JP2006311184A - Faxデータ管理システム、faxデータ管理システムの制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

Faxデータ管理システム、faxデータ管理システムの制御方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 FAX機およびパーソナルコンピュータにより送受信したFAXデータを、FAX番号別に分類して登録することができると共に、送受信端末や文書種類に依らず一元管理できるFAXデータ管理システム等を提供することを目的とする。
【解決手段】 紙文書によるFAX送受信を行う1台以上のFAX機21、電子文書によるFAX送受信を行う1台以上のクライアントPC30、FAX機21およびクライアントPC30による送受信FAXデータをデータベース43に登録し、これらを統括管理するFAXサーバ40、を有するFAXデータ管理システム10であって、FAXサーバ40は、FAX機21またはクライアントPC30のFAX送受信に伴って、どの端末が送受信したかに関わらず、送信FAXデータを送信先FAX番号別に、また受信FAXデータを送信元FAX番号別に、データベース43に登録するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙文書および電子文書によるFAX送受信を行ったFAXデータを登録・管理するFAXデータ管理システム、FAXデータ管理システムの制御方法、プログラムおよび記録媒体に関するものである。
従来、FAXとして送受信した紙文書を電子化し、これを効率的に活用するための種々の方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、紙文書によりFAX機で送受信したFAXデータをFAXデータベースに登録しておき、当該FAXデータベースと接続されたパーソナルコンピュータからFAXデータを閲覧可能としたFAXデータ管理システムについて記載されている。
特開平11−112716号公報
ところで、企業内のイントラネットに接続されたFAX機では、多数の取引先との送受信FAXデータを登録することとなるが、上記に記載の特許文献1を始め、従来の技術では、社外から送信されたFAXデータは、全て同一の受信ボックス(共通ボックス)に格納されるため、過去に送受信したFAXデータを探すのが困難である。そこで同文献には、FAX送信時にユーザIDを入力させることで、そのユーザID用の受信ボックスにFAXデータを振り分けて格納させるといった方法が記載されているが、FAX送信毎にユーザIDの入力操作を必要とするため、その操作を知らない社外の人(例えば顧客)が送信したFAXデータの振り分けはできないといった問題があった。
また、近年ではペーパレス化を図るべく、紙出力してからFAX送信を行うのではなく、電子文書としてパーソナルコンピュータから直接FAX送受信を行う場合も多い。ところが、従来の技術では、FAX機から紙文書として送信したFAXデータと、パーソナルコンピュータから電子文書として送受信したFAXデータとを統括して管理するためには、紙文書をスキャニングして一旦電子文書の形にしてから、保存用のフォルダを指定して格納させるなど、煩雑な処理が必要であった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、FAX機から紙文書として送受信したFAXデータ、並びにパーソナルコンピュータから電子文書として送受信したFAXデータを、適宜分類して登録することができると共に、煩雑な処理を必要とすることなく、これらの送受信FAXデータを送受信端末や文書種類に依らず一元管理できるFAXデータ管理システム、FAXデータ管理システムの制御方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
本発明のFAXデータ管理システムは、紙文書によるFAX送受信を行う1台以上のFAX機、電子文書によるFAX送受信を行う1台以上のクライアントPC、FAX機およびクライアントPCによる送受信FAXデータをデータベースに登録し、これらを統括管理するFAXサーバ、を有するFAXデータ管理システムであって、FAXサーバは、FAX機またはクライアントPCのFAX送受信に伴って、どの端末が送受信したかに関わらず、送信FAXデータを送信先FAX番号別に、また受信FAXデータを送信元FAX番号別に、データベースに登録するFAXデータ登録手段を備えていることを特徴とする。
また、本発明のFAXデータ管理システムの制御方法は、紙文書によるFAX送受信を行う紙文書送受信手段、電子文書によるFAX送受信を行う電子文書送受信手段、紙文書送受信手段および電子文書送受信手段によって送受信された送受信FAXデータを統括管理するFAXデータ管理手段、送受信FAXデータを登録するデータベース、を有するFAXデータ管理システムの制御方法であって、FAXデータ管理手段が、紙文書送受信手段または電子文書送受信手段のFAX送受信に伴って、その文書種類に関わらず、送信先または送信元のFAX番号別に送受信FAXデータをデータベースに登録する工程を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、FAX機やクライアントPCなど、紙文書送受信手段や電子文書送受信手段によるFAX送受信に伴って、送信FAXデータを送信先FAX番号別に、また受信FAXデータを送信元FAX番号別に振り分けてデータベースに登録するため、後に送受信FAXデータの閲覧を容易に行うことができる。また、送受信FAXデータは、送受信を行った端末や、文書種類(紙文書または電子文書)に依らず、FAX番号別に分類されるため、全てのFAX機やクライアントPCで送受信したFAXデータを一元管理することができる。すなわち、ユーザは、通常のFAX送受信操作に伴って、一元管理可能な状態で送受信FAXデータを登録することができるため、FAXデータの登録・管理に要するワークフローを大幅に効率化することができる。
なお、「FAXサーバ」は、単体の装置ではなく、FAX機またはクライアントPCに内蔵された構成であっても良い。なお、「FAXサーバ」が単体の装置である場合は、FAX機およびクライアントPCとネットワーク等を介して接続されていることが前提である。また、「データベース」は、FAXサーバに内蔵されるのではなく、外部装置としてFAXサーバに接続された構成でも良い。
また、「FAX機」とは、FAXモデムが装着され、且つ公衆回線に接続されていることを前提としたものである。また、「クライアントPC」は、ネットワーク等で接続されたFAX機を介してFAX送受信を行う構成であっても良いし、各クライアントPCにFAXモデムを搭載し、各クライアントPCから直接公衆回線に接続してFAX送受信を行う構成であっても良い。
上記のFAXデータ管理システムにおいて、FAXデータ登録手段は、送受信されたFAX文書の画像データに検索用のテキストデータを付加した画像ファイルを、送受信FAXデータとして登録し、クライアントPCは、データベースから、登録された送受信FAXデータの一覧を読み出し、これを表示する登録一覧表示手段と、登録一覧表示手段により表示された一覧の中から、任意のテキスト、送信先/送信元FAX番号、送受信FAXデータの登録日時、送受信FAXデータの送受信日時、送受信FAXデータのデータサイズのうち1以上の情報を索引として、送受信FAXデータの検索を行う検索手段と、を備えていることが好ましい。
この構成によれば、ユーザは、クライアントPCを用いて、データベースに登録された送受信FAXデータ(画像ファイル)を読み出し、閲覧することができる。また、送受信FAXデータには、検索用のテキストデータ(透明テキスト)が付加されているので、テキスト検索を行うことができると共に、テキスト以外でも各種情報(FAX番号、登録日時、送受信日時およびデータサイズ等)を索引として検索できるため、登録した送受信FAXデータを効率的に活用することができる。
上記のFAXデータ管理システムにおいて、FAXサーバは、FAX機および/またはクライアントPCにおけるFAX送受信の状態である送受信ステータスを取得するステータス取得手段をさらに備え、FAXデータ登録手段は、ステータス取得手段により、FAX送受信の送受信完了のステータスを取得したとき、その送受信FAXデータを自動登録することが好ましい。
この構成によれば、FAXサーバがFAX機および/またはクライアントPCの送受信ステータスを取得し、送受信完了のステータスを取得したとき、その送受信FAXデータを自動登録するため、FAXデータを登録するためのトリガとなる操作(登録指示など)を何ら必要としない。したがって、ユーザは全く意識することなく、データベース内に送受信FAXデータを登録させることができる。また、送受信を完了したFAXデータを登録するため、未送信のものや送受信中(リトライ中も含む)のものは、登録されない。したがって、まだ送信されていないFAXを、FAX完了したものと勘違いして編集してしまうなど、管理トラブルを防ぐことができる。
なお、ステータス取得手段は、FAXサーバから定期的にステータス要求をして送受信ステータスを取得しても良いし、任意のタイミングで送信される送受信ステータスを取得しても良い。また、これに伴い、FAX機および/またはクライアントPCも、FAXサーバからのステータス要求に応じて送受信ステータスを送信しても良いし、ステータスの変化があったときに、FAXサーバに送受信ステータスを自動送信しても良い。
上記のFAXデータ管理システムにおいて、クライアントPCは、ステータス取得手段の取得結果を監視し、送受信が完了した送受信FAXデータを検出したとき、その送受信FAXデータの登録指示をユーザに促すための画面を表示する登録画面表示手段をさらに備え、FAXデータ登録手段は、自動登録に代えて、クライアントPCからの登録指示を待って送受信FAXデータを登録することが好ましい。
この構成によれば、クライアントPCが、FAXサーバによる送受信ステータスの取得結果を監視し、送受信が完了した送受信FAXデータを検出したとき、ユーザがその送受信FAXデータの登録指示を行うための画面を表示するため、不要な場合は登録しないなど、ユーザのニーズに応じて送受信FAXデータを登録することができる。
なお、当該登録指示を行うための画面には、そのデータに付加して保存しておくための付加情報(データ名、コメント、データ作成者など)を入力する欄や、データの保存先を指定する欄が設けられていることが好ましい。この構成によれば、FAXデータの検索・閲覧を行う場合に、これらの情報を利用することができるため、利便性をより高めることができる。
上記のFAXデータ管理システムにおいて、FAXサーバは、送受信FAXデータを、ステータス取得手段の取得結果と共に一時的に記憶するFAXボックスをさらに備え、クライアントPCは、ステータス取得手段の取得結果を監視するか否かの設定を、ユーザに促すための画面を表示する監視設定画面表示手段と、監視設定画面表示手段により監視しないように設定された場合、所定の操作をトリガとして、FAXボックスを参照し、送受信FAXデータの送受信一覧を表示する送受信一覧表示手段と、をさらに備え、登録画面表示手段は、表示した送受信一覧の中から、ユーザが登録対象として選択した送受信FAXデータの登録指示を促すための画面を表示することが好ましい。
この構成によれば、ユーザのニーズに応じて、FAXサーバを監視するか否かを設定することができる。また、監視しない場合は、登録対象となる送受信FAXデータをユーザが手動選択して登録することとなるが、この場合、ユーザは、クライアントPC側の所定の操作でFAXサーバ内のFAXボックスを参照して表示した送受信一覧の中から登録対象を選択することができるため、手動登録の手間を軽減することができる。
上記のFAXデータ管理システムにおいて、クライアントPCは、送受信FAXデータを参照および/または編集するためのアクセス権を、登録された送信先/送信元FAX番号毎に設定するための画面を表示するアクセス権設定画面表示手段をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、送信先または送信元のFAX番号毎に、送受信FAXデータを参照および/または編集するためのアクセス権を設定することができるため、セキュリティを確保することができる。
なお、送受信FAXデータを参照するための権限と、編集するための権限は、それぞれ個別に制限できることが好ましい。この構成によれば、参照だけは許可するが、編集は許可しないなど、アクセス制限の自由度を高めることができる。更に、監視設定画面表示手段と、送受信一覧表示手段の実行権限は、特定のユーザに制限することが好ましい。この構成によれば、セキュリティをより高めることができる。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記に記載のFAXデータ管理システムにおけるクライアントPCおよび/またはFAXサーバの各手段として機能させるためのものであることを特徴とする。
また、本発明の記録媒体は、上記に記載のプログラムを格納し、コンピュータ読み取り可能であることを特徴とする。
このプログラムを実行することにより、FAX機から紙文書として送受信したFAXデータ、並びにパーソナルコンピュータから電子文書として送受信したFAXデータを、適宜分類して登録することができると共に、煩雑な処理を必要とすることなく、これらの送受信FAXデータを送受信端末や文書種類に依らず一元管理することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るFAXデータ管理システム、FAXデータ管理システムの制御方法、プログラムおよび記録媒体について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、FAX機やパーソナルコンピュータで送受信したFAXデータを統合して、FAX番号別にファイリングし、後に有効活用することを目的としたものである。そこで、以下、FAX機、パーソナルコンピュータ、およびFAXサーバが、ネットワークを介して接続されたネットワークシステムに、本発明を適用した場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、本発明のFAXデータ管理システム10は、公衆回線50に接続され、紙文書によるFAX送受信が可能な1台以上の複合機20(2台のみ図示)と、電子文書によるFAX送信が可能な1台以上のパーソナルコンピュータ(以下、「クライアントPC」と称する,2台のみ図示)30と、これら複合機やクライアントPC30によってFAX送受信したFAXデータを統括管理するFAXサーバ40と、これら全ての端末を接続するネットワーク60と、を備えている。
複合機20は、FAX送受信を行うFAX機21、FAXモデム22、スキャナ23およびプリンタ24から成り、FAX送受信の他、コピー、スキャニングおよびプリントを行い得るようになっている。なお、複合機20のFAX送受信に関する処理は、FAX機21を主語として、以下説明する。
クライアントPC30は、ネットワーク60にログインし、FAXサーバ40およびFAX機21を介してFAX送信を行う構成となっており、各種情報を表示するディスプレイ33の他、キーボードおよびマウス等の入力インターフェース(図示省略)を有している。また、クライアントPC30の本体に内蔵されたハードディスク(図示省略)には、ファイリングプログラム31および送受信FAX監視プログラム32がインストールされている。
前者のファイリングプログラム31は、FAXサーバ40と通信してFAX送信を依頼する他、FAXサーバ40内のデータベース43にアクセスして、登録された送受信FAXデータの検索や閲覧を行う。また、後者の送受信FAX監視プログラム32は、FAXサーバ40内のFAXボックス42を監視して、送受信完了を示すステータスを検出したとき、その送受信FAXデータの登録画面(図13参照)を表示するなどの処理を行う。
なお、これらファイリングプログラム31および送受信FAX監視プログラム32は、Windows(登録商標)等のOS上で動作し、FAXソフトとしてCD―ROM等の記録媒体に格納され、ユーザに提供されるものである。
FAXサーバ40は、FAXサーバプログラム41がインストールされていると共に、送受信したFAXデータをそのステータスと共に一時的に格納するFAXボックス42と、送受信を完了したFAXデータを登録するデータベース43と、を有している。FAXサーバプログラム41は、FAX機21と通信して、紙文書として送受信したFAXデータ(画像データ)とステータスを取得することにより、FAX送受信毎にジョブIDを生成すると共に、クライアントPC30からのFAX送信を受け付けて、FAX機21へ画像データと送信先を示すデータ(送信先リスト)とを渡し、FAX送信毎にジョブIDを生成する。
また、FAXサーバプログラム41は、図2に示すように、FAX機別且つ送受信別に区画されているFAXボックス42に、ジョブIDと、画像データと、ステータスとを関連づけた状態で格納し、クライアントPC30の送受信FAX監視プログラム32からの要求に対して、送受信一覧(図15参照)生成のためのデータを提供する。さらに、FAXサーバプログラム41は、クライアントPC30の送受信FAX監視プログラム32からの登録指示に対して、送受信FAXデータを、FAX番号別に分類してデータベース43に登録すると共に、ファイリングプログラム31からの検索・閲覧指示に対して、データベース43から送受信FAXデータの抽出を行う。
なお、FAXサーバ40は、FAXサーバプログラム41等が既に組み込まれた状態で提供されても良いし、記録媒体に格納されたFAXサーバプログラム41等をパーソナルコンピュータにインストールさせることによって機能させても良い。
次に、図3を参照し、FAXデータ管理システム10の制御構成について説明する。同図に示すように、FAX機21は、紙文書送受信手段121と、ステータス送信手段122と、アドレス帳123と、これらを制御する制御手段124と、を備えている。
紙文書送受信手段121は、紙文書をスキャナ23でスキャニングした画像データを、送信FAXデータとして送信すると共に、画像データ(受信FAXデータ)を受信してプリンタ24により印刷する(紙文書として出力する)ものである。なお、当該紙文書送受信手段121、並びに後述の電子文書送信手段131(クライアントPC30)による送受信は、全て複合機20に内蔵されているFAXモデム22を介して実行される。
ステータス送信手段122は、紙文書送受信手段121および電子文書送信手段131によるFAX送受信のステータスを、随時FAXサーバ40(ステータス取得手段141)に送信するものである。なお、ステータスの送信は、ステータスの変化があったときに送信しても良いし、定期的(周期的)に送信しても良い。
アドレス帳123は、FAX機21自身やクライアントPC30からの情報入力によって、送信先のFAX番号が登録されたものであり、送信先名と、そのFAX番号とを関連づけて記憶している。
そして、制御手段124は、上記の構成により、FAX機21の紙文書によるFAX送受信処理、クライアントPCからの送信受付処理、FAXサーバ40への送受信ステータスの送信処理など、各種処理の制御を行う。
続いて、FAXサーバ40の構成について説明する。FAXサーバ40は、ステータス取得手段141と、FAXボックス42と、FAXデータ登録手段142と、データベース43と、これらを管理・制御するFAXデータ管理手段143と、を備え、ステータス取得手段141およびFAXデータ登録手段142は、FAXサーバプログラム41(図1参照)によってその主要部が構成されている。
ステータス取得手段141は、FAX機21のステータス送信手段122から随時送受信ステータスを取得し、そのステータスを、取得したFAX機のFAXボックス42(送信ステータス群、または受信ステータス群,図2参照)に書き込む。
FAXデータ登録手段142は、クライアントPC30からの登録指示にしたがって、データベース43に送受信FAXデータを登録する。このとき、送受信したFAX文書の画像データに、検索用のテキストデータ(透明テキスト)を付加した画像ファイルを、送受信FAXデータとして登録する。また、FAXデータ登録手段142は、送信FAXデータを、送信先のFAX番号別に、また受信FAXデータを、送信元のFAX番号別に分類して登録する。送信FAXデータの場合は、番号指定またはアドレス帳123の中から指定された送信FAX番号に基づいてデータを振り分けるが、受信FAXデータの場合は、受信FAXデータに付加されているTSID(Transmitter Subscriber ID:送信側のFAX機21を識別するためのIDであり、この中にFAX番号が含まれている)に基づいて振り分ける。したがって、送信元が非通知設定されている場合でも、送信元FAX番号別に分類して登録可能となっている。
データベース43は、FAXデータ登録手段142によって登録された送受信FAXデータの他、接続されているFAX機21のMACアドレスやIPアドレス(図11参照)に関する情報を記憶し、各クライアントPC30にそれらの情報を提供する。
そして、FAXデータ管理手段143は、上記の構成により、FAX送受信発生毎にジョブIDを生成する処理、登録処理に伴ってジョブIDを削除する処理、クライアントPC30とFAX機21との橋渡し処理、送受信FAXデータの登録・管理処理など、各種処理の制御を行う。
続いて、クライアントPC30の構成について説明する。クライアントPC30は、電子文書送信手段131と、登録一覧表示手段132と、検索手段133と、アクセス権設定画面表示手段134と、監視設定画面表示手段135と、登録画面表示手段136と、送受信一覧表示手段137と、これらを制御する制御手段139と、を備えている。これらのうち、電子文書送信手段131、登録一覧表示手段132、検索手段133およびアクセス権設定画面表示手段134は、ファイリングプログラムによってその主要部が構成され、監視設定手段135、登録画面表示手段136、送受信一覧表示手段137は、送受信監視プログラムによってその主要部が構成されている。
電子文書送信手段131は、電子文書としてのFAXデータの送信を指示するものであり、当該指示によってFAX文書(画像データ)が、FAXサーバ40およびFAX機21(FAXモデム22)を介して送信される。また、登録一覧表示手段132は、FAXサーバ40内のデータベース43から、登録された送受信FAXデータを読み出し、その一覧をディスプレイ33(図1参照)上に表示するものである(図16参照)。
また、検索手段133は、登録一覧表示手段132によって表示された一覧132の中から、任意のテキスト(データ名,コメント)、送信先または送信元のFAX番号、送受信FAXデータの登録日時、送受信FAXデータの送受信日時、データサイズのうち1以上の情報を索引として検索を行うものである(図16参照)。当該検索は、ユーザが、検索実行を指示し(画面上の検索タブ81を押下し)、索引情報を入力することによって行われる(検索タブ81押下後の索引情報入力画面については図示省略)。なお、テキスト検索は、送受信したFAX文書の画像データに付加されている検索用のテキストデータを用いることによっても検索可能となっており、索引情報入力画面に文書中の任意の単語、文章を入力して検索を行う。
アクセス権設定画面表示手段134は、送信先または送信元のFAX番号別に作成されたフォルダ単位で、登録された送受信FAXデータを参照および/または編集するためのアクセス権を設定するものである(図18参照)。
監視設定画面表示手段135は、FAXサーバ40のステータス取得手段141の取得結果(FAXボックス42)を監視するか否かを、ユーザが設定するためのものである(図12参照)。ここで、「監視する」と設定された場合は、送受信完了ステータスを検出したとき、登録画面表示手段136により、送受信FAXデータの登録指示を行うための画面D4を表示する(図13参照)。また、「監視しない」と設定された場合は、送受信一覧表示手段137により、送受信FAXデータの送受信一覧(未登録FAX一覧124)を表示させ、その中からユーザによって選択されたFAXデータを登録する。
すなわち、送受信一覧表示手段137は、ユーザの所定の操作(画面上の所定のキー押下)をトリガとして、FAXボックス42を参照し、未登録FAX一覧124をディスプレイ33上に表示する(図15参照)。そしてユーザが、この一覧の中から、登録対象となる1以上の送受信FAXデータ(画像ファイル)を選択すると、登録画面表示手段136により、選択されたFAXデータ毎に登録指示を行うための画面D4を表示する(図13参照)。
そして、制御手段139は、上記の構成により、電子文書によるFAX送信処理、送受信監視処理、ユーザの手動による登録処理、登録されたFAXデータの閲覧・検索処理、アクセス権設定処理など、各種処理の制御を行う。
次に、図4ないし図18のフローチャートおよび画面表示例を参照し、上記のFAX機21(制御手段124)、FAXサーバ40(FAXデータ管理手段143)およびクライアントPC30(制御手段139)によって主に制御される各種処理について説明する。なお、フローチャートでは、クライアントPC30を主体とした処理を実線で、FAXサーバ40を主体とした処理を点線で、またFAX機21を主体とした処理を一点鎖線で示すものとする。
図4は、クライアントPC30からのFAX送信処理を示すフローチャートである。クライアントPC30では、まずユーザによって、図5に示す画面D1に表示されたファイル一覧82の中から、FAX送信の対象となるファイルが選択され、FAXアイコン88がクリックされる(S01)。
図5に示す画面D1は、任意のフォルダ(図示では「キャビネット1―顧客A社―見積」)に格納されているファイルの一覧82を示したものであり、ファイル毎に、サムネイル、データ名、サイズ、コメント、最終編集を行ったユーザ(グループ毎に登録されているユーザ名)、登録日を示している。また、当該ファイル一覧82は、複数のクライアントPC30から参照可能となっているため、どのファイルが現在編集中であるか否かを示す欄が設けられ、編集中である場合は、そのファイルを開くことができないようになっている。また、当該画面D1は、画面下部の、印刷ボタン83、MAILボタン84、編集開始ボタン85、削除ボタン86、スキャナボタン87、FAXボタン88上にファイルをドラッグ&ドロップするか、ファイルを選択して各ボタンをクリックすることにより、指定したファイルの一括印刷や、電子メールへの添付、ダイレクト編集等を実行できるようになっている。ここで、ユーザが任意のファイルを選択し、FAXボタン88をクリックすると、図6に示す画面D2に遷移する。
図6に示す画面D2は、送信するFAX機21(複合機20)の選択、並びにFAX送信先の指定を行うためのダイアログである。本実施形態では、2台のFAX機21が接続されているため(FAX機1およびFAX機2,図1参照)、このいずれかがプルダウンメニュー90によって選択される。また、送信先は、送信先とFAX番号とを各入力欄91に入力し、追加ボタン92を押下することによって指定できるようになっている。また、アドレス帳ボタン93をクリックして、FAX機21のアドレス帳123(図3参照)を参照し、その中から選択して送信先を指定することもできる。指定された送信先は、画面下部の送信先一覧94に表示され、次へボタン95のクリックにより、その全ての送信先にFAX送信指示が行われる(電子文書送信手段131,図3参照)。
当該画面D2への情報入力により、FAX機21の選択、送信先の指定並びにFAX送信指示が行われると(図4のS02,S03)、クライアントPC30は、FAXサーバ40へ、送信先リストと画像データを送信する(S03)。FAXサーバ40は、当該データの受信により、FAX送信が発生したと判断し、ジョブIDを生成する(S04)。
また、FAXサーバ40は、生成したジョブIDと、クライアントPC30から取得した画像データおよび送信ステータスを、選択されたFAX機21の送信FAXボックス42aに保存する(S05)。また、FAXサーバ40は、クライアントPC30から取得した送信先リストと画像データをFAX機21へ送信する(S06)。
FAX機21は、FAXサーバ40から送信先リストと画像データを取得すると、FAXモデム22へこれらを渡し、FAX送信を行う(S07)。また、FAX機21は、FAXモデム22から取得した「送信待ち」、「送信中」、「送信済み」、「リトライ中」、「送信失敗」などの送信ステータスを、ステータス送信手段122(図3参照)により随時FAXサーバ40へ送信する(S08)。
以上の工程により、クライアントPC30からのFAX送信処理を実行するが、この後、FAXサーバ40は、ステータス取得手段141によって取得した送信ステータスに基づいて、そのジョブIDに関連づけられた送信FAXボックス42a内の送信ステータスを随時書き換える。このようにして送信された送信FAXデータの登録処理については、図10にて後述する。
次に、図7のフローチャートを参照し、FAX機21からのFAX送信処理について説明する。まず、ユーザにより、原稿(紙文書)が、スキャナ23にセットされ、さらにFAX機21で送信先の指定(テンキーの入力で直接FAX番号を指定しても良いし、アドレス帳123の中から指定しても良い)、並びに送信ボタンの押下が行われることにより、FAX送信を行う(S11,紙文書送信手段121)。また、FAX機21は、スキャナ23で読み取った画像データをFAXサーバ40に送信する(S12)。
FAXサーバ40は、当該画像データの受信により、FAX送信が発生したと判断し、ジョブIDを生成する(S13)。また、FAXサーバ40は、生成したジョブIDと、FAX機21から取得した画像データおよび送信ステータスを、これらを送信したFAX機21の送信FAXボックス42aに保存する(S14)。
一方、FAX機21は、S11の送信ボタンの押下をトリガとして、FAXモデム22へ送信先リストと画像データを渡し、FAX送信を行う(S15)。また、図4のS08と同様に、送信ステータスを、ステータス送信手段122により随時FAXサーバ40へ送信する(S16)。
以上の工程により、FAX機21からのFAX送信処理を実行するが、クライアントPC30からのFAX送信処理と同様に、この後も、FAXサーバ40は、ステータス取得手段141によって取得した送信ステータスを、随時送信FAXボックス42aに書き込む。
次に、図8のフローチャートを参照し、FAX機21によるFAX受信処理について説明する。まず、FAXモデム22によりFAX文書を受信すると、FAX機21はプリンタ24に印刷を指示する。また、FAX機21は、FAXモデム22から取得した画像データと受信ステータスを、FAXサーバ40に送信する(S21,紙文書送受信手段121)。
FAXサーバ40は、当該データの受信により、FAX受信が発生したと判断し、ジョブIDを生成する(S22)。また、FAXサーバ40は、生成したジョブIDと、FAX機21から取得した画像データおよび受信ステータスを、これらを受信したFAX機21の受信FAXボックス42bに保存する(S23)。
一方、FAX機21は、FAXモデム22から取得した「受信中」、「受信済み」、「受信失敗」などの受信ステータスを、ステータス送信手段122により随時FAXサーバ40へ送信する(S24)。
以上の工程により、FAX機21によるFAX受信処理を実行し、この後、FAXサーバ40は、ステータス取得手段141によって取得した受信ステータスに基づいて、そのジョブIDに関連づけられた受信FAXボックス42b内の受信ステータスを随時書き換える。
そこで、このようにして受信した受信FAXデータの登録処理、並びに図4および図7のフローチャートで説明したクライアントPC30およびFAX機21から送信された送信FAXデータの登録処理を含む送受信監視処理について、図9および図10のフローチャートを参照して説明する。上記のとおり、送受信FAXデータの登録は、ユーザのニーズに応じて、送受信完了ステータスを検出する毎に登録するか、任意の時点で手動登録するかを選択可能となっているが、ここでは送受信完了ステータスを検出する毎に登録する場合、すなわち送受信ステータスが「監視する」に設定されている場合について主に言及する。なお、当該送受信監視処理は、クライアントPC30が定期的(周期的)に実行するものである。
ここで、まず図12を参照し、監視設定の方法について説明する。同図に示す監視設定画面D3(監視設定ダイアログ)は、監視設定画面表示手段135によって表示されるものであり、FAX機21別、また受信/送信別に監視の要否を設定できるようになっている。ユーザは、画面上部のプルダウンメニュー101により、設定対象となるFAX機21を選択し、選択ボタン102により、受信ステータスを監視するか否かを設定する。同様に、選択ボタン103により、送信ステータスを監視するか否かを設定する。そして、これらの設定に基づいて、クライアントPC30の送受信FAX監視プログラム32(図1参照)に含まれる監視モジュールを実行/停止を決定する。
続いて、フローチャートを説明する。図9に示すように、クライアントPC30は、まず登録されているFAX機一覧を取得する(S31)。図11に示すように、FAX機一覧には、FAX機21毎に、MACアドレス、IPアドレス、自局電話番号、自局名称、コピーユニット(複合機20)名称、コピーユニットの設置場所、受信監視の要否、送信監視の要否に関する情報が記憶されている。受信監視の要否、並びに送信監視の要否については、「1」が記録されている場合は「監視する」、「0」が設定されている場合は「監視しない」の設定(選択ボタン102,103の選択結果,図12参照)を意味する。なお、ここに示したFAX機一覧は、各クライアントPC30内に格納されている情報であり、送受信監視の要否に関する情報以外は、FAXサーバ40から取得したデータを元に生成されている。すなわち、各クライアントPC30が、FAXサーバ40から取得したデータに、送受信監視の有無に関する情報を付加して、各クライアントPC30内に格納している。
そして、この一覧に登録されているFAX機21全てについて、図9および図10に示す送受信監視処理を実行することとなるが、図11の自局名称:「FAX機2」のFAX機21のように、送受信監視がいずれも「0」に設定されている場合は(図9のS32:No,図10のS41:No)、そのFAX機21による送受信FAXデータの登録は行わない。
一方、図11の自局名称:「FAX機1」のFAX機21のように、受信監視設定が「監視する」に設定されている場合(S32:Yes)は、S32以降の工程を実行する。この場合、クライアントPC30は、まずFAX機1の受信FAXボックス42b(図2参照)からジョブID群を取得する(S33)。そして、その中にある任意の1のジョブIDに対する受信ステータスを取得し(S34)、そのステータスが「受信完了」である場合は(S35:Yes)、そのジョブIDと関連づけられた画像データを、画像データ群の中から取得し(S36)、登録画面表示手段136によりその画像データの登録画面D4(登録ダイアログ)を表示する(S37)。
図13に示す登録画面D4は、送受信が完了したFAXデータを登録指示するための画面であり、ここでは、受信監視処理中においてS37の画面を表示した直後の状態(情報入力前のデフォルト状態)を示している。登録画面D4では、その画面上部のオプションボタン106で、画像データ(送受信FAXデータ)の登録先を選択できるようになっている。ここで、[ローカル]に設定された場合は、クライアントPC30内にFAXデータを保存し、[サーバ]に設定された場合は、FAXサーバ40内のデータベース43にFAXデータを保存する。また、その右側にあるFAX表示アイコン107がクリックされると、FAXデータ(画像データ)の内容を表示する。
また、ファイル情報として、業務情報、データ情報およびファイル名を入力できるようになっており、業務情報としては、情報ボックス、マスター情報、送信/受信、コメント、担当者の各情報が、入力または表示される。情報ボックス欄108には、ジョブIDに関連づけられている送信先または送信元FAX番号(指定した送信先のFAX番号、または受信したFAXデータに付加されているTSIDから抽出したFAX番号)と一致するフォルダの上階層のフォルダ名を、またマスター情報欄には、FAX番号と一致するフォルダのフォルダ名を表示する。
すなわち、図16に示すように、FAXデータが登録されるデータベース43内のフォルダ80は、階層構造となっており、各フォルダにはフォルダ情報として、予め送信元または送信先のFAX番号が記憶されている。したがって、そのフォルダ毎に記憶されているFAX番号と一致する場合は、情報ボックス欄108およびマスター情報欄109にフォルダ名を表示するが、FAX番号が一致するフォルダが存在しない場合は、情報ボックス欄に「その他」と表示され、そのまま保存する場合は、その他のフォルダ121に保存される(図16参照)。FAXデータの保存先となるフォルダ名(情報ボックス欄108およびマスター情報欄109)は、適宜変更可能となっている。なお、データベース43の構造を、リレーショナルデータベース形式にして、フォルダ80の階層表示を実現させても良い。
一方、送信/受信欄110は、その画像データが受信FAXデータであるか送信FAXデータであるかを示すものである。また、送信FAXデータである場合は、1つのファイルを複数の送信先に送信する場合もあるため、例えば送信先が3カ所設定された場合(図6の送信先一覧94参照)、その送信先毎に登録画面D4を表示することとなるが、その場合送信先の件数と、その中で残り何件登録しなければならないかについての情報も、送信/受信欄110に示す。したがって、例えば「送信2/3件」と表示されている場合は、送信先が3件ある中で、その画面が、2番目の送信先についての登録画面D4であることを示している。なお、送信先が複数存在する場合は、残りの件について、登録画面D4を表示させずに登録させることも可能となっている。
また、コメント欄111は、FAXデータに付加情報として保存しておきたい情報を入力可能となっている。また、このコメントとして入力した情報を用いて、後に登録FAXデータを検索することも可能である。
また、担当者欄112には、ファイリングプログラム31により、フォルダのアクセス権(図18参照)を設定するために登録されたユーザ名を表示する。ユーザ名は、グループ単位(図18の「営業1課」,「営業2課」など)で登録されており、デフォルトで表示される担当者は、Windows(登録商標)にログインしているユーザ名である。なお、プルダウンメニューにより、担当者を変更することも可能となっている。
また、データ情報としては、データ名欄113に、FAXサーバ40が付加したジョブIDを表示する。また、ファイル名欄114には、当該ファイル(送受信FAXデータ)のフルパスを表示する。
そして、ユーザが以上の情報を確認または編集後、画面下部のOKボタン115を押下することで、FAXサーバ40へデータ登録指示が行われる(図9のS37)。FAXサーバ40は、当該指示を受けて、データベース43内に受信FAXデータを登録すると共に、FAXボックス42内のジョブID群から、そのFAXデータの登録ジョブIDを削除する(S38)。なお、登録を行いたくない場合は、登録画面D4(図13参照)のキャンセルボタン116を押下することで、登録指示をキャンセルすることができるが、図9および図10に示す送受信監視処理は定期的に実行されるため、次の送受信監視処理の実行時に、同じFAXデータの登録画面D4が表示されることとなる。したがって、完全に登録を行いたくない場合は、後述する送受信一覧表示画面D5(図15参照)で対象となるFAXデータを削除ボタン126により削除することで、監視対象から除外させることができる。
図9のフローチャートの説明に戻る。クライアントPC30は、ジョブID群の中に存在する全てのジョブIDに対して確認を行ったか否かを判別し(S39)、残りのジョブIDが存在する場合は(S39:No)、次のジョブIDに対して確認を行う(S40)。また、全てのジョブIDに対して確認を行っている場合は(S39:Yes)、送信監視処理に移行する。
図10に示すように、送信監視処理では、まず送信監視設定が「監視する」に設定されているか否かを判別し(S41,図12の選択ボタン103参照)、「監視する」に設定されている場合は(S41:Yes)、送受信監視処理の対象となるFAX機21の送信FAXボックス42a内にあるジョブID群を取得する(S42)。そして、その中にある任意の1のジョブIDに対する送信ステータスを取得し(S43)、そのステータスが「送信完了」である場合は(S44:Yes)、そのジョブIDと関連づけられた画像データを、画像データ群の中から取得し(S45)、登録画面表示手段136によりその画像データの登録画面D4を表示する(S46,図13参照)。
そして、クライアントPC30は、ユーザによる登録画面D4のOKボタン115の押下により、FAXサーバ40に対して送信FAXデータの登録指示を行い、FAXサーバ40は、当該指示に応じてデータベース43内に送信FAXデータを登録すると共に、FAXボックス42内のジョブID群から、そのFAXデータの登録ジョブIDを削除する(S47)。また、クライアントPC30は、ジョブID群の中に存在する全てのジョブIDに対して確認を行ったか否かを判別し(S48)、残りのジョブIDが存在する場合は(S48:No)、次のジョブIDに対して確認を行う(S49)。また、全てのジョブIDに対して確認を行っている場合は(S48:Yes)、FAX機一覧(図11参照)の中に、別のFAX機21が存在するか否かを判別し(S50)、存在する場合は(S50:あり)、次のFAX機21(FAX機2)について送受信監視処理を実行する。また、別のFAX機21が存在しない場合は(S50:なし)、送受信監視処理を終了する。
なお、上記では、FAXデータの登録を行いたくない場合(送受信監視処理の監視対象から除外する場合)は、送受信一覧表示画面D5(図15参照)で削除するものとしたが、登録画面D4(図13参照)上に、OKボタン115、キャンセルボタン116と共に「削除ボタン」を設け、当該削除ボタンの押下により、FAXボックス42内から対象FAXデータを削除するようにしても良い。また、次の送受信監視処理の実行時に、同じFAXデータの登録画面D4を表示させないために、前回のFAX一覧(FAXボックス42の内容)と比較して、新たに追加されたFAXデータでない場合は、登録画面D4を表示させないようにすることも可能である。
次に、図14のフローチャートを参照し、送受信監視が設定されていない場合、すなわち手動で登録対象となるFAXデータを選択する処理について説明する。当該処理は、図12の監視設定画面D3で、受信および送信の両方について監視設定が「停止」に設定されている場合に実行されるものである。同図に示すように、まずFAX機一覧(図11参照)の中から、処理対象となるFAX機21を選択する(S61)。続いて、受信FAXデータの登録を行うか、送信FAXデータの登録を行うかを選択し(S62)、処理対象となるFAX機21の送信FAXボックス42aまたは受信FAXボックス42bを参照して、送受信一覧表示手段137(図3参照)により、受信FAXデータの一覧または送信FAXデータの一覧を表示する(S63)。
図15は、送信FAXデータの一覧を表示した送受信一覧表示画面D5の一例である。送受信一覧表示画面D5では、上記のS61およびS62で、一覧表示の対象となるFAXボックス42を選択するための情報入力と、未登録のFAXデータ一覧の閲覧、並びに登録対象となるFAXデータの選択が可能となっている。ここでは、FAX機21から紙文書で送受信したFAXデータ、並びにクライアントPC30から送信したFAXデータの両方を表示する。すなわち、クライアントPC1から、FAX機1を介してFAX送信を行った場合は、FAX機1の送信FAXボックス42aにFAXデータが格納されているため、その送信FAXボックス42a内の一覧を表示する。
ユーザは、まず画面上部のFAX欄121で、処理対象となるFAX機21を選択し、その下のオプションボタン122で、受信FAXデータの登録を行うか、送信FAXデータの登録を行うかを選択する。なお、その右側の「受信/送信:0/11」の表示123は、処理対象となるFAX機21のFAXボックス42内に存在する未登録の受信FAXデータおよび送信FAXデータの数を示している。
FAX欄121およびオプションボタン122の入力を終えると、未登録FAX一覧表示欄124に、未登録の受信FAXデータまたは送信FAXデータの一覧が表示される。ここでは、各FAXデータのファイル名(ジョブID)と、FAX番号、ファイルの名前、通信状態(ステータス)、機器の状態、送受信日時、FAX文書のページ数、リトライ回数が表示されている。登録対象としては、通信の状態が「受信完了」または「送信完了」のいずれかであるファイルのみ、選択可能となっており、例えば、ファイル名:E04F800D、FAX番号:0123-45-6789のFAXデータ130の登録を行う場合は、ユーザがその行を選択して、画面下部の登録ボタン129を押下すると、図13に示す登録画面D4が表示され、登録指示を行うことができる。
なお、画面下部の更新ボタン125は、未登録FAX一覧124の内容を更新するためのものであり、削除ボタン126は、FAXボックス42からジョブID並びにそのジョブIDに関連付けられた画像データおよびステータスを削除するためのものである。また、送信中断ボタン127は、通信の状態が「送信中」または「送信待ち」である場合に、そのFAXデータを中止するためのものである(受信の場合は、当該ボタンは表示されない)。また、表示ボタン128は、選択したFAXデータの内容を表示するためのものである。
このように、送受信一覧表示画面D5の未登録FAX一覧表示欄124の中から登録対象のファイル名(ジョブID)が選択され、登録ボタン129が押下されると(図14のS64)、登録画面D4を表示し、OKボタン115の押下により、FAXサーバ40にそのFAXデータの登録指示を行う(S65)。FAXサーバ40は、当該指示を受けて、データベース43内にFAXデータを登録すると共に、FAXボックス42内のジョブID群から、そのFAXデータの登録ジョブIDを削除する(S66)。
次に、図16および図17を参照し、登録された送受信FAXデータの閲覧・検索処理について説明する。図16は、画面左部のフォルダ階層表示80の中のフォルダ(松本南―アルプス商事―送信)内に登録されている送信FAXデータの一覧を示したものである(登録一覧表示手段132)。ここでは、送受信を行った端末(FAX機21、クライアントPC30)に関わらず、登録された順に、FAXデータを表示する。
同図に示すように、登録FAX一覧表示欄132には、データ名(ジョブID)と、コメント(図13のコメント欄111に入力された情報)と、持ち出し中であるか否かに関する情報と、FAX番号と、送受信日時と、登録日時と、データサイズとが表示される。持ち出し中であるか否かに関する情報は、現在、そのデータが編集中であるか否かを示すものである。ここに表示されたFAXデータは、複数のクライアントPC30による参照および編集が可能となっており、ユーザは、編集を行う場合、画面下部の持ち出しボタン136を押下する。また、その押下に伴って、登録FAX一覧表示欄132の持ち出し中チェックボックスに、チェックマークを表示する。このチェックマークが表示されている場合、そのFAXデータの参照および編集はできないようになっている。
また、画面下部のプリントボタン134は、選択されたデータの一括印刷を行うためのものであり、MAILボタン135は、選択されたデータを電子メールに添付するためのものである。また、ごみ箱ボタン137は、データベース43内から選択されたデータを削除するためのものであり、FAXボタン138は、選択されたデータをFAX送信するためのものである。
また、登録FAX一覧表示欄132に表示されたFAXデータは、検索タブ81の押下によって移行する検索画面(図示省略)により、各種情報を索引として検索を行えるようになっている(検索手段133)。索引としては、ここに示したデータ名、コメント、持ち出し中であるか否かに関する情報、FAX番号、送受信日時、登録日時、データサイズの他、送受信を行った端末、担当者(図13の担当者欄112で入力された情報)、登録時にFAX文書の画像データに付加された検索用のテキストデータを利用可能である。
また、登録FAX一覧表示欄132に表示されたFAXデータは、グルーピング検索ができるようになっている。ユーザは、グループ表示したい列のヘッダを、ドラッグエリア133にドラッグすると、その項目を任意の順番で表示する。例えば、「送受信日時」のヘッダを、ドラッグエリア133にドラッグされた場合は、図17に示すように、FAXデータ送信日順に並べ替えて表示する(参照番号141)。また、行頭に示された「+」をクリックすると、その行下に、その日に送信されたFAXデータを並べて表示する。なお、ドラッグエリア133には、複数のヘッダを選択してドラッグすることが可能であり、例えば「送受信日時」、「FAX番号」および「登録日時」の3つのヘッダを選択してドラッグした場合は、送受信日時―FAX番号―登録日時など、各項目で順に絞込みを行った状態で階層表示される。
次に、図18を参照し、アクセス権の設定方法について説明する。アクセス権は、利用するグループ単位で、フォルダ毎(FAX番号毎)に設定可能となっている。ユーザは、図16に示すフォルダ群の中から任意のフォルダを選択して、マウスを右クリックすると、ダウンメニュー(図示省略)が表示され、その中から「アクセス権の設定」を選択する。すると、図18に示すアクセス権設定画面D8が表示され(アクセス権設定画面表示手段134,図3参照)、編集権限と参照権限の設定を行い得るようになっている。
アクセス権設定画面D8では、画面上部のフォルダ欄151に対象となるフォルダのフォルダ名を表示し、その下にグループ設定されているグループ名の一覧152を表示する。また、画面右部には、そのグループの中からFAXデータの編集を許可するグループを表示する編集権限グループ欄153と、FAXデータの参照を許可するグループを表示する参照権限グループ欄154を表示し、それぞれ追加/削除ボタン155,156により、グループの追加および削除が行われる。そして、画面下部のOKボタン157の押下により、アクセス権が設定される。
なお、図16に示すように、フォルダ群は階層構造を有しており、上位のフォルダに設定したアクセス権は、下位のフォルダに引き継がれる。したがって、例えばフォルダ「アルプス商事」は、グループ「営業1課」だけ、フォルダ「AP保険」は、グループ「営業2課」だけというように、下位フォルダ毎にアクセス制限する場合は、上位フォルダの「松本南」に対し、「営業1課」と「営業2課」の両方のグループに、アクセス権を与えておき、下位フォルダの設定で、アクセス権を削除することで実現可能である。
以上、説明したとおり、本実施形態によれば、FAX機21またはクライアントPC30のFAX送受信に伴って、送信FAXデータを送信先FAX番号別に、また受信FAXデータを送信元FAX番号別にデータベース43に登録することができる。また、これらの送受信FAXデータは、送受信を行った端末や、文書種類(紙文書または電子文書)に依らず、図16の登録一覧表示画面D6に示すように、FAX番号別に分類された状態で登録されるため、全ての端末で送受信したFAXデータを一元管理することができる。すなわち、ユーザは、通常のFAX送受信操作と、簡単な登録指示を行うだけで、取引先別に送受信FAXデータを登録することができるため、FAXデータの登録・管理に要するワークフローを大幅に効率化することができる。
また、登録一覧表示画面D6は、クライアントPC30から閲覧可能であり、各FAXデータには、検索用のテキストデータ(透明テキスト)が付加されて登録されているので、FAX文書に含まれる単語や文章でテキスト検索を行うことができる。また、テキス検索ト以外でも各種情報を索引として検索できるため、登録した送受信FAXデータを効率的に活用することができる。
また、送受信監視を設定した場合は、クライアントPC30が送受信完了のステータスを検出したとき、ユーザがその送受信FAXデータの登録指示を行うための登録画面D4(図13参照)を表示するため、不要な場合は登録しないなど、ユーザのニーズに応じて送受信FAXデータを登録することができる。また、当該画面D4には、そのデータに付加して保存しておくための付加情報(データ名、コメント、データ作成者など)を入力する欄や、データのフルパスを指定する欄が設けられているため、FAXデータの検索・閲覧を行う場合に、これらの情報を利用することができ、利便性を高めることができる。また、送受信を完了したFAXデータを登録するため、未送信のものや送受信中(リトライ中も含む)のものは、登録されない。したがって、まだ送信されていないFAXを、FAX完了したものと勘違いして編集してしまうなどの管理トラブルを防ぐことができる。
また、送受信監視を設定しない場合は、未登録FAX一覧124(図15参照)の中から登録対象となる送受信FAXデータをユーザが手動選択して登録することができる。すなわち、ユーザは、自分の好きな時間に登録を行うことができ、しかもディスプレイ33上に、不意に登録画面D4が表示されることにより、作業が中断されることがない。また、登録対象は、FAXサーバ40内のFAXボックス42を参照して表示した未登録FAX一覧124の中から選択するだけで良いため、手動登録の手間を軽減することができる。
また、図18に示したように、送信先または送信元のFAX番号毎、すなわちフォルダ毎に、送受信FAXデータを参照および/または編集するためのアクセス権を設定することができるため、セキュリティを確保することができる。また、送受信FAXデータの参照権限と編集権限は、それぞれ個別に制限できるため、参照だけは許可するが、編集は許可しないなど、アクセス制限の自由度を高めることができる。
なお、上記の実施形態では、図12に示す監視設定画面D3で監視設定を行っている場合、送受信完了ステータスを検出したときに(図9のS35:Yes,図10のS44:Yes参照)、クライアントPC30のディスプレイ33上に、図13に示す登録画面D4を表示し、同画面上のOKボタン115の押下によって、FAXサーバ40への登録指示を行うものとしたが、当該登録画面D4をクライアントPC30のディスプレイ33上に表示することなく、FAXサーバ40が自動登録するようにしても良い。この場合、FAXサーバ40は、図11に示すFAX機一覧を、特定のクライアントPC30(監視設定権限を持つユーザ)から予め取得しておき(監視設定画面D3(図12参照)による送受信監視設定の設定値だけを取得するようにしても良い)、図9および図10に示すクライアントPC30の処理(実線で囲んだ工程)を実行する。但し、図9のS37や、図10のS46に代えて、送受信FAXデータのデータベース43への登録を行うこととなる。この構成によれば、ユーザは全く意識することなく、FAX送受信処理に伴って、送受信FAXデータを登録させることができる。
また、この場合、クライアントPC30における監視設定画面D3の表示、並びにFAXサーバ40における送受信監視設定の設定値の記憶を省略しても良い。すなわち、図3に示すブロック図から監視設定画面表示手段135を省略した構成としても良い。また、手動で登録対象となるFAXデータを選択するための手段(送受信一覧表示手段137,図3参照)、並びにその工程(図14参照)を省略しても良いし、これに伴って登録指示を行うための手段(登録画面表示手段136,図3参照)を省略しても良い。
また、上記の実施形態では、FAXサーバ40は、単体の装置であるものとしたが(図1参照)、FAX機21またはクライアントPC30に内蔵された構成であっても良い。また、データベース43も、FAXサーバ40に内蔵されるのではなく、外部装置としてFAXサーバ40、FAX機21またはクライアントPCに接続された構成でも良い。
また、上記の実施形態では、クライアントPC30は、FAXサーバ40およびFAX機21を介してFAX送信を行う構成としたが、各クライアントPC30にFAXモデム22を搭載し、各PCから直接公衆回50線に接続してFAX送受信を行う構成であっても良い。この場合、FAX機一覧(図11参照)にそのFAXモデム22を搭載したクライアントPC30の情報も含めて記憶し、送受信監視処理(図9および図10参照)では、FAX機一覧に存在する全ての端末(FAX機21およびクライアントPC30)に対して処理を行うこととなる。
また、この構成の場合、クライアントPC30でFAX受信を行ったとき、そのステータスを随時FAXサーバ40へ送信することが好ましい。この構成によれば、FAXサーバプログラムの変更を行うことなく、本発明を適用することができる。
また、上記の実施形態では、FAXサーバ40のステータス取得手段141は、FAX機21がステータスの変化毎、又は定期的に送信する送受信ステータスを取得するものとしたが、FAXサーバ40がステータス要求を行い、それに対して返信された送受信ステータスを取得するようにしても良い。
また、各端末の各手段を、コンピュータ読み取り可能なプログラムとして提供しても良い。さらに、このプログラムを記録媒体に格納して提供し、他のコンピュータで利用できるようにしても良い。記憶媒体としては、ハードディスク、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上記の実施形態におけるFAXデータ管理システム10の例によらず、システム構成や装置構成等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
本発明のFAXデータ管理システムのシステム構成図である。 FAXボックスを示す図である。 FAXデータ管理システムのブロック図である。 クライアントPCからのFAX送信処理を示すフローチャートである。 送信ファイルを選択するための画面を示す図である。 送信FAX機の選択、並びに送信先の指定を行うための画面を示す図である。 FAX機からのFAX送信処理を示すフローチャートである。 FAX機によるFAX受信処理を示すフローチャートである。 送受信監視処理を示すフローチャートである。 図9に続くフローチャートである。 FAX機一覧を示す図である。 監視設定画面を示す図である。 登録画面を示す図である。 手動で登録対象を選択する処理を示すフローチャートである。 送受信一覧表示画面を示す図である。 登録一覧表示画面を示す図である。 登録一覧表示画面における検索結果を示す図である。 アクセス権設定画面を示す図である。
符号の説明
10:FAXデータ管理システム,20:複合機,21:FAX機,22:FAXモデム,30:クライアントPC,31:ファイリングプログラム,32:送受信FAX監視プログラム,33:ディスプレイ,40:FAXサーバ,41:FAXサーバプログラム,42:FAXボックス,43:データベース,50:公衆回線,60:ネットワーク

Claims (9)

  1. 紙文書によるFAX送受信を行う1台以上のFAX機、
    電子文書によるFAX送受信を行う1台以上のクライアントPC、
    前記FAX機および前記クライアントPCによる送受信FAXデータをデータベースに登録し、これらを統括管理するFAXサーバ、を有するFAXデータ管理システムであって、
    前記FAXサーバは、
    前記FAX機または前記クライアントPCのFAX送受信に伴って、どの端末が送受信したかに関わらず、送信FAXデータを送信先FAX番号別に、また受信FAXデータを送信元FAX番号別に、前記データベースに登録するFAXデータ登録手段を備えていることを特徴とするFAXデータ管理システム。
  2. 前記FAXデータ登録手段は、送受信されたFAX文書の画像データに検索用のテキストデータを付加した画像ファイルを、前記送受信FAXデータとして登録し、
    前記クライアントPCは、
    前記データベースから、登録された前記送受信FAXデータの一覧を読み出し、これを表示する登録一覧表示手段と、
    前記登録一覧表示手段により表示された一覧の中から、任意のテキスト、前記送信先/送信元FAX番号、前記送受信FAXデータの登録日時、前記送受信FAXデータの送受信日時、前記送受信FAXデータのデータサイズのうち1以上の情報を索引として、前記送受信FAXデータの検索を行う検索手段と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のFAXデータ管理システム。
  3. 前記FAXサーバは、
    前記FAX機および/または前記クライアントPCにおけるFAX送受信の状態である送受信ステータスを取得するステータス取得手段をさらに備え、
    前記FAXデータ登録手段は、前記ステータス取得手段により、前記FAX送受信の送受信完了のステータスを取得したとき、その送受信FAXデータを自動登録することを特徴とする請求項1または2に記載のFAXデータ管理システム。
  4. 前記クライアントPCは、
    前記ステータス取得手段の取得結果を監視し、送受信が完了した前記送受信FAXデータを検出したとき、その送受信FAXデータの登録指示をユーザに促すための画面を表示する登録画面表示手段をさらに備え、
    前記FAXデータ登録手段は、前記自動登録に代えて、前記クライアントPCからの登録指示を待って前記送受信FAXデータを登録することを特徴とする請求項3に記載のFAXデータ管理システム。
  5. 前記FAXサーバは、
    前記送受信FAXデータを、前記ステータス取得手段の取得結果と共に一時的に記憶するFAXボックスをさらに備え、
    前記クライアントPCは、
    前記ステータス取得手段の取得結果を監視するか否かの設定を、ユーザに促すための画面を表示する監視設定画面表示手段と、
    前記監視設定画面表示手段により監視しないように設定された場合、所定の操作をトリガとして、前記FAXボックスを参照し、前記送受信FAXデータの送受信一覧を表示する送受信一覧表示手段と、をさらに備え、
    前記登録画面表示手段は、表示した前記送受信一覧の中から、ユーザが登録対象として選択した前記送受信FAXデータの登録指示を促すための画面を表示することを特徴とする請求項4に記載のFAXデータ管理システム。
  6. 前記クライアントPCは、
    前記送受信FAXデータを参照および/または編集するためのアクセス権を、登録された前記送信先/送信元FAX番号毎に設定するための画面を表示するアクセス権設定画面表示手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のFAXデータ管理システム。
  7. 紙文書によるFAX送受信を行う紙文書送受信手段、
    電子文書によるFAX送受信を行う電子文書送受信手段、
    前記紙文書送受信手段および前記電子文書送受信手段によって送受信された送受信FAXデータを統括管理するFAXデータ管理手段、
    前記送受信FAXデータを登録するデータベース、を有するFAXデータ管理システムの制御方法であって、
    前記FAXデータ管理手段が、
    前記紙文書送受信手段または前記電子文書送受信手段のFAX送受信に伴って、その文書種類に関わらず、送信先または送信元のFAX番号別に前記送受信FAXデータを前記データベースに登録する工程を実行することを特徴とするFAXデータ管理システムの制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のFAXデータ管理システムにおける前記クライアントPCおよび/または前記FAXサーバの各手段として機能させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013093771A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Sharp Corp データ送受信装置及びデータ印字ソート方法
KR101282030B1 (ko) * 2007-01-26 2013-07-04 삼성전자주식회사 데이터의 보안 전송을 위한 화상형성장치 및 그 전송방법
JP2015075772A (ja) * 2013-10-04 2015-04-20 シャープ株式会社 データ受信装置
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