JP2006287876A - 映像記録再生装置、映像記録方法及び映像再生方法 - Google Patents

映像記録再生装置、映像記録方法及び映像再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】映像記録再生装置の管理外である記録装置に対しても、自装置内の記録装置の記録容量が残り少なくなった場合に、ネットワークに接続されている他の映像記録再生装置に対して、自装置に接続されている監視カメラ等の映像を記録させることができる映像記録再生装置、映像記録方法及び映像再生方法を提供する。
【解決手段】ネットワークに接続された複数の映像記録再生装置間において、各装置の記録残容量等の装置情報をやり取りするため、例えば、自映像記録再生装置に接続されている監視カメラ等の映像を記録する際に、自映像記録再生装置内の記録装置の残容量が不足している場合に、他の映像記録再生装置に対して映像データを転送して記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視カメラ等により撮影された映像をネットワークに接続された複数の映像記録再生装置で分散記録再生管理を行う映像記録再生装置、映像記録方法及び映像再生方法に関する。
インターネット等のネットワーク技術の普及に伴い、遠隔地における監視カメラの映像を監視カメラが設置されている場所とは離れた場所でネットワークを介してモニタする監視システムが増加している。
このような場合に、監視カメラの映像は、監視カメラが接続されている、例えば、ディスクレコーダといった記録機器や記録媒体に記録される。
また、映像を記録する際に、記録している記録機器の記録容量が残り少なくなってきた場合には、残量が少なくなっていることを示すアラームを発生させ、機器管理者に警告を発し、記録機器を取り替えたり、容量を増加させる等の対策が必要となってくる。この場合に、すぐに対処ができれば問題はないが、そのためには、随時、監視員がそばに常駐して監視する必要がある。さらに、人手による記録機器の取り替えは、重要なアラーム情報の記録をとり逃す原因になることも考えられ、監視システムとしては問題となってくる。
このため、記録容量の残量が少なくなった場合には、自動的に記録容量に余裕のある記録機器や記録媒体に記録先を変更する等ができることが望ましい。
このような記録容量の残容量不足時に、他の記録媒体に代えて、記録を継続させる方法として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
図9は、特許文献1に開示された従来の方法を説明するための図である。このように、あるコンテンツデータを記録装置に記録する場合、同一記録装置内の複数の記録装置(HDR1、HDR2、HDR3)が、例えば、IEEE1394等のディジタルインターフェースを介して接続されているため、最初に記録を始めたHDR1の記録容量が少なくなってきた時には、次のHDR2に続けて記録を行う。さらに、HDR2の記録容量が残り少なくなってきた時には、次のHDR3に続けて記録を行うようにすることで、記録容量が少なくなってきた場合でも、続けて他の記録装置に記録ができるというものである。
特開2004−199800号公報
しかしながら、上述したような従来の方法では、同一装置内に複数の記録装置が存在していて、かつ、それらの記録装置が存在することを予め知っていなければ、このような記録装置の記録容量が残り少なくなってきた場合の制御を行うことができない。即ち、例えば、記録再生装置等の自装置が管理していない記録装置に対して、自装置の記録装置の残量不足から、他の記録装置にコンテンツデータを転送して記録させることはできない。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、映像記録再生装置の管理外である記録装置に対しても、自装置内の記録装置の記録容量が残り少なくなった場合に、ネットワークに接続されている他の映像記録再生装置に対して、自装置に接続されている監視カメラ等の映像を記録させることができる映像記録再生装置、映像記録方法及び映像再生方法を提供することを目的とする。
上記目的は下記構成及び方法により達成される。
(1) ネットワーク上で構成される監視システムにおいて監視カメラにより撮影された映像を複数の映像記録再生装置で記録、再生する映像記録再生装置であって、前記映像記録再生装置の各々は、前記映像を撮影する撮影手段と、前記映像または前記ネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置からの映像を自記録装置に記録する制御を行い、該自記録装置の記録容量の残容量を監視する映像記録管理部と、前記撮影手段からのイベント情報を検出するイベント検出部と、前記ネットワークを介して送受信を管理するNW管理部と、所定のタイミングで受信した前記ネットワーク上の他の映像記録再生装置の装置情報を管理する装置情報管理部と、ユーザインターフェースであるGUI管理部と、前記GUI管理部からの再生要求または前記ネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置からの再生要求に従って、前記装置情報管理部に再生を要求されている映像が自映像記録再生装置内に記録されているか前記ネットワーク上の他の映像記録再生装置に記録されているかを判定して、該当の映像記録再生装置から映像を読み出し、再生を制御する映像再生管理部と、前記映像再生管理部から読み出された映像を復号化する映像復号化部と、を備える。
(2) ネットワーク上で構成される監視システムにおいて撮像手段により撮影された映像を複数の映像記録再生装置で記録、再生する映像記録再生方法における映像記録方法であって、自映像記録再生装置に接続されている前記撮影手段からの映像を自記録装置に記録する際に、前記記録装置の記録容量をチェックして、所定のタイミングで前記自映像記録再生装置の装置情報を前記ネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置に対して送信を行い、また、前記自映像記録再生装置に送信されてくる他の映像記録再生装置の装置情報を保存し、残りの記録容量が記録するのに必要な容量を下回る場合に、これらの装置情報から記録可能な映像記録再生装置を検出して、前記自映像記録再生装置に接続されている撮影手段の映像を前記検出された映像記録再生装置で記録し、また、前記ネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置において記録容量不足により前記自映像記録再生装置に転送されてくる映像を記録する。
(3) ネットワーク上で構成される監視システムにおいて撮影手段により撮影された映像を複数の映像記録再生装置で記録、再生する映像記録再生方法における映像再生方法であって、自映像記録再生装置の記録媒体の記録容量不足により、前記自映像記録再生装置に接続されている撮影手段の映像を他の映像記録再生装置に転送して記録した映像について、再生を行う場合に、前記記録媒体の所定領域に記録された転送情報から転送先の映像記録再生装置の装置情報を読み出して、要求された映像が前記他の映像記録再生装置内の記録媒体にある場合には、前記ネットワークを介して、該当する映像記録再生装置に対して、該当映像を出力するように要求パケットを送信することにより、該当映像を再生する。
上記(1)に記載の映像記録再生装置では、映像記録再生装置において記録容量が残り少なくなった場合に、記録容量に余裕のあるネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置に自装置に接続されている撮影手段の映像を転送して記録でき、かつ、1つの映像が分散されて複数の映像記録再生装置に記録されている場合に連続的に再生を行うことが可能となる。
上記(2)に記載の映像記録方法では、映像記録再生装置において記録容量が残り少なくなった場合に、記録容量に余裕のあるネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置に自装置に接続されている撮影手段の映像を転送して記録することが可能となる。
上記(3)に記載の映像再生方法では、映像記録再生装置において記録容量が残り少なくなった場合に、記録容量に余裕のあるネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置に自装置に接続されている撮影手段の映像を転送して記録することにより、複数の映像記録再生装置に分散記録された映像を連続的に再生することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る映像記録再生装置のシステム構成を示すシステム構成図である。この図において、本システムは、複数の入力装置101a〜101cと、映像記録再生装置102a〜102cとから構成されており、映像記録再生装置102a〜102cは、ネットワーク(NW)100を介して接続されている。映像記録再生装置102a(102b、102c)は、外部端子管理部、映像符号化部、映像記録管理部、イベント検出部、NW管理部、装置情報管理部、GUI管理部、映像再生管理部、映像復号化部を有している。例えば、監視カメラのような入力装置101aから、動き検出等のイベントが出力されて、映像記録再生装置102aに入力される。このイベントに従って、映像記録再生装置102aにおいて記録が開始される。しかしながら、映像記録再生装置102a内の記録装置(ここでは、図示せず)の記録可能な残容量に余裕が無くなった場合に、ネットワーク100に接続されている他の映像記録再生装置102b又は102cに対して、自映像記録再生装置に接続されている監視カメラ等の入力装置101aからの映像を転送して記録する。また、同時に映像記録再生装置102aを管理する管理者に対して記録容量が不足している旨を示すアラームを発報する。
次に、本システムを構成する映像記録再生装置102a(102b、102c)の映像記録再生方法について詳しく説明する。
図2は、本実施の形態の映像記録方法を説明するためのフローチャートである。まず、イベント検出判定ステップ(S201)にて、イベントが入力されたかどうかをチェックする。ここでのイベントとは、監視カメラ等からの映像に動きが検出されると判定される画像処理等で検出される動き検出イベントや、監視カメラ等の接続ケーブルが切断された場合のビデオロスイベントや、外部端子からのイベントといったものである。ただし、これら上記のイベントに限定されるものではない。このようなイベントが入力されていれば、次に記録容量判定ステップ(S202)にて、自装置内の記録容量が足りているのかどうかを自装置内の記録容量が保持されているメモリ内の情報を読み出し判定する。この記録容量に関する情報の記録方法に関しては、後で説明する。もし、記録容量が記録するのに足りていれば、映像記録ステップ(S203)にて、自装置内の記録装置に対して、対象の監視カメラ等からの映像を記録開始する。
また、もし、残りの記録容量が記録するのに不足していると判定されれば、次に容量不足アラーム発報ステップ(S205)にて、容量不足が発生している旨を示すアラームを発報して、管理者に物理的に記録容量を増やすか記録されているデータを退避させて記録容量を増やすかの対策を促す。
続いて、他映像記録再生装置の容量チェックステップ(S206)にて、格納されている他の映像記録再生装置の記録容量情報を調べ、次の転送可能判定ステップ(S207)にて、記録容量に余裕のある映像記録再生装置が存在するか否かを判定する。
転送可能判定ステップ(S207)にて、記録容量に余裕のある映像記録再生装置が存在すると判定されれば、転送先の情報を転送記録テーブルとして自装置内のメモリに保持しておく。この転送記録テーブルのフォーマットについては、後で説明する。そして、映像転送処理ステップ(S208)にて、転送可能と判定されれば、選択された映像記録再生装置に対してイベントが発生した監視カメラ等の映像をUDP(User Datagram Protocol)パケットで送信する。ただし、この映像の送信に関しては、TCP(Transmission Control Protocol)通信であっても良いし、どのような方法でも構わない。
その後、所定時間経過判定ステップ(S204)にて、予め設定された所定時間後に映像の記録を停止する。この時、記録容量判定ステップ(S202)にて自装置内の記録容量の残容量不足だと判定され、他の映像記録再生装置に対して自映像記録再生装置に接続されている監視カメラ等の映像を転送している場合には、この転送処理を停止すると共に転送先の映像記録再生装置に対して、記録を停止するようにCGI(Common Gateway Interface)コマンドを送信する。ただし、ここでは、コマンドの送信方法としてCGIによる方法を説明したが、TCP通信やUDP通信によりコマンドを送信しても良いし、どのような方法であっても構わない。
また、他映像記録再生装置の容量チェックステップ(S206)にて、ネットワークに接続されている他の映像記録再生装置の全ての記録装置の残容量が発生したイベントを記録できないと判定された場合には、転送可能判定ステップ(S207)にて転送可能な映像記録再生装置が存在しないと判定する。
次に、予め装置管理者がネットワーク上に接続されている転送可能な映像記録再生装置が無いような緊急事態に対して緊急のアラームを出力するのか、それとも、自記録装置の先頭に上書きするかを設定しておき、例えば、緊急のアラームを出力するように設定されていれば、緊急処理判定ステップ(S209)にて、緊急処理を選択し、次の緊急アラーム発報ステップ(S210)にて管理者がクリアするまで繰り返し緊急アラームが発報され続ける。管理者が、記録されている記録装置の内容を別の記録装置に退避させ緊急アラームを解除すると、自記録装置の先頭から記録するようになる。
また、予め装置管理者がこのような緊急事態に対して、自記録装置の先頭から上書きするように設定している場合には、ループ処理ステップ(S211)にて、記録するアドレスを記録装置の先頭に戻して、次の映像記録ステップ(S203)にて、映像の記録を行う。
以上説明した緊急モードは、映像記録再生装置を管理する管理者が予め緊急モードを指定しておき、アラームモードの場合は緊急アラームが発報され、上書きモードの場合は、緊急時には、記録装置の先頭から上書き記録される。この緊急モードは、ネットワーク上の全ての映像記録再生装置の残容量が残り少ない場合であり、自映像記録装置の記録可能な残容量が無い場合、全ての映像記録再生装置に記録容量に余裕がある限りは、イベント発生の映像をとり逃すことはない。また、自映像記録装置の記録可能な残容量が無い場合で、かつ、全ての映像記録再生装置に記録容量に余裕がない場合には、緊急モードに入り、過去のイベントを残すか、新しいイベントを記録するかの優先付けを行う選択ができる。
ここで、記録容量が記録するのに過不足ないかどうかをチェックする方法について説明する。先に説明した記録容量をチェックした容量をX[バイト]として、予め設定された記録レートをY[バイト/秒]、イベント発生後に記録する時間をZ[秒]とすると、必要な記録容量A[バイト]は、以下の(1)式ように算出できる。
A=Y×Z[バイト] (1)
よって、算出されたA値と残容量のX値を比較して、自装置内の記録装置に記録が可能かどうかを判定する。
次に、上述した自装置内の記録装置の残容量が不足していて、他の映像記録再生装置に対して、自装置の監視カメラ等の映像を転送して記録した場合の転送情報の格納フォーマットについて図3を用いて説明する。映像記録再生装置内の映像記録管理部は、図3に示すような他映像記録再生装置への転送記録テーブルを有する。このテーブルには、転送先のIPアドレス、イベント発生時刻、監視カメラ等のチャネル番号、発生したイベント種別といった情報を格納する。ここで、VMDとはVideo Motion Detectionの略で、動き検出イベントを示し、LOSSとはビデオロスイベント、COMは外部端子イベントを示す。
次に、映像記録再生装置が他映像記録再生装置情報を受信した場合の処理手順を図4を用いて説明する。まず、他装置情報受信判定ステップ(S401)にて、他の映像記録再生装置から、他装置の記録装置情報を受信しているかどうかをチェックする。もし、受信していなければ、再び、他装置情報受信判定ステップにて判定を繰り返す。ここで、他装置情報を受信していれば、次に他装置情報格納ステップ(S402)にて、他映像記録再生装置の記録装置に関する情報を受信したパケットから取り出し、取り出した装置情報をメモリに格納する。この時、既に他映像記録再生装置の装置情報が格納されていれば、該当装置の装置情報を更新する。
ネットワークに接続された映像記録再生装置内の記録装置の残容量は図5に示す残容量記録管理テーブルで管理される。この残容量記録管理テーブルに、各映像記録再生装置のIPアドレスと残容量、更新時間をそれぞれ格納する。各映像記録再生装置の装置情報は、予め設定した時間毎に、例えば、同一のサブネット番号のIPアドレスを持つ全ての映像記録再生装置に対して送信するといった方法で行う。
次に、この装置情報の送信方法について図6を用いて説明する。映像記録再生装置の装置情報管理部は記録容量チェック時間判定ステップ(S601)にて、記録容量のチェック時間かどうかを判定する。この記録容量チェックは、所定のタイミングで随時行われる。例えば、毎分行うといったスケジューリングで実施する。もし、記録容量のチェックするタイミングであれば、次の記録容量チェックステップ(S602)にて、記録容量のチェックを行う。このチェック処理は、記録装置に後何B(バイト)の空き容量があるのかをチェックするものである。
チェックした結果の情報を先に説明した図5のフォーマットに従って、記録内容格納ステップ(S603)にて、自装置の記録装置情報としてメモリ内の自装置情報を更新する。また、同時に、自装置情報送信ステップ(S604)にて、他の映像記録再生装置に対しても、自装置の記録装置情報を送信する。この送信処理では、例えば、同一のサブネット番号のIPアドレスを持つ全ての映像記録再生装置に対して送信する。
このようにして、自映像記録再生装置に記録できない自映像記録再生装置に接続されている監視カメラ等の映像を他の映像記録再生装置に記録することが可能となる。
なお、上記では、自映像記録再生装置内の記録装置に記録できない場合を説明したが、ネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置において記録容量不足により映像が転送されてくる場合の記録フローは同様である。即ち、ネットワークから入力される転送記録イベントをイベント検出ステップ(S201)にて検出して、以下同様の処理が行われる。
次に、映像記録再生装置の映像再生管理部が上述したように分散記録された記録内容を再生する方法について図7を用いて説明する。まず、再生指示チェックステップ(S701)にて、再生指示が入力されているかどうかをチェックする。再生指示が入力されていなければ、再び再生指示チェックステップ(S701)に戻り、繰り返しチェックを行う。再生指示が入力されていれば、次に、入力された時刻、チャネル情報、イベント種別情報を元に、記録先チェックステップ(S702)にて、先に説明した他映像記録再生装置への転送記録テーブルを参照して、自装置に接続している監視カメラ等の映像が、他の映像記録再生装置に転送して記録されているかどうかをチェックする。他の映像記録再生装置に映像が転送されていなければ、再生映像出力ステップ(S705)にて、自装置内の記録装置から該当する映像を読み出し、映像を出力する。また、再生要求されているチャネル番号、イベント種別、イベント発生時間が、先に説明した他映像記録再生装置への転送記録テーブルに存在している場合、他の映像記録再生装置に映像が転送されているため、再生映像出力依頼送信ステップ(S703)にて、該当する転送先のIPアドレスを持つ映像記録再生装置に対して、該当する映像を出力するよう、再生要求をCGIコマンドを用いて送信する。ただし、ここでは、コマンドの送信方法をCGIとしたが、TCP通信やUDP通信によりコマンドを送信しても良いし、どのような方法であっても構わない。そして、他装置からの再生映像受信ステップ(S704)にて、該当する映像を受信して、再生映像出力ステップ(S705)を実行する。
以上のような映像再生方法により、自映像記録再生装置に記録できなかった自映像記録再生装置に接続されている監視カメラ等の映像を再生することが可能となる。
次に、上述した映像記録再生装置102a(102b、102c)の構成について図8を用いて詳細に説明する。映像記録再生装置102a(102b、102c)は、外部端子管理部801と、映像符号化部802と、映像記録管理部803と、イベント検出部804と、NW管理部805と、装置情報管理部806と、GUI管理部807と、映像再生管理部808と、映像復号化部809と、記録装置810とから構成されている。
まず、記録のフローに従って説明する。カメラや外部端子からイベントが発生して外部端子管理部801にてイベントを検出する。次に、イベント検出部804にて検出されたイベントの種別を判定する。先に説明したVMDイベント、LOSSイベント、COMイベントといった種別の判定を行う。次に、映像記録管理部803にて、記録装置810の残容量をチェックする。先に説明した(1)式により記録可能かどうかを判定して、記録可能であれば、イベントを検出した該当するチャネルの映像を外部端子管理部801にて取り込む。取り込んだ映像を映像符号化部802にて符号化して、符号化した映像を映像記録管理部803に出力して、記録装置810に記録する。また、記録時間は予め設定されており、設定された時間が経過後に外部端子管理部801からイベントが発生した該当のチャネル番号の監視カメラ等の映像の取り込みを停止する。また、映像記録管理部803にて、記録装置810の残容量をチェックして(1)式により記録不可と判定されれば、イベント検出部804へ記録不可である結果を出力して、装置情報管理部806に他の映像記録再生装置に空きがあるかどうかを問い合わせる。装置情報管理部806にて空きがある映像記録再生装置があれば、その映像記録再生装置の装置情報に転送したことを図3のフォーマットに従って記録して、その映像記録再生装置の装置情報であるIPアドレスをNW管理部805に出力する。NW管理部805は、映像符号化部802にて符号化された映像データをパケット化して、該当するIPアドレスの映像記録再生装置に対して、NW管理部805から送信する。
次に、再生のフローに従って説明する。まず、ユーザインターフェースであるGUI(Graphical User Interface)からGUI管理部807にて再生要求を受信する。次に、映像再生管理部808にて、再生要求の情報からイベント種別、イベント発生時刻、チャネル番号等の再生情報を取り出し、自記録装置に記録されている映像データかどうかを装置情報管理部806に問い合わせる。問い合わせた結果、自記録装置内に記録されている映像データであれば、該当する映像データを自装置内の記録装置810から読み出し、映像復号化部809に出力して復号化し、GUI管理部807からユーザ画面に再生映像が表示される。また、問い合わせた結果、自記録装置内に記録されていない映像データである場合に、映像再生管理部808にて、転送先のIPアドレス情報を装置情報管理部806から受け取り、イベント種別、イベント発生時刻、チャネル番号といった再生情報をパケット化し、該当する転送先のIPアドレスを持つ映像記録再生装置に対して、映像の出力要求をNW管理部805から送信する。その後、送信要求を出した結果の映像をNW管理部805で受信すると、映像再生管理部808に出力され、受信パケットから符号化された映像データを取り出し、映像復号化部809に出力し復号化する。次に、復号化した映像データをGUI管理部807に出力してユーザ画面に再生映像が表示される。
次に、映像記録再生装置内の記録情報を管理するフローに従って説明する。記録情報は、映像記録管理部803にて、ある一定の周期毎にチェックされる。チェックした結果を装置情報管理部806に出力して、出力された記録情報を図5のフォーマットに従ってメモリに格納する。次に、装置情報管理部806に出力された記録情報を他の映像記録再生装置に送信するために記録情報をパケット化してNW管理部805に出力し、例えば、同じサブネットのIPアドレスを持つネットワーク上の全ての映像記録再生装置に対して、NW管理部805から送信する。
また、他の映像記録再生装置からの記録情報をNW管理部805にて受信した後、受信したパケットから装置情報を取り出し、取り出した装置情報を装置情報管理部806に出力して、図5のフォーマットに従ってメモリに格納する。
以上のような装置構成により、自映像記録再生装置に残容量不足から記録できない場合に、自映像記録再生装置に接続されている監視カメラ等の映像をネットワーク上の他の映像記録再生装置に転送し記録すると同時に、記録容量不足アラームを発報し、装置管理者に対して記録容量不足を知らせ、かつ、ネットワーク上の他の映像記録再生装置に対して映像を転送し記録しているため、重要なイベント情報をとり逃すことがなくなり、さらに、自映像記録再生装置内の記録装置に記録できなかった自映像記録再生装置に接続されている監視カメラ等の映像を、転送先の映像記録再生装置から読み出して再生することができる映像記録再生装置を実現することができる。
本発明は、映像記録再生装置において記録容量が残り少なくなった場合に、記録容量に余裕のあるネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置に自装置に接続されている監視カメラなどの映像を転送して記録でき、かつ、1つの映像が分散されて複数の映像記録再生装置に記録されている場合に連続的に再生を行うことが可能となるという効果を有し、監視カメラシステムなどに用いて有用である。
本発明の実施の形態に係る映像記録再生装置のシステム構成を示すシステム構成図 本発明の実施の形態における映像記録方法を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態における他の映像記録再生装置への転送記録テーブルを示す図 本発明の実施の形態における他の映像記録再生装置からの装置情報を受信した場合の処理手順を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態における記録装置の残容量を管理する残容量記録管理テーブルを示す図 本発明の実施の形態における自映像記録再生装置の装置情報を他の映像記録再生装置に対して送信する動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態における映像再生方法を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態における映像記録再生装置の構成を示すブロック図 従来例を説明するための図
符号の説明
100 ネットワーク
101a、101b、101c 入力装置
102a、102b、102c 映像記録再生装置
801 外部端子管理部
802 映像符号化部
803 映像記録管理部
804 イベント検出部
805 NW管理部
806 装置情報管理部
807 GUI管理部
808 映像再生管理部
809 映像復号化部
810 記録装置

Claims (3)

  1. ネットワーク上で構成される監視システムにおいて監視カメラにより撮影された映像を複数の映像記録再生装置で記録、再生する映像記録再生装置であって、
    前記映像記録再生装置の各々は、
    前記映像を撮影する撮影手段と、
    前記映像または前記ネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置からの映像を自記録装置に記録する制御を行い、該自記録装置の記録容量の残容量を監視する映像記録管理部と、
    前記撮影手段からのイベント情報を検出するイベント検出部と、
    前記ネットワークを介して送受信を管理するNW管理部と、
    所定のタイミングで受信した前記ネットワーク上の他の映像記録再生装置の装置情報を管理する装置情報管理部と、
    ユーザインターフェースであるGUI管理部と、
    前記GUI管理部からの再生要求または前記ネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置からの再生要求に従って、前記装置情報管理部に再生を要求されている映像が自映像記録再生装置内に記録されているか前記ネットワーク上の他の映像記録再生装置に記録されているかを判定して、該当の映像記録再生装置から映像を読み出し、再生を制御する映像再生管理部と、
    前記映像再生管理部から読み出された映像を復号化する映像復号化部と、
    を備える映像記録再生装置。
  2. ネットワーク上で構成される監視システムにおいて撮影手段により撮影された映像を複数の映像記録再生装置で記録、再生する映像記録再生方法における映像記録方法であって、
    自映像記録再生装置に接続されている前記撮影手段からの映像を自記録装置に記録する際に、前記自記録装置の記録容量をチェックして、所定のタイミングで前記自映像記録再生装置の装置情報を前記ネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置に対して送信を行い、また、前記自映像記録再生装置に送信されてくる他の映像記録再生装置の装置情報を保存し、残りの記録容量が記録するのに必要な容量を下回る場合に、これらの装置情報から記録可能な映像記録再生装置を検出して、前記自映像記録再生装置に接続されている撮影手段の映像を前記検出された映像記録再生装置で記録し、また、前記ネットワーク上に接続されている他の映像記録再生装置において記録容量不足により前記自映像記録再生装置に転送されてくる映像を記録する映像記録方法。
  3. ネットワーク上で構成される監視システムにおいて撮影手段により撮影された映像を複数の映像記録再生装置で記録、再生する映像記録再生方法における映像再生方法であって、
    自映像記録再生装置の記録媒体の記録容量不足により、前記自映像記録再生装置に接続されている撮影手段の映像を他の映像記録再生装置に転送して記録した映像について、再生を行う場合に、前記記録媒体の所定領域に記録された転送情報から転送先の映像記録再生装置の装置情報を読み出して、要求された映像が前記他の映像記録再生装置内の記録媒体にある場合には、前記ネットワークを介して、該当する映像記録再生装置に対して、該当映像を出力するように要求パケットを送信することにより、該当映像を再生する映像再生方法。
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US9325959B2 (en) 2007-12-19 2016-04-26 Hitachi Maxell, Ltd. Recording and reproducing apparatus

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