JP2006270816A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 様々な出力装置に画像を出力した際(特にセンド)にも、高精細な画質が得られる画像処理装置を提供する。
【解決手段】 画像情報入力手段、記憶手段、出力手段、蓄積手段、送受信手段、制御手段、第1の解像度変換手段、第2の解像度変換手段、濃度変換手段を備え、第1の解像度変換手段によって変換された画像情報を、出力先に応じて、第2の解像度変換するか、濃度変換するか、変換しないかを切り替えることを特徴とする。
【選択図】 図17

Description

本発明は、ネットワークに接続されたカラー画像処理システムを実現するための画像処理装置に関するものである。
従来からプリンタや複写機、MFP(Multi Function Peripheral)などの電子写真プリンタを備えた機器では、プリンタが有する解像度以上の画質を表現することを目指して、プリンタの印刷解像度より高い解像度でPDL(Page Description Language:ページ記述言語)データのビットマップ展開を行って出力する構成が提案されていた。例えば、PDLデータを1200dpiのビットマップデータへ展開し、展開された各画素をスポット多重化技術を用いて、600dpiのプリンタで出力する構成である。このスポット多重化技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
当然ながら、上述の構成では機器内で1200dpiでのビットマップ展開後のデータを取り扱う際に、600dpiデータを取り扱うために必要な場合の4倍もの処理性能、メモリ等が要求されることになり、その分機器のコストも上がってしまう。
これを解決するために、PDLデータをいったん高解像度(例えば1200dpi)で展開した後に低解像度(例えば600dpi)に変換し、その際解像度変換の比率に応じて決定した注目画素周辺領域の属性に応じて、前記注目画像周辺領域を演算することで得られた複数の画素値から適切な値を選択することで、画質劣化を最小限に抑えた解像度変換を行い、600dpiでありながら1200dpi相当の高精細高画質のビットマップデータを作り出す技術も提案されている。
特表平06−504004号公報
しかしながら、上述の画質劣化を最小限に抑えた解像度変換の手法は、あくまで電子写真プリンタに出力することを前提にしたアルゴリズムであるため、ネットワークを介してそれ以外の外部機器に送信した場合、例えばPCに送信してディスプレイに画像を表示する場合などには、意図した画質が得られない場合があった。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであって、様々な出力装置に画像を出力した際(特にセンド)にも、高精細な画質が得られる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明では、出力先に応じて、当該ビットマップデータに施す画像処理を切り替えることによって、上記問題点を解決する。
すなわち、上述の画質劣化を最小限に抑えた解像度変換の手法を用いてメモリ容量や取り扱いに要する負荷を抑えつつ、600dpiのプリンタに出力する場合には前記解像度変換後のビットマップデータを、PCに送信してディスプレイに画像を表示する場合には前記解像度変換後、一次補間とテーブル変換による画像処理を施したビットマップデータを、それぞれ送信するという、適切に画像処理を切り替えることにより、出力先に応じた最適な処理が選択できることになる。
つまり、本発明は、画像情報を入力する画像情報入力手段、
入力された前記画像情報を一時的に記憶する画像情報記憶手段、
複数のトナーを用いてカラー画像を印刷できる画像情報出力手段、
少なくとも1つ以上の入力された前記画像情報を一定期間蓄積する画像情報蓄積手段、
前記画像情報をネットワークを介して接続された外部機器に対して送信する画像情報送信手段、
前記画像情報をネットワークを介して接続された外部機器から受信する画像情報受信手段、
前記画像情報入力手段と前記画像情報記憶手段と前記画像蓄積手段と前記画像情報出力手段と前記画像情報送信手段、前記画像情報受信手段を制御する制御手段、
を備える画像処理装置において、
前記画像情報入力手段によって入力された画像情報に対して解像度変換を施す第1の解像度変換手段、
前記画像情報入力手段によって入力された画像情報に対して解像度変換を施す第2の解像度変換手段、
前記画像情報入力手段によって入力された画像情報に対して濃度変換を施す濃度変換手段、
前記第1の解像度変換手段によって変換された画像情報を前記画像情報送信手段によって送信する際、前記画像情報に対して、前記第2の解像度変換手段によって解像度変換を施すか、前記濃度変換手段によって濃度変換を施すか、を切り替える切り替え手段、
前記切り替え手段を、前記画像情報送信手段よって送信する送信先に応じて自動的に切り替える切り替え制御手段、
を備えることを特徴とする画像処理装置である。
本発明では、ビットマップデータの出力先に応じて、濃度変換処理等の画像処理手法の切り替えを自動的に行うことによって、最適な画質による出力がなされることになる。
以下、本発明にかかる一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図16は、本発明の実施例を示す画像形成装置システムの全体の構成を説明するブロック図である。本画像形成装置200は、画像入力デバイスであるスキャナ部2070、画像出力デバイスであるプリンタ部2095、Controller Unit 2000、ユーザーインターフェースである操作部2012から構成される。スキャナ部2070、プリンタ部2095、操作部2012は、それぞれController Unit 2000に接続され、Controller Unit 2000は、LAN 2011などのネットワーク伝送手段、公衆回線に接続されている。公衆回線からはカラー画像送信を含むG3、G4ファックスによる送信が可能である。また、LAN 2011には、画像形成装置200と同様の機器構成をもつ他の画像形成装置220、230が接続されえている。また、パーソナルコンピュータ(以下PC)240が接続されていて、FTP,SMBプロトコルを使用したファイルの送受信、電子メールの送受信ができる。画像形成装置220、230は、それぞれスキャナ部2270、2370、プリンタ部2295、2395、操作部2212、2312を持ち、それらがController Unit 2200、2300に接続されている。
図17は、画像形成装置の構成を説明するブロック図である。Controller Unit 2000は画像入力デバイスであるカラースキャナ2015や画像出力デバイスであるカラープリンタ2017と接続し、一方ではLAN2008や公衆回線(WAN)2051接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。CPU2001はシステム全体を制御するコントローラである。RAM2002はCPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD2004はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データを格納する。操作部I/F2005は操作部(UI)2006とインタフェース部で、操作部2006に表示する画像データを操作部2006に対して出力する。また、操作部2006から本システムユーザーが入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。Network2007はLAN2008に接続し、情報の入出力を行う。Modem2050は公衆回線2051に接続し、画像情報の入出力を行う。2値画像回転2052、および2値画像圧縮・伸張2053はModem2050で2値画像を送信する前に画像の方向を変換したり、所定の解像度、あるいは相手能力に合わせた解像度に変換するためのものである。圧縮、伸張はJBIG、MMR、MR、MHをサポートしている。DMAC2009はDMAコントローラであり、RAM2002に格納されている画像をCPU2001を介することなく読み取りImageBusI/F2011に対して画像転送する、もしくは画像バスからの画像をCPU2001を介することなくRAM2002に書き込む。以上のデバイスがシステムバス2008に接続される。ImageBus2011は画像バス2010を介して高速な画像の入出力を制御するためのインタフェースである。圧縮器2012は画像バス2010に画像を送出する前に32画素×32画素の単位でJPEG圧縮するための圧縮器である。伸張器2013は画像バス2010を介して送られた画像を伸張するための伸張器である。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)2018はホストコンピュータからのPDLコードをNetwork2007を介して受け取り、システムバス2008を通して、CPU2001がRAM2002に格納する。CPU2001はPDLを中間コードに変換し、再度システムバス2008を介してRIP2018に入力し、ビットマップイメージ(多値)に展開する。本実施例においては、RIP2018は中間コードを1200dpiのビットマップイメージに展開する。その後高精細解像度変換2054によって画像データの解像度を落とす。本実施例においては、1200dpiのデータを600dpiの信号に変換している。これは、1200dpiの画像の位相情報を保持したまま、600dpiのデータに変換することを可能とする技術である(詳細後述)。つまり、文字(フォント)やラインの比率(プロポーション)において、出力が600dpiであっても1200dpiの解像度レベルの表現力を有するように処理するものである。
スキャナ画像処理2014はスキャナ2015からのカラー画像、白黒画像に対して、適切な各種画像処理(例えば補正、加工、編集)を行い出力する(多値)。
同様にプリンタ画像処理2016はプリンタ2017に対して適切な各種画像処理(例えば補正、加工、編集)を行う。プリント時は伸張2013で2値多値変換を行うので、2値、および多値出力が可能である。
画像変換部2030はRAM上にある画像を画像変換し、再度、RAM2002に下記戻すときに使われる各種画像変換機能を有する。回転器2019は32画素×32画素単位の画像を指定された角度で回転でき、2値、および多値の入出力に対応している。変倍器2020は画像の解像度を変換(例えば600dpiから200dpi)したり、変倍したりする機能(例えば25%から400%まで)を有する。変倍する前には32×32画素の画像を32ライン単位の画像に並び替える。色空間変換2021は多値入力された画像をマトリクス演算、およびLUTにより、例えばメモリ上にあるYUV画像をLab画像に変換し、メモリ上に格納する。また、この色空間変換は3×8のマトリクス演算および、1次元LUTをもち、公知の下地とばしや裏写り防止を行うことができる。変換された画像は多値で出力される。2値多値変換2022は1bit2値画像を多値8bit、256階調にする。逆に多値2値変換2025は例えばメモリ上にある8bit、256階調の画像を誤差拡散処理などの手法により1bit、2階調に変換し、メモリ上に格納する。合成はメモリ上の2枚の多値画像画像を合成し、1枚の多値画像にする機能を有する。例えば、メモリ上にある会社ロゴの画像と原稿画像を合成することで、原稿画像に簡単に会社ロゴをつけることができる。間引き2024は多値画像の画素を間引くことで、解像度変換を行うユニットであり1/2,1/4,1/8の多値画像を出力可能である。変倍2020と合わせて使うことで、より広範囲な拡大、縮小を行うことができる。移動2025は入力された2値画像、多値画像に余白部分をつけたり、余白部分を削除したりして出力することができる。回転2019、変倍2020、色空間変換2021、2値多値2022、合成2023、間引き2024、移動2025、多値2値2026はそれぞれ連結して動作することが可能で、例えばメモリ上の多値画像を画像回転、解像度変換する場合は、両処理をメモリを介さずに連結して行うことができる。
図18に画像の形式を示す。本発明で使用される画像の形式は特開2001−103473号公報で開示されている画像パケット構造を利用する。圧縮2012ではラスタ形式の画像を、図18のごとく32×32画素単位のパケットとして並び替え、パケット単位でJPEG圧縮を行う。同時にパケットにパケットの位置を示すID、色空間、QテーブルID、データ長などの情報を付加してヘッダーとする。さらには、文字、写真を示す2値のデータ(像域フラグ)も同様に圧縮して、JPEGの後ろに付随させる。図19にパケットデータを示す。伸張2013ではこのヘッダー情報をもとにJPEGを展開し、ラスタ画像に並び替える。このようなパケット画像にすることで、画像回転のときにはパケット内部の画像のみを回転し、パケットIDの位置を変更することで、部分的に伸張圧縮で回転することができるため非常に効率がよい。ImageBus2010を流れる画像は全てパケット画像になる。
FAX送信や2値画像回転2052、2値画像圧縮、伸張2053などでラスタ画像が必要な場合は、パケット画像からラスタ画像への変換をソフトウェアによって行う。
図20にスキャナ画像処理2014の詳細説明を示す。スキャナから入力されたRGB各8bitの輝度信号はマスキング2501により撮像素子のフィルタ色に依存しない標準的なRGB色信号に変換される。フィルタ2502では例えば9×9のマトリクスを使用し、画像をぼかしたり、メリハリをつける処理が行われる。ヒストグラム2503は入力画像中の画像信号データのサンプリングをする処理部であり、入力画像の下地レベル判定に使用される。このモジュールでは主走査方向、副走査方向にそれぞれ指定した開始点から終了点で囲まれた矩形領域内のRGBデータを、主走査方向、副走査方向に一定のピッチでサンプリングし、ヒストグラムを作成する。このヒストグラムは、下地とばしや、裏写り防止が指定されたとき、読み出され、ヒストグラムから原稿の下地を推測し、下地とばしレベルとして、画像とともにメモリやHDDに保存、管理され、印刷や送信時の画像処理に使用される。ガンマ2504では画像全体の濃度を濃くあるいは薄くするように処理が行われる。例えば入力画像の色空間を任意の色空間に変換したり、入力系の色味に関する補正処理を行う部分である。原稿がカラーか白黒かを判断するために変倍前の画像信号を色空間変換2505によって公知のLabに変換する。このうちa,bは色信号成分を表しており、比較器2505内の所定のレベル以上であれば有彩色、そうでなければ無彩色として1bitの判定信号を比較器2505から出力する。カウンタ2507は比較器からの出力を計測する。文字/写真判定は画像から文字エッジを抽出し、画像を文字と写真に分離する機能である。出力として、文字写真判定信号が得られる。この信号も画像とともにメモリやHDに格納され、印刷時に使用される。2509は特定原稿判定器である。特定原稿判定器は入力画像信号と、判定器内部で持つパターンがどの程度一致するかを比較し、図示したように一致、不一致という判定結果を読み出すことが可能である。判定結果に応じて、画像を加工し、紙幣や有価証券などの偽造を防止する。
図21にプリンタ画像処理2016の詳細説明を示す。
2601は画像データの地色をとばし、不要な下地のカブリ除去を行う。例えば、3×8のマトリクス演算や、1次元LUTにより下地とばしを行う。これは前述したように2032にも含まれる機能であり、まったく同等の回路である。2602はカラー画像データをモノクロデータに変換し、単色としてプリントする際に、カラー画像データ、例えばRGBデータを、Gray単色に変換するモノクロ生成部である。例えば、RGBに任意の定数を掛け合わせ、Gray信号とする1×3のマトリクス演算から構成される。2603は画像データを出力するプリンタ部の特性に合わせて色補正を行う出力色補正部である。例えば、4×8のマトリクス演算や、ダイレクトマッピングなどによる処理から構成され、入力されるRGB画像信号からCMYKLcLmの6色、もしくはCMYKの4色の画像信号を生成する。本実施例においては、プリンタ部2017が持つ6色のトナー色であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、薄いシアン(Lc)、薄いマゼンタ(Lm)に対応した画像信号を、または、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色分に対応した画像信号を、各600dpi(dots per inch)、8bitで出力する。6色および4色の画像信号の出力は、後に詳述する処理により切り替える。2604は画像データの空間周波数を任意に補正するフィルタ処理部であり、例えば9×9のマトリクス演算を行う処理から構成される。2605は出力するプリンタ部の特性に合わせて、ガンマ補正を行う処理であり、通常1次元のLUTから構成される。2606は出力するプリンタ部の階調数に合わせて任意の中間調処理を行う処理部であり、2値化や32値化など、任意のスクリーン処理や、誤差拡散処理を行う中間調処理部である。各処理は図示しない文字/写真判定信号によって切り替えることも可能である。ドラム間遅延メモリ2607はCMYKLcLmの各色のドラムを持つカラープリンタにおいて、CMYKLcLmの印字タイミングをドラム間分ずらすことで、CMYKLcLm画像を重ね合わせるためのメモリである。CMYKLcLm各色6ドラムを持つカラープリンタにおいて各色ごとの6色分の画像の位置を合わせるために遅延させることができる。当然ながら出力色補正部2603の出力がCMYKの4色である場合にもドラム間遅延部2607において遅延の調整を行うことができる。
画像入出力デバイスの概観図を図22に示す。
スキャナ部2015は、原稿となる紙上の画像を照明し、撮像素子(図示せず)を走査することで、ラスターイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダ2701のトレイ2702にセットし、ユーザーが操作部2006から読み取り起動指示することにより、コントローラCPU2001がスキャナ2015に指示を与え、フィーダ2071のトレイ2702から原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
画像出力デバイスであるプリンタ部2017は、ラスターイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、本実施例では感光ドラム、トナーなどを用いる電子写真方式を採用しているカラーLBPとする。本実施例では印字方式は電子写真方式とする。印字解像度は600dpi(dots per inch)である。またプリンタ部2017はカラーの各色ごとに感光ドラムが用意されている6連タンデム方式が採用されていて、前述の様にC、M、Y、K、Lc、Lmの基本色とそれらを組み合わせた多様な色印刷が可能な様に構成されている。ここで、濃色及び淡色現像剤は、分光特性が等しい顔料の量を変えて作成される。従って、薄いマゼンタトナーは、含有する顔料の分光特性はマゼンタと等しいが含有量が少なく、薄いシアントナーは、含有する顔料の分光特性はシアンと等しいが含有量が少ない。マゼンタとシアンに対して濃い色と薄い色を用いることにより、人の肌のような淡い画像における粒状性を低減し、再現性を向上させることが可能となる。プリント動作の起動は、コントローラCPU2001からの指示によって開始する。プリンタ部2095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2703、2704、2705がある。また、排紙トレイ2706は印字し終わった用紙を受ける排紙トレイである。
操作部2006の構成を図23に示す。LCD表示部2801は、LCD上にタッチパネルシート2802が貼られており、システムの操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラCPU2001に伝える。スタートキー2804は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー2803中央部には、緑と赤の2色LED2804があり、その色によってスタートキー2803が使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー2805は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー2806は、ユーザーのユーザーIDを入力する時に用いる。リセットキー2807は操作部からの設定を初期化する時に用いる。
図24は、本実施例の画像形成装置における初期画面であり、各画像形成機能設定後に戻ってくる標準画面でもある。3101はコピー設定を行うための画面切り替えを行う。3102はスキャンした画像をファックスや電子メールで送信する設定を行うための画面切り替えを行う。3103は内蔵HDDにスキャン画像、PDL画像を格納する、あるいは格納されたスキャン画像、PDL画像を印字、あるいは送信する、あるいは編集する設定を行うための画面切り替えを行う。3104は3105のよって設定された画像読み込み時の設定を表示するためのウィンドウである。3105は画像読み込み時の解像度、濃度などを設定する。3106はタイマー送信時のタイマー設定、HDDあるいはプリンタに印字する場合の設定などを行う。3107は3108によって指定された送信宛先の表示を行う。3109は3107に表示された1宛先の詳細な情報の表示を行う。3110は3107に表示された1宛先の消去を行う。
図25は3105を押下したときに表示されるポップアップウィンドウである。3201は読み取り原稿サイズをポップアップのなかから選択入力し、設定された読み取りサイズは3202に表示される。3203は原稿の読み取りモードを選択するところであり、押下するとカラー/ブラック/自動(ACS)の3種類が選択できる。カラーモードに関してはコピー、ボックスでも同様に選択ができる。カウンタ2507の計測結果が所定値よりも小さければ白黒原稿、大きければカラー原稿と判断し、カラーの場合はカラー画像を、ブラックの場合には白黒画像を、ACSの場合にはカラー画像と原稿がカラーか白黒かを判別した結果を蓄積する。3204は読み取りの解像度を指定するためポップアップからの選択入力になる。3205は原稿の読み取り濃度を調整するためのスライダであり、9段階の調整が行える。3206は新聞のように下地がかぶった画像を読み込む場合に、濃度を自動的に決定するためにある。3206についてはコピーでも同様の設定が可能である。
図26にコピータブ3101を押下したときの画面を示す。3301はコピーできる状態が否かを示すところであり、同時に設定したコピー部数も表示される。3302は3206と同等の機能であり、下地除去を自動的にするかしないかを選択するためのボタンである。3303は3205と同等の機能であり、9段階の濃度調整が可能なスライダである。3304は原稿のタイプを選択するところであり、文字・写真・地図、文字、印画紙写真、印刷写真が選択できる。3305は応用モードボタンであり、縮小レイアウト(複数枚の原稿を1枚の用紙に縮小印字する機能)や、カラーバランス(CMYKの各色微調整)などが設定できる。3306は各種フィニッシングにかかわる設定を行うボタンであり、シフトソート、ステープルソート、グループソートが設定できる。3307は両面読み込み、および、両面印刷にかかわる設定を行うボタンである。
図27にボックスタブ3103を押下したときの画面を示す。3401はHDDを論理的に区分した各フォルダを示す。フォルダにはフォルダ番号が予め割り振られており、3401は0番のフォルダになる。フォルダ番号の横にはフォルダで使用しているディスク容量の割合が表示されている。また、フォルダには任意の名前をつけることができ、名前もここに表示される。3402はHDD全体の使用量が表示される。
図28に3401を押下したときの画面を示す。3501および3502はフォルダに格納されている文書を示す。文書は複数のページで構成されている。3501はスキャンした文書であり、スキャン文書であることを示すアイコン表示、および、HDD使用量、さらにユーザーが任意に設定できる文書名表示を表示している。3502はPDLから格納したPDL文書であるアイコンが表示されている。アイコンを押下することで、その文書が選択されたことが反転表示によって示される。3503は選択された文書を送信するためのボタンである。3504はスキャナから原稿を読み込み、文書を生成するためのボタンである。3505はフォルダ内のすべての文書を選択するためのボタンである。3506は選択された文書を削除するためのボタンである。3507は選択された文書を印刷するためのボタンである。3508は選択された文書を編集するためのボタンである。例えば2つの文書を選択して、結合し、1つの文書にして保存したり、特定のページを削除する機能を持っている。3509は最後に選択された文書の詳細情報を表示するためのボタンである。文書名以外にも解像度、原稿サイズ、カラーなどの情報をみることができる。
図1は高精細解像度変換部2054について説明する図である。図1に示した112の1200dpi像域信号(Z sig.)と113の1200dpiデータとが入力信号であり、1200dpiにPDL展開された画像信号を表している。より具体的には113が画像信号であり、112がその画素に対応した像域信号である。像域信号とは、各画素毎に付与するものであり、該画素が、文字(フォント)、写真(グラフィック)、画像(イメージ)などのいずれに属するかという属性情報を表す識別信号である。
詳細は後述するが図1の101が前述した像域信号変換部である。ここで1200dpi像域信号を600dpi像域信号に変換している。
102及び111はセレクタであり、1200dpiの像域信号をそのまま出力するのか、101で変換した600dpi像域信号を出力するのかを、レジスタからのreg_through信号で選択可能としている。103は画像信号変換部である。画像信号変換部103では1200dpiの画像信号を600dpiに変換している。以下に画像信号変換部103の詳細について説明する。
104、110は、輝度濃度変換部である。1200dpiで展開処理された信号が輝度信号の場合は、輝度濃度変換部104、110において反転される。図3は輝度濃度変換部を説明するための入出力信号名を示したブロック図である。ここでは入力信号がbuffIN、出力信号がInDataである。輝度濃度変換部104、110では、入力信号buffINが輝度信号の場合、レジスタ設定に基づいて入力される切替信号が1の場合は反転し、切替信号が0の場合は入力信号をそのまま出力する。ここで反転とは、8bit信号中の255が0になり、255が0になることを意味している。
105は、8bitのFiFoメモリである。後述する積和演算処理部106の為に2ライン遅延させている。これにより、最大3×3のマスクサイズでの演算が可能となる。また、注目画素ラインの信号(B)は、107のL変換部に入力される。そして後述する処理により、3bitの信号に変換される。
106は、前述した積和演算処理部である。積和演算処理部は8種類の処理を行っている。8種類の処理は、具体的には、3×3エリア中で最大値を検出する処理(No.0)と、2×2のエリア中で最大値を検出する処理(No.1)と、注目画素の値をそのまま出力する処理(No.2)と、それぞれ係数が異なる5種類の3×3のエリアで積和演算を行う処理(No.3〜No.7)である。処理の詳細について図4を参照して説明する。
まず、図4(a)が、積和演算処理部106のブロック全体を示したものである。入力信号InData(x)601はLine(A)602,Line(B)603,Line(C)604の3ラインの8bitであり、出力信号はOUT605の8bitである。図4(b)は注目画素609に対する、各エリアの範囲を説明した図である。この図は、注目画素609に対し3×3のエリア608と2×2のエリア607との位置関係がずれている様子を表している。
図4(b)において注目画素609は斜線で特定される画素である。積和演算処理部106のブロックの移動(実際には、メモリ(レジスタ)上を物理的なブロックが移動するわけではなく、3×3のメモリ(レジスタ)に9画素が入力される処理を行うことになるが、ここではイメージの容易さを求め、このように表現する)は、注目画素609が主走査方向または副走査方向に1画素おきに選択されるように制御される。つまり、図4(b)において、開始点(0,0)の画素を3×3エリアにおける注目画素とした場合、3×3エリアの中心は注目画素と合致するように位置している。そして、3×3エリアの9画素を用いた積和演算処理がなされた後、3×3エリアの中心が開始点(0,0)から、例えば右方向(主走査方向)に2画素隣りの位置の画素を注目画素とするように移動し、注目画素とのその周囲の8画素を用いて積和演算処理を行うものである。なお、移動の方向は右方向に限定されるものではない。
例えば1200dpiの画素に対して斜線で示したように1画素(主走査方向の場合)または1ライン(副走査方向の場合)おきに処理すると、実質的に画素を2画素について1画素ずつ間引く(除去する)こととなり、主走査方向の画素数が1/2、副走査方向の画素数が1/2となる。結果として600dpiのデータに変換できることになる。但し、本発明では、単に2画素のうちの1画素を間引いているだけでないことは明らかである。また、どのような処理を行っているかは後述する。
以下に各処理を順に説明していく。図1の106のNo.0に出力される3×3エリア中の最大値の検出処理では、図4(b)の注目画素を中心とする3×3エリアにおいて画素値を比較し、9個の画素のうち最大の画素値を検出している。同様にNo.1に出力される2×2エリア中の最大の画素値を検出する処理では、図4(b)の2×2エリアにおける最大画素値を検出している。
また、No.2には、注目画素値がスルー出力される。つまり、Line(B)中にある注目画素の信号がスルーで出力されている。No.3の出力値は、3×3の範囲で行った積和演算結果である。この演算の詳細を、図4(c)を参照して説明する。図4(c)におけるマスクレジスタ611中のa〜iがそれぞれレジスタ設定値(各画素に掛ける重み係数)であり、それぞれ6bitの値が任意に設定されている。各レジスタ値とそれに対応するイメージデータ612の画素毎の入力信号xとを図4(c)に示す以下の式に基づいて積和演算する。
OUT=(a*x(i−1,j−1)+(b*x(i,j−1)+(c*x(i+1,j−1)
+(d*x(i−1,j)+(e*x(i,j)+(f*x(i+1,j)
+(g*x(i−1,j+1)+(h*x(i,j+1)+(i*x(i+1,j+1))>>6(式1)
この演算では、各画素の入力信号xと対応する位置のレジスタ設定値との積の9画素分の合計値を6bit右にシフトしている。このビットシフトは、該合計値を64で割るのと等価な処理である。この演算で得られた結果を最後に255でクリップしたものが最終結果となってNo.3から出力されることになる。
図4(c)に示した式において、下線部はそれぞれ14ビットである。また、最終的に255でクリップされるので、出力OUTは8ビットデータである。以上においては3×3のエリアにおける積和演算を説明したが、a〜iのレジスタ設定値のうち、a,b,c,d,gに0を設定すれば、2×2のエリアにおける積和演算が可能となることは明らかである。
No.4、No.5、No.6、No.7では、それぞれ任意のマスクレジスタ611を利用してNo.3を出力するための演算と同様の演算を行う。ここで利用するマスクレジスタ611の設定値は各出力についてそれぞれ異なっていても良いし、同じ値が設定されていても良い。
これら係数の設定は、CPUを用いて予めレジスタに設定される構成となっている。本実施例で用いた設定値は、図15に示したようにそれぞれ異なる係数である。これら係数と係数位置に対応する入力画像信号とを積和演算する処理を各々で行っている。
これらの係数は入力信号レベルによって、生成されるハーフドットをコントロールする為のものである。
例えば、入力信号値が低いときは、積和演算によって、濃いドットに隣接するハーフドットが小さくなり過ぎないようにする為に、no3のような係数を用意してある。逆に入力信号値が高いときは、濃いドットに隣接するハーフドットが濃くなり過ぎないようにno7のような係数を用意してある。ここでいう入力信号とは、注目画素の値を3bitに変換した107の信号のことである。
以上に説明した処理結果No.0〜No.7は、図1の積和演算処理部106から各々出力され、後述する信号が入力されるセレクタ109で選択される。つまり、本実施形態における画像処理部304では、各画素の特徴と画素値(画素の濃度レベル)に応じて最適な処理を画素ごとに切り替えることが可能な構成を有することを特徴としている。また、画像処理部304内で上記の処理を行うことで、電子写真の非線形特性を考慮した適応的な画像変換が可能となる。
ここで図1の説明に戻る。107のL変換部は、図6に示すように、アドレス空間8bit、データ3bitのメモリで構成され、ライン(B)上の注目画素値8bitが入力される。そしてL変換部は3bitの信号を出力する。L変換部には一例として「X/52+3」の値が設定されている。このXは注目画素値が代入されるもので、0〜255のいずれかの値をとる。即ち、L変換部107では0〜255のいずれかの注目画素値が上記式のXに入力され、3〜7のいずれかの値が演算で得られる。この値は注目画素の濃度を反映する値である。なお、上記演算において発生する余りは切り捨てている。
108のマスク選択信号生成部は、前述したNo.0〜No.7の積和演算結果を選択する為の信号を生成している。処理の詳細を図5を参照して説明する。マスク選択部108には、L変換部107からの出力信号L702と後述する像域信号変換部101からの出力sd701とが入力され、3bitの選択信号703が生成されてセレクタ109に出力される。
より具体的には、2bitのsd信号701の値に応じて、選択信号703を生成している。マスク選択信号生成部108からの出力703はセレクタ109においてNo.0〜No.7の出力を選択するための信号に利用される。よって、マスク選択信号は3bit(0〜7)となり、sd信号701が0〜2のいずれかの場合はNo.0〜No.2を選択するための信号703を出力し、sd=3の場合は、L信号の値(即ち、注目画素の濃度値)に基づいて選択信号703を出力する。L信号は3bit信号であるが、上記のようにL変換部107からの出力が3〜7のいずれかであるから、No.3〜No.7のいずれかを選択する選択信号703(3〜7のいずれか)が出力されることになる。
上述したマスク選択信号生成部108からの出力信号703のうちの3〜7は、1200dpiの入力画像信号113の濃度値を参照して作成される為、入力信号値113の濃淡に応じて最適な積和演算結果を選択できることを特徴としている。つまり、電子写真特有の非線形特性を考慮した積和演算結果を画素毎に選択することが可能となる。もちろん、インクジェットプリンタのようなインクの吐出によって画像を形成するプリンタにおける、インクのにじみを考慮した選択にも対応可能である。
さらに、画像処理部304では後述する像域信号変換部101で生成されたsd信号701の値を利用して制御可能な為、文字部、小径文字(例えば4ポイント未満)、ライン部、イメージ部などで、任意に積和演算処理部106の結果を選択できることも特徴としている。つまり、判読性を重視する小径文字と、プロポーションを重視する文字とで解像度変換処理を切り替えることが可能になるという効果がある。例えば4ポイント未満のような小径文字は、No.2の注目画素値を選択し、それ以外は、No.3〜7の積和演算結果などを選択する等のような処理である。また、任意の像域のみ1200dpi画質にしたり、任意の濃度のみ1200dpi画質にしたりできるといった優れた効果を得ることもできる。
以上説明したマスク選択信号生成部108から出力される選択信号を用いて、セレクタ109で積和演算処理部106の8種類の出力を選択することで、1200dpiの画質を維持したまま、600dpiのデータに変換可能となる。これは、各画素の画素値(濃度値)と後述する画素毎の像域信号とを用いて、入力された1200dpiの各画素の特徴に応じた解像度変換処理を施すためである。
前述した1200dpi相当の画質を維持した600dpiのデータは、輝度濃度変換部110やセレクタ111を介してプリンタに送られ出力されることになる。よってプリンタが600dpiの出力解像度しかない場合であっても、本実施形態における処理を施したデータを出力する限り1200dpiとほぼ等価な品質を確保することができる。
[像域信号変換部]
以下、像域信号変換部101について説明する。図2に像域信号変換部の全体ブロック図を示す。400は、8bitのFiFoメモリであり、前述のFiFoメモリ105と同様に2ライン遅延させている。これにより、後述する3×3の範囲での処理が可能となる。
401,402,403の8/4変換部は、入力信号8bitを4bit信号に変換するための処理部である。8/4変換部401〜403における処理の詳細を図7を参照して説明する。図7における(b)が8/4変換部の全体を表すブロック図であり、入力は8bitのindata901、出力は4bitのFTData907で表される。
図7(a)は、8/4変換部の内部構成の一例を示す。A0、A1、A2、A3が、3ビットのビット選択レジスタ906であり、これにより指示されたビットが選択される構成となっている。より具体的には、入力信号の8bitのindata901について、ビット選択レジスタ906で指定された任意ビットに基づいて、4つのレジスタ902から905において各々が1ビットを選択するので、FTData907として4ビットの出力が得られることとなる。
例えば、「00101000」の8bitデータがindata901として入力され、ビット選択レジスタ906のA3からの出力が「010」の場合、8/1選択部902では3ビット目が選択されることとなり出力out3は0となる。他の8/1選択部903から905についても上記と同様にしてそれぞれ1ビットの出力が得られる。
図2の説明に戻る。404,405,406は信号を反転する処理を行う反転処理部である。ここでの反転処理とは、入力信号“1111”が“0000”として出力され、入力信号“1010”が“0101”として出力されるようなビット反転処理である。
図8を参照して反転処理部404〜406の詳細を説明する。(b)は反転処理部の全体を表すブロック図であり、図8(a)は反転処理部の内部構成の一例を示すブロック図である。レジスタA7(1006)は4ビットの選択信号であり、指定された任意ビットを反転することができる。
具体的には、反転処理部は排他的論理和演算部1002〜1005で構成され、各排他的論理和演算部は、レジスタA7(1006)と入力信号1001との排他的論理和演算を行い、1002はビット3、1003はビット2、1004はビット1、1005はビット0について演算結果を出力する。従って、レジスタA7が「1111」であれば、入力信号1001はビット3からビット0までが全て反転して出力され、「1000」であれば、ビット3のみが反転した出力が得られる。
図2において、407,408,409の4/3変換部は、8ビットの像域信号を8/4変換部で変換した4ビット信号をもとに、3ビットの像域信号を新たに生成する処理を行っている。これは、入力される像域信号は本実施形態では8ビットであるため、様々な情報が含まれている。そこで8/4変換部で必要な情報である4ビットを選択し、選択した4ビットを最終的に3ビットに変換する方が、8ビットから直接3ビットに変換するよりも、遅延メモリ量などを削減することができ、コストダウンに有効であるためである。
さて、図9を参照して4/3変換部における処理の詳細を説明する。図9(b)は、4/3変換部の全体を表すブロック図であり、図9(a)が4/3変換部の内部構成の一例を示す図である。まず、図9(b)は、4bitのinoutdata1101を入力し、3bitのinoutdata’1102を出力する構成を示している。
図9(a)は、当該処理をロジックで示したものであり、bit0〜bit3が図9(b)に示すinoutdata1101に対応している。このinoutdata1101が前述した任意ビット選択後の像域信号である。また、bit0〜bit2が図9(b)に示すinoutdata’1102に対応しており、新たに生成された像域信号を表している。
本実施形態で用いた1101の4ビットの各ビットの意味は、以下のとおりである。もちろんこれは一例であって、本発明はビット数や各ビットに対して設定した意味を以下に限定するものではない。
bit0:ベクター(1),非ベクター(0)
bit1:有彩色(1),無彩色(0)
bit2:文字(1),非文字(0)
bit3:オブジェクト有(1),オブジェクト無(0)
4/3変換部では、このような1101の信号に対して、図9(a)に示したレジスタAからレジスタEまでの設定により、新たな像域信号を生成している。
各レジスタについて説明すると、レジスタAがbit1の有彩色・無彩色信号を強制的に有彩色判定にするか否かの設定信号であり、レジスタBがbit2の文字・非文字信号を、そのまま使うか反転して使うか、又は強制的に文字判定に固定するかの設定信号であり、レジスタCが文字に関係する像域判定を使うか又は強制的に1か0にするかの設定信号であり、レジスタDがグラフィックに関連する像域判定を使うか否かの設定信号であり、レジスタEがイメージに関する像域判定を使うか否かの設定信号である。
つまり、このようにして作成された新たな像域信号は、bit2がイメージに関する判定を表すビット、bit1がグラフィックに関する判定を表すビット、bit0がフォントに関する判定を表すビットとなる。
本実施形態では、上述したbit2、bit1、bit0にイメージ、グラフィック、フォントの順で割り当てたが、これに限定したものではなく、フォント、イメージ、グラフィックなどの別な順でも良いことは言うまでもない。
図2に示した410のエリア判定部では、2×2あるいは3×3の領域で以下に説明する処理を行う。処理の詳細を図10を参照して説明する。
まず、図10(b)のブロック図は、エリア判定部410の全体を表すブロック図である。エリア判定部410に入力される信号は4/3変換部407〜409より出力される各3bitのFTData信号の3ライン(Line(a)1207、Line(b)1208、Line(c)1209)であり、出力信号が4bitのarea1(1211)、2bitのarea2(1212)であることを示している。
図10(a)は、2×2(1201)と3×3(1203)のエリアを表したものである。各エリアにおいて太枠で囲った部分が注目画素である。どちらのエリアを使うかは、不図示のレジスタTTの設定に基づいて決定される。また、図10(a)のFig2,Fig4に記載された0から8までの数値は、後述する処理する画素の優先順位を示したものであり、Fig1,Fig3に記載された0及び1の数値は、入力信号FTDataの値を表している。ここでは、0と1しか記していないが、FTDataは3bit信号なので、0〜7までの信号がありえることは明らかである。図10(a)のFig2,Fig4に示した優先順位は、注目画素位置との距離によって決められている。例えば、Fig4に示した3×3の領域の場合は、注目画素位置の優先順位が一番高く、その周りの優先順位が順に低く設定されている。無論、本発明はこの順位に限定したものではなく、反時計周りの優先順位にしても問題ない。ここで重要なことは、注目画素の位置の優先順位がもっとも高く、その周囲の画素が注目画素から離れるに従って優先順位が低くなるということである。2×2のFig2の場合は、領域が狭いため、上述した説明が分かりにくいが、そうした理由で優先順位が割り振られている。
ところで、3×3や2×2のエリアで前述した処理を行うのは、例えば解像度を1200dpiから600dpiへ変換する場合、エリア内に任意の像域信号が存在するかを検出する必要がある為である。これにより、検出した信号に応じて、文字(フォント)のみに本手法を適用する等の処理が可能となる。
以下、処理の詳細について説明する。まず、レジスタTTが0に設定された場合には、2×2エリア1201が選択される。ここでは、優先順位1204に示す順番に基づいて入力信号FTDataの最大値を検出する処理を行う。そして、どの優先順位の位置で最大値が検出されたかをarea1(1211)の信号として出力する。即ち、エリア1201において最大値を有する画素位置を決定する。また、area2信号1210は、4画素分の画素値の和(OR)が出力される構成となっている。
次に、レジスタTTが1に設定された場合には、3×3エリア1202が選択されて処理されることになる。ここで行う処理は2×2エリア1201について行った処理と同様であるので詳細の説明は省略する。但し、参照する画素領域が3×3に広がったため、area1の信号も0〜8となり出力ビット数は4bitになっていることに注意する必要がある。それ以外は、前述同様である。
ところで、レジスタTTは固定値でも構わないが、入力データの文字・グラフィックなどの属性に応じてCPUを介して切り替えることも可能である。例えば、文字などの緻密なデータに対しては、変換後のデータが潰れないように2×2のエリアを選択し、グラフィックのラインや図形などには、3×3のエリアを選択するなどという使い方である。なお、エリア判定部410は、図1に示した積和演算処理部106と同様に、1画素または1ラインおきに処理することで、1200dpiデータを600dpiデータに変換している。但し単なる間引き処理を行っているのではなく、前述したようなマスク処理を行っている為、600dpi変換後のデータでも1200dpi相当の像域信号が表現できる。
また、2400dpiデータを1200dpiデータに変換する場合も、上述した1画素または1ラインおきに処理することができるということは当業者であれば明らかであろう。さらに、例えば2400dpiデータを600dpiデータに変換するような、解像度を1/4にするような変換処理を所望する場合は、マスクサイズを4×4または5×5とし、3画素おきまたは3ラインおきに処理を行う。そうすれば、上述したものと同様の処理で画質を極力保持し、かつ解像度が1/4の画像データを得ることができるということも当然理解できよう。
さて、図2の8/1変換&ZSG選択処理部411は、エリア内の小径画像を検出する処理と、前述したarea1信号1211に応じて任意の位置の入力DataZを選択する処理とを行っている。このDataZとは、1200dpiの入力像域信号である。但し、3×3エリアなどの所定の領域内に属する像域信号のいずれかが小径文字等の所定の情報を示す場合には、このエリアにおける注目画素の像域信号を当該情報を表すものに変換する。
以下、図11を参照して処理の詳細を説明する。図11(b)は、8/1変換&ZSG選択処理部411の全体を表すブロック図である。ここでは入力信号が1200dpiの8bit像域信号1301と、4bitのarea1信号1211であり、出力が1bitのpoint_fg1308信号と8bitのzs信号1309である。point_fg信号1308とは、小径画像がエリア内にあるか否かを示す信号であり、zs信号1309とは、area1信号1211により選択された像域信号である。
図11(a)に示したブロック図は、図11(b)で説明したpoint_fg信号の生成部である。ここでは、まず3ラインで入力されたDataZ(1301)の1ラインについて、レジスタA4(1304)、レジスタA5(1305)によって任意ビットが選択される。本実施形態では、レジスタA4(1304)でbit4の小径フラグが選択され、レジスタA5(1305)でbit2の文字フラグが選択される。そして、ANDゲート1306において積算処理を行うことにより小径画像信号を生成する。
同様な処理を他のラインに対しても行うことで、2×2もしくは3×3のエリアで小径画像信号を生成する。そしてこれらの信号をORゲート1308を介して和算処理することで、point_fg信号1308を生成する。このエリアの選択は、前述と同様にレジスタTTに基づいて実行する。また、本実施形態では図11(a)に示すようにレジスタA8(1310)により、レジスタA4(1304)で選択された信号を反転することも可能であるが非反転のまま使用してもよい。
次に、ZSG選択処理部におけるZSG信号の生成処理について説明する。ここでは、前述したarea1信号1211に応じて、任意位置の入力DataZ信号を選択する処理を実行する。任意位置とは、図11(c)に示した優先順位1311における0〜8の位置であり、中心(注目画素)がarea1信号1211の4ビットの0に対応し、それ以外の画素についても、各画素に割り当てられた数字がarea1信号1211のビット値に対応する。
このようにarea1信号1211に応じたDataZ信号1301を選択することで、単に1200dpiから600dpiへ1画素及び1ラインの単純間引き処理を行うのではなく、各画素の像域信号と各画素の濃度レベルの特性に応じた解像度変換を行うことができる。
図2における412はビット変換部である。このビット変換部412は、アドレス空間4ビット、データ2ビットのメモリで構成されている。処理の詳細な説明は略するが、本実施形態で用いたメモリデータについて図12を参照して概要を説明する。図12における横軸、bit3(1401)〜bit0(1404)は、前述したエリア判定部410からの出力area2(1210)と8/1変換部・ZSG選択処理部411からの出力point_fg(1308)との結合値である。結合値とは、point_fg[3downto3]+area2[2downto0]の処理結果である。この演算により4ビット信号を生成することができる。そのため、図12に示した表の横軸は、前述したようにbit3(1401)〜bit0(1404)で表されている。
次に縦軸のinput軸1405に示す数は、前述したbit3〜bit0を10進表示したものである。output軸1406は2ビットの出力信号値を示し、本実施形態では欄外に記す意味(1407〜1422)が与えられる。例えば、input=1のときは、文字画像(font:1408)であると判断して出力1406として3を出力し、input=2のときは、グラフィック(graphic:1409)であると判断して1を出力するなどである。
この出力が図1で説明した、マスク選択信号生成部108へ入力されるsd信号701に対応している。つまり、3が出力されたときは、マスク選択信号生成部108を介して積和演算処理部106で演算したNo.3〜No.7が選択され、1が出力されたときは、同様にマスク選択信号生成部108を介して積和演算部106で演算したNo.1が選択されることになる。sd信号が3の場合だが、この場合は、L信号の値(即ち、注目画素の濃度値)に基づいて、予め106の積和演算部で演算されたNo.3〜No.7のうちの1つが選択される。この処理の詳細は前述したとおりである。
このように積和演算処理部106で予め演算しておいた複数の値の出力を切り替えることにより、画像の種類、つまり画素毎に最適な1200dpiから600dpiへの変換が可能となる。
ところで、図12のinput=9〜15の欄外(1416〜1422)には、minorと記しているが、これは、小径フラグが存在していたことを意味している。つまり、任意エリア内に小径文字や、極細線のような小径グラフィックまたは小径イメージ等の小径画像が存在していたことを表しており、その場合、2を出力する構成をとっている。その結果、sd信号701が2となるため、積和演算処理部106では、No.2の値が出力されることになる。つまり、積和演算を行っていない注目画素信号そのものが出力されることになる。
その理由は、前述の積和演算を行うと、1200dpiデータを600dpiデータで表現できる効果はあるが、小径文字や細線などは電子写真の特性で潰れてしまったり、線幅が大きく変わってしまい、判読性や画質が落ちる問題が発生する。その為、小径文字については注目画素値をそのまま出力する処理を行って、「判読性/画質の低下防止」と「600dpiデータによる1200dpiデータ表現」を可能としている。
このように、前述した処理で作成した1200dpi相当である600dpiのグラフィック/文字/イメージなどの像域信号に応じて、前述した積和演算処理部106の結果を切り替えることで、各像域に応じた最適な1200dpiから600dpiへの解像度変換が可能となり、高精細な画像処理が可能となる特徴がある。
図2において413はON/OFF切り替え信号生成部であり、その詳細について図13を参照して説明する。図13はON/OFF切り替え信号生成部413の全体を示すブロック図である。ここでは、ビット変換部412で生成されたsd信号1501に応じて、ON/OFF信号1502を生成している。具体的にはsd信号1501が3のときは1を出力し、それ以外の時は、0を出力する。
414の信号SWAP部は、前述した413の出力on_off信号に応じて、任意ビットを書き換える処理を行っている。詳細は、図14に示したとおりである。同図(b)がSWAP部の全体を示すブロック図であり、図14(a)がSWAP部の内部構成の一例を示す図である。図13(b)に示すように、SWAP部414は、入力信号が8bitのzs(1600)と1bitのon_off信号(1601)であり、出力信号が8bitのout(1611)となっている。
SWAP部414における具体的な処理を図14(a)を参照して以下に説明する。8bitのビット選択レジスタA6(1602)は、ビット入替を行うビットを指定するためのレジスタである。レジスタは入力されるzs信号1600の任意ビットをセレクタ1603から1610においてon_off信号1601に入れ替えることが可能なビットセレクタ構成となっている。
このような構成においては、sd信号1600が3のときだけ、レジスタA6(1602)で設定された任意ビットに1が設定され、それ以外の場合は0が設定される。つまり、sd信号1600が3ということは、積和演算処理が行われたということを意味しているため、この処理が行われたか否かを示す信号として、像域信号に追加されることになる。
以上の構成により、像域信号変換部101から600dpi変換した像域信号と積和演算の有無を表すsd信号とが出力可能となる。
図29にソフト構成図を示す。4010は表示操作部を制御するUI制御部、UI制御部からの指示を受け、コピー動作、送信動作、ボックス画面からのスキャン、プリントを実行するコピーアプリケーション部4020、送信アプリケーション部4021、BOXアプリケーション部4022がある。またネットワークアプリケーション4120からのPDLプリントデータを受けPDLプリントジョブを投入するPDLアプリケーション部4023がある。4030は機器制御部分の機器依存部分を吸収するための共通インタフェース部分、4040は共通インタフェースから受け取ったジョブ情報を整理し、下位層のドキュメント処理部に伝達するジョブマネージャである。ドキュメント処理部はローカルコピーであればスキャンマネージャ4050とプリントマネージャ4090、リモートコピーの送信ジョブ、あるいは送信ジョブであればスキャンマネージャ4050とファイルストアマネージャ4100、リモートコピーの受信ジョブであればファイルリードマネージャ4060とプリントマネージャ4090、LIPSやPostScriptなどのPDLプリントではPDLマネージャ4070とプリントマネージャ4090である。各ドキュメントマネージャ間の同期とり、および各種画像処理を行うイメージマネージャ4110への画像処理の依頼はシンクマネージャ4080を介して行う。スキャン、プリント時の画像処理や画像ファイルの格納はイメージマネージャ4110が行う。
以下に、本発明において特徴的な、画像データの出力先に応じて画像処理を変更するソフト制御について説明する。
まずローカルコピーのソフト処理について説明する。ユーザーの指示によりUI制御部4010からコピー指示とともにコピーの設定がコピーアプリケーション部4020に伝わる。コピーアプリケーション部4020はUI制御部4010からの情報を共通インタフェース4030を介して、機器制御を行うジョブマネージャ4040に伝える。ジョブマネージャ4040はスキャンマネージャ4050とプリントマネージャ4090にジョブの情報を伝達する。スキャンマネージャ4050は図示しないデバイスI/F(デバイスI/Fはコントローラ2000とスキャナ2015、およびコントローラ2000とプリンタ2017を結ぶシリアルI/F)を介してスキャナ2070にスキャン要求を行う。また、同時にシンクマネージャ4080を介してイメージマネージャ4110にスキャン用の画像処理要求を出す。イメージマネージャ4110はスキャンマネージャ4050の指示に従って、スキャナ画像処理部2014の設定を行う。設定が完了したら、シンクマネージャ4080を介してスキャン準備完了を伝える。その後スキャンマネージャ4050はスキャナ2070に対してスキャンを指示する。スキャン画像転送完了は図示しないハードウェアからの割り込み信号によってイメージマネージャ4110に伝わる。イメージマネージャ4110からのスキャン完了を受けてシンクマネージャ4080はスキャン完了をスキャンマネージャ4050、プリントマネージャ4090に伝える。同時にシンクマネージャ4080はRAM2002に蓄積された圧縮画像をHDD2004にファイル化するためイメージマネージャ4110に指示する。イメージマネージャ4110は指示に従ってメモリ上の画像(文字/写真判定信号を含めて)をHDD2004に格納する。画像の付随情報として図示しないSRAMにカラー判定/白黒判定結果、下地とばしを行うための下地とばしレベル、画像入力元としてスキャン画像、色空間RGBも格納しておく。また、HDD2004への格納が終了し、スキャナ2070からのスキャン完了を受けたら、シンクマネージャ4080を介してスキャンマネージャ4050にファイル化終了を通知する。
スキャンマネージャ4050はジョブマネージャ4040に対して終了通知を返し、ジョブマネージャ4040は共通インタフェース4030を介してコピーアプリケーション部4020へ返す。プリントマネージャ4090はメモリに画像が入った時点でデバイスI/Fを介して、プリンタ2095に印刷要求を出す。同時にシンクマネージャ4080にプリント画像処理要求を行う。シンクマネージャ4080はプリントマネージャ4090から要求を受けたら画像処理設定をイメージマネージャ4110に依頼する。イメージマネージャ4110は前記の画像の付随情報に従ってプリンタ画像処理部2016の設定を行い、シンクマネージャ4080を介してプリントマネージャ4090にプリント準備完了を伝える。プリントマネージャ4090はプリンタに対して印刷指示を出す。プリント画像転送完了は図示しないハードウェアからの割り込み信号によってイメージマネージャ4110に伝わる。イメージマネージャ4110からのプリント完了を受けてシンクマネージャ4080はプリント完了をプリントマネージャ4090に伝える。プリントマネージャ4090はプリンタ部からの排紙完了を受け、ジョブマネージャ4040に対して終了通知を返し、ジョブマネージャ4040は共通インタフェース4030を介してコピーアプリケーション部4020へ返す。コピーアプリケーション部4020はスキャン、プリントが終了したらジョブ終了をUI制御部に通知する。
PDLデータ展開格納ジョブの場合は、PDLプリントを投入したホストPCからの要求がネットワークアプリケーション4120を経由してPDLアプリケーション4023に伝達される。PDLアプリケーションがPDLデータ展開格納ジョブを共通インタフェース4030を介してジョブマネージャ4040に指示する。このときPDLマネージャ4070とストアマネージャ4100がジョブマネージャ4040からの要求を受ける。
PDLマネージャ4070はネットワークアプリケーション4120を経由してホストPCに対してPDLデータ送信要求を行う。また、同時にシンクマネージャ4080を介してイメージマネージャ4110にPDL展開格納用の画像処理要求を出す。
イメージマネージャ4110はPDLマネージャ4070の指示に従ってRIP2018の設定を行う。設定が完了したら、シンクマネージャ4080を介してPDL展開準備完了を伝える。
その後PDLマネージャ4070はホストPCに対してPDLデータ送信開始を指示する。
RIP2018はホストコンピュータからのPDLコードをNetwork2007を介して受け取り、システムバス2008を通して、CPU2001がRAM2002に格納する。CPU2001はPDLを中間コードに変換し、再度システムバス2008を介してRIP2018に入力し、ビットマップイメージ(多値)に展開する。本実施例においては、RIP2018は中間コードを1200dpiのビットマップイメージに展開する。
その後高精細解像度変換2054によって画像データの解像度を落とす。本実施例においては、1200dpiのデータを600dpiの信号に変換する。これは、1200dpiの画像の位相情報を保持したまま、600dpiのデータに変換することを可能とする技術であり、文字(フォント)やラインの比率(プロポーション)において、出力が600dpiであっても1200dpiの解像度レベルの表現力を有するように処理するものである。
その後圧縮2012で圧縮された画像データは、ImageBufI/F2011を介して、DMAC2009によってRAM2002に蓄積される。
PDLデータ展開完了はRIP2018からのイメージマネージャ4110に伝わる。
イメージマネージャ4110からのPDLデータ展開完了を受けてシンクマネージャ4080はPDLデータ展開完了をPDLマネージャ4070、プリントマネージャ4090に伝える。同時にシンクマネージャ4080はRAM2002に蓄積された圧縮画像をHDD2004にファイル化するためイメージマネージャ4110に指示する。
ストアマネージャ4100はメモリ上の画像(文字/写真判定信号を含めて)をHDD2004に格納する。画像の付随情報として図示しないSRAMにカラー/白黒情報、画像入力元としてPDL画像、色空間CMYKもしくはRGB、画像解像度1200dpiなどの属性情報を格納しておく。PDL画像をHDD2004に格納し終わった時点で、シンクマネージャ4080から格納完了通知を受け、それを共通インタフェース4030を介してPDLアプリケーション4023に通知する。PDLアプリケーション4023はこの通知のあと、ネットワークアプリケーション4420にHDDに格納完了を通知し、PDLプリントを投入したホストPCへこの情報が伝達される。また、PDLプリントジョブの場合にはPDLマネージャ4070とプリントマネージャによって、メモリ上に展開された画像を印字する。
PDL展開され格納された画像のプリントはUIで印刷指示された格納文書をBOXアプリケーションに対してプリントジョブとして発行する。BOXアプリケーション部4022は共通インタフェース4030を介してジョブマネージャ4040にプリントジョブを投入する。ローカルコピーとは異なり、スキャンマネージャ4050に代わってファイルリードマネージャ4060がジョブマネージャ4040からの要求を受ける。印刷指示された画像をHDDからメモリに展開するための要求をシンクマネージャ4080を介して、イメージマネージャ4110に行う。
この後のプリントに関する動作は、後述するリモートコピーのプリントジョブの動作と同様のため省略する。
リモートコピーのスキャンジョブ、送信ジョブの場合は、プリントマネージャ4090に代わってストアマネージャ4100がジョブマネージャ4040からの要求を受ける。スキャン画像をHDDに格納し終わった時点で、シンクマネージャ4080から格納完了通知を受け、それを共通インタフェース4030を介してリモートコピーならコピーアプリケーション部4020に、送信ジョブなら送信アプリケーション部4021に通知する。コピーアプリケーション部4020、送信アプリケーション4021はこの通知のあと、ネットワークアプリケーション4420に対してHDDに格納されたファイルの送信を依頼する。依頼を受けたネットワークアプリケーション4420がファイルを送信する。
ネットワークアプリケーション4420はジョブ開始時にコピーアプリケーション部4020からコピーに関する設定情報を受け、それもリモート側の機器に通知する。ネットワークアプリケーション4420はリモートコピーの場合、機器固有の通信プロトコルを使用して送信を行う。
送信ジョブの場合は必要な画像処理(色空間変換、変倍)をイメージマネージャ4110に依頼し、変換後の画像をFTP、SMBのような標準的なファイル転送プロトコルを使用する。
ファックス送信する場合はファイル格納後、送信アプリケーション4021から共通インタフェース4030、ジョブマネージャ4040を介してFAXマネージャ4041に送信が指示される。FAXマネージャ4041はModem2050を介して、相手機器とネゴシエーションし、必要な画像処理(カラー−>白黒の色空間変換、多値2値変換、回転、変倍)をイメージマネージャ4110に依頼し、変換後の画像をModemを使って送信する。
また、送信先にプリンタがある場合、送信アプリケーションは共通インタフェース4000を介してプリントジョブとしてプリントの指示を行う。そのときの動作は以下で説明するリモートコピーのプリントジョブの場合と同様である。また、送信宛先が機器内のボックス宛先になっているときはファイルストアマネージャ4100によって機器内のファイルシステムに格納する。
以下、本発明において特徴的な制御である、送信先に応じた画像処理の変更について説明する。
送信ジョブにおける制御だが、送信する画像データが、スキャナから入力されたものである場合は、上述の制御で何ら問題ない。
しかしながら、送信する画像データがPDL展開によって得られたものである場合、その画像データは高精細解像度変換2054によって、600dpiの電子写真プリンタによって印字されることを前提とし、それに最適化された前述のアルゴリズムによって解像度変換処理がなされている。この高精細解像度変換済みの画像データは、リモートコピージョブ等で600dpiの電子写真プリンタに印字する場合には問題ないが、送信ジョブで他のPCに送信する場合には、階調の崩れた画像となってしまい、意図した画質が得られないことになってしまう。
具体的には、前述の高精細解像度変換2054によって1200dpiから600dpiに解像度変換がなされる際、画像の文字エッジ部では1200dpiの画素および属性情報をなるべくそのまま保持しようとするため、エッジ部のみ幅が広めに保存されることになる。これを600dpiの電子写真エンジンで、属性情報に応じてプリント時のガンマテーブル等を適切に切り替えて印字するのではなく、属性情報を無視して単なるラスタ画像データとして、例えばPCのディスプレイに表示して見る場合には、文字エッジ部にスムージングがかかったようなぼやけた画像となってしまう。
これを防ぐためには、高精細解像度変換処理を施した画像データを、他のPC等に送信する場合には、送信する前に、イメージマネージャを介して以下のような画像処理を施せばよい。すなわち、色空間変換2021を用いて、属性情報に応じてLUTを通す処理、スムージングがかかったような処理がなされている元画像の文字部のみに対してのみ、傾きの急峻なLUTを通すことによって文字のエッジ部を復元するのである。非文字部には特段の処理を施す必要はない(スルーのLUTを通せばよい。図30参照)。
ファックス送信の際も同様に、カラー−>白黒の色空間変換を行う際に、上記のようなLUTによる処理を施せばよい。
以上のように、高精細解像度変換がなされたPDL展開画像データを送信する際には、その送信先(プリンタか、他のPCか、ファックスか)に応じて、LUTによるエッジ復元の処理を行うか否かを切り替えることにより、プリンタ出力時には高精細解像度変換がなされた画像データをそのままプリンタへ送信することにより、プリンタ解像度が600dpiながら1200dpi相当の出力が得られるとともに、他のPCへ画像データを送信する際にはエッジ復元がなされた適切な画質の画像を送信することができる。さらには、高精細解像度変換処理により、PDL展開データは1200dpi相当の画質を持ちながら600dpiの解像度であるため、取り扱いに必要となるメモリやCPUパワー、HDDの転送速度等は600dpi画像を取り扱う場合と同じでよい。
FAX受信時はFAXマネージャがModemを使って画像を受信し、画像ファイルとしてHDD2004に格納する。HDD2004格納後にボックスアプリケーション4021に通知すると、ボックスアプリケーション4021から受信プリントの指示が共通インタフェース4030を介して、ジョブマネージャ4040になされる。その後は、後述するリモートコピーのプリントジョブと同じ動作になるため省略する。
リモートコピーのプリントジョブの場合は、送信側からの画像をネットワークアプリケーション4420がHDDに保存するとともにコピーアプリケーション部4020に対してジョブを発行する。コピーアプリケーション部4020は共通インタフェース4030を介してジョブマネージャ4040にプリントジョブを投入する。ローカルコピーとは異なり、スキャンマネージャ4050に代わってファイルリードマネージャ4060がジョブマネージャ4040からの要求を受ける。受信画像をHDDからメモリに展開するための要求をシンクマネージャ4080を介して、イメージマネージャ4110に行う。イメージマネージャ4110はメモリに画像を展開する。イメージマネージャ4110は展開が終了した時点で、展開終了をシンクマネージャ4080を経由して、ファイルリードマネージャ4060とプリントマネージャ4090に伝える。プリントマネージャ4090はメモリに画像が入った時点でデバイスI/Fを介して、プリンタ2017にジョブマネージャから指示された給紙段、もしくはその用紙サイズを有する段を選択し、印刷要求を出す。自動用紙の場合には画像サイズから給紙段を決定し印刷要求を出す。同時にシンクマネージャ4080にプリント画像処理要求を行う。シンクマネージャ4080はプリントマネージャ4090から要求を受けたらプリント画像処理設定をイメージマネージャ4110に依頼する。(このとき例えば最適サイズ用紙がなくなり、回転が必要になれば別途回転指示も依頼する。回転指示があった場合にはイメージマネージャが画像回転2019を使って画像を回転する。)イメージマネージャ4110はプリンタ画像処理部2016の設定を行い、シンクマネージャ4080を介してプリントマネージャ4090にプリント準備完了を伝える。プリントマネージャ4090はプリンタに対して印刷指示を出す。プリント画像転送完了は図示しないハードウェアからの割り込み信号によってイメージマネージャ4110に伝わる。イメージマネージャ4110からのプリント完了を受けてシンクマネージャ4080はプリント完了をファイルリードマネージャ4060とプリントマネージャ4090に伝える。ファイルリードマネージャ4060は終了通知をジョブマネージャ4040に返す。プリントマネージャ4090はプリンタ部からの排紙完了を受け、ジョブマネージャ4040に対して終了通知を返す。ジョブマネージャ4040は共通インタフェース4030を介してコピーアプリケーション部4020へ終了通知を返す。コピーアプリケーション部4020はスキャン、プリントが終了したらジョブ終了をUI制御部に通知する。
以上説明してきたように、本実施形態に対応した発明によれば、PDL展開したビットマップデータの出力先に応じて、LUT等を用いて画像処理手法の切り替えを自動的に行うことによって、最適な画質による出力がなされることになる。
なお、本発明は、これらの実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成される。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態や変形例の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,DVD−ROM,DVD−RAM,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施形態に対応する高精細解像度変換部2054の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明にかかる像域信号の解像度変換処理を説明するための機能ブロック図 本発明の実施形態に対応する輝度濃度変換部の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応する積和演算処理部106の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応するマスク選択信号生成部108の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応するL変換部107を説明するための機能ブロック図 本発明の実施形態に対応する8/4変換部401等の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応する反転処理部404等の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応する4/3変換部407等の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応するエリア判定部410の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応する8/1変換部・ZSG選択部の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応するビット変換器を説明するための図 本発明の実施形態に対応するON/OFF信号切替信号生成部の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応するSWAP部414の構成の一例を示す機能ブロック図 本発明の実施形態に対応する各マスクレジスタの設定例を示した図 画像形成システムの全体構成を示す図 画像形成装置の全体構成を示す図 パケット画像と画像全体の関係図 パケット画像の構造を示す図 本発明のスキャナ画像処理のブロック図 本発明のプリンタ画像処理のブロック図 画像形成装置の入出力デバイス外観図 画像形成装置の操作部外観図 本発明の操作部の送信画面の説明図 本発明の操作部の送信画面の詳細説明図 本発明の操作部のコピー画面の説明図 本発明の操作部のボックス画面の説明図 本発明の操作部のボックス画面の詳細説明図 本発明のソフト構成を示すソフト構成図 本発明の文字部非文字部の濃度変換の原理を説明する図
符号の説明
200 画像形成装置
220 画像形成装置
230 画像形成装置
240 パーソナルコンピュータ
2000 Controller Unit
2011 LAN
2012 操作部
2070 スキャナ部
2095 プリンタ部
2200 Controller Unit
2212 操作部
2270 スキャナ部
2295 プリンタ部
2300 Controller Unit
2312 操作部
2370 スキャナ部
2395 プリンタ部

Claims (2)

  1. 画像情報を入力する画像情報入力手段、
    入力された前記画像情報を一時的に記憶する画像情報記憶手段、
    複数のトナーを用いてカラー画像を印刷できる画像情報出力手段、
    少なくとも1つ以上の入力された前記画像情報を一定期間蓄積する画像情報蓄積手段、
    前記画像情報をネットワークを介して接続された外部機器に対して送信する画像情報送信手段、
    前記画像情報をネットワークを介して接続された外部機器から受信する画像情報受信手段、
    前記画像情報入力手段と前記画像情報記憶手段と前記画像蓄積手段と前記画像情報出力手段と前記画像情報送信手段、前記画像情報受信手段を制御する制御手段、
    を備える画像処理装置において、
    前記画像情報入力手段によって入力された画像情報に対して解像度変換を施す第1の解像度変換手段、
    前記画像情報入力手段によって入力された画像情報に対して解像度変換を施す第2の解像度変換手段、
    前記画像情報入力手段によって入力された画像情報に対して濃度変換を施す濃度変換手段、
    前記第1の解像度変換手段によって変換された画像情報を前記画像情報送信手段によって送信する際、前記画像情報に対して、前記第2の解像度変換手段によって解像度変換を施すか、前記濃度変換手段によって濃度変換を施すか、を切り替える切り替え手段、
    前記切り替え手段を、前記画像情報送信手段よって送信する送信先に応じて自動的に切り替える切り替え制御手段、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の解像度変換手段は、第1の解像度Nを有する第1の画像データを、前記第1の解像度より低い第2の解像度Mを有する第2の画像データに変換して出力するものであって、
    前記第1の解像度Nに対する前記第2の解像度Mの比率に応じて、前記第1の画像データにおける注目画素の位置を決定し、前記注目画素により決定される所定の領域内の画素値に基づいて複数の画素値を生成し、出力する処理手段と、
    前記注目画素の値と、前記注目画素に関する属性を表す属性信号に応じて選択信号を生成する選択信号生成手段と、
    前記処理手段によって生成された前記複数の画素値を、前記生成された選択信号を用いて選択し、前記第2の画像データとして出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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