JP2006241686A - 軌道系交通システムの分岐装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軌道上を走行し車両に設けられた走行案内輪と軌道側に設けられた案内レールとから構成された機械的操舵装置をもつ軌道系交通システムにおいて、X字形分岐路を簡素な構成で安全かつ確実に走行することができるとともに、組み立て容易性やメンテナンス性を向上させた分岐装置を実現する。
【解決手段】 X字形分岐路の軌道交差面Xに昇降可能な補助レール13を設け、一端が回動可能に軸支されたアーム14の他端に補助レール13を取り付け、アーム14と補助レール13との接合部に三角形状の遮蔽板26を取り付け、回動可能な回動軸16を補助レール13に並設し、同回動軸をクランク22を介して同補助レールに連結し、隣接する前記補助レールの回動軸16同士をユニバーサル・ジョイント24を介して接続し、回動軸16を軸受装置と段差部間に挿入された着脱可能なスペーサによって軸方向に固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゴムタイヤ等からなる走行輪を有する車両を予め定められた軌道上を走行させる軌道系交通システムであって、車両の両側面に走行案内輪を有し、同走行案内輪を軌道の両側に設けられた案内レールで案内するサイドガイド方式を採用するものにおいて、軌道が交差して形成されるX字形分岐路を車両が安全かつ確実に走行することができる信頼性の高いかつ簡素化された構成を有するとともに、組み立て容易性やメンテナンス性を向上させた分岐装置の構成に関する。
予め定められた軌道上をゴムタイヤ等からなる車輪で走行し、無人で自動操舵される軌道系新交通システムの車両においては、通常、レール上を走行する鉄道車両と異なり、走行輪であるゴムタイヤを定められた軌道に沿って転向するために、操舵用の案内用車輪が設けられ、この案内用車輪が軌道側に設けられた案内レールに接触し案内されることによって、車両を機械的に操舵し走行させている。
軌道車両が走行軌道を変更する分岐路の形態としては、例えば図6の(a)に示すようなY字形分岐路、及び(b)に示すようなX字形分岐路がある。
このうち車両がY字形分岐路を走行する場合の分岐機構が、例えば特許文献1(特開2002−178911号公報)に開示されている。この装置は、軌道に案内レールが設けられ、この案内レールに車両側に設けられた走行案内輪が案内されることによって車両が操舵されるようになっている。そしてY字分岐路では、車両が走行しない分岐路側の案内レールを転轍機等によって横方向に移動して、走行案内輪との係合を解除することによって、他方の分岐路に車両が進入するように構成されている。
また比較的高速な列車がX字形分岐路を走行する場合の分岐装置が特許文献2(特開平6−264403号公報)に開示されている。
図7は、その分岐装置のスケルトン図であり、同分岐装置は、片開き分岐機03、04、05、06を上り線01、01’、下り線02、02’に各々2基を対向して配置し、これらの分岐機を地上側の基礎に設けた減速機付き回転アームによって各々転換幅(W)に転換してX字形とし、この間に回転桁07を設置して車両の円滑な渡りを可能とするものである。なお022は、各分岐機の先端に配置され、分岐機がX字形を形成したときに、回転桁07を挿入するための隙間L2を確保するために残される固定桁である。
また特許文献3(特開昭54−51106号公報)には、特許文献1と同様に、Y字分岐路を走行する際に案内レールと走行案内輪とで車両を操舵する分岐装置において、案内レールを昇降可能なサポートバーで構成する方式が開示されている。
また特許文献4(特開昭57−187401号公報)には、特許文献1と同様に、Y字分岐路を走行する際に案内レールと走行案内輪とで車両を操舵する分岐装置において、分岐路側の2本の案内レールを回動するクランク軸で昇降可能に構成した方式が開示されている。
また特許文献5(特開平7−150503号公報)には、特許文献1と同様に、Y字分岐路を走行する際に案内レールと走行案内輪とで車両を操舵する分岐装置において、車両を直進路から分岐路に送り出す際に障害となる直進路の片側の案内レールを直立した状態から水平方向に90度倒すように回動可能に構成する方式が開示されている。
特開2002−178911号公報 特開平6−264403号公報 特開昭54−51106号公報 特開昭57−187401号公報 特開平7−150503号公報
しかしながら特許文献1に開示されたような案内レールにより走行案内輪を案内して車両を操舵する方式において、X字形分岐路においては各々の軌道に設けられた案内レールが交差してしまうため、有効な分岐装置は実現していなかった。
また特許文献2に開示されたX字形分岐路の分岐装置は、分岐機03〜06の移動及び重い重量を有する回転桁07の回転移動による位置調整を要するため、大きな駆動力を要するとともに、軌道の切換えに長時間を要し、頻繁な進路切換えを要する場合には不向きであった。
また特許文献3〜5に開示された昇降手段においては、回転駆動する部分や、固定レール面と対面するクリアランスに対して考慮したものではない。それらを考慮しなければ、実際の組み立て時もしくはメンテナンス時にその交換のために装置全体又は分岐路全体を取り外さなければならず、また組み立ての際においても溶接その他の煩雑な調整作業を必要とする。
またY字形分岐路とX字形分岐路とを比べると、図6に示すように、Y字形分岐路は、分岐箇所がX字形分岐路に比べてはるかに長くなり、その分進路変更に要する時間が長くなり、また分岐箇所の走行は速度が制限されるため、速度制限区間が長くなるという問題点がある。従って運行サイクルが長くなり、車両が頻繁に発停する駅の近くや軌道がカーブしている所ではY字形分岐路を採用することができない。
前述のように特許文献1に開示されているような、案内レールと走行案内輪とによる分岐路での機械的な操舵方式を採用した新交通システムでは、今までX字形分岐路での分岐装置が実現できていないが、一方このような案内レールによる機械的な操舵方式は、車両に対する横方向の力に対する抵抗力が強く、また軌道の中央部を平坦な構造とすることができるので、車両が非常時に停止した場合など乗客が軌道上を歩いて避難しやすい等の利点がある。
従ってかかる機械的な操舵方式を採用した軌道系交通システムで、X字形分岐路を安全かつ確実に走行し得るとともに、組み立て容易性やメンテナンス時の作業軽減に配慮した分岐装置の実現が望まれていた。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、走行輪によって予め定められた軌道上を走行する車両であって、車両の両側面に設けられた走行案内輪と軌道側に設けられ車両の両側に位置する案内レールとから構成された機械的操舵装置をもつ軌道系交通システムにおいて、車両がX字形分岐路を走行するに際し、簡素な構成で安全かつ確実に走行することができる信頼性の高い分岐装置であるとともに、組み立て容易性やメンテナンス性を向上させた分岐装置を提案することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の分岐装置の第1の手段は、車両が走行輪によって予め定められた軌道上を走行し、車両の両側面に設けられた走行案内輪が軌道側に設けられ車両の両側に位置する案内レールに案内されて車両が操舵される軌道系交通システムのX字形分岐路における分岐装置において、X字形分岐路の軌道交差面に前記案内レールに連なって車両の走行路を区画形成する位置に昇降可能な補助レールを設け、同補助レールのうち車両が走行する側の軌道に沿って設けられた補助レールを前記走行案内輪を案内できる位置まで上昇させ他の補助レールを軌道の走行面を形成する位置まで下降させるように構成し、同補助レールの先端部を補助レール本体に対して別体に構成し、補助レール本体に対する長手方向の取り付け位置を変更可能としたことを特徴とする。
本発明装置においては、車両がX字形分岐路に接近した時に、車両が走行する側の軌道に沿って設けられた1対の前記補助レールが上昇して、分岐路交差面において車両が走行しない軌道を遮断して、車両の走行路を区画形成する。一方車両が通過する軌道を遮断するように配置された他の1対の補助レールは、走行面と同一の高さまで下降して走行面を形成するようにする。これによって車両は、同補助レールを案内レールとして車両側に取り付けられた走行案内輪を案内させることができるため、X字形分岐路を安全かつ確実に走行することができる。
また同補助レールの先端部を補助レール本体に対して別体に構成し、補助レール本体に対する長手方向の取り付け位置を変更可能とし、これによって補助レールの長さを調整できるため、補助レールの据付け時隣接される補助レール又は固定案内レールに対し設定された位置関係とならない場合でも、補助レールの先端部の長さを調節することにより、適切な位置関係に修正することができる。
本発明の第1の手段において、好ましくは、転轍機の出力ロッド又は電動モータの出力軸をリンク機構を介して前記補助レールに直交する方向に配置した回動軸に連結し、同回動軸をリンク機構を介して前記補助レールに連結し、前記転轍機の出力ロッドの往復動又は前記電動モータの出力軸の回動により前記補助レールを昇降させるように構成する。
本発明の第2の手段は、車両が走行輪によって予め定められた軌道上を走行し、車両の両側面に設けられた走行案内輪が軌道側に設けられ車両の両側に位置する案内レールに案内されて車両が操舵される軌道系交通システムのX字形分岐路における分岐装置において、X字形分岐路の軌道交差面に前記案内レールに連なって車両の走行路を区画形成する位置に昇降可能な補助レールを設け、同補助レールのうち車両が走行する側の軌道に沿って設けられた補助レールを前記走行案内輪を案内できる位置まで上昇させ他の補助レールを軌道の走行面を形成する位置まで下降させるように構成し、一端が回動可能に軸支されたアームの他端に前記補助レールを取り付け、同補助レールにおいて同アーム取付部の対面側を前記走行案内輪の案内面とし、同アームと同補助レールとの接合部に三角形状の遮蔽板を取り付け、同遮蔽板の下方に駆動手段により回動される回動軸を同補助レールに並設し、同回動軸をクランク機構を介して同補助レールに連結したことを特徴とする。
本発明の前記第2の手段においては、車両が走行する側の軌道に沿って設けられた1対の前記補助レールを上昇させ、一方車両が通過する軌道を遮断するように配置された他の1対の補助レールを走行面と同一の高さまで下降して走行面を形成するようにする構成は前記第1の手段と同様である。第1の手段と異なる構成は、補助レールを前記アームによって支持させた上で、適宜な駆動手段で回動する前記回動軸及び前記クランク機構によって昇降させる構成としている点である。
また第2の手段においては、前記アームと補助レールとの接合部に三角形状の遮蔽板を取り付け、同遮蔽板の下方に前記回動軸及びクランク機構を配置して、同遮蔽板により回動軸及びクランク機構を覆うようにする。これによって回動軸及びクランク軸を車両走行面から外れた周辺部に配置して、点検及び修理等のメンテナンス時にアクセスしやすくし、またこれらを遮蔽板で覆うことにより、点検、修理を容易にする空間を確保する。また同遮蔽板で車両周辺を走行面と同一高さの平坦面として歩きやすくし、点検、修理等を容易にする。
また本発明の第3の手段は、車両が走行輪によって予め定められた軌道上を走行し、車両の両側面に設けられた走行案内輪が軌道側に設けられ車両両側に位置する案内レールに案内されて車両が操舵される軌道系交通システムのX字形分岐路における分岐装置において、X字形分岐路の軌道交差面に前記案内レールに連なって車両の走行路を区画形成する位置に昇降可能な補助レールを設け、同補助レールのうち車両が走行する側の軌道に沿って設けられた補助レールを前記走行案内輪を案内できる位置まで上昇させ他の補助レールを軌道の走行面を形成する位置まで下降させるように構成し、一端が回動可能に軸支されたアームの他端に前記補助レールを取り付け、同補助レールにおいて同アーム取付部の対面側を前記走行案内輪の案内面とし、駆動手段により回動される回動軸を同補助レールに並設し、同回動軸をクランク機構を介して同補助レールに連結し、隣接する前記補助レールの前記回動軸同士をユニバーサルジョイントを介して接続し、同回動軸を互いに昇降動作の位相を逆にしたクランク機構を介して隣接する前記補助レールに連結し、一方の補助レールが下降した時に他方の補助レールが上昇するように構成し、前記回動軸が軸受装置と同回動軸の段差部との間に挿入された着脱可能なスペーサによって軸方向に固定されるとともに、前記軸受装置の軸受部を半割れ構造としたことを特徴とする。
また本発明の第3の手段において、車両が走行する側の軌道に沿って設けられた1対の前記補助レールを上昇させ、一方車両が通過する軌道を遮断するように配置された他の1対の補助レールを走行面と同一の高さまで下降して走行面を形成するようにする構成は前記第1の手段と同様である。第1の手段と異なる構成は、隣接する補助レールの回動軸同士をユニバーサルジョイントを介して接続し、回動軸を互いに昇降動作の位相を逆にしたクランク機構を介して隣接する前記補助レールに連結し、一方の補助レールが下降した時に他方の補助レールが上昇するように構成したことにより、1個の駆動装置により隣接する複数の補助レールを同時に駆動できるとともに、補助レールの一方を上昇させ、他方を下降させることができるようにしている。
また回動軸が軸受装置と同回動軸の段差部との間に挿入された着脱可能なスペーサによって軸方向に固定されるとともに、前記軸受装置の軸受部を半割れ構造としたため、保守、点検時には、前記スペーサを外すことにより、回動軸の固定を解除し、軸方向に移動させる。これによって保守、点検時に回動軸をユニバーサル・ジョイントの嵌合部から抜き取って容易に取り外すことができる。
本発明の第1の手段によれば、X字形分岐路の軌道交差面に案内レールに連なって車両の走行路を区画形成する位置に昇降可能な補助レールを設け、同補助レールのうち車両が走行する側の軌道に沿って設けられた補助レールを前記走行案内輪を案内できる位置まで上昇させ他の補助レールを軌道の走行面を形成する位置まで下降させるように構成し、同補助レールの先端部を補助レール本体に対して別体に構成し、補助レール本体に対する長手方向の取り付け位置を変更可能としたことにより、同補助レールを案内レールとして車両側に取り付けられた走行案内輪を案内させることができるため、簡素な構成によりX字形分岐路を安全かつ確実に走行することができるとともに、補助レール先端部の位置を調整できるため、補助レールの据付け時隣接される補助レール又は固定案内レールに対し据付え位置に誤差が生じた場合でも、補助レールの先端部の位置を本体側に対して調節することにより、適切な位置関係に容易に修正することができる。
また本発明の第2の手段によれば、X字形分岐路の軌道交差面に前記案内レールに連なって車両の走行路を区画形成する位置に昇降可能な補助レールを設け、同補助レールのうち車両が走行する側の軌道に沿って設けられた補助レールを前記走行案内輪を案内できる位置まで上昇させ他の補助レールを軌道の走行面を形成する位置まで下降させるように構成し、一端が回動可能に軸支されたアームの他端に前記補助レールを取り付け、同補助レールにおいて同アーム取付部の対面側を前記走行案内輪の案内面とし、同アームと同補助レールとの接合部に三角形状の遮蔽板を取り付け、同遮蔽板の下方に駆動手段により回動可能な回動軸を同補助レールに並設し、同回動軸をクランク機構を介して同補助レールに連結したことにより、簡素な構成によりX字形分岐路を安全かつ確実に走行することができるとともに、回動軸及びクランク軸を車両走行面から外れた周辺部に配置して、これらを遮蔽板で覆うことにより、点検、修理を容易にする空間を確保して点検及び修理等のメンテナンスを容易にすることができる。
また本発明の第3の手段によれば、X字形分岐路の軌道交差面に前記案内レールに連なって車両の走行路を区画形成する位置に昇降可能な補助レールを設け、同補助レールのうち車両が走行する側の軌道に沿って設けられた補助レールを前記走行案内輪を案内できる位置まで上昇させ他の補助レールを軌道の走行面を形成する位置まで下降させるように構成し、一端が回動可能に軸支されたアームの他端に前記補助レールを取り付け、同補助レールにおいて同アーム取付部の対面側を前記走行案内輪の案内面とし、駆動手段により回動される回動軸を同補助レールに並設し、同回動軸をクランク機構を介して同補助レールに連結し、隣接する前記補助レールの前記回動軸同士をユニバーサルジョイントを介して接続し、同回動軸を互いに昇降動作の位相を逆にしたクランク機構を介して隣接する前記補助レールに連結し、一方の補助レールが下降した時に他方の補助レールが上昇するように構成し、前記回動軸が軸受装置と同回動軸の段差部との間に挿入された着脱可能なスペーサによって軸方向に固定されるとともに、前記軸受装置の軸受部を半割れ構造としたことにより、簡素な構成によりX字形分岐路を安全かつ確実に走行することができるとともに、前記スペーサを外すことにより、回動軸の固定を解除して軸方向に移動させ、これによって保守、点検時に回動軸をユニバーサル・ジョイントの嵌合部から抜き取って容易に取り外すことができる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明を新交通システムのX字形分岐路の分岐装置に適用した第1実施例を示す全体平面図、図2の(a)は、前記第1実施例における補助レールの昇降機構を示す斜視図、(b)は図(a)中のIIb矢視図、(c)は図(a)中のIIc矢視図、(d)は図(a)中のIId矢視図、(e)は図(d)中のIIe矢視図である。
図1〜2において、A及びBは、互いに交差してX字形分岐路を形成する軌道である。軌道A及びBの両側には、車両1の両側壁から突設された走行案内輪2を両側から挟んで案内すべく、外側ガイドレール11a及び内側ガイドレール11bが設置されている。またこれらガイドレール11a及び11bの上部には、走行する車両1に電力を供給する電車線12が敷設されており、車両1の側面には、前後4箇所に電車線12から電力を受電する受電部17が設けられている。3はゴムタイヤなどでつくられた車両1の走行輪である。
13a及び13bは、交差面Xにおいて昇降可能に設けられた補助レールであり、軌道A、Bの両側に設けられたガイドレールのうち外側ガイドレール11aのラインに連なるように外側ガイドレール11aの延長線上に配置されており、互いに対面して設けられた一対の補助レール13aが同時に上昇して、車両1の両側に配置された案内輪2のガイドレールを構成するようになっている。
14は、一端が補助レール13a、13bに連結され、同補助レールを昇降可能に支持するアームであり、アーム14の他端は軌道A、B上の車両走行面Y又は軌道の周辺箇所に配置され走行面Yより下方に埋設された支軸14aによって回動可能に設置されている。
15は、X字形分岐路の周辺に設置された従来公知の構造を有する転轍機であり、その出力軸15aが、補助レール13aに並設された回動軸16aに連結されている。出力軸15a転轍機15内のラック・ピニオン機構により往復動し、図2(c)に図示されるように、レバー21を介して回動軸16aに連結され、回動軸16aを回動させる。一方15bは、回動軸16aが設定された角度だけ回動した後、回動軸16aを固定するためのロック棒である。
かかる第1実施例の装置において、車両1が、図1に示すように、軌道B上をX字形分岐路に近づいてきた時、交差面Xでは軌道Aの走行面を遮断するように配置された補助レール13aを上昇させ、軌道B上に配置された補助レール13bを下降させる必要がある。この昇降機構を図2に基づいて説明する。
図2において、転轍機15の出力軸15aは、レバー21を介して回動軸16aに連結されているため、出力軸15aの往復動は回動軸16aを回動させる。補助レール13a側の回動軸16aにはクランク22が取り付けられ、クランク22はアーム14に連結されている。
また回動軸16aは、ユニバーサル・ジョイント24を介して補助レール13b側の回動軸16bに連結されており、回動軸16aの回動運動はユニバーサル・ジョイント24を介して回動軸16bに伝達される。回動軸16bにはクランク23が取り付けられ、クランク23は補助レール13b側のアーム14に連結されている。
これらクランク22及び23は、回動軸16a及び16bの回動運動を上下方向の往復動に変え、アーム14を昇降させるが、クランク22及び23は、互いに位相が180度ずらされて設けられているため、一方のアーム14が上昇するときに他方のアーム14が下降するようになっている。
図2(b)において、補助レール13aは下降したとき走行面Yに埋設された受け台25に載置されるようになっており、下降した補助レール13aの上面は走行面Yと一致するようになっている。13cは案内輪2を受けるガイド面である。
このように回動軸16aを正回転させると、補助レール13aが上昇し、逆に補助レール23bが下降し、回動軸16aを逆回転して戻すと、補助レール13aが下降し、逆に補助レール23bが上昇するようになっている。なおここでは、一方向へ円運動することをを「回転」と称し、正逆両方向へ円運動することを「回動」と称している。
また26は、アーム14と補助レール13a、13bとの結合部において、アーム及び補助レールの上面と同一高さに取り付けられた遮蔽板であり、この遮蔽板26の下方にクランク22及び23、及び回動軸16a、16bを支持する軸受27が設置されている。図2(d)に示すように、軸受27近傍の回動軸16a、16bには段差部16cがあり、この段差部16cにスペーサ28が挿入されていることで、回動軸16a、16bが軸方向に固定されている。スペーサ28は2つ割りになっており、回動軸に着脱可能である。
また図2(e)に示すように、軸受27も回動軸を支持する部分が分割可能に構成されている。なおスペーサ28の長さbは、回動軸16a、16bとユニバーサル・ジョイント24との引抜き代aより長く設定する(a<b)。
かかる第1実施例の装置において、車両1が軌道B上を走行してX字形分岐路に近づいてきた時は、車両1が走行する軌道を遮って配置された補助レール13bを下降させ、車両1が走行する軌道Bに沿って配置された補助レール13aを上昇させる。上昇した補助レール13aは案内輪2のガイドレールとして機能し、下降した補助レール13bは走行面Yを形成する。
第1実施例では、図2に示す構造により、補助レール13aが上昇すれば、それに隣接した補助レール13bが自動的に下降するようになっているので、車両1は、補助レール13aをガイドレールとして案内輪2を案内させることができるので、支障なく交差面Xを通過することができる。
また保守、点検等のため回動軸16a、16bを取り外すときは、まず軸受27の分割部27aを取り外し、クランク22及び23を回動軸から外し、その後スペーサ28を取り外すことにより、回動軸16a、16bが軸方向にスペーサ27の長さbだけ移動可能となり、ユニバーサル・ジョイント24との嵌合部から引き抜くことができる。
第1実施例によれば、このように簡素な装置構成で車両1が安全かつ確実にX字形分岐路を走行することができる。なお第1実施例では、補助レール13a及び13bの昇降手段をユニバーサル・ジョイント24で接続し、補助レール13a及び13bの昇降動作を連動させているので、X字形分岐路に2個の転轍機15を設置するだけで済み、本実施例ではさらに装置構成を簡素化することができる。
また補助レール13aを上昇させる時に補助レール13bが下降するため、補助レール13bも自重がカウンターウェイトとなり、駆動源の負荷を軽減させることができる。
またX字形分岐路では、図1に示すように、電車線12が交差面Xで途切れているが、第1実施例によれば、車両長を交差面Xより長くしたことにより、車両1の少なくとも1箇所の受電部17が電車線12と接触を保つことができ、従ってX字形分岐路においても常に受電可能となっている。
また給油、交換等のメンテナンスが必要な軸受27、及びクランク22、23等は、アクセスが容易な走行面Yから外れた位置に、車両走行面Yと同一面を形成する遮蔽板26の下方に配置されているので、機器の保守、点検が容易になる。また回動軸16a、16bの取り外しも、スペーサ28を取り外すだけで極めて容易となる。
なお補助レール13a及び13bの昇降手段をユニバーサル・ジョイント24で接続せずに、補助レール13a及び13bをそれぞれ別個に昇降させてもよい。この場合、4個の転轍機を必要するが、補助レール13a及び13bの昇降手段を連動させる機構を省略することができる。
また転轍機15の代わりに、電動モータ等を用いて減速機を介し回動軸16aを回動させてもよい。
次に本発明装置の第2実施例を図3〜5に基づいて説明する。図3は、第2実施例を示す全体平面図、図4は、昇降レールの昇降機構を示す斜視図、図5(a)は図3中のV部拡大図、図5(b)は図5(a)のVa矢視図である。
図3及び4において、図1〜2と同一符号を付した部材又は機器は、図1、2の部材又は機器と同一の構造及び機能を有する。図3、4において、補助レール13a及び13bに対し直角方向に回動軸31及び32が設けられている。回動軸31には、前述の転轍機15の出力軸15aがレバー21を介して連結され、出力軸15aの往復動を回動軸31の回動運動に変換する。15bは、回動軸31を設定角度回動した後固定するためのロック棒である。
回動軸31及び32は、それぞれ軸受座34、35及び36、37によって支持されており、リンク38、39を介して互いに連結棒33で連結されている。また回動軸31及び32は、それぞれリンク40又は41を介して補助レール13a又は13bに連結されている。
なお第2実施例においては、1個の補助レール13a、13bに対して1個の転轍機15(合計4個)が設置されている。
図5において、42は、補助レール本体13aと別体に構成され、補助レール本体13aから突出した嵌合片43と摺動可能に嵌合する嵌合溝42aを有する調整レールであり、補助レール13aに対する位置を調整可能である。補助レール13a対する位置を調整した後長孔44においてボルト45で補助レールレール13aに固定される。
調整レール42によって、据付後の補助レール13aの先端部分を補助レール13及び外側ガイドレール11aに対して適切な位置に調整することができる。
かかる第2実施例の装置において、転轍機15を操作して、その出力軸15aを軸線方向に動かすと、出力軸15aに接続された回動軸31及び回動軸31に連結棒33を介して連結された回動軸32が同時に回動する。これによって回動軸31、32に連結されたリンク40及び41が回動軸31、32を中心に回動するため、リンク40及び41に連結した補助レール13a、13bが昇降する。同補助レールは、上昇した時はガイドレールとなって案内輪2を案内し、下降した時は走行面Yと同一高さとなって走行面の一部を形成する。
かかる第2実施例の装置によれば、簡素な構成により、X字形分岐路での車両の走行を安全かつ確実に行なうことができる。また電車線12が交差面Xで途切れていても、車両1の全長が交差面Xの幅より長いため、車両1の左右前後4箇所の側面に配置した受電部17のどれかひとつが常に電車線12と接触を保つことができ、車両1の走行に支障をきたすことがない。
なお第2実施例において、転轍機15の代わりに電動モータ等で減速機を介し回動軸31を駆動してもよい。
また補助レール13aの据付の際、先端部分が補助レール13b及び外側ガイドレール11a等に当たることなく、かつ外側ガイドレール11aとの隙間をなくして車両の乗り心地に悪影響を及ぼさないように、なるべく連続したガイド面を形成する必要があるが、本実施例においては、調整レール42によって補助レール13aの先端部の位置を調整可能にしたため、補助レール13aの先端部の位置を最適な位置に調整することができる。
また図5(b)に示すように、調整レール42に段差部42bを設けたため、ガイド面13cにおいて走行案内輪2が接触する部分の段差を最小限に留めることができる。
以上のように、本発明によれば、車両に設けられた走行案内輪と軌道側に設けられた案内レールとから構成された機械的操舵装置をもつ軌道系交通システムにおいて、車両がX字形分岐路を走行するに際し、簡素な構成で安全かつ確実に走行することができる信頼性の高い分岐装置であって、かつ組み立て容易性やメンテナンス性を向上させた分岐装置を実現することができる。
本発明装置の第1実施例を示す全体平面図である。 (a)は、前記第1実施例における補助レールの昇降機構を示す斜視図、(b)は図(a)中のIIb矢視図、(c)は図(a)中のIIc矢視図、(d)は図(a)中のIId矢視図、(e)は図(d)中のIIe矢視図である。 本発明装置の第2実施例を示す全体平面図である。 前記第2実施例において昇降レールの昇降機構を示す斜視図である。 (a)は図3中のV部拡大図、(b)は図(a)中のVb矢視図である。 Y字分岐路及びX字形分岐路を示す説明図である。 従来のX字形分岐路における分岐装置を示すスケルトン図である。
符号の説明
A、B 軌道
X 交差面
Y 走行面
1 車両
2 案内輪
3 走行輪
11a 外側ガイドレール
11b 内側ガイドレール
12 電車線
13a、13b、51 補助レール
13c ガイド面
14 アーム
14a 支軸
15 転轍機
15a 出力軸
15b ロック棒
16a、16b、31、32 回動軸
16c 段差
17 受電部
21 レバー
22、23 クランク
24 ユニバーサル・ジョイント
25 受け台
26 遮蔽板
27 軸受
27a 分割部
28 スペーサ
33 連結棒
34、35、36、37 軸受座
38、39、40、41 リンク
42 調整レール
42a 嵌合溝
42b 段差部
43 嵌合片
44 長孔
45 ボルト

Claims (4)

  1. 車両が走行輪によって予め定められた軌道上を走行し、車両の両側面に設けられた走行案内輪が軌道側に設けられ車両の両側に位置する案内レールに案内されて車両が操舵される軌道系交通システムのX字形分岐路における分岐装置において、X字形分岐路の軌道交差面に前記案内レールに連なって車両の走行路を区画形成する位置に昇降可能な補助レールを設け、同補助レールのうち車両が走行する側の軌道に沿って設けられた補助レールを前記走行案内輪を案内できる位置まで上昇させ他の補助レールを軌道の走行面を形成する位置まで下降させるように構成し、同補助レールの先端部を補助レール本体に対して別体に構成し、補助レール本体に対する長手方向の取り付け位置を変更可能としたことを特徴とする軌道系交通システムの分岐装置。
  2. 転轍機の出力ロッド又は電動モータの出力軸をリンク機構を介して前記補助レールに直交する方向に配置した回動軸に連結し、同回動軸をリンク機構を介して前記補助レールに連結し、前記転轍機の出力ロッドの往復動又は前記電動モータの出力軸の回動により前記補助レールを昇降させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の軌道系交通システムの分岐装置。
  3. 車両が走行輪によって予め定められた軌道上を走行し、車両の両側面に設けられた走行案内輪が軌道側に設けられ車両の両側に位置する案内レールに案内されて車両が操舵される軌道系交通システムのX字形分岐路における分岐装置において、X字形分岐路の軌道交差面に前記案内レールに連なって車両の走行路を区画形成する位置に昇降可能な補助レールを設け、同補助レールのうち車両が走行する側の軌道に沿って設けられた補助レールを前記走行案内輪を案内できる位置まで上昇させ他の補助レールを軌道の走行面を形成する位置まで下降させるように構成し、一端が回動可能に軸支されたアームの他端に前記補助レールを取り付け、同補助レールにおいて同アーム取付部の対面側を前記走行案内輪の案内面とし、同アームと同補助レールとの接合部に三角形状の遮蔽板を取り付け、同遮蔽板の下方に駆動手段により回動される回動軸を同補助レールに並設し、同回動軸をクランク機構を介して同補助レールに連結したことを特徴とする軌道系交通システムの分岐装置。
  4. 車両が走行輪によって予め定められた軌道上を走行し、車両の両側面に設けられた走行案内輪が軌道側に設けられ車両の両側に位置する案内レールに案内されて車両が操舵される軌道系交通システムのX字形分岐路における分岐装置において、X字形分岐路の軌道交差面に前記案内レールに連なって車両の走行路を区画形成する位置に昇降可能な補助レールを設け、同補助レールのうち車両が走行する側の軌道に沿って設けられた補助レールを前記走行案内輪を案内できる位置まで上昇させ他の補助レールを軌道の走行面を形成する位置まで下降させるように構成し、一端が回動可能に軸支されたアームの他端に前記補助レールを取り付け、同補助レールにおいて同アーム取付部の対面側を前記走行案内輪の案内面とし、駆動手段により回動される回動軸を同補助レールに並設し、同回動軸をクランク機構を介して同補助レールに連結し、隣接する前記補助レールの前記回動軸同士をユニバーサルジョイントを介して接続し、同回動軸を互いに昇降動作の位相を逆にしたクランク機構を介して隣接する前記補助レールに連結し、一方の補助レールが下降した時に他方の補助レールが上昇するように構成し、前記回動軸が軸受装置と同回動軸の段差部との間に挿入された着脱可能なスペーサによって軸方向に固定されるとともに、前記軸受装置の軸受部を半割れ構造としたことを特徴とする請求項1記載の軌道系交通システムの分岐装置。
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