1開口部28をそのドア閉鎖位置Dcから上方へ拡張した開口形状とされており、後述するガイドピン部33cは、第2開口部30の内方でドア閉鎖位置Dcから上方へ移動可能とされている。第2ケーブル取付部31は、車両40の後方側に位置する端部に設けられている。第2ケーブル取付部31には、第2ロック機構13に通じるケーブル部19bが取り付けられる。ケーブル部19bは、車両40の前後方向を含む垂直面に沿って、第2ケーブル取付部31を中心に揺動可能とされている。
第1ロック解除レバー23および第2ロック解除レバー24は、図4および図5に示すように、軸部32を回転中心としてそれぞれが別々に回動可能にブラケット25に取り付けられており、第2開口部30の開口基部分30aと第1開口部28とが一致するように並列されている。この互いに通じる第1開口部28および第2開口部30は、検知手段20の一部として機能する。
検知手段20は、両開口部28、30に加えて、ロッド33と、ガイド部材34とを有する。ロッド33は、図8に示すように、円柱形状の部材が曲げ加工されて形成されており、本体部33aと、受け部33bと、ガイドピン部33cとを有する。本体部33aは、二つの延在方向が直交するくの字状を呈しており、クロー22の側方から車両40の前後方向に沿い、かつその延在する先端位置から車両40の高さ方向に沿うように配設される(図3参照。)。本体部33aの両端部から、受け部33bおよびガイドピン部33cが車幅方向に沿って延在している。受け部33bには、その伸長方向に沿ってストライカ21との面当接が可能な凹所33dが設けられている。ガイドピン部33cは、重ねられた第1開口部28および第2開口部30に挿通されている。ガイドピン部33cは、第1開口部28に摺動可能に嵌合し、移動範囲が第1開口部28の内方でその伸長方向に沿う直線上に拘束されている。このガイドピン部33cの先端には、取付部33eが設けられており、取付部33eにスプリング35の一端が取り付けられている。スプリング35の他端は、ブラケット25に設けられた取付部25aに取り付けられている。スプリング35は、ロッド33を車両40の前方側へ、すなわちストライカ21に近づく方向へ付勢している。このロッド33の移動範囲は、ガイド部材34により規制されている。
ガイド部材34は、図4および図5に示すように、スライドドア11の内方で車両40の前後方向に沿って伸長する板状部材で形成されている。ガイド部材34には、その伸長方向に沿って案内孔34aが形成されている。案内孔34aには、ロッド33の受け部33bが挿通されており、受け部33bの移動は、車両40の前後方向に拘束されている。受け部33bは、全体に円柱形状を呈しているので、案内孔34aの内方で回転可能である。このため、ロッド33は、案内孔34aの内方でスライド移動可能な受け部33bを中心に回動可能とされている。
ロック装置10では、スライドドア11が開放位置Oに位置するとき、図4に示す初期設定位置となり、ロッド33の受け部33bは、車両40の後方側への付勢力をストライカ21から受けておらず、ガイド部材34の案内孔34aの内方で車両40の前方側に位置している。これに伴い、ロッド33のガイドピン部33cは、第1開口部28の内方で車両40の前方側の端部に位置しているので、この前方側の端部が第1開口部28のドア開放位置Doとなる。
スライドドア11が閉鎖位置Cにスライド移動され、ストライカ21とクロー22とが係合すると、図9に示すように、第1ロック解除レバー23がストライカ21と係合した状態でクロー22の回動を止めるので、フロント第1ロック機構17の保持状態が保たれる。これに伴い、ロッド33の受け部33bがストライカ21に付勢されてガイド部材34の案内孔34a内を車両40の後方側へスライド移動されている。このため、ロッド33は、ガイド部材34の案内孔34aにより導かれてスライド移動されており、ガイドピン部33cが、第1開口部28の内方で車両40の後方側の端部に位置しているので、この後方側の端部が第1開口部28のドア閉鎖位置Dcとなる。
インサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15が解除操作されるとケーブル部19aが上方へ引っ張られ、図10および図11に示すように、第1ロック解除レバー23は、軸部32を中心に上方へ向けて回動する(矢印Fおよび矢印G参照。)。この回動により、第1ロック解除レバー23の係止爪27とクロー22のクロー係合爪22bとの係合が解かれ、クロー22が回動し、クロー22とストライカ21との係合が解かれ、第1ロック機構12によるスライドドア11の保持が解除される。この第1ロック解除レバー23の回動に伴って、第1開口部28は、図12に示すように、設定位置Sから回動位置Rへと変位する。ロッド33は、案内孔34aの内方での受け部33bの位置に拘わらず第1開口部28の変位に伴って受け部33bを中心に回動し、ガイドピン部33cが第1開口部28の変位に追従する。
解除操作時にロッド33のガイドピン部33cがドア開放位置Doに位置する場合、ガイドピン部33cは、第1開口部28の変位に伴い、第2ロック解除レバー24の第2開口部30の開口基部分30aに当接するので、第2ロック解除レバー24は、第1ロック解除レバー23と一緒に軸部32を中心に回動する(図10参照。)。第2ロック解除レバー24が回動すると、ケーブル部19bが上方へ引っ張られ、第2ロック機構13の保持状態が解除され、スライドドア11を開放位置Oからスライド移動させることが可能となる。その後、両ハンドル14、15の解除操作が解かれると、第1ロック解除レバー23および第2ロック解除レバー24は、初期設定位置へと戻り、ロッド33のガイドピン部33cは第1開口部28および第2開口部30の内方でDo位置へと移動し、フロント第1ロック機構17および検知手段20は、図3に示す初期設定位置へと戻る。
解除操作時にロッド33のガイドピン部33cがドア閉鎖位置Dcに位置する場合、図12に示すように、ガイドピン部33cは、第1開口部28の変位に伴い、第2開口部30の開口基部分30aに当接することなく、第2開口部30の内方で車両40の上方側(図中Ea参照。)へ移動する。このため、第1ロック解除レバー23のみが軸部32を中心に回動し(図11参照。)、第1ロック解除レバー23の係止爪27によるクロー22の係止状態が解除される。この後、スプリング35に付勢されたロッド33が車両40の前方側へスライド移動し、これに伴い、ガイドピン部33cが第2開口部30の内方で車両40の前方側(図中Eb参照。)へ移動し、第1ロック機構12によるスライドドア11の保持が解除される。その後、両ハンドル14、15の解除操作が解かれると、第1ロック解除レバー23は、初期設定位置へと戻り、これに伴いロッド33のガイドピン部33cは第2開口部30の内方でドア開放位置Doへと移動し、フロント第1ロック機構17および検知手段20は、図3に示す初期設定位置へと戻る。
このように、ロック装置10では、インサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15になされた解除操作が、伝達機構36(図2参照。)としての、ドアハンドル機構16、ケーブル19、第1ロック解除レバー23および第2ロック解除レバー24を経て、第1ロック機構12および第2ロック機構13に伝えられる。この解除操作の際、ロッド33のガイドピン部33cが、ドア閉鎖位置Dcおよびドア開放位置Doのいずれに位置しているかにより、第1ロック解除レバー23の回動運動が第2ロック解除レバー24に伝えられるか否かが分かれる。このため、ロック装置10では、解除操作としてスライドドア11の位置に拘わらず同じ揺動運動をインサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15にさせると、検知手段20がスライドドア11の位置を検知し、その検知に応じて第2ロック機構13の解除動作させることができる。
実施例1に係るロック装置10によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)インサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15が解除操作されても、スライドドア11が閉鎖位置Cに位置している場合、第2ロック機構13を動作させずに第1ロック機構12のみを動作させることができる。このため、インサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15の解除操作の操作力を低減することができる。すなわち、スライドドア11が閉鎖位置Cに位置している場合、第2ロック機構13はスライドドア11を保持しておらず、第2ロック機構13を解除動作させることは不必要に操作力を増加させることとなるが、これを防ぐことができる。
(2)スライドドア11の位置に拘わらず、インサイドハンドル14およびアウトサイドハンドル15を同一方向の解除操作でスライドドア11のロック状態を解除することができる。
(3)インサイドハンドル14およびアウトサイドハンドル15は、同一方向の揺動運動により解除操作がなされ、かつこの解除操作をロッド33および各開口部28、30で場合分けする構成であるので、複雑な構成となることを防止でき、かつ部品点数の増加を防止することができる。このため、重量の増加を抑制することができる。
(4)検知手段20は、等しい軸部32を回動中心とする二つのロック解除レバー23、24に設けられた二つの開口部28、30を重ね、その一方の第2開口部30が開口基部分30aおよび開口拡張部分30bを有する構成とすることにより、スライドドア11の位置に応じて第2ロック機構13への解除操作の伝達の有無を決めている。すなわち、第1開口部28の変位に追従するガイドピン部33cは、第2開口部30の内方で、ガイドピン部33cがドア開放位置Doにある場合に開口基部分30aに当接し、ガイドピン部33cがドア閉鎖位置Dcにある場合に開口拡張部分30bに逃げるので、第1ロック解除レバー23が同一の回動運動を行っても、第2ロック解除レバー24を回動運動させる場合とさせない場合とに分けることができる。このように、機械的な構成で、場合分けをすることができるので、例えば電気的なセンサーを設けて場合分けをすることに比較して安価に実施することができる。
(5)ロッド33の受け部33bがガイド部材34の案内孔34aに摺動可能に保持されていることから、受け部33bがストライカ21から受けた付勢力により、ロッド33を適切にスライド移動させることができ、ロッド33のガイドピン部33cを第1開口部28および第2開口部30の内方で適切にスライド移動させることができる。
次に、実施例2について説明する。実施例2のロック装置100のフロント第1ロック機構170は、実施例1のロック装置10の第1ロック解除レバー23と異なる形状の第1ロック解除レバーを有し、かつ第3ロック解除レバーが付加された例である。なお、実施例2の基本的な構成は実施例1と同様であるので、同一機能部分には実施例1と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ロック装置100のフロント第1ロック機構170の第1ロック解除レバー230には、図13に示すように、第1開口部280が設けられている。第1開口部280は、開口基部分280aと、開口拡張部分280bとで構成されている。開口基部分280aは、実施例1の第1ロック解除レバー23の第1開口部28と同形状を呈し、同位置に設けられている。開口拡張部分280bは、全体に矩形状を呈し、ドア閉鎖位置Dcを除く開口基部分280aと連続して上方に位置している。開口拡張部分280bは、ガイドピン部33cがドア開放位置Doから上方へ移動可能とするために設けられており、曲状部280cが形成されている。曲状部280cは、第2ロック解除レバー24が軸部32(図15参照。)を中心として回動したとき、ガイドピン部33cが第2開口部30のドア開放位置Doに位置した状態を保ったまま変位することを可能とする。なお、第1ロック解除レバー230は、実施例1の第1ロック解除レバー23とは異なり、ケーブル部19aの端部が取り付けられていない。
ロック装置100では、さらに第3ロック解除レバー50(図14参照。)が設けられている。第3ロック解除レバー50は、図14に示すように、第3開口部51と、第3ケーブル取付部52とを有する。第3開口部51は、実施例1の第1ロック解除レバー23の第1開口部28と同位置に設けられており、同形状を呈し、両端部にドア開放位置Doおよびドア閉鎖位置Dcを規定する。第3ケーブル取付部52は、実施例1の第1ロック解除レバー23の第1ケーブル取付部29と同様の構成である。第3ケーブル取付部52は、ケーブル部19aを、車両40の前後方向を含む垂直面に沿って、第2ケーブル取付部31を中心に揺動可能に保持している。
ロック装置100では、図15および図16に示すように、第3ロック解除レバー50、第1ロック解除レバー230および第2ロック解除レバー24が軸部32を中心としてそれぞれが別々に回動可能にブラケット25に取り付けられており、第3開口部51と、第1開口部280の開口基部分280aと、第2開口部30の開口基部分30aとが一致するように並列されている(図16参照。)。ロック装置100では、ロッド33のガイドピン部33cが重ねられた第3開口部51、開口基部分280aおよび開口基部分30aに挿通されている。ガイドピン部33cは、第3開口部51に摺動可能に嵌合し、移動範囲が第3開口部51の内方でその伸長方向に沿う直線上に拘束されている。
ロック装置100では、インサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15が解除操作されるとケーブル部19aが上方へ引っ張られ、第3ロック解除レバー50が軸部32を中心に上方へ向けて回動し、ガイドピン部33cが第3開口部51の変位に追従する。
この解除操作時にガイドピン部33cがドア開放位置Doに位置する場合、ガイドピン部33cは、第3開口部51の変位に伴い、第2開口部30の開口基部分30aに当接し、かつ第1開口部280の開口基部分280aに当接することなく第1開口部280の内方で開口拡張部分280bに逃げる。このため、第3ロック解除レバー50の変位と一緒に第2ロック解除レバー24が変位し、第2ロック機構13の保持状態のみが解除される。
この解除操作時にガイドピン部33cがドア閉鎖位置Dcに位置する場合、ガイドピン部33cは、第3開口部51の変位に伴い、第1開口部280の開口基部分280aに当接し、かつ第2開口部30の開口基部分30aに当接することなく第2開口部30の内方で開口拡張部分30bに逃げる。このため、第3ロック解除レバー50の変位と一緒に第1ロック解除レバー230が変位し、第1ロック機構12の保持状態のみが解除される。
実施例2に係るロック装置100によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)インサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15がスライドドア11の位置に拘わらず同一方向の解除操作がなされても、スライドドア11の位置に応じて、第1ロック機構12または第2ロック機構13のいずれか一方のみを動作させることができる。このため、インサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15の解除操作の操作力を低減することができる。
(2)インサイドハンドル14およびアウトサイドハンドル15は、同一方向の揺動運動により解除操作がなされ、かつこの解除操作をロッド33および各開口部280、30、51で場合分けする構成であるので、複雑な構成となることを防止でき、かつ部品点数の増加を防止することができる。このため、重量の増加を抑制することができる。
(3)検知手段20は、等しい軸部32を回動中心とする3つのロック解除レバー230、24、50に設けられた3つの開口部280、30、51を重ね、第1開口部280が開口基部分280aおよび開口拡張部分280bを有し、かつ第2開口部30が開口基部分30aおよび開口拡張部分30bを有する構成とすることにより、スライドドア11の位置に応じて第1ロック機構12または第2ロック機構13のいずれか一方への解除操作の伝達の有無を決めている。このように、機械的な構成で、場合分けをすることができるので、例えば電気的なセンサーを設けて場合分けをすることに比較して安価に実施することができる。
なお、上記した両実施例では、検知手段20は、機械的な構成とされていたが、スライドドア11の位置を検知することができるものであれば、電気的に検知するものであってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
また、上記した両実施例では、スライドドア11が閉鎖位置Cに位置している場合、第2ロック機構13を動作させずに第1ロック機構12のみを動作させていたが、スライドドア11が閉鎖位置Cに位置している場合に両ロック機構12、13を動作させ、かつスライドドア11が開放位置Oに位置している場合に第1ロック機構12を動作させずに第2ロック機構13のみを動作させてもよい。これは、開口基部分30aのみからなる開口形状の第2開口部が設けられた第2ロック解除レバーと、上記した実施例2の第1ロック解除レバー230にケーブル部19aの端部が取り付けられた第1ロック解除レバーとを用い、両ロック解除レバーを軸部32を中心としてそれぞれが別々に回動可能にブラケット25に取り付け、その他を実施例1と同様の構成とすることで可能である。この構成の場合も、両実施例と同様、複雑な構成とすることなく、スライドドア11をスライド移動させるためにスライドドア11の保持を解除する際のインサイドハンドル14あるいはアウトサイドハンドル15の解除操作に必要な操作力を低減することができる。
実施例1に係るスライドドアのロック装置が適用された車両を模式的に示した斜視図である。 ロック装置が適用されたスライドドアを模式的に示した斜視図である。 スライドドアを車室側から見た斜視図であり、図2の矢印Aに指示された近傍位置を部分的に示している。 フロント第1ロック機構を模式的に示しており、車幅方向に沿って見た平面図である。 フロント第1ロック機構を模式的に示しており、上方から見た平面図である。 第1ロック解除レバーを模式的に示す平面図である。 第2ロック解除レバーを模式的に示す平面図である。 ロッドを模式的に示す斜視図である。 保持状態のフロント第1ロック機構を示す図4と同様の平面図である。 第1ロック解除レバーおよび第2ロック解除レバーが一緒に回動された状態のフロント第1ロック機構を示す図4と同様の平面図である。 第1ロック解除レバーのみが回動された状態のフロント第1ロック機構を示す図4と同様の平面図である。 第2開口部の内方でのガイドピン部の動きを説明するための図であり、図7を拡大して示す平面図である。 実施例2の第1ロック解除レバーを模式的に示す平面図である。 第3ロック解除レバーを模式的に示す平面図である。 実施例2のフロント第1ロック機構を模式的に示しており、車幅方向に沿って見た平面図である。 実施例2のフロント第1ロック機構を模式的に示しており、上方から見た平面図である。
符号の説明
10 (スライドドアの)ロック装置
11 スライドドア
12 第1ロック機構
13 第2ロック機構
14 (ハンドルとしての)インサイドハンドル
15 (ハンドルとしての)アウトサイドハンドル
20 検知手段
23 第1ロック解除レバー
24 第2ロック解除レバー
28 第1開口部
30 第2開口部
30b (拡張部分としての)開口拡張部分
33 ロッド
33c ガイドピン部
34 (案内部としての)ガイド部材
35 伝達機構
40 車両
42 ドア開口部
O 開放位置
C 閉鎖位置
Do ドア開放位置
Dc ドア閉鎖位置

Claims (6)

  1. 車両に設けられたドア開口部を開閉するために開放位置と閉鎖位置との間でスライド移動自在に設けられたスライドドアと、前記閉鎖位置で前記スライドドアを保持するための第1ロック機構と、前記開放位置で前記スライドドアを保持するための第2ロック機構と、前記スライドドアの保持を解除するために該スライドドアの位置に拘わらず操作方向が同一の解除操作がなされるハンドルと、該ハンドルの解除操作を前記第1ロック機構および前記第2ロック機構に伝える伝達機構と、前記スライドドアが前記閉鎖位置に位置するか否かを検知する検知手段とを備え、
    該検知手段により前記スライドドアが前記閉鎖位置に位置すると検知された場合、前記伝達機構は、前記ハンドルの解除操作を前記第1ロック機構に伝えかつ前記第2ロック機構に伝えないことを特徴とするスライドドアのロック装置。
  2. 前記検知手段により前記スライドドアが前記閉鎖位置に位置しないと検知された場合、前記伝達機構は、前記ハンドルの解除操作を少なくとも前記第2ロック機構に伝えることを特徴とする請求項1に記載のスライドドアのロック装置。
  3. 前記伝達手段は、前記第1ロック機構の保持状態を解除するために変位可能な第1ロック解除レバーと、前記第2ロック機構の保持状態を解除するために変位可能な第2ロック解除レバーとを有し、前記検知手段により前記スライドドアが前記閉鎖位置に位置すると検知された場合、前記ハンドルの解除操作により前記第1ロック解除レバーのみが変位し、前記検知手段により前記スライドドアが前記開放位置に位置しないと検知された場合、前記ハンドルの解除操作により前記第1ロック解除レバーおよび前記第2ロック解除レバーが一体的に変位することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスライドドアのロック装置。
  4. 前記第1ロック解除レバーは、ドア開放位置とドア閉鎖位置とを内方に規定する第1開口部を有し、かつ前記ハンドルの解除操作により変位され、
    前記第2ロック解除レバーは、前記第1開口部を含みかつ前記ドア開放位置の近傍が前記第1ロック解除レバーの変位方向に向けて前記第1開口部を拡張した拡張部分が設けられた第2開口部を有し、
    前記伝達機構は、前記スライドドアが前記開放位置に位置するとき前記第1開口部の前記ドア開放位置に対応しかつ前記スライドドアが前記閉鎖位置に位置するとき前記第1開口部の前記ドア閉鎖位置に対応し、前記第1ロック解除レバーの変位に伴う前記第1開口部の変位に追従するロッドを有し、
    前記ロッドは、前記ドア開放位置に対応しているとき、前記第1開口部の変位に追従して変位すると、前記第2開口部の内方で該第2開口部に当接することにより前記第2ロック解除レバーを前記第1ロック解除レバーと共に変位させ、
    前記ロッドは、前記ドア閉鎖位置に対応しているとき、前記第1開口部の変位に追従して変位すると、前記第2開口部の内方で前記拡張部分に逃げ前記第2開口部に当接しないことにより前記第2ロック解除レバーを変位させないことを特徴とする請求項3に記載のスライドドアのロック装置。
  5. 前記ロッドは、前記スライドドアに設けられた案内部により案内されることを特徴とする請求項4に記載のスライドドアのロック装置。
  6. 車両に設けられたドア開口部を開閉するために開放位置と閉鎖位置との間でスライド移動自在に設けられたスライドドアと、前記閉鎖位置で前記スライドドアを保持するための第1ロック機構と、前記開放位置で前記スライドドアを保持するための第2ロック機構と、前記スライドドアの保持を解除するために該スライドドアの位置に拘わらず操作方向が同一の解除操作がなされるハンドルと、該ハンドルの解除操作を前記第1ロック機構および前記第2ロック機構に伝える伝達機構と、前記スライドドアが前記閉鎖位置に位置するか否かを検知する検知手段とを備え、
    該検知手段により前記スライドドアが前記閉鎖位置に位置しないと検知された場合、前記伝達機構は、前記ハンドルの解除操作を前記第2ロック機構に伝えかつ前記第1ロック機構に伝えないことを特徴とするスライドドアのロック装置。
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