JP2006278802A - 熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上の照度分布の面内均一性を容易に、しかも高い再現性にて向上させることができる熱処理装置を提供する。
【解決手段】処理対象となる半導体ウェハーWは保持部7上に保持されている。光照射部5は複数のフラッシュランプ69とリフレクタ52とを備える。光照射部5と保持部7との間に設けられた透光板61の上には、保持部7に保持された半導体ウェハーWの直径よりも小さい径を有する照度調整板10を、その中心が該半導体ウェハーWの中心の鉛直方向直上に位置するように載置している。半導体ウェハーWの内側部分に到達する光の光量は照度調整板10の表面および底面での反射によって低下する一方、半導体ウェハーWの周縁部に到達する光は照度調整板10を透過しないため、その光量が低下しない。その結果、半導体ウェハーW上の照度分布の面内均一性が向上する。
【選択図】図7

Description

この発明は、半導体ウェハーやガラス基板等(以下、単に「基板」と称する)に閃光を照射することにより基板を熱処理する熱処理装置に関する。
従来より、イオン注入後の半導体ウェハーのイオン活性化工程においては、ハロゲンランプを使用したランプアニール装置等の熱処理装置が使用されている。このような熱処理装置においては、半導体ウェハーを、例えば、1000℃ないし1100℃程度の温度に加熱(アニール)することにより、半導体ウェハーのイオン活性化を実行している。そして、このような熱処理装置においては、ハロゲンランプより照射される光のエネルギーを利用することにより、毎秒数百度程度の速度で基板を昇温する構成となっている。
一方、近年、半導体デバイスの高集積化が進展し、ゲート長が短くなるにつれて接合深さも浅くすることが望まれている。しかしながら、毎秒数百度程度の速度で半導体ウェハーを昇温する上記ランプアニール装置を使用して半導体ウェハーのイオン活性化を実行した場合においても、半導体ウェハーに打ち込まれたボロンやリン等のイオンが熱によって深く拡散するという現象が生ずることが判明した。このような現象が発生した場合においては、接合深さが要求よりも深くなり過ぎ、良好なデバイス形成に支障が生じることが懸念される。
このため、キセノンフラッシュランプ等を使用して半導体ウェハーの表面に閃光を照射することにより、イオンが注入された半導体ウェハーの表面のみを極めて短時間(数ミリセカンド以下)に昇温させる技術が提案されている。キセノンフラッシュランプの放射分光分布は紫外域から近赤外域であり、従来のハロゲンランプよりも波長が短く、シリコンの半導体ウェハーの基礎吸収帯とほぼ一致している。よって、キセノンフラッシュランプから半導体ウェハーに閃光を照射したときには、透過光が少なく半導体ウェハーを急速に昇温することが可能である。また、数ミリセカンド以下の極めて短時間の閃光照射であれば、半導体ウェハーの表面近傍のみを選択的に昇温できることも判明している。このため、キセノンフラッシュランプによる極短時間の昇温であれば、イオンを深く拡散させることなく、イオン活性化のみを実行することができるのである。
このようなキセノンフラッシュランプを使用した熱処理装置において、複数のキセノンフラッシュランプを列設した領域は、半導体ウェハーの面積よりもかなり大きいのであるが、それにもかかわらず半導体ウェハーの周縁部における照度はそれよりも内側部における照度と比較すると多少低下することとなっていた。特に、φ300mmの大径基板では、ウェハー周縁部における照度低下の程度が大きく、面内照度分布は良くなかった。
このような問題を解決するため、キセノンフラッシュランプと半導体ウェハーとの間に設置されたディフューザのうち半導体ウェハーの周縁部を除く部分(内側部分)の上方の領域に擦りガラス状の幾何学模様を形成し、当該領域の光透過率を低下させて、フラッシュ加熱時の半導体ウェハーの内側部分の照度を低下させ、その結果均一な面内照度分布を得る熱処理装置が特許文献1に開示されている。
特開2004−140318号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような処理、つまり確実に所定の透過率を有するように擦りガラス処理を行うことは相当に困難なことである。すなわち、擦りガラス処理によってある一定値に透過率を正確に調整することは非常に難しく、その結果ディフューザ間の透過率にバラツキが生じやすくなり、装置間で面内照度分布に不均一が生じるという問題が懸念される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、基板上の照度分布の面内均一性を容易に、しかも高い再現性にて向上させることができる熱処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基板に対して光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置において、複数のランプを平面状に配列した光源と、前記光源の下方に設けられ、基板を収容するチャンバーと、前記チャンバー内にて基板を保持する保持手段と、前記チャンバーの上部に設けられ、前記光源から出射された光を前記チャンバー内に導く透光窓と、前記透光窓上に載置された石英板と、を備え、前記石英板の中心が前記保持手段に保持された基板の中心の鉛直方向直上に位置するように前記石英板を前記透光窓上に載置している。
また、請求項2の発明は、基板に対して光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置において、複数のランプを平面状に配列した光源と、前記光源の下方に設けられ、基板を収容するチャンバーと、前記チャンバー内にて基板を保持する保持手段と、前記チャンバーの上部に設けられ、前記光源から出射された光を前記チャンバー内に導く透光窓と、前記透光窓上に重ねて載置された複数枚の石英板と、を備え、前記複数枚の石英板のそれぞれの中心が前記保持手段に保持された基板の中心の鉛直方向直上に位置するように前記複数枚の石英板を前記透光窓上に載置している。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る熱処理装置において、前記複数のランプを基板に閃光を照射する複数のフラッシュランプとしている。
請求項1の発明によれば、石英板の中心が保持手段に保持された基板の中心の鉛直方向直上に位置するように、石英板を透光窓上に載置しているため、石英板の表面および底面での反射によって基板の内側部分に到達する光量が低下し、結果として基板上の照度分布の面内均一性を容易に、しかも高い再現性にて向上させることができる。
また、請求項2の発明によれば、複数枚の石英板のそれぞれの中心が保持手段に保持された基板の中心の鉛直方向直上に位置するように、複数枚の石英板を透光窓上に載置しているため、複数枚の石英板のそれぞれの表面および底面での反射によって基板の内側部分に到達する光量が低下し、結果として基板上の照度分布の面内均一性を容易に、しかも高い再現性にて向上させることができる。
また、請求項3の発明によれば、複数のランプがフラッシュランプであるため、フラッシュランプによる基板上の照度分布の面内均一性が向上する。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る熱処理装置1の構成を示す側断面図である。熱処理装置1は基板として半導体ウェハーWに閃光を照射してその半導体ウェハーWを加熱するフラッシュランプアニール装置である。
熱処理装置1は、半導体ウェハーWを収容する略円筒形状のチャンバー6を備える。チャンバー6は、略円筒状の内壁を有するチャンバー側部63、および、チャンバー側部63の下部を覆うチャンバー底部62によって構成される。また、チャンバー側部63およびチャンバー底部62によって囲まれる空間が熱処理空間65として規定される。熱処理空間65の上方は上部開口60とされている。
また、熱処理装置1は、上部開口60に装着されて上部開口60を閉塞する閉塞部材である透光板61、チャンバー6の内部において半導体ウェハーWを保持しつつ予備加熱を行う略円板状の保持部7、保持部7をチャンバー6の底面であるチャンバー底部62に対して昇降させる保持部昇降機構4、保持部7に保持される半導体ウェハーWに透光板61を介して光を照射することにより半導体ウェハーWを加熱する光照射部5、および、これらの構成を制御して熱処理を行う制御部3を備える。
チャンバー6は、光照射部5の下方に設けられている。チャンバー6の上部に設けられた透光板61は、例えば、石英等により形成され、光照射部5から出射された光を透過して熱処理空間65に導くチャンバー窓(透光窓)として機能する。チャンバー6の本体を構成するチャンバー底部62およびチャンバー側部63は、例えば、ステンレススチール等の強度と耐熱性に優れた金属材料にて形成されており、チャンバー側部63の内側面の上部のリング631は、光照射による劣化に対してステンレススチールより優れた耐久性を有するアルミニウム(Al)合金等で形成されている。
チャンバー底部62には、保持部7を貫通して半導体ウェハーWをその下面(光照射部5からの光が照射される側とは反対側の面)から支持するための複数(本実施の形態では3本)の支持ピン70が立設されている。支持ピン70は、例えば石英により形成されており、チャンバー6の外部から固定されているため、容易に取り替えることができる。
チャンバー側部63は、半導体ウェハーWの搬入および搬出を行うための搬送開口部66を有し、搬送開口部66は、軸662を中心に回動するゲートバルブ185により開閉可能とされる。チャンバー側部63における搬送開口都66とは反対側の部位には熱処理空間65に処理ガス(例えば、窒素(N2)ガスやヘリウム(He)ガス、アルゴン(Ar)ガス等の不活性ガス、あるいは、酸素(02)ガス等)を導入する導入路81が形成され、その一端は弁82を介して図示省略の給気機構に接続され、他端はチャンバー側部63の内部に形成されるガス導入チャンネル83に接続される。また、搬送開口部66には熱処理空間65内の気体を排出する排出路86が形成され、弁87を介して図示省略の排気機構に接続される。
図2は、チャンバー6をガス導入チャンネル83の位置にて水平面で切断した断面図である。図2に示すように、ガス導入チャンネル83は、図1に示す搬送開口部66の反対側においてチャンバー側部63の全周の約1/3に亘って形成されており、導入路81を介してガス導入チャンネル83に導かれた処理ガスは、複数のガス供給孔84から熱処理空間65内へと供給される。
図1に示す保持部昇降機構4は、略円筒状のシャフト41、移動板42、ガイド部材43(本実施の形態ではシャフト41の周りに3本配置される)、固定板44、ボールネジ45、ナット46およびモータ40を有する。チャンバー6の下部であるチャンバー底部62には保持部7よりも小さい直径を有する略円形の下部開口64が形成されており、ステンレススチール製のシャフト41は、下部開口64を挿通して、保持部7(厳密には保持部7のホットプレート71)の下面に接続されて保持部7を支持する。
移動板42にはボールネジ45と螺合するナット46が固定されている。また、移動板42は、チャンバー底部62に固定されて下方へと伸びるガイド部材43により摺動自在に案内されて上下方向に移動可能とされる。また、移動板42は、シャフト41を介して保持部7に連結される。
モータ40は、ガイド部材43の下端部に取り付けられる固定板44に設置され、タイミングベルト401を介してボールネジ45に接続される。保持部昇降機構4により保持部7が昇降する際には、駆動部であるモータ40が制御部3の制御によりボールネジ45を回転し、ナット46が固定された移動板42がガイド部材43に沿って鉛直方向に移動する。この結果、移動板42に固定されたシャフト41が鉛直方向に沿って移動し、シャフト41に接続された保持部7が図1に示す半導体ウェハーWの受渡位置と図6に示す半導体ウェハーWの熱処理位置との間で滑らかに昇降する。
移動板42の上面には略半円筒状(円筒を長手方向に沿って半分に切断した形状)のメカストッパ451がボールネジ45に沿うように立設されており、仮に何らかの異常により移動板42が所定の上昇限界を超えて上昇しようとしても、メカストッパ451の上端がボールネジ45の端部に設けられた端板452に突き当たることによって移動板42の異常上昇が防止される。これにより、保持部7が透光板61の下方の所定位置以上に上昇することはなく、保持部7と透光板61との衝突が防止される。
また、保持部昇降機構4は、チャンバー6の内部のメンテナンスを行う際に保持部7を手動にて昇降させる手動昇降部49を有する。手動昇降部49はハンドル491および回転軸492を有し、ハンドル491を介して回転軸492を回転することより、タイミングベルト495を介して回転軸492に接続されるボールネジ45を回転して保持部7の昇降を行うことができる。
チャンバー底部62の下側には、シャフト41の周囲を囲み下方へと伸びる伸縮自在のベローズ47が設けられ、その上端はチャンバー底部62の下面に接続される。一方、ベローズ47の下端はベローズ下端板471に取り付けられている。べローズ下端板471は、鍔状部材411によってシャフト41にねじ止めされて取り付けられている。保持部昇降機構4により保持部7がチャンバー底部62に対して上昇する際にはベローズ47が収縮され、下降する際にはべローズ47が伸張される。そして、保持部7が昇降する際にも、ベローズ47が伸縮することによって熱処理空間65内の気密状態が維持される。
保持部7は、半導体ウェハーWを予備加熱(いわゆるアシスト加熱)するホットプレート(加熱プレート)71、および、ホットプレート71の上面(保持部7が半導体ウェハーWを保持する側の面)に設置されるサセプタ72を有する。保持部7の下面には、既述のように保持部7を昇降するシャフト41が接続される。サセプタ72は石英(あるいは、窒化アルミニウム(AIN)等であってもよい)により形成され、その上面には半導体ウェハーWの位置ずれを防止するピン75が設けられる。サセプタ72は、その下面をホットプレート71の上面に面接触させてホットプレート71上に設置される。これにより、サセプタ72は、ホットプレート71からの熱エネルギーを拡散してサセプタ72上面に載置された半導体ウェハーWに伝達するとともに、メンテナンス時にはホットプレート71から取り外して洗浄可能とされる。
図3は、保持部7およびシャフト41を示す断面図である。ホットプレート71は、ステンレススチール製の上部プレート73および下部プレート74を有する。上部プレート73と下部プレート74との間には、ホットプレート71を加熱するニクロム線等の抵抗加熱線76が配設され、導電性のニッケル(Ni)ロウが充填されて封止されている。また、上部プレート73および下部プレート74の端部はロウ付けにより接着されている。
図4は、ホットプレート71を示す平面図である。図4に示すように、ホットプレート71は、保持される半導体ウェハーWと対向する領域の中央部に同心円状に配置される円板状のゾーン711および円環状のゾーン712、並びに、ゾーン712の周囲の略円環状の領域を周方向に4等分割した4つのゾーン713〜716を備え、各ゾーン間には若干の間隙が形成されている。また、ホットプレート71には、支持ピン70が挿通される3つの貫通孔77が、ゾーン711とゾーン712との隙間の周上に120°毎に設けられる。
6つのゾーン711〜716のそれぞれには、相互に独立した抵抗加熱線76(図4では図示省略)が周回するように配設されてヒータが形成されており、各ゾーンに内蔵されたヒータにより各ゾーンが個別に加熱される。保持部7に保持された半導体ウェハーWは、6つのゾーン711〜716に内蔵されたヒータにより加熱される。また、ゾーン711〜716のそれぞれには、熱電対を用いて各ゾーンの温度を計測するセンサ710が設けられている。各センサ710は略円筒状のシャフト41(図3参照)の内部を通り制御都3に接続される。
ホットプレート71が加熱される際には、センサ710により計測される6つのゾーン711〜716のそれぞれの温度が予め設定された所定の温度になるように、各ゾーンに配設された抵抗加熱線76への電力供給量が制御部3により制御される。制御部3による各ゾーンの温度制御はPID(Proportional,Integral,Differential)制御により行われる。ホットプレート71では、半導体ウェハーWの熱処理(複数の半導体ウェハーWを連続的に処理する場合は、全ての半導体ウェハーWの熱処理)が終了するまでゾーン711〜716のそれぞれの温度が継続的に計測され、各ゾーンに配設された抵抗加熱線76への電力供給量が個別に制御されて、すなわち、各ゾーンに内蔵されたヒータの温度が個別に制御されて各ゾーンの温度が設定温度に維持される。なお、各ゾーンの設定温度は、基準となる温度から個別に設定されたオフセット値だけ変更することが可能とされる。
6つのゾーン711〜716にそれぞれ配設される抵抗加熱線76は、シャフト41の内部を通る電力線を介して電力供給源(図示省略)に接続されている。電力供給源から各ゾーンに至る経路途中において、電力供給源からの2本の電力線761は、図5の断面図に示すように、マグネシア(マグネシウム酸化物)等の絶縁体762を充填したステンレスチューブ763の内部に互いに電気的に絶縁状態となるように配置される。なお、シャフト41の内部は大気開放されている。
図1に示す光照射部5は、複数(本実施の形態においては30本)のキセノンフラッシュランプ(以下、単に「フラッシュランプ」という)69およびリフレクタ52を有する光源である。複数のフラッシュランプ69は、それぞれが長尺の円筒形状を有する棒状ランプであり、それぞれの長手方向が保持部7に保持される半導体ウェハーWの主面に沿って互いに平行となるように平面状に配列されている。リフレクタ52は、複数のフラッシュランプ69の上方にそれら全体を覆うように設けられ、その表面はブラスト処理により粗面化加工が施されて梨地模様を呈する。また、熱処理装置1には、メンテナンス時に光照射部5をチャンバー6に対して相対的に上昇させて水平方向にスライド移動させる照射部移動機構55がさらに設けられる。
また、本実施形態の熱処理装置1においては、光照射部5と保持部7に保持された半導体ウェハーWとを仕切る透光板61の上に1枚の照度調整板10を載置している。照度調整板10は、金属やアルカリイオンの含有量が極めて少ない高純度の半導体用途の石英板である。照度調整板10の形状は円盤形状であって、その径は処理対象となる半導体ウェハーWの直径よりも小さい。また、本実施形態の照度調整板10の厚さは0.7mm〜1.2mmであり、その平面度は0.4mm以下である。このような照度調整板10の中心が保持部7に保持された半導体ウェハーWの中心の鉛直方向直上に位置するように、照度調整板10を透光板61の上に載置する。なお、照度調整板10の位置がずれないように、例えば照度調整板10の底面に穴を形成するとともに透光板61の上面にピンを形成し、そのピンを照度調整板10の穴に嵌合させるようにしても良い。
キセノンフラッシュランプ69の放射光分布は概ね紫外線域から近赤外線域までの範囲である。高純度の石英板であればこの波長域の光をほとんど吸収しない。従って、フラッシュランプ69から出射されて照度調整板10に入射した光が照度調整板10によって吸収されることはない。このため、フラッシュランプ69から強大なエネルギーの閃光が照射されたとしても、照度調整板10はその閃光をほとんど吸収しないため、照度調整板10の温度上昇およびそれに起因した割れを抑制することができる。
また、フラッシュランプ69から出射されて照度調整板10に入射した光の一部は照度調整板10の表面および底面で反射され、残りが照度調整板10の底面から出射、つまり照度調整板10を透過することとなる。高純度の石英板で構成される照度調整板10の透過率(フラッシュランプ69からの放射光に対する透過率)は93%〜95%である。なお、上述のように、照度調整板10はフラッシュランプ69の放射光をほとんど吸収しないため、照度調整板10内部で吸収される光量は反射光および透過光と比較すると無視できる程度に小さい。よって、上記の透過率は照度調整板10の厚さに依存しない。
なお、本実施の形態の熱処理装置1は、半導体ウェハーWの熱処理時にフラッシュランプ69およびホットプレート71から発生する熱エネルギーによるチャンバー6および光照射部5の過剰な温度上昇を防止するため、様々な冷却用の構造(図示省略)を備えている。例えば、チャンバー6のチャンバー側部63およびチャンバー底部62には水冷管が設けられており、光照射部5は内部に気体を供給する供給管とサイレンサ付きの排気管が設けられて空冷構造とされている。また、透光板61と光照射部5との間隙には圧縮空気が供給され、光照射都5および透光板61を冷却するとともに、間隙に存在する有機物等を排除して熱処理時における透光板61への付着を抑制する。
次に、熱処理装置1における半導体ウェハーWの処理手順について説明する。ここで処理対象となる半導体ウェハーWはイオン注入法により不純物が添加された半導体基板であり、添加された不純物の活性化が熱処理装置1による熱処理により行われる。
まず、保持部7が図1に示すようにチャンバー底部62に近接した位置に配置される。以下、図1における保持部7のチャンバー6内における位置を「受渡位置」という。保持部7が受渡位置にあるとき、支持ピン70の先端は、保持部7を貫通して保持部7の上方に突出する。
次に、弁82および弁87が開かれてチャンバー6の熱処理空間65内に常温の窒素ガスが導入される。続いて、搬送開口部66が開放され、装置外部の搬送ロボットにより搬送開口部66を介してイオン注入後の半導体ウェハーWがチャンバー6内に搬入され、複数の支持ピン70上に載置される。
半導体ウェハーWの搬入時におけるチャンバー6への窒素ガスのパージ量は約40リットル/分とされ、供給された窒素ガスはチャンバー6内においてガス導入チャンネル83から図2中に示す矢印AR4の方向へと流れ、図1に示す排出路86および弁87を介してユーティリティ排気により排気される。また、チャンバー6に供給された窒素ガスの一部は、べローズ47の内側に設けられる排出口(図示省略)からも排出される。なお、以下で説明する各ステップにおいて、チャンバー6には常に窒素ガスが供給および排気され続けており、窒素ガスのパージ量は半導体ウェハーWの処理工程に合わせて様々に変更される。
半導体ウェハーWがチャンバー6内に搬入されると、ゲートバルブ185により搬送開口部66が閉鎖される。そして、図6に示す如く、保持部昇降機構4により保持部7が透光板61に近接した位置(以下、「処理位置」という)まで上昇される。このとき、半導体ウェハーWは支持ピン70から保持部7のサセプタ72へと渡され、サセプタ72の上面に載置・保持される。
ホットプレート71の6つのゾーン711〜716のそれぞれは、各ゾーンの内部(上部プレート73と下部プレート74との間)に個別に配設された抵抗加熱線76により所定の温度まで加熱されている。保持部7が処理位置まで上昇して半導体ウェハーWが保持部7と接触することにより、その半導体ウェハーWは予備加熱されて温度が次第に上昇する。
この処理位置にて約60秒間の予備加熱が行われ、半導体ウェハーWの温度が予め設定された予備加熱温度T1まで上昇する。予備加熱温度T1は、半導体ウェハーWに添加された不純物が熱により拡散する恐れのない、200℃ないし600℃程度、好ましくは350℃ないし550℃程度とされる。また、保持部7と透光板61との間の距離は、保持部昇降機構4のモータ40の回転量を制御することにより任意に調整することが可能とされている。
約60秒間の予備加熱時間が経過した後、保持部7が処理位置に位置したまま制御部3の制御により光照射部5から半導体ウェハーWへ向けてフラッシュ光が照射される。このとき、光照射部5のフラッシュランプ69から放射される光の一部は直接にチャンバー6内へと向かい、他の一部は一旦リフレクタ52により反射されてからチャンバー6内へと向かい、これらの閃光照射により半導体ウェハーWのフラッシュ加熱が行われる。フラッシュ加熱は、フラッシュランプ69からの閃光照射により行われるため、半導体ウェハーWの表面温度を短時間で上昇することができる。
すなわち、光照射部5のフラッシュランプ69から照射される光は、予め蓄えられていた静電エネルギーが極めて短い光パルスに変換された、照射時間が0.1ミリ秒ないし10ミリ秒程度の極めて短く強い閃光である。そして、フラッシュランプ69からの閃光照射によりフラッシュ加熱される半導体ウェハーWの表面温度は、瞬間的に1000℃ないし1100℃程度の処理温度T2まで上昇し、半導体ウェハーWに添加された不純物が活性化された後、表面温度が急速に下降する。このように、熱処理装置1では、半導体ウェハーWの表面温度を極めて短時間で昇降することができるため、半導体ウェハーWに添加された不純物の熱による拡散(この拡散現象を、半導体ウェハーW中の不純物のプロファイルがなまる、ともいう)を抑制しつつ不純物の活性化を行うことができる。なお、添加不純物の活性化に必要な時間はその熱拡散に必要な時間に比較して極めて短いため、0.1ミリセカンドないし10ミリセカンド程度の拡散が生じない短時間であっても活性化は完了する。
また、フラッシュ加熱の前に保持部7により半導体ウェハーWを予備加熱しておくことにより、フラッシュランプ69からの閃光照射によって半導体ウェハーWの表面温度を処理温度T2まで速やかに上昇させることができる。
ところで、本実施形態の熱処理装置1においては、照度調整板10の中心が保持部7に保持された半導体ウェハーWの中心の鉛直方向直上に位置するように、透光板61の上に半導体ウェハーWの直径よりも小さい径を有する照度調整板10を載置している。このため、図7に示すように、光照射部5から出射された光の一部は照度調整板10を透過して保持部7に保持された半導体ウェハーWの中央部に到達し、他の一部は照度調整板10の側方を通過して該半導体ウェハーWの周縁部に到達する。より正確に表現すれば、保持部7に保持された半導体ウェハーWの中央部に到達する光の大部分は光照射部5から出射されて照度調整板10を透過したものであるのに対して、周縁部に到達する光のうち相当量は照度調整板10の側方を通過したものである。
光照射部5から出射された光が照度調整板10を透過するときには、照度調整板10の表面および底面にて一定比率で反射が生じるため、その分の光量が減少する。図8は、照度調整板10を光が透過するときの光量減少の概念を説明する図である。光照射部5から出射された光が照度調整板10に入射するときには、その表面10aにて一定比率で反射が生じる。このときに、入射光量から反射光R1の光量を減じた光量が照度調整板10内に入射する。
続いて、照度調整板10内に入射した光が照度調整板10の底面10bから出射するときには、底面10bでも一定比率で反射が生じる。このときに、反射光R2の光量がさらに減少することとなる。結局、光照射部5から出射された光量から反射光R1,R2の光量を減じた光量が照度調整板10の底面10bから半導体ウェハーWへと向かうこととなる。その結果として、照度調整板10の透過率は93%〜95%となるのである。なお、図8に示すように照度調整板10に斜めに入射した光は実際には入射時、出射時に屈折するのであるが、図8は光量減少の原理を説明する図であるため図示の便宜上屈折は省略している。また、照度調整板10内部で多重反射によって減少する光も存在するが、その減少光量は反射光R1,R2の光量に比較すると微量であるため、上述した吸収光量と同様に、ここでは考慮していない。
このようにして、光照射部5から出射された光のうち照度調整板10を透過したものはその表面10a、底面10bでの反射によって光量が低下しており、照度調整板10を透過していないものには当然光量低下が生じていない。その結果、保持部7に保持された半導体ウェハーWの周縁部以外の部分(内側部分)に到達する光の光量が減少する一方で、該周縁部に到達する光の光量は減少していない。従って、従来照度調整板10が存在しないときには半導体ウェハーWの周縁部で照度不足が生じていた問題が解消され、半導体ウェハーW上の照度分布の面内均一性が向上する。なお、透光板61によっても反射に起因した光量減少は生じるのであるが、これは保持部7に保持された半導体ウェハーWに到達する光の全体に対して均一に生じるため、周縁部に到達する光量と内側部分に到達する光量との相対差には影響を与えない。
以上のようにして、フラッシュ加熱が終了し、処理位置における約10秒間の待機の後、保持部7が保持部昇降機構4により再び図1に示す受渡位置まで下降し、半導体ウェハーWが保持部7から支持ピン70へと渡される。続いて、ゲートバルブ185により閉鎖されていた搬送開口都66が開放され、支持ピン70上に載置された半導体ウェハーWは装置外部の搬送ロボットにより搬出され、熱処理装置1における半導体ウェハーWのフラッシュ加熱処理が完了する。
既述のように、熱処理装置1における半導体ウェハーWの熱処理時には窒素ガスがチャンバー6に継続的に供給されており、そのパージ量は、保持部7が処理位置に位置するときには約30リットル/分とされ、保持部7が処理位置以外の位置に位置するときには約40リットル/分とされる。
熱処理装置1では、新たな半導体ウェハーWに対して同じ内容の熱処理を行う場合には、半導体ウェハーWをチャンバー6内に搬入して予備加熱および閃光照射を行った後にその半導体ウェハーWをチャンバー6から搬出するという上記動作が繰り返される。また、新たな半導体ウェハーWに対して異なる熱処理を行う場合には、新たな熱処理に合わせて各種設定(窒素ガスのパージ量等)を行う間、保持部7は処理位置まで上昇して待機する。
本実施形態の熱処理装置1においては、照度調整板10の中心が保持部7に保持された半導体ウェハーWの中心の鉛直方向直上に位置するように、該半導体ウェハーWの直径よりも小さい径を有する照度調整板10を透光板61の上に載置しているため、照度調整板10の表面10aおよび底面10bでの反射によって半導体ウェハーWの内側部分に到達する光量が低下し、結果として半導体ウェハーW上の照度分布の面内均一性が向上する。
また、照度調整板10は半導体用途として汎用性を有する石英板であるため、比較的簡単に入手することができ、上述のようにその中心が半導体ウェハーWの中心の鉛直方向直上に位置するように透光板61の上に載置するだけで、半導体ウェハーW上の照度分布の面内均一性を容易に、しかも高い再現性にて向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、透光板61の上に1枚の照度調整板10を載置するようにしていたが、これに限定されるものではなく、2枚以上の照度調整板10を載置するようにしても良い。図9は、2枚の照度調整板10を載置したときの光透過の様子を示す図である。図9においては、保持部7に保持された半導体ウェハーWの直径よりも小さい径を有する2枚の照度調整板10のそれぞれの中心が保持部7に保持された半導体ウェハーWの中心の鉛直方向直上に位置するように、それら2枚の照度調整板10を透光板61の上に重ねて載置している。なお、同図においては、図示の便宜上2枚の照度調整板10の間に隙間が存在しているが、実際には2枚の照度調整板10が密着して重ねられていてそれらの間に隙間はない。
2枚重ねの照度調整板10に光照射部5から出射された光が入射すると、上記実施形態と同様に、上側の照度調整板10の表面10aにて反射が生じ、上側の照度調整板10内に入射した光の一部が底面10bにて反射する。さらに、上側の照度調整板10を透過した光は続いて下側の照度調整板10に入射する。このときに、下側の照度調整板10の表面10aにて反射が生じ、下側の照度調整板10内に入射した光の一部が底面10bにて反射する。その結果、上側の照度調整板10の表面10aおよび底面10b並びに下側の照度調整板10の表面10aおよび底面10bの計4ヶ所で反射された光量を光照射部5から出射された光量から減じた光量が下側の照度調整板10の底面10bから半導体ウェハーWへと向かうこととなる。従って、上記実施形態よりも半導体ウェハーWの内側部分に到達する光量がさらに減少することとなる。
図9においては、2枚の照度調整板10を重ねていたが、さらに枚数を増やしても良い。何枚の照度調整板10を重ねるかは、半導体ウェハーWの内側部分に到達する光量が周縁部に到達する光量とほぼ等しくなるような枚数に決定すればよい。
また、上記実施形態においては、光照射部5に30本のフラッシュランプ69を備えるようにしていたが、これに限定されるものではなく、フラッシュランプ69の本数は任意の数とすることができる。
また、フラッシュランプ69はキセノンフラッシュランプに限定されるものではなく、クリプトンフラッシュランプであっても良い。
また、光照射部5にフラッシュランプ69に代えて他の種類のランプ(例えばハロゲンランプ)を備え、当該ランプからの光照射によって半導体ウェハーWの加熱を行う熱処理装置であっても本発明に係る技術を適用することができる。この場合であっても、照度調整板10の表面10aおよび底面10bでの反射によって半導体ウェハーWの内側部分に到達する光量が低下し、結果として半導体ウェハーW上の照度分布の面内均一性が向上する。
また、上記各実施形態においては、アシスト加熱手段としてホットプレート71を使用していたが、半導体ウェハーWを保持する保持部7の下方に複数のランプ群(例えば複数のハロゲンランプ)を設け、それらからの光照射によってアシスト加熱を行うようにしても良い。
また、上記各実施形態においては、半導体ウェハーに光を照射してイオン活性化処理を行うようにしていたが、本発明にかかる熱処理装置による処理対象となる基板は半導体ウェハーに限定されるものではない。例えば、窒化シリコン膜や多結晶シリコン膜等の種々のシリコン膜が形成されたガラス基板に対して本発明にかかる熱処理装置による処理を行っても良い。一例として、CVD法によりガラス基板上に形成した多結晶シリコン膜にシリコンをイオン注入して非晶質化した非晶質シリコン膜を形成し、さらにその上に反射防止膜となる酸化シリコン膜を形成する。この状態で、本発明にかかる熱処理装置により非晶質のシリコン膜の全面に光照射を行い、非晶質のシリコン膜が多結晶化した多結晶シリコン膜を形成することもできる。
また、ガラス基板上に下地酸化シリコン膜、アモルファスシリコンを結晶化したポリシリコン膜を形成し、そのポリシリコン膜にリンやボロン等の不純物をドーピングした構造のTFT基板に対して本発明にかかる熱処理装置により光照射を行い、ドーピング工程で打ち込まれた不純物の活性化を行うこともできる。
本発明に係る熱処理装置の構成を示す側断面図である。 図1の熱処理装置のガス路を示す断面図である。 図1の熱処理装置の保持部およびシャフトを示す断面図である。 図1の熱処理装置のホットプレートを示す平面図である。 抵抗加熱線への配線を示す断面図である。 図1の熱処理装置の構成を示す側断面図である。 光照射部による半導体ウェハーの閃光照射を示す図である。 照度調整板を光が透過するときの光量減少の概念を説明する図である。 2枚の照度調整板を載置したときの光透過の様子を示す図である。
符号の説明
1 熱処理装置
4 保持部昇降機構
5 光照射部
6 チャンバー
7 保持部
10 照度調整板
61 透光板
65 熱処理空間
69 フラッシュランプ
71 ホットプレート
72 サセプタ
W 半導体ウェハー

Claims (3)

  1. 基板に対して光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置であって、
    複数のランプを平面状に配列した光源と、
    前記光源の下方に設けられ、基板を収容するチャンバーと、
    前記チャンバー内にて基板を保持する保持手段と、
    前記チャンバーの上部に設けられ、前記光源から出射された光を前記チャンバー内に導く透光窓と、
    前記透光窓上に載置された石英板と、
    を備え、
    前記石英板の中心が前記保持手段に保持された基板の中心の鉛直方向直上に位置するように前記石英板を前記透光窓上に載置することを特徴とする熱処理装置。
  2. 基板に対して光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置であって、
    複数のランプを平面状に配列した光源と、
    前記光源の下方に設けられ、基板を収容するチャンバーと、
    前記チャンバー内にて基板を保持する保持手段と、
    前記チャンバーの上部に設けられ、前記光源から出射された光を前記チャンバー内に導く透光窓と、
    前記透光窓上に重ねて載置された複数枚の石英板と、
    を備え、
    前記複数枚の石英板のそれぞれの中心が前記保持手段に保持された基板の中心の鉛直方向直上に位置するように前記複数枚の石英板を前記透光窓上に載置することを特徴とする熱処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱処理装置において、
    前記複数のランプは基板に閃光を照射する複数のフラッシュランプであることを特徴とする熱処理装置。
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