JP2006254624A - 交流交流変換器の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常動作時の制御性能を悪化させずに、瞬時停電復帰時の突入電流を低減させるようにした交流交流変換器の制御装置を提供する。
【解決手段】複数の半導体スイッチにより交流電圧を任意の大きさ及び周波数を有する交流電圧に変換して負荷に供給する交流交流変換器において、マトリクスコンバータ200の入力電圧を検出する検出手段604,605と、入力電圧の大きさを運転可能レベルと比較して運転を監視する手段であって、入力電圧の大きさが運転可能レベルより低下して運転を停止した後、入力電圧が復帰してコンバータ200が運転を再開した時に電圧復帰信号を出力する運転監視手段606と、電圧復帰信号により、所定の時定数で変化する出力電圧指令を演算するq軸電圧指令演算手段608と、出力電圧指令に基づいてコンバータ200をスイッチングするための各手段611,602,603等を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電圧を任意の大きさ及び周波数を有する交流電圧に変換する交流交流変換器の制御装置に関し、特に、瞬時停電等により交流交流変換器の運転を一旦停止した後に運転を再開する際の突入電流を低減させる技術に関するものである。
交流交流変換器の一例として、マトリクスコンバータが知られている。
このマトリクスコンバータは、交流電源電圧から大形のエネルギーバッファを介さずに、任意の大きさ及び周波数を有する交流電圧を直接得ることができる電力変換器であり、長寿命、省スペース、入力電流が制御できるため電力回生可能であり、電源高調波を抑制できる等の特徴がある。
一方、マトリクスコンバータは、エネルギーバッファが存在しないため、入力電圧の大きさに応じた電圧までしか出力することができない。このため、停電等により入力電圧が低下すると、出力可能な電圧も低下するため運転継続が困難となる。
そこで従来では、マトリクスコンバータの入力電圧を監視し、入力電圧が運転可能レベルより低下した場合はコンバータ内の半導体スイッチを全てオフし(以後、全ゲート遮断という)、入力電圧が運転可能レベル以上に復帰すると半導体スイッチを再びスイッチングして運転を再開する運転方法が採られている。
ここで、特許文献1には、PWMサイクロコンバータにおける停電発生から復電後の運転操作が記載されている。
図7は、この特許文献1における制御ブロック図を示している。まず、主回路において、100は三相交流電源、200はマトリクスコンバータ(サイクロコンバータ)、300は電動機、400は負荷である。
図7における制御装置の構成及び動作は、以下の通りである。
電圧位相検出手段501及び瞬時電圧位相検出手段502により、電源電圧の位相角θ,θをそれぞれ求める。位相角選択手段503は、異常検出手段504及びタイマ505の出力情報から、前記位相角θ,θのうち何れを使用するかを選択する。
マトリクスコンバータ制御手段506は、選択された電源電圧の位相角θまたはθに応じてマトリクスコンバータ200を制御するために、出力電圧指令を演算する。PWM発生手段507は、出力電圧指令に基づいてPWMパルスパターンを演算し、マトリクスコンバータ200を構成する半導体スイッチをスイッチングする。これにより、マトリクスコンバータ200は、出力電圧指令に応じた電圧を電動機300に供給することになる。
図8は、図7の構成において電源異常が発生した場合のタイムチャートを示している。まず、時刻t1において停電などの電源異常が発生すると、異常検出手段504は運転停止信号を出力し、PWM発生手段507を介し全ゲート遮断を行って運転を停止する。その際、位相角を正常時の位相角θから、瞬時電圧位相検出手段502による瞬時位相角θに切り替える。
その後、時刻t2において電源異常から復帰すると、時刻t2から時間T1を経過した後にゲート遮断を解除すると共に、この間は電源電圧の不安定に伴う異常動作を防止するために引き続き瞬時位相角θを用いて運転を再開し、その後、時刻t2から時間T2を経過した時点で、電圧位相検出手段501により検出される通常の位相角θに切り替えている。
特開2003−309974号公報([0005]〜[0008]、図1,図6〜図9等)
電動機をマトリクスコンバータ等の電力変換器により運転する場合、瞬時停電などによる運転停止から復帰すると、電力変換器や電動機に突入電流が流れる。これは、停電中でも慣性によって電動機は回転を続けており、回転速度に応じた速度起電力が発生し、この速度起電力が電力変換器にステップ状に加わることによって過渡状態となり、過渡電流が発生するためである。また、電動機を低速で駆動して速度起電力が小さい状態でも、トルクを高速に応答させるために電力変換器がステップ的な電圧を印加すると、過渡状態となって電力変換器から電動機へ突入電流が流れる恐れもある。
特許文献1に記載された従来技術では、電源電圧の位相を位相角θにて確立させた後に運転を再開しても、突入電流が流れる恐れがある。
また、突入電流を防止するために、マトリクスコンバータ200の出力側にフィルタを設けて電動機300への供給電圧の変化を遅らせる方法もあるが、この方法によると、瞬時停電復帰後の突入電流は防止できるものの、通常動作時の制御性能の悪化を招く。
そこで、本発明の解決課題は、通常動作時の制御性能を悪化させずに、瞬時停電復帰時の突入電流を低減させた制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、複数の半導体スイッチにより交流電圧を任意の大きさ及び周波数を有する交流電圧に変換して負荷に供給する交流交流変換器において、
前記変換器の入力電圧を検出する手段と、
前記入力電圧の大きさを運転可能レベルと比較して前記変換器の運転を監視する手段であって、前記入力電圧の大きさが前記運転可能レベルより低下して運転を停止した後、前記入力電圧が復帰して前記変換器が運転を再開した時に電圧復帰信号を出力する運転監視手段と、
前記電圧復帰信号により、所定の時定数で変化する出力電圧指令を演算する電圧指令演算手段と、
前記出力電圧指令に基づいて前記半導体スイッチをスイッチングする駆動パルスを生成する手段と、を備えたものである。
請求項2記載の発明は、複数の半導体スイッチにより交流電圧を任意の大きさ及び周波数を有する交流電圧に変換して負荷に供給する交流交流変換器において、
前記変換器の入力電圧を検出する手段と、
前記入力電圧の大きさを運転可能レベルと比較して前記変換器の運転を監視する手段であって、前記入力電圧の大きさが前記運転可能レベルより低下して運転を停止した後、前記入力電圧が復帰して前記変換器が運転を再開した時に電圧復帰信号を出力する運転監視手段と、
前記電圧復帰信号により、所定の時定数で変化する出力電流指令を演算する電流指令演算手段と、
前記出力電流指令から前記変換器の出力電圧指令を演算する電圧指令演算手段と、
前記出力電圧指令に基づいて前記半導体スイッチをスイッチングする駆動パルスを生成する手段と、を備えたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2において、
前記負荷としての電動機の速度起電力を演算する演算手段と、
前記速度起電力を前記出力電圧指令に加算して最終的な出力電圧指令を生成する手段と、を備えたものである。
請求項1,3に記載した発明によれば、停電等による運転停止の後で電源電圧が復帰し、運転を再開する場合に、電圧復帰信号を利用して出力電圧指令を滑らかに変化させると共に、負荷の速度に応じた速度起電力を加算することにより得た出力電圧指令を用いることで、変換器や負荷に流れる突入電流を抑制することができる。
また、請求項2に記載した発明によれば、ベクトル制御を行う際に、トルク電流指令やトルク指令を求める際の時定数を調節し、これらの電流指令に基づいて出力電圧指令を生成することにより、請求項1の発明と同様に突入電流を抑制することができる。
このように本発明では、変換器の出力側にフィルタ等を設ける方法によらずに突入電流を抑制できるため、通常運転時の制御性能を損なうこともない。更に本発明は、電圧復帰信号に基づいて時定数を切り替えるためのスイッチ手段や簡単な演算のみによって構成可能であり、電源復帰後の円滑な再始動を低コストにて実現することができる。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示す構成図である。図1において、主回路の構成は図7と同様であり、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、マトリクスコンバータ200の三相入力側の各相をR,S,Tとし、三相出力側の各相をU,V,Wとする。また、マトリクスコンバータ200は、特許文献1に記載されたPWMサイクロコンバータと同様に、三相入力側のR,S,T相と三相出力側のU,V,W相との間に接続された各相3個ずつ合計9個の双方向性半導体スイッチにより構成されており、1個の半導体スイッチは、例えば逆並列接続された2個のIGBT等からなるものである。
本実施形態では、マトリクスコンバータ200の制御の一例として仮想AC/DC/AC変換方式を用いるものとして説明する。
上記仮想AC/DC/AC変換方式を略述すると、この方式は、マトリクスコンバータ内に整流器とインバータとを仮想してこれらをそれぞれ独立して制御するものであり、図1に示すように、仮想整流器PWM生成手段601及び仮想インバータPWM生成手段602によりそれぞれ求めたPWMパルスを最終的にPWMパルス合成手段603により合成し、マトリクスコンバータ200のスイッチングパターンを得る方式である。なお、PWMパルス合成手段603は、後述する運転停止信号によって全ゲート遮断が可能となっている。
上述した仮想AC/DC/AC変換方式による本実施形態の制御装置において、電圧検出手段604は、マトリクスコンバータ200の入力電圧v,v,vを検出する。入力電圧の大きさ演算手段605は、上記検出値v,v,vから入力電圧ベクトルvの大きさを演算する。
図2は上記演算手段605の機能ブロック図であり、下記の数式1により検出値v,v,vを三相/二相変換して交流2軸成分vα,vβを求め、次いで数式2の演算によって電圧ベクトルvの大きさを求めている。
Figure 2006254624
Figure 2006254624
入力電圧の大きさ演算手段605は、上記演算以外に、三相入力電圧を全波整流し、その平均値を求めることにより実現しても良い。また、電圧検出手段604は、三相全ての電圧を検出しなくても、二相の電圧(v,v)を検出して数式3に基づき残りの一相の電圧vを演算してもよく、その後に各相の電圧を数式1に代入することもできる。
[数3]
+v+v=0 より
=v−v
数式2により求めた入力電圧ベクトルの大きさは、運転監視手段606に入力される。
図3は運転監視手段606の動作を示すフローチャートである。入力電圧ベクトルの大きさがマトリクスコンバータ200の運転可能レベルより低下したか否かを判断し(ステップS1)、その結果、電圧低下と判断される場合には低下フラグをセットする(S1YES,S2)。そして運転停止信号を出力し(S3)、PWMパルス合成手段603を介して全ゲート遮断を行う。
また、入力電圧の低下が検出されず(S1NO)、上記運転停止信号がない場合には(S4YES)、低下フラグがセット中であるか否かを判断する(S5)。ここで、低下フラグがセット中であれば(S5YES)、以前に一旦、入力電圧が低下したがその後に運転停止信号がなくなったことにより入力電圧が復帰して運転可能レベルを超えたと判断できるため、電圧復帰信号を出力し(S6)、更に低下フラグをリセットして(S7)運転を再開する。
その後、ステップS5において、低下フラグがリセット状態であることが検出されると(S5NO)、通常運転に移行すると共に、電圧復帰信号をクリアする(S8)。
なお、入力電圧の低下がないにも関わらず運転停止信号がある場合には(S4NO)、他の異常原因があると判断して非常停止信号を出力し(S9)、全ゲート遮断や警報発生等を行う。
再び図1において、運転監視手段606から出力される電圧復帰信号は、q軸電圧指令演算手段608に入力されている。
ここで、図4は、q軸電圧指令演算手段608とその前段の運転パターン作成手段607の構成を示すブロック図である。
運転パターン作成手段607は、V/f制御に代表されるように、図4の周波数電圧変換手段621及びローパスフィルタ622により、速度指令ωに比例した直交二軸の回転座標上の電圧指令v を演算する。また、q軸電圧指令演算手段608は、運転監視手段606から出力される電圧復帰信号がオンのときは、図4のスイッチ623を介してローパスフィルタ622の時定数τを電動機300の電気時定数τに設定し、電圧復帰信号がオフのときは、ローパスフィルタ622の時定数τを短くして基準値に設定することにより通常運転を行う。
なお、運転パターン作成手段607により演算されたq軸電圧指令v をそのまま復帰後の電圧指令とすると、電動機300が慣性で回転している場合には電動機300の速度起電力が発生しているので負荷400からマトリクスコンバータ200側へ突入電流が流れる。そこで、図4の乗算手段624により速度指令ωと磁束指令φとを乗算して速度起電力e を演算し、これを加算手段625により元のq軸電圧指令v に加算して最終的なq軸電圧指令v **を求める。
ローパスフィルタ622に設定される時定数は電動機300の電気時定数以外でもよく、復帰時の突入電流を防止できるものであればよい。また、この実施形態では、速度起電力e を簡易的に速度指令ωと磁束指令φとを乗算して(定格値を用いて)求めているが、実速度の検出値や推定値等を用いて演算しても良い。
図1に示すごとく、上記q軸電圧指令v **はd軸電圧指令v (通常、v =0に設定される)と共に仮想インバータ指令演算手段611に入力され、更に、積分手段609からの位相角θに基づいて仮想インバータの出力電圧指令が生成される。仮想インバータPWM生成手段602は、この出力電圧指令に応じた電圧を出力させるためのPWMパルスを生成し、仮想インバータに対するPWMパルスとして出力する。
一方、仮想整流器指令演算手段610は、電圧検出値v,v,vに基づいて仮想整流器の電流指令を演算し、仮想整流器PWM生成手段601は、この電流指令に応じた入力電流を流すためのPWMパルスを生成して仮想整流器に対するPWMパルスとして出力する。
PWMパルス合成手段603は、各生成手段601,602の出力パルス(すなわち、仮想整流器及び仮想インバータに対する各スイッチング関数)を合成することにより、マトリクスコンバータ200の18個の半導体スイッチに対する駆動パルスを生成して出力する。
次に、図5は、本実施形態の運転タイムチャートを示している。
時刻t11において、入力電圧ベクトルの大きさ|v|が運転可能レベルより低下すると、前述した図3のステップS1〜S3により運転停止信号がセットされ、速度指令ωがゼロになって全ゲートが遮断されると共にq軸電圧指令v ひいては出力電圧がゼロとなる。次に、時刻t12において、入力電圧ベクトルの大きさ|v|が運転可能レベル以上に復帰すると、図3のステップS4〜S6により電圧復帰信号がセットされる。
これにより、運転パターン作成手段607を構成する図4のローパスフィルタ622の時定数は電動機300の時定数τに設定され、q軸電圧指令v は滑らかに増加していく。そして、このq軸電圧指令v とそのときの回転速度(速度指令ω)に応じた速度起電力e とを加算することにより、q軸電圧指令v **が求められ、仮想インバータ指令演算手段611によりマトリクスコンバータ200の出力電圧指令が求められる。
以上の動作により、停電後に電動機300が慣性で回転している状態で電源が復帰した場合でも、電動機300に必要なトルクに応じた滑らかな電圧をマトリクスコンバータ200から出力させることができ、運転復帰時の突入電流を抑制することが可能になる。
次いで、図6は本発明の第2実施形態を示す構成図である。図1と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、以下では図1と異なる部分を中心に説明する。
この実施形態では、仮想インバータの制御にベクトル制御を用いている。
すなわち、速度検出器632からの速度情報と速度指令ωとが加算手段633に入力されて速度偏差が求められ、速度調節手段631は、上記偏差をゼロにするようにトルク指令Tを演算する。q軸電流指令演算手段634は、トルク指令Tに比例したq軸電流指令i を演算する。
このq軸電流指令i から、第1実施形態と同様に電圧復帰信号に応じてローパスフィルタ635の時定数を調節し、最終的なq軸電流指令i **を求める。
上記q軸電流指令i **と、電流検出手段638、位相検出器639及び座標変換手段640により求めたq軸電流検出値iとの偏差が、加算手段636により算出され、この偏差をゼロにするように、q軸電流制御手段637がq軸電圧指令v を演算する。また、q軸電流制御手段637では、前記同様に速度指令ωと磁束指令との積から求めた速度起電力e をq軸電圧指令v に加算することにより、最終的なq軸電圧指令v **を求める。
一方、d軸電流制御手段642は、加算手段641により求めたd軸電流指令i とd軸電流検出値iとの偏差をゼロにするように、d軸電圧指令v を演算する。そして、座標変換手段643が、d軸電圧指令v 、q軸電圧指令v **及び位相角θを用いて二相/三相変換を行い、仮想インバータの出力電圧指令を生成する。
以後の動作は、第1実施形態と同様である。
なお、上記構成において、ローパスフィルタ635によってq軸電流指令i **を求める代わりに、ローパスフィルタ635の位置を速度調節手段631の出力側に変更して速度調節手段631から出力されるトルク指令Tを調節しても良い。
また、q軸電流制御系及びd軸電流制御系はフィードバック制御系により構成されているが、各軸の電流指令からフィードフォワード的に電圧指令を演算するようにしても良い。
加えて、電流検出手段638は三相分を検出する必要はなく、二相分を検出し、第1実施形態における数式3を電流i,i,iに置き換えて残りの一相分を演算することもできる。
本発明の第1実施形態を示す構成図である。 図1における入力電圧の大きさ演算手段の機能ブロック図である。 図1における運転監視手段の動作を示すフローチャートである。 図1における運転パターン作成手段及びq軸電圧指令演算手段の構成を示すブロック図である。 本実施形態の運転タイムチャートである。 本発明の第2実施形態を示す構成図である。 特許文献1における制御ブロック図である。 図7の構成において電源異常が発生した場合のタイムチャートである。
符号の説明
100:三相交流電源
200:マトリクスコンバータ
300:電動機
400:負荷
601:仮想整流器PWM制御手段
602:仮想インバータPWM制御手段
603:PWMパルス合成手段
604:電圧検出手段
605:入力電圧の大きさ演算手段
606:運転監視手段
607:運転パターン作成手段
608:q軸電圧指令演算手段
609:積分手段
610:仮想整流器指令演算手段
611:仮想インバータ指令演算手段
621:周波数電圧変換手段
622:ローパスフィルタ
623:スイッチ
624:乗算手段
625:加算手段
631:速度調節手段
632:速度検出器
633:加算手段
634:q軸電流指令演算手段
635:ローパスフィルタ
636:加算手段
637:q軸電流制御手段
638:電流検出手段
639:位相検出器
640:座標変換手段
641:加算手段
642:d軸電流制御手段
643:座標変換手段

Claims (3)

  1. 複数の半導体スイッチにより交流電圧を任意の大きさ及び周波数を有する交流電圧に変換して負荷に供給する交流交流変換器において、
    前記変換器の入力電圧を検出する手段と、
    前記入力電圧の大きさを運転可能レベルと比較して前記変換器の運転を監視する手段であって、前記入力電圧の大きさが前記運転可能レベルより低下して運転を停止した後、前記入力電圧が復帰して前記変換器が運転を再開した時に電圧復帰信号を出力する運転監視手段と、
    前記電圧復帰信号により、所定の時定数で変化する出力電圧指令を演算する電圧指令演算手段と、
    前記出力電圧指令に基づいて前記半導体スイッチをスイッチングする駆動パルスを生成する手段と、
    を備えたことを特徴とする交流交流変換器の制御装置。
  2. 複数の半導体スイッチにより交流電圧を任意の大きさ及び周波数を有する交流電圧に変換して負荷に供給する交流交流変換器において、
    前記変換器の入力電圧を検出する手段と、
    前記入力電圧の大きさを運転可能レベルと比較して前記変換器の運転を監視する手段であって、前記入力電圧の大きさが前記運転可能レベルより低下して運転を停止した後、前記入力電圧が復帰して前記変換器が運転を再開した時に電圧復帰信号を出力する運転監視手段と、
    前記電圧復帰信号により、所定の時定数で変化する出力電流指令を演算する電流指令演算手段と、
    前記出力電流指令から前記変換器の出力電圧指令を演算する電圧指令演算手段と、
    前記出力電圧指令に基づいて前記半導体スイッチをスイッチングする駆動パルスを生成する手段と、
    を備えたことを特徴とする交流交流変換器の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載された制御装置において、
    前記負荷としての電動機の速度起電力を演算する演算手段と、
    前記速度起電力を前記出力電圧指令に加算して最終的な出力電圧指令を生成する手段と、
    を備えたことを特徴とする交流交流変換器の制御装置。
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