JP2006283907A - 転がり軸受 - Google Patents

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滝義 山田
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Abstract

【課題】 外輪の外径部での変形発生を確実に防止して、コストアップを招くことなく、寿命の低下あるいは振動の発生を防止すること。
【解決手段】 外輪1の内径側端縁には、外輪側環状溝4が形成してあり、この外輪側環状溝4には、シール部材5の外周端部5aが嵌合して密着固定してある。シール部材5の外周側端より内側下方に向けた斜面8に、シール側環状溝10を設けることにより、シール部材5の締め代を減らすことなく、シール部材5と外輪1との間の面圧を軽減させ、外輪側環状溝4の形状のくずれにより生じる外輪1の変形を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、外輪の径方向の厚さがJIS系列10の厚さより薄い薄肉のアンギュラ型転がり軸受に好適な転がり軸受に関する。
例えば、外輪の径方向の厚さがJIS系列10の厚さより薄い薄肉のアンギュラ型転がり軸受は、例えば、事務機や情報機器等の精密機器を主な用途としており、その他、一部工作機械等にも用いられる。
このような転がり軸受では、外輪と、内輪との間に、転動体としての玉が転動自在に介装してある。外輪の内径側端縁には、外輪側環状溝が形成してあり、この外輪側環状溝には、シール部材の外周端部が嵌合して密着固定してある。このシール部材は、環状であって、その内部には、芯金を有し、この芯金をゴム等の弾性体により被覆してある。
このような外輪の外径と内径の寸法差が小さい薄肉タイプ(JIS直系系列68XX,69XX)では、外輪端面の外輪側環状溝に、シール部材の外周端部を挿入すると、外輪の外径部の変形が発生し、その結果、寿命の低下や振動の発生の要因になることがある。
特許文献1では、シール部材の外周外側端より内側下方に向け、緩斜面、急斜面を2段にわたって形成して、シール部材を外輪へ確実に組み付けるようにしている。特許文献1は、組み込みや挿入性に着目したものであるが、シール部材を外輪に密着固定する際に生じる外輪外径の変形対策に着目したものではない。
特許文献2では、シールド板の外周端部をカール状に形成して、外輪外径の変形を低減するようにしている。
実開平2−136815号公報 特開平11−62999号公報
しかしながら、外輪の外径と内径の寸法差が小さい薄肉タイプ(JIS直系系列68XX,69XX)では、外輪端面の外輪側環状溝に、シール部材を挿入すると、外輪の外径部の変形が発生し、その結果、寿命の低下や振動の発生の要因になることがある。
このような要因として、外輪側環状溝の加工精度あるいは熱処理時の変形がある。
そのため、外輪側環状溝の加工精度を上げる、あるいは熱処理後に再度研削工程を入れることで解決する。しかしながら、製品コストアップとなってしまうといったことがある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、外輪の外径部での変形発生を確実に防止して、コストアップを招くことなく、寿命の低下あるいは振動の発生を防止することができる、転がり軸受を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る転がり軸受は、外輪と内輪との間に、転動体が転動自在に介装してあり、当該外輪の内径側端縁に、外輪側環状溝が形成してあり、当該外輪側環状溝に、シール部材の外周端部が嵌合して密着固定してある転がり軸受に於いて、
前記シール部材の外周側端より内側下方に向けた斜面に、シール側環状溝が形成してあることを特徴とする。
本発明によれば、シール部材の外周側端より内側下方に向けた斜面に、シール側環状溝が形成してある。
熱処理変形が発生すると、外輪側環状溝の円周方向と軸方向の両方に寸法精度が悪くなるが、本発明では、シール部材の外周側端より内側下方に向けた斜面に、シール側環状溝を設けることにより、シール部材の締め代を減らすことなく、シール部材と外輪との間の面圧を軽減させ、外輪側環状溝の形状のくずれにより生じる外輪の変形を防止することができる。
以上から、シール部材と外輪側環状溝に生じる面圧を軽減することにより、外輪の変形が発生することを防止する効果を有する。
また、シール部材を外輪側環状溝へ挿入することで発生する外輪外径の真円度の低下を防止することができる。
さらに、外輪側環状溝の仕上げ加工を行う製造工程が不要であり、生産性を増大することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る転がり軸受を図面を参照しつつ説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る転がり軸受の部分断面図であり、シール部材を挿入した際の理想状態を示す図であり、(b)は、本発明の実施の形態に係る転がり軸受の部分断面図であり、シール部材を挿入した際の実状態を示す図である。
図2(a)は、本発明の実施の形態に係る転がり軸受のシー部部材の拡大断面図であり、(b)本発明の実施の形態に係る転がり軸受のシール部材の斜視図である。
本実施の形態に係る転がり軸受では、外輪1と、内輪(図示略)との間に、転動体としての玉(図示略)が転動自在に介装してある。
外輪1の内径側端縁には、外輪側環状溝4が形成してあり、この外輪側環状溝4には、シール部材5の外周端部5aが嵌合して密着固定してある。
シール部材5は、環状であって、その内部には、芯金6を有し、この芯金6をゴム等の弾性体7により被覆してある。
本実施の形態によれば、シール部材5の外周側端より内側下方に向けた斜面8に、シール側環状溝10が形成してある。
シール部材5を挿入した際の理想状態は、図1(a)に破線で示す通り、外周端部5aが伸張した状態である。
これに対して、シール部材5を挿入した際の実状態は、図1(b)に示す通り、外周端部5aは、弾性的に折曲変形した状態になる。これにより、後述するように、シール部材5の締め代を減らすことなく、シール部材5と外輪1との間の面圧を軽減することができる。これにより、外輪側環状溝4の形状のくずれにより生じる外輪1の変形を防止することができる。
従来、熱処理変形が発生すると、外輪側環状溝4の円周方向と軸方向の両方に寸法精度が悪くなるが、本実施の形態では、シール部材5の外周側端より内側下方に向けた斜面8に、シール側環状溝10を設けることにより、シール部材5の締め代を減らすことなく、シール部材5と外輪1との間の面圧を軽減させ、外輪側環状溝4の形状のくずれにより生じる外輪1の変形を防止することができる。
以上から、シール部材5と外輪側環状溝4に生じる面圧を軽減することにより、外輪1の変形が発生することを防止する効果を有する。
また、シール部材5を外輪側環状溝4へ挿入することで発生する外輪1の外径の真円度の低下を防止することができる。
さらに、外輪側環状溝4の仕上げ加工を行う製造工程が不要であり、生産性を増大することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
(a)は、本発明の実施の形態に係る転がり軸受の部分断面図であり、シール部材を挿入した際の理想状態を示す図であり、(b)は、本発明の実施の形態に係る転がり軸受の部分断面図であり、シール部材を挿入した際の実状態を示す図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る転がり軸受のシー部部材の拡大断面図であり、(b)本発明の実施の形態に係る転がり軸受のシール部材の斜視図である。
符号の説明
1 外輪
4 外輪側環状溝
5 シール部材
5a 外周端部
6 芯金
7 弾性体
8 斜面
10 シール側環状溝

Claims (1)

  1. 外輪と内輪との間に、転動体が転動自在に介装してあり、当該外輪の内径側端縁に、外輪側環状溝が形成してあり、当該外輪側環状溝に、シール部材の外周端部が嵌合して密着固定してある転がり軸受に於いて、
    前記シール部材の外周側端より内側下方に向けた斜面に、シール側環状溝が形成してあることを特徴とする転がり軸受。
JP2005106423A 2005-04-01 2005-04-01 転がり軸受 Withdrawn JP2006283907A (ja)

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