JP2006251301A - 現像装置並びにこれを用いたプロセスカートリッジ及び画像形成装置、トナー - Google Patents

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Abstract


【課題】 二成分現像剤を用いた現像装置において、現像剤搬送性能を維持して経時のピッチムラの発生を防止し、高画質な現像をおこなう。
【解決手段】 トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を用いた現像装置において、現像剤担持体としての磁界発生手段を内包する回転可能な非磁性スリーブ51の表面に長手方向に延びる略V字状の溝57を複数形成し、溝の深さをh、略V字状の溝の開き角度をθ、二成分現像剤のキャリアの体積平均粒径をRとしたとき、h≧50+R/2+{(R/2)/sin(θ/2)}を満たすようにする。
【選択図】 図13

Description

本発明は、複写機、ファックス、プリンタ等に用いられる現像装置並びにこれを用いたプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。さらに、この現像装置に用いられるトナーに関する。
従来、上記画像形成装置には、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いた二成分現像装置が広く採用されている。この現像装置には現像剤担持体として複数の磁石内包する回転可能な非磁性の現像スリーブが用いられている。現像スリーブの表面は、低速機の場合を除き、サンドブラスト加工等の荒らし加工または溝加工を施している。これは高速で回転する現像スリーブ上で現像剤がスリップして停滞することによる画像濃度の低下の発生を防止するためである。
上記サンドブラスト加工では、現像スリーブの材質としてアルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂の使用が可能であるが、コスト及び精度を考慮するとアルミニウムが一般的である。アルミニウム製の現像スリーブにサンドブラスト加工を行う場合、例えば、高温でスリーブ状に押し出されたアルミ管に冷間で砥粒を吹き付け表面に凹凸を作る。表面粗さは、Rz5〜15μm程度が多く使用される。このようなサンドブラスト加工を施した現像スリーブでは、高速で回転しても、現像剤は凹凸に引っかかりスリップの発生が防止可能となる。
ところが、サンドブラスト加工を施した現像スリーブでは、経時で表面の凹凸が摩耗し、現像剤搬送能力が低下するという耐久性の問題がある。現像スリーブの材質を高硬度のステンレスにしたり、表面の硬化処理を施したりすることで改善されるが、コストアップになってしまう。
また、上記溝加工では、現像スリーブの材質としてアルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂の使用が可能であるが、コスト及び精度を考慮するとアルミニウムが一般的である。アルミニウム製の現像スリーブに溝加工を行う場合、例えば、高温でスリーブ状に押し出されたアルミ管を冷間で引き抜き、ダイスにより溝を形成する。溝の形状としては図1〜3に示すような台形型、V字型、U字型等(総じて略V字形状)が一般的である。また、溝の深さは現像スリーブ表面から0.05〜0.20mm程度、溝の数は例えば外径φ18mmの現像スリーブで50〜120本程度が一般的である。このような溝加工を施した現像スリーブでは、高速で回転しても、現像剤は溝部に引っかかりスリップの発生が防止可能となる。また、サンドブラスト加工を施した現像スリーブに比べ長期間の使用でも摩耗が少なく、安定した現像剤の搬送が可能という利点もある。
しかし、溝加工を施した現像スリーブでは、溝による画像濃度の周期的な変動、いわゆるピッチムラの発生が見られる。一般に溝が深いほど現像剤搬送性能は向上するが、溝の有無による現像電界強度の差によるピッチムラが発生しやすくなる。一方、溝が浅いと、現像電解強度の観点ではピッチムラは発生しにくくなるが、溝部に現像剤中のトナーや添加剤、またはキャリアが詰まった場合、現像剤搬送性能低下度合いが大きくなり、汲み上げ現像剤量不足によるピッチムラが発生し易い。
そこで、本出願人は、特許文献1にて現像剤担持体の溝の深さを0.05mm以上、0.15mm以下と規定することで、ピッチムラの発生を防止しつつ、現像剤搬送機能を維持する画像形成装置を提案した。
しかし、近年では、高画質を得るために、小粒径トナーや小粒径キャリアの採用や近接現像による画像形成技術の進歩により画像再現性が向上しているため、ピッチムラが目立ち易くなっている。特に、体積平均粒径が例えば8.5μm以下の小粒径トナーを用いた現像方式では、画像再現性が良いため、現像に使われる現像剤量の変動に敏感になり、ピッチムラが目立って発生し易くなっている。このため、上記特許文献1の画像形成装置であっても、ピッチムラが発生することがあった。
この原因について検討したところ、現像スリーブと感光体とが対向する現像領域において、溝が形成されていない現像スリーブの表面で現像剤がスリップして現像剤量が減少し、画像濃度の低下によるものであった。図4、図5を用いて説明する。図4に示すように一般に現像スリーブ51と感光体20とは対向する現像領域Dにおいて同一方向に移動するが、十分な画像濃度が得られるよう大量の現像剤58を現像領域へ搬送する必要がある。そのため、通常、現像スリーブ51は感光体20より1.1〜2.5倍の表面速度で駆動される。現像剤58が高速で現像領域Dを通過する際、相対的に低速な感光体との摩擦は負荷抵抗となり、溝57が浅い部分での現像スリーブ51表面では図4に示すように現像剤58のスリップや汲み上げ量不足が発生してしまう。このため、現像領域Dでは、現像スリーブ51の回転方向上流側に比べて下流側の現像剤量が少なくなってしまう。一方、図5に示すように、現像領域D内を溝が通過する間は十分な搬送力が得られるためスリップの発生が無いし汲み上げ量も十分である。つまり、現像領域D内を通過する溝57の周期にて、スリップ発生の有無により現像剤量が変動し、画像濃度差によるピッチムラが発生してしまう。
そこで、本出願人は、特許文献2にて現像剤として体積平均粒径が4μm以上、8.5μm以下のトナーを用い、現像スリーブは表面の長手方向に延びる複数の溝を有し、互いに隣接する溝の溝ピッチの大きさが、現像剤が感光体に接触する現像領域の感光体の表面移動方向の幅に比べて小さく設定する画像形成装置を提案した。この画像形成装置によれば、現像領域内には、常に現像剤担持体の溝が少なくとも1本存在し、溝が現像スリーブに担持された現像剤のスリップを抑える。よって、現像領域内に現像剤担持体の溝が存在しなくなることがある場合に比べ、現像領域内での現像剤量の変動を小さく抑えることができる。これにより、体積平均粒径が8.5μm以下の小粒径トナーを用いて、画像再現性のよい高品質な画像を形成するとともに、画像濃度差によるピッチムラを目立ちにくくすることができる。
特開2003−255692号公報 特開2004−191835号公報
上述のように画像再現性をよくするために小粒径トナーや小粒径キャリアを採用するなかで、これらは従来の大きさのトナーやキャリアに較べスリーブの溝に詰まりやすいことがわかってきた。さらに、経時では溝の壁面にトナーが付着して固着してしまい、さらに固着したトナーを介してキャリアが固着してしまうことがわかってきた。スリーブの溝へのトナー及びトナーを介したキャリアの固着は、実質的にはスリーブの溝が浅くなるのと同じ状態となり、経時で十分な搬送力が得られずに、画像濃度差によるピッチムラが発生し易くなってしまう。このように高画質化への対応と逆行して、経時での溝へのトナー及びトナーを介したキャリアの固着によるピッチムラが発生し易くなっており、問題となっている。
また、小粒径化キャリアを採用するに伴い、使用するキャリアの大きさにより固着によるピッチムラの発生の仕方が異なることがわかってきた。これは、スリーブの溝を浅くするのは、トナーに較べて粒径の大きいキャリア(30〜90μm程度)によるところが大きく、さらにキャリアの大きさによりスリーブの溝を浅くするレベルが異なるためと考えられる。このことから、使用するキャリアの大きさに応じて溝の深さの適正範囲は異なり、高画質化へ対応するには、使用するキャリアの大きさを考慮して溝の深さを規定することが必要と考えられる。このような状況の中で、特許文献1のスリーブの溝深さに対する規定ではこれに対応することは難しい。また、上記特許文献2でも、経時での溝へのトナー及びトナーを介したキャリアの固着によるピッチムラへの対応はおこなわれていない。
本発明はこのような背景に鑑みなされたものである。その目的とするところは、二成分現像剤を用いた現像装置において、現像剤搬送性能を維持して経時のピッチムラの発生を防止し、高画質な現像をおこなうことができる現像装置並びにこれを用いたプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提案することである。さらに、この現像装置に用いられるトナーを提案することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部内の二成分現像剤を攪拌搬送する現像剤攪拌搬送手段と、複数の磁極を形成するための固定磁石を有する磁界発生手段を内包する回転可能な非磁性スリーブを有し、該現像剤収容部内の二成分現像剤を汲み上げて担持搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体表面と一定の間隙をもって対向するよう配置され、該現像剤担持体上の二成分現像剤の量を規制する現像剤規制部材とを備えた現像装置において、上記現像剤担持体の非磁性スリーブの表面に長手方向に延びる略V字状の溝を複数有し、該溝の深さをh、略V字状の溝の開き角度をθ、上記二成分現像剤のキャリアの体積平均粒径をRとしたとき、h≧50+R/2+{(R/2)/sin(θ/2)}を満たすことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、上記キャリアの体積平均粒径Rが30〜72μmであることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の現像装置において、上記溝の開き角度θは60°〜120°であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、現像手段と、像担持体、帯電手段、クリ−ニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段とを一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカ−トリッジにおいて、上記現像手段として請求項1、2または3の現像装置を採用することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、像担持体と、該像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、上記現像手段として請求項1、2または3の現像装置を備えることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、像担持体と、該像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、請求項4のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2または3の現像装置に用いられるトナーにおいて、重量平均粒径(D4)が3〜10μmであることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2または3の現像装置に用いられるトナーにおいて、紡錘形状であることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8のトナーにおいて、長軸r1と短軸r2との比(r2/r1)が0.5〜0.8で、厚さr3と短軸r2との比(r3/r2)が0.7〜1.0で表されることを特徴とするものである。
請求項1乃至9の発明においては、経時でトナー及びトナーを介したキャリアが溝に固着しても、現像スリーブが現像剤搬送性能を維持しピッチムラが発生せずに高画質な現像をおこなうことができる溝の条件を提示する。以下、これについて詳しく説明する。まず、経時でトナー及びトナーを介してキャリアが非磁性スリーブの溝に固着したモデル図を考える。図13は、非磁性スリーブ51の略V字状の溝57にトナー59bを介してキャリア59aが一個詰まった様子を示すモデル図である。また、図14は非磁性スリーブ51の略V字状の溝57にトナー59bを介してキャリア59aが縦に二個詰まった様子を示すモデル図である。通常キャリア59aは図13のように、トナー59bを介して溝57の下方に詰まった状態で一個固着するのがせいぜいであり、図14のようにキャリア59aが縦に2個並んで詰まることは無いか、もしくは確率的に低いものと考えられる。これは、図13のように溝57の壁とキャリア59aがトナー59bを介して2点で付着・固着はし易いが、図14のように1点での付着・固着がし難いためと考えられる。そこで、図13をキャリア59aがトナー59bを介して溝57に固着した状態を表すモデル図と考える。ここで、非磁性スリーブ51の初期の溝の深さをh(μm)とすると、経時で溝の下方にキャリアが一個詰まった場合の実質的な溝の深さは初期の溝の深さh(μm)よりもキャリア59aが固着して詰まっている部分の長さだけ浅くなる。溝57の略V字状の開き角度をθ°、キャリア59aの体積平均粒径をR(μm)とすると、キャリア59aが固着して詰まっている部分の長さは、溝57の底からR/2+{(R/2)/sin(θ/2)}と表せる。よって、実質的な溝57の深さは、h−R/2―{(R/2)/sin(θ/2)}と表すことができる。キャリアが溝に詰まって固着したとしても、この実質的な溝の深さが、後述する実験により、50μm以上を保っていれば、現像剤搬送能力には大きな影響はなく、ピッチムラは発生しないことがわかった。実質的な溝の深さが50μmよりも浅くなってしまうと、非磁性スリーブ上で現像剤がスリップしたり、溝による現像剤の搬送量が低下したりするために現像剤搬送性能が低下してしまい、ピッチムラが発生した。また、この傾向は、溝の本数にかかわらず同じであることが実験により確認できている。そこで、初期の溝の深さhをh≧50+R/2+{(R/2)/sin(θ/2)}を満たすようにすることで、経時でトナー及びトナーを介したキャリアが溝に固着しても、現像スリーブの現像剤搬送性能を維持し、ピッチムラの発生を防止することができる。
本発明によれば、二成分現像剤を用いた現像装置において、現像剤搬送性能を維持して経時のピッチムラの発生を防止し、高画質な現像をおこなうことができるという優れた効果がある。
以下、本発明をカラー画像形成装置に適用した場合の実施形態について説明する。図6は、このカラー画像形成装置の概略構成を示す構成図である。このカラー画像形成装置の中央部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、黒(Bk)の各色のトナー像を形成するための画像ステーション15Y、15C、15M、15Bkを備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Bkは、それぞれイエロー、シアン、マゼンダ、黒用の部材であることを示す。各画像ステーション15Y、15C、15M、15Bkは、像担持体としてのドラム状の感光体20Y、20C、20M、20Bkをそれぞれ有している。また、画像ステーション15Y、15C、15M、15Bkの下部には、感光体20Y、20C、20M、20Bkにレーザ光を照射可能な露光手段としての光学ユニット8を備えている。画像ステーション15の上方には、各画像ステーション15により形成されたトナー画像が2次転写される中間転写ベルト11を備えた中間転写ユニット10を備えている。また、中間転写ベルト11に転写されたトナー画像を転写紙2に定着する定着ユニット6を備えている。また、画像形成装置上部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(Bk)の各色のトナーを収容するトナーボトル9Y、9C、9M、9Bkが装填されている。
各画像ステーション15Y、15C、15M、15Bkの構造は同一であるので、ひとつの画像ステーション15について説明する。図7は、画像ステーションの内部構成を示す構成図である。画像ステーション15は、図7に示すように、感光体20、感光体20を帯電する帯電装置30、感光体4に形成された潜像を現像する現像装置50、感光体20上の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置40を備えている。帯電装置30は帯電ローラであり、帯電ローラ表面をクリーニングするクリーニングローラ31を備えている。現像装置40は、開口部を有する現像剤収容部としての現像ケース55内に、感光体20表面に近接対向するように配置された現像剤担持体としての現像スリーブ51を備えている。クリーニング装置40は、開口部を有するクリーニングケース43、感光体20の表面をクリーニングするクリーニングブレード41、クリーニングした廃トナーを図示しない廃トナーボトルに搬送するための廃トナースクリュウ42等より構成される。
また、中間転写ユニット10は、図6に示すように、複数のローラに張架される中間転写ベルト11、感光体20Y、20C、20M、20Bkに形成されたトナー像を中間転写ベルト11上に転写する一次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkを備えている。これらの部品は、中間転写ベルトケース14によって一体に支持されている。また、中間転写ユニット10は、中間転写ベルト11上に転写されたトナー像を転写紙2に転写する二次転写ローラ5、転写紙2上に転写されなかった中間転写ベルト11上の転写残トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置13を備えている。
給紙カセット1内の転写紙2は、給紙カセット2の近傍に配設された給紙ローラ3によって、中間転写ベルト11と2次転写ローラ5との間の二次転写部へ搬送される。給紙ローラ3と二次転写ローラ5との間の転写紙搬送経路には、給紙された転写紙2の二次転写部への送り出しタイミングを図るレジストローラ対4が配置されている。
定着ユニット8は、転写紙P上に転写されたトナー像に熱と圧を加えることで定着を行う。そして、定着を終えた転写紙Pを機外に排出する排出ローラ対7を備えている。
次に、上記構成の画像形成装置において、カラー画像を得る工程について説明する。まず、各画像ステーション15において、感光体20が帯電装置30によって一様に帯電される。その後、光学ユニット8により、画像情報に基づきレーザ光が走査露光されて感光体20表面に潜像が形成される。感光体20上の潜像は、現像装置50の現像スリーブ51に担持された各色のトナーによって現像されてトナー像として可視像化される。感光体20上のトナー像は、各一次転写バイアスローラ12の作用によって反時計回りに回転駆動される転写ベルト11上に順次重ねて転写される。このときの各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト11上の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト11の移動方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。一次転写終了後の感光体20は、クリーニング装置40によってその表面がクリーニングされ、次の画像形成に備えられる。
一方、上記給紙カセット1内の転写紙2は、給紙カセット1の近傍に配設された給紙ローラ3によって搬送され、レジストローラ対4によって所定のタイミングで2次転写部に搬送される。そして、二次転写部において、中間転写ベルト11上に形成されたトナー画像が転写紙2に転写される。トナー画像が転写された転写紙2は、定着ユニット6を通過することで画像定着が行われ、排出ローラ7によって機外に排出される。感光体20と同様に、転写ベルト11上に残った転写残のトナーは、中間転写ベルト11に接触するベルトクリーニング装置13によってクリーニングされる。また、トナーボトル9に充填されているトナーは、必要性に応じて図示しない搬送経路によって各現像装置50に所定量補給される。
次に、現像装置50について詳細に説明する。現像装置50Y、50M、50C、50Bkは、トナー色が異なる以外は同一構成になっているので、ひとつの現像装置50について構成を説明する。図8は、現像装置の内部構成を示す構成図である。図8に示すように、現像装置50は、現像ケース55内に、現像ケース55の開口部を介して感光体20と所定間隙を形成して対向するように配置された現像スリーブ51と、現像スリーブ51上の現像剤担持量を規制するドクタブレード52とを備える。また、現像ケース55内には、現像剤攪拌搬送手段としての第1攪拌搬送スクリュウ53と第2攪拌搬送スクリュウ54とを備える。現像スリーブ51は、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂などの非磁性体を円筒状に形成してなる筒であり、回転駆動機構(不図示)によって反時計回りに回転される。この回転可能な現像スリーブ51は、複数個の固定した磁石からなる磁界発生手段としてのマグネットローラを内包しており、磁力により現像スリーブ51上にキャリアとトナーから成る二成分現像剤を担持する。ここで、ピーク磁気力が感光体ドラム20の中心へ向かうように設定されて対向配置された極が主極(P1極)であり、P1極から現像スリーブ51の回転方向順にP2極、P3極、P4極、P5極の順に磁極が配置されている。現像領域Dで現像に使用された現像剤を現像スリーブ51の回転との相乗作用によって現像ケース55側に引き寄せるのがP2極であり、第1攪拌搬送スクリュウ53から現像剤を現像スリーブ51に引き寄せるのがP4極である。P4極と同極の磁気力で構成してP2極とP4極の間に位置し、P4極の磁気力との反発磁界によってP2極で引き寄せられた現像剤を現像スリーブ51から離脱させるのがP3極である。なお、P4極の磁気力で現像ローラ表面に拘束されている現像剤を、現像剤の厚み(量)を規制するドクタブレード52まで引き寄せて移動するのがP5極である。なお、このP5極は第1攪拌搬送スクリュウ53により搬送される現像剤を搬送過程で汲み上げる機能も併せ持つ。
この現像装置50における現像剤の動きについて説明する。現像ケース55内では、第1攪拌搬送スクリュウ53、第2攪拌搬送スクリュウ54が2成分現像剤を攪拌しながら搬送する。二成分現像剤のトナーとキャリアを攪拌しながら搬送することでトナーとキャリアとは摩擦帯電する。このキャリアを現像スリーブ51は内包するマグネットローラから発せられる磁力線に沿うようにチェーン状に穂立ちさせて担持する。チェーン状に穂立ちされたキャリアには帯電したトナーが付着しており、磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは現像スリーブ51の回転移送にともなって現像スリーブ51と同方向に移送され、現像領域Dの上流側部分に設置されたドクタブレード52によりその高さ(担持量)を規制された後、感光体20と対向する現像領域Dに搬送される。現像領域Dでは、現像スリーブ51上に形成された磁気ブラシが感光体20に対して接触しながら、感光体20上の静電潜像にトナーを供給してトナー像化する。現像に寄与した後の現像スリーブ51上の現像剤は、現像スリーブ51内の磁極P2、P3の反発力によって現像スリーブ51上から引き剥がされて現像ケース55に戻される。戻された現像剤は、再び第1攪拌搬送スクリュウ53、第2攪拌搬送スクリュウ54により攪拌搬送される。そして、現像ケース55内の現像剤のトナー濃度が所定濃度以下になると、トナーが図示しないトナー補給口から補給される。このトナーは第1攪拌搬送スクリュウ53、第2攪拌搬送スクリュウ54による攪拌で現像剤と混合される。所定濃度に調整された現像剤は、現像スリーブ51に担持され、ドクタブレード52を通過して薄層化され、以上のサイクルを繰り返す。
本実施形態のカラー画像形成装置の具体的な画像形成条件を示す。感光体20の線速度は155mm/secとし、感光体電位は未露光部で−500V、露光部で−50Vとした。また、現像バイアスとしては−350Vを印加した。
次に、本実施形態の特徴部である現像スリーブ51についてより詳細に説明する。図9は、現像スリーブ51を軸方向からみた部分断面の拡大図である。現像スリーブ51の表面には長手方向に延びる複数の溝57が等間隔に形成されている。一般に溝57が深いほど現像剤搬送性能は向上するが、溝57の有無による現像電界強度の差によるピッチムラが発生しやすくなる。現像電解強度の観点では溝57が浅いほどピッチムラは発生しにくくなるが、溝57に現像剤中のトナーやキャリアが詰まった場合の現像剤搬送性能低下のダメージ度合いが大きい。
これらのことを考慮し、以下の実験をおこない溝57の開き角度θと、溝の深さh(μm)の最適範囲を求めた。まず、溝57の開き角度θを90°として、キャリアの平均体積粒径を30、35、45、59、72μm、溝深さを数水準振って、各々の組み合わせで以下の実験をした。
トナー濃度8重量%を維持しつつ、画像面積率5%のチャートを1job100枚のペースで、トータル30000枚(300job)のランニングを実施する。ランニング終了後に全面ベタ画像を連続10枚通紙して、10枚の画像の中で最も現像スリーブピッチムラの程度が悪いものについて現像スリーブピッチムラランク判定した。ランク○はスリーブピッチムラ未発生、ランク△は極僅かに認識できるが問題ないレベル、ランク●をNGとした。この結果を図11に示す。また、溝の開き角度を60、120°に振って、それぞれの場合についても同様にキャリアの平均体積粒径と、溝深さを振って実験を実施した。この結果を図10、12に示す。なお、これら実験において、現像スリーブ径は18mm、現像スリーブ51上の溝57の本数は100本とした。
この結果、溝の深さh(μm)、溝の開き角度をθ°、キャリアの体積平均粒径をR(μm)の組み合わせによって、スリーブピッチムラが良好な範囲が決まることが分かった。すなわち、ランク○及び△の範囲と、ランク●の範囲の境界線を引くと(図10、11、12がそれぞれ図15、16、17に対応)と、概ねスリーブピッチが良好なすなわち○、△の範囲は以下の(1)式の範囲であることが分かる。
h≧50+R/2+{(R/2)/sin(θ/2)}・・・(1)
(1)式については、図13に示すように現像スリーブ51の溝57にトナー59bを介してキャリア59aが概一個詰まった状況で説明ができる。すなわち、初期の溝の深さがh(μm)、V字の開き角度をθ°、キャリアの体積平均粒径をR(μm)として、ランニング経時で溝にキャリア59aが一個詰まった場合の実質的な溝深さはh(μm)よりも浅く、
h−R/2−{(R/2)/sin(θ/2)}・・・(2)
で表すことができる。この実質的な溝深さが50μm以上を保っていれば、現像スリーブピッチムラは良好であることを(1)式は示している。実質的な溝深さが50μmよりも浅くなってしまうと、現像スリーブ51上で現像剤がスリップしたり、溝による現像剤の搬送量が低下したりするために現像剤搬送性能が低下してしまう。さらに、30000枚以降の継続ランニングを実施し、60000枚まで通紙したが、もはやスリーブピッチムラランクには大きな変動はなかった。
ここで、図13のモデル図のように、キャリア59aは溝57に1個詰まるのがせいぜいであり、図14のように、縦に2個並んでより実質的な溝深さを浅くすることが無いか、もしくは確率的に低いものと考えられる。これは、図13のように溝57の壁とキャリア59aがトナー59bを介して2点で付着・固着はし易いが、図14のように1点での付着・固着がし難いためと考えられる。また、この傾向は溝本数が100本以外の場合でも同様であり、50〜120本でも確認できている。このモデル図では、溝形状はV字型を用いている。他にU字型や台形型形状でも同様のモデルで考えられる。
また、溝57の開き角度によっても最適な溝深さは異なることがわかった。V字の開き角度が60°よりも小さいと、現像スリーブ51上で現像剤がスリップしたり、溝に57よる現像剤の搬送量が低下したりするためと考えられる。一方、V字の開き角度が120°よりも大きいとピッチムラが目立ち始めてしまう。これは、現像領域Dにおいて、感光体20と現像スリーブ51の溝57とが対向したときに、感光体20と溝57との間の現像電界が弱くなる。このため、現像能力が低下するが、溝の開き角度が大きいので溝幅が広いため濃度が薄くなる部分が広がってピッチムラが目立ちやすくなる。そこで、本実施形態に係る現像装置50の現像スリーブ51では、溝形状をV字型とし、その開き角度を60°以上、120°以下の範囲内に設定し、かつ、h≧50+R/2+{(R/2)/sin(θ/2)}・・・(1)を満たすことによって、小粒径トナー、小粒径キャリアによる高画質と、スリープピッチムラ防止との両立を図る。
図18は、プロセスカートリッジの構成を示す構成図である。図18に示すように、上記現像装置50と感光体20と帯電ローラ30とクリーニング装置40とを一体に形成し、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとして構成してもよい。このようなプロセスカートリッジを用いることで、ユーザーはカートリッジ形態で感光体20、現像装置50、帯電ローラ30、クリーニング装置40をまとめて交換することができる。図19は、各色のプロセスカートリッジ60Y、C、M、Bkが装置本体から抜き取られようとしている状態を表す斜視図である。
次に、トナーについて詳しく説明する。高画質化のために用いられる小粒径トナーは凝集し易く、また凝集を押さえ摩擦帯電性を確保するため、トナーへのシリカ等の添加剤量を増やすことがある。添加剤量を増やすことで流動性は向上し、トナーとしての凝集はし難くなる一方で、添加剤そのもののトナーからの遊離脱絶対数は増加し、該添加剤を起点とした凝集体を形成することがある。このような凝集体も現像スリーブ51の溝57へ固着し易く、経時でのピッチムラを起こし易い。また環境を意識した定着オイルレス化のためのワックス含有トナーも使用されるようになっているが、これも現像スリーブ51の溝57へ固着し易い。しかし、本実施形態に係る現像装置50を用いることで、ピッチムラを防止するとともに、高画質化を行うことができる。
本実施形態に係る現像装置50に好適に用いられるトナーは以下のものがよい。まず、トナーの重量平均粒径は、3〜10μmであることが好ましい。トナーの重量平均粒径が上記範囲にあるトナーは、微小な潜像ドットに対して、十分に小さい粒径のトナー粒子を有していることから、ドット再現性に優れる。重量平均粒径が3μm未満では、転写効率の低下、ブレードクリーニング性の低下といった現象が発生しやすい。重量平均粒径が10μmを超えると、文字やラインの飛び散りを抑えることが難しい。また、小粒径化トナーの安定量産性のため、重合法によるトナーが多く使用されつつある。重合法によるトナーは、粉砕トナーよりも小さい3μm程度から精度良く作れ、形状までも制御できる。
次に、トナー粒子の粒度分布の測定方法について説明する。トナー粒子の粒度分布は、コールターカウンター法による測定装置、例えば、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)により測定することができる。具体的には、まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加える。電解水溶液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)を使用できる。ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均粒径(D4)、個数平均粒径(D1)を求めることができる。ここでは、粒径2.00μm以上、40.30μm未満の粒子を対象とし、次の13チャンネルを使用する。2.00〜2.52μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜12.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.40μm未満;25.40〜32.00μm未満;32.00〜40.30μm未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の粒子を対象とする。
さらに、本実施形態に用いられるトナーは、紡錘形状であることが好ましい。形状が一定しない不定形、又は扁平形状のトナーは、粉体流動性が悪いことから、摩擦帯電が円滑に行えずに地肌汚れ等の問題が発生しやすい。また、微小な潜像ドットを現像する際には、緻密で均一なトナー配置をとりにくいことから、ドット再現性に劣る。静電転写方式では、電気力線の影響を受けにくく、転写効率が劣る。また、真球に近いトナーでは、粉体流動性が良すぎて、外力に対して過度に作用してしまうことから、現像及び転写の際に、ドットの外側にトナー粒子が飛び散りやすいといった問題がある。また、球形のトナーでは、感光体上で転がりやすいため、感光体とクリーニング部材との間に潜り込みクリーニング不良になることが多いという問題点がある。
一方、紡錘形状のトナーは、粉体流動性が適度に調節されているために、摩擦帯電が円滑に行われて地肌汚れを発生させることがない。また、紡錘形状のトナーは、微小な潜像ドットに対して整然と現像され、その後効率よく転写されてドット再現性に優れる。その際の飛び散りに対しては、粉体流動性が適度にブレーキをかけて飛び散りを防いでいる。さらに、紡錘形状のトナーは球形トナーに比べて、転がる軸が限られていることから、クリーニング部材の下に潜り込むようなクリーニング不良が発生しにくい。
図20(a)は、トナーの形状を座標軸x、y、z上に示す模式図、(b)トナーの形状を座標軸x、z上に示す模式図、(c)はトナーの形状を座標軸y、z上に示す模式図である。上述したトナーは、図20(a)(b)(c)に示すように、長軸r1と短軸r2との比(r2/r1)が0.5〜0.8で、厚さr3と短軸r2との比(r3/r2)が0.7〜1.0で表される紡錘形状であることが好ましい。これに近い紡錘状形状にすることで不定形・扁平形状でもなく真球状でもない形状であって、摩擦帯電性、ドット再現性、転写効率、飛び散りの防止性、クリーニング性の全てを満足させる形状となる。長軸r1と短軸r2との比(r2/r1)が0.5未満では、真球形状から離れるためにクリーニング性が高いが、ドット再現性及び転写効率が劣るために高品位な画質が得られなくなる。長軸r1と短軸r2との比(r2/r1)が0.8を越えると、球形に近づくために、低温低湿の環境下では特にクリーニング不良が発生することがある。また、厚さr3と短軸r2との比(r3/r2)が0.7未満では、扁平形状に近く、不定形トナーのように飛び散りは少ないが、球形トナーのような高転写率は得られない。特に、厚さr3と短軸r2との比(r3/r2)が1.0を超えると、長軸を回転軸とする回転体となり、クリーニング不良が発生しやすくなる。このような紡錘状形状にすることで不定形・扁平形状でもなく真球状でもない形状であって、双方の形状が有する摩擦帯電性、ドット再現性、転写効率、飛び散りの防止性、クリーニング性の全てを満足させることができる。
以上、本実施形態に係る画像形成装置によれば、現像スリーブ51の表面に長手方向に延びる略V字状の溝57を複数有し、溝の深さをh、略V字状の溝の開き角度をθ、二成分現像剤のキャリア59aの体積平均粒径をRとしたとき、h≧50+R/2+{(R/2)/sin(θ/2)}を満たすようにする。これは、キャリア59aがトナー59bを介して溝57に固着した状態では、実質的な溝の深さは初期の溝の深さh(μm)よりR/2+{(R/2)/sin(θ/2)}と表せることから、実質的な溝の深さは、h−R/2―{(R/2)/sin(θ/2)}となる。この実質的な溝の深さが、上述する実験により、50μm以上を保っていれば、現像剤搬送能力には大きな影響はなく、ピッチムラは発生しないことがわかった。そこで、初期の溝の深さhをh≧50+R/2+{(R/2)/sin(θ/2)}を満たすようにすることで、経時でキャリア59aがトナー59bを介して溝57に固着しても、現像スリーブ51の現像剤搬送性能を維持し、ピッチムラの発生を防止することができる。
また、キャリア59aの体積平均粒径Rが30〜72μmとする。このような範囲のキャリアを用いることで、画像再現性のよい高画質な現像が行える。
また、溝の開き角度θは60°〜120°とする。V字の開き角度が60°よりも小さいと、現像スリーブ51上で現像剤がスリップしたり、溝による現像剤の搬送量が低下したりする。一方、V字の開き角度が120°よりも大きいとピッチムラが目立ち始めてしまう。これは、現像領域Dにおいて、感光体20と現像スリーブ51の溝57とが対向したときに、感光体20と溝57との間の現像電界が弱くなる。このため、現像能力が低下するが、溝の開き角度が大きいので溝幅が広いため濃度が薄くなる部分が広がってピッチムラが目立ちやすくなる。
また、感光体20と、帯電装置30と、現像装置50と、クリーニング装置40とを一体に形成し画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ60として構成する。このようなプロセスカートリッジの形態をとることで長期使用においても保守性、交換性を向上することができる。
また、トナーの重量平均粒径が3〜10μmとする。トナーの重量平均粒径がこの範囲にあるトナーは、微小な潜像ドットに対して、十分に小さい粒径のトナー粒子を有していることから、ドット再現性に優れる。重量平均粒径が3μm未満では、転写効率の低下、ブレードクリーニング性の低下といった現象が発生しやすい。重量平均粒径が10μmを超えると、文字やラインの飛び散りを抑えることが難しい。
また、トナーを紡錘形状とする。紡錘形状のトナーは、粉体流動性が適度に調節されているために、摩擦帯電が円滑に行われて地肌汚れを発生させることがない。また、紡錘形状のトナーは、微小な潜像ドットに対して整然と現像され、その後効率よく転写されてドット再現性に優れる。その際の飛び散りに対しては、粉体流動性が適度にブレーキをかけて飛び散りを防いでいる。さらに、紡錘形状のトナーは球形トナーに比べて、転がる軸が限られていることから、クリーニング部材の下に潜り込むようなクリーニング不良が発生しにくい。
また、紡錘形状のトナーの長軸r1と短軸r2との比(r2/r1)が0.5〜0.8で、厚さr3と短軸r2との比(r3/r2)が0.7〜1.0とする。このような紡錘状形状にすることで不定形・扁平形状でもなく真球状でもない形状であって、摩擦帯電性、ドット再現性、転写効率、飛び散りの防止性、クリーニング性の全てを満足させる形状となる。長軸r1と短軸r2との比(r2/r1)が0.5未満では、真球形状から離れるためにクリーニング性が高いが、ドット再現性及び転写効率が劣るために高品位な画質が得られなくなる。長軸r1と短軸r2との比(r2/r1)が0.8を越えると、球形に近づくために、低温低湿の環境下では特にクリーニング不良が発生することがある。また、厚さr3と短軸r2との比(r3/r2)が0.7未満では、扁平形状に近く、不定形トナーのように飛び散りは少ないが、球形トナーのような高転写率は得られない。特に、厚さr3と短軸r2との比(r3/r2)が1.0を超えると、長軸を回転軸とする回転体となり、クリーニング不良が発生しやすくなる。このような紡錘状形状にすることで不定形・扁平形状でもなく真球状でもない形状であって、双方の形状が有する摩擦帯電性、ドット再現性、転写効率、飛び散りの防止性、クリーニング性の全てを満足させることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の現像スリーブの台形型の溝を示す構成図。 本実施形態に係る画像形成装置の現像スリーブのV字型の溝を示す構成図。 本実施形態に係る画像形成装置の現像スリーブのU字型の溝を示す構成図。 現像領域で現像剤量の変動がある場合の説明図。 現像領域で現像剤量の変動がない場合の説明図。 同画像形成装置の概略構成をしめす構成図。 画像ステーションの内部構成を示す構成図。 同画像形成装置の現像装置の概略構成を示す構成図。 同画像形成装置の現像スリーブを軸方向からみた部分断面の拡大図。 溝の開き角度θ=60°のときのキャリア粒径及び溝の深さとピッチムラの発生との関係をしめすグラフ。 溝の開き角度θ=90°のときのキャリア粒径及び溝の深さとピッチムラの発生との関係をしめすグラフ。 溝の開き角度θ=120°のときのキャリア粒径及び溝の深さとピッチムラの発生との関係をしめすグラフ。 現像スリーブの溝にキャリアが一個詰まった様子を表すモデル図。 現像スリーブの溝にキャリアが一個詰まった様子を表すモデル図。 溝の開き角度θ=60°のときのキャリア粒径及び溝の深さとピッチムラの発生との関係と良好な範囲をしめすグラフ。 溝の開き角度θ=90°のときのピッチムラの良好な範囲をしめすグラフ。 溝の開き角度θ=120°のときのピッチムラの良好な範囲をしめすグラフ。 同画像形成装置のプロセスカートリッジ概略構成を示す構成図。 同画像形成装置本体へプロセスカートリッジを装着した状態を示す斜視図。 (a)トナーの形状を座標軸x、y、z上に示す模式図。 (b)トナーの形状を座標軸x、z上に示す模式図。 (c)トナーの形状を座標軸y、z上に示す模式図。
符号の説明
1 給紙カセット
2 転写紙
3 給紙ローラ
4 レジストローラ
5 二次転写ローラ
8 光学ユニット
8 定着ユニット
9 トナーボトル
10 中間転写ユニット
11 中間転写ベルト
12 一次転写ローラ
13 ベルトクリーニング装置
15 画像ステーション
20 感光体
30 帯電装置
40 クリーニング装置
50 現像装置
51 現像ローラ
52 ドクタブレード
53 第1攪拌搬送スクリュウ
54 第2攪拌搬送スクリュウ
55 現像ケース
56 仕切壁
57 溝
58 現像剤
59a キャリア
59b トナー
60 プロセスカートリッジ
70 装置本体

Claims (9)

  1. トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部内の二成分現像剤を攪拌搬送する現像剤攪拌搬送手段と、複数の磁極を形成するための固定磁石を有する磁界発生手段を内包する回転可能な非磁性スリーブを有し、該現像剤収容部内の二成分現像剤を汲み上げて担持搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体表面と一定の間隙をもって対向するよう配置され、該現像剤担持体上の二成分現像剤の量を規制する現像剤規制部材とを備えた現像装置において、
    上記現像剤担持体の非磁性スリーブの表面に長手方向に延びる略V字状の溝を複数有し、該溝の深さをh(μm)、略V字状の溝の開き角度をθ、上記二成分現像剤のキャリアの体積平均粒径をRとしたとき、h≧50+R/2+{(R/2)/sin(θ/2)}を満たすことを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1の現像装置において、上記キャリアの体積平均粒径Rが30〜72μmであることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または2の現像装置において、上記溝の開き角度θは60°〜120°であることを特徴とする現像装置。
  4. 現像手段と、像担持体、帯電手段、クリ−ニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段とを一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカ−トリッジにおいて、
    上記現像手段として請求項1、2または3の現像装置を採用することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 像担持体と、該像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
    上記現像手段として請求項1、2または3の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 像担持体と、該像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
    請求項4のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2または3の現像装置に用いられるトナーにおいて、重量平均粒径が3〜10μmであることを特徴とするトナー。
  8. 請求項1、2または3の現像装置に用いられるトナーにおいて、紡錘形状であることを特徴とするトナー。
  9. 請求項8のトナーにおいて、長軸r1と短軸r2との比(r2/r1)が0.5〜0.8で、厚さr3と短軸r2との比(r3/r2)が0.7〜1.0で表されることを特徴とするトナー。
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