JP2006281759A - 膨らみ装飾体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 立体感豊かなワッペン等の装飾体を製造容易に提供する。
【解決手段】 2枚の合成樹脂シート3、4を重ね配置し、重ねた2枚の合成樹脂シート3、4を所定位置に沿って固着させることで2枚の合成樹脂シート間3、4に独立した隙間スペース15とその隙間スペース15に連続する空気導入路16を形成し、空気導入路16を介して隙間スペース15内に気体を導入し、空気導入路16を閉じ、隙間スペース15の周囲位置において隙間スペース15の平面形状が小さくなるように2枚の合成樹脂シート3、4を固着することで隙間スペース15を膨らみ状態として膨らみ装飾体の製造を行なう。
【選択図】 図2

Description

発明の詳細な説明
この発明は、ワッペンやステッカー等の膨らみ装飾体の製造方法に関する。
衣服や帽子は、例えば、ワッペンが貼られることで意匠製が高められている。この種ワッペンとして膨らみを持った立体的なものがある。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、従来品のものはその膨らみがあまり大きくなく、立体感が乏しいという問題点があった。
この発明は上記の問題を解消するように行なったもので、立体感豊かなワッペン等の装飾体を製造容易に提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
この発明では、2枚の合成樹脂シートを重ね配置し、前記重ねた2枚の合成樹脂シートを所定位置に沿って固着させることで前記2枚の合成樹脂シート間に独立した隙間スペースとその隙間スペースに連続する空気導入路を形成し、前記空気導入路を介して前記隙間スペース内に気体を導入し、前記空気導入路を閉じ、前記隙間スペースの周囲位置において前記隙間スペースの平面形状が若干小さくなるように前記2枚の合成樹脂シートを固着することで前記隙間スペースを膨らみ状態として膨らみ装飾体の製造を行なう。
上記製造方法によれば、気体の導入された隙間スペースがその周囲位置において隙間スペースの平面形状が若干小さくなるように2枚の合成樹脂シートが固着されることで、隙間スペース内の気体は中央に押し集められる状態となり、これにより隙間スペースが膨らみ状態となる。
発明の効果
この発明によれば、膨らみが大きく立体性に優れるワッペンやステッカー等の膨らみ装飾体が製造容易に得られるようになる。
図1はこの発明によって得られる膨らみ装飾体1の切欠断面を含む斜視図である。2は布基材であり、その上面にキャラクター模様5が付された塩化ビニールシート3(合成樹脂シート)が固着され、その塩化ビニールシート3上に透明のウレタンシート4(合成樹脂シート)が塩化ビニールシート3との間に膨らみ空間7を有するよう、その周縁が塩化ビニールシート3の周縁上に固着されて構成されている。
以下、この発明である上記膨らみ装飾体1の製造方法を図面を参照して説明する。
第1工程
図2の平面配置図、図3の部分断面図に示すように、一方の電極となる金型台10上に絶縁シート17を介してウレタンシート4と複数のキャラクター模様5が印刷された塩化ビニールシート3とを重ねた状態に置き、図2の点線Aで示す位置を他方の電極である押さえ金型11の押さえ部12で上方より押さえ高周波誘電加熱を行なう。押さえ部12は先端部13が細く片側に傾斜面14が設けられていて、先端部13が両シート3、4に食い込む際に傾斜面14が両シート3、4の端縁を圧着固定する。
上記のようにして両シート3、4が点線位置Aで固着されることで、両シート3、4間にはキャラクター模様5それぞれに対応する位置に略正方形の隙間スペース15それぞれが形成されるとともに、一端側でそれら隙間スペース15それぞれに連通し他端側で1本に合流し、かつ、両シート3、4の一方の側端縁に至る空気導入路16が形成される。
第2工程
エアポンプにより空気導入路16を介して隙間スペース15それぞれの内部に空気を充填した後、空気導入路16の基部Xを高周波誘電加熱により閉じる。
第3工程
図4に示すように、一方の電極となる金型台20上に絶縁シート17を介して布基材2を置き、さらにその上部に第2工程で得た両シート3、4の一体となったものを置き、他方の電極である押さえ及び切り抜き用金型21でプレスし、高周波誘電加熱を行う。押さえ及び切り抜き用金型21には切断刃24と段状の押さえ部25とが隣接して設けられていて、まず、金型21が下降されることで切断刃24が両シート3、4、布基材2のそれぞれを切断するとともに、押さえ部25が両シート3、4、布基材2を重ねて押さえる状態で高周波誘電加熱によりそれぞれを一体に固着する。
図5は上記の切断位置(一点鎖線位置B)及び押圧固着位置(一点鎖線位置Bと二点鎖線位置Cの間の位置)を示し、隙間スペース15の周縁部が一定巾において金型21の押さえ部25により押圧固着され、その外側位置沿って切断刃24により切断され、これにより図1に示す膨らみ装飾体1が得られる。
上記第3工程において、押圧固着される際に隙間スペース15内の空気は中央に押し集められる状態となり、これにより膨らみ空間7が十分に膨らんだ立体感に富む膨らみ装飾体1が得られる。また、上記製造方法によれば、一度に複数個の膨らみ装飾体1が得られ製造効率高められる。
また、上記膨らみ装飾体1は布基材2を一体とする構成としたが、2枚のシート3、4のみよりなるものとされもよい。また、第2工程で得た両シート3、4の一体となったものにおいて膨らんだ隙間スペース15部分を個別に取り外し、それを衣服等の上に置き第3工程と同様にして衣服等面に一体に膨らみ装飾体1を設けることもできる。また、膨らみ空間7の途中部に空間仕切り部を持つ構成とすることもできる。
この発明の製造方法によって得られる膨らみ装飾体の切欠断面を含む斜視図 この発明の製造方法説明平面図 この発明の製造方法説明断面図 この発明の製造方法説明断面図 この発明の製造方法説明平面図
符号の説明
1 膨らみ構造体
3 塩化ビニールシート(合成樹脂シート)
4 ウレタンシート(合成樹脂シート)
15 隙間スペース
16 気体導入路

Claims (1)

  1. 2枚の合成樹脂シートを重ね配置し、
    前記重ねた2枚の合成樹脂シートを所定位置に沿って固着させることで前記2枚の合成樹脂シート間に独立した隙間スペースとその隙間スペースに連続する空気導入路を形成し、
    前記空気導入路を介して前記隙間スペース内に気体を導入し、
    前記空気導入路を閉じ、
    前記隙間スペースの周囲位置において前記隙間スペースの平面形状が若干小さくなるように前記2枚の合成樹脂シートを固着することで前記隙間スペースを膨らみ状態とし、
    て行なうことを特徴とする膨らみ装飾体の製造方法。
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