JP2006295809A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯電話機と車載電話機とに対し、乗車状態と非乗車状態とにおいてそれぞれ適切な種類の通信サービスを提供する。
【解決手段】 ユーザが車両1に乗車していない状態では、複数種類の通信サービスを携帯電話機4aに提供するとともに、複数種類のうちの一部の通信サービスを車載電話機10に提供する。一方、ユーザが車両1に乗車している状態では、携帯電話機4aに対しては一切の通信サービスを提供せずに、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部を車載電話機10に提供する。このようにすれば、ユーザが車両1に乗車している状態において、一切の通信サービスは携帯電話機4aに提供されないから、ユーザが携帯電話機4aを運転中に利用するという危険行為を防止することができる。ただし、少なくとも一部のサービスがユーザが乗車している車両1の車載電話機10に提供されるので、ユーザにとっては便利な仕組みとなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザが車両に乗車している場合と乗車していない場合とにおいて、それぞれ異なる方法で通信サービスを提供するための技術に関する。
ユーザが車両を運転しながら携帯電話機を使用する行為は、交通事故を誘発することがあるため、非常に危険な行為として問題視されている。そこで、このような行為を未然に防止するために、車載電話機と携帯電話機との各々に共通の電話番号を割り当てておき、必要に応じて、これら車載電話機及び携帯電話機のうち一方だけを使用可能にする仕組みが提案されている(特許文献1参照)。具体的には、携帯電話機が車両の外に位置するときには、車載電話機の電話機能を停止するとともに、携帯電話機を上記電話番号にて使用可能にする。一方、携帯電話機が車両の内部に持ち込まれた場合には、携帯電話機の電話機能を停止するとともに、車載電話機を上記電話番号にて使用可能にする。これにより、ユーザが車両に乗車しているときに上記電話番号に対する呼び出しがなされた場合には、携帯電話機ではなく車載電話機に着信することになる。よって、ユーザは車載電話機のハンズフリー通話機能を用いることで、運転中であっても安全に通話を行うことができるようになる。さらに、この仕組みを改善したものとして、複数のユーザが同一の車両を利用する場合に、いずれのユーザが車両に乗車したとしても、乗車したユーザの携帯電話機に代えて車載電話機を使用可能にするための仕組みが提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−197560号公報 特開2004−193641号公報
ところで、携帯電話機の多機能化が進みつつある状況下では、音声通信サービスのみならず、例えばテレビ電話サービスやインターネットへの接続サービスなどの、非音声通信サービスの利用頻度が増大している。上述した特許文献1,2の技術においては、通信サービスの種類が複数あることが想定されていないため、ユーザが乗車中には携帯電話機における全ての通信サービスが利用できなくなってしまうし、非乗車状態では車載電話機における全ての通信サービスが利用できなくなってしまうことになる。このように、携帯電話機及び車載電話機における複数種類の通信サービスの利用の可否をユーザの乗車/非乗車の別に応じて一律に定めてしまうと、ユーザが不便に感じることがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが携帯し得る通信装置と車両に搭載された通信装置とに対し、乗車状態と非乗車状態とにおいてそれぞれ適切な種類の通信サービスを提供可能にすることである。
上述した課題を解決するため、本発明は、携帯通信装置または車載通信装置に対して通信サービスを提供する通信網と、複数種類の通信サービスを前記携帯通信装置に提供することが許容された非乗車状態と、前記複数種類の通信サービスを前記携帯通信装置には提供せずに、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを前記携帯通信装置に対応付けられた前記車載通信装置に提供することが許容された乗車状態とのうち、いずれの状態であるかを記憶した記憶装置とを備え、前記通信網は、前記記憶装置に記憶されている内容に基づいて、前記携帯通信装置または前記車載通信装置に対して許容された通信サービスを提供する通信システムを提供する。
この通信システムによれば、非乗車状態では、複数種類の通信サービスを携帯通信装置に提供することが許容されているのに対し、乗車状態では、複数種類の通信サービスを携帯通信装置には提供せずに、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを携帯通信装置に対応付けられた車載通信装置に提供することが許容されている。よって、ユーザが車両に乗車している状態において、複数種類の通信サービスは携帯通信装置には提供されないから、ユーザが携帯通信装置を運転中に利用するという危険行為を防止することができるとともに、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部のサービスが携帯通信装置に対応付けられた車載通信装置に提供されるので、ユーザにとっては便利である。
また、本発明は、携帯電話機または車載電話機に対して通信サービスを提供する通信網と、前記携帯電話機の電話番号に基づいて複数種類の通信サービスを前記携帯電話機に提供するとともに、前記車載電話機に割り当てられた電話番号に基づいて前記複数種類の通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを前記車載電話機に提供することが許容された非乗車状態と、前記複数種類の通信サービスを前記携帯電話機には提供せずに、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを前記携帯電話機の電話番号に基づいて前記車載電話機に提供することが許容された乗車状態とのうち、いずれの状態であるかを記憶した記憶装置とを備え、前記通信網は、前記記憶装置に記憶されている内容に基づいて、前記携帯電話機または車載電話機に対して許容された通信サービスを提供する通信システムを提供する。
また、本発明は、携帯電話機または車載電話機に対して通信サービスを提供する通信網と、前記携帯電話機の電話番号に基づいて複数種類の通信サービスを前記携帯電話機に提供するとともに、前記車載電話機に割り当てられた電話番号に基づいて前記複数種類の通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを前記車載電話機に提供することが許容された非乗車状態と、前記複数種類の通信サービスを前記携帯電話機には提供せずに、その提供されない通信サービスのうち一部のサービスを前記携帯電話機の電話番号に基づいて前記車載電話機に提供するとともに、その残りのサービスのうちの少なくとも一部のサービスを前記車載電話機に割り当てられた電話番号に基づいて前記車載電話機に提供することが許容された乗車状態とのうち、いずれの状態であるかを記憶した記憶装置とを備え、前記通信網は、前記記憶装置に記憶されている内容に基づいて、前記携帯電話機または車載電話機に対して許容された通信サービスを提供する通信システムを提供する。
本発明の好ましい態様において、前記通信網は、前記乗車状態において、第3の通信装置から前記携帯電話機の電話番号宛への通信サービスが要求されると、前記携帯電話機の電話番号を用いて前記車載電話機に通信サービスを提供し、前記乗車状態において、第3の通信装置から前記車載電話機の電話番号宛へ通信サービスが要求されると、前記携帯電話機の電話番号宛に転送を行うことで前記携帯電話機の電話番号に基づいて前記車載電話機の電話番号宛への通信サービスを提供する。また、前記複数種類の通信サービスには、テキストメッセージの配信サービスが含まれており、前記通信網は、前記記憶装置によって記憶されている状態が乗車状態の場合には、前記携帯電話機の電話番号宛のテキストメッセージを保存しておき、前記記憶装置によって記憶されている状態が乗車状態から非乗車状態に遷移した場合には、前記携帯電話機の電話番号に基づいて保存しておいたテキストメッセージを前記携帯電話機に配信するようにしてもよい。また、前記通信網は、前記記憶装置によって記憶されている状態が乗車状態から非乗車状態に遷移した場合には、前記乗車状態において前記携帯電話機の電話番号に基づいて前記車載電話機に配信したテキストメッセージを、前記電話番号に基づいて前記携帯電話機に再配信するようにしてもよい。
また、本発明において、前記記憶装置は、前記携帯電話機または前記車載電話機からの指示に応じて、前記乗車状態又は前記非乗車状態を切り替えて記憶するようにしてもよい。
携帯電話機と車載電話機における通信サービスの利用の可否を、ユーザの乗車/非乗車の別に応じて一律に定めてしまうと、携帯電話機のユーザなどからの多様なニーズに応えることができなくなってしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、ユーザが車両に乗車していない状態(非乗車状態)では、複数種類の通信サービスを携帯電話機に提供するとともに、複数種類のうちの一部の通信サービスを車載電話機に提供する。一方、ユーザが車両に乗車している状態(乗車状態)では、携帯電話機に対しては一切の通信サービスを提供せずに、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを車載電話機に提供する。このようにすれば、ユーザが車両に乗車している状態では、一切の通信サービスは携帯電話機に提供されることはないから、ユーザが携帯電話機を運転中に利用するという危険行為を防止することができる。また、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部のサービスが、ユーザが乗車している車両の車載電話機に提供されるので、ユーザにとっては便利な仕組みとなる。
以下、図面を参照しながら、実施形態の詳細について説明する。なお、本実施形態では、ユーザが車両に乗車していない状態(非乗車状態)から乗車している状態(乗車状態)に遷移させることを「利用電話機の切替」と呼ぶ。一方、ユーザが車両に乗車している状態(乗車状態)から乗車していない状態(非乗車状態)に遷移させることを「利用電話機の切替解除」と呼ぶことにする。
(1)構成
まず、実施形態の構成について説明する。
図1に示す通信システムにおいて、車両1にはカーナビゲーション装置2が搭載されている。このカーナビゲーション装置2には車載モジュール3が接続されている。車両1に乗車している複数のユーザは、それぞれ携帯電話機4a,4bを携帯している。これらの携帯電話機4a,4bは、例えばIMT−2000(International Mobile Telecommunucation-2000)方式の携帯電話機であり、移動通信網5によって提供される複数種類の通信サービスを受けることが可能な携帯通信装置である。また、車載モジュール3とカーナビゲーション装置2とは互いに連携することによって、上記携帯電話機4a,4bとほぼ同様に、移動通信網5から提供される通信サービスを受けることができる。以下では、これら車載モジュール3とカーナビゲーション装置2とを合わせて、「車載電話機10」と呼ぶことにする。
移動通信網5は、携帯電話機4a,4bや車載電話機10と無線通信を行う基地局51と、網内の回線交換処理を行う交換局52とを備えている。この移動通信網5には、携帯電話機4a,4b及び車載電話機10に関する情報を記憶したホームロケーションレジスタ6と、携帯電話機4a,4b及び車載電話機10に音声メッセージを提供する音声メッセージ提供装置7が接続されている。ホームロケーションレジスタ6には、例えば位置登録情報などの周知の情報が記憶されているほか、乗車状態/非乗車状態の別に応じて携帯電話機4a,4bや車載電話機10に対して許容された通信サービスを提供するために必要な情報が記憶されている。音声メッセージ提供装置7には、いわゆる「特番」と呼ばれる、短縮された電話番号が割り当てられている。
移動通信網5によって提供される通信サービスには、例えば「音声通信サービス」、「動画像通信サービス」、「パケットデータ通信サービス」、「ショートメッセージサービス」及び「携帯電話機向けのインターネット接続サービス」などが含まれている。音声通信サービスは、双方向もしくは片方向の音声信号を1対1で遣り取りすること(通話)を可能にするサービスである。動画像通信サービスは、双方向もしくは片方向のオーディオ/ビデオ信号を1対1で遣り取りすること(いわゆるテレビ電話や映像配信)を可能にするサービスである。パケットデータ通信サービスは、IP(インターネットプロトコル) に準拠したデータ伝送サービスであり、インターネットやLAN(Local Area Network)等に接続された通信装置と携帯電話機4a,4bまたは車載電話機10との間のパケットによるデータ通信を可能にするものである。ショートメッセージサービス(SMS:Short Message Service)は、携帯電話機4a,4bや車載電話機10が互いにテキストメッセージを送受信することを可能にするサービスである。そして、携帯電話機向けのインターネット接続サービスは、携帯電話機4a,4bに実装された簡易ブラウザプログラムを用いることによってインターネット上の各種コンテンツサーバから携帯電話機に各種の情報を提供することを可能にするサービスである。
移動通信網5は、図1に示した基地局51や交換局52のほかにも、上記のような各種通信サービスを提供するための装置群を備えている。具体的には、移動通信網5は、パケットデータ通信を可能にするべく、携帯電話機4a,4bや車載電話機10に割り当てられたIPアドレスに従ってパケットデータを伝送する装置を備えている。また、移動通信網5は、ショートメッセージサービスを可能にするべく、テキストメッセージを伝送する装置を備えている。さらに、移動通信網5は、携帯電話機向けのインターネット接続サービスを可能にするべく、インターネットと移動通信網5とのゲートウェイとして機能する装置などを備えている。これらの装置はいずれも周知の構成であるため、図示を省略している。
車両1には複数の車両センサ7a,7b,7cが設けられている。これらの車両センサ7a〜7cは、車両1の動的或いは静的な状態を検知するための手段であり、例えばラジエータ内の水温や、各種オイルの油温・油圧や、車両1に装備された各種電子機器の状態などを検知する。これらの車両センサ7a〜7cは車載モジュール3に接続されており、車両センサ7a〜7cによる検出値は車載モジュール3によって取り込まれる。これらの検出値は、車載モジュール3から移動通信網5経由で、車両メーカや車両の整備者が運営するサーバ装置(図示略)にアップロードされるようになっている。
ここで、図2のブロック図を参照しながら、携帯電話機4aの構成について説明する。
図2において、音声処理部41aは、マイクロホン42aから出力されてくる音声信号を音声デジタル信号にA/D変換するほか、データ変換部43aから出力されてくる音声デジタル信号を音声信号にD/A変換し、スピーカ44aに出力する。データ変換部43aは、音声処理部41aから出力されてくる音声デジタル信号に対して変調処理を施すほか、無線部45aから出力されてくる信号を復調する。無線部45aは、データ変換部43aによって変調された音声デジタル信号を所定の周波数帯域の搬送波信号によって直交変調し、これを図示せぬアンテナから無線信号として送信する。また、無線部45aは、アンテナによって受信した無線信号を直交復調してデータ変換部43aに出力する。操作部46aは、オンフックやオフフック等の各種機能や、文字・数字などが割り付けられたキーを有しており、各キーに対するユーザの押圧操作に応じて操作信号を制御部47aに出力する。表示部48aは、制御部47aからの指示に基づいて各種の画像を表示する。記憶部49aは、ROM(Read Only Memory)やEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性記憶手段である。この記憶部49aには、携帯電話機4aに割り当てられた電話番号(MSISDN:Mobile Station International ISDN Number)と、IMUI(International Mobile User Identity)などの携帯電話機4aそのものを一意に識別するための機器識別子と、各種の制御プログラムとが記憶されている。制御部47aは、マイクロプロセッサにより構成されており、記憶部49aに記憶されている制御プログラムを実行することで携帯電話機4aの各部を制御する。
以上が携帯電話機4aの構成である。なお、携帯電話機4bの構成も携帯電話機4aと同様であるため、その説明は省略する。
次に、図3は、車載モジュール3及びカーナビゲーション装置2(つまり車載電話機10)の構成を示すブロック図である。車載モジュール3は、前述した携帯電話機4aと同様の構成である無線部31、データ変換部32及び音声処理部33を備えるほか、マイクロプロセッサからなる制御部34と、ROMやEEPROM等の記憶部35とを備えている。この記憶部35には、車載モジュール3に割り当てられた電話番号や、車載モジュール3を車載電話機10として一意に識別するための機器識別子(例えばIMUI)や、各種の制御プログラムが記憶されている。制御部34は、記憶部35に記憶されている制御プログラムを実行することで車載モジュール3の各部を制御する。
また、車載モジュール3は、通信インタフェース36,37を備えており、通信インタフェース36を介して車両センサ7a〜7cに接続され、通信インタフェース37を介してカーナビゲーション装置2に接続されている。これら車載モジュール3及び車両センサ7a〜7cの間の通信と、車載モジュール3及びカーナビゲーション装置2の間の通信とはそれぞれ有線であっても無線であってもよい。有線通信の場合は、通信インタフェース36,37は、通信ケーブルを接続するためのコネクタや通信回路を備えるものであり、無線通信の場合は、ブルートゥース(登録商標)やIrDA等の通信規格に従って通信を行う無線送受信回路を備えるものである。なお、車載モジュール3をカーナビゲーション装置2に内蔵するようにしてもよいし、これら車載モジュール3とカーナビゲーション装置2とを、互いのコネクタとコネクタとを連結することで通信接続するようにしてもよい。
前述したように、車載モジュール3とカーナビゲーション装置2とは車載電話機として機能するが、車載モジュール3は、通話に必要なマイクロホンやスピーカを備えていない。そこで、車載モジュール3は、カーナビゲーション装置2に備えられたマイクロホン21及びスピーカ22を利用するようになっている。具体的には、車載モジュール3の音声処理部33は、マイクロホン21から出力される音声信号を通信インタフェース23及び通信インタフェース37を介して受け取り、これを音声デジタル信号にA/D変換してデータ変換部32に供給する。また、音声処理部33は、データ変換部32から出力されてくる音声デジタル信号を音声信号にD/A変換し、これを通信インタフェース37及び通信インタフェース23を介してスピーカ22に出力する。これによって、ユーザはいわゆるハンズフリー通話を行うことができる。また、車載モジュール3は、携帯電話機4a,4bのような操作部や表示部を備えていないが、これらについても、上記と同様にカーナビゲーション装置2に備えられた操作部24や表示部25を利用するようになっている。
カーナビゲーション装置2の記憶部27は、ハードディスクやDVD(Digital Versatile Disk)等の不揮発性記憶手段である。この記憶部27には、カーナビゲーション用の制御プログラムや、車載モジュール3と通信を行いつつ車載電話機10として機能するための制御プログラムが記憶されている。制御部26は、マイクロプロセッサにより構成されており、記憶部27に記憶されている制御プログラムを実行することで、カーナビゲーション装置2の各部を制御する。測位部28は、図示せぬGPS衛星から受信した航法メッセージに基づいて自身の位置を算出するものである。
次に、図4は、ホームロケーションレジスタ6に記憶されている情報の一例を示す図である。ホームロケーションレジスタ6には、利用電話機の切替サービスの契約毎に割り当てられた「契約コード」と、その契約の種類を表す「契約プラン」と、携帯電話機か車載電話機かの別を示す「機器名」と、携帯電話機または車載電話機(車載モジュール)に割り当てられた「電話番号」と、利用電話機の切替がなされているか否かを表す「切替フラグ」と、利用電話機の切替の対象である携帯電話機を示す「切替対象フラグ」と、車載電話機(車載モジュール)に記憶されている「車載用PINコード」と、携帯電話機または車載電話機(車載モジュール)に割り当てられた「機器識別子」とがそれぞれ対応づけられて記憶されている。これらの情報のうち、「契約コード」、「契約プラン」、「機器名」、「電話番号」、「車載用PINコード」及び「機器識別子」は、ユーザからの届け出又は通信事業者の取り決めによって、予めホームロケーションレジスタ6に記憶されるものである。そして、「切替フラグ」と「切替対象フラグ」とが、携帯電話機又は車載電話機からの指示に応じて適宜書き換えられて記憶されるものである。
図4に示す例では、例えば電話番号「090−1111−1111」の携帯電話機(図1の携帯電話機4aとする)と、「090−1111−1112」の携帯電話機(携帯電話機4bとする)と、電話番号「090−9999−9991」の車載電話機(車載電話機10とする)とが1つの契約単位にまとめられている。つまり、これらの携帯電話機及び車載電話機の間で、利用電話機の切替がなされるという契約になっていることを意味している。例えば、携帯電話機4aを利用するユーザと携帯電話機4bを利用するユーザとは家族であり、これらのユーザのいずれかが車載電話機10を搭載する車両1を運転する、というようなケースである。
そして、これらの携帯電話機及び車載電話機に対応づけて切替フラグ「1」が設定されている場合は、利用電話機の切替がなされていることを意味している。つまり、携帯電話機のユーザは車両に乗車中ということである。一方、切替フラグ「0」が設定されている場合は、利用電話機の切替がなされていないこと(切替解除)を意味している。つまり、携帯電話機のユーザは車両に乗車していない状態ということである。そして、切替対象フラグは、切替対象の携帯電話機に対して「1」が設定される。図4の例では、電話番号「090−1111−1111」の携帯電話機4aと、「090−1111−1112」の携帯電話機4bと、電話番号「090−9999−9991」の車載電話機10とからなる組については、利用切替フラグ「1」が設定されているから、利用電話機の切替がなされており、さらに、電話番号「090−1111−1111」の携帯電話機4aについて切替対象フラグ「1」が設定されているから、携帯電話機4aが車載電話機10のとの切替対象である場合を示している。これに対し、電話番号「090−1111−1114」、「090−1111−1115」、「090−1111−1116」の携帯電話機と、電話番号「090−9999−9993」の車載電話機10とからなる組については、利用切替フラグ「0」が設定されているから、利用電話機の切替がなされていない場合、つまりいずれの携帯電話機のユーザも車両に乗車していない場合を示している。
本実施形態では、利用電話機の切替に関する契約として、2種類のプランが用意されている。図5はこの2種類の契約プラン(契約プラン1、契約プラン2)の内容を説明するための図であり、図中「a」と記された通信サービスは、電話番号aに基づいて提供されることを意味しており、「b」と記された通信サービスは、電話番号bに基づいて提供されることを意味しており、「−」と記された通信サービスは、提供が許容されていないことを意味している。
図5を参照して、まず契約プラン1について説明する。
この契約プラン1では、非乗車状態(利用電話機の切替を行っていないとき)においては、携帯電話機4a,4bは、自身の電話番号aを用いて全種類の通信サービスを受けることができ、車載電話機10は、自身の電話番号bを用いて一部の通信サービス(パケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービス)を受けることができるようになっている。このように非乗車状態であっても車載電話機10がパケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービスを受けることができるようになっている理由は、車載電話機10がこれらの通信サービスを利用することで、例えば車両センサ7a〜7cによって収集した車両1の状態を、前述したサーバ装置にアップロードできるようにするためである。
一方、乗車状態(利用電話機の切替を行っているとき)においては、利用電話機の切替対象である携帯電話機はあらゆる通信サービスを受けることができず、車載電話機10は、その携帯電話機の電話番号aを用いて、携帯電話機向けのインターネット接続サービスを除いた全ての通信サービスを受けることができるようになっている。車載電話機10が携帯電話機向けのインターネット接続サービスを受けることができないのは、このサービスは携帯電話機専用に開発されたサービスであるため、車載電話機10がこのサービスを利用しようとしても何らかの不具合が発生する可能性があるからである。
このように、契約プラン1において、非乗車状態では、携帯電話機の電話番号に基づいて全種類の通信サービスが携帯電話機に提供されるとともに、車載電話機に割り当てられた電話番号に基づいて全種類の通信サービスのうち少なくとも一部のサービスが車載電話機に提供されるようになっている。一方、乗車状態では、通信サービスはいっさい携帯電話機には提供されず、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部のサービスが携帯電話機の電話番号に基づいて車載電話機に提供されるようになっている。
次に、契約プラン2について説明する。
この契約プラン2では、非乗車状態では契約プラン1と同様の内容である。つまり、携帯電話機4a,4bは自身の電話番号aを用いて全種類の通信サービスを受けることができ、車載電話機10は自身の電話番号bを用いてパケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービスのみを受けることができるようになっている。
一方、乗車状態では、利用電話機の切替対象である携帯電話機は通信サービスをいっさい受けることができず、車載電話機10は携帯電話機向けのインターネット接続サービス以外の通信サービスを受けることができるが、その際に用いる電話番号が契約プラン1とは異なっている。具体的には、車載電話機10は、音声通信サービス及び動画像通信サービスを受ける際には、利用電話機の切替対象である携帯電話機の電話番号aを用いるし、パケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービスを受ける際には自身の電話番号bを用いる。
このように、契約プラン2において、非乗車状態では、携帯電話機の電話番号に基づいて全種類の通信サービスが携帯電話機に提供されるとともに、車載電話機に割り当てられた電話番号に基づいて全種類の通信サービスのうち少なくとも一部のサービスが車載電話機に提供される。一方、乗車状態では、通信サービスがいっさい携帯電話機には提供されない。そして、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部の通信サービス(音声通信サービス及び動画像通信サービス)が携帯電話機の電話番号に基づいて車載電話機に提供される。そして、その残りの通信サービス(携帯電話機向けのインターネット接続サービス、パケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービス)のうち、少なくとも一部のサービス(パケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービス)が、車載電話機に割り当てられた電話番号に基づいてその車載電話機に提供されるようになっている。
以上のように契約プランを2種類用意しているのは、次のような要望に応えるためである。
携帯電話機または車載電話機が行った通信に要する通信費用は、通信事業者によってそれぞれの電話番号単位で課金される。従って、携帯電話機の電話番号を用いて通信サービスを受けた場合には、その電話番号での契約者に通信料金が課金されるし、車載電話機の電話番号を用いて通信サービスを受けた場合には、その電話番号での契約者に通信料金が課金されることになる。ここで、例えばユーザが車両1としてレンタカーを借りて利用する場合を想定すると、そのユーザが車両1に持ち込む携帯電話機はそのユーザ自身が通信事業者と契約したものであるが、車載電話機は車両1の設備であるからレンタカーの事業者が通信事業者と契約したものである。従って、携帯電話機の電話番号を用いて通信サービスを受けた場合には、携帯電話機のユーザに通信料金が課金されるし、車載電話機の電話番号を用いて通信サービスを受けた場合には、レンタカーの事業者に通信料金が課金されることになる。通信料金を携帯電話機のユーザに課金するかレンタカーの事業者に課金するかは、通信の目的やその他の条件に応じて決定可能なことが望ましい。よって、本実施形態では、これら両者への課金に対応することができるように、乗車状態ではあらゆる通信サービスの通信料金を携帯電話機のユーザに課金する契約プラン1と、乗車状態であっても、一部の通信サービスの通信料金を車載電話機の契約者(ここではレンタカー事業者)に課金する契約プラン2とを用意しているのである。
また、次のようなケースも想定される。
例えば車載電話機については、車両メーカが通信事業者と契約するような場合が想定される。なぜなら、車両の故障をいち早く発見するために、非乗車状態において車載電話機が収集した車両の状態をサーバ装置にアップロードするというような場合には、車両メーカがその通信に関する通信料金を負担するようなケースがあるからである。このような場合、上記契約プラン2によれば、非乗車状態ではあらゆる通信サービスの通信料金を携帯電話機のユーザに課金する一方、乗車状態では、一部の通信サービスの通信料金を車載電話機の契約者(ここでは車両メーカ)に課金することができるから、より便利な課金体型を構築することが可能となる。
以上が本実施形態の構成である。
(2)動作
次に、本実施形態の動作について、(i)非乗車状態において通信サービスを提供する動作、(ii)利用電話機の切替または切替解除の動作、(iii)乗車状態において通信サービスを提供する動作、という順番で説明する。なお、携帯電話機4a,4b及び車載電話機10の電話番号は、それぞれ図4に示した「090−1111−1111」、「090−1111−1112」、「090−9999−9991」とする。
(i)非乗車状態において通信サービスを提供する動作
携帯電話機4aは、自身の電話番号「090−1111−1111」を用いて、音声通信サービス、動画像通信サービス、パケットデータ通信サービス、ショートメッセージサービス及び携帯電話機向けのインターネット接続サービスを受けることができる。一方、車載電話機10は、自身の電話番号「090−9999−9991」を用いて、パケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービスを受ける。これは契約プラン1の場合であっても、契約プラン2の場合であっても同様である。これらの動作は、従来から実施されている処理と同じように、各々の電話機(携帯電話機及び車載電話機)に割り当てられた電話番号に基づいて行われるものであるため、詳細な技術説明は省略する。
(ii)利用電話機の切替または切替解除の動作
まず、利用電話機の切替の動作について説明する。図6において、ユーザが自身の携帯電話機4aの操作部46aを操作して、音声メッセージ提供装置7の特番へ発呼することを指示する。携帯電話機4aの制御部47aは、この発呼操作を受け付けると(ステップS11)、入力された特番を含む発呼信号を無線部45aから送信する(ステップS12)。これによって、音声メッセージ提供装置7と携帯電話機4aとの間の電話回線が確立される。電話回線が確立されると、音声メッセージ提供装置7は、利用電話機の切替か切替解除かのいずれかを指定するように促す音声メッセージを携帯電話機4aに送信する(ステップS13)。
ユーザが携帯電話機4aの操作部46aを用いて、利用電話機の切替を指示する操作を行うと、携帯電話機4aの制御部47aは、この操作を受け付けて(ステップS14)、切替指示を送信する(ステップS15)。これに応じて、音声メッセージ提供装置7は、切替対象となる携帯電話機の電話番号を入力するように促す音声メッセージを携帯電話機4aに送信する(ステップS16)。ユーザが携帯電話機4aに電話番号「090−1111−1111」を入力すると、携帯電話機4aの制御部47aは、この操作を受け付けて(ステップS17)、入力された電話番号を送信する(ステップS18)。
音声メッセージ提供装置7は、受信した電話番号をホームロケーションレジスタ6に転送する(ステップS19)。ホームロケーションレジスタ6は、自身が記憶している内容を参照して、受信した電話番号「090−1111−1111」に対応するレコードをサーチし(ステップS20)、そのサーチ結果(ここでは対応するレコードが有った旨)を音声メッセージ提供装置7に送信する(ステップS21)。次いで、音声メッセージ提供装置7は、車載用PINコードの入力を促す音声メッセージを携帯電話機4aに送信する(ステップS22)。ユーザが携帯電話機4aに車載用PINコード「85236」を入力すると、携帯電話機4aの制御部47aは、この操作を受け付けて(ステップS23)、入力された車載用PINコードを送信する(ステップS24)。音声メッセージ提供装置7は、受信した車載用PINコードをホームロケーションレジスタ6に転送する(ステップS25)。
そして、ホームロケーションレジスタ6は、ステップS20におけるサーチにより特定されたレコードに、ステップS25で受信した車載用PINコード「85236」が登録されているか否かを判断する。ここでは図4に示すごとく、電話番号「090−1111−1111」に車載用PINコード「85236」が対応づけられて登録されている。このように、携帯電話機から受信した電話番号と車載用PINコードとが予め登録されているものと一致することで、携帯電話機4aを操作するユーザの正当性を確認することができる。よって、ホームロケーションレジスタ6は、このレコードの切替フラグ「1」を設定するとともに、電話番号「090−1111−1111」に対応する利用切替対象フラグ「1」を設定する(ステップS26)。これによって、利用電話機の切替が完了する。以降、後述の(iii)で説明するようにして、移動通信網5から車載電話機10にのみ一部の通信サービスが提供される。
なお、上述したようにユーザが電話番号と車載用PINコードの正しい組さえ入力すれば、そのユーザは正当と判断されるようになっている。よって、ユーザは、切替対象ではない携帯電話機(例えば携帯電話機4b)を用いて、携帯電話機4aを対象とした利用電話機の切替を指示することも可能である。よってユーザにとっては便利である。
次に、利用電話機の切替解除の動作について説明する。この場合、図7に示すように、携帯電話機4aの制御部47aは特番への発呼操作を受け付けると(ステップS11)、入力された特番を含む発呼信号を送信する(ステップS12)。音声メッセージ提供装置7と携帯電話機4aとの間の電話回線が確立されると、音声メッセージ提供装置7は、利用電話機の切替か切替解除のいずれかを指定するように促す音声メッセージを携帯電話機4aに送信する(ステップS13)。ここまでは図6と同じである。
ここで、ユーザが携帯電話機4aの操作部46aを用いて切替解除を指示する操作を行うと、携帯電話機4aの制御部47aは、この操作を受け付けて(ステップS31)、切替解除指示を送信する(ステップS32)。この際、移動通信網5の発信者番号通知機能により、携帯電話機4aの電話番号「090−1111−1111」が移動通信網5の交換局52から音声メッセージ提供装置7に通知される。
これに応じて、音声メッセージ提供装置7は、移動通信網5から通知された携帯電話機の電話番号「090−1111−1111」をホームロケーションレジスタ6に転送するとともに(ステップS33)、切替解除の指示を受け付けた旨の音声メッセージを携帯電話機4aに送信する(ステップS34)。ホームロケーションレジスタ6は、自身が記憶している内容を参照して、転送されてきた電話番号「090−1111−1111」に対応するレコードをサーチし、この結果特定されたレコードの切替フラグ「0」を設定するとともに、電話番号「090−1111−1111」に対応する利用切替対象フラグ「0」を設定する(ステップS35)。これによって、利用電話機の切替解除が完了する。以降、(i)で説明したようにして、移動通信網5から携帯電話機4aと車載電話機10のそれぞれに対して通信サービスが提供される。
なお、上述した利用電話機の切替または切替解除は、携帯電話機からの要求に応じて開始するのではなく、車載電話機からの要求に応じて開始するようにしてもよい。具体的には、ユーザが車載電話機(カーナビゲーション装置2)の操作部24を操作して特番を入力して発呼を指示すると、これに応じて、車載電話機(車載モジュール3)の無線部31から特番を含む発呼信号が発信されるといった具合である。
(iii)乗車状態において通信サービスを提供する動作
この動作については、契約プラン1と契約プラン2とに分けて説明する。
(a)契約プラン1の場合
図4の例において、ホームロケーションレジスタ6に切替対象フラグ「1」が設定されている携帯電話機4a(電話番号「090−1111−1111」)は、移動通信網5から提供される通信サービスをいっさい受けることができない。
一方、車載電話機10(「090−9999−9991」)は、携帯電話機4aの電話番号「090−1111−1111」を用いることにより、一部の通信サービス(音声通信サービス、動画像通信サービス、パケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービス)を受けることができる。例えば音声通信サービスであれば、第3者の電話機から携帯電話機4aの電話番号(例えば図4の「090−1111−1111」とする)宛の発呼があった場合、移動通信網5の交換局52は、ホームロケーションレジスタ6の記憶内容を参照し、電話番号「090−1111−1111」に対応する車載電話機10の電話番号「090−9999−9991」を取得し、この電話番号「090−9999−9991」及び、これに対応する機器識別子「9114556」を用いて車載電話機10を呼び出す。
また、車載電話機10から第3者の電話機宛に発呼がなされた場合、移動通信網5の交換局52は、ホームロケーションレジスタ6の記憶内容を参照し、車載電話機10の電話番号「090−9999−9991」に対応する携帯電話機4aの電話番号「090−1111−1111」を取得し、この電話番号「090−1111−1111」を発呼先の電話機に発信者番号として通知する。この場合、通信料金は携帯電話機4aの電話番号「090−1111−1111」に対して課金されることになる。
上記のように、車載電話機10に対しては携帯電話機4aの電話番号に基づいて通信サービスが提供される。よって、第3者の通信装置から車載電話機10の電話番号に対して通信サービスが要求された場合には、次のようになる。例えば、要求された通信サービスがパケットデータ通信サービスの場合には、車載電話機10は、電源が入っていない状態または通信サービスエリアの圏外である状態と同じとみなされ、移動通信網5からその車載電話機10に対するパケット送信処理は行われない。また、要求された通信サービスが音声通信サービスやテレビ電話サービスの場合、移動通信網5は、第3者の通信装置(電話機)に対して、車載電話機10は電源が入っていないか又は電波が届かない場所にある旨の音声メッセージを応答するようにしてもよいし、単に通話ができない旨を応答するようにしてもよい。
そして、動画像通信サービスに関しても、上記の音声通信サービスと同様の動作となる。また、パケットデータ通信サービスや、ショートメッセージサービスにおいては、移動通信網5は、電話番号そのものを用いてこれら通信サービスを実行するのではなく、電話番号に対応したIPアドレスその他の通信アドレスを用いて通信サービスを実行することになるが、少なくとも「電話番号」という契約単位に割り当てられた情報に基づいて通信サービスを提供することになる。
(b)契約プラン2の場合
次に契約プラン2について説明する。
図4に示した例において、ホームロケーションレジスタ6に切替対象フラグ「1」が設定されている携帯電話機4a(電話番号「090−1111−1111」)は、移動通信網5から提供される通信サービスをいっさい受けることができない。
一方、車載電話機10(電話番号「090−9999−9991」)は、一部の通信サービス(音声通信サービス、動画像通信サービス、パケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービス)を受けることができるが、これらのサービスのうち、パケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービスを受ける際には自身の電話番号「090−9999−9991」を用い、音声通信サービス及び動画像通信サービスを受ける際には携帯電話機4aの電話番号「090−1111−1111」を用いる。車載電話機10がパケットデータ通信サービス及びショートメッセージサービスを受ける場合は、非乗車状態において車載電話機10がこれらサービスを受ける際と同様の動作となる。また、車載電話機10が音声通信サービス及び動画像通信サービスを受ける場合は、上述した契約プラン1において車載電話機10がこれらサービスを受ける際と同様の動作となる。
上記のように、音声通信サービス及び動画像通信サービスに関しては携帯電話機4aの電話番号に基づいて車載電話機10に提供されるので、第3者の通信装置から車載電話機10の電話番号に対する音声通信サービス及び動画像通信サービスが要求された場合には、移動通信網5は、第3者の通信装置に対して、車載電話機10は電源が入っていないか又は電波が届かない場所にある旨の音声メッセージを応答するようにしてもよいし、単に通信サービスを利用できない旨を応答するようにしてもよい。
上述したように、本実施形態では、ユーザが車両1に乗車していない状態では、複数種類の通信サービスを携帯電話機4aに提供するとともに、複数種類のうちの一部の通信サービスを車載電話機10に提供する。一方、ユーザが車両1に乗車している状態では、携帯電話機4aに対しては一切の通信サービスを提供せずに、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部を車載電話機10に提供する。従って、乗車状態において、携帯電話機4aに提供する通信サービスと車載電話機10に提供する通信サービスとして適切な種類の通信サービスを定めておけば、携帯電話機のユーザや車両メーカ等からの多様なニーズに応えることができる。
また、本実施形態では、乗車状態では携帯電話機4aに提供されない通信サービスのうち少なくとも一部が、その携帯電話機4aの電話番号に基づいて車載電話機10に提供される、という契約プラン1と、乗車状態では携帯電話機4aに提供されない通信サービスのうち、一部の通信サービスが携帯電話機4aの電話番号に基づいて車載電話機10に提供され、その残りの通信サービスのうち少なくとも一部の通信サービスが車載電話機10に割り当てられた電話番号に基づいて車載電話機10に提供される、という契約プラン2とを用意している。携帯電話機4aまたは車載電話機10が行った通信に要する通信費用は、通信事業者によってそれぞれの電話番号単位で課金される。通信料金を携帯電話機4aのユーザに課金するか車載電話機10のユーザに課金するかは必要に応じて決定可能なことが望ましいが、本実施形態では、上記契約プラン1及び契約プラン2により、これら両方の課金体系に対応することができる。
(3) 本発明は、上述した実施形態に限定されず、例えば次のような変更が可能である。
(3−1)変形例1
契約プラン1の場合、車載電話機10に対しては携帯電話機4aの電話番号に基づいて通信サービスが提供される。よって、第3者の通信装置から車載電話機10の電話番号に対してパケットが送信される場合、車載電話機10は、電源が入っていない状態または通信サービスエリアの圏外である状態と同じとみなされ、移動通信網5からその車載電話機10に対するパケット送信処理は行われない。
しかしながら、例えば車両1の運行を管理する運行管理システムにとっては、車載電話機10をその車載電話機10の電話番号で呼び出し、車両1の位置情報を取得したいというような場合がある。もちろん、本実施形態では、乗車しているユーザの携帯電話機4aの電話番号に基づいて車載電話機10を呼び出すことが可能ではあるが、例えば複数の運転者が交代で車を使用するようなケースでは、現在、誰が現実に運転しているのかを特定することができない場合がある。よって、望ましいのは、どの携帯電話機のユーザが乗車しているのかに関わらず、車載電話機10を呼び出せるようにすることである。
そこで、例えばパケットデータの着信については、携帯電話機の電話番号及び車載電話機の電話番号の双方に対して着信するか否かをユーザに選択させておき、その選択の別をホームロケーションレジスタ6に予め登録しておく。双方に着信することが選択されている場合には、次のような動作となる。乗車状態で第3者の通信装置から携帯電話機4aの電話番号宛のパケットデータが送信されてくると、交換局52はその携帯電話機4aの電話番号を用いて車載電話機10にパケットデータを転送する。これは、実施形態の「契約プラン1」で説明したとおりである。これに対し、乗車状態で第3者の通信装置から車載電話機10の電話番号宛のパケットデータが送信されてくると、交換局52はまずホームロケーションレジスタ6での登録状況を確認する。そして、パケットデータが携帯電話機の電話番号及び車載電話機の電話番号の双方に着信するように選択されている場合、交換局52は車載電話機10の電話番号宛のパケットデータを携帯電話機4aの電話番号宛に転送する。移動通信網5は、その携帯電話機4aの電話番号に対応する車載電話機10の電話番号及び機器識別子を用いて、車載電話機10にパケットデータを転送する。このようにすれば、移動通信網5は、乗車状態であっても、携帯電話機4aの電話番号に基づいて車載電話機10の電話番号宛への通信サービスを提供することができる。
なお、上記の実施形態では、機器識別子に対応付けられる電話番号は1つであるとする前提に基づいているため、上述のようにホームロケーションレジスタ6での登録状況に応じて、ある宛先の電話番号への着信を異なる電話番号へ転送するという例を説明した。この例では、既存の移動通信網の改変を最小限に抑えることができるというメリットがある。一方、機器識別子に対応付けられる電話番号を複数設定できるように移動通信網(交換局)を構成した場合、上記の例のような「転送」という形態をとらずに、電話番号が割り当てられた通信機器へ送信することが可能となる。ただし、この場合は、その通信機器が発信する場合の発信者番号を、ベアラ別または宛先別に事前に設定しておくか、または、発信の都度設定するなどの必要がある。
また、図4に示したような契約単位で、上記のような携帯電話機の電話番号及び車載電話機の電話番号の双方に対して着信するか否かを定めるようにした場合には、その双方の電話番号宛の全てのパケットデータが転送の対象となる。一方、パケットデータの送信元の通信装置毎に、携帯電話機の電話番号及び車載電話機の電話番号の双方に対して着信するか否かを定めるようにした場合には、特定の送信元装置から送信されてきたパケットデータだけが上記のような転送の対象となる。これによって、例えば車両の運行を管理する運行管理システムから車載電話機の電話番号宛に送信されてきたパケットデータのみを転送の対象とすることが可能となる。
(3−2)変形例2
携帯電話機向けのインターネット接続サービスは、携帯電話機専用に開発されたサービスであるから、車載電話機10がこのサービスを利用しようとしても不具合が発生する可能性があるため、実施形態では車載電話機10はこのサービスを一律に利用不可としていた。これと同様に、例えば、電子メールやショートメッセージを車載電話機10が受信しても、機種によってはそれを表示できないことが想定される。この場合、移動通信網5からみれば、これら電子メール等を正常に送信済みという扱いになり、この結果、これらの電子メール等はメールボックスから消去されてしまい、ユーザがこれらを参照する機会が失われてしまう。そこで、このようなテキストメッセージを配信する類の通信サービスにおいて、上述したような不具合を防止するため、次のような処理を行うようにしてもよい。
また、移動通信網5は、乗車状態において携帯電話機4aの電話番号宛のテキストメッセージを受け取ると、そのテキストメッセージを車載電話機10に配信するが、乗車状態から非乗車状態に遷移した場合には、既に乗車状態において配信したテキストメッセージを携帯電話機4aに再配信するようにしてもよい。例えば、移動通信網5は、乗車状態から非乗車状態に遷移した際に、携帯電話機4a宛のテキストメッセージを車載電話機10に配信した旨を知らせる電子メールを携帯電話機に送信する。ユーザがその電子メールに記載されたURL(Uniform Resource Locator)へ携帯電話機4aをアクセスさせ、暗証番号を入力し転送指示を行うことで、移動通信網5は、既に配信済みのテキストメッセージを携帯電話機4aに再度配信する。この場合、移動通信網5は、予めURLに有効期限を設けて電子メールを送信し、これと連動させてURLの有効期限経過後にテキストメッセージを削除するようにする。このようにすれば、不要なメッセージをいつまでも保存することでテキストメッセージ記憶装置の記憶容量を逼迫するような事態を防ぐことができる。
(3−3)変形例3
実施形態では、車載電話機10は、携帯電話機向けのインターネット接続サービスを受けることができないと説明した。これは、このサービスは携帯電話機専用に開発されたサービスであり、車載電話機10がこのサービスを利用しようとした場合、何らかの不具合が発生する可能性があるからである。ただし、このような不具合が発生するおそれがない場合には、車載電話機10に対して全種類の通信サービスを提供するようにしてもよい。
(3−4)変形例4
利用電話機の切替または切替解除を行う際には、携帯電話機が特番発信し、これに応じてその携帯電話機に音声メッセージを送信してユーザに操作を促すようにしていた。しかし、このような方法に限らず、携帯電話機に予め用意されたメニュー画面を表示させ、ユーザがこのメニュー画面を階層的に辿っていくことで、利用電話機の切替または切替解除のための操作を行うようにしてもよい。
(3−5)変形例5
実施形態では、車載モジュール3とカーナビゲーション装置2とが連携して車載電話機10として機能していたが、車載電話機10を構成する装置はこれらに限定されるものではない。また、携帯電話機4a,4bは、IMT−2000方式に限定されるものではなく、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communications )方式の携帯電話機であってもよいし、PHS(Personal Handyphone System:登録商標)方式の簡易携帯電話機であってもよい。また、携帯電話機4a,4bと車載電話機10とに提供する通信サービスに音声通信サービスが含まれなくてもよい。つまり、ユーザが車両1を運転しながら行う行為は、通話に限らず携帯通信装置を利用する行為全般であるから、携帯電話機4a,4bと車載電話機10において通話機能は必須ではなく、データ通信のみを行う携帯通信装置と車載通信装置であってもよい。
本発明の実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。 同システムにおける携帯電話機の構成を示すブロック図である。 同システムにおける車載モジュールとカーナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 同システムにおけるホームロケーションレジスタが記憶している情報の一例を示す図である。 同システムにおける契約プランを説明するための図である。 同システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 同システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1・・・車両、2・・・カーナビゲーション装置、3・・・車載モジュール、4a,4b・・・携帯電話機、5・・・移動通信網、6・・・ホームロケーションレジスタ、7・・・音声メッセージ提供装置。

Claims (7)

  1. 携帯通信装置または車載通信装置に対して通信サービスを提供する通信網と、
    複数種類の通信サービスを前記携帯通信装置に提供することが許容された非乗車状態と、前記複数種類の通信サービスを前記携帯通信装置には提供せずに、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを前記携帯通信装置に対応付けられた前記車載通信装置に提供することが許容された乗車状態とのうち、いずれの状態であるかを記憶した記憶装置とを備え、
    前記通信網は、前記記憶装置に記憶されている内容に基づいて、前記携帯通信装置または前記車載通信装置に対して許容された通信サービスを提供する通信システム。
  2. 携帯電話機または車載電話機に対して通信サービスを提供する通信網と、
    前記携帯電話機の電話番号に基づいて複数種類の通信サービスを前記携帯電話機に提供するとともに、前記車載電話機に割り当てられた電話番号に基づいて前記複数種類の通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを前記車載電話機に提供することが許容された非乗車状態と、前記複数種類の通信サービスを前記携帯電話機には提供せずに、その提供されない通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを前記携帯電話機の電話番号に基づいて前記車載電話機に提供することが許容された乗車状態とのうち、いずれの状態であるかを記憶した記憶装置とを備え、
    前記通信網は、前記記憶装置に記憶されている内容に基づいて、前記携帯電話機または前記車載電話機に対して許容された通信サービスを提供する通信システム。
  3. 携帯電話機または車載電話機に対して通信サービスを提供する通信網と、
    前記携帯電話機の電話番号に基づいて複数種類の通信サービスを前記携帯電話機に提供するとともに、前記車載電話機に割り当てられた電話番号に基づいて前記複数種類の通信サービスのうち少なくとも一部のサービスを前記車載電話機に提供することが許容された非乗車状態と、前記複数種類の通信サービスを前記携帯電話機には提供せずに、その提供されない通信サービスのうち一部のサービスを前記携帯電話機の電話番号に基づいて前記車載電話機に提供するとともに、その残りのサービスのうちの少なくとも一部のサービスを前記車載電話機に割り当てられた電話番号に基づいて前記車載電話機に提供することが許容された乗車状態とのうち、いずれの状態であるかを記憶した記憶装置とを備え、
    前記通信網は、前記記憶装置に記憶されている内容に基づいて、前記携帯電話機または前記車載電話機に対して許容された通信サービスを提供する通信システム。
  4. 前記通信網は、
    前記乗車状態において、第3の通信装置から前記携帯電話機の電話番号宛への通信サービスが要求されると、前記携帯電話機の電話番号を用いて前記車載電話機に通信サービスを提供し、
    前記乗車状態において、第3の通信装置から前記車載電話機の電話番号宛へ通信サービスが要求されると、前記携帯電話機の電話番号宛に転送を行うことで前記携帯電話機の電話番号に基づいて前記車載電話機の電話番号宛への通信サービスを提供する請求項2記載の通信システム。
  5. 前記複数種類の通信サービスには、テキストメッセージの配信サービスが含まれており、
    前記通信網は、前記記憶装置によって記憶されている状態が乗車状態の場合には、前記携帯電話機の電話番号宛のテキストメッセージを保存しておき、前記記憶装置によって記憶されている状態が乗車状態から非乗車状態に遷移した場合には、保存しておいたテキストメッセージを前記携帯電話機の電話番号に基づいて前記携帯電話機に配信する請求項2又は3に記載の通信システム。
  6. 前記複数種類の通信サービスには、テキストメッセージの配信サービスが含まれており、
    前記通信網は、前記記憶装置によって記憶されている状態が乗車状態から非乗車状態に遷移した場合には、前記乗車状態において前記携帯電話機の電話番号に基づいて前記車載電話機に既に配信したテキストメッセージを、前記電話番号に基づいて前記携帯電話機に再配信する請求項2又は3に記載の通信システム。
  7. 前記記憶装置は、前記携帯電話機または前記車載電話機からの指示に応じて、前記乗車状態又は前記非乗車状態を切り替えて記憶する請求項2又は3に記載の通信システム。
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