JP2006241740A - ブラインドおよび建具 - Google Patents

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修一 水上
Hiroyuki Omiya
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Abstract

【課題】 意匠性および防犯性を確保しつつ設置や交換の際の作業性を向上させることができるブラインドおよび建具を提供すること。
【解決手段】複数のスラット41の各々が端部部材46を介して縦レール43に支持され、この端部部材46とスラット41とが、スラット41を構成するスナップ部品414を取り外すとともに、ピース材415をスライドさせることで着脱可能に構成されているので、縦レール43に支持された状態の端部部材46に各スラット41を個別に取り付ける、あるいは取り外すことができる。従って、全てのスラット41を駆動伝達部451に連結した状態で設置したり取り外したりする必要がなく、スラット41の設置作業や交換作業の作業性を向上させることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ブラインドおよび建具に関し、詳しくは、複数のスラットを備えたブラインド、および窓枠と、この窓枠の室外側に設けられた外部ブラインドとを備えた建具に関する。
窓の室外面に設けられる外部ブラインドとして、金属製かつ中空状のスラットが上下移動可能に構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された外部ブラインドは、障子を支持する窓枠の障子支持部よりも室外側に形成されたブラインド支持枠と、このブラインド支持枠の上部に設けられた駆動部(装置部)と、この駆動部からブラインド支持枠の縦枠内部に延びる駆動伝達部(チェーンやリンク)と、この駆動伝達部に連結されてブラインド支持枠に支持される複数のスラットとを有して構成されている。そして、複数のスラットは、駆動部により駆動され、ブラインド支持枠の縦枠に沿って上下移動可能および回動可能に構成されている。
特開2004−346582号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の外部ブラインドでは、複数のスラットが駆動伝達部に直接連結されているため、ブラインド支持枠に複数のスラットを設置する際には、駆動伝達部に連結された状態の全てのスラットを縦枠上部から挿入するようにして設置しなければならず、設置作業に多大な手間を要してしまうという問題がある。
さらに、複数のスラットのうちの例えば1つのスラットを交換する必要が生じた場合には、一旦全てのスラットを駆動伝達部とともにブラインド支持枠から取り外してからでないと交換することができず、交換作業にも多大な手間を要してしまう。この際、縦枠をスラット側に大きく開口させて形成し、内部の駆動伝達部に手が届くようにしておけば、ブラインド支持枠に支持された状態のままでスラットごとに交換できるようになるが、このようにすると縦枠内部が見えてしまうため意匠性が阻害されるとともに、防犯性も低下してしまうという新たな問題が生じる。
本発明の目的は、意匠性および防犯性を確保しつつ設置や交換の際の作業性を向上させることができるブラインドおよび建具を提供することにある。
本発明のブラインドは、枠体と、この枠体に左右両端部が支持された複数のスラットとを備え、前記複数のスラットは、それぞれ長尺状かつ長手方向に沿って連続する溝部を有して形成されたスラット本体と、このスラット本体よりも所定寸法だけ短い長尺状に形成されて前記溝部に係合される副スラット体と、この副スラット体の少なくとも一方の端縁に連続して前記溝部に係脱自在に係合される係脱部材と、この係脱部材よりも前記スラット本体の端縁寄りの前記溝部にスライド自在に係合される短尺部材と、を有して断面中空状に形成され、前記スラットの両端部には、前記枠体に支持される端部部材が取り付けられ、この端部部材は、前記係脱部材を取り外しかつ前記短尺部材を前記スラット本体の中央寄りにスライドさせた状態で前記溝部に着脱可能に構成されていることを特徴とする。
以上の本発明によれば、複数のスラットの各々が端部部材を介して枠体に支持され、この端部部材とスラットとが、係脱部材を取り外しかつ短尺部材をスライドさせることで着脱可能に構成されているので、枠体に支持された状態の端部部材に各スラットを個別に取り付ける、あるいは取り外すことができる。これにより、枠体に複数のスラットを設置する場合には、先ず、枠体に端部部材を支持させてから、この端部部材に各スラットを順次取り付けていけばよい。また、スラットを交換する場合にも同様に、交換するスラットだけを取り外した後に新たなスラットを取り付ければよい。従って、複数のスラット全てを一度に枠体に設置したり取り外したりする必要がないことから、設置作業および交換作業の手間を削減して作業性を向上させることができる。
また、係脱部材および短尺部材を所定位置に取り付ければスラットが中空状に形成されるため、継ぎ目や接合のためのボルト等が外部に露出せず、ブラインドの外観意匠性を向上させることができる。さらに、枠体には端部部材が挿入できる程度の溝や孔を設けておけば、枠体に端部部材を支持させることができるので、枠体に大きな開口を設ける必要がないため、枠体の内部が見えることがなく意匠性や防犯性を確保することができる。
また、本発明の建具は、窓枠と、この窓枠内に支持された障子と、前記窓枠の室外側に設けられた外部ブラインドとを備えた建具であって、前記外部ブラインドは、前記窓枠の室外側に固定されるブラインド枠体と、このブラインド枠体に左右両端部が支持された複数のスラットとを有して構成され、前記複数のスラットは、それぞれ長尺状かつ長手方向に沿って連続する溝部を有して形成されたスラット本体と、このスラット本体よりも所定寸法だけ短い長尺状に形成されて前記溝部に係合される副スラット体と、この副スラット体の少なくとも一方の端縁に連続して前記溝部に係脱自在に係合される係脱部材と、この係脱部材よりも前記スラット本体の端縁寄りの前記溝部にスライド自在に係合される短尺部材と、を有して断面中空状に形成され、前記スラットの両端部には、前記ブラインド枠体に支持される端部部材が取り付けられ、この端部部材は、前記係脱部材を取り外しかつ前記短尺部材を前記スラット本体の中央寄りにスライドさせた状態で前記溝部に着脱可能に構成されていることを特徴とする。
以上の本発明によれば、前述のブラインドと同様に、窓枠の室外側に設けられる外部ブラインドにおいて、設置作業および交換作業の手間を削減して作業性を向上させることができるとともに、意匠性や防犯性を確保することができる。
また、外部ブラインドのスラットで障子の室外側を覆うことで、室外からの日射や視線を遮ることができ、室内空間の快適性を向上させ、プライバシーを保護することができる。
この際、本発明の建具では、前記外部ブラインドは、前記ブラインド枠体上部に設けられた駆動部と、この駆動部に接続された駆動伝達部とを有し、前記複数のスラットは、前記端部部材が前記駆動伝達部に連結されて上下移動可能に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、前述と同様の効果を備えた可動ブラインドを構成することができる。すなわち、端部部材を連結した駆動伝達部をブラインド枠体の縦枠内部に設置してから、各端部部材にスラットを取り付けるようにすれば、設置の手間が大幅に軽減されて、作業性が飛躍的に向上できる。
さらに、本発明の建具では、前記ブラインド枠体は、前記複数のスラットを案内する案内溝を有して断面略C字形に形成された縦レール材を有して構成され、前記端部部材は、前記スラットの端縁を塞ぐ端面部と、この端面部から延びて前記スラット本体の溝部に挿入される挿入部と、この挿入部と反対側に前記端面部から延びる軸部とを有して形成され、前記軸部が前記縦レール材の案内溝に挿入されて前記駆動伝達部に連結されていることが好ましい。
このような構成によれば、縦レール材に形成される案内溝が端部部材の軸部を挿通可能な幅を有していればよいので、縦レール材の内部が室外に露出することが防止でき、さらに意匠性および防犯性を向上させることができる。
また、本発明の建具では、前記複数のスラットは、前記駆動部に駆動されて前記障子の室外面に重ならない上方の開放位置まで移動されることが好ましい。
このような構成によれば、開放位置に移動させた状態のスラットが障子の室外面に重ならないので、開放感が確保できるとともに、当該建具の外観および内観の意匠性を良好にすることができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る建具である上げ下げ窓1を室外側から見た正面図である。図2は、上げ下げ窓1を示す縦断面図である。図3および図4は、それぞれ上げ下げ窓1を示す横断面図であって、図3は、上部障子位置における横断面図であり、図4は、下部障子位置における横断面図である。
図1〜図4において、上げ下げ窓1は、戸建て住宅等の建物の外壁2における開口部3に設けられて建物の室内空間と室外空間とを仕切るもので、下端位置が床面よりも所定寸法(例えば、600mm〜900mm)だけ高い位置に設けられた腰窓である。
上げ下げ窓1は、上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を四周枠組みした窓枠10と、この窓枠10の内側に開閉自在に支持された上部障子(上側の障子)20および下部障子(下側の障子)30とを備えて構成されている。窓枠10は、開口部3周辺の柱や壁パネル等の建物躯体4に固定されている。上部障子20および下部障子30は、それぞれ上框21,31、下框22,32、および左右の縦框23,33を四周框組みした内部に、ガラスパネル(複層ガラス)24,34を嵌め込んで構成されている。また、窓枠10の室外側には、外部ブラインド40が設けられ、上部障子20の室内側における窓枠10には、網戸50が取り付けられている。
上部障子20および下部障子30は、それぞれ窓枠10の縦枠13に案内されて上下にスライド可能に支持されるとともに、上部障子20が下部障子30よりも室外側に設けられている。すなわち、上部障子20によって室外側障子が構成され、下部障子30によって室内側障子が構成されている。そして、上部障子20の下框(外召合せ框)22と下部障子30の上框(内召合せ框)31とが見込み方向に重なって上げ下げ窓1が閉じられるようになっている。上部障子20は、その上框21が上枠11に当接した閉鎖位置から、閉じた状態の下部障子30の上框31に上框21が略重なる開放位置までの間を、開閉移動可能に構成されている。一方、下部障子30は、その下框32が下枠12に当接した閉鎖位置から、その上框31が上枠11に近接する開放位置までの間を、開閉移動可能に構成されている。
また、上部障子20の高さ寸法、つまり上框21上端縁から下框22下端縁までの長さ寸法は、下部障子30の高さ寸法よりも小さく形成され、具体的には、上部障子20は、下部障子30の略半分の高さ寸法に設定されている。すなわち、下部障子30が閉鎖位置にある状態で上部障子20を開放位置まで全開した場合には、上部障子20が下部障子30の略上半分室外側に重なった状態となり、これら上下の障子20,30の上方に開口が形成されて上げ下げ窓1が開かれるようになっている。このように、上部障子20を下部障子30の略半分の高さ寸法に設定したことで、上部障子20を全開すれば、この上部障子20の上下框21,22および下部障子30の上框31によって、窓枠10の内部が上下に略三等分された略目の字形の外観(または内観)となり、バランスのよい良好な意匠性が得られる。
一方、上部障子20が閉鎖位置にある状態で下部障子30を開放位置まで全開した場合にも、下部障子30の略上半分が上部障子20および網戸50の室内側に重なった状態となり、下部障子30の下方に開口が形成されて上げ下げ窓1が開かれるようになっている。
次に、図5〜図7も参照して窓枠10の室外側に設けられた外部ブラインド40について説明する。
図5は、外部ブラインド40を示す一部を省略した斜視図である。図6は、外部ブラインド40の一部を拡大して示す分解斜視図である。図7は、外部ブラインド40の動作を示す側面図である。
外部ブラインド40は、図2に示すように、閉鎖位置にある上部障子20の見込み方向に重ならない開位置と、図2に仮想線で示すように、上部障子20および下部障子30の室外側を覆う閉位置との間を上下移動操作可能な複数のスラット41を備えて構成されている。さらに、外部ブラインド40は、スラット41を駆動する駆動部45(モータや駆動制御装置等)を内蔵した上部ケース42と、スラット41を上下に案内する左右の縦レール43と、これらの縦レール43の下端縁を塞ぐキャップ部材44とを備えて構成されている。上部ケース42および縦レール43は、それぞれアルミ形材製であって、上部ケース42は、建物躯体4にビス止め固定され、縦レール43は、建物躯体4および縦枠13にビス止め固定され、キャップ部材44は、縦レール43の下端部にビス止め固定されている。
縦レール43内部には、駆動部45に連結されて駆動部45の駆動をスラット41に伝達する駆動伝達部451が上下に連続して設けられている。駆動伝達部451には、各々のスラット41の端部を支持する複数の支持部451Aと、これらの支持部451A同士を連結してスラット41を回動駆動するベルト451Bと、スラット41を上下駆動するチェーン451Cとが設けられている。そして、図7に示すように、室内側および室外側のベルト451Bが互いに上下の異なる方向に駆動されることで、スラット41が回動されるようになっている。また、縦レール43は、断面略C字形に形成されて見付け方向内側に開口した案内溝部431を有して形成されており、この案内溝部431から縦レール43内部に挿入された端部部材46を介してスラット41が支持部451Aに連結されている。
各々のスラット41は、アルミ形材製で長尺状かつ長手方向に沿って連続する溝部412Aを有して形成されたスラット本体412と、このスラット本体412よりも所定寸法だけ短い長尺状に形成されて溝部412Aに係合される副スラット体413とを有している。スラット本体412の溝部412A開口近傍には、長手方向に連続する一対の係合部412Bが互いに対向して形成されている。そして、副スラット体413は、スラット本体412の端部から係合部412Bに挿入され、溝部412Aを塞いで取り付けられている。また、スラット本体412の少なくとも一方の端部における溝部412Aには、副スラット体413に隣接して係脱部材であるスナップ部品414が係脱自在に係合され、このスナップ部品414に隣接して短尺部材であるピース材415がスライド自在に係合されている。
スナップ部品414は、底面部414Aと、この底面部414Aから延びる一対の挿入片414Bを有して形成され、この挿入片414Bが溝部412Aに挿入されるとともに、底面部414Aの両側端縁が係合部412Bに係止されて溝部412Aに取り付けられる。そして、係合部412Bによる係止を外すことで、スナップ部品414は、スラット本体412の面外方向(下方)に取り外せるようになっている。また、スナップ部品414の長さ寸法は、後述する端部部材46の挿入部462の長さ寸法よりも若干長く形成されている。
ピース材415は、副スラット体413と同一断面を有し、スラット本体412の端部から係合部412Bに挿入されて取り付けられている。
以上のスラット本体412、副スラット体413、スナップ部品414、およびピース材415によって、スラット41は、上方に凸な全体略円弧状(羽根形状)で断面中空状に形成されている。
端部部材46は、樹脂製の一体成形品であり、スラット41の端縁を塞ぐ端面部461と、この端面部461から延びてスラット本体412の溝部412Aに挿入される挿入部462と、この挿入部462と反対側に端面部461から延びる軸部463とを有して形成されている。端部部材46の軸部463は、縦レール43の案内溝部431に挿入されるとともに、支持部451Aの挿通孔451Dに挿入されて駆動伝達部451に取り付けられている。端部部材46の挿入部462は、スラット本体412の溝部412Aと、この溝部412Aを塞いだピース材415とで挟持されてスラット41に固定されるようになっている。
以上のようなスラット41と端部部材46との固定手順について、図8〜図11に基づいて説明する。
図8〜図11は、それぞれスラット41と端部部材46との固定手順を説明する斜視図である。なお、以下の説明において、端部部材46は、図示しない縦レール43の案内溝部431を介して駆動伝達部451に既に取り付けられているものとする。
先ず、図8に示すように、スラット本体412の端部側からピース材415および副スラット体413を係合部412Bに挿入しておく。この際、スナップ部品414は、スラット本体412から取り外されているため、スラット本体412の端部には、スナップ部品414の長さ寸法分だけ溝部412Aが露出されている。
次に、図9に示すように、スラット本体412を端部部材46の上方位置から下げ、露出した溝部412Aに端部部材46の挿入部462を挿入する。
次に、図10に示すように、ピース材415を係合部412Bに沿ってスラット本体412の端部側にスライドさせて、ピース材415と副スラット体413との間に、スナップ部品414を取り付けるための隙間を形成する。
そして、形成した隙間からスナップ部品414の挿入片414Bを溝部412Aに挿入し、底面部414Aの両側端縁を係合部412Bに係止させる。
以上により、図11に示すように、端部部材46とスラット41とが固定され、スラット41が駆動伝達部451に連結される。そして、副スラット体413、スナップ部品414、およびピース材415によってスラット本体412の溝部412Aが塞がれ、中空状のスラット41が形成される。
一方、上記と逆の手順により、スラット41を端部部材46から取り外すことが可能である。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)すなわち、縦レール43内部の駆動伝達部451に端部部材46を固定した状態において、スラット41を端部部材46に固定して駆動伝達部451に連結できるので、複数のスラット41全てを駆動伝達部451に連結した状態で設置する必要がなく、スラット41の設置作業の作業性を向上させることができる。
(2)さらに、端部部材46を駆動伝達部451に固定したままでスラット41を端部部材46から取り外すことができるので、スラット41を交換する必要が生じた場合には、駆動伝達部451を縦レール43から取り外さなくても、個々のスラットごとに交換できるので、交換作業の作業性を向上させることができる。
(3)また、スラット41が、スラット本体412、副スラット体413、スナップ部品414、およびピース材415から断面中空羽根形状に形成されるため、継ぎ目や接合のためのボルト等が外部に露出せず、外部ブラインド40の外観意匠性を向上させることができる。
(4)さらに、縦レール43に形成した案内溝部431は、端部部材46の軸部463が挿入可能な最低限の幅寸法を有していればよいので、縦レール43の内部が室外に露出することが防止でき、意匠性を向上させることができる。さらに、縦レール43の駆動伝達部451が外部から操作されることがないので、第三者の不法な行為を未然に防ぐことができ、防犯性を向上させることができる。
(5)また、夜間や留守にする場合には、図7に仮想線で示したように、スラット41を回動させて全閉状態にしておけば、スナップ部品414やピース材415が屋外側から見えず、かつスナップ部品414を取り外すことができなくなり、スラット41が外せなくなるので、防犯性を一層向上させることができる。
(6)さらに、窓枠10の室外側に外部ブラインド40を設けたことで、室外からの日射や視線を遮ることができ、室内空間の快適性を向上させ、プライバシーを保護することができる。
(7)また、複数のスラット41を駆動部により上方の開位置に移動させた状態において、スラット41が上部障子20の室外面に重ならないので、室内の開放感が確保できるとともに、上げ下げ窓1の外観および内観の意匠性を良好にすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るブラインドについて、図12に基づいて説明する。
図12は、本実施形態の外部ブラインド40Aを示す斜視図である。
本実施形態の外部ブラインド40Aは、上下移動不能にブラインド枠47に取り付けられている点が前記第1実施形態の外部ブラインド40と相違し、その他の構成は、第1実施形態と略同様である。以下、相違点について説明する。
外部ブラインド40Aは、互いに対向して設けられた左右一対のブラインド枠47を備え、これらのブラインド枠47に形成された取付孔471にスラット41が回動可能に支持されている。このスラット41の構成は、前記第1実施形態と同様であり、スラット本体412と、副スラット体413と、スナップ部品414と、ピース材415とを有して構成され、スラット41は、その両端部に固定される端部部材46を介してブラインド枠47に連結されるようになっている。つまり、先ず、端部部材46の軸部463を取付孔471に挿入して、左右のブラインド枠47に端部部材46を連結させておいてから、これらの端部部材46に前述と同様の手順でスラット41を固定することで、スラット41がブラインド枠47に連結されている。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(8)すなわち、スラット41が、左右のブラインド枠47間の間隔寸法に合わせて若干短い長さ寸法に形成されていれば、端部部材46を介してブラインド枠47に連結することができる。従って、ブラインド枠47とスラット41との隙間が小さくでき、意匠性に優れた外部ブラインド40Aを構成することができる。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記第1実施形態においては、上げ下げ窓1の窓枠10の室外側に外部ブラインド40を設けたが、本発明のブラインドは、窓枠の室外側に設けたものに限らず、任意の位置に設けることができる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係る建具を室外側から見た正面図である。 前記建具を示す縦断面図である。 前記建具を示す横断面図であり、上部障子位置での横断面図である。 前記建具を示す横断面図であり、下部障子位置での横断面図である。 前記建具の室外側に設けられた外部ブラインドを示す一部を省略した斜視図である。 前記外部ブラインドの一部を拡大して示す分解斜視図である。 前記外部ブラインドの動作を示す側面図である。 前記外部ブラインドのスラットと端部部材との固定手順を説明する斜視図である。 前記外部ブラインドのスラットと端部部材との固定手順を説明する斜視図である。 前記外部ブラインドのスラットと端部部材との固定手順を説明する斜視図である。 前記外部ブラインドのスラットと端部部材との固定手順を説明する斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るブラインドを示す斜視図である。
符号の説明
10…窓枠、20…上部障子、30…下部障子、31…上框、32…下框、33…縦框、40,40A…外部ブラインド、41…スラット、43…ブラインド枠体である縦レール、45…駆動部、46…端部部材、47…ブラインド枠体、412…スラット本体、412A…溝部、413…副スラット体、414…係脱部材であるスナップ部品、415…短尺部材であるピース材、451…駆動伝達部、461…端面部、462…挿入部、463…軸部。

Claims (5)

  1. 枠体と、この枠体に左右両端部が支持された複数のスラットとを備え、
    前記複数のスラットは、それぞれ長尺状かつ長手方向に沿って連続する溝部を有して形成されたスラット本体と、このスラット本体よりも所定寸法だけ短い長尺状に形成されて前記溝部に係合される副スラット体と、この副スラット体の少なくとも一方の端縁に連続して前記溝部に係脱自在に係合される係脱部材と、この係脱部材よりも前記スラット本体の端縁寄りの前記溝部にスライド自在に係合される短尺部材と、を有して断面中空状に形成され、
    前記スラットの両端部には、前記枠体に支持される端部部材が取り付けられ、この端部部材は、前記係脱部材を取り外しかつ前記短尺部材を前記スラット本体の中央寄りにスライドさせた状態で前記溝部に着脱可能に構成されているブラインド。
  2. 窓枠と、この窓枠内に支持された障子と、前記窓枠の室外側に設けられた外部ブラインドとを備えた建具であって、
    前記外部ブラインドは、前記窓枠の室外側に固定されるブラインド枠体と、このブラインド枠体に左右両端部が支持された複数のスラットとを有して構成され、
    前記複数のスラットは、それぞれ長尺状かつ長手方向に沿って連続する溝部を有して形成されたスラット本体と、このスラット本体よりも所定寸法だけ短い長尺状に形成されて前記溝部に係合される副スラット体と、この副スラット体の少なくとも一方の端縁に連続して前記溝部に係脱自在に係合される係脱部材と、この係脱部材よりも前記スラット本体の端縁寄りの前記溝部にスライド自在に係合される短尺部材と、を有して断面中空状に形成され、
    前記スラットの両端部には、前記ブラインド枠体に支持される端部部材が取り付けられ、この端部部材は、前記係脱部材を取り外しかつ前記短尺部材を前記スラット本体の中央寄りにスライドさせた状態で前記溝部に着脱可能に構成されている建具。
  3. 前記外部ブラインドは、前記ブラインド枠体上部に設けられた駆動部と、この駆動部に接続された駆動伝達部とを有し、
    前記複数のスラットは、前記端部部材が前記駆動伝達部に連結されて上下移動可能に設けられている請求項2に記載の建具。
  4. 前記ブラインド枠体は、前記複数のスラットを案内する案内溝を有して断面略C字形に形成された縦レール材を有して構成され、
    前記端部部材は、前記スラットの端縁を塞ぐ端面部と、この端面部から延びて前記スラット本体の溝部に挿入される挿入部と、この挿入部と反対側に前記端面部から延びる軸部とを有して形成され、
    前記軸部が前記縦レール材の案内溝に挿入されて前記駆動伝達部に連結されている請求項3に記載の建具。
  5. 前記複数のスラットは、前記駆動部に駆動されて前記障子の室外面に重ならない上方の開放位置まで移動される請求項3または請求項4に記載の建具。
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