JP2006281603A - 接合方法及び液体噴射ヘッドの製造方法、並びに接合基板、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

接合方法及び液体噴射ヘッドの製造方法、並びに接合基板、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006281603A
JP2006281603A JP2005104573A JP2005104573A JP2006281603A JP 2006281603 A JP2006281603 A JP 2006281603A JP 2005104573 A JP2005104573 A JP 2005104573A JP 2005104573 A JP2005104573 A JP 2005104573A JP 2006281603 A JP2006281603 A JP 2006281603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
groove
adhesive
pressure generating
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005104573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006281603A5 (ja
Inventor
Tatsuro Torimoto
達朗 鳥本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005104573A priority Critical patent/JP2006281603A/ja
Publication of JP2006281603A publication Critical patent/JP2006281603A/ja
Publication of JP2006281603A5 publication Critical patent/JP2006281603A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14233Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
    • B41J2002/14241Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm having a cover around the piezoelectric thin film element

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】溝部内への接着剤の流れ出しを防止することができる接合方法及び液体噴射ヘッドの製造方法、並びに接合基板、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】少なくとも一方の表面に開口する溝部18を有する第1の基板と、第1の基板の一方の表面に接着剤によって接合される第2の基板との接合方法であって、第1の基板又第2の基板の少なくとも何れか一方の溝部18の外側の領域に複数の凹部からなる逃げ溝17を設け、第1の基板と第2の基板とを接着剤によって接合する際に、第1の基板と第2の基板とを接着剤を介して当接させた状態で、逃げ溝17のうちの少なくとも圧力室12に隣接する凹部15a、16aが大気開放され且つ圧力室12が密封されているようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、二枚の基板を接着剤によって接合する接合方法、特に、ノズル開口を有するノズルプレートを、ノズル開口に連通する圧力発生室が形成された流路形成基板と有する液体噴射ヘッドの製造方法に関し、さらに、二枚の基板が接着剤によって接合された接合基板の構造、特に、ノズル開口を有するノズルプレートとノズル開口に連通する圧力発生室が形成された流路形成基板とを有する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関する。
液体噴射ヘッドとしては、例えば、インク滴を吐出するノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を、例えば圧電素子等の圧力発生手段により変形させて圧力発生室のインクを加圧してノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッドがある。また、このようなインクジェット式記録ヘッドは、一般的に、圧力発生室を形成した流路形成基板に、インク滴を吐出するための複数のノズル開口を穿設したノズルプレートが接着剤によって接合された構造となっている。このため、流路形成基板に圧力発生室を高密度に配設すると、ノズルプレートと流路形成基板との接着面積が小さくなり、余分な接着剤が圧力発生室内に過度に流れ込んでしまう。そして、圧力発生室に流れ込んだ接着剤によって振動板の変位量が低下する、あるいはノズル開口が塞がれてしまう等の問題が生じてしまう。
このような圧力発生室への接着剤の流れ込みを防止するために、例えば、列設された圧力室の両端にダミーの圧力室を設けると共に、このダミーの圧力室の外側に複数の独立した凹部からなる接着逃げ溝を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このようにダミーの圧力室やその外側に接着逃げ溝を設けることで、部分的な圧力発生室への接着剤の流れ込みは防止することができるが、列設された全ての圧力室(圧力発生室)への接着剤の流れ込みを防止するのは困難である。
また、特許文献1では、ダミーの圧力発生室を大気開放させることで、圧力室への接着剤の流れ込みを防止するようにしている。しかしながら、ダミーの圧力室を大気開放させるだけでは、圧力室への接着剤の流れ込みを十分に抑えるのは難しい。なお、このような問題は、インクジェット式記録ヘッドだけでなく、他の液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
さらに、このように圧力発生室等の凹部内に接着剤が流れ込んでしまうという問題は、液体噴射ヘッドだけでなく、溝部を有する第1の基板と、第1の基板に接着剤によって接合される第2の基板とを有する構造であれば、同様に発生する虞がある。
特開平11−157063号公報(特許請求の範囲、第1図等)
本発明は、このような事情に鑑み、溝部内への接着剤の流れ出しを防止することができる接合方法及び液体噴射ヘッドの製造方法、並びに接合基板、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、少なくとも一方の表面に開口する溝部を有する第1の基板と、第1の基板の前記一方の表面に接着剤によって接合される第2の基板との接合方法であって、前記第1の基板又は前記第2の基板の少なくとも何れか一方の前記溝部の外側の領域に複数の凹部からなる逃げ溝を有し、前記第1の基板と前記第2の基板とを前記接着剤によって接合する際に、前記第1の基板と第2の基板とを前記接着剤を介して当接させた状態で、前記逃げ溝のうちの少なくとも前記溝部に隣接する前記凹部が大気開放され且つ前記溝部が密封されているようにしたことを特徴とする接合方法にある。
かかる第1の態様では、第1の基板と第2の基板とを接合する際に、余分な接着剤の大半が、凹部内、特に大気開放されている凹部内に流れ込むため、溝部内への接着剤の流れ込み量を少量に抑えることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する際に、前記接着剤を加熱硬化させるようにしたことを特徴とする接合方法にある。
かかる第2の態様では、接着剤を良好に硬化させることができるが、接着剤が溝部内に流れ込みやすくなる。しかしながら、凹部が大気開放され且つ溝部が密封されていることで、接着剤を加熱硬化させる場合でも、溝部内への接着剤の流れ込み量を少量に抑えることができる。
本発明の第3の態様は、液滴を吐出するノズル開口が設けられたノズルプレートと、該ノズルプレートが接着剤によって接合され前記ノズル開口に連通する複数の圧力発生室が列設される流路形成基板と、前記圧力発生室内に液滴を吐出するための圧力を付与する圧力発生手段とを具備し、且つ前記ノズルプレート又は前記流路形成基板の少なくとも何れか一方の列設された前記圧力発生室の外側の領域に、複数の凹部からなる逃げ溝が設けられた液体噴射ヘッドの製造方法であって、請求項1又は2の接合方法によって、前記第1の基板である流路形成基板と前記第2の基板である流路形成基板とを接合することを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第3の態様では、流路形成基板とノズルプレートとを接合する際に、余分な接着剤の大半が、凹部内、特に大気開放されている凹部内に流れ込むため、圧力発生室内への接着剤の流れ込み量を少量に抑えることができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記圧力発生手段が、前記第1の基板上に振動板を介して設けられる圧電素子であることを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第4の態様では、圧力発生室内に接着剤が流れ込んで振動板の変位を妨げるのを防止することができ、吐出特性に優れた液体噴射ヘッドを製造できる。
本発明の第5の態様は、少なくとも一方の表面に開口すると共に外部に連通する連通部が接続される溝部を有する第1の基板と、該第1の基板の前記一方の表面に接着剤によって接合され前記溝部の開口を塞ぐ第2の基板とを有し、且つ前記第1の基板又は前記第2の基板の少なくとも何れか一方には、前記溝部の外側の領域に、当該溝部の三方を囲むように複数の凹部からなる逃げ溝が設けられていると共に、該逃げ溝のうちの少なくとも前記溝部に隣接する複数の前記凹部を外部と連通する連通部が設けられていることを特徴とする接合基板。
かかる第5の態様では、第1の基板と第2の基板とを接合する際、余分な接着剤が、凹部内、特に、大気開放されている凹部内に流れ込む。したがって、溝部内への接着剤の流れ込み量が少量に抑えられ、両基板を良好に接合することができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記第1の基板には、前記溝部が複数列設されていると共に、当該溝部の列設方向とは直交する方向の外側の領域に設けられる前記凹部が、各溝部に対応して設けられていることを特徴とする接合基板にある。
かかる第6の態様では、各溝部への接着剤の流れ込み量をより確実に少量に抑えることができる。
本発明の第7の態様は、第5又は6の態様において、前記溝部に隣接する複数の前記凹部が前記第1の基板又は第2の基板に設けられた連通溝を介してそれぞれ連通し、且つ前記連通部がこれら連通した複数の前記凹部の少なくとも何れか一つに連通するように設けられていることを特徴とする接合基板にある。
かかる第7態様では、多数の連通部を設けることなく、比較的容易に、複数の凹部を外部と連通させることができる。
本発明の第8の態様は、液滴を吐出するノズル開口が設けられたノズルプレートと、該ノズルプレートが接着剤によって接合され前記ノズル開口に連通する複数の圧力発生室が列設される流路形成基板と、前記圧力発生室内に液滴を吐出するための圧力を付与する圧力発生手段とを具備し、前記ノズルプレート又は前記流路形成基板の少なくとも何れか一方には、列設された前記圧力発生室の外側の領域に、当該圧力発生室の三方を囲むように複数の凹部からなる逃げ溝が設けられていると共に、該逃げ溝のうちの少なくとも前記圧力発生室に隣接する複数の前記凹部を外部と連通する連通部が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第8の態様では、流路形成基板とノズルプレートとを接合する際、余分な接着剤が、凹部内、特に、大気開放されている凹部内に流れ込むため、圧力発生室内への接着剤の流れ込み量を少量に抑えることができる。したがって、接着剤に起因する吐出不良を防止することができる。
本発明の第9の態様は、第8の態様において、前記圧力発生室の長手方向外側の領域に設けられる前記凹部が、各圧力発生室に対応して設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第9の態様では、各圧力発生室への接着剤の流れ込み量をより確実に少量に抑えることができる。
本発明の第10の態様は、第8又は9の態様において、前記圧力発生室に隣接する複数の前記凹部が前記ノズルプレート又は前記流路形成基板に設けられた溝部を介してそれぞれ連通し、且つ前記連通部がこれら連通した複数の前記凹部の少なくとも何れか一つに連通するように設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第10の態様では、多数の連通部を設けることなく、比較的容易に、複数の凹部を外部と連通させることができる。
本発明の第11の態様は、第8〜10の何れかの態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる第11の態様では、信頼性及び耐久性に優れた液体噴射装置を実現することができる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドを示す分解斜視図であり、図2は、図1の平面図及び断面図であり、図3は、流路形成基板の平面図及びそのB−B′断面図である。図示するように、流路形成基板10は、本実施形態では面方位(110)のシリコン単結晶基板からなり、その一方の面には予め熱酸化によって形成された厚さ0.5〜2μmの二酸化シリコンからなる弾性膜50が設けられている。この流路形成基板10には、隔壁11によって画成された複数の圧力発生室(溝部)12が列設されている。また、流路形成基板10には、後述する保護基板30のリザーバ部32と連通して各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ100の一部を構成する連通部13が形成され、この連通部13と各圧力発生室12とがインク供給路14を介して連通されている。なお、インク供給路14は、圧力発生室12よりも狭い幅で形成されており、連通部13から圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。
また、図3に示すように、流路形成基板10には、列設された複数の圧力発生室12の外側の領域に、例えば、列設された圧力発生室12の三方を囲むように、複数の凹部15,16からなる逃げ溝17が設けられている。なお、この逃げ溝17は、流路形成基板10と後述するノズルプレート20とを接着剤25で接合する際に、余分な接着剤の逃げとなるものである。例えば、本実施形態では、圧力発生室12の長手方向外側の領域に、流路形成基板10の厚さ方向の一部を除去した凹部15が、各圧力発生室12に対応して、圧力発生室12の長手方向で複数並設されている。また、列設された圧力発生室12の両端側の領域には、流路形成基板10を厚さ方向に貫通し、圧力発生室12の長手方向に亘って連続する凹部16が、圧力発生室12の並設方向に沿って複数並設されている。
また、これらの凹部15,16のうち少なくとも圧力発生室12に隣接する凹部15a,16aは、流路形成基板10に形成された溝部18を介してそれぞれ連通している。本実施形態では、圧力発生室12の長手方向外側に設けられた凹部15aと、列設された圧力発生室12の両端部側に設けられる複数の凹部16とが、それぞれ溝部18を介し連通している。また、列設された圧力発生室12の両端部側の最外部に設けられた凹部16bのそれぞれには、流路形成基板10の側端面に開口する連通部19が連通している。すなわち、この凹部16bは連通部19を介して外部と連通している。これにより、圧力発生室12に隣接する各凹部15a,16aも、間接的に連通部19を介して外部と連通していることになる。なお、本実施形態では、連通部19を、列設された圧力発生室12の両端部側にそれぞれ設けるようにしたが、勿論、一方の端部側のみに設けるようにしてもよい。
そして、このような流路形成基板10の開口面側には、圧力発生室12等を形成する際のマスクとして用いられるマスク膜51を介して、ノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が接着剤25によって接合されている。そして、上述した凹部15,16内には、流路形成基板10とノズルプレート20とを接合する際に流れ込んで硬化した余分な接着剤25aが硬化した状態で存在する。
なお、ノズルプレート20は、厚さが例えば、0.01〜1mmで、線膨張係数が300℃以下で、例えば2.5〜4.5[×10-6/℃]であるガラスセラミックス、シリコン単結晶基板又はステンレス鋼などからなる。例えば、本実施形態では、ノズルプレートはステンレス鋼(SUS)で形成されている。
一方、このような流路形成基板10の開口面とは反対側には、上述したように、厚さが例えば約1.0μmの弾性膜50が形成され、この弾性膜50上には、酸化ジルコニウム等からなり、厚さが例えば、約0.4μmの絶縁体膜55が形成されている。さらに、絶縁体膜55上には、厚さが例えば、約0.2μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約1.0μmの圧電体層70と、厚さが例えば、約0.05μmの上電極膜80とで構成される圧電素子300が形成されている。一般的には、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室12毎にパターニングして構成する。そして、ここではパターニングされた何れか一方の電極及び圧電体層70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。本実施形態では、下電極膜60を圧電素子300の共通電極とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。何れの場合においても、圧力発生室毎に圧電体能動部が形成されていることになる。
また、このような各圧電素子300の上電極膜80には、例えば、金(Au)等からなるリード電極90がそれぞれ接続され、このリード電極90を介して各圧電素子300に選択的に電圧が印加されるようになっている。
流路形成基板10の圧電素子300側の面には、圧電素子300に対向する領域に圧電素子保持部31を有する保護基板30が接着剤35によって接着されている。この圧電素子保持部31は、複数の圧電素子300を一体的に覆う大きさで形成されており、各圧電素子300は、この圧電素子保持部31内に配置されている。これにより、各圧電素子300は、外部環境の影響を殆ど受けない状態に保護されている。なお、この圧電素子保持部31は、必ずしも密封されている必要はない。また、各リード電極90は、この圧電素子保持部31の外側まで延設されて、図示しない駆動ICに接続されるようになっている。
また、保護基板30には、リザーバ100の少なくとも一部を構成するリザーバ部32が設けられている。このリザーバ部32は、上述したように流路形成基板10の連通部13と連通され、これらリザーバ部32及び連通部13によってリザーバ100が形成されている。なお、保護基板30の材料としては、例えば、ガラス、セラミックス材料、金属、樹脂等が挙げられるが、流路形成基板10の熱膨張率と略同一の材料で形成されていることがより好ましく、本実施形態では、流路形成基板10と同一材料のシリコン単結晶基板を用いて形成した。
また、保護基板30上のリザーバ部32に対向する領域には、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。ここで、封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料(例えば、厚さが6μmのポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルム)からなり、この封止膜41によってリザーバ部31の一方面が封止されている。また、固定板42は、金属等の硬質の材料(例えば、厚さが30μmのステンレス鋼(SUS)等)で形成される。この固定板42のリザーバ100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっているため、リザーバ100の一方面は可撓性を有する封止膜41のみで封止され、内部圧力の変化によって変形可能な可撓部となっている。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッドでは、図示しない外部インク供給手段と接続したインク導入口からインクを取り込み、リザーバ100からノズル開口21に至るまで内部をインクで満たした後、図示しない外部の駆動回路からの記録信号に従い、圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に電圧を印加し、弾性膜50、絶縁体膜55、下電極膜60及び圧電体層70をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル開口21からインク滴が吐出する。
以下、このようなインクジェット式記録ヘッドの製造方法について、図4〜図6を参照して説明する。なお、図4〜図6は、圧力発生室12の長手方向の断面図である。
まず、図4(a)に示すように、シリコンウェハからなり流路形成基板10が複数一体的に形成される流路形成基板用ウェハ110を約1100℃の拡散炉で熱酸化し、その表面に弾性膜50を構成する二酸化シリコン膜52を形成する。なお、本実施形態では、流路形成基板用ウェハ110として、膜厚が約625μmと比較的厚く剛性の高いシリコンウェハを用いている。
次に、図4(b)に示すように、弾性膜50(二酸化シリコン膜52)上に、酸化ジルコニウムからなる絶縁体膜55を形成する。具体的には、弾性膜50(二酸化シリコン膜52)上に、例えば、スパッタ法等によりジルコニウム層を形成後、このジルコニウム層を、例えば、500〜1200℃の拡散炉で熱酸化することにより酸化ジルコニウム(ZrO)からなる絶縁体膜55を形成する。
次いで、図4(c)に示すように、例えば、白金(Pt)とイリジウム(Ir)とを絶縁体膜55上に積層することにより下電極膜60を形成した後、この下電極膜60を所定形状にパターニングする。次に、図4(d)に示すように、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等からなる圧電体層70と、例えば、イリジウムからなる上電極膜80とを流路形成基板用ウェハ110の全面に形成し、これら圧電体層70及び上電極膜80を、各圧力発生室12に対向する領域にパターニングして圧電素子300を形成する。なお、圧電体層70の形成方法は、特に限定されないが、例えば、本実施形態では、金属有機物を触媒に溶解・分散したいわゆるゾルを塗布乾燥してゲル化し、さらに高温で焼成することで金属酸化物からなる圧電体層70を得る、いわゆるゾル−ゲル法を用いて圧電体層70を形成した。
次に、図5(a)に示すように、流路形成基板用ウェハ110の全面に亘って、例えば、金(Au)等からなる金属層91を形成し、この金属層91を、例えば、レジスト等からなるマスクパターン(図示なし)を介して圧電素子300毎にパターニングすることによりリード電極90を形成する。
次に、図5(b)に示すように、保護基板30が複数一体的に形成される保護基板用ウェハ130を、流路形成基板用ウェハ110上に接着剤35によって接着する。ここで、保護基板用ウェハ130には、圧電素子保持部31、リザーバ部32等が予め形成されている。次いで、図5(c)に示すように、流路形成基板用ウェハ110をある程度の厚さとなるまで研磨した後、さらにフッ硝酸によってウェットエッチングすることにより流路形成基板用ウェハ110を所定の厚みにする。
次いで、図6(a)に示すように、流路形成基板用ウェハ110上に、例えば、窒化シリコン(SiN)からなるマスク膜51を新たに形成し、所定形状にパターニングする。そして、図6(b)に示すように、このマスク膜51を介して流路形成基板用ウェハ110を異方性エッチング(ウェットエッチング)して、流路形成基板用ウェハ110に圧力発生室12、連通部13及びインク供給路14等を形成する。また同時に、列設された圧力発生室12の周囲に、複数の凹部15,16からなる逃げ溝17を形成する。具体的には、流路形成基板用ウェハ110を、例えば、水酸化カリウム(KOH)水溶液等のエッチング液によって弾性膜50が露出するまでエッチングすることにより、圧力発生室12、連通部13、インク供給路14及び逃げ溝17を同時に形成する。
次に、図6(c)に示すように、流路形成基板用ウェハ110上に、接着剤25によってノズルプレート20を接合する。このとき、本発明では、ノズルプレート20と流路形成基板用ウェハ110とを接着剤25(未硬化)を介して当接させた状態で、逃げ溝17のうちの少なくとも圧力発生室12に隣接する凹部15a,16aを大気開放させ且つ圧力発生室12を密封するようにしている。
例えば、本実施形態では、ノズルプレート20に穿設されたノズル開口21と、保護基板30のリザーバ部31等の開口とを、樹脂材料等からなる保護フィルム150でそれぞれ封止した状態で、流路形成基板用ウェハ110にノズルプレート20を当接させている。これにより、圧力発生室12は密封された状態となっている。一方、圧力発生室12に隣接する凹部15a,16aは、上述したように溝部18を介してそれぞれ連通していると共に、連通部19を介して外部と連通している。したがって、流路形成基板用ウェハ110とノズルプレート20とを当接させた状態でも、これら凹部15a,16aは、連通部19を介して大気開放された状態となっている。そして、この状態で接着剤を所定温度に加熱して硬化させることで、流路形成基板用ウェハ110とノズルプレート20とを接合する。勿論、常温で接着剤25を硬化させるようにしてもよい。
そして、このように流路形成基板用ウェハ110とノズルプレート20とを接合することにより、余分な接着剤は、大半が凹部15,16内、特に、大気開放されている圧力発生室12に隣接する凹部15a,16a内に流れ込むため、圧力発生室12内に流れ込む接着剤の量は極めて少量に抑えられる。また、本実施形態では、凹部15が各圧力発生室12に対応してそれぞれ設けられているため、各圧力発生室12への接着剤の流れ込みをより確実に抑えることができる。さらに、接着剤25を加熱硬化する場合には、余分な接着剤が圧力発生室12内に、特に流れ込みやすいが、この場合でも、圧力発生室12内への接着剤の流れ込み量を少量に抑えることができる。
したがって、接着剤25によるノズル開口21の詰まり等の吐出不良を防止することができる。さらに、振動板の変位量の低下を確実に防止することができる。例えば、接着剤が圧力発生室12内に流れ込んだ場合、接着剤が振動板まで達すると、圧電素子300の駆動による振動板の変位量が低下するという問題が生じる。さらに、接着剤の各圧力発生室12内への流れ込み量の違いによって、クロストークが発生するという問題も生じる。しかしながら本発明によれば、このような問題の発生も確実に防止することができる。
なお、このように流路形成基板用ウェハ110とノズルプレート20とを接着した後は、図示しないが、保護基板用ウェハ130にコンプライアンス基板40を接合し、流路形成基板用ウェハ110等の外周縁部の不要部分を、例えば、ダイシング等により切断することによって除去する。そして、これら流路形成基板用ウェハ110等を図1に示すような一つのチップサイズに分割することによって上述した構造のインクジェット式記録ヘッドが製造される。
ここで、下記実施例1及び2並びに比較例のサンプルを作製したときの各圧力発生室への接着剤の流れ込み量を測定した結果を図7及び図8に示す。なお、図7は、接着剤を常温で硬化させたときの流れ込み量のグラフである。図8は、接着剤を加熱硬化させたときの流れ込み量のグラフである。また、これら図7及び図8は、列設された圧力発生室のうちの中央部及び両端部の圧力発生室及び圧力発生室の両端部側の凹部での流れ込み量を示している。また、「流れ込み量」とは、図9に示すように、圧力発生室12内の振動板(弾性膜50)上に流れ込んだ接着剤25aの幅W1及び幅W2を合計した値である。
(実施例1)
列設された圧力発生室の両端部外側及び圧力発生室の長手方向外側、すなわち、列設された圧力発生室の外側にこの列の三方を囲むように、複数の凹部からなる逃げ溝を設けた流路形成基板を作製し、この流路形成基板に、圧力発生室を「密封」状態とし、且つ逃げ溝である凹部を「大気開放」状態として、ノズルプレートを接着剤によって接合したものを実施例1のサンプルとした。
(実施例2)
実施例1と同様に、列設された圧力発生室の外側にこの列の三方を囲むように複数の凹部からなる逃げ溝を設けた流路形成基板を作製し、この流路形成基板に、圧力発生室を「大気開放」状態とし、且つ逃げ溝である凹部も「大気開放」状態として、ノズルプレートを接着剤によって接合したものを実施例2のサンプルとした。
(比較例)
列設された圧力発生室の両端部外側のみに複数の凹部からなる逃げ溝を設けた流路形成基板を作製し、この流路形成基板に、圧力発生室を「大気開放」状態とし、且つ逃げ溝である凹部を「密封」状態として、ノズルプレートとを接着剤によって接合したものを比較例のサンプルとした。
図7及び図8に示すように、実施例1及び実施例2のサンプルでは、比較例のサンプルと比較して、圧力発生室への接着剤の流れ込み量が少量に抑えられている。特に、実施例1のサンプルで接着剤を加熱硬化させた場合には、凹部内への接着剤の流れ込み量が大幅に増加し、これに伴い圧力発生室内への接着剤の流れ込み量は大幅に低減されていた。そして、この結果から明らかなように、本発明によれば、圧力発生室内への接着剤の流れ込み量を大幅に低減して、良好な吐出特性を有するインクジェット式記録ヘッドを実現することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の各実施形態を説明したが、インクジェット式記録ヘッドの基本的構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、逃げ溝17、溝部18及び連通部19を流路形成基板10に設けるようにしたが、これに限定されず、これら逃げ溝17、溝部18及び連通部19は、流路形成基板10とノズルプレート20との何れに設けられていてもよい。例えば、図10に示すように、逃げ溝17及び溝部18を流路形成基板10に設けて、連通部19Aをノズルプレート20に設けるようにしてもよい。また、上述の実施形態では、圧力発生室12に隣接する凹部15a,16aをそれぞれ溝部18を介して連通させ、流路形成基板10の側端面に開口する連通部19を介して大気開放させるようにしたが、これに限定されず、勿論、各凹部15a,16aを連通させることなく、各凹部15a,16aのそれぞれに連通する複数の連通部を設けるようにしてもよい。
なお、このようなインクジェット式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図11は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。図11に示すように、インクジェット式記録ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
そして、駆動モータ6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8上を搬送されるようになっている。
なお、上述した実施形態では、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
また、本発明の接合方法は、液体噴射ヘッドの製造だけでなく、溝部を有する基板を含む二枚の基板が接着剤によって接合されたあらゆる接合基板の製造に用いることができることは言うまでもない。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの平面図及び断面図である。 実施形態1に流路形成基板の平面図及びB−B′断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 常温硬化時の接着剤の流れ込み量を示すグラフである。 加熱硬化時の接着剤の流れ込み量を示すグラフである。 流れ込み量を説明する概略図である。 他の実施形態に係る記録ヘッドの一部を示す断面図である。 一実施形態に係る記録装置の概略図である。
符号の説明
10 流路形成基板、 12 圧力発生室、 13 連通部、 14 インク供給路、 15,16 凹部、 17 逃げ溝、 18 溝部、 19 連通部、 20 ノズルプレート、 21 ノズル開口、 30 保護基板、 40 コンプライアンス基板、 50 弾性膜、 55 絶縁体膜、 60 下電極膜、 70 圧電体層、 80 上電極膜、 100 リザーバ、 300 圧電素子

Claims (11)

  1. 少なくとも一方の表面に開口する溝部を有する第1の基板と、第1の基板の前記一方の表面に接着剤によって接合される第2の基板との接合方法であって、
    前記第1の基板又は前記第2の基板の少なくとも何れか一方の前記溝部の外側の領域に複数の凹部からなる逃げ溝を有し、前記第1の基板と前記第2の基板とを前記接着剤によって接合する際に、前記第1の基板と第2の基板とを前記接着剤を介して当接させた状態で、前記逃げ溝のうちの少なくとも前記溝部に隣接する前記凹部が大気開放され且つ前記溝部が密封されているようにしたことを特徴とする接合方法。
  2. 請求項1において、前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する際に、前記接着剤を加熱硬化させるようにしたことを特徴とする接合方法。
  3. 液滴を吐出するノズル開口が設けられたノズルプレートと、該ノズルプレートが接着剤によって接合され前記ノズル開口に連通する複数の圧力発生室が列設される流路形成基板と、前記圧力発生室内に液滴を吐出するための圧力を付与する圧力発生手段とを具備し、且つ前記ノズルプレート又は前記流路形成基板の少なくとも何れか一方の列設された前記圧力発生室の外側の領域に、複数の凹部からなる逃げ溝が設けられた液体噴射ヘッドの製造方法であって、
    請求項1又は2の接合方法によって、前記第1の基板である流路形成基板と前記第2の基板である流路形成基板とを接合することを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  4. 請求項3において、前記圧力発生手段が、前記第1の基板上に振動板を介して設けられる圧電素子であることを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  5. 少なくとも一方の表面に開口すると共に外部に連通する連通部が接続される溝部を有する第1の基板と、該第1の基板の前記一方の表面に接着剤によって接合され前記溝部の開口を塞ぐ第2の基板とを有し、且つ前記第1の基板又は前記第2の基板の少なくとも何れか一方には、前記溝部の外側の領域に、当該溝部の三方を囲むように複数の凹部からなる逃げ溝が設けられていると共に、該逃げ溝のうちの少なくとも前記溝部に隣接する複数の前記凹部を外部と連通する連通部が設けられていることを特徴とする接合基板。
  6. 請求項5において、前記第1の基板には、前記溝部が複数列設されていると共に、当該溝部の列設方向とは直交する方向の外側の領域に設けられる前記凹部が、各溝部に対応して設けられていることを特徴とする接合基板。
  7. 請求項5又は6において、前記溝部に隣接する複数の前記凹部が前記第1の基板又は第2の基板に設けられた連通溝を介してそれぞれ連通し、且つ前記連通部がこれら連通した複数の前記凹部の少なくとも何れか一つに連通するように設けられていることを特徴とする接合基板。
  8. 液滴を吐出するノズル開口が設けられたノズルプレートと、該ノズルプレートが接着剤によって接合され前記ノズル開口に連通する複数の圧力発生室が列設される流路形成基板と、前記圧力発生室内に液滴を吐出するための圧力を付与する圧力発生手段とを具備し、
    前記ノズルプレート又は前記流路形成基板の少なくとも何れか一方には、列設された前記圧力発生室の外側の領域に、当該圧力発生室の三方を囲むように複数の凹部からなる逃げ溝が設けられていると共に、該逃げ溝のうちの少なくとも前記圧力発生室に隣接する複数の前記凹部を外部と連通する連通部が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  9. 請求項8において、前記圧力発生室の長手方向外側の領域に設けられる前記凹部が、各圧力発生室に対応して設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  10. 請求項8又は9において、前記圧力発生室に隣接する複数の前記凹部が前記ノズルプレート又は前記流路形成基板に設けられた溝部を介してそれぞれ連通し、且つ前記連通部がこれら連通した複数の前記凹部の少なくとも何れか一つに連通するように設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  11. 請求項8〜10の何れかの液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
JP2005104573A 2005-03-31 2005-03-31 接合方法及び液体噴射ヘッドの製造方法、並びに接合基板、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Pending JP2006281603A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005104573A JP2006281603A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 接合方法及び液体噴射ヘッドの製造方法、並びに接合基板、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005104573A JP2006281603A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 接合方法及び液体噴射ヘッドの製造方法、並びに接合基板、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006281603A true JP2006281603A (ja) 2006-10-19
JP2006281603A5 JP2006281603A5 (ja) 2008-02-21

Family

ID=37404010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005104573A Pending JP2006281603A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 接合方法及び液体噴射ヘッドの製造方法、並びに接合基板、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006281603A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196353A (ja) * 2008-01-23 2009-09-03 Canon Inc 液体噴射記録ヘッド
JP2016068281A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置の製造方法、及び、液体吐出装置
JP2018154121A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、および液体を吐出する装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11157063A (ja) * 1997-11-26 1999-06-15 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッド
JP2004291479A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Brother Ind Ltd インクジェットヘッド及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11157063A (ja) * 1997-11-26 1999-06-15 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッド
JP2004291479A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Brother Ind Ltd インクジェットヘッド及びその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196353A (ja) * 2008-01-23 2009-09-03 Canon Inc 液体噴射記録ヘッド
JP2016068281A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置の製造方法、及び、液体吐出装置
JP2018154121A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、および液体を吐出する装置
JP7062994B2 (ja) 2017-03-17 2022-05-09 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、および液体を吐出する装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5115330B2 (ja) 液体噴射ヘッドおよびそれを備えた液体噴射装置
JP2007194373A (ja) シリコンデバイスの製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法
JP3931976B2 (ja) アクチュエータ装置及びインクジェット式記録ヘッド並びにインクジェット式記録装置
US6923528B2 (en) Liquid-jet head and liquid-jet apparatus
JP4553129B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US8028411B2 (en) Method for manufacturing a liquid jet head and a liquid jet apparatus
US20090085985A1 (en) Liquid jet head, method for manufacturing the liquid jet head, and liquid jet apparatus
JP2005176433A (ja) アクチュエータ装置及び液体噴射ヘッド並びに液体噴射装置
JP2000135790A (ja) アクチュエ―タ装置及びインクジェット式記録ヘッド並びにインクジェット式記録装置
JP2006281603A (ja) 接合方法及び液体噴射ヘッドの製造方法、並びに接合基板、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4883291B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP3879842B2 (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP4457649B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2006218776A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4623287B2 (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP4645024B2 (ja) アクチュエータ装置の製造方法
JP3786178B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP4475042B2 (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2002059555A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP2006224609A (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP4911301B2 (ja) マイクロデバイスの製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法
JP3882898B2 (ja) インクジェット式記録ヘッドの製造方法
JP4433787B2 (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP4013029B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2007216654A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20071228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100817

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100825

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110105