JP2006248511A - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】膨張時に乗員対向面の少なくとも一部が乗員から離隔する方向へ凹嵌する凹部となるにも拘らず乗員保護特性の高いエアバッグ及びこのエアバッグを備えたエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】エアバッグ10は、膨張時には、乗員側のフロントパネル11の中央部がテザー13,14によってリヤ側へ引っ張られ、該フロントパネル11の中央部に、その周囲部よりも該リヤ側へ凹陥した凹部Sが形成される。凹部Sを横断するように覆蓋パネル15が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員対向面の少なくとも一部がその周囲部よりも乗員から離隔する方向に凹陥した形状に膨張するエアバッグ及びこのエアバッグを備えたエアバッグ装置に係り、特に、運転席用として好適なエアバッグ及びエアバッグ装置に関する。
自動車の運転席用エアバッグ装置は、エアバッグと、該エアバッグをステアリングホイールに保持するリテーナと、該エアバッグを膨張させるガス発生器と、折り畳まれたエアバッグを覆うように該リテーナに装着されたモジュールカバーとを備えている。自動車の衝突時には、該エアバッグがモジュールカバーを押し開いてステアリングホイールの前面側(運転席乗員側)に膨張し、運転席乗員を保護する。
米国特許第6695344号には、膨張時にエアバッグの乗員対向面の中央部がその周囲部よりも乗員から離隔する方向へ凹嵌した凹部となるエアバッグ装置が開示されている。同号のエアバッグ装置においては、エアバッグの乗員対向面の中央部をモジュールカバーの中央部(ないしは該モジュールカバーの中央部に配置された固定部材)によりリテーナに対して固定している。
なお、同号のエアバッグ装置では、エアバッグ膨張時にモジュールカバーが該中央部とその周囲部との間で***し、該周囲部のみが開き出す。この際、モジュールカバーの中央部はリテーナの前面に残留し、エアバッグの乗員対向面の中央部が該モジュールカバー中央部ないしは前記固定部材により該リテーナに押え付けられる。
同号のエアバッグ装置にあっては、エアバッグの乗員対向面の中央部の乗員側への膨らみ出しが規制されているため、該エアバッグが乗員側へ向って急激に突出するように膨張することが防止される。また、これにより、エアバッグの側方(放射方向)への膨張が促進され、エアバッグが素早く広範囲に展開するようになる。しかも、このエアバッグは、乗員対向面の中央部が凹陥した分だけ容積が小さいものとなっているため、比較的低出力のガス発生器を用いた場合でも迅速に膨張する。
米国特許第6695344号公報
I. 上記米国特許第6695344号のエアバッグ装置にあっては、膨張したエアバッグ乗員対向面の凹部に乗員の身体が入り込んでしまうおそれがある。この場合、該凹部の周囲部が該凹部を拡開させる方向へ倒れる(座屈する)如く変形し、エアバッグが乗員の身体をしっかりと受け止められない可能性がある。
II. 上記米国特許第6695344号のエアバッグ装置にあっては、エアバッグの乗員対向面の中央部をモジュールカバーの中央部ないしは該モジュールカバーの中央部に配置された固定部材によりリテーナに固定するため、構成が複雑なものとなり、装置の組み立てに手間がかかると共に、コスト高である。また、部品点数も多くなるため、装置の重量が大きなものとなる。
本発明は、膨張時に乗員対向面の少なくとも一部が乗員から離隔する方向へ凹嵌する凹部となるにも拘らず乗員保護特性の高いエアバッグ及びこのエアバッグを備えたエアバッグ装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、その一態様において、このエアバッグ及びエアバッグ装置を簡易な構成にて提供することを目的とする。
請求項1のエアバッグは、膨張時に乗員対向面の少なくとも一部がその周囲部よりも乗員から離隔する方向へ凹陥した凹部となるエアバッグにおいて、該凹部を横断するパネルが設けられていることを特徴とするものである。
請求項2のエアバッグは、膨張時に乗員対向面の少なくとも一部がその周囲部よりも乗員から離隔する方向へ凹陥した凹部となるエアバッグにおいて、該凹部に臨む前記周囲部の対向面同士が、該凹部の入口側と最奥部との間の位置において部分的に結合されていることを特徴とするものである。
請求項3のエアバッグは、請求項1又は2において、前記乗員対向面の少なくとも一部が該乗員対向面と反対側に対し連結されていることにより、エアバッグ膨張時に該少なくとも一部がその周囲部よりも該反対側へ凹陥して凹部となることを特徴とするものである。
請求項4のエアバッグは、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記周囲部の側方への膨出量の規制手段が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5のエアバッグは、請求項4において、該規制手段は、前記エアバッグの凹部側とエアバッグの側部とを連結したテザーであることを特徴とするものである。
請求項6のエアバッグ装置は、自動車の乗員と対向するように膨張するエアバッグと、該エアバッグを膨張させるガス発生器とを備えたエアバッグ装置において、該エアバッグは請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエアバッグであることを特徴とするものである。
請求項7のエアバッグ装置は、請求項6において、該エアバッグ装置は自動車の運転席用エアバッグ装置であることを特徴とするものである。
請求項8のエアバッグ装置は、請求項7において、前記エアバッグが膨張した状態において、該エアバッグの前記周囲部の少なくとも一部が、規定の着座位置に着座した運転席乗員の頭部と、該運転席前方のAピラーとの間に介在することを特徴とするものである。
本発明(請求項1,2,6)のエアバッグ及びエアバッグ装置にあっては、自動車が衝突等の緊急事態に遭遇すると、ガス発生器がガス噴出作動し、このガス発生器からのガスによりエアバッグが乗員と対向するように膨張して乗員を保護する。
本発明では、エアバッグの乗員対向面の少なくとも一部がその周囲部よりも乗員から離隔する方向へ凹陥して凹部となるため、該乗員対向面が乗員側へ突出するように膨張することが防止される。また、これにより、該周囲部の膨張が促進され、エアバッグが素早く広範囲に展開するようになる。しかも、このエアバッグは、該凹部の分だけ容積が小さいものとなっているため、比較的低出力のガス発生器を用いた場合でも迅速に膨張する。
請求項1のエアバッグにあっては、この凹部を横断するようにパネルが設けられているため、エアバッグに突っ込んできた乗員の身体がこの凹部に深く入り込んでしまうことが防止される。また、このパネルにより凹部の周囲部同士が連結されるため、エアバッグに乗員が突っ込んできたときに該周囲部が凹部を拡開させる方向に倒れる(座屈する)如く変形することが防止される。これにより、乗員の身体がエアバッグによってしっかりと受け止められる。
なお、乗員がこのパネルに突っ込んだ場合、該乗員の身体がこのパネルによって比較的ソフトに受け止められる。
請求項2のエアバッグにあっても、この凹部に臨む周囲部の対向面同士が該凹部の入口側と最奥部との間の位置において部分的に結合されているため、エアバッグに突っ込んできた乗員の身体が該凹部に深く入り込むことが防止される。また、これにより、エアバッグに乗員が突っ込んできたときに該周囲部が凹部を拡開させる方向に倒れる(座屈する)如く変形することが防止される。
請求項3の態様にあっては、簡易な構成にて、膨張したエアバッグの乗員対向面に凹部を形成することができる。
請求項4の態様にあっては、凹部の周囲部が過度に側方へ膨出することが防止される。
この場合、請求項5の通り、エアバッグの凹部側とエアバッグ側部とをテザーで連結することにより、極めて簡易な構成にて該周囲部が過度に側方へ膨出することを防止することができる。また、このテザーの長さを調節することにより、容易に該周囲部の側方への膨出量を調節することができる。
請求項7の通り、本発明のエアバッグ装置は自動車の運転席用エアバッグ装置に好適であるが、これに限定されない。
請求項8のように、エアバッグが膨張したときに、このエアバッグの凹部の周囲部の少なくとも一部が、運転席に着座した乗員の頭部と、該運転席の前方のAピラーとの間に介在する(即ち、該運転席乗員の頭部とAピラーとの間の空間を埋めるように膨張する)よう構成することにより、車両衝突時(特に斜め前方衝突時)に該乗員の頭部がAピラーに突っ込むことを防止ないし抑止することができる。
なお、このように、膨張したエアバッグの凹部の周囲部を運転席乗員の頭部とAピラーとの間に介在させるには、該周囲部の乗員側への膨出量を相当に大きくする必要があり、この結果、エアバッグは、見掛け上大容積のものとなる。しかしながら、本発明にあっては、エアバッグに凹部が形成されるため、実際にガス発生器から膨張用のガスを導入すべき容積は、この凹部の分だけ少なくなる。そのため、この請求項8の態様にあっても、ガス発生器を過度に高出力とすることなく、エアバッグを迅速に膨張させることが可能である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は第1の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図であり、第2図はこのエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図である。
この実施の形態では、エアバッグ10は自動車の運転席用エアバッグである。このエアバッグ10は、乗員対向面を構成するフロントパネル11と、該乗員対向面と反対側(リヤ側)の外面を構成するリヤパネル12と、該フロントパネル11の中央部をリヤ側に連結するテザー13,14と、エアバッグ10膨張時にフロントパネル11の中央部が該テザー13,14によってリヤ側に引っ張られることにより形成される凹部Sを横断する覆蓋パネル15とを備えている。
該フロントパネル11及びリヤパネル12はそれぞれ円形の織布よりなり、外周縁部同士がシーム16によって縫合されることにより袋状体とされている。この縫合部は該フロントパネル11及びリヤパネル12の外周に沿って周回した円環状となっている。なお、該シーム16は縫糸等よりなるが、これに限定されない。
リヤパネル12には、インフレータ(ガス発生器)用開口17とベントホール18とが設けられている。このインフレータ用開口17はリヤパネル12の中央に配置されている。このインフレータ用開口17の周囲にはボルト挿通孔19が設けられている。
該インフレータ用開口17の周縁部に対しエアバッグ10の内部側から環状のパッチクロス20が配置されている。このパッチクロス20は該インフレータ用開口17と略同一直径の内孔21を有しており、その周囲には、前記ボルト挿通孔19と重なり合う位置関係にてボルト挿通孔22が設けられている。なお、この実施の形態では、該パッチクロス20は後述の押えリング40によりインフレータ用開口17の周縁部に押え付けられるが、予め縫い付けられていてもよい。
このエアバッグ10の内部に2本の前記テザー13,14が設けられている。この実施の形態では、各テザー13,14の一端側はパッチクロス20の外周縁部に結合しており、他端側はフロントパネル11の中心部付近に縫着されている。これらのテザー13,14は、該パッチクロス20の中心を挟んで反対側に位置するよう配置されている。
ただし、このテザーの数、配置及び取付構造はこれに限定されない。各テザー13,14の該一端側はリヤパネル12に対し直接縫い付けられてもよい。この実施の形態では、各テザー13,14の該他端側は、互いに重ね合わされて共通のシーム23によりフロントパネル11の中心部付近に縫着されているが、それぞれ該中心部から若干離隔した位置に配置されて別々にフロントパネル11に縫い付けられてもよい。
前記覆蓋パネル15は、この実施の形態では略長方形の織布よりなる。この覆蓋パネル15は、フロントパネル11の外面側の中央部付近を横断するように配置され、両端側がそれぞれ該フロントパネル11の中心部(シーム23)から所定距離離隔した位置に対しシーム24によって縫着されている。
該パネル15は、前記凹部Sを密閉する大きさよりも小さいものとなっており、凹部S内は大気と連通する。
なお、この覆蓋パネル15の形状は図示のものに限定されない。例えば、円形や多角形あるいは星型など種々の形状を採用することができる。また、覆蓋パネル15はテザーに近似した形状(紐状ないし帯状)であってもよい。パネル15の材質にも特に制限はなく、フロントパネル11等と同様の織布であってもよく、ネットやメッシュ状のものであってもよい。
この覆蓋パネル15の位置は、凹部Sの深さの中間よりも凹部入口側(乗員側)であることが好ましい。
このエアバッグ10は、押えリング40を用いてリテーナ30に取り付けられる。
該リテーナ30にはインフレータ取付孔31(第2図)が設けられている。リヤパネル12の前記インフレータ用開口17及びパッチクロス20の内孔21並びに押えリング40の内周は、このインフレータ取付孔31と略同一直径となっている。該インフレータ取付孔31の周囲には、リヤパネル12及びパッチクロス20の各ボルト挿通孔19,22と重なり合う位置関係にてボルト挿通孔32が設けられている。また、押えリング40からは、これらのボルト挿通孔19,22,32に挿通されるスタッドボルト41が突設されている。
該インフレータ取付孔31にインフレータ50が嵌装される。該インフレータ50は略円柱形状のものであり、その先端側に複数のガス噴出口51が設けられている。この実施の形態では、該ガス噴出口51がインフレータ50の周方向に等間隔に配置され、各ガス噴出口51から放射方向にガスが噴出するようになっている。このインフレータ50の側周面にはフランジ52が周設されている。該フランジ52には、前記ボルト挿通孔19,22,32と重なり合う位置関係にてボルト挿通孔53が設けられている。
エアバッグ10をリテーナ30に取り付けるに当っては、パッチクロス20をインフレータ用開口17の周縁部に重ね合わせ、これらを押えリング40によりインフレータ取付孔31の周縁部に押え付ける。また、これと反対側から、インフレータ50の先端側をインフレータ取付孔31に差し込むと共に、フランジ52を該インフレータ取付孔31の周縁部に重ね合わせる。この際、スタッドボルト41を各ボルト挿通孔22,19,32,53に挿通し、このスタッドボルト41にナット42を締め込む。
これにより、エアバッグ10及びインフレータ50がリテーナ30に取り付けられると共に、フロントパネル11の中央部が各テザー13,14及びパッチクロス20を介してリヤ側に連結されたものとなる。
このエアバッグ10を折り畳み、このエアバッグ10の折り畳み体を覆うようにモジュールカバー60をリテーナ30に装着することにより、運転席用エアバッグ装置が構成される。このエアバッグ装置は、自動車のステアリングホイールHに設置される。なお、該モジュールカバー60は、エアバッグ10が膨張すると開裂して開き出すよう構成されている。
このエアバッグ装置を備えた自動車が衝突等の緊急事態に遭遇すると、インフレータ50がガス噴出作動し、このインフレータ50からのガスによりエアバッグ10が膨張する。このエアバッグ10は、モジュールカバー60を押し開いてステアリングホイールHの前面側(運転席乗員側)へ膨らみ出し、乗員を保護する。
この際、フロントパネル11の中央部がテザー13,14によってリヤ側へ引っ張られ、該フロントパネル11の中央部に、その周囲部よりも該リヤ側へ凹陥した凹部Sが形成される。これにより、該フロントパネル11が乗員側へ突出するように膨らみ出すことが防止される。また、これにより、該凹部Sの周囲部の膨張が促進され、エアバッグ10が素早く広範囲に展開するようになる。しかも、このエアバッグ10は、該凹部Sの分だけ容積が小さいものとなっているため、比較的低出力のインフレータ50を用いた場合でも迅速に膨張する。
特に、この実施の形態では、該凹部Sはフロントパネル11の中央部に形成されるため、エアバッグ10は放射方向へ素早く膨張展開するようになる。この結果、エアバッグ10の周囲部のうち凹部Sの下側の部分が早期に乗員の腰部を受け止めて乗員の前方移動を防止する。また、乗員の上半身がこの膨張したエアバッグ10に倒れ込んできた場合、該周囲部のうち凹部Sの左右両側の部分が乗員の両肩をしっかりと受け止める。
このエアバッグ10にあっては、該凹部Sを横断するように覆蓋パネル15が設けられているため、膨張したエアバッグ10に倒れ込んできた乗員の上半身が該凹部Sに深く入り込んでしまうことが防止される。また、この覆蓋パネル15により凹部Sの周囲部同士が連結されるため、エアバッグ10に乗員の上半身が倒れ込んできたときに該周囲部が凹部Sを拡開させる方向に倒れる(座屈する)如く変形することが防止される。これにより、乗員の上半身がエアバッグ10によってしっかりと受け止められる。
なお、エアバッグ10に乗員の上半身が倒れ込んできた場合、該上半身は該覆蓋パネル15によって比較的ソフトに受け止められる。
この実施の形態では、エアバッグ10のフロントパネル11の中央部をテザー13,14によってリヤ側へ連結しているので、エアバッグ装置の構成が簡易である。また、このテザー13,14の長さを調節することにより、容易に凹部Sの深さを調節することができる。
第3図は第2の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。
この実施の形態のエアバッグ10Aにおいても、その内部に設けられたテザー13,14によってフロントパネル11の中央がリヤ側に連結されており、膨張時には、該フロントパネル11の中央部がこれらのテザー13,14によってリヤ側へ引っ張られて凹部Sとなる。この実施の形態でも、該フロントパネル11の外面側に、この凹部Sを横断する覆蓋パネル15Aが設けられている。
この実施の形態では、該覆蓋パネル15Aは、エアバッグ10A膨張時に凹部Sの周囲部のフロントパネル11のうち最も乗員側の部分同士を横断しており、該覆蓋パネル15Aの両端部はそれぞれこれらの部分に対してシーム24により縫着されている。
このエアバッグ10Aの内部には、エアバッグ膨張時に該周囲部の乗員側への膨出量を規制する規制手段としてのテザー70が設けられている。このテザー70の一端側は、エアバッグ膨張時に該周囲部のフロントパネル11のうち最も乗員側へ膨らみ出す部分に対し前記覆蓋パネル15Aと共通のシーム24によって縫着され、他端側がリヤパネル12に対しシーム71によって縫着されている。
また、このエアバッグ10Aの内部には、エアバッグ膨張時に該周囲部の側方への膨出量を規制する規制手段としてのテザー72が設けられている。このテザー72の一端側は、フロントパネル11のうち該フロントパネル11とテザー13,14との結合部付近に対しシーム73によって縫着され、他端側がフロントパネル11とリヤパネル12の外周縁部同士の縫合部に対しこれらと共通のシーム16によって縫着されている。
これらのテザー70,72は、それぞれ、エアバッグ10Aの周方向に間隔をおいて複数本配設されている。
ただし、これらのテザー70,72の配置及び取付構造はこれに限定されない。
このエアバッグ10Aのその他の構成は前述の第1,2図のエアバッグ10と同様であり、第3図において第1,2図と同一の符号は同一の部分を示している。
このエアバッグ10Aも、第1,2図のエアバッグ10と同様の作用効果を奏する。
このエアバッグ10Aにあっては、覆蓋パネル15Aは、該エアバッグ10Aが膨張した状態において、凹部Sの周囲部のフロントパネル11のうち最も乗員側の部分同士を連結しているので、この膨張したエアバッグ10Aに対し乗員が倒れ込んできたときに該周囲部が凹部Sを拡開させる方向へ倒れるように変形することを防止する効果が極めて高い。
この実施の形態では、テザー70によりエアバッグ10A膨張時の該周囲部の乗員側への膨出量が規制されているので、該周囲部が過度に乗員側へ突出するように膨らみ出すことが防止される。
また、この実施の形態では、テザー72によりエアバッグ10A膨張時の該周囲部の側方への膨出量が規制されているので、該周囲部が過度に側方へ膨出することが防止される。
なお、この実施の形態では、これらのテザー70,72の長さを調節することにより、該周囲部の乗員側への膨出量及び側方への膨出量を容易に調節することができる。
第4図は第3の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。
この実施の形態のエアバッグ10Bの内部には、テザー13,14の代わりに、内バッグ80が設けられている。この内バッグ80は、インフレータ用開口(符号略)と、該内バッグ80内をエアバッグ10B内に連通する複数の連通口81,82とを有している。該インフレータ用開口は、内バッグ80のリヤ側に配置されている。連通口81はこのインフレータ用開口の周囲に設けられており、連通口82は該連通口81よりも乗員側に配置されている。
この実施の形態では、該内バッグ80の乗員側端部に対し、エアバッグ10Bのフロントパネル11の中央部がシーム23’により縫着されている。
この内バッグ80のインフレータ用開口の周縁部をエアバッグ10Bのインフレータ用開口17(第4図では図示略。第2図参照。)の周縁部に重ね合わせ、これらをリテーナ30のインフレータ取付孔31(同第2図参照。)に対し固定することにより、フロントパネル11の中央部が該内バッグ80を介してリヤ側に連結されたものとなる。
即ち、この実施の形態では、エアバッグ10Bが膨張した場合、フロントパネル11の中央部が内バッグ80によってリヤ側に引っ張られることにより、該フロントパネル11の中央部に凹部Sが形成される。この実施の形態でも、該凹部Sを横断するように覆蓋パネル15Aが設けられている。この覆蓋パネル15Aは、前述の第3図の第2の実施の形態と同様のものである。
この実施の形態では、これらのインフレータ用開口を介して該内バッグ80内にインフレータ50のガス噴出口51が配置されている。前述の通り、このガス噴出口51はインフレータ50の周方向に間隔をおいて複数個設けられおり、これらのガス噴出口から放射方向にガスが噴出するようになっている。
連通口81は、各ガス噴出口51からのガス噴出方向の延長線上、即ち各ガス噴出口51と対峙する位置に設けられている。ただし、すべての連通口81がそれぞれ各ガス噴出口51に対峙していてもよく、一部の連通口81が各ガス噴出口51に対峙していてもよい。ガス噴出口51に対峙しない連通口81が存在していてもよい。
連通口82は、この連通口81に対し前記周方向に位相を異ならせて配置されている。
このエアバッグ10Bのその他の構成は前述の第1,2図のエアバッグ10と同様である。
このエアバッグ10Bも、第1,2図のエアバッグ10と同様の作用効果を奏する。
このエアバッグ10Bにあっては、インフレータ50がガス噴出作動すると、このガスは内バッグ80を経由してエアバッグ10B内に供給される。この際、インフレータ50からのガスは、ガス噴出口51に対峙した連通口81を通り、側方(放射方向)へ向ってエアバッグ10B内に噴出するため、エアバッグ10Bの側方への展開がさらに促進される。
第5図は第4の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図であり、第6図はこのエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図である。
この実施の形態のエアバッグ10Cも、内部に内バッグ80Aが設けられている。この実施の形態では、該内バッグ80Aは、それぞれ円形の織布よりなる第1及び第2インナーパネル83,84からなる。
この第1及び第2インナーパネル83,84は、エアバッグ10Cのフロントパネル11及びリヤパネル12と略同心状に配置され、その外周縁部同士がシーム85によって縫合されている。フロントパネル11側の第1インナーパネル83の中央部(エアバッグ10Cが膨張した状態にあっては、第1インナーパネル83の乗員側端部となる部分)が該フロントパネル11の中央部に対しシーム23’によって縫合されている。
リヤパネル12側の第2インナーパネル84の中央部(エアバッグ10Cが膨張した状態にあっては、第2インナーパネル84のリヤ側端部となる部分)には、該リヤパネル12のインフレータ用開口17と略同心状に配置されるインフレータ用開口86が設けられている。これらのインフレータ用開口17,86は略同一直径となっている。また、このインフレータ用開口86の周囲には、リヤパネル12のボルト挿通孔19と重なる位置関係にてボルト挿通孔87が設けられている。
この実施の形態では、該第2インナーパネル84に連通口81が設けられ、第1インナーパネル83に連通口82が設けられている。この実施の形態でも、該連通口81はインフレータ50の各ガス噴出口51と対峙する位置に配置され、連通口82は、この連通口81に対し位相をずらして配置されている。ただし、該連通口82は第2インナーパネル84に設けられてもよい。
この第2インナーパネル84のインフレータ用開口86の周縁部をリヤパネル12のインフレータ用開口17の周縁部に重ね合わせ、これらを押えリング40でリテーナ30のインフレータ取付孔31に対し固定することにより、フロントパネル11の中央部が第1及び第2インナーパネル83,84を介してリヤ側に連結されたものとなる。
即ち、この実施の形態では、エアバッグ10Cが膨張した場合、フロントパネル11の中央部が該第1及び第2インナーパネル83,84によってリヤ側に引っ張られることにより、該フロントパネル11の中央部に凹部Sが形成される。この実施の形態でも、該凹部Sを横断するように覆蓋パネル15Aが設けられている。この覆蓋パネル15Aは、前述の第3図の実施の形態と同様のものである。
このエアバッグ10Cのその他の構成は前述の第4図のエアバッグ10Bと同様である。
このエアバッグ10Cも、第4図のエアバッグ10Bと同様の作用効果を奏する。
このエアバッグ10Cにあっては、第1及び第2インナーパネル83,84の径や、これらの縫合代(シーム85)の幅等を調節することにより、簡単に凹部Sの深さを調節することができる。
第7図は第5の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。
この実施の形態のエアバッグ10Dにおいては、フロントパネル11の中央部がテザー13,14によりリヤ側に連結されている。従って、このエアバッグ10Dが膨張すると、該フロントパネル11の中央部がこれらのテザー13,14によってリヤ側へ引っ張られて凹部Sとなる。
この実施の形態では、この凹部Sを横断するように覆蓋パネルを設ける代わりに、該凹部Sの入口側と最奥部との間の位置において、フロントパネル11の凹部Sに臨む対向面同士を部分的にシーム90により縫合している。なお、このシーム90の位置は、凹部Sの深さの中間よりも凹部入口側(乗員側)であることが好ましい。
このエアバッグ10Dのその他の構成は、前述の第1,2図のエアバッグ10と同様となっている。
このエアバッグ10Dにあっては、該エアバッグ10Dが膨張した状態において、フロントパネル11の凹部Sに臨む対向面同士が部分的にシーム90によって縫合されているので、該凹部Sに乗員の身体が深く入り込んでしまうことが防止される。また、このシーム90により該凹部Sの周囲部同士が連結されているので、該周囲部が凹部Sを拡開させる方向に倒れるように変形することが防止される。
このエアバッグ10Dは、該凹部Sを横断するパネルが不要であるため、構造が簡易であり、製造も容易であると共に、低コストである。
第8図は第6の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置を示す、エアバッグ膨張時の自動車の運転席付近の概略的な平面図である。なお、同図において、エアバッグ及びAピラーは水平断面にて図示されている。
この実施の形態でも、エアバッグ装置は自動車のステアリングホイールHに設置される運転席用エアバッグ装置であり、自動車が衝突したことが検知されると、インフレータ(図示略)がガス噴出作動し、このインフレータからのガスによりエアバッグ10Eが膨張してステアリングホイールHから運転席乗員側へ膨らみ出す。
このエアバッグ10Eにあっても、膨張時の乗員対向面の中央付近が、該エアバッグ10Eの内部に略平行に張り渡された2本のテザー101,102によってリヤ側面(乗員対向面と反対側、即ちステアリングホイールH側の面)の中央付近に連結されている。これにより、エアバッグ10Eが膨張すると、その乗員対向面の中央付近がテザー101,102に引っ張られてリヤ側へ落ち窪み、該乗員対向面の中央付近に凹部Sが形成される。
この実施の形態では、第8図に示すように、エアバッグ10Eが膨張した状態にあっては、該凹部Sが、通常の着座位置に着座した運転席乗員の頭部に対峙すると共に、その周囲部103のうち該凹部Sよりも車室側面(ドア等)側となる部分が、この運転席乗員の頭部の斜め前方領域にまで膨らみ出して、該運転席乗員の頭部と運転席斜め前方のAピラーPとの間に介在する(即ち、該運転席乗員の頭部とAピラーPとの間の空間を埋める)よう構成されている。
図示の通り、この実施の形態では、エアバッグ10Eの全周にわたって、該周囲部103の膨張時におけるステアリングホイールHから運転席乗員側への膨出量が略一定となっており、ステアリングホイールHをいかなる角度に回転させた状態となっていても、エアバッグ10Eが膨張すると、該周囲部103のうち凹部Sよりも車室側面側となる部分が必ず運転席乗員の頭部とAピラーPとの間に介在しうるようになっている。
なお、本発明において、運転席乗員が通常の着座位置に着座しているとは、成人の平均的な体格を有する乗員が運転席に腰掛け、背中を運転席の背もたれにもたれさせた状態をいう。
この実施の形態では、エアバッグ10Eが膨張した状態において凹部Sを横断する(略塞ぐ)ように覆蓋パネル104が設けられている。この覆蓋パネル104は、凹部Sの入口側(膨張時の周囲部103の最先端側)から所定距離該凹部Sの奥側へ入り込んだ位置に配置されている。この覆蓋パネル104は、前述の第1,2図の実施の形態における覆蓋パネル15と同様のものである。
また、この実施の形態では、エアバッグ10Eの内部に、周囲部103の膨張時における側方への膨出量を規制するテザー105が設けられている。このテザー105は、前述の第3図の実施の形態におけるテザー72と同様のものであり、図示の通り、周囲部103の凹部S中心側とエアバッグ10E外周側とを繋いでいる。
この実施の形態のその他の構成は前述の各実施の形態と同様である。また、この実施の形態のエアバッグ装置の作動も、前述の各実施の形態のエアバッグ装置と同様である。
この実施の形態にあっては、エアバッグ10Eが膨張すると、このエアバッグ10Eの中央に凹部Sが形成されると共に、その周囲部103のうち、該凹部Sよりも車室側面側となる部分が、運転席乗員の頭部と運転席の斜め前方のAピラーPとの間に介在する(運転席乗員の頭部とAピラーPとの間の空間を埋める)。このため、自動車が衝突したとき(特に斜め前方衝突時)に運転席乗員の頭部がAピラーP側へ移動した場合でも、この膨張したエアバッグ10Eの周囲部103が乗員頭部を受承して、該乗員頭部がAピラーPに突っ込むことを防止ないし抑止する。
なお、このように、膨張したエアバッグ10Eの周囲部103を運転席乗員の頭部とAピラーPとの間に介在させるには、該周囲部103の乗員側への膨出量を相当に大きくする必要があり、この結果、エアバッグ10Eが見掛け上大容積のものとなる。しかしながら、このエアバッグ10Eには、膨張したときに凹部Sが形成されるため、実際にインフレータから膨張用のガスを導入すべき容積は、この凹部Sの分だけ少なくなる。そのため、この実施の形態にあっても、インフレータを過度に高出力とすることなく、エアバッグ10Eを迅速に膨張させることが可能である。
上記の実施の形態はいずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の各実施の形態に限定されない。
例えば、上記の実施の形態では、凹部を横断するパネルをエアバッグのフロントパネルとは別体に設けているが、このパネルとフロントパネルとを一連一体に設けてもよい。なお、本発明においては、エアバッグのパネル構成は任意であり、いかなるパネル構成をもとりうる。
本発明においては、凹部はフロントパネルの中央部以外の箇所に設けられてもよく、複数箇所に設けられてもよい。
上記の第1及び第3〜5の各実施の形態においても、エアバッグ周囲部の乗員側への膨出量を規制するテザー70及び/又はエアバッグ周囲部の側方への膨出量を規制するテザー72が設けられてもよい。
上記の各実施の形態はいずれも自動車の運転席用エアバッグ及びエアバッグ装置への本発明の適用例を示すものであるが、本発明はこれ以外の種々の乗員保護用エアバッグ及びエアバッグ装置にも適用可能である。
第1の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。 図1のエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図である。 第2の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。 第3の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。 第4の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。 図5のエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図である。 第5の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。 第6の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置を示す、エアバッグ膨張時の自動車の運転席付近の概略的な平面図である。
符号の説明
10,10A〜10E 運転席用エアバッグ
11 フロントパネル
12 リヤパネル
13,14,101,102 テザー
15,15A,104 覆蓋パネル
70,72,105 テザー
80,80A 内バッグ
81,82 連通口
83,84 インナーパネル
103 周囲部
H ステアリングホイール
P Aピラー
S 凹部

Claims (8)

  1. 膨張時に乗員対向面の少なくとも一部がその周囲部よりも乗員から離隔する方向へ凹陥した凹部となるエアバッグにおいて、
    該凹部を横断するパネルが設けられていることを特徴とするエアバッグ。
  2. 膨張時に乗員対向面の少なくとも一部がその周囲部よりも乗員から離隔する方向へ凹陥した凹部となるエアバッグにおいて、
    該凹部に臨む前記周囲部の対向面同士が、該凹部の入口側と最奥部との間の位置において部分的に結合されていることを特徴とするエアバッグ。
  3. 請求項1又は2において、前記乗員対向面の少なくとも一部が該乗員対向面と反対側に対し連結されていることにより、エアバッグ膨張時に該少なくとも一部がその周囲部よりも該反対側へ凹陥して凹部となることを特徴とするエアバッグ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記周囲部の側方への膨出量の規制手段が設けられていることを特徴とするエアバッグ。
  5. 請求項4において、該規制手段は、前記エアバッグの凹部側とエアバッグの側部とを連結したテザーであることを特徴とするエアバッグ。
  6. 自動車の乗員と対向するように膨張するエアバッグと、該エアバッグを膨張させるガス発生器とを備えたエアバッグ装置において、
    該エアバッグは請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエアバッグであることを特徴とするエアバッグ装置。
  7. 請求項6において、該エアバッグ装置は自動車の運転席用エアバッグ装置であることを特徴とするエアバッグ装置。
  8. 請求項7において、前記エアバッグが膨張した状態において、該エアバッグの前記周囲部の少なくとも一部が、規定の着座位置に着座した運転席乗員の頭部と、該運転席前方のAピラーとの間に介在することを特徴とするエアバッグ装置。
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