JP2006272960A - 熱転写シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 熱転写シートの転写層には少なくとも2種類のポリエステル樹脂を含み、該2種類のポリエステル樹脂のうち一つはガラス転移点50℃以上、数平均分子量が2000〜20000で、アルコール成分として脂肪族アルコールのみで構成する樹脂であり、もう一方は下記(a)または(b)の一方もしくは両方の特性を有する樹脂である。(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下である。(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である。
【選択図】 図1
Description
(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下である。
(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である。
(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下である。
(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である。
(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下である。
(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である。
本発明の熱転写シートで用いられる基材シート2としては、従来の熱転写シートに使用されているものと同じ基材シートをそのまま用いることが出来ると共に、その他のものも使用することが出来、特に制限されない。好ましい基材の具体例としては、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネイト、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等のプラスチックフィルム、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類等があり、又、これらのいずれかを複合したものであってもよい。この基材シートの厚さは、その強度及び熱伝導性が適切になるように材料に応じて適宜変更することが出来るが、印字(記録)感度との関係上2〜12μm程度が好ましい。すなわち、厚さが2μm未満であると、基材シートとしての強度が不足しやすく、また厚さが12μmを越えると印字(記録)時の熱が転写層まで伝わりづらくなる。
本発明の熱転写シートで使用する転写層3は、少なくとも2種類のポリエステル樹脂を含み、該2種類のポリエステル樹脂のうち一つはガラス転移点50℃以上、数平均分子量が2000〜20000で、アルコール成分として脂肪族アルコールのみで構成するポリエステル樹脂であり、もう一方は下記(a)または(b)の一方もしくは両方の特性を有するポリエステル樹脂である。
(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下である。
(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である。
本発明で規定する数平均分子量は、全てGPC法(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)で測定したものである。具体的には、下記のGPC測定条件にて、得られた数値である。
<GPC測定条件>
装置:LC SHIMADZU Lc−10A(検出器:SHIMADZU RI−10A)
カラム:スチレン−ジビニルベンゼン共重合体を充填剤とした分取用カラム3本を使用。
・カラム1:分離範囲MW=100〜2500
・カラム2:分離範囲MW=150〜5000
・カラム3:分離範囲MW=500〜2×107
カラム温度:23℃±2℃
分離液:クロロホルム
流量 :4.0ml
試料注入量:2ml
試料濃度:1W/V%
(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下である。
(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である。
(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下である。
(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である。
本発明の熱転写シートでは、基材シート上に、転写層、接着層4をこの順に形成し、熱転写される層の受像シートへの接着性を良好にし、かつ接着性を強固にすることができる。接着層4を構成する樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ブチラール樹脂、紫外線吸収剤樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂等の如く熱時接着性の良好な樹脂から、適当なガラス転移温度を有するものを選択することが好ましい。特に、紫外線吸収性樹脂が受像シートに転写して、印画物の耐光性を付与することができ、好ましい。
本発明の熱転写シートでは、その熱転写シートの表面または裏面の一方もしくは両方に帯電防止性を有する層、すなわち帯電防止層を設け、熱転写プリンターにおける熱転写シートの搬送上、静電気発生によるトラブル等を防止することができる。使用する帯電防止剤としては、従来公知の帯電防止剤を使用することができ、特に制限はない。使用する帯電防止剤の具体例としては、カーボンブラック、ニッケル、アルミニウム、コバルト、クロム、マグネシウム、モリブデン、パラジウム、ロジウム、スズ、タンタル、チタン、タングステン、インジウム、カドミウム、ルテニウム、ジルコニウム、鉄、鉛、白金、亜鉛、金、銀、銅等の導電性金属、これらの酸化物、アンチモン酸亜鉛(ZnO・Sb2O5)、酸化スズ(SnO2)、酸化インジウム(InO3)、酸化カドミウム(CdO)等の導電性金属酸化物、ステアレート、メタクリレート、エトキシレート、アクリレート等の導電性樹脂、四級アンモニウム塩、カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、リン酸エステル塩等の界面活性剤等を挙げることができる。上記の導電性金属酸化物は、動的光散乱法による粒径が10〜100nmの範囲であることが好ましい。粒径が10nm未満であると、導電性維持のために多量の添加が必要となってしまい、また、100nmを超えると、転写された場合の表面のざらつき原因、さらに透明性の低下原因となり好ましくない。
本発明の熱転写シートでは、必要に応じて、基材の裏面、すなわち転写層の設けてある面と反対面に、熱転写手段としてのサーマルヘッド等の熱によるスティッキングやシワなどの悪影響を防止するため、背面層5を設けることができる。背面層を形成する樹脂としては、従来公知のものであればよく、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタン又はエポキシのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロースナイトレート樹脂、セルロースアセトプロピオネート樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロースアセテートヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セルロース樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。
アクリルニトリル−スチレン共重合体 11部
線状飽和ポリエステル樹脂 0.3部
ジンクステアリルホスフェート 6部
メラミン樹脂粉末 3部
トルエン/エタノール=50/50(質量比) 80部
着色剤 17.50部
ポリエステル樹脂A1 0.05部
ポリエステル樹脂B1 9.95部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 7.80部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.60部
(転写層用塗工液2組成)
着色剤 17.50部
ポリエステル樹脂A1 1.00部
ポリエステル樹脂B1 4.00部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 12.80部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.60部
但し、上記のポリエステル樹脂A1、B1は実施例1で使用したものと同一である。
(転写層用塗工液3組成)
着色剤 17.50部
ポリエステル樹脂A2 0.05部
ポリエステル樹脂B2 9.95部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 7.80部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.60部
(転写層用塗工液4組成)
着色剤 17.50部
ポリエステル樹脂A2 1.00部
ポリエステル樹脂B2 4.00部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 12.80部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.60部
但し、上記のポリエステル樹脂A2、B2は実施例3で使用したものと同一である。
(転写層用塗工液5組成)
着色剤 17.50部
ポリエステル樹脂A1 0.05部
ポリエステル樹脂B3 9.95部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 7.80部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.60部
(転写層用塗工液6組成)
着色剤 17.50部
ポリエステル樹脂A1 1.00部
ポリエステル樹脂B3 4.00部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 12.80部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.60部
但し、上記のポリエステル樹脂A1、B3は実施例5で使用したものと同一である。
(転写層用塗工液7組成)
ポリエステル樹脂A1 0.4部
ポリエステル樹脂B1 4.6部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 30.4部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.6部
但し、上記のポリエステル樹脂A1、B1は実施例1で使用したものと同一である。
(転写層用塗工液8組成)
ポリエステル樹脂A1 0.4部
ポリエステル樹脂B2 4.6部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 30.4部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.6部
但し、上記のポリエステル樹脂A1は実施例1で使用したガラス転移点50℃以上、数平均分子量が2000〜20000で、アルコール成分として脂肪族アルコールのみで構成するポリエステル樹脂と同一で、ポリエステル樹脂B2は、実施例3で使用した(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である特性を満足するポリエステル樹脂と同一である。
(転写層用塗工液9組成)
ポリエステル樹脂A1 0.4部
ポリエステル樹脂B3 4.6部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 30.4部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.6部
但し、上記のポリエステル樹脂A1、B3は、実施例5で使用したものと同一である。
ポリエステル樹脂A1 0.4部
ポリエステル樹脂B3 4.6部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 30.4部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.6部
但し、上記のポリエステル樹脂A1、B3は、実施例5で使用したものと同一である。
ポリエステル樹脂(ガラス転移点47℃、数平均分子量16000) 24部
紫外線吸収性アクリル共重合体樹脂 6部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 70部
(転写層用塗工液11組成)
着色剤 17.5部
ポリエステル樹脂A1 0.4部
ポリエステル樹脂B3 4.6部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 12.1部
ポリエチレンワックス(平均粒径3μm) 0.7部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.6部
但し、上記のポリエステル樹脂A1、B3は、実施例5で使用したものと同一である。
実施例1で作製した熱転写シートの作製条件で、転写層用塗工液を下記組成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例1の熱転写シートを作製した。
(転写層用塗工液11組成)
着色剤 17.5部
ポリエステル樹脂A1 1.0部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 17.8部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.6部
但し、上記のポリエステル樹脂A1は、実施例1で使用したガラス転移点50℃以上、数平均分子量が2000〜20000で、アルコール成分として脂肪族アルコールのみで構成するポリエステル樹脂と同一である。
実施例1で作製した熱転写シートの作製条件で、転写層用塗工液を下記組成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例2の熱転写シートを作製した。
(転写層用塗工液12組成)
着色剤 17.50部
ポリエステル樹脂A1 0.05部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 17.75部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.60部
但し、上記のポリエステル樹脂A1は、実施例1で使用したガラス転移点50℃以上、数平均分子量が2000〜20000で、アルコール成分として脂肪族アルコールのみで構成するポリエステル樹脂と同一である。
実施例1で作製した熱転写シートの作製条件で、転写層用塗工液を下記組成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例3の熱転写シートを作製した。
(転写層用塗工液13組成)
着色剤 17.5部
ポリエステル樹脂B1 10.0部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 7.8部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.6部
但し、上記のポリエステル樹脂B1は、実施例1で使用した(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下である特性を満足するポリエステル樹脂と同一である。
実施例1で作製した熱転写シートの作製条件で、転写層用塗工液を下記組成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例4の熱転写シートを作製した。
(転写層用塗工液14組成)
着色剤 17.5部
ポリエステル樹脂B2 10.0部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 7.8部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.6部
但し、上記のポリエステル樹脂B2は、実施例3で使用した(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である特性を満足するポリエステル樹脂と同一である。
実施例1で作製した熱転写シートの作製条件で、転写層用塗工液を下記組成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例5の熱転写シートを作製した。
(転写層用塗工液15組成)
着色剤 17.5部
ポリエステル樹脂B3 10.0部
アクリル樹脂(ガラス転移点105℃) 7.8部
トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 64.6部
但し、上記のポリエステル樹脂B3は、実施例5で使用した(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下であり、かつ(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である特性を満足するポリエステル樹脂と同一である。
(基材シートとの接着性)
各熱転写シートの転写層側にニチバン社製セロテープ(登録商標)(No.405−1P、産業用、幅18mm×長さ70m)を親指で一往復、擦り付けることで、貼り付け、その後すぐに、180°剥離で剥がし、転写層がテープ側に取られるかどうか、目視にて確認した。評価基準は以下の通りである。
◎:テープ側に全く転写層が取られない。
○:テープ側の一部に、転写層がわずかに取られるが、問題になるレベルではない。
×:テープ側に転写層のほとんど全部が取られる。
下記の印字条件で積水化学工業社製フィルム(品名:タックペイント、色番TP02)の被転写体に、各熱転写シートを用いて印字した。その印字物を用いて、剥離性を評価した。
(印字条件)
・サーマルヘッド:KGT−217−12MPL20(京セラ(株)製)
発熱体平均抵抗値:3195(Ω)
・主走査方向印字密度:300dpi
・副走査方向印字密度:300dpi
・印加電力:0.13(w/dot)
・1ライン周期:5(msec.)
・印字開始温度:40(℃)
・階調制御方法:1ライン周期中に、1ライン周期を256に等分割したパルス長を持つ分割パルスの数を0から255個まで可変できるマルチパルス方式のテストプリンターを用い、各分割パルスのDuty比を80%固定とし、印字開始部から終端部まで255階調で転写させた。印字範囲は長さ(印字方向)100mm×幅55mmで行なった。
上記条件で印字した後すぐに、熱転写シートと被転写体(受像シート)とを手で剥がす。そこで、手で剥がした際の剥離の重さを官能評価した。その評価の基準は以下の通りである。
◎:簡単に剥がすことが可能
○:剥がすことが可能
×:剥がすことが困難
上記条件で印字した後、30秒経過後に、熱転写シートと被転写体との剥離力を、T字型剥離治具を用い、下記条件で新東科学社製ヘイドン140Rにて測定した。
測定条件:試験台移動速度 1000mm/min;移動距離 100mm
評価基準は以下の通りである。
◎:剥離力が0.20N/55mm以下であり、手で簡単に剥がせるレベルである。
○:剥離力が0.20N/55mm以上、0.40N/55mm以下であり、手で剥がせるレベルである。
×:剥離力が0.40N/55mmより大きく、手で剥がすことが困難である。
2 基材シート
3 転写層
4 接着層
5 背面層
Claims (6)
- 基材シートの一方の面に少なくとも一部に、熱により転写可能な転写層を有した熱転写シートにおいて、該転写層には少なくとも2種類のポリエステル樹脂を含み、該2種類のポリエステル樹脂のうち一つはガラス転移点50℃以上、数平均分子量が2000〜20000で、アルコール成分として脂肪族アルコールのみで構成するポリエステル樹脂であり、もう一方は下記(a)または(b)の一方もしくは両方の特性を有するポリエステル樹脂であることを特徴とする熱転写シート。
(a)アルコール成分としてビスフェノールA成分を含み、数平均分子量が25000以下である。
(b)JIS K 5601−2−2(1999)の環球法による軟化点が110℃以下である。 - 前記の転写層における2種類のポリエステル樹脂の混合比率は、アルコール成分として脂肪族アルコールのみで構成するポリエステル樹脂/(a)または(b)の一方もしくは両方の特性を有するポリエステル樹脂=0.5/99.5〜20/80であることを特徴とする請求項1に記載する熱転写シート。
- 前記の転写層は、着色剤とアクリル系樹脂を含有することを特徴とする請求項1または2に記載する熱転写シート。
- 前記の転写層は、アクリル系樹脂を含有し、かつ透明性を有するものであり、受像シートに、該転写層を転写して、受像シートの保護層として機能することを特徴とする請求項1または2に記載する熱転写シート。
- 前記の転写層の上に、接着層を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載する熱転写シート。
- 前記の熱転写シートの表面または裏面の一方もしくは両方に帯電防止性を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載する熱転写シート。
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