JP2006261765A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ページの差し替えに係る文書編集の操作性と汎用性を向上させることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】原稿の画像を読み取る画像読取部13と、文書を蓄積する文書蓄積部14と、文書蓄積部14に蓄積された文書を編集する文書編集部15と、この文書編集部15による文書編集の処理条件を指定するための操作パネル12とを備える画像処理装置の構成として、文書編集部15は、文書蓄積部14に蓄積された文書の所定のページを画像読取部13で読み取った画像データのページに差し替えるページ差し替えモードを有するものとし、操作パネル12は、ページ差し替えモードに適用される処理条件として文書の削除ページ数を指定可能なものとする。
【選択図】図2
【解決手段】原稿の画像を読み取る画像読取部13と、文書を蓄積する文書蓄積部14と、文書蓄積部14に蓄積された文書を編集する文書編集部15と、この文書編集部15による文書編集の処理条件を指定するための操作パネル12とを備える画像処理装置の構成として、文書編集部15は、文書蓄積部14に蓄積された文書の所定のページを画像読取部13で読み取った画像データのページに差し替えるページ差し替えモードを有するものとし、操作パネル12は、ページ差し替えモードに適用される処理条件として文書の削除ページ数を指定可能なものとする。
【選択図】図2
Description
本発明は、デジタル複写機やデジタル複合機などの画像処理装置に関する。
複写機等の画像処理装置のなかには、原稿の画像を読み取って得られた画像データや、パーソナルコンピュータ等の端末装置で作成された画像データを文書として蓄積(保存)し、その後、ユーザが所望する形態で文書を印刷するコピーサーバー機能を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。コピーサーバー機能を備える画像処理装置では、1ページ又は複数ページ分の画像データを1つの文書としてハードディスク等の記憶装置に蓄積しておき、ユーザから印刷の指示を受けたときに、印刷指示のあった文書を記憶装置から読み出して印刷している。
また従来では、記憶装置に蓄積された文書をページ単位で編集する文書編集機能を備えた文書管理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。文書編集機能としては、ページ削除機能やページ挿入機能、文書合成機能などが公知となっている。
ところで、従来のコピーサーバ機能を備える画像処理装置に公知の文書編集機能をもたせた場合は、上述したページ削除機能及びページ挿入機能の併用により、ページの差し替えを行うことができる。すなわち、文書編集の対象となる文書のページをページ削除機能によって削除し、その削除ページに替わって、他の文書のページをページ挿入機能により挿入することにより、文書編集の対象となる文書のページの一部を、他の文書のページに差し替えることができる。
しかしながら、従来の画像処理装置でページの差し替え処理を実現するには、上記文書編集の対象となる文書と、上記他の文書とを、予め記憶装置に蓄積しておく必要がある。そのため、ページ差し替え用の原稿がユーザの手元にある場合は、この原稿の画像を読み取って、その画像データを文書として記憶装置に蓄積する処理と、ページ差し替え対象となる文書から差し替え用のページを削除する処理と、その削除ページ位置に上記原稿から読み取って記憶装置に蓄積しておいた文書のページを挿入する処理とを順に行わなければならず、文書編集の操作性や汎用性に難点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ページの差し替えに係る文書編集の操作性と汎用性を向上させることができる画像処理装置を提供することにある。
本発明に係る画像処理装置は、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、文書を蓄積する文書蓄積手段と、この文書蓄積手段に蓄積された文書を編集する文書編集手段と、この文書編集手段による文書編集の処理条件を指定する条件指定手段とを備える画像処理装置であって、文書編集手段は、文書蓄積手段に蓄積された文書の所定のページを画像読取手段で読み取った画像データのページに差し替えるページ差し替えモードを有し、条件指定手段は、ページ差し替えモードに適用される処理条件として文書の削除ページ数を指定可能としたものである。
本発明に係る画像処理装置においては、文書編集手段による文書編集の処理モードとして、文書蓄積手段に蓄積された文書の所定のページを画像読取手段で読み取った画像データのページに差し替えるページ差し替えモードを有するものとなっているため、ページ差し替え用の原稿がユーザの手元にある場合でも、予め原稿の画像を読み取ってその画像データを蓄積しておかなくても、一連の処理のなかでページの差し替えを行うことが可能となる。また、ページ差し替えモードに適用される処理条件として文書の削除ページ数を指定可能となっているため、ページの差し替えに際して、画像読取手段で読み取る原稿の枚数に関係なく、文書のページ削除を行うことが可能となる。
本発明の画像処理装置によれば、ページ差し替え用の原稿がユーザの手元にある場合に、予め原稿の画像を読み取ってその画像データを蓄積しておかなくても、一連の処理の中でページの差し替えを行うことができるとともに、所望のページ数をもって文書のページを削除することができる。そのため、ページの差し替えに係る文書編集の操作性と汎用性を向上させることができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明が適用される画像処理システムの構成を示す図である。図において、画像処理装置1は、例えばネットワーク通信機能を備えるデジタル複写機やデジタル複合機(MFP:Multi Function Printer)によって構成されるものである。画像処理装置1は、3台の情報端末2,3,4とともに、共通のネットワーク5に接続されている。各々の情報端末2,3,4は、ネットワーク通信機能を備える情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータ等)によって構成されるものである。また、ネットワーク5は、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネット等によって構成されるものである。画像処理装置1と各々の情報端末2,3,4は、ネットワーク5を介して双方向(相互)に通信可能に接続されている。
図2は本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。図において、制御部11は、画像処理装置全体の処理動作を統括的に制御するものである。制御部11は、例えば、制御プログラムを格納するROM(Read-Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、ROMに格納された制御プログラムをRAMに読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)とによって構成されるものである。
操作パネル12は、画像処理装置を使用するユーザが各種の情報を入力したり、ユーザに対して各種の情報を表示したりするユーザインタフェースとなるものである。操作パネル12は、例えば、各種のボタン、スイッチ、キー等からなる入力部と、タッチパネル付きの液晶ディスプレイからなる表示部とによって構成されるものである。
画像読取部13は、原稿の画像を光学的に読み取るものである。画像読取部13は、例えば、原稿面に向けて画像読取用のライン状の光を照射する光源ユニットと、原稿面からの反射光をそれぞれ所定の方向に反射させる複数のミラーと、これらのミラーによって反射させた光を所定の位置で結像させる結像レンズと、この結像レンズで結像させた光を受光して光電変換する光電変換素子(CCDラインセンサ等)を用いて構成されるものである。この画像読取部13は、画像の読取位置に向けて原稿を1枚ずつ順に搬送する自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document feeder)を備えるものとする。また、画像読取部13は、1枚の原稿から読み取った画像データを1ページ分の画像データとして生成する。
文書蓄積部14は、1ページ又は複数ページ分の画像データを1つの文書として蓄積するもので、例えばハードディスク等の大容量の記憶装置を用いて構成されるものである。文書蓄積部14に蓄積される文書には、画像読取部13で原稿の画像を読み取って得られる画像データにより構成された文書や、パーソナルコンピュータ等の端末装置で作成された画像データにより構成された文書などが含まれる。文書蓄積部14には、文書蓄積用の記憶領域を区分することにより、複数のボックスを開設可能となっている。また、各々のボックスには、ボックス登録処理によって任意のボックス名を登録可能となっている。文書蓄積部14に文書を蓄積しようとするユーザは、登録済みのボックスを指定して文書の蓄積を要求することにより、所望のボックスに文書を保存したかたちで文書蓄積部14に文書を蓄積することができる。
文書編集部15は、文書蓄積部14に蓄積された文書をページ単位で編集するものである。文書編集部15が有する文書編集機能には、ページ削除機能、ページ挿入機能、文書合成機能、文書分割機能、ページ差し替え機能などがある。文書編集部15で起動される文書編集の処理モード(ページ削除モード、ページ挿入モード、文書合成モード、文書分割モード、ページ差し替えモード)は、操作パネル12を用いてユーザにより選択される構成となっている。また、各々の処理モードに適用される文書編集の処理条件も、操作パネル12を用いてユーザにより指定される構成となっている。
ページ削除機能は、文書編集の対象となる文書のページを削除する文書編集機能であって、操作パネル12上でユーザがページ削除モードを選択したときに起動されるものである。ページ挿入機能は、文書編集の対象となる文書のページ途中に別の文書のページを挿入する文書編集機能であって、操作パネル12上でユーザがページ挿入モードを選択したときに起動されるものである。文書合成機能は、文書編集の対象となる文書に対して、互いに最終ページと先頭ページを重ねるように、別の文書を連結して1つの文書に合成する文書編集機能であって、操作パネル12上でユーザが文書合成モードを選択したときに起動されるものである。
文書分割機能は、文書編集の対象となる文書をページの途中で分けて複数の文書に分割する文書編集機能であって、操作パネル12上でユーザが文書分割モードを選択したときに起動されるものである。ページ差し替え機能は、文書編集の対象となる文書のページの一部を、別の文書のページ又は画像読取部13で読み取った画像データのページに差し替える文書編集機能であって、操作パネル12上でユーザがページ差し替えモードを選択したときに起動されるものである。ちなみに、別の文書のページとは、文書編集の対象となる文書とは別に、文書蓄積部14に蓄積された文書を構成するページをいう。また、画像読取部13で読み取った画像データのページとは、ページ差し替えモードに係る文書編集の処理中に画像読取部13が原稿の画像を読み取ったときに得られる画像データのページをいう。
ページ差し替え機能には、ページ差し替えモードで文書編集の対象となる文書に差し替えページを指定し、この差し替えページの位置に、別途、ユーザが指定した別の文書のページを挿入する第1のページ差し替えモードと、ページ差し替えモードで文書編集の対象となる文書に差し替えページを指定し、この差し替えページの位置に、画像読取部13で読み取った画像データのページを挿入する第2のページ差し替えモードがある。
画像処理部16は、画像読取部13で読み取られた原稿の画像データや文書蓄積部14から読み出された文書の画像データ(文書編集部15で編集された文書の画像データを含む)に対して、所定の画像処理(例えば、色変換、色補正、階調補正、拡大縮小、画像回転、スクリーン生成などの処理)を施すものである。印刷部17は、画像読取部13で読み取られた原稿の画像データや文書蓄積部14から読み出された文書の画像データ(文書編集部15で編集された文書の画像データを含む)を用紙に印刷出力するものである。
図3は操作パネル12上でユーザがページ差し替えモードを選択したときに制御部11の制御処理に基づいて実行される文書編集の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは第2のページ差し替えモードで文書編集を行う場合の処理手順について説明する。
まず、操作パネル12の表示部にボックスの一覧を表示した状態で、ユーザによるボックスの選択操作を受け付ける(ステップS1)。図4はボックス一覧の表示例を示す図である。図示したボックス一覧の表示画面では、ボックスA〜ボックスPまで合計16個のボックスが表示されている。ボックス一覧の表示画面は登録済みのボックスの総数に応じて1ページ又は複数のページにより構成されるとともに、各々のページに所定数(本例では16個)のボックスを割り当て可能な構成となっている。
ボックス一覧の表示画面に表示されていない他のボックスについては、画面内に設けられた4つの画面操作ボタン19,20,21,22を適宜押下することにより表示可能となっている。画面操作ボタン19は、ボックス一覧の表示画面を1ページ前に戻して、そのページに割り当てられた他の16個のボックスを表示させるためのボタンであり、画面操作ボタン20は、ボックス一覧の表示画面を1ページ後に進めて、そのページに割り当てられた他の16個のボックスを表示させるためのボタンである。また、画面操作ボタン21は、ボックス一覧の表示画面を先頭ページに戻して、そのページに割り当てられた他の16個のボックスを表示させるためのボタンであり、画面操作ボタン22は、ボックス一覧の表示画面を最終ページまで進めて、そのページに割り当てられた他の16個のボックスを表示させるためのボタンである。
また、ボックス一覧の表示画面にはボックス選択用の操作ボタン23,24,25,26が設けられている。このうち、操作ボタン23は、ボックス選択の候補となるボックス(以下、「選択候補ボックス」と記す)の位置を上に移動させるためのボタンであり、操作ボタン24は、選択候補ボックスの位置を下に移動させるためのボタンである。また、操作ボタン25は、選択候補ボックスの位置を左に移動させるためのボタンであり、操作ボタン26は、選択候補ボックスの位置を右に移動させるためのボタンである。さらに、ボックス一覧の表示画面には文書確認ボタン27が設けられている。文書確認ボタン27は、操作ボタン23,24,25,26を適宜操作して選択されたボックス(選択候補ボックス)に保存されている文書の一覧を表示するためのボタンである。
本実施形態においては、ボックス一覧の表示画面に表示された16個のボックスの中で、選択候補ボックスと他のボックスとをユーザが容易に識別できるように、選択候補ボックスを網点模様で塗りつぶした状態で表示している。そして、上記操作ボタン23,24,25,26のうちいずれかの操作ボタンをユーザが押下したときに、その操作ボタンの矢印方向に選択候補ボックスの位置を1つずつ移動させるものとなっている。
このようにボックス一覧を表示した状態でユーザが文書確認ボタン27を押下すると、その時点で選択候補ボックスとされていたボックスをユーザが選択したものと認識し、そのボックスに保存されている文書の一覧を操作パネル12の表示部に表示する。例えば、上記図4において、ボックスFが選択候補ボックスとなっている状態でユーザが文書確認ボタン27を押下した場合は、このボックスFをユーザが選択したものとみなして、当該ボックスFに保存されている文書の一覧を操作パネル12の表示部に表示し、ユーザによる文書の選択操作を受け付ける(ステップS2)。
図5は文書一覧の表示例を示す図である。図示した文書一覧の表示画面では、文書番号で12345〜12350まで合計6個の文書が表示されている。文書一覧の表示画面は、そのボックスに保存された文書の数に応じて1ページ又は複数のページにより構成されるとともに、各々のページに所定数(本例では6個)の文書を割り当て可能な構成となっている。
文書一覧の表示画面に表示されていない他の文書については、画面内に設けられた4つの画面操作ボタン31,32,33,34を適宜押下することにより表示可能となっている。画面操作ボタン31は、文書一覧の表示画面を1ページ前に戻して、そのページに割り当てられた他の6個の文書を表示させるためのボタンであり、画面操作ボタン32は、文書一覧の表示画面を1ページ後に進めて、そのページに割り当てられた他の6個の文書を表示させるためのボタンである。また、画面操作ボタン33は、文書一覧の表示画面を先頭ページに戻して、そのページに割り当てられた他の6個の文書を表示させるためのボタンであり、画面操作ボタン34は、文書一覧の表示画面を最終ページまで進めて、そのページに割り当てられた他の6個の文書を表示させるためのボタンである。
また、文書一覧の表示画面には文書選択用の操作ボタン35,36が設けられている。このうち、操作ボタン35は、文書選択の候補となる文書(以下、「選択候補文書」と記す)の位置を上に移動させるためのボタンであり、操作ボタン36は、選択候補文書の位置を下に移動させるためのボタンである。さらに、文書一覧の表示画面には、選択ボタン37と、取り消しボタン38と、OKボタン39と、戻るボタン40が設けられている。選択ボタン37は、文書編集の処理対象として文書を選択するためのボタンであり、取り消しボタン38は、選択ボタン37による文書の選択を取り消すためのボタンである。また、OKボタン39は、選択ボタン37で選択された文書を文書編集の処理対象として確定するためのボタンであり、戻るボタン40は、上記ボックス一覧の表示画面に戻すためのボタンである。
本実施形態においては、文書一覧の表示画面に表示された6個の文書の中で、選択候補文書と他の文書とをユーザが容易に識別できるように、選択候補文書を網点模様で塗りつぶした状態で表示している。そして、上記操作ボタン35,36のいずれかをユーザが押下したときに、その操作ボタンの矢印方向に選択候補文書の位置を1つずつ移動させるものとなっている。また、選択ボタン37の押下によって選択可能な文書数は1つに限らず、複数の文書を選択可能となっている。実際に複数の文書を選択する場合は、文書編集を行いたい文書の表示位置に、選択候補文書の位置を順に合わせてその都度選択ボタン37を押下する。その際、選択ボタン37の押下によって選択された文書(以下、「選択済み文書」と記す)と未選択の文書とをユーザが容易に区別できるように、選択ボタン37で選択された文書の文書番号の隣りに選択済みである旨を示す済印を表示するものとなっている。例えば、図例のように文書番号12349の文書を選択候補文書として選択ボタン37を押下すると、その文書の文書番号12349の隣りに選択済みの済印が付される。また、文書の選択を取り消す場合は、選択候補文書の位置を選択済み文書の表示位置に合わせて取り消しボタン38を押すことにより、当該選択済み文書の選択が取り消されて済印の表示が消去されるものとなっている。
このように操作パネル12の表示部に文書一覧を表示した状態でユーザが画面操作ボタン31,32,33,34及び文書選択用操作ボタン35,36を適宜操作しつつ、所望の文書を選択ボタン37の押下により選択し、この状態でOKボタン39を押下すると、その時点で済印が付されていた全ての文書を文書編集の対象として確定(設定)する。
続いて、ページ差し替えモードで文書編集の対象となる文書(以下、「ページ差し替え文書」とも記す)の情報として、先のステップS2でユーザが選択した文書に関連する情報を操作パネル12の表示部に表示し、この表示状態のもとで、ページ差し替えモードに適用される処理条件として、ページ差し替え文書のページ構成のなかでページ差し替えの処理位置となる所定のページ(以下、「差し替えページ」とも記す)の指定と、当該所定のページを含む文書の削除ページ数の指定を受け付ける(ステップS3、S4)。なお、本実施形態においては、差し替えページの指定と削除ページ数の指定を順に受け付けるものとなっているが、これらを同時に受け付けるものとしてもよいし、逆の順序で受け付けるものとしてもよい。
ここで、上記文書一覧の中から、例えば文書番号12349に該当する文書だけをユーザが選択した場合は、図6に示すように、ページ差し替え文書情報として、当該文書の文書番号、文書名及び保存日と合わせて文書の総ページ数を表示し、この状態でユーザによる差し替えページの指定と削除ページ数の指定を受け付ける。また、上記文書一覧の中から文書番号12346、12347、12349に該当する3つの文書をユーザが選択した場合は、各々の文書の文書番号、文書名、保存日及び総ページ数を一覧で表示し、この状態でユーザによる差し替えページの指定と削除ページ数の指定を受け付ける。ユーザが複数の文書を選択したうえで、差し替えページと削除ページ数を指定した場合は、ユーザが選択した全ての文書に対して、差し替えページと削除ページ数の指定を共通に適用することになる。
差し替えページ及び削除ページ数は、それぞれの入力欄41,42にユーザがテンキー等で所望の数字を入力した後、表示画面内のOKボタン43を押下した時点で確定する。また、表示画面内の取り消しボタン44をユーザが押下した場合は、各々の入力欄41,42に入力された情報(数字)を取り消し、戻るボタン45を押下した場合は、上記文書一覧の表示画面に戻す。なお、図6においては、総ページ数が10ページ(1ページ〜10ページ)のページ差し替え文書に対して、差し替えページを4ページで指定するとともに、削除ページ数を5で指定した場合を例示している。
続いて、操作パネル12に設けられたスタートボタンが押下されたかどうかを確認し(ステップS5)、スタートボタンがユーザにより押下されたら、画像読取部13で原稿画像の読み取りを開始する(ステップS6)。このとき、ユーザは、画像読取部13が備える自動原稿搬送装置の原稿トレイにページ差し替え用の原稿をセットしてからスタートボタンを押下することになる。その後、原稿トレイにセットされた全ての原稿について画像の読み取りを終了したかどうか、つまり次に読み取るべき原稿が原稿トレイに存在するかどうかを確認する(ステップS7)。そして、全ての原稿の画像を読み取り終えたら、先のステップS2でユーザが選択した文書のデータを文書蓄積部14から読み出す(ステップS8)。
次いで、先頭ページ(1ページ目)から順に文書のページを読み出す(ステップS9)。次に、全てのページの読み出しを終了したかどうかを確認し(ステップS10)、終了していなければ、先に読み出したページが差し替えページに指定されているかどうかを確認する(ステップS11)。例えば、文書蓄積部14から読み出した文書の総ページ数が10ページであるとすると、1ページ目から最終の10ページ目までのページ範囲内で、1ページずつ順にページの読み出しを行って、その都度、差し替えページに指定されているかどうかを確認する。そして、文書中から読み出したページが差し替えページに指定されていれば、この差し替えページを含む削除ページ数が0(ゼロ)で指定されているかどうかを確認する(ステップS12)。
削除ページ数が0で指定されていない場合は、差し替えページに指定されたページから順にページの削除を行う(ステップS13)。次いで、先のステップS4で指定された削除ページ数分のページを削除し終わったかどうかを確認する(ステップS14)。これにより、例えば、削除ページ数が5で指定されていた場合は、差し替えページから順に5ページ分にわたってページの削除を行う。そして、指定ページ数分のページ削除を終えたら、差し替えページに指定されかつページ削除を行ったページ位置に対して、先のステップS6,S7で画像読取部13が原稿から読み取った画像データのページを挿入する(ステップS15)。
また、削除ページ数が0で指定されていた場合は、差し替えページに指定されたページ位置の後に、ページ削除を行うことなく、先のステップS6,S7で画像読取部13が原稿から読み取った画像データのページを挿入する。その後、全ての画像データのページ挿入を終了したかどうかを確認し(ステップS16)、全画像データのページ挿入を終了したら、これに続いて、全文書についてのページ差し替え処理が終了したかどうかを確認する(ステップS17)。ここで記述する全文書とは、上記ステップS2でユーザが選択した文書をいう。全文書についてのページ差し替え処理を終えていない場合は上記ステップS8に戻って、次の文書を文書蓄積部14から読み出して上記同様の処理を行い、全文書についてのページ差し替え処理を終えた場合はその時点で一連の処理を終了する。こうしてページ差し替え処理された文書は、操作パネル12を用いたユーザの指示にしたがって、元の文書に上書きされるか、新規文書として文書蓄積部14に蓄積される。
以上のような処理手順にしたがってページの差し替え処理を行うことにより、例えば、図7(A)に示す10ページの画像データDC1〜DC10からなる文書をページ差し替えモードでの文書編集対象に選択するとともに、ページ差し替えモードの処理条件として差し替えページを4ページ、削除ページ数を5に指定して、図7(B)に示す3枚の原稿の画像を画像読取部13で読み取って3ページ分の画像データSC1〜SC3を生成した場合は、図7(C)に示すように、文書中で差し替えページに指定された4ページ目から8ページ目までの5ページ分(DC4〜DC8)が削除され、そのページ位置に、原稿から読み取った3ページ分の画像データSC1〜SC3が挿入される。
このように本実施形態に係る画像処理装置においては、文書編集部15による文書編集の処理モードとして、文書蓄積部14に蓄積された文書の所定のページを画像読取部13で読み取った画像データのページに差し替えるページ差し替えモード(第2のページ差し替えモード)を有するものとなっているため、ページ差し替え用の原稿がユーザの手元にある場合に、予め原稿の画像を読み取ってその画像データを蓄積しておかなくても、一連の処理のなかでページの差し替えを行うことができる。
また、ページ差し替えモードに適用される処理条件として、ページ差し替えの処理位置となる差し替えページと、この差し替えページを含む削除ページ数を操作パネル12で指定可能となっているため、ページの差し替え処理に際しては、画像読取部13で読み取る原稿の枚数に何ら関係なく、ユーザが所望するページ数をもって文書のページ削除を行うことができる。これにより、ページ差し替えモード(第2のページ差し替えモード)では、挿入ページ数を原稿の読み取り枚数で指定する一方、削除ページ数は原稿枚数とは別個に操作パネル12で指定することができるため、挿入ページ数と削除ページ数を互いに独立したパラメータとして取り扱うことができる。したがって、例えば、削除ページ数が挿入ページ数よりも多くなるように指定したり、逆に削除ページ数が挿入ページ数よりも少なくなるように指定したりすることができる。また、削除ページ数を0で指定することにより、ページ差し替えモードで文書編集の対象となる文書からページを削除することなく、当該文書の差し替えページに原稿から読み取った画像データのページを挿入することもできる。この場合は、実質的にページの差し込み処理となる。
また、上記実施形態に係る画像処理装置では、操作パネル12を用いて複数の文書を選択可能な構成としているため、ページ差し替えモードの処理条件を操作パネル12で1回指定するだけで、複数の文書に同様のページ差し替え処理を行うことができる。これにより、例えば、文書のページ構成が1ページ目の表紙ページとこれに続く2ページ目以降の本文ページからなるとともに、表紙ページには文書の配布先となる人名や部署名などを示すテキスト画像が含まれ、本文ページにはそれぞれ共通(同一)の画像(テキスト画像、グラフィック画像、イメージ画像)が含まれる複数の文書(例えば、回覧文書など)が文書蓄積部14に蓄積されていた場合に、それら複数の文書について、本文ページの一部又は全てを、新たに画像読取部13で読み取った画像データのページに差し替えたい場合に、各々の文書のページ差し替えを一括処理で行うことができる。
また、ページ差し替え処理に際しては、原稿から読み取った画像データに対し、必要に応じて、画像回転処理や画像サイズの変更(カッティング等)、画像レイアウトの変更(センタリング等)などを画像処理部16で実施することも可能である。
1…画像処理装置、11…制御部、12…操作パネル、13…画像読取部、14…文書蓄積部、15…文書編集部、16…画像処理部、17…印刷部
Claims (2)
- 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、文書を蓄積する文書蓄積手段と、前記文書蓄積手段に蓄積された文書を編集する文書編集手段と、前記文書編集手段による文書編集の処理条件を指定する条件指定手段とを備える画像処理装置であって、
前記文書編集手段は、前記文書蓄積手段に蓄積された文書の所定のページを前記画像読取手段で読み取った画像データのページに差し替えるページ差し替えモードを有し、
前記条件指定手段は、前記ページ差し替えモードに適用される処理条件として文書の削除ページ数を指定可能である
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記ページ差し替えモードで文書編集の対象となる文書を複数選択可能な文書選択手段を有する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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