JP2006240209A - モード設定方法およびプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリンタの動作を規定するモードを適切に設定可能なモード設定方法およびプリンタを提供する。
【解決手段】 プリンタ1の動作を規定するモードの設定方法は、プリンタ1に設定するモードをホストコンピュータ50から取得部51が取得する取得ステップと、取得したモードがプリンタ1のフラッシュROM54に記憶され、プリンタ1が対応可能な対応モードに該当していることを判断部52が判断する判断ステップと、取得したモードが対応モードに該当する場合には、取得したモードをプリンタ1の動作を規定する設定モードとしてプリンタ1へ設定部53が設定する設定ステップと、を有することを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、設定されたモードにより動作が規定されるプリンタのモード設定方法およびプリンタに関する。
従来、カラーインクジェットプリンタをモノクロ印刷(単色印刷)用として使用する場合は、カラーインクジェットプリンタの黒インクを吐出するノズルのみを用いて印刷するモード設定であった。従って、カラーインクジェットプリンタの設定は、ノズルのクリーニング設定が黒インクを吐出するノズルだけに対して行われるように変更されるが、他の設定の変更は行われない(たとえば特許文献1)。
特開2003−94672号公報
しかし、従来の技術では、モノクロ印刷を専用に行う場合でも、黒専用のインクカートリッジではなくカラーインクカートリッジが装着されれば印刷可能であって、その場合、黒インクだけが消費されて他のインクが無駄になってしまう。また、モノクロ印刷専用の設定であっても、印刷媒体へ印刷を開始する位置は、カラー印刷の場合と同様であり、印刷速度もカラー印刷における単色での印刷速度と変わらない。
本発明は、上記課題を解決するため、プリンタの印刷方法を規定するモードを適切に設定可能なモード設定方法およびプリンタを提供することを目的とする。
本発明のモード設定方法は、プリンタの動作を規定するモードをプリンタに設定するモード設定方法であり、プリンタに設定するモードをコンピュータから取得する取得ステップと、モードが、プリンタの記憶部に記憶されプリンタが対応可能な対応モードに該当していることを判断する判断ステップと、モードが対応モードに該当する場合には、モードをプリンタの動作を規定するモードとしてプリンタへ設定する設定ステップと、を有することを特徴とする。
このモード設定方法によれば、プリンタは、記憶部に対応可能なモードを対応モードとして記憶している。このプリンタの動作を規定するためにプリンタへモードを設定するには、まず、プリンタに接続したコンピュータから入力されたモードを取得する。次に、取得したモードが対応モードに該当するか否かを判断して、対応モードであればプリンタの動作を規定するモードとして設定する。プリンタは、事前にどのようなモードにプリンタが対応可能であるかを記憶していて、記憶している対応モードのいずれかに設定される場合にのみ、そのモードをプリンタのモードとして受け入れる。従って、複数の煩雑な設定を順に行うことなく、プリンタへの設定が容易に行える。
この場合、モードは、プリンタが多色印刷または単色印刷のいずれかの機能で動作するように設定可能であることが好ましい。
この方法によれば、プリンタに設定可能なモードが、多色印刷を行わせるモードと、単色印刷を行わせるモードである。この設定によれば、多色印刷が可能なプリンタを、例えば、クロ単色の印刷用として使用する場合、各種設定を順に変更することなく、ごく簡単なモードの設定変更によって、クロ専用プリンタに設定することが可能である。
また、モードは、プリンタへ設定された多色印刷または単色印刷の機能に対応して、プリンタが印刷媒体へ印刷を開始する位置をそれぞれ個別に設定可能であることが好ましい。
この方法によれば、多色印刷の場合と単色印刷の場合とで、印刷媒体への印刷開始位置を個別に設定することにより、それぞれの印刷方法に適した印刷媒体の制御が可能である。単色印刷では、他の複数色を印刷するための制御が不要であり、複雑な多色印刷の制御に縛られる必要がない。従って、プリンタの単色印刷の印刷方法に合わせて、多色印刷時とは異なる単色印刷に最適な印刷開始位置の設定が可能である。その印刷開始位置に合わせて印刷媒体を位置決めし、印刷を実行すれば、多色印刷に比べ高速の印刷が可能である。
そして、プリンタは、着脱可能なインクカートリッジを備えたインクジェットプリンタであって、モードは、インクジェットプリンタに設定されたモードに該当する多色印刷または単色印刷用のインクカートリッジが装着された場合にのみ、インクジェットプリンタが動作するように設定可能であることが好ましい。
この方法によれば、プリンタがインクカートリッジを備えたインクジェットプリンタであって、インクジェットプリンタに設定されたモードに該当するインクカートリッジが装着された場合のみ、プリンタとして機能する。例えば、多色印刷に設定されたインクジェットプリンタに、単色印刷用のクロ専用のインクカートリッジを装着してもプリンタとして機能しない。そのため、カラー印刷をするつもりがモノクロ印刷となってしまうような不具合を防止可能である。
この場合、インクジェットプリンタは、モードにより単色印刷の機能に設定された場合、全ノズルから単色印刷用のインクを吐出可能であることが好ましい。
この方法によれば、単色印刷の機能に設定されたインクジェットプリンタは、全てのノズルから設定色のインクを吐出して印刷を実行する。通常、多色印刷が可能なインクジェットプリンタによって単色印刷を行う場合には、設定された色のインクを吐出するノズルだけを使用して印刷を実行する。全ノズルを使用する単色印刷は、印刷速度の高速化が図れる。
また、インクジェットプリンタのノズルは、印刷媒体の搬送方向に沿って2つの列をなしており、これら列のそれぞれは、同数の連続したノズルを有する2つのノズル群からなり、ノズル群は、ノズル群毎にそれぞれ異なる色のインクを吐出可能であることが好ましい。
この方法によれば、インクジェットプリンタは、異なる色のインクを吐出する4つのノズル群を有し、4色のカラー印刷が可能である。ノズル群は、印刷媒体の搬送方向に沿って延在しており、1つのノズル群の長さ単位で印刷が行え、幅広く効率良い印刷が可能である。
この場合、インクジェットプリンタが多色印刷の機能に設定された場合、印刷媒体への印刷開始位置は、搬送方向に対し下流側のノズル群が有する最上流のノズル位置であり、インクジェットプリンタが単色印刷の機能に設定された場合、印刷媒体への印刷開始位置は、搬送方向に対し上流側のノズル群が有する最上流のノズル位置であることが好ましい。
この方法によれば、多色印刷に設定されたインクジェットプリンタの場合、最初にインク吐出可能なノズルは、印刷媒体の搬送方向に対し下流側に位置するノズル群が有する最上流のノズルである。このノズルから印刷を開始し印刷媒体を搬送すれば、他の3色のインクを吐出するノズル群による印刷が順に実行可能である。また、単色印刷に設定されたインクジェットプリンタの場合、最初にインク吐出可能なノズルは、印刷媒体の搬送方向に対し上流側に位置するノズル群が有する最上流のノズルである。こうすれば、全ノズルから単色インクを吐出して、多色印刷に比べて高速な印刷が可能である。
本発明のプリンタは、設定されたモードにより動作が規定されるプリンタであり、プリンタに設定するモードをコンピュータから取得する取得部と、プリンタが対応可能な対応モードを記憶する記憶部と、コンピュータから取得したモードが、記憶部に記憶されている対応モードに該当していることを判断する判断部と、モードが対応モードに該当する場合には、モードをプリンタの動作を規定するモードとしてプリンタへ設定する設定部と、を有することを特徴とする。
このプリンタによれば、プリンタの記憶部にプリンタが対応可能なモードを対応モードとして記憶している。プリンタがどのモードに従って動作するかを規定するためには、プリンタへモードを設定する。取得部は、プリンタに接続したコンピュータから入力されたモードを取得する。判断部は、取得したモードが対応モードに該当するか否かを判断し、設定部は、対応モードであれば、そのモードをプリンタの動作を規定するモードとして設定する。プリンタは、事前にどのようなモードにプリンタが対応可能であるかを記憶していて、記憶している対応モードのいずれかに設定される場合にのみ、そのモードをプリンタのモードとして受け入れる。従って、複数の煩雑な設定を順に行うことなく、プリンタへの設定が容易に行える。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。実施形態では、4色のインクを有するインクカートリッジを装着可能なプリンタ(インクジェットプリンタ)を例に本発明の説明をする。
(実施形態)
図1は、本発明のプリンタ1の外観を示す斜視図である。プリンタ1は、基部2と、基部2の一端部に位置する片持部3と、片持部3を介して片持ち支持されている記録部4とから構成されている。そして、基部2と記録部4との間には、用紙が挿入される用紙搬送路5が設けられている。用紙搬送路5は、片持部3以外の3方向が、正面開口5a、背面開口5b、側面開口5cとして連通している。また、記録部4の基部2側と反対側には、開閉自在なカバー6と、カバー6で覆われている開口部7と、片持部3の背面開口5b側に備えられ、用紙搬送路5の用紙押さえおよび用紙押さえ開放のためのレバー8が備えられている。レバー8が用紙を開放している場合には、ユーザーは手動で用紙を抜き差し可能である。そして、記録部4内には、開口部7からの脱着が可能なインクカートリッジ10が収容され、片持部3には、プリンタ1に対して電源、用紙の給排等の操作をする操作部61と、プリンタ1の状態をLED(Light Emitting Diode)の点燈によって表示する表示部63とが設けられている。
図2は、インクカートリッジ10の外観を示す三面図である。インクカートリッジ10は、印刷用のシアン色インクを収容するシアン色タンク11aと、マゼンタ色タンク11bと、イエロ色タンク11cと、クロ色タンク11dと、廃液タンク11eと、を順に連結して一体化した略直方体の収容部11を備え、インクカートリッジ10をプリンタ1からとりだすためのタブ16が、収容部11の一面に設けられている。また、各インクタンクは、タブ16が設けられている面と反対側の面に、インクをプリンタ1へ供給するためのインク供給口12をそれぞれ備え、廃液タンク11eは、廃液を受け入れるための廃液受入口13を備えている。
さらに、廃液タンク11eの一側面には、インクカートリッジ10に関する情報を記憶するカートリッジ記憶部15が設けられている。カートリッジ記憶部15は、書き換え可能な不揮発性のメモリであるフラッシュROMである。
図3は、プリンタのインク供給系統の構成を示す断面図であり、図4は、プリンタの概構成を示す模式図である。両図を参照してプリンタ1のインクに関する部分の説明をする。プリンタ1の記録部4は、インクカートリッジ10を装着するカートリッジホルダ31と、カートリッジホルダ31からヘッド20へインクを供給するためのインク供給チューブ32と、ヘッド20を保持するキャリッジ25と、キャリッジ25の移動をガイドするガイド軸26と、キャリッジ25に設けられているスライド溝40と係合するガイドプレート28と、を内蔵している。ヘッド20は、用紙9へインクを吐出して印刷を実行する。
ガイド軸26とガイドプレート28とは、記録部4の側面開口5c側から片持部3の方向へ延在しており、このため、キャリッジ25は、ガイド軸26、ガイドプレート28に沿って移動可能である。キャリッジ25の移動は、ガイドプレート28と平行に配置され、両端を回転自在のプーリーで張設されているリング状のタイミングベルト41によって行われる。片持部3側のプーリ―42は、図示していないモータと連動しており、プーリー42の回転によってタイミングベルト41が回転し、タイミングベルト41と連結しているキャリッジ25が移動する。
カートリッジホルダ31からは、さらに、廃液をインクカートリッジ10へ受け入れるための廃液チューブ33が設けられており、片持部3の下部に設置されているポンプ34、キャッピング部35と連通している。キャッピング部35は、ヘッド20の機能を維持するためのメンテナンス装置である。ヘッド20がキャッピング部35の直上へ移動して来ると、キャッピング部35はカム機構によって上昇し、ヘッド20と密着する。そして、ポンプ34の吸引作用によりヘッド20からインクを強制的に吸引する。この吸引作用によって、インク乾燥によるヘッド20の詰まり、異物の付着等を防ぐことができる。このメンテナンスをクリーニングと称する。
また、印刷の途中において、キャッピング部35の位置で、ヘッドから一斉にインクを吐出して、インク吐出の少ないヘッド部が、詰まりなどの異常をきたさないようにする。このメンテナンスをフラッシングと称する。クリーニング、フラッシングは、所定量の印刷がなされた時点で定期的に行われ、常に、正常なインク吐出のできる状態が維持される。
ここで、インクカートリッジ10を装着するカートリッジホルダ31について説明する。カートリッジホルダ31は、インクカートリッジ10を装着する内側部分に、インクカートリッジ10と対応してインク供給口12からインクを受け入れる4つのインク受入部18と、廃液受入口13へ廃液を供給する廃液供給部17と、カートリッジ記憶部15と導通してデータの授受を行うホルダ基板部14と、を備えている。
カートリッジホルダ31へインクカートリッジ10が装着されると、インク供給口12とインク受入部18とが接続され、インク色毎にインク供給チューブ32a、32b、32c、32dを通してヘッド20へインクが供給される。
一方、プリンタ1は、4色仕様(多色印刷)のカラーインクジェットプリンタとしてだけではなく、例えば、クロ単色仕様(単色印刷)のプリンタとしても使用可能である。この場合、クロ単色仕様に設定された単色モードのプリンタであれば、クロ単色仕様のクロインクのみ収容したインクカートリッジ10を装着する必要がある。プリンタ1は、クロ単色仕様のインクカートリッジ10が装着されたか否かを判断し、クロ単色仕様のインクカートリッジ10が装着されたときのみ、プリンタ1として機能する。4色仕様に設定された4色モードのプリンタであれば、4色仕様のインクカートリッジ10が装着されたときのみ、プリンタ1として機能する。なお、クロ単色仕様のインクカートリッジ10は、廃液タンク11e以外の各タンクが連通していることが好ましい。
次に、用紙9を搬送する機構について説明する。プリンタ1の背面開口5bから正面開口5aに至る用紙搬送路5の下面は、板状部材のプラテン21で主に構成され、さらに用紙9の搬送の上流側である背面開口5b方向から、用紙9を感知するBOF(Bottom Of Feed)レバー27と、用紙送りローラ24と、用紙搬送サブローラ30と、が配置されている。プラテン21と対向する用紙搬送路5の上面は、背面開口5b方向から、用紙ガイド22と、用紙送りローラ24に対峙する用紙搬送メインローラ23と、キャリッジ25と、用紙搬送サブローラ30に対峙するTOF(Top Of Feed)レバー29と、が配置されている。TOFレバー29は、BOFレバー27と同様、用紙9を感知するためのものである。そして、プラテン21の下方には、制御部36が配置されている。
プリンタ1では、図3に示すように用紙搬送路5の上下方向が離れている状態の時、用紙9を挿入することができる。用紙搬送路5に用紙9を挿入して、レバー8を上げると、プラテン21が上昇して用紙を押さえ込む。この時、BOFレバー27は用紙9によって押し下げられ、TOFレバー29は押し上げられて、それぞれ用紙9が挿入されたことを感知する。用紙9は、用紙搬送メインローラ23と用紙送りローラ24とで挟まれ、図示していないモータで駆動される用紙搬送メインローラ23の回転によって、背面開口5b方向へ一旦送られる。用紙9がTOFレバー29から離れると、その位置が用紙9の先端であると認識して、その後の用紙9送りを制御する基準となる。用紙9が、BOFレバー27あるいはTOFレバー29のどちらかにかかっていない状態で挿入されると、まず、両レバーで用紙9が感知される位置まで、用紙を移動させてから、用紙先端の認識を行う。
このように用紙搬送路5の3方向が開口している構成であるため、特に、綴じられた用紙の中の一枚に、綴じたまま印刷することなど、特殊な状態での印刷が可能である。さらに、定型紙給材装置やロール紙給材装置を取り付けての自動給紙も可能である。
次に、図5を基にキャリッジ25に取り付けられたヘッド20の構成について説明する。図5は、ヘッドを用紙の側から見た正面図である。ヘッド20は、インクを吐出する128個のノズル45を有する。そして、128個のノズル45は、それぞれ64個のノズル45を有するA列、B列の2つのノズル列からなる。A列、B列の2つのノズル列は、用紙搬送方向に沿って延在している。A列に属するノズル45のうち、32個のノズル45からなるノズル群20aは、クロ色のインクを吐出し、残りの32個のノズル45からなるノズル群20bは、マゼンタ色のインクを吐出する。同様に、B列のノズル45のノズル群20cおよび20dは、それぞれイエロ色とシアン色を吐出する。
この構成のヘッド20では、A列およびB列が用紙9の搬送方向と同じ方向に配置されており、印刷時に32個のノズル45で印刷した幅ずつ用紙送りが行われ、4色カラーの印刷が行える。一方、例えば、プリンタ1がクロ単色仕様であれば、全てのノズル45からクロ色のインクを吐出し、64個のノズル45で印刷した幅で用紙送りが可能である。つまり、4色カラー印刷に比べて、印刷する速度が早い。
プリンタ1のノズル45からインクを吐出する機構は、既に知られている静電アクチュエータ方式を用いており、顔料系、染料系等のインクの種類に適した吐出パターンや、吐出量を細かく設定することができる。従って、インクを幅広く選定でき、多用途の印刷に対応できるものである。なお、インクを吐出する機構は、静電アクチュエータ方式以外に、ピエゾ素子や電気熱変換素子を用いた方式であっても良い。
次に、プリンタ1の制御系統について説明する。図6は、プリンタの制御部の構成を示すブロック図である。プリンタ1は、ホストコンピュータ(コンピュータ)50と接続されている。制御部36は、プリンタ1に設定するモードとして、ホストコンピュータ50から送信されるクロ単色仕様または4色仕様等のモードを取得する取得部51と、ホストコンピュータ50から取得したモードが、プリンタ1が対応可能な対応モードであることを判断する判断部52と、取得したモードが対応モードである場合には、そのモードをプリンタ1の動作を規定するモードとしてプリンタ1へ設定する設定部53とを有する。
また、制御部36は、プリンタ1が対応可能な対応モードを記憶しているフラッシュROM54(記憶部)と、ホストコンピュータ50から送られて来る印刷データなどを一時的に記憶しておくRAM(Random Access Memory)55とを有する。さらに、ノズル45の機能維持のためのクリーニングを制御するクリーニング制御部56と、クリーニングを実行するポンプ駆動部57と、印刷のための制御を行う機構制御部58とを有する。機構制御部58は、用紙9へインクを吐出して印刷を行うヘッド20を制御する印刷制御部59と、用紙9の搬送を制御する用紙搬送部60とを有する。
これら制御部36を構成する取得部51、判断部52、設定部53、フラッシュROM54、RAM55、クリーニング制御部56、機構制御部58と、カートリッジ記憶部15、ホストコンピュータ50、操作部61とがバス62を介して相互に接続されている。
次に、プリンタ1の記憶部であるフラッシュROM54について説明する。図7は、制御部のフラッシュROMのメモリ構成を示すメモリマップ図である。フラッシュROM54は、記憶している内容を自在に書き換え可能で、電源が遮断されても記憶内容を保持する不揮発性メモリである。
フラッシュROM54の構成は、電源投入時の初期化やファームウエアを書き換えるために必要な最小限のプログラムの集合体であるブート領域71と、プリンタ1を制御するファームプログラムを保存(記憶)するファームウエア領域72と、印刷する文字のフォント等を保存するCGデータ領域73とから成っている。さらに、フラッシュROM54は、プリンタ1をクロ単色仕様に設定したか、または4色仕様に設定したか、を示すモードである設定モードを保存する設定モード保存領域74と、クロ単色仕様および4色仕様に対応してプリンタ1に設定される詳細な仕様を保存するモード別仕様保存領域75とを有する。モード別仕様保存領域75には、クロ単色仕様および4色仕様の詳細仕様が単色モード76および4色モード77として保存されている。単色モード76および4色モード77が対応モードである。
ブート領域71に格納されている必要最小限のプログラムは、電源投入時の初期化プログラムと、モード判定のためのプログラムと、ファームウエア等の書き換えのためのメモリ書き換えプログラムである。これらはブートプログラムと呼ばれる。
ファームウエア領域72には、ブートプログラムによって書き込まれた標準のファームウエアが格納されている。標準のファームウエアに加えて、カスタム仕様のファームウエアや、サンプルとして試用してみるためのファームウエア等の追加が可能である。
また、設定モード保存領域74に保存される設定モードは、そのモードに該当するモード別仕様保存領域75の詳細仕様に基づいて、プリンタ1の仕様を決めるものである。具体的には、設定部53によって、4色仕様が設定モードとして設定モード保存領域74に保存されると、プリンタ1は、4色仕様の設定モードに該当するモード別仕様保存領域75の4色モード77の詳細仕様に従って、4色のカラー印刷を実行するプリンタ1として機能する。同様に、クロ単色仕様が設定モードとして設定モード保存領域74に保存されると、クロ単色仕様の設定モードに該当するモード別仕様保存領域75の単色モード76の詳細仕様に従って、単色の印刷を実行するプリンタ1として機能する。
このとき、プリンタ1が単色モード76および4色モード77のそれぞれに対応して、用紙9への印刷開始位置を選択すれば、特に、単色モード76の場合に効率的な印刷が可能であり、その方法について図8を参照して説明する。図8(a)は、4色モード77の設定時の印刷開始位置を示す正面図であり、図8(b)は、単色モード76の設定時の印刷開始位置を示す正面図である。両図ともヘッド20を用紙9の側から見た図である。また、用紙9の用紙先端9aは、用紙9が搬送され、用紙先端9aからトップマージン46を確保した位置が、印刷開始位置47となるようにTOFレバー29で感知されて、位置決めされる。用紙搬送方向は、ノズル群20b(下流側ノズル群)からノズル群20aの方向である。
まず、図8(a)の4色モード77の場合について説明する。4色モード77の場合、ノズル群20a、20b、20c、20dは、それぞれ異なる色のインクを吐出する。そのため、4色のいずれの色からでも印刷開始可能なように、用紙9への印刷開始位置47は、下流側ノズル群であるノズル群20bおよび20dの最上流に位置するノズル45aによる印刷位置である。この位置を印刷開始位置47にすれば、ノズル群20bのマゼンタ色、ノズル群20dによるシアン色の印刷は、ヘッド20がガイド軸26に沿って用紙搬送方向と直角方向へ移動することにより、この位置で印刷が開始可能である。そして、用紙9を用紙搬送方向へノズル群20aの長さだけ搬送すれば、ノズル群20aのクロ色、ノズル群20cによるイエロ色での印刷が可能である。このように、印刷開始位置47がノズル45aによる印刷位置となるように設定することにより、4色のいずれの色にも対応して印刷開始することが可能である。
ヘッド20のガイド軸26に沿っての移動は、用紙9の用紙搬送方向と直角方向の幅に対応して、幅の両端部からそれぞれ所定のサイドマージン48を確保した印刷が行われるように設定される。
次に、図8(b)の単色モード76の場合について説明する。単色モード76の場合、ノズル群20a、20b、20c、20dは、全て同じ色のインクを吐出する。つまり、ヘッド20がガイド軸26に沿って移動すると、ノズル群20aおよび20bの合計長さで用紙搬送方向の印刷が行われる。ノズル群20cおよび20dにおいても同様である。4色モード77の場合と比べ、倍の長さで一度に印刷可能である。従って、単色モード76の場合、印刷開始位置47は、上流側ノズル群であるノズル群20aおよび20cの最上流に位置するノズル45bによる印刷位置である。
以上説明したプリンタ1へのモード設定およびプリンタの立ち上げ時およびインクカートリッジ交換時のモード確認について、フローチャートに基づいて詳細に説明する。図9は、プリンタへモードを設定するフローチャートである。このフローチャートは、プリンタ1の制御部36が実行する。フローチャートでは、ホストコンピュータ50をホストと表している。
まず、ステップS1において、プリンタ1に設定するモードをホストコンピュータ50から受信する。受信すればステップS2へ進み、一方、受信しなければステップS3へ進む。プリンタ1へ設定されるモードは、この場合、プリンタ1を単色モード76または4色モード77に設定するためのモードである。ホストコンピュータ50から送信されたモードは、プリンタ1の取得部51を介して受信され、RAM55へ記憶される。
次に、ステップS2において、プリンタ1が記憶している対応可能なモードである対応モードを、取得部51がプリンタ1のフラッシュROM54から取得し、RAM55へ記憶する。プリンタ1が保存している対応モードは、フラッシュROM54のモード別仕様保存領域75に保存されている。取得後、ステップS4へ進む。
一方、モードが受信されていなければ、ステップS3において、判断部52がモードの受信がされていないと判断して、ホストコンピュータ50へモード選択の要求を送信する。送信後、ステップS1へ戻る。
次に、ステップS4において、ホストコンピュータ50から受信したモードは、プリンタ1が対応可能な対応モードに該当するか否かを判断する。判断は、判断部52、RAM55に記憶したホストコンピュータ50から受信したモードと、フラッシュROM54から取得した対応モードとを比較して判断する。判断の結果、モードが対応モードに該当していなければ、ステップS5へ進み、一方、該当すればステップS6へ進む。
ホストコンピュータ50から送信されるモードは、ホストコンピュータ50のプログラムに従って選択されており、選択肢の中には、種々のプリンタのモードが含まれている。操作者がホストコンピュータ50から間違ったモードを送信しても、プリンタ1側でモード受け入れの可否の判断が可能である。
次に、モードが対応モードに該当しなければ、ステップS5において、ホストコンピュータ50へモードの再選択を行う要求を送信する。送信後、ステップS1へ戻る。
モードが対応モードに該当していれば、ステップS6において、ホストコンピュータ50から受信したモードを、プリンタ1への設定モードとして設定モード保存領域74へ保存して設定する。設定モード保存領域74への設定は、設定部53が行う。以上でプリンタ1へプリンタ1の動作を規定するモードが設定され、フローが終了する。
次に、図10は、プリンタの立ち上げ時およびインクカートリッジ交換時のモードを確認するフローチャートである。このフローチャートは、プリンタ1の制御部36が実行し、インクカートリッジ10とプリンタ1のモードを確認する。フローチャートではインクカートリッジ10を単にカートリッジと表している。
ステップS10において、プリンタ1へインクカートリッジ10が装着されていることを判断する。装着されていればステップS11へ進み、一方、装着されていなければステップS12へ進む。ここで、インクカートリッジ10が装着されていれば、カートリッジ記憶部15の情報がホルダ基板部14を介して取得部51に取得される。そして、判断部52によりインクカートリッジ10の装着が判断される。
次に、ステップS11において、インクカートリッジ10の情報からインクカートリッジ10のモードを取得する。インクカートリッジ10の有するモードは、単色モード76または4色モード77があり、取得部51が取得してRAM55へ記憶する。記憶後、ステップS13へ進む。
インクカートリッジ10が装着されていなければ、ステップS12において、インクカートリッジ10が未装着である表示を表示部63へ指示する。指示は、設定部53が行う。表示部63は、所定のLEDを点燈させて、インクカートリッジ10の未装着を表示する。表示後、ステップS10へ戻る。
次に、ステップS13において、取得部51がフラッシュROM54の設定モード保存領域74に保存されている設定モードを取得し、RAM55へ記憶する。ここで取得する設定モードは、ステップS6において設定したモードである。記憶後、ステップS14へ進む。
ステップS14において、インクカートリッジ10から取得したモードと、設定モード保存領域74から取得した設定モードとが一致するか否かを、判断部52が判断する。一致すればステップS15へ進み、一方、一致しなければステップS16へ進む。モードが一致するとは、プリンタ1に設定されている単色モード76、または4色モード77の設定に合致するインクカートリッジ10が装着されたことである。
モードが一致すれば、ステップS15において、一致したモードの仕様に従い用紙先端9aの位置を設定する。設定は、設定部53が機構制御部58へ指示することにより行われる。モードが単色モード76であれば、ノズル45bによる印刷位置が印刷開始位置47となるようにトップマージン46を確保して、用紙先端9aの位置が設定される。また、モードが4色モード77であれば、ノズル45aによる印刷位置が印刷開始位置47となるようにトップマージン46を確保して、用紙先端9aの位置が設定される。設定後、フローは終了する。
モードが一致しなければ、ステップS16において、設定部53がエラー表示を表示部63へ指示する。表示部63は、所定のLEDを点燈させて、インクカートリッジ10の交換を促す。表示後、フローは終了する。
以上プリンタ1のモード設定方法およびプリンタ1について、実施形態の説明をした。この実施形態の効果をまとめて記載する。
(1)プリンタ1は、プリンタ1に設定されたモードに合致したインクカートリッジ10が装着された場合のみ動作する。従って、間違ったインクカートリッジ10が装着されて、意図した色と異なる色で印刷されることや、直前に使用されたインクカートリッジ10のインクと混ざって、インク供給チューブ32が汚染されることなどの不具合が防止可能である。
(2)プリンタ1は、ノズル45の配列と単色モード76および4色モード77とに対応して、印刷開始時の用紙先端9aの位置を個別に最適設定する。4色モード77では、ヘッド20中央部のノズル45a位置に印刷開始位置を設定して、どの色からでも印刷開始が可能な設定であり、単色モード76では、ヘッド20端部のノズル45b位置に印刷開始位置を設定して単色印刷する設定である。モードに合わせた用紙9の位置設定により、それぞれのモードでの最適な印刷開始および印刷実行が可能である。
(3)モードの設定が単色モード76の場合、全ノズル45からインクを吐出するため、4分の1ずつのノズル45で各色のインクを吐出する4色モード77と比べ、印刷速度を速めることが可能である。
(4)プリンタ1は、インクカートリッジ10の種類を識別可能であり、品質の劣るインクを収容した粗悪なカートリッジの装着を防止可能であり、プリンタ1の機構保護が図れる。
また、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、次のような変形例が挙げられる。
(変形例1)プリンタ1のモードは、単色モード76と4色モード77とに限定されない。また、ノズル配置もA列、B列のノズル群20a、20b、20c、20dによる配列に限定されない。従って、4色以外の多色印刷やノズル45の多様な配列形態のプリンタにも適用可能である。
(変形例2)プリンタ1の表示部63は、LED表示でなく液晶等を用いた表示部であっても良い。表示の情報がより詳細に表示可能である。
(変形例3)単色モード76と4色モード77との設定替えにおいて、新たなモードの取得に対応して、プリンタ1のインク流路の洗浄が必要となる。その場合、インクの代わりに洗浄液を収容したインクカートリッジ10を、プリンタ1に装着し、クリーニングを行う。洗浄液は同じインクカートリッジ10へ廃液として回収されるため、プリンタ1側は、洗浄のためのプログラムや付加装置等の特別な配慮が不要である。プリンタ1へのモード設定の切り替え時の流路洗浄が簡便になる。
(変形例4)インクカートリッジ10は、インクの収容部11a、11b、11c、11dと廃液の収容部11eとが一体の構成のものが扱いやすいが、インクと廃液の収容部11を別体にして、それぞれ個別に交換することも可能である。また、インクも各色を別体の分離収容部として、それぞれ個別に交換できるようにしても良い。こうすることにより、各インク色および廃液をより緻密に管理することができる。
(変形例5)プリンタ1は、インクカートリッジ10と、キャリッジ25とが別々に離れて位置する、いわゆるオフキャリッジ構造を採用しているが、キャリッジ25がインクカートリッジ10を背負う構成で一体となって移動する、いわゆるオンキャリッジ構造を採用しても良い。プリンタ1の設計の選択肢が広げられる。
(変形例6)プリンタ1のモード設定方法は、インクジェットプリンタに限らず、転写プリンタ、インパクトプリンタ、昇華プリンタ等であっても良く、多種類のプリンタの制御に適用可能である。
(変形例7)ステップS1において、プリンタ1へ設定するモードの送信は、ホストコンピュータ50からではなくプリンタ1の操作部61から行っても良い。プリンタ1単体でモードの設定が可能となり、ホストコンピュータ50が不要である。
本発明のプリンタの外観を示す斜視図。 インクカートリッジの外観を示す三面図。 プリンタのインク供給系統の構成を示す断面図。 プリンタの概構成を示す模式図。 ヘッドを用紙の側から見た正面図。 プリンタの制御部の構成を示すブロック図。 制御部のフラッシュROMのメモリ構成を示すメモリマップ図。 (a)4色モードの設定時の印刷開始位置を示す正面図。(b)単色モードの設定時の印刷開始位置を示す正面図。 プリンタへモードを設定するフローチャート。 プリンタの立ち上げ時およびインクカートリッジ交換時のモードを確認するフローチャート。
符号の説明
1…インクジェットプリンタとしてのプリンタ、9…用紙、9a…用紙先端、10…インクカートリッジ、11…収容部、15…カートリッジ記憶部、20…ヘッド、20a、20b、20c、20d…ノズル群、25…キャリッジ、26…ガイド軸、29…TOFレバー、35…キャッピング部、36…制御部、45…ノズル、45a、45b…最上流ノズル、46…トップマージン、47…印刷開始位置、51…取得部、52…判断部、53…設定部、54…フラッシュROM、58…機構制御部、59…印刷制御部、74…設定モード保存領域、75…モード別仕様保存領域、76…単色モード、77…4色モード。

Claims (8)

  1. プリンタの動作を規定するモードを前記プリンタに設定するモード設定方法において、
    前記プリンタに設定する前記モードをコンピュータから取得する取得ステップと、
    前記モードが、前記プリンタの記憶部に記憶され前記プリンタが対応可能な対応モードに該当していることを判断する判断ステップと、
    前記モードが前記対応モードに該当する場合には、前記モードを前記プリンタの動作を規定する前記モードとして前記プリンタへ設定する設定ステップと、を有することを特徴とするモード設定方法。
  2. 請求項1に記載のモード設定方法において、
    前記モードは、前記プリンタが多色印刷または単色印刷のいずれかの機能で動作するように設定可能であることを特徴とするモード設定方法。
  3. 請求項2に記載のモード設定方法において、
    前記モードは、前記プリンタへ設定された前記多色印刷または前記単色印刷の機能に対応して、前記プリンタが印刷媒体へ印刷を開始する位置をそれぞれ個別に設定可能であることを特徴とするモード設定方法。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のモード設定方法において、
    前記プリンタは、着脱可能なインクカートリッジを備えたインクジェットプリンタであって、
    前記モードは、前記インクジェットプリンタに設定された前記モードに該当する前記多色印刷または前記単色印刷用の前記インクカートリッジが装着された場合にのみ、前記インクジェットプリンタが動作するように設定可能であることを特徴とするモード設定方法。
  5. 請求項4に記載のモード設定方法において、
    前記インクジェットプリンタは、前記モードにより前記単色印刷の機能に設定された場合、全ノズルから前記単色印刷用のインクを吐出可能であることを特徴とするモード設定方法。
  6. 請求項5に記載のモード設定方法において、
    前記ノズルは、前記印刷媒体の搬送方向に沿って2つの列をなしており、前記列のそれぞれは、同数の連続した前記ノズルを有する2つのノズル群からなり、前記ノズル群は、前記ノズル群毎にそれぞれ異なる色の前記インクを吐出可能であることを特徴とするモード設定方法。
  7. 請求項6に記載のモード設定方法において、
    前記インクジェットプリンタが前記多色印刷の機能に設定された場合、前記印刷媒体への印刷開始位置は、前記搬送方向に対し下流側の前記ノズル群が有する最上流の前記ノズル位置であり、前記インクジェットプリンタが前記単色印刷の機能に設定された場合、前記印刷媒体への印刷開始位置は、前記搬送方向に対し上流側の前記ノズル群が有する最上流の前記ノズル位置であることを特徴とするモード設定方法。
  8. 設定されたモードにより動作が規定されるプリンタにおいて、
    前記プリンタに設定する前記モードをコンピュータから取得する取得部と、
    前記プリンタが対応可能な対応モードを記憶する記憶部と、
    前記コンピュータから取得した前記モードが、前記記憶部に記憶されている前記対応モードに該当していることを判断する判断部と、
    前記モードが前記対応モードに該当する場合には、前記モードを前記プリンタの動作を規定する前記モードとして前記プリンタへ設定する設定部と、を有することを特徴とするプリンタ。
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