JP2006276447A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリーニング部材によるベルトの効果的なクリーニングを実現しつつ、その一方で、クリーニング部材の接触に起因するベルトの弛みを効果的に抑えることができ、安定したベルト駆動を実現しうる構成を提供する。
【解決手段】 レーザプリンタ1は、周回移動可能に設けられ、被記録媒体を介して現像剤を間接的に担持する搬送ベルト38を備えている。また、搬送ベルト38の外面に接触するクリーニングローラ47と、これに対向する対向ローラ110とが設けられている。対向ローラ110は、クリーニングローラ47に対し、搬送ベルトを挟んで対向配置され、クリーニングローラ47と共にベルトを挟持する構成をなしている。この対向ローラ110は、搬送ベルト38に対して移動力を付与するように回転する構成をなしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、ベルト上の異物(たとえば現像剤)を除去するためのクリーニング装置を備えた画像形成装置が提供されている。例えば、特許文献1の画像形成装置では、ベルト(誘電体ベルト)が1対のローラによって張架されており、このうち一方のローラが動力を受けて回転する駆動ローラとして機能し、ベルトを一方向に回動させるように構成されている。そして、このベルトの外面と接触するようにクリーニング部材が設けられており、このクリーニング部材を、ベルトの移動の負荷となるように作用させることで、ベルトのクリーニングを確実に行えるようにしている。
特開2001−56612公報
ところで、上記特許文献1のように、クリーニング部材をベルトの負荷となるように接触させて異物を取り除こうとすると、その接触負荷に起因してベルトに対し移動方向とは反対方向に力が生じ、この力によってベルトに弛みが生じてしまうという問題がある。そして、このように弛みが生じると、駆動ローラが空回りする等の不具合が生じる虞があるため、このような弛みを効果的に抑え得る構成が望まれる。
本発明は上記のような事情に基づいてなされたものであって、クリーニング部材によるベルトの効果的なクリーニングを実現しつつ、その一方で、クリーニング部材の接触負荷に起因するベルトの弛みを効果的に抑えることができ、安定したベルト駆動を実現しうる構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、周回移動可能に設けられ、現像剤を、直接的あるいは被記録媒体を介して間接的に担持するベルトと、前記ベルトの外面に接触するクリーニング部材と、前記クリーニング部材に対し、前記ベルトを挟んで対向配置され、前記クリーニング部材と共に前記ベルトを挟持する対向ローラと、前記ベルトに対して移動力を付与するように前記対向ローラを回転させる対向ローラ駆動手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記クリーニング部材は、前記ベルトと接触する接触部が、前記ベルトとの接触位置において、前記ベルトの移動方向とは反対方向に移動するように回転駆動されるクリーニングローラからなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、前記クリーニングローラは、円筒状に構成されており、その周面が前記ベルトと接触することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記対向ローラと前記ベルトとの間の摩擦係数が、前記クリーニング部材と前記ベルトとの間の摩擦係数よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記ベルトは、内面の表面粗さのほうが、外面の表面粗さよりも大きいことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置において、前記クリーニング部材の表面粗さよりも、前記対向ローラの表面粗さのほうが大きいことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記ベルトを駆動するベルト駆動手段と、前記ベルト駆動手段からの駆動力を前記ベルトに伝達する駆動ローラと、前記ベルト側に向けて現像剤を転写する転写手段と、を更に備え、前記ベルトの周回経路において、前記転写手段による転写位置を基点とした場合、前記転写位置よりも下流側において前記駆動ローラが設けられ、さらに前記駆動ローラよりも下流側において、前記クリーニング部材が設けられていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、前記ベルトは前記被記録媒体を搬送する搬送ベルトからなり、前記被記録媒体は、前記ベルトの前記周回経路において、前記クリーニング部材よりも上流側で前記ベルトから分離される構成をなすことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置において、前記駆動ローラと前記対向ローラとが、互いに同じ周速度となるように構成されていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記転写手段が複数設けられており、各転写手段によって互いに異なる色の現像剤が転写されることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、当該画像形成装置の筐体の一側面に形成された開口部から前記ベルトが引き出し可能とされ、前記ベルトは、前記駆動ローラとそれに従属的に回転する従動ローラとによって張架され、前記ベルトの周回経路における、当該ベルトが前記従動ローラ側から駆動ローラ側に向かう経路側において、複数の像担持体が当該ベルトと対向するように並設され、前記筐体内において前記駆動ローラが、前記従動ローラよりも前記開口部に対して奥側に設けられ、かつ、前記引き出し方向と直交する方向に関し、前記従動ローラが、前記駆動ローラよりも前記像担持体が設けられる側に寄って配され、前記ベルト全体として前記開口部への前記引き出し方向に対し傾斜して設けられており、前記クリーニング部材は、前記ベルトの前記周回経路において、当該ベルトが前記駆動ローラ側から従動ローラ側に向かう経路側に配置されていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の構成では、ベルトに対してクリーニング部材を接触させるようにしいるため、ベルトの外面を効率よくクリーニングできることとなる。他方、このようにクリーニング部材を接触させてベルトをクリーニングする構成を用いると、接触に起因してベルトに対し移動方向とは反対方向に力が生じ、ベルトに弛みが生じてしまう懸念がある。これに対し、本構成では、クリーニング部材に対しベルトを挟んで反対側に対向配置された対向ローラの回転駆動により、ベルトに移動方向側への移動力を付与するようにしている。即ち、ベルトに対して移動方向側への引張力を生じさせ、その引張力により接触に起因して生じた反対方向側への力の少なくとも一部を打ち消すようにしているため、ベルトの弛みを効果的に抑制でき、ひいては精度高い安定したベルト駆動が可能となる。
<請求項2の発明>
請求項2のように、接触部がベルト移動方向と反対側に移動する構成であると、クリーニング部材がベルト上の異物に効率的に作用し、ベルトをより良好にクリーニングできる構成となる。
<請求項3の発明>
請求項3のように、クリーニングローラの接触面を円筒状に構成すると、ベルトとの接触面積が大きくなり、より効率的にクリーニングできる。
<請求項4の発明>
請求項4の構成によれば、クリーニング部材がベルトに与える力の少なくとも一部を効果的に打ち消すことができ、ベルトを効率よく移動させることができる。
<請求項5の発明>
請求項5の構成によれば、簡易な構成にて、対向ローラとベルトとで生じる摩擦の摩擦係数を、クリーニング部材とベルトどで生じる摩擦の摩擦係数よりも大きくすることができる。
<請求項6の発明>
請求項6の構成によれば、簡易な構成にて、対向ローラとベルトとで生じる摩擦の摩擦係数を、クリーニング部材とベルトとで生じる摩擦の摩擦係数よりも大きくすることができる。
<請求項7の発明>
請求項7のようにすると、仮に、クリーニング部材とベルトとの接触に起因する弛みが生じたとしても、その弛みの影響が転写位置にまで及びにくい構成となる。従って、弛みが画像形成に及ぼす悪影響をより効果的に防ぐことができる。
<請求項8の発明>
請求項8の構成によれば、クリーニング部材が被記録媒体に干渉しない構成となり、被記録媒体への画像形成と、ベルトのクリーニングとを共に良好に実現できる。即ち、仮に、被記録媒体がベルトから分離される位置よりもクリーニング部材が上流側にあると、被記録媒体搬送時にクリーニング部材を離間させる等の特別な構成が必要となってしまうが、請求項8のようにすればこのような構成が不要となり、構成の簡素化を図ることができる。
<請求項9の発明>
請求項9の構成によれば、ベルトを安定的に搬送できることとなる。
<請求項10の発明>
請求項10のように異なる色の現像剤を転写して画像形成を行う構成であると、各色の現像剤を精度高く合わせる必要があるため、高精度な搬送が必要となる。このような画像形成を行うものに対して、本発明のような構成、即ち、ベルトの弛みを抑制して高精度なベルト駆動を行いうる構成を適用すると、より有用である。
<請求項11の発明>
本構成によれば、ベルト全体として手前側が像担持体側に寄るように傾斜する構成をなすため、ベルトを筐体の開口部から引き出す際に、複数の像担持体とのニップを同時に解除することができる構成となる。また、クリーニング部材が、ベルトを挟んで像担持体とは反対側の傾斜スペースに設けられているため、装置の小型化が図られることとなる。
<実施形態1>
1.全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。図2は、図1の画像形成装置において、給紙ユニット70を引き出した状態を示す図である。図3は、軸受の構成を概念的に示す図である。図4は、ベルトユニット60と給紙ユニット70を共に引き出した状態を示す図である。図5は、図1に示すカラーレーザプリンタの正面断面図である。
このカラーレーザプリンタ1は、複数のプロセス部17が水平方向において並列的に配置される、横並びタイプのタンデム方式のカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング2(本体ケーシング2は、特許請求の範囲でいう筐体に相当する)内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するための給紙部4、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6を備えている。
本体ケーシング2は、上側が開口される側面視略矩形状のボックス形状をなし、その上側にはトップカバー7が設けられている。このトップカバー7は、本体ケーシング2の後側(以下の説明において、図1における左側を後側、右側を前側とする。)に設けられるカバー軸8を介して回動可能に支持されており、本体ケーシング2に対して開閉自在に設けられている。
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に設けられる用紙トレイ9と、その用紙トレイ9の前側上方に設けられる供給手段としてのピックアップローラ10および給紙ローラ11と、給紙ローラ11の前側上方に設けられる給紙側U字パス12と、給紙側U字パス12の途中に設けられる1対の搬送ローラ13および1対のレジストローラ14とを備えている。
用紙トレイ9は、図2のように引き出し可能とされるものであり、この用紙トレイ9内には、用紙3がスタックされており、その最上位にある用紙3は、まず、ピックアップローラ10によってピックアップされて、前方に搬送され、次いで、給紙ローラ11によって給紙側U字パス12に給紙される。
給紙側U字パス12は、上流側端部が、下方において給紙ローラ11に隣接し、用紙3が前方に向かって給紙されるように、また、下流側端部が、上方において後述する搬送ベルト38に隣接し、用紙3が後方に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
そして、給紙側U字パス12の上流側端部に、前方に向かって給紙された用紙3は、給紙側U字パス12内において、搬送ローラ13により搬送され、搬送方向が反転され、レジストローラ14によるレジスト後に、レジストローラ14によって、後方に向かって排紙される。
画像形成部5は、プロセス部17、転写部18および定着部19を備えている。
プロセス部17は、複数色のトナーの各色ごとに設けられている。すなわち、プロセス部17は、イエロープロセス部17Y、マゼンタプロセス部17M、シアンプロセス部17Cおよびブラックプロセス部17Kの4つからなる。これらプロセス部17は、前方から後方に向かって互いに間隔を隔てて、水平方向において重なるように、順次並列して配置されている。
各プロセス部17は、各プロセス部17に固定配置される露光装置としてのスキャナユニット20と、各プロセス部17に対して着脱自在に装着されるプロセスカートリッジ21とを備えている。
スキャナユニット20は、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー22、レンズ23、ならびに反射鏡24とを備えている。そして、スキャナユニット20では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザ光が、ポリゴンミラー22で反射され、レンズ23を通過し、反射鏡24で反射されて、後述する感光ドラム25に向けて出射される。なお、感光ドラム25は、特許請求の範囲でいう像担持体に相当する。
各プロセスカートリッジ21は、前後方向および上下方向(用紙3の厚さ方向)に対して傾斜する方向、つまり、上方から下方に向かって後側に傾斜する方向(上方が前側に傾斜する方向)に沿って着脱可能に構成され、感光体としての感光ドラム25、スコロトロン型帯電器26、現像ローラ27および供給ローラ28を備えている。
感光ドラム25は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体29と、このドラム本体29の軸心において、ドラム本体29の軸方向に沿って延びるドラム軸30とを備えている。ドラム本体29は、ドラム軸30に対して回転自在に設けられ、ドラム軸30は、プロセスカートリッジ21のフレームの幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向、以下同じ。)両側壁に回転不能に支持されている。そして、感光ドラム25は、画像形成時において、後述する搬送ベルト38との接触位置(画像形成位置)における搬送ベルト38の移動方向と同方向(図中時計回り)に回転駆動される。
スコロトロン型帯電器26は、ワイヤおよびグリッドを備え、コロナ放電を発生させる正帯電型のスコロトロン型帯電器であり、感光ドラム25の後方において、感光ドラム25と接触しないように間隔を隔てて対向配置されている。
現像ローラ27は、感光ドラム25の上方において感光ドラム25と対向配置され、感光ドラム25と圧接されている。この現像ローラ27は、金属製のローラ軸31に、導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部分32が被覆されている。より具体的には、ローラ部分32は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコーンゴムまたはEPDMゴムなどからなる弾性体のローラ部と、そのローラ部の表面に被覆され、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主成分とされるコート層との2層構造によって形成されている。また、ローラ軸31は、プロセスカートリッジ21の幅方向両側壁に回転自在に支持されている。
供給ローラ28は、現像ローラ27の上方において現像ローラ27と対向配置され、現像ローラ27と圧接されている。この供給ローラ28は、金属製のローラ軸33に、導電性のスポンジ部材からなるローラ部分34が被覆されている。また、ローラ軸33は、プロセスカートリッジ21の幅方向両側壁に回転自在に支持されている。
また、プロセスカートリッジ21内の上側部分は、トナーを収容するトナー収容室35として形成されており、各色ごとのトナーが収容されている。すなわち、トナー収容室35内には、各プロセス部17ごとに、イエロープロセス部17Yにはイエロー、マゼンタプロセス部17Mにはマゼンタ、シアンプロセス部17Cにはシアンおよびブラックプロセス部17Kにはブラックの色を有する正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが、それぞれ収容されている。
より具体的には、各色ごとのトナーは、重合法により得られた略球形の重合トナーが用いられている。重合トナーは、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる結着樹脂を主成分とし、これに、着色剤、荷電制御剤、ワックスなどが配合されることによりトナー母粒子が形成され、さらにこれに、流動性の向上を図るべく外添剤が添加されてなるものである。
着色剤としては、上記した、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各着色剤が配合されている。また、荷電制御剤としては、たとえば、アンモニウム塩などのイオン性官能基を有するイオン性単量体と、スチレン系単量体やアクリル系単量体などのイオン性単量体と共重合可能な単量体との共重合によって得られる荷電制御樹脂が配合されている。また、外添剤としては、たとえば、シリカ、酸化アルミニウム、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、酸化セリウム、酸化マグネシウムなどの金属酸化物の粉末や、炭化物の粉末、金属塩の粉末などの無機粉末が配合されている。
そして、各プロセス部17では、画像形成動作時には、各トナー収容室35に収容されている各色ごとのトナーが、供給ローラ28に供給され、この供給ローラ28の回転により現像ローラ27に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ28と、現像バイアスが印加されている現像ローラ27との間で正に摩擦帯電される。
一方、スコロトロン型帯電器26が、帯電バイアスの印加により、コロナ放電を発生させて、感光ドラム25の表面を一様に正帯電させている。感光ドラム25の表面は、感光ドラム25の回転に伴なって、スコロトロン型帯電器26により一様に正帯電された後、スキャナユニット20からのレーザ光の高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
さらに感光ドラム25が回転すると、次いで、現像ローラ27の表面に担持されかつ正帯電されているトナーが、現像ローラ27の回転により、感光ドラム25に対向して接触するときに、感光ドラム25の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム25の表面のうち、レーザ光によって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム25の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム25の表面には、各色ごとに、反転現像によるトナー像が担持される。
転写部18は、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、プロセス部17の下方において前後方向に沿って配置され、駆動ローラ36、従動ローラ37、搬送ベルト38、転写ローラ39、およびベルトクリーニング装置40を備えている。なお、搬送ベルト38は特許請求の範囲でいうベルトに相当し、転写ローラ39は、転写手段に相当する。
駆動ローラ36は、ブラックプロセス部17Kに装着されるプロセスカートリッジ21の感光ドラム25よりも後方において、その感光ドラム25と水平方向に重ならないような低い高さの位置に配置されている。そして、駆動ローラ36は、図1にて概念的に示すモータM2(モータM2は駆動手段に相当する)により、画像形成時において、感光ドラム25の回転方向と逆方向(図中反時計回り)に回転駆動される。
従動ローラ37は、イエロープロセス部17Yに装着されるプロセスカートリッジ21の感光ドラム25よりも前方において、駆動ローラ36よりも上方に配置されている。この従動ローラ37は、駆動ローラ36の回転駆動時に、次に述べる搬送ベルト38との接触部分における搬送ベルト38の移動方向と同方向(図中反時計回り)に従動回転する。
搬送ベルト38は、無端ベルトからなり、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂によって形成されている。この搬送ベルト38は、駆動ローラ36と従動ローラ37との間に巻回されている。そして、駆動ローラ36の駆動により、従動ローラ37が従動され、搬送ベルト38が、これら駆動ローラ36および従動ローラ37の間を、各プロセス部17の感光ドラム25と対向して接触する画像形成位置において、感光ドラム25と同方向に回転するように、周回移動される。このとき、搬送ベルト38の感光ドラム25との接触位置における移動方向において、下流側に駆動ローラ36が配置され、上流側に従動ローラ37が配置されることによって、搬送ベルト38の感光ドラム25と対向する上側部分を引っ張りながら搬送することになるので当該部分に弛みが発生することを防止することができる。そのため、搬送ベルト38によって、用紙3を精度よく搬送することができることとなる。
また、転写ローラ39は、駆動ローラ36および従動ローラ37の間に巻回されている搬送ベルト38内において、各プロセス部17の感光ドラム25と搬送ベルト38を挟んで対向配置されている。この転写ローラ39は、金属製のローラ軸41に、導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部分42が被覆されている。また、転写ローラ39は、ローラ軸41の両軸端部が導電性を有する軸受43(図3)に回転自在に支持されている。
各軸受43は、図3にて概念的に示すように、後述するベルトユニットフレーム61(図5)に圧縮ばね44を介して弾性的に支持されており、転写ローラ39は、その圧縮ばね44の弾性力によって、常には感光ドラム25に押圧される方向に付勢されている。これにより、転写ローラ39と搬送ベルト38とが対向して接触する画像形成位置において、搬送ベルト38が感光ドラム25に押し付けられ、感光ドラム25と搬送ベルト38との間にニップが形成される。そして、ベルトユニット60が本体ケーシング2から離脱されて、感光ドラム25と搬送ベルト38とのニップが解除されると、転写ローラ39が、圧縮ばね44の弾性力によって上方に移動し、搬送ベルト38の上側部分が上方に浮き上がる。なお、図6では、その浮き上がった位置を実線にて示し、浮き上がる前の位置を二点鎖線にて仮想的に示している。
また、少なくとも一方の軸受43に連結される圧縮ばね44には、転写バイアスライン93が接続されており、転写時には、その転写バイアスライン93から圧縮ばね44および軸受43を介して、転写ローラ39に転写バイアスが印加される。また、転写ローラ39は、搬送ベルト38と対向して接触する画像形成位置において、搬送ベルト38の周回移動方向と同方向(図中反時計回り)に回転する。
図1を参照して画像形成について説明すると、給紙部4から給紙された用紙3は、駆動ローラ36の駆動および従動ローラ37の従動により周回移動される搬送ベルト38によって、前方から後方に向かって、搬送ベルト38と各プロセス部17の感光ドラム25との間の画像形成位置を、順次通過するように搬送され、その搬送中に、各プロセス部17の感光ドラム25に担持されている各色毎のトナー像が、順次転写され、これにより、用紙3にカラー像が形成される。
すなわち、たとえば、イエロープロセス部17Yの感光ドラム25の表面に担持されたイエローのトナー像が、用紙3に転写されると、次いで、マゼンタプロセス部17Mの感光ドラム25の表面に担持されたマゼンタのトナー像が、既にイエローのトナー像が転写されている用紙3に重ねて転写され、同様の動作によって、シアンプロセス部17Cの感光ドラム25の表面に担持されたシアンのトナー像、ブラックプロセス部17Kの感光ドラム25の表面に担持されたブラックのトナー像が重ねて転写され、これによって、用紙3にカラー像が形成される。
このようなカラー像の形成において、このカラーレーザプリンタ1は、各プロセス部17において、プロセスカートリッジ21が各色毎に複数設けられているタンデム方式の装置構成であるため、モノクロ画像を形成する速度とほぼ同じ速度で、各色毎のトナー像を形成して、迅速なカラー像の形成を達成することができる。そのため、小型化を図りつつ、カラー画像を形成することができる。
また、ベルトクリーニング装置40は、搬送ベルト38の下方であって、従動ローラ37側寄りに形成される比較的大きなスペース(駆動ローラ36側寄りに形成されるスペースよりも大きなスペース)に配置されている。このベルトクリーニング装置40は、クリーニングボックス46と、クリーニングローラ47(クリーニングローラ47は、特許請求の範囲でいうクリーニング部材に相当する)とを備えている。なお、クリーニング装置40の詳細については後述する。
定着部19は、転写部18の後方に配置されている。この定着部19は、加熱ローラ48および加圧ローラ49を備えている。
加熱ローラ48は、その表面に離型層が形成される金属素管からなり、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。そして、ハロゲンランプにより、加熱ローラ48の表面が定着温度に加熱される。また、加圧ローラ49は、加熱ローラ48を押圧するように設けられている。
そして、用紙3上に転写されたカラー像は、次いで、定着部19に搬送され、用紙3が加熱ローラ48と加圧ローラ49との間を通過する間に、熱定着される。
排紙部6は、排紙側U字パス50、排紙ローラ51、および、排紙トレイ52を備えている。
排紙側U字パス50は、上流側端部が、下方において定着部19に隣接し、用紙3が後方に向かって給紙されるように、下流側端部が、上方において排紙トレイ52に隣接し、用紙3が前方に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
排紙ローラ51は、排紙側U字パス50の下流側端部に、1対のローラとして設けられている。
排紙トレイ52は、本体ケーシング2の上面に、前方から後方に向かって下方に傾斜する傾斜壁として形成されている。
定着部19から搬送されてくる用紙は、排紙側U字パス50の上流側端部に、後方に向かって給紙され、その排紙側U字パス50内において、搬送方向が反転され、排紙ローラ51により、前方に向かって排紙トレイ52上に排紙される。
2.ベルトユニット
次に、ベルトユニットの構成について詳述する。
カラーレーザプリンタ1では、駆動ローラ36とそれに従属的に回転する従動ローラ37とによって張架された搬送ベルト38に加え、転写部18、ピックアップローラ10、給紙ローラ11、後側の搬送ローラ13および1対のレジストローラ14が、ベルトユニットフレーム61に一体的に保持されることによって、本体ケーシング2に対して前側から水平方向に着脱可能なベルトユニット60が構成されている。
ベルトユニット60は、図4に示すように、本体ケーシング2の一側面に形成された開口部100から引き出し可能とされている。本体ケーシング2内では、駆動ローラ36が、従動ローラ37よりも開口部100に対して奥側に設けられ、かつ、引き出し方向(矢印Xの方向)と直交する上下方向に関し、従動ローラ37が、駆動ローラ36よりも感光ドラム25が設けられる側(即ち上方側)に寄って配されている。このような構成により、搬送ベルト38が全体として開口部100からの引き出し方向に対し傾斜して設けられている。
一方、各色のプロセスカートリッジ21は、前側のプロセス部17ほど高い位置に装着されるようになっている。具体的には、ブラックプロセス部17K、シアンプロセス部17C、マゼンタプロセス部17Mおよびイエロープロセス部17Yの順に、プロセスカートリッジ21の装着位置が、隣接するプロセス部17の間で所定量ずつ高くなるように設定されている。
これにより、各色のプロセスカートリッジ25がプロセス部17に装着された状態で、各色のプロセスカートリッジ21の感光ドラム25は、搬送ベルト38が従動ローラ側から駆動ローラ側に向かう経路側(即ち上方経路側)において、各感光ドラム25の下端を結ぶ直線が、水平方向に対して、後述するベルトユニット60の引出方向手前側(前側)が上方に持ち上がる傾斜方向に延びるように配置される。
また、このように感光ドラム25(プロセスカートリッジ21)が配置されることによって、プロセス部17が並設される画像形成部5の下方、かつ、用紙トレイ9(後述する給紙ユニット70)の上方の空間は、側面視において、後側(本体ケーシング2の奥側)ほど上下方向の幅が狭くなる先細り形状となっている。この先細り形状の空間が、後述するベルトユニット60が装着される装着空間であり、その装着空間の先細り形状に対応して、ベルトユニット60は、側面視における全体形状が、引出方向に関し開口部100よりも遠ざかる奥側ほど上下方向の幅が狭くなる先細り形状に形成されている。
ベルトユニット60は、搬送ベルト38の上側部分(従動ローラ側から駆動ローラ側に向かって移動する側の部分)は、前側ほど高くなる傾斜平面状に延び、各プロセス部17に装着されるプロセスカートリッジ21の感光ドラム25に下方から対向して接触するように設けられている。即ち、搬送ベルト38の上側部分において、その上側部分の駆動ローラ36による移動方向とベルトユニット60の引出方向である水平方向とのなす角度が、ベルトユニット60の引き出し(離脱)によって、搬送ベルト38の表面と各感光ドラム25との接触が解除される角度となるように傾斜している。
ベルトユニットフレーム61は、図5に示すように、幅方向において互いに間隔を隔てて対向配置される左側板65および右側板66と、これらの間に架設される底板62と、この底板62の前端部の上方において、左側板65および右側板66の間に揺動自在に架設され、給紙側U字パス12を搬送される用紙3を搬送ベルト38上に案内するための用紙案内部材64(図1)とを備えている。
そして、このベルトユニットフレーム61において、左側板65と右側板66との間に、図1に示す、ピックアップローラ10、給紙ローラ11、後側の搬送ローラ13、1対のレジストローラ14、駆動ローラ36および従動ローラ37が回転自在に架設されている。また、図5に示す左側板65および右側板66に、それぞれ転写ローラ39のローラ軸41の両端部の軸受43(図6)が支持されることによって、左側板65と右側板66との間に、転写ローラ39が回転自在に架設されている。また、底板62には、搬送ベルト38の従動ローラ37の近傍を除く部分と対向する部分に、その前後よりも一段低く窪んだ凹部103が形成されており、この凹部103内の前側に、ベルトクリーニング装置40が配置されている。
本実施形態に係る構成では、搬送ベルト38全体として手前側が像担持体側に寄るように傾斜する構成をなすため、搬送ベルト38を本体ケーシング2の開口部100から引き出す際に、感光ドラム25とのニップを同時に解除することができる構成となる。その上、ベルトクリーニング装置40が、搬送ベルト38の周回経路において、搬送ベルト38が駆動ローラ側から従動ローラ側に向かう経路側(即ち搬送ベルト38の下側部分)の傾斜スペースに設けられており、さらに搬送ベルト38の下側部分において、クリーニングローラ47と搬送ベルト38との接触位置が、駆動ローラ36よりも従動ローラ37に近い位置となるように構成されているため、傾斜により生じたスペースを有効利用して小型化を図りうる構成となっている。
また、ベルトユニット60における左側板65および右側板66の各下端部は、それぞれ幅方向内側に屈曲し、給紙ユニット70(給紙ユニットフレーム71)の着脱時の移動を案内するための給紙ユニットガイド67を形成している。本実施形態に係る構成では、用紙トレイ9および前側の搬送ローラ13が、給紙ユニットフレーム71に一体的に保持されることによって、本体ケーシング2に対して前側から水平方向に着脱可能な給紙ユニット70が構成されており、この給紙ユニット70が給紙ユニットガイド67によってガイドされる構成をなしている。図5に示すように、給紙ユニットフレーム71は、幅方向において互いに間隔を隔てて対向配置される左側板72および右側板73と、これらの前端部の間に架設される前板74(図1参照)とを備えている。そして、この給紙ユニットフレーム71は、前板74の後方において、用紙トレイ9を左側板72および右側板73によって挟持状態で保持している。
また、左側板72および右側板73は、それぞれベルトユニットフレーム61の左側板65および右側板66と所定間隔を隔てて対向している。また、左側板72および右側板73には、各上端部から幅方向外側に向けて張り出し、前後方向に延びるように、張出部75が形成されている。そして、給紙ユニットフレーム71は、両張出部75がそれぞれベルトユニットフレーム61の給紙ユニットガイド67に上方から係止されることにより、ベルトユニットフレーム61に対して、給紙ユニットガイド67に沿って水平方向にスライド自在に保持されている。この構成により、図2のように、給紙ユニット70を、ベルトユニット60とは独立して引き出しうることとなる。
また、本体ケーシング2は、ベルトユニット60が装着された状態で、ベルトユニットフレーム61の左側板65および右側板66に対して、それぞれ幅方向外側に所定間隔を隔てて対向配置される左本体側板81および右本体側板82を備えている。
左本体側板81および右本体側板82の各下端部には、それぞれ幅方向内側に突出し、前後方向に長く延びるベルトユニットガイド83が形成されている。各ベルトユニットガイド83の上端部には、幅方向内側寄りの部分がその長さ方向全域にわたって正面視矩形状に切り欠かれることによって、ガイド部85が形成されている。そして、これらガイド部85に、ベルトユニットフレーム61の左側板65および右側板66の下端部が嵌合されることによって、ベルトユニットフレーム61が、本体ケーシング2に対して、ガイド部85(ベルトユニットガイド83)に沿って水平方向にスライド自在に装着されている。
また、本体ケーシング2は、図1に示すように、ベルトユニットフレーム61が本体ケーシング2に装着された状態で、そのベルトユニットフレーム61に対して後側に対向配置される電極ホルダ86を備えている。この電極ホルダ86には、複数(例えば6つ)の電極92が、幅方向に並べられて、それぞれ前方に向けて延びるように保持されている。
3.ベルトクリーニング装置
図1に示すように、ベルトクリーニング装置40は、搬送ベルト38の下方であって、従動ローラ37側寄りに形成される比較的大きなスペースに配置されており、クリーニングボックス46と、クリーニングローラ47とを備えている。図6の拡大図に示すように、クリーニングボックス46は、ボックス形状をなし、搬送ベルト38の下側部分(搬送ベルト38が駆動ローラ36から従動ローラ37に向かう側の部分)と対向する側の一部に開口部が形成されており、その内部空間が搬送ベルト38から除去された付着物を貯留する除去物貯留部として形成されている。
クリーニングローラ47は、金属製の軸の外周を円筒状のスポンジによって覆ったローラからなり、クリーニングボックス46の開口部において回転可能に支持されており、搬送ベルト38の下側部分の外面38bに接触している。このクリーニングローラ47は、クリーニング動作時には、搬送ベルト38に対し、接触部分において搬送ベルト38の移動方向と逆方向に力を付与するように駆動される。即ち、クリーニングローラ47は、搬送ベルト38と接触する周面47a(周面47aは接触部に相当する)が、搬送ベルト38との接触位置において、搬送ベルト38の移動方向とは反対方向に移動するように、後述するモータM1により回転駆動されるようになっている。なお、このクリーニングローラ47には、図示しないバイアスラインからクリーニングバイアスが印加されるようになっている。
本構成では、感光ドラム25との接触によって搬送ベルト38に付着するトナーおよび用紙3との接触によって搬送ベルト38に付着する紙粉などの付着物は、搬送ベルト38の移動によってクリーニングローラ47と対向した時に、そのクリーニングローラ47によって捕捉される。そして、その捕捉された付着物は、クリーニングボックス46内において、クリーニングローラ47からかき落とされ、クリーニングボックス46内の除去物貯留部に貯留されることとなる。
さらに、搬送ベルト38を挟んでクリーニングローラ47と対向するように対向ローラ110が設けられており、この対向ローラ110は、クリーニングローラ47と共にベルトを挟持する構成をなしている。そして、本実施形態に係る構成では、対向ローラ110が、搬送ベルト38に対して移動力を付与するように回転する構成をなしている。
具体的には、図6に示すように、対向ローラ110は、モータM1(対向ローラ駆動手段に相当)により、搬送ベルト38との接触部分が、接触位置において、搬送ベルト38の移動方向と同方向に移動するように回転駆動される。即ち、搬送ベルト38には、クリーニングローラ47によって移動方向とは反対方向への力が付与される一方で、対向ローラ110によって移動方向と同方向への力が付与されるようになっている。なお、本実施形態では、モータM1が、対向ローラ110だけでなくクリーニングローラ47をも駆動する構成をなしている。即ち、モータM1は、対向ローラ110を当該モータM1の回転方向と同方向に回転させる構成をなし、一方、クリーニングローラ47については、当該モータM1と連動する図示しない反転ギヤ機構を介して駆動力を伝達し、当該モータM1とは反対方向に回転させる構成をなしている。
本実施形態に係る構成では、搬送ベルト38にクリーニングローラ47を接触させているため、搬送ベルト38の外面38bを効率よくクリーニングできるようになっており、特に、クリーニングローラ47の接触部(周面47a)がベルト移動方向と反対側に移動する構成となっているため、クリーニングローラ47が搬送ベルト38上の異物に効率的に作用して、搬送ベルト38をより良好にクリーニングできる構成となっている。一方、このようにクリーニングローラ47を接触させ、搬送ベルト38に負荷を与える形態でクリーニングを行うと、接触に起因して搬送ベルト38に対し移動方向とは反対方向に力が生じ、搬送ベルト38に弛みが生じてしまう懸念がある。これに対し、本構成では、搬送ベルト38を挟んでクリーニングローラ47の反対側に対向配置された対向ローラ110の回転駆動により、搬送ベルト38に移動方向側への移動力を付与するようにしている。即ち、搬送ベルト38に対して移動方向側への引張力が生じさせ、その引張力により接触に起因して生じた反対方向側への力の少なくとも一部を打ち消すようにしているため、搬送ベルト38の弛みを効果的に抑制でき、ひいては精度高い安定した搬送ベルトの駆動が可能となっている。
また、本実施形態に係る構成では、対向ローラ110と搬送ベルト38との間の摩擦係数が、クリーニングローラ47と搬送ベルト38との間の摩擦係数よりも大きくなるように構成されている。即ち、対向ローラ110によるベルト移動方向への力が、クリーニングローラ47によるベルト移動方向とは反対方向への力よりも大きくなるように構成されている。この構成により、クリーニングローラ47が搬送ベルト38に与える力を効果的に打ち消すことができ、搬送ベルト38を効率よく移動させることができるようになっている。
また、搬送ベルト38は、内面38aの表面粗さのほうが、外面38bの表面粗さよりも大きくなっている。また、クリーニングローラ47の表面47aの粗さよりも、対向ローラ110の表面110aの粗さのほうが大きくなっている。この構成により、対向ローラ110と搬送ベルト38とで生じる摩擦の摩擦係数を、クリーニングローラ47と搬送ベルト38とで生じる摩擦の摩擦係数よりも大きくする構成を簡易に実現している。。
なお、ここでは、対向ローラ110と搬送ベルト38との間の摩擦係数を、クリーニングローラ47と搬送ベルト38との間の摩擦係数よりも大きくする構成の一例を示したが、あくまで例示にすぎず、対向ローラ110と搬送ベルト38との間の摩擦係数が、クリーニングローラ47と搬送ベルト38との間の摩擦係数よりも大きい構成であれば上記構成に限定されない。
本実施形態では、図1に示すように、搬送ベルト38の周回経路において、転写ローラ39による転写位置P0(図1のように複数並設される場合には、最も上流の転写位置(即ち、本実施例においては、イエロープロセス部17Yに対応する転写位置)を流れの基点とした場合、この転写位置P0よりも下流側において駆動ローラ36が設けられる構成をなしており、さらに駆動ローラ36よりも下流側において、クリーニングローラ47が設けられている。即ち、仮に、クリーニングローラ47と搬送ベルト38との接触に起因する弛みが生じたとしても、その弛みの影響が各転写位置にまで及びにくい構成となっている。従って、弛みが画像形成に及ぼす悪影響をより効果的に防ぐことができることとなる
また、本実施形態の構成では、搬送ベルト38の周回経路において、クリーニングローラ47よりも上流側で用紙3が搬送ベルト38から分離される構成をなす。従って、クリーニングローラ47が搬送される用紙3と干渉せず、用紙3への画像形成と、搬送ベルト38のクリーニングとを共に良好に実現できるようになっている。即ち、用紙3が搬送ベルト38から分離される位置に対し、クリーニングローラ47が上流側にあると、未定着画像を崩してしまわないようにするため、用紙搬送時にクリーニングローラ47を離間させる等の特別な構成が必要となってしまうが、本実施形態に係る構成では、このような特別な構成が不要となり、構成の簡素化を図ることができる。
更に、駆動ローラ36と対向ローラ110とが、実際に動作しているとき、互いに同じ周速度となるように構成されている。即ち、駆動ローラ36と対向ローラ110とが同じ周速度となるように、駆動ローラ36を駆動するモータM2と、対向ローラ110を駆動するモータM1の回転速度が調整されている。この構成によれば、駆動ローラ36付近でのベルト移動速度と対向ローラ110付近でのベルト移動速度がほぼ同速度に保たれることとなるため、搬送ベルト38を安定的に搬送できることとなる。
なお、本実施形態では、駆動ローラ36を駆動するモータM2と対向ローラ110を駆動するモータM1とを別々のモータとして構成する例を示したが、同一のものであってもよい。即ち、単一のモータからの駆動力を駆動ローラ38と対向ローラ110とに分配する構成であってもよい。この場合、上述の構成に代えて、駆動ローラ38、対向ローラ110、クリーニングローラ47を共に同一のモータによって駆動するようにしてもよく、駆動ローラ38と対向ローラ110を同一のモータによって駆動し、クリーニングローラ47のみを別モータとして駆動してもよい。
また、本実施形態では、対向ローラ110を駆動するモータM1によってクリーニングローラ47が駆動される構成(即ち、対向ローラ110とクリーニングローラ47とが同一のモータによって駆動される構成)を説明したが、対向ローラ110を駆動するモータと、クリーニングローラ47を駆動するモータとを別々のモータとしてもよい。この場合、上述の構成に代えて、駆動ローラ38、対向ローラ110、クリーニングローラ47を全て別々のモータによって駆動するようにできる。
なお、本実施形態では、上述したように、転写ローラ39が複数設けられており、各転写ローラ39によって互いに異なる色の現像剤が転写される、いわゆるカラーレーザプリンタを例示しているが、このように異なる色の現像剤を転写して画像形成を行う構成であると、各色の現像剤像を精度高く合わせる必要があるため、高精度な搬送が必要となる。このような画像形成を行うものに対して、本発明のような構成、即ち、搬送ベルト38の弛みを抑制して高精度なベルト駆動を行いうる構成を適用すると、より有用である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1) 本発明で「画像形成装置」は、プリンタ(例えばレーザプリンタ)などの印刷装置だけでなく、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及びスキャナ機能等を備えた複合機であってもよい。また、上記実施形態のような、現像ローラ27毎に像担持体を備えたタンデム方式のものに限られず、共通の像担持体に対し各現像ローラが現像剤像の形成を行う転写体方式、中間転写体方式及びシングルパス方式であってもよい。
(2)被記録媒体は、用紙などの紙製の被記憶媒体に限らず、OHPシートなどのプラスチック製の被記録媒体などであってもよい。
(3)特許請求の範囲でいうベルトは、上記実施形態のような搬送ベルトに限られない。例えば、画像形成装置を多重現像方式(シングルパス方式や多回転方式)の装置として構成した場合、露光によって静電潜像が形成される「感光体ベルト」を本発明の「ベルト」としてもよい。また、画像形成装置を中間転写体方式の装置として構成した場合、感光体に担持された現像剤像を被記録媒体に転写するまでの間で中継的な役割を果たす「中間転写ベルト」を、本発明の「ベルト」としてもよい。
(4)上記実施形態では、駆動ローラ36と別部品として対向ローラ110を設けたが、このような構成に限られない。例えば、従動ローラと共にベルトを支持し、駆動する駆動ローラを、特許請求の範囲でいう「対向ローラ」としてもよい。この例としては、図1の構成に代えて、図1のクリーニング装置40を駆動ローラ36付近に配置する構成が挙げられる。具体的には、図1に示すクリーニングローラ47が、駆動ローラ36と対向するように構成し、クリーニングローラ47と駆動ローラ36によって搬送ベルト38を挟持しながら、ベルトに移動力を付与する構成などが挙げられる。但し、この構成では、駆動ローラの周面上で弛みが生じる虞があるため、上記実施形態のほうが弛みの防止効果がより大きい。
(5)上記実施形態では、クリーニングローラが逆方向に回転する構成(即ち、接触位置においてクリーニングローラの移動方向とベルトの移動方向とが逆となる構成)を例示したが、順方向に回転する構成(即ち、接触位置においてクリーニングローラの移動方向とベルトの移動方向とが同じとなる構成)であってもよい。この場合、ベルトの移動速度とクリーニングローラの周速度をと異ならせるようにするとよい。(例えば、クリーニングローラの周速度を駆動ローラの周速度よりも遅くする構成などが挙げられる。但し、上記実施形態の構成(即ち接触位置においてクリーニングローラの移動方向とベルトの移動方向とが逆となる構成)のほうが、より良好に異物を掻き落とすことができ、クリーニング性能が高まるため、上記実施形態のほうがより好ましい。
(6)上記実施形態では、クリーニング部材としてクリーニングローラを例示したが、これに限らず、例えば、ベルト上の異物を掃き取り可能な或いは掻き取り可能な部材(例えばブレード状に構成されるクリーニングブレード)などであってもよい。但し、上記実施形態のようなクリーニングローラのほうが、より良好に異物を掻き落とすことができるため、より好ましい。
(7)上記実施形態では、円筒状のクリーニングローラによってクリーニング部材を構成したが、これに限らず、例えば、回転可能なブラシ部材によってクリーニング部材を構成してもよい。この場合、ブラシ部材の先端部が特許請求の範囲でいう「接触部」に相当することとなる。
本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を概略的に示す側断面図 図1に示すカラーレーザプリンタの給紙ユニットが引き出された状態を示す側断面図 転写ローラの軸端部付近を概略的に示す斜視図 図1に示すカラーレーザプリンタの給紙ユニットおよびベルトユニットが引き出された状態を示す側断面図 図1に示すカラーレーザプリンタの正面断面を概略的に示す断面概略図 クリーニング装置40付近を拡大して説明する説明図
符号の説明
1…カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
2…本体ケーシング(筐体)
3…用紙(被記録媒体)
25…感光ドラム(像担持体)
36…駆動ローラ
37…従動ローラ
38…搬送ベルト(ベルト)
38a…搬送ベルトの内面
38b…搬送ベルトの外面
39…転写ローラ(転写手段)
47…クリーニングローラ(クリーニング部材)
47a…クリーニングローラの周面(接触部)
100…開口部
110…対向ローラ
110a…対向ローラの表面
M1…モータ(対向ローラ駆動手段)
M2…モータ(ベルト駆動手段)
X…引き出し方向

Claims (11)

  1. 周回移動可能に設けられ、現像剤を、直接的あるいは被記録媒体を介して間接的に担持するベルトと、
    前記ベルトの外面に接触するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材に対し、前記ベルトを挟んで対向配置され、前記クリーニング部材と共に前記ベルトを挟持する対向ローラと、
    前記ベルトに対して移動力を付与するように前記対向ローラを回転させる対向ローラ駆動手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニング部材は、前記ベルトと接触する接触部が、前記ベルトとの接触位置において、前記ベルトの移動方向とは反対方向に移動するように回転駆動されるクリーニングローラからなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニングローラは、円筒状に構成されており、その周面が前記ベルトと接触することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記対向ローラと前記ベルトとの間の摩擦係数が、前記クリーニング部材と前記ベルトとの間の摩擦係数よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記ベルトは、内面の表面粗さのほうが、外面の表面粗さよりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記クリーニング部材の表面粗さよりも、前記対向ローラの表面粗さのほうが大きいことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記ベルトを駆動するベルト駆動手段と、
    前記ベルト駆動手段からの駆動力を前記ベルトに伝達する駆動ローラと、
    前記ベルト側に向けて現像剤を転写する転写手段と、
    を更に備え、
    前記ベルトの周回経路において、前記転写手段による転写位置を基点とした場合、前記転写位置よりも下流側において前記駆動ローラが設けられ、さらに前記駆動ローラよりも下流側において、前記クリーニング部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記ベルトは前記被記録媒体を搬送する搬送ベルトからなり、
    前記被記録媒体は、前記ベルトの前記周回経路において、前記クリーニング部材よりも上流側で前記ベルトから分離される構成をなすことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記駆動ローラと前記対向ローラとが、互いに同じ周速度となるように構成されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記転写手段が複数設けられており、
    各転写手段によって互いに異なる色の現像剤が転写されることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 当該画像形成装置の筐体の一側面に形成された開口部から前記ベルトが引き出し可能とされ、
    前記ベルトは、前記駆動ローラとそれに従属的に回転する従動ローラとによって張架され、
    前記ベルトの周回経路における、当該ベルトが前記従動ローラ側から駆動ローラ側に向かう経路側において、複数の像担持体が当該ベルトと対向するように並設され、
    前記筐体内において前記駆動ローラが、前記従動ローラよりも前記開口部に対して奥側に設けられ、かつ、前記引き出し方向と直交する方向に関し、前記従動ローラが、前記駆動ローラよりも前記像担持体が設けられる側に寄って配され、前記ベルト全体として前記開口部への前記引き出し方向に対し傾斜して設けられており、
    前記クリーニング部材は、前記ベルトの前記周回経路において、当該ベルトが前記駆動ローラ側から従動ローラ側に向かう経路側に配置されていることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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