JP2006236472A - レンズ駆動装置及び光ピックアップ装置 - Google Patents

レンズ駆動装置及び光ピックアップ装置 Download PDF

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淳夫 岩下
Katsuya Yagi
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Abstract

【課題】簡単な構成でレンズの光軸方向及びレンズの光軸と垂直方向の双方の移動を正確に検出することができるレンズ駆動装置及びそれを備えた光ピックアップ装置とする。
【解決手段】レンズ駆動装置10が、レンズOBJと、レンズを保持して所定方向に移動可能とし、かつ第1アパーチャ12と第2アパーチャ13とを有するレンズ保持部材11と、レンズ位置検出用光束を発光する発光素子14と、発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子15と、を有するレンズ移動検出手段を備え、レンズ移動検出手段は、発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を、第1アパーチャ及び第2アパーチャを通過させて位置検出用受光素子に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ駆動装置及び光ピックアップ装置に関する。
従来、光ピックアップ装置において、光ピックアップの記録及び再生に用いられるレーザ光の光束の位置ずれ等を修正するために、対物レンズ等のレンズの移動を検出する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2573175号公報
ところで、従来、光ディスクの機械特性(2層ディスクの層間距離、ディスク面ブレ量、トラックピッチ等)の測定を行う測定装置は、光ディスクに対しサーボ制御無しで面ブレ等の機械特性測定を行うようになっている。これにより、測定結果は光ディスクの面ブレ、チルト等の情報が全て含まれるため、それらの分離には煩雑な作業が必要であった。
それに対して、光ピックアップを用い光ディスクに対してサーボ制御とした状態で光スポット位置の測定をすることにより、光ディスクの機械特性(2層ディスクの層間距離、ディスク面ブレ量、トラックピッチ等)のそれぞれを測定することが可能となる。
ここで光スポットの動きを測定するには、対物レンズの動きを測定することが最も正確な方法である。
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、光ディスクの機械特性を測定するのに必要なトラック方向の位置については検出可能であったが、フォーカス方向の位置については具体的な記述がなかった。
また、特許文献1では、対物レンズの位置を検出する箇所が対物レンズから離れた位置であるため、対物レンズ駆動装置の不要振動等も含めた対物レンズの位置を検出してしまう場合があり、正確な位置検出を行うことができなかった。
本発明の課題は、上述の問題を考慮したものであり、簡単な構成で対物レンズ等のレンズの光軸方向及びレンズの光軸と垂直方向の双方の移動を正確に検出することができるレンズ駆動装置及びそれを備えた光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光ピックアップ装置に用いられるレンズ駆動装置において、
レンズと、
前記レンズを保持して所定方向に移動可能とし、かつ第1アパーチャと第2アパーチャとを有するレンズ保持部材と、
レンズ位置検出用光束を発光する発光素子と、
前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子と、
を有するレンズ移動検出手段を備え、
前記レンズ移動検出手段は、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を、前記第1アパーチャ及び前記第2アパーチャを通過させて前記位置検出用受光素子に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、光ピックアップ装置に用いられるレンズ駆動装置が、レンズと、前記レンズを保持して所定方向に移動可能とし、かつ第1アパーチャと第2アパーチャとを有するレンズ保持部材と、レンズ位置検出用光束を発光する発光素子と、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子と、を有するレンズ移動検出手段を備え、前記レンズ移動検出手段は、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を、前記第1アパーチャ及び前記第2アパーチャを通過させて前記位置検出用受光素子に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出するため、簡単な構成でレンズの光軸方向及びレンズの光軸と垂直方向の双方の移動を正確に検出することができる。
なお、光ピックアップ装置に用いられるレンズ駆動装置としては、例えば、対物レンズ駆動装置、可動コリメートレンズ移動装置、ビームエキスパンダ移動装置等が挙げられる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ駆動装置において、
前記第2アパーチャと前記位置検出用受光素子の間に集光レンズが配置されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、前記第2アパーチャと前記位置検出用受光素子の間に集光レンズが配置されているため、簡単な構成で倍率変換を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置において、
前記第1アパーチャと前記第2アパーチャが対向する一直線上に配置されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、前記第1アパーチャと前記第2アパーチャが対向する一直線上に配置されているため、位置検出用受光素子で対物レンズの位置を測定しやすくすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置において、
前記第2アパーチャと前記位置検出用受光素子の間に光路折曲素子が配置されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、前記第2アパーチャと前記位置検出用受光素子の間に光路折曲素子が配置されているため、光路を縮小して狭いスペースでも対応することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置において、
前記第1アパーチャの径よりも前記第2アパーチャの径の方が大きく形成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、前記第1アパーチャの径よりも前記第2アパーチャの径の方が大きく形成されているため、第1アパーチャを通過した光束が若干の発散光になるときに当該光束が確実に第2アパーチャを通過可能とすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置において、
前記レンズ移動検出手段における前記第1アパーチャと前記第2アパーチャとを結ぶ直線と、前記レンズの光軸とが交差していることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、前記レンズ移動検出手段における前記第1アパーチャと前記第2アパーチャとを結ぶ直線と、前記レンズの光軸とが交差しているため、レンズの光軸方向及びレンズの光軸と垂直方向の双方の移動位置を検出することができる。
請求項7に記載の発明は、光ピックアップ装置に用いられるレンズ駆動装置において、
レンズと、
前記レンズを保持して所定方向に移動可能とし、かつ第1アパーチャを有するレンズ保持部材と、
レンズ位置検出用光束を発光する発光素子と、
前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子と、
を有するレンズ移動検出手段を備え、
前記レンズ位置検出用光束と、前記レンズの光軸とが交差しており、
前記レンズ移動検出手段は、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を、前記第1アパーチャを通過させて前記位置検出用受光素子に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出することを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、光ピックアップ装置に用いられるレンズ駆動装置が、レンズと、前記レンズを保持して所定方向に移動可能とし、かつ第1アパーチャを有するレンズ保持部材と、レンズ位置検出用光束を発光する発光素子と、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子と、を有するレンズ移動検出手段を備え、前記レンズ位置検出用光束と、前記レンズの光軸とが交差しており、前記レンズ移動検出手段は、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を、前記第1アパーチャを通過させて前記位置検出用受光素子に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出するため、簡単な構成でレンズの光軸方向及びレンズの光軸と垂直方向の双方の移動を正確に検出することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のレンズ駆動装置において、
前記レンズ位置検出用光束の光軸と、前記レンズの光軸とが交差していることを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、前記レンズ位置検出用光束の光軸と、前記レンズの光軸とが交差しているため、レンズの光軸方向及びレンズの光軸と垂直方向の双方の移動をより正確に検出することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置において、
前記発光素子が半導体レーザからなることを特徴としている。
請求項9に記載の発明によれば、前記発光素子が半導体レーザ(LD)からなるため、従来使用していた発光ダイオード(LED)と比較して、平行ビームの強度分布のムラが少なく、強い光量を得ることができ、品質がよい光束を発することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置において、
前記発光素子と前記位置検出用受光素子の間のいずれかの位置に、レンズ位置検出用光束を平行光に変換するコリメートレンズが配置されていることを特徴としている。
請求項10に記載の発明によれば、前記発光素子と前記位置検出用受光素子の間のいずれかの位置に、レンズ位置検出用光束を平行光に変換するコリメートレンズが配置されているため、請求項1,7に記載の発明をより効果的なものにすることができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置において、
前記発光素子と前記第1アパーチャの間に光路折曲素子が配置されていることを特徴としている。
請求項11に記載の発明によれば、前記発光素子と前記第1アパーチャの間に光路折曲素子が配置されているため、光路を縮小して狭いスペースでも対応することができる。
請求項12に記載の発明は、光ピックアップ装置において、
請求項1〜11のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置を搭載したことを特徴としている。
請求項12に記載の発明によれば、請求項1〜11のいずれか一項と同様の効果を有する光ピックアップ装置を得ることができる。
本発明によれば、簡単な構成でレンズの光軸方向及びレンズの光軸と垂直方向の双方の移動を正確に検出することができ、これを用いて光ディスクの機械特性測定(2層ディスクの層間距離測定、ディスク面ブレ量測定、トラックピッチ測定)を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。まず、図1を用いて本発明のレンズ駆動装置を備えた光ピックアップ装置について説明する。
なお、本明細書においては、青紫色レーザ光源を使用する光ディスク及び光磁気ディスクを総称して「高密度光ディスク」という。このようなものには、ブルーレイディスク(以下、BDと略記する)やHD DVD(以下、HDと略記する)等が挙げられるが、これ以外にも、光磁気ディスクや、情報記録面上に数〜数十μm程度の厚さの保護膜を有する光ディスクや、保護層或いは保護膜の厚さがゼロの光ディスクも高密度光ディスクに含むものとする。
また、本明細書においては、デジタルバーサタイルディスク(以下、DVDと略記する)とは、DVD−ROM、DVD−Video、DVD−Audio、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW等のDVD系列の光ディスクの総称であり、CDとは、CD−ROM、CD−Audio、CD−Video、CD−R、CD−RW等のCD系列の光ディスクの総称である。
また、本明細書において、「対物光学系」とは、光ピックアップ装置において光ディスクに対向する位置に配置され、光源から射出された光束を光ディスクの情報記録面上に集光する機能を有する光学系であって、アクチュエータにより少なくとも光軸方向に変移可能とされた光学系を指す。本明細書における、「対物光学系」とは、1つのレンズ群から構成されていても良いし、2つ以上の複数のレンズ群から構成されていても良い。
図1は、高密度光ディスクBD(第1光ディスク)とDVD(第2光ディスク)とCD(第3光ディスク)との何れに対しても適切に情報の記録/再生を行える光ピックアップ装置PUの構成を概略的に示す図である。BDの光学的仕様は、第1波長λ1=405nm、保護層PL1の厚さt1=0.1mm、開口数NA1=0.85であり、DVDの光学的仕様は、第2波長λ2=655nm、保護層PL2の厚さt2=0.6mm、開口数NA2=0.65であり、CDの光学的仕様は、第3波長λ3=785nm、保護層PL3の厚さt3=1.2mm、開口数NA3=0.45である。但し、波長、保護層の厚さ、及び開口数の組合せはこれに限られない。
光ピックアップ装置PUは、BDに対して情報の記録/再生を行う場合に発光され405nmの青紫色レーザ光束(第1光束)を射出する青紫色半導体レーザLD1(第1光源)、DVDに対して情報の記録/再生を行う場合に発光され655nmの赤色レーザ光束(第2光束)を射出する第1の発光点EP1(第2光源)と、CDに対して情報の記録/再生を行う場合に発光され785nmの赤外レーザ光束(第3光束)を射出する第2の発光点EP2(第3光源)と、を一つのチップ上に形成したDVD/CD用レーザ光源ユニットLU、BD/DVD/CD共用の光検出器PD、回折光学素子WFEと、この回折光学素子WFEを透過したレーザ光束を情報記録面RL1、RL2、RL3上に集光させる機能を有する両面が非球面とされた対物レンズOBJとから構成された対物光学系OBU、2軸アクチュエータAC1を備えたレンズ駆動装置10、1軸アクチュエータAC2、近軸における屈折力が負である第1レンズEXP1と近軸における屈折力が正である第2レンズEXP2とから構成されたエキスパンダーレンズEXP、直線偏光を円偏光に変換する1/4波長板QWP、第1偏光ビームスプリッタBS1、第2偏光ビームスプリッタBS2、第1コリメートレンズCOL1、第2コリメートレンズCOL2、第3コリメートレンズCOL3、情報記録面RL1、RL2及びRL3からの反射光束に対して非点収差を付加するためのセンサーレンズSENとから構成されている。尚、本実施形態では、回折光学素子WFEと対物レンズOBJの双方が鏡枠(保持部材)BALを介して光軸Xを中心とした同軸で一体化する構成とされている。また、BD用の光源として、上述の青紫色半導体レーザLD1の他に青紫色SHGレーザを使用することもできる。
光ピックアップ装置PUにおいて、BDに対して情報の記録/再生を行う場合には、エキスパンダーレンズEXPから青紫色レーザ光束が平行光束の状態で射出されるように、1軸アクチュエータAC2により第1レンズEXP1を光軸に沿って可変調整した後、青紫色半導体レーザLD1を発光させる。青紫色半導体レーザLD1から射出された発散光束は、図1において実線でその光線経路を描いたように、第1コリメートレンズCOL1により平行光束に変換された後、第1偏光ビームスプリッタBS1により反射され、第2偏光ビームスプリッタBS2を通過し、第1レンズEXP1、第2レンズEXP2を透過することにより拡径された後、1/4波長板QWPを透過し、図示しない絞りSTOにより光束径が規制され、対物光学系OBUによってBDの保護層PL1を介して情報記録面RL1上に形成されるスポットとなる。対物光学系OBUは、その周辺に配置されたレンズ駆動装置10の2軸アクチュエータAC1によってフォーカシングやトラッキングを行う。
情報記録面RL1で情報ピットにより変調された反射光束は、再び対物光学系OBU、1/4波長板QWP、第2レンズEXP2、第1レンズEXP1、第2偏光ビームスプリッタBS2、第1偏光ビームスプリッタBS1を透過した後、第3コリメートレンズCOL3を通過する際に収斂光束となり、センサーレンズSENにより非点収差が付加され、光検出器PDの受光面上に収束する。そして、光検出器PDの出力信号を用いてBDに記録された情報を読み取ることができる。
また、光ピックアップ装置PUにおいて、DVDに対して情報の記録/再生を行う場合には、エキスパンダーレンズEXPから赤色レーザ光束が平行光束の状態で射出されるように、1軸アクチュエータAC2により第1レンズEXP1を光軸に沿って可変調整した後、発光点EP1を発光させる。発光点EP1から射出された発散光束は、図1において破線でその光線経路を描いたように、第2コリメートレンズCOL2により平行光束に変換された後、第2偏光ビームスプリッタBS2により反射され、第1レンズEXP1、第2レンズEXP2を透過することにより拡径され、1/4波長板QWPを透過し、対物光学系OBUによってDVDの保護層PL2を介して情報記録面RL2上に形成されるスポットとなる。対物光学系OBUは、その周辺に配置されたレンズ駆動装置10の2軸アクチュエータAC1によってフォーカシングやトラッキングを行う。
情報記録面RL2で情報ピットにより変調された反射光束は、再び対物光学系OBU、1/4波長板QWP、第2レンズEXP2、第1レンズEXP1、第2偏光ビームスプリッタBS2、第1偏光ビームスプリッタBS1を透過した後、第3コリメートレンズCOL3を通過する際に収斂光束となり、センサーレンズSENにより非点収差が付加され、光検出器PDの受光面上に収束する。そして、光検出器PDの出力信号を用いてDVDに記録された情報を読み取ることができる。
また、光ピックアップ装置PUにおいて、CDに対して情報の記録/再生を行う場合には、エキスパンダーレンズEXPから赤外レーザ光束が平行光束の状態で射出されるように、1軸アクチュエータAC2により第1レンズEXP1を光軸に沿って可変調整した後、発光点EP2を発光させる。発光点EP2から射出された発散光束は、図1において一点鎖線でその光線経路を描いたように、第2コリメートレンズCOL2により緩い発散光束に変換された後、第2偏光ビームスプリッタBS2により反射され、第1レンズEXP1、第2レンズEXP2を透過することにより拡径されるとともに発散光束に変換され、1/4波長板QWPを透過し、対物光学系OBUによってCDの保護層PL3を介して情報記録面RL3上に形成されるスポットとなる。対物光学系OBUは、その周辺に配置されたレンズ駆動装置10の2軸アクチュエータAC1によってフォーカシングやトラッキングを行う。
情報記録面RL2で情報ピットにより変調された反射光束は、再び対物光学系OBU、1/4波長板QWP、第2レンズEXP2、第1レンズEXP1、第2偏光ビームスプリッタBS2、第1偏光ビームスプリッタBS1を透過した後、第3コリメートレンズCOL3を通過する際に収斂光束となり、センサーレンズSENにより非点収差が付加され、光検出器PDの受光面上に収束する。そして、光検出器PDの出力信号を用いてCDに記録された情報を読み取ることができる。
光ピックアップ装置PUでは、第1レンズEXP1を1軸アクチュエータAC2により光軸方向に駆動させることで、BDの情報記録面RL1上に形成されたスポットの球面収差を補正できる。第1レンズEXP1の可変調整により補正する球面収差の発生原因は、例えば、青紫色半導体レーザLD1の製造誤差による波長ばらつき、温度変化に伴う対物光学系の屈折率変化や屈折率分布、2層ディスク、4層ディスク等の多層ディスクの情報記録層間のフォーカスジャンプ、BDの保護層の製造誤差による厚みばらつきや厚み分布等である。
また、BDの情報記録面RL1上に形成されたスポットの球面収差を補正する方法として、上述のようにレンズを光軸方向に駆動させる方法以外に、液晶を利用した位相制御素子を用いても良い。かかる位相制御素子により球面収差を補正する方法は公知であるので、ここでは詳細な説明は割愛する。
また、光ピックアップ装置PUでは、第1の発光点EP1と第2の発光点EP2とを一つのチップ上に形成したDVD/CD用レーザ光源ユニットLUを用いることとしたが、これに限らず、更にBD用の第1光束を射出する発光点も同一のチップ上に形成したBD/DVD/CD用レーザ光源ユニットを用いても良い。あるいは、青紫色半導体レーザと赤色半導体レーザと赤外半導体レーザの3つのレーザ光源を1つの筐体内に納めたBD/DVD/CD用レーザ光源ユニットを用いても良い。
また、本実施の形態においては、光源と光検出器PDとを別体に配置する構成としたが、これに限らず、光源と光検出器とを集積化したレーザ光源モジュールを用いても良い。
次に、本実施形態のレンズ駆動装置10の構成について説明する。
レンズ駆動装置10は、図2に示すように、光ピックアップの記録及び再生に用いられるレーザ光の光束を光ディスクBD/DVD/CDの情報記録面RL1/RL2/RL3上に集光させる対物レンズOBJと、前記対物レンズOBJを保持して2軸アクチュエータAC1によりフォーカス方向(レンズの光軸方向)F及びトラック方向(レンズの光軸と垂直方向)Tに移動可能としかつ第1アパーチャ12と第2アパーチャ13とを有するレンズ保持部材11と、レンズ位置検出用光束を発光する発光素子14と、前記発光素子14から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子15と、を有するレンズ移動検出手段を備えている。
本実施形態のレンズ駆動装置10においては、第1アパーチャ12の径よりも第2アパーチャ13の径の方が大きくなるようにそれぞれのアパーチャが形成されている。これは、第1アパーチャ12を通過した光束が若干の発散光になる場合があり、このときに当該光束が確実に第2アパーチャ13を通過できるようにするためである。なお、第1アパーチャ12の径に対して、第2アパーチャ13の径が大きくなりすぎると、第1アパーチャ12内での内面反射や第1アパーチャ12と第2アパーチャ13との間の迷光等の不要光を第2アパーチャ13が拾ってしまう不具合が生じるため、第2アパーチャ13が第1アパーチャ12より若干大きい程度にしておくことが好ましい。具体的には、本実施形態では、第1アパーチャ12はφ0.3mmの貫通孔、第2アパーチャ13はφ0.5mmの貫通孔である。
また、第1アパーチャ12と第2アパーチャ13が対向する一直線上に配置されており、さらに、第1アパーチャと第2アパーチャとを結ぶ直線と、光ピックアップの記録及び再生に用いられるレーザ光の光束の光軸Sとが垂直となる位置関係に構成されると共に、第1アパーチャと第2アパーチャとを結ぶ直線と、光ディスクの半径方向とが垂直となる位置関係に構成されている。なお、レンズ位置検出方向をフォーカス方向(レンズの光軸方向)とし、トラック方向(レンズの光軸と垂直方向)の検出が不要な場合は、第1アパーチャと第2アパーチャとを結ぶ直線と、光ディスクの半径方向とが垂直となる位置関係に構成されていなくても良い。
また、第1アパーチャ12及び第2アパーチャ13を、対物レンズOBJの主点若しくは主点に極力近づけることが好ましい。これにより、レンズ駆動装置10の不要振動(ピッチング、ヨーイング、ローリング)等も含めたレンズ位置を検出してしまう不具合を極力避けることができ、より正確なレンズ位置検出が可能となる。
ここで、複数のレンズから構成された主点位置を空気間隔となるようにした対物レンズを用いることで正確なレンズ位置検出を行えるが、このような対物レンズは大きく、重くなるため、レンズ駆動装置の性能上好ましくない。
そこで、対物レンズに単玉レンズを用いるか、若しくは対物光学系を本実施形態で示した単玉の対物レンズと回折光学素子の組み合わせとすると、軽量かつ小型となるため、レンズ駆動装置の性能上好ましい。しかし、このような対物レンズを用いると主点がレンズ材料内に位置するため、レンズ位置検出光を通過させることが困難となる。
そこで、対物レンズの入射面と、第1アパーチャ12と第2アパーチャ13とを結ぶ直線との距離を極力近づけることが好ましい。
なお、本実施形態では、対物レンズOBJの入射面と、第1アパーチャと第2アパーチャとを結ぶ直線との距離が5mm以下となるように設計されている。
なお、本実施形態では、アパーチャの位置を対物レンズの入射側に設けている。これは、対物レンズの作動距離に関わらず、アパーチャの配置が可能なためである。
このように、アパーチャの位置を対物レンズの入射側に配置する方が好ましいが、対物レンズの作動距離が長い場合は、レンズ保持部材におけるアパーチャの位置を対物レンズの出射側にしても良い。
また、発光素子14としては、発光ダイオード(LED)を使用しても良いが、半導体レーザ(LD)を使用する方が好ましい。本実施形態ではLDを使用している。LDを用いることにより、従来使用していたLEDと比較して、平行ビームの強度分布のムラが少なく、強い光量を得ることができ、品質がよい光束を発することができる。具体的には、φ3.3mmパッケージλ655nmのLDを発する発光素子となっている。
さらに、発光素子14と位置検出用受光素子15の間のいずれかの位置に、レンズ位置検出用光束を平行光に変換する平行光作成手段16が配置されていることが好ましい。本実施形態では、発光素子14と第1アパーチャ12との間に平行光作成手段16としてコリメートレンズが配置されている。
また、本実施形態では、位置検出用受光素子15として、2次元PSDセンサを用いている。2次元PSDセンサを用いることにより、フォーカス方向(レンズの光軸方向)F及びトラック方向(レンズの光軸と垂直方向)Tの双方のレンズ位置検出ができるようになっている。なお、レンズ位置検出方向をフォーカス方向(レンズの光軸方向)又はトラック方向(レンズの光軸と垂直方向)に限る場合には、1次元PSDセンサを用いても良い。また、フォーカス方向(レンズの光軸方向)及びトラック方向(レンズの光軸と垂直方向)の双方向の検出を行う場合には、4分割PDを用いても良い。さらに、フォーカス方向(レンズの光軸方向)又はトラック方向(レンズの光軸と垂直方向)の一方向の検出を行う場合には、2分割PDを用いても良い。この際、前記PDはPSDに比べて測定範囲が小さくなるので、スポット径を大きくする等の光学系による処理を行うと良い。
さらに、本実施形態では、第2アパーチャ13と位置検出用受光素子15の間に集光レンズ17が配置されている。これにより、簡単な構成で倍率変換を行うことができるようになっている。
以下、倍率変換について説明する。なお、以下では、便宜上、1つのアパーチャのみを用いた図で説明している。
本実施形態については、図3に示すように、発光素子14から発せられたレンズ位置検出用光束が、コリメートレンズ16、第1アパーチャ12を通過して、集光レンズ17で集光し、位置検出用受光素子15に受光するようになっている。このときの倍率変換については、集光レンズ17の焦点距離をf、位置検出用受光素子15の集光レンズ17からの距離をX、第1アパーチャ12の移動量をYとすると、位置検出用受光素子15上の光スポットの移動量YPSDは、
PSD=(X/f)×Y
で与えられる。すなわち、位置検出用受光素子15上の光スポットの移動量YPSDは、位置検出用受光素子がCの位置にある場合、
C=1×Y (×1倍)
となり、
位置検出用受光素子がDの位置にある場合、
D=(1/2)×Y (×1/2倍)
となる。
位置検出用受光素子15上の光スポットの移動量YPSDを2倍にするためには、位置検出用受光素子を集光レンズ4fの位置に配置すれば良い。
また、コリメートレンズ16及び集光レンズ17を用いない場合は、例えば、図4に示すように、発光素子14と第1アパーチャ12との距離をA、発光素子14と位置検出用受光素子15との距離をB、第1アパーチャ12の移動量をYとすると、位置検出用受光素子15上の光スポットの移動量YPSDは、
PSD=(B/A)×Y
で与えられる。すなわち、位置検出用受光素子15上の光スポットの移動量YPSDは、(B/A)倍に固定される。
ここで、説明した倍率変換を用いることで、例えば、アパーチャと位置検出用受光素子との間にスペースを確保することができれば、位置検出用受光素子上のアパーチャ移動量を拡大するような集光レンズを配置することで、高精度、高分解能の測定が可能となる。また、アパーチャの移動量に対し、位置検出用受光素子の測長距離が不足する場合でも、縮小倍率となるような集光レンズを配置することで、アパーチャ移動量の測定が可能となる。このように、集光レンズを配置することで、設計の自由度が上がることとなる。
なお、発光素子14と第1アパーチャ12の間に光路折曲素子、例えばミラーやプリズム、ハーフミラー等が配置されていても良い。また、第2アパーチャ13と位置検出用受光素子15の間にも、ミラーやプリズム、ハーフミラー等の光路折曲素子が配置されていても良い。このようにすることで、光路を縮小して狭いスペースでも対応することができるように構成することができる。
以上のような構成のレンズ移動検出手段によれば、発光素子14から発光されたレンズ位置検出用光束を、(コリメートレンズ16を介して)第1アパーチャ12及び第2アパーチャ13を通過させて、(集光レンズ17で集光させた後)位置検出用受光素子15に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出することができる。
以上のように、本実施形態のレンズ駆動装置によれば、光ピックアップ装置に用いられるレンズ駆動装置が、レンズ(対物レンズ)と、前記レンズを保持して所定方向に移動可能とし、かつ第1アパーチャと第2アパーチャとを有するレンズ保持部材と、レンズ位置検出用光束を発光する発光素子と、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子と、を有するレンズ移動検出手段を備え、前記レンズ移動検出手段は、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を、前記第1アパーチャ及び前記第2アパーチャを通過させて前記位置検出用受光素子に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出するため、簡単な構成でレンズの光軸方向(フォーカス方向)及びレンズの光軸と垂直方向(トラック方向)の双方の移動を正確に検出することができる。
また、本実施形態では、前記発光素子が半導体レーザ(LD)からなるため、従来使用していた発光ダイオード(LED)と比較して、平行ビームの強度分布のムラが少なく、強い光量を得ることができ、品質がよい光束を発することができる。
さらに、本実施形態では、前記発光素子と前記位置検出用受光素子の間のいずれかの位置に、レンズ位置検出用光束を平行光に変換するコリメートレンズが配置されているため、前記した発明をより効果的なものにすることができる。
また、本実施形態では、前記第2アパーチャと前記位置検出用受光素子の間に集光レンズが配置されているため、簡単な構成で倍率変換を行うことができる。
さらに、本実施形態では、前記第1アパーチャと前記第2アパーチャが対向する一直線上に配置されているため、位置検出用受光素子で対物レンズの位置を測定しやすくすることができる。
また、前記発光素子と前記第1アパーチャの間に光路折曲素子が配置されていると、光路を縮小して狭いスペースでも対応することができる。
さらに、前記第2アパーチャと前記位置検出用受光素子の間に光路折曲素子が配置されていると、光路を縮小して狭いスペースでも対応することができる。
またさらに、本実施形態では、前記第1アパーチャの径よりも前記第2アパーチャの径の方が大きく形成されているため、第1アパーチャを通過した光束が若干の発散光になるときに当該光束が確実に第2アパーチャを通過可能とすることができる。なお、第2アパーチャは前記したように円形であることが好ましいが、それ以外の矩形や大きな空間等であっても良い。
また、本実施形態では、前記レンズ移動検出手段における前記第1アパーチャと前記第2アパーチャとを結ぶ直線と、前記レンズ(対物レンズ)の光軸とが交差しているため、レンズの光軸方向(フォーカス方向)及びレンズの光軸と垂直方向(トラック方向)の双方の移動位置を検出することができる。
また、本実施形態で測定可能な情報(2層ディスクの層間距離、ディスク面ブレ量、トラックピッチ等)により、以下の制御が可能となる光ピックアップ装置を構成することができる。
例えば、レンズ位置情報により、フォーカス引き込みの最適制御が可能となる。
また、2層ディスクの層間距離により、最適な層間ジャンプ制御が可能となる。
さらに、トラックピッチ測定により、最適なトラックジャンプ制御が可能となる。
その他、最適なサーボゲインが設定可能となる等がある。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、本実施形態では、本発明の構成を光ディスク機械特性の測定に用いるように述べたが、これに限定されず、他の測定に用いても良い。
また、本実施形態では、本発明の構成を対物レンズの位置検出を行うために使用したが、これに限るものではなく、他のレンズ、例えば、可動コリメートレンズやビームエキスパンダ等のレンズ移動装置においてレンズ位置検出を行うために使用しても良い。
さらに、本実施形態では、アパーチャとして第1アパーチャ及び第2アパーチャの2つのアパーチャを有していたが、これに限るものではなく、アパーチャが第1アパーチャのみで構成されている場合もある。
このような構成であっても、光ピックアップ装置に用いられるレンズ駆動装置が、レンズと、前記レンズを保持して所定方向に移動可能とし、かつ第1アパーチャを有するレンズ保持部材と、レンズ位置検出用光束を発光する発光素子と、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子と、を有するレンズ移動検出手段を備え、前記レンズ位置検出用光束と、前記レンズの光軸とが交差しており、前記レンズ移動検出手段は、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を、前記第1アパーチャを通過させて前記位置検出用受光素子に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出するため、簡単な構成でレンズの光軸方向及びレンズの光軸と垂直方向の双方の移動を正確に検出することができる。
またさらに、前記レンズ位置検出用光束の光軸と、前記レンズの光軸とが交差していると、レンズの光軸方向及びレンズの光軸と垂直方向の双方の移動をより正確に検出することができる。
また、本実施形態においては、高密度光ディスクBD、DVD及びCDの3種類の光ディスクに対して記録/再生可能な対物光学系を備えた光ピックアップ装置を例に挙げて説明したが、高密度光ディスクBD及びDVDの2種類の光ディスク、或いは高密度光ディスクBD及びCDの2種類の光ディスクに対して記録/再生可能な対物光学系を備えた光ピックアップ装置に、本発明を適用できることは容易に理解されるところである。
例えば、それら2種類の光ディスクの記録/再生に必要な光学系要素を残しつつ、その他の光学系要素を削除して構成することができ、それにより、更に、小型化、軽量化、低コスト化、構成の簡素化された光ピックアップ光学系、及び光ピックアップ装置を実現することができる。
また、BDに代わってHD DVDや他の高密度光ディスクを適用しても良い。
光ピックアップ装置の構成を示す要部平面図である。 レンズ駆動装置の構成を示す図面である。 倍率変換について説明するための図である。 倍率変換について説明するための図である。
符号の説明
10 レンズ駆動装置
11 レンズ保持部材
12 第1アパーチャ
13 第2アパーチャ
14 発光素子
15 位置検出用受光素子
16 コリメートレンズ(平行光作成手段)
17 集光レンズ
AC1 2軸アクチュエータ
PU 光ピックアップ装置
OBU 対物光学系
OBJ 対物レンズ
PL1,PL2,PL3 保護層
WFE 回折光学素子
BAL 鏡枠(保持部材)
BD 高密度光ディスク(第1光ディスク)
DVD 第2光ディスク
CD 第3光ディスク
RL1,RL2,RL3 情報記録面
LD1 青紫色半導体レーザ(第1光源)
EP1 第1の発光点(第2光源)
EP2 第2の発光点(第3光源)

Claims (12)

  1. 光ピックアップ装置に用いられるレンズ駆動装置において、
    レンズと、
    前記レンズを保持して所定方向に移動可能とし、かつ第1アパーチャと第2アパーチャとを有するレンズ保持部材と、
    レンズ位置検出用光束を発光する発光素子と、
    前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子と、
    を有するレンズ移動検出手段を備え、
    前記レンズ移動検出手段は、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を、前記第1アパーチャ及び前記第2アパーチャを通過させて前記位置検出用受光素子に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出することを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記第2アパーチャと前記位置検出用受光素子の間に集光レンズが配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記第1アパーチャと前記第2アパーチャが対向する一直線上に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記第2アパーチャと前記位置検出用受光素子の間に光路折曲素子が配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記第1アパーチャの径よりも前記第2アパーチャの径の方が大きく形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記レンズ移動検出手段における前記第1アパーチャと前記第2アパーチャとを結ぶ直線と、前記レンズの光軸とが交差していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  7. 光ピックアップ装置に用いられるレンズ駆動装置において、
    レンズと、
    前記レンズを保持して所定方向に移動可能とし、かつ第1アパーチャを有するレンズ保持部材と、
    レンズ位置検出用光束を発光する発光素子と、
    前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を受光する位置検出用受光素子と、
    を有するレンズ移動検出手段を備え、
    前記レンズ位置検出用光束と、前記レンズの光軸とが交差しており、
    前記レンズ移動検出手段は、前記発光素子から発光されたレンズ位置検出用光束を、前記第1アパーチャを通過させて前記位置検出用受光素子に受光させ、当該光束の受光位置を測定することでレンズの移動方向及び移動量を検出することを特徴とするレンズ駆動装置。
  8. 前記レンズ位置検出用光束の光軸と、前記レンズの光軸とが交差していることを特徴とする請求項7に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記発光素子が半導体レーザからなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記発光素子と前記位置検出用受光素子の間のいずれかの位置に、レンズ位置検出用光束を平行光に変換するコリメートレンズが配置されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  11. 前記発光素子と前記第1アパーチャの間に光路折曲素子が配置されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置を搭載したことを特徴とする光ピックアップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009087434A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Pulstec Industrial Co Ltd 光ディスクの信号再生装置及び信号再生方法

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