JP2006232514A - 紙葉類分離搬送装置 - Google Patents

紙葉類分離搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006232514A
JP2006232514A JP2005052701A JP2005052701A JP2006232514A JP 2006232514 A JP2006232514 A JP 2006232514A JP 2005052701 A JP2005052701 A JP 2005052701A JP 2005052701 A JP2005052701 A JP 2005052701A JP 2006232514 A JP2006232514 A JP 2006232514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
paper sheet
feed
separation
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005052701A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Asari
幸生 浅利
Yoshihiko Naruoka
良彦 成岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005052701A priority Critical patent/JP2006232514A/ja
Publication of JP2006232514A publication Critical patent/JP2006232514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】この発明は、重送された紙葉類があっても当該紙葉類をリジェクトすることなく処理を続行でき、処理効率を高めることができる紙葉類分離搬送装置を提供することを課題とする。
【解決手段】紙葉類分離搬送装置は、集積状態の紙葉類を搬送路上に取り出すピックアップローラを有する。搬送路上に取り出された紙葉類は、第1のローラを通過する際に検出器によって紙葉類の重送を検出され、第2のローラによって分離される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、集積状態の紙葉類を分離して搬送する紙葉類分離搬送装置に関する。
従来、紙葉類分離搬送装置として、集積して投入した複数枚の紙葉類を搬送路上に取り出して1枚ずつに分離して搬送する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この装置は、集積方向一端にある紙葉類に転接して回転するピックアップローラ、ピックアップローラによって搬送路上に取り出された紙葉類の重送を検出する検出部、および1枚ずつ搬送路上に取り出された正常な紙葉類を後段の処理部へ搬送する搬送部を有する。
重なったままの状態で搬送路上に取り出された紙葉類、すなわち検出部で重送が検出された紙葉類は、後段の処理部へ搬送されることなく、一旦リジェクトされ、1タスクが終了した後、再投入される。
このように、従来の紙葉類分離搬送装置では、重送を検出した複数枚の紙葉類を一旦リジェクトして再投入するため、装置のスループットが低下する問題があった。
特開2002−249261号公報(段落[0007]、[0015])
この発明の目的は、重送された紙葉類があっても当該紙葉類をリジェクトすることなく処理を続行でき、処理効率を高めることができる紙葉類分離搬送装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の紙葉類分離搬送装置は、集積方向端部の紙葉類に接して回転することにより当該紙葉類を搬送路上に取り出す取出部と、前記搬送路上に取り出された紙葉類を搬送する搬送部と、前記搬送路上を搬送される紙葉類の重送を検出する重送検出部と、前記重送検出部より搬送方向下流側で前記搬送路上に設けられ、重送が検出された複数枚の重送紙葉類を互いに分離する分離部と、前記重送検出部で重送を検出したとき、前記取出部での紙葉類の取り出し動作を停止させるように、前記取出部を制御する制御部と、を有する。
この発明の紙葉類分離搬送装置は、上記のような構成および作用を有しているので、重送された紙葉類があっても当該紙葉類をリジェクトすることなく処理を続行でき、処理効率を高めることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、本発明の実施の形態に係る紙葉類分離搬送装置100(以下、単に、装置100と称する)の概略構造を示してある。図2には、装置100の動作を制御する制御系のブロック図を示してある。
図1に示すように、装置100は、処理対象となる複数枚の紙葉類Sを集積した状態で投入する投入部を有し、集積方向一端にある紙葉類に面接触するバックアッププレート33を有する。バックアッププレート33は、移動機構34(図2参照)によって、紙葉類Sの集積方向(図中矢印方向)へ移動可能に設けられている。つまり、紙葉類の取り出しに応じてバックアッププレート33を適宜移動させることにより、集積方向他端の紙葉類Sが常に取り出し位置へ配置されるようになっている。
投入された複数枚の紙葉類Sのうち集積方向他端の紙葉類Sに転接する位置には、ピックアップローラ31(取出部)が設けられている。ピックアップローラ31は、端部の紙葉類Sに一定の圧力で転接し、モータ32によって回転される。すなわち、バックアッププレート33の移動により取り出し位置へ配置された紙葉類Sが、ピックアップローラ31の回転により搬送路101上へ1枚ずつ取り出される。
ピックアップローラ31の下流側に延びた搬送路101上には、複数対のローラが搬送路101を挟む位置関係で設けられている。搬送路101上の複数対のローラは、本発明の搬送部として機能し、基本的に、紙葉類Sを挟持拘束した状態で回転し、該紙葉類Sを搬送路101に沿って図中矢印T方向に搬送する。以下の説明では、紙葉類Sを搬送路101に沿って矢印T方向に搬送する各ローラの回転方向を順方向とする。
詳細に説明すると、搬送路101の図中上側、すなわちピックアップローラ31と同じ側には、ローラ1、3、5、7、9、11、13及び15が互いに離間して順に設けられている。搬送路101の図中上方にある8個のローラは、装置100の図示しないフレームに対して固定的且つ回転可能に設けられており、その外周面が搬送路101に沿って順方向に回転するように位置決めされている。尚、搬送方向に沿って3つ目のローラ5は本発明の第1ローラとして機能し、7つ目のローラ13は本発明の駆動ローラとして機能する。
搬送路101の図中下側で、上述したローラ1、3、5、7、9、11、13及び15に転接する位置には、ローラ2、4、6、8、10、12、14及び16が設けられている。これら8個のローラのうち5個のローラ2、6、10、14及び16は、押圧ばね37により上方に付勢されて搬送路101を介して対応するローラ1、5、9、13及び15に圧接され、対応するローラ1、5、9、13及び15に転接して従動回転する。残り3個のローラ4、8、12は、図6に示すように、揺動アーム41を介して引っ張りばね42によって上方に付勢されて搬送路101を介して対応するローラ3、7、及び11に圧接され、対応するローラ3、7、及び11に転接して従動回転する。尚、搬送方向に沿って3つ目のローラ6は本発明の第2ローラとして機能し、7つ目のローラ14は本発明の分離ローラとして機能する。また、図1及び図9〜図16では揺動アーム41を示さずに引っ張りばね42だけをそれぞれ図示している。
なお、上述したローラ対13、14は、本発明の分離部として機能し、上述したローラ対11、12は、本発明の第1のローラ対として機能し、上述したローラ対15、16は、本発明の第2のローラ対として機能する。
図2に示すように、装置100の動作を制御する制御部50には、ピックアップローラ31を回転するためのモータ32、およびバックアッププレート33を移動させるための移動機構34が接続されている。また、制御部50には、ピックアップローラ31の下流側で搬送路101の一側(図中上側)に設けられた1つ目のローラ1を回転するためのモータ17、2つ目〜4つ目のローラ3、5、7を同期して回転するためのモータ18、5つ目のローラ9を回転するためのモータ20、6つ目のローラ11を回転するためのモータ21、7つ目のローラ13を回転するためのモータ22、および8つ目のローラ15を回転するためのモータ24がそれぞれ接続されている。さらに、制御部50には、搬送路101の他側(図中下側)のローラ6に搬送方向Tと逆方向の分離トルクを与えるためのモータ19、およびローラ14に逆方向の分離トルクを与えるとともに順方向のトルクを与えるためのモータ23がそれぞれ接続されている。
モータ19によって分離トルクを与えられたローラ6は、対向するローラ5との間の搬送路101上に紙葉類Sが介在されていない場合、および1枚の紙葉類Sが介在されている場合、対応するローラ5に連れ回って順方向に回転する。一方、ローラ間に複数枚の重なった状態の紙葉類S(重送紙葉類)が介在している場合(以下、この状態を重送と称する)、逆方向の分離トルクが与えられているローラ6は、ローラ5に転接している紙葉類Sに重なった紙葉類Sを分離するように減速、停止或いは逆転する。
また、モータ23に接続されたローラ14は、対向するローラ13との間の搬送路101上に紙葉類Sが介在されていない場合、および1枚の紙葉類Sが介在されている場合、逆方向の分離トルクが与えられることがなく、対応するローラ13に連れ回って順方向に従動回転し、或いは図3に示すようにモータ23を介して順方向のトルクが与えられて順方向に回転駆動する。一方、図4に示すように、ローラ13、14間に重送紙葉類S、S’が介在している場合、モータ23を介してローラ14に逆方向の分離トルクが与えられ、ローラ13に転接している紙葉類S(第1の紙葉類)に重なった紙葉類S’(第2の紙葉類)を分離するように減速、停止或いは逆転する。
また、制御部50には、搬送路101を介して搬送される紙葉類Sの通過を検知するための3つのセンサ26、27及び28、ローラ6に分離トルクを与えるモータ19の回転速度を検出する検出器29、装置100の制御プログラムや各種制御データを格納したメモリ35、および制御タイミングを取得するためのタイマ36がそれぞれ接続されている。
3つのセンサ26、27及び28は、同じ構造を有し、それぞれ搬送路101を挟む位置関係で発光部および受光部を有する。そして、発光部と受光部をつなぐ光軸が搬送路101を所定位置で横切るように配置される。1つ目のセンサ26は、ローラ9とローラ11との間の搬送路101を光軸が通過する位置に配置され、2つ目のセンサ27は、ローラ11とローラ13との間の搬送路101を光軸が通過する位置に配置され、3つ目のセンサ28は、ローラ13とローラ15との間の搬送路101を光軸が通過する位置に配置されている。
検出器29は、モータ19の回転速度を検出することにより、ローラ6の速度変化を検出し、紙葉類Sの重ね取り、すなわち重送を検出する本発明の重送検出部として機能する。つまり、ローラ6は、上述したように、紙葉類Sが搬送されていない状態および1枚の紙葉類Sが搬送されている状態では、ローラ5と同じ周速で順方向に回転するが、紙葉類Sが重なった状態でローラ5及び6間のニップに送り込まれると、減速、停止或いは逆転することにより重なった紙葉類Sを分離する。このため、ローラ6の回転速度が変化したことに基づいて紙葉類Sの重送を検出することができる。
図5には、重送を検出するローラ6の直前に配置されたローラ対3及び4の外観斜視図を示してあり、図6には、ローラ対3及び4を部分的に拡大した正面図を示してある。本実施の形態では、ローラ対7、8、及びローラ対11、12も同様の構造としてある。
図5に示すように、搬送路101の図中上方に配置されたローラ3は、回転軸3aに沿って離間した2つのローラ部3b及び3cを有する。上述したように、ローラ3の回転軸3aは、図示しないフレームに回転可能且つ固定的に取り付けられており、図示しない複数のプーリやタイミングベルトを介してモータ18に接続されている。尚、2つのローラ部3b及び3cは、ゴムにより形成されている。また、ローラ部3b、3cの数は2個に限らず任意に設定できる。
一方、搬送路101の図中下方に配置された従動側のローラ4も、回転軸4aに沿って離間した2つのローラ部4b及び4cを有する。ローラ部4b、4cの数も任意に設定できる。ローラ4の回転軸4aの両端は、揺動アーム41(図6に一方だけを図示)の先端に揺動可能に取り付けられている。揺動アーム41は、装置100の図示しないフレームに対して回転軸41aを介して回転可能に取り付けられている。揺動アーム41の基端近くには、引っ張りばね42の一端が取り付けられている。引っ張りばね42の他端は、装置100のフレーム102に取り付けられている。そして、引っ張りばね42は、ローラ4をローラ3に向けて付勢する方向に揺動アーム41を常時付勢する引っ張り力を発生する。揺動アーム41は、その基端部にストッパ43を当接せしめて図示の位置で揺動を規制される。ストッパ43は、装置101のフレームに一体的に設けられている。尚、2つのローラ部4b及び4cは、比較的滑りの良い樹脂により形成されている。
上述した2つのローラ3及び4は、図5に示すように、そのローラ部3b、3c、4b及び4cが入れ子状態に配置され、それぞれローラ部が搬送路101で部分的に重なるように位置決め配置されている(図6参照)。このため、引っ張りばね42によって付勢されるローラ4をストッパ43によって停止する必要がある。言い換えると、ストッパ43は、ローラ4のローラ部4b及び4cが搬送路101を僅かに超える位置でローラ4の移動を規制することのできる位置に配置されている。
前記のように、従動側のローラ4のローラ部4b及び4cを樹脂により形成し且つ対向する2つのローラ3、4のローラ部3b、3c、4b、4cを互いに軸方向にずらして入れ子状態に配置することにより、重送された紙葉類Sの分離動作を許容できる。つまり、これら2つのローラ3、4が、紙葉類Sの重送を分離する機能を有するローラ5及び6の上流側に配置されているため、ローラ3、4間には重送された状態の紙葉類Sが介在される場合がある。重送された紙葉類Sがローラ3、4間に介在した場合、入れ子状態のローラ部3b、3c、4b、4cの作用により適度な搬送力を維持した上で、分離側のローラ3のローラ部3b、3cを樹脂により形成することで分離する紙葉類Sに対する搬送力を弱めている。すなわち、これらローラ部ローラ部3b、3c、4b、4c(搬送手段)による挟持力は、ローラ5、6による挟持力よりも小さくなるよう設定されている。尚、ここでは、ローラ3、4の構造について代表して説明したが、ローラ5及び6の下流側に設けられたローラ7、8も同じ構造を有する。
次に、装置100による紙葉類Sの処理動作例について、図7乃至図17を参照して説明する。図7および図8には、装置100の動作例を説明するためのフローチャートを示してある。また、図9乃至図16には、図7及び図8のフローチャートとともに動作例を説明するための動作説明図を示してある。さらに、図17には、この動作例における紙葉類Sの経時的な状態変化を説明するためのタイミングチャートを示してある。尚、図17のタイミングチャートでは、紙葉類の搬送位置(横軸)のゼロ基準をローラ1、2間のニップとし、制御開始からの経過時間のゼロ基準を図9に図示した状態とした。
まず、処理対象となる複数枚の紙葉類Sが投入部を介して装置100に投入され、ピックアップローラ31のモータ32を除く全てのモータ17〜24が駆動される(図7;ステップ1)。このとき、モータ17、18、20、21、22、24は、ローラ1、3、5、7、9、11、13、15を順方向に回転し、モータ19は、ローラ6に逆方向の分離トルクを与え、モータ23は、ローラ14に順方向のトルクを与える。この状態(紙葉類が搬送されていない状態)で、分離トルクが与えられたローラ6は、ローラ5に連れ回って順方向に回転している。
また、このとき、移動機構34が駆動されてバックアッププレート33が移動され、投入部に投入された紙葉類Sのうち集積方向他端にある紙葉類Sが取り出し位置へ配置され、ピックアップローラ31に一定の押圧力で接触される。
この後、モータ32が駆動されてピックアップローラ31が順方向に回転され、紙葉類Sの取り出しが開始される(ステップ2)。このようにして投入部から取り出された紙葉類Sは、以下に説明する動作例のように、搬送路101に沿って搬送されて図示しない後段の処理部へ送り込まれる。尚、本動作例では、投入部から搬送路101上に取り出された3枚目の紙葉類S3と4枚目の紙葉類S4が重なった状態で搬送(重送)されたこととする。
図9に示すように、1枚ずつ取り出された1枚目の紙葉類S1および2枚目の紙葉類S2は、重送が検出されることがないので、各ローラ1、3、5、7、9、11、13、15の回転速度に依存した通常の搬送速度で矢印T方向に搬送されて後段の処理部へ送られる(ステップ3;NO、ステップ4)。このとき、紙葉類S1及びS2間のギャップは、ピックアップローラ31による紙葉類Sの取り出しタイミングに依存したものとなるため、正常に取り出された紙葉類S間のギャップは理想的には一定となる。
一方、重なった状態の3枚目の紙葉類S3および4枚目の紙葉類S4の搬送方向先端が図9に示すようにローラ5、6間のニップに到達すると(図17;IX)、検出器29を介して紙葉類S3及びS4の2枚取り、すなわち重送が検出される(ステップ3;YES)。すなわち、重なった紙葉類S3及びS4の先端がローラ5及び6間のニップに到達すると、図10に示すように分離トルクが与えられているローラ6の作用によって2枚の紙葉類S3及びS4間にずれを生じる(図17;X)。このとき、ローラ6が減速、停止或いは逆転され、検出器29を介してそのときの速度変化が検出されて紙葉類S3及びS4の重送が検出される。
ステップ3で紙葉類S3及びS4の重送が検出されると、タイマ36がセットされて、重送を検出してから分離された3枚目の紙葉類S3の搬送方向先端がセンサ27に達するまでの時間T(すなわち、ローラ5、6間のニップからセンサ27までの搬送時間)がカウントされる。そして、時間Tが経過した時点(ステップ5;YES)で、紙葉類S3がセンサ27に到達しているか否かが判断される(ステップ6)。
図11および図17にXIとして示すように、紙葉類S3の先端がセンサ27に到達すると(ステップ6;YES)、それまで順方向に回転駆動されていたローラ14に対し、モータ23を介して逆方向の分離トルクが与えられ、重送紙葉類S3、S4に対する分離動作の準備がなされる(ステップ7)。このとき、同時に、モータ32が停止されてピックアップローラ31が停止され、紙葉類の取り出し動作が停止される(ステップ8)。本動作例では、3枚目の紙葉類S3の先端がセンサ27に到達した時点で、搬送路101上には6枚の紙葉類S1〜S6が既に取り出されているため、ステップ8の処理によって7枚目以降の紙葉類S7〜SNの取り出しが停止される。尚、4枚目の紙葉類S4は、3枚目の紙葉類S3がセンサ27に到達した時点で分離されている場合もある。
また、3枚目の紙葉類S3がセンサ27に到達したとき、同時に、モータ17及び18が停止されて(ステップ9及びステップ10)、ローラ1、3、5、7の回転が停止されるとともに、モータ20、21、22が減速されて(ステップ11、12、13)、ローラ9、11、13の回転が減速される。尚、このとき、モータ24は停止或いは減速しないので、ローラ15は、通常の回転速度を維持している。
ステップ9及びステップ10でローラ1、3、5及び7を停止することにより、図12、および図17にXIIとして示すように、5枚目以降の紙葉類S5及びS6(本動作例では2枚)の搬送が停止される。また、ステップ11、12、13でローラ9、11、13を減速することにより、重送状態の2枚の紙葉類S3及びS4の搬送速度が減速され、分離動作を容易にできるようになる。
この状態で、分離トルクが与えられているローラ14の作用によって4枚目の紙葉類S4が3枚目の紙葉類S3から分離され、図13および図17にXIIIとして示すように、3枚目の紙葉類S3の搬送方向先端がローラ15、16間のニップに到達する。すると、通常速度で回転しているローラ15、16によって紙葉類S3が引き抜かれる。これにより、3枚目の紙葉類S3が4枚目の紙葉類S4と分離される。
より詳細には、図13に示すように、3枚目の紙葉類S3の先端がローラ15、16間のニップに挟持拘束された状態で引き抜かれるとともに、4枚目の紙葉類S4の先端が停止、或いは逆転されるローラ14によってその場に止められて両者が分離される。そして、図14(および図17;XIV)に示すように、3枚目の紙葉類S3の後端がローラ13、14間のニップを抜けた後、ローラ13の搬送力が紙葉類S4を介してローラ14に伝達され、4枚目の紙葉類S4がローラ13及び14によって挟持拘束されて順方向への搬送を再開される。
このとき、先行する3枚目の紙葉類S3が通常速度で回転するローラ15、16によって挟持拘束されて搬送されるとともに、後続の4枚目の紙葉類S4が減速されたローラ11〜14によって挟持拘束されて搬送されるため、両者の間に速度差を生じ、両者の間に図15(図17;XV)に示すようなギャップが形成される。
そして、図15(図17;XV)に示すように、4枚目の紙葉類S4の搬送方向後端がセンサ26を通過してセンサ出力が暗から明に変化したことをトリガーとして(図8;ステップ14;YES)、2枚の紙葉類S3及びS4の分離が完了したことが判断され、モータ23を介してローラ14に順方向のトルクが付与される(ステップ15)。これにより、紙葉類S4を含む後続の紙葉類に不所望な逆方向のトルクを与えることを防止でき、分離トルク付与による搬送不良を防止できる。
また、このとき、モータ20の回転速度が通常の回転速度に復帰され、ローラ9が通常の回転速度で回転される(ステップ16)。同時に、ステップ10で停止していたモータ18が再駆動され(ステップ17)、ステップ9で停止していたモータ17が再駆動され(ステップ18)、ローラ1、3、5及び7が回転を再開され、搬送を停止していた後続の紙葉類S5及びS6の搬送が再開される。また、同時に、ステップ8で停止していたモータ32が再駆動されてピックアップローラ31が回転を再開され、紙葉類Sの取り出しが再開される(ステップ19)。
さらに、図16(図17;XVI)に示すように、4枚目の紙葉類S4の搬送方向後端がセンサ27を通過してセンサ出力が暗から明に変化すると(ステップ20;YES)、モータ21が通常の回転速度に復帰され、ローラ11が通常の回転速度で回転される(ステップ21)。さらにこの後、4枚目の紙葉類S4の搬送方向後端がセンサ28を通過してセンサ出力が暗から明に変化すると(ステップ22;YES)、モータ22が通常の回転速度に復帰され、ローラ13が通常の回転速度で回転される(ステップ23)。この状態で、全てのローラが通常の回転速度に復帰される。
以上のように、上述した動作例によると、搬送路上に取り出した紙葉類Sの重送を検出した場合であっても、従来のように重送した紙葉類をリジェクトすることなく、重送した紙葉類を分離することができ、装置100のスループットを維持できる。また、本実施例によると、紙葉類Sの投入部から延びた1本の搬送路101を介して紙葉類Sを搬送している最中に、取り出した全ての紙葉類Sを確実に分離して搬送することができ、従来のようにリジェクト用の搬送路や復帰用の搬送路を設ける必要がなく、装置構成をコンパクトにできる。
また、上述した動作例のように、例えば、3枚目の紙葉類S3と4枚目の紙葉類S4の重送を分離した場合、その前後に搬送される2枚目の紙葉類S2や5枚目の紙葉類S5の搬送を大幅に阻害することなく処理を続行でき、且つ3枚目の紙葉類S3と4枚目の紙葉類S4との間に適切なギャップを形成できる。具体的には、本動作例では、図18に示すように、1枚目〜6枚目までの紙葉類S1〜S6を処理した場合、重送を生じないで正常に搬送した場合(理想状態)と比較して、処理時間の損失(図中d)を1枚の紙葉類の搬送方向に沿った長さ未満に抑えることができた。より具体的には、4000枚/時の処理能力(紙葉類の搬送速度3.6[m/s])を有する装置100を想定した場合、前記損失dは、距離にして227[mm]、時間に換算すると約63[ms]程度となった。
さらに、上述した動作例のように、紙葉類Sの重送を検知したときだけ分離部のローラ14に逆方向の分離トルクを付与するようにしたため、重送を生じていない正常に搬送されている紙葉類Sに対して搬送方向と逆方向の力を作用させることがなく、分離トルク付与による搬送不良を防止できる。
なお、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。
例えば、上述した実施の形態では、重送検出部としてローラ6の回転速度変化を検出する検出部29を採用した場合について説明したが、これに限らず、搬送される紙葉類Sの厚さを検出することにより重送を検出するタイプの検出器などを採用しても良い。
また、上述した複数のローラの搬送路上の位置や数は、処理対象となる紙葉類Sの搬送方向に沿った長さや厚さなどにより適宜変更されるものであり、上述した実施の形態に限定されるものではない。
また、上述したローラ4の代わりに、図19に示すようなガイド板60を設けてもよい。すなわち、ローラ3に対して紙葉類Sを押し付けるように、押付け部材として機能する板ばね状のガイド板60を設けても良い。ガイド板60は、樹脂製の板状部材を湾曲させて形成される。
ガイド板60は、紙葉類Sの搬送方向に沿って延設され、搬送方向上流側の端部60aが装置100の図示しないフレームに取り付けられている。紙葉類Sは、ローラ3(搬送ローラ)の順方向への回転とガイド板60表面の滑りによって搬送される。この構造によって、図19に示すように、重送されてきた紙葉類S3(第1の紙葉類)及び紙葉類S4(第2の紙葉類)がずらされる。つまり、一対のローラ5、6のうちローラ6の逆方向への回転によって生じる分離力Fがガイド板60に対向するローラ3による搬送力Fよりも大きいので、紙葉類S4が取り残されて紙葉類S3が先行するようにずらされる。
さらに、上述した実施の形態では、紙葉類Sの重送を検知したときに分離部のローラ14に逆方向の分離トルクを付与し、且つ重送を検知していないときにローラ14に順方向のトルクを付与するようにしたが、これに限らず、重送を検知していないときには、ローラ14を空回りさせるようにしても良く、少なくとも分離トルクを付与しないようにすれば良い。
図1は、本発明の実施の形態に係る紙葉類分離搬送装置の概略構造を示す正面図。 図2は、図1に示された装置の動作を制御する制御系を示すブロック図。 図1の装置に組み込まれた分離部の分離ローラを順方向に回転した状態を示す図。 図3の分離ローラに逆方向の分離トルクを与えて重送紙葉類を分離している状態を示す図。 図5は、図1に示された装置に組み込まれたローラ対を部分的に拡大して示す部分拡大斜視図。 図6は、図5に示されたローラ対を矢印VI方向から見た部分拡大正面図。 図7は、図1に示された装置による動作例を説明するためのフローチャート。 図8は、図7とともに動作例を説明するためのフローチャート。 図9は、図1に示された装置による動作例を説明するための動作説明図。 図10は、図1に示された装置による動作例を説明するための動作説明図。 図11は、図1に示された装置による動作例を説明するための動作説明図。 図12は、図1に示された装置による動作例を説明するための動作説明図。 図13は、図1に示された装置による動作例を説明するための動作説明図。 図14は、図1に示された装置による動作例を説明するための動作説明図。 図15は、図1に示された装置による動作例を説明するための動作説明図。 図16は、図1に示された装置による動作例を説明するための動作説明図。 図17は、本動作例における紙葉類の経時的な状態変化を説明するためのタイミングチャート。 図18は、本動作例における損失を説明するためのグラフ。 図19は、図5及び図6に示されたローラ対の変形例を示す正面図。
符号の説明
1〜16…ローラ、17〜24、32…モータ、26、27、28…センサ、29…検出器、31…ピックアップローラ、33…バックアッププレート、34…移動機構、50…制御部、60…ガイド板、101…搬送路、S…紙葉類、T…搬送方向。

Claims (16)

  1. 集積方向端部の紙葉類に接して回転することにより当該紙葉類を搬送路上に取り出す取出部と、
    前記搬送路上に取り出された紙葉類を搬送する搬送部と、
    前記搬送路上を搬送される紙葉類の重送を検出する重送検出部と、
    前記重送検出部より搬送方向下流側で前記搬送路上に設けられ、重送が検出された複数枚の重送紙葉類を互いに分離する分離部と、
    前記重送検出部で重送を検出したとき、前記取出部での紙葉類の取り出し動作を停止させるように、前記取出部を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする紙葉類分離搬送装置。
  2. 前記分離部は、
    紙葉類を搬送する順方向に回転する駆動ローラと、
    前記搬送路を介して前記駆動ローラに転接して配置された分離ローラと、を有し、
    前記制御部は、前記重送検出部で重送であることが検出された重送紙葉類が前記駆動ローラと前記分離ローラとの間に搬送されたとき、当該重送紙葉類に前記搬送方向と逆方向の分離トルクを与えるように前記分離ローラを駆動制御するとともに、前記重送検出部で重送ではないことが検出された紙葉類に対して前記分離トルクを与えないように前記分離ローラを制御することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類分離搬送装置。
  3. 前記制御部は、前記分離トルクを与えていないとき、前記分離ローラを前記順方向に回転駆動することを特徴とする請求項2に記載の紙葉類分離搬送装置。
  4. 前記制御部は、前記分離トルクを与えていないとき、分離ローラを空回りさせて前記駆動ローラに従動回転させることを特徴とする請求項2に記載の紙葉類分離搬送装置。
  5. 前記制御部は、前記重送検出部で重送を検出したとき、重送紙葉類より後に前記搬送路上に取り出された紙葉類の搬送を停止するように前記搬送部を制御することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類分離搬送装置。
  6. 前記制御部は、前記分離部にて重送紙葉類を分離した後、紙葉類の取り出し動作を再開し、重送紙葉類より後に前記搬送路上に取り出された紙葉類の搬送を再開するように、前記取出部および前記搬送部を制御することを特徴とする請求項5に記載の紙葉類分離搬送装置。
  7. 前記重送検出部は、前記搬送路に沿って紙葉類を搬送する順方向に回転する第1ローラに対して前記搬送路を介して転接して従動回転するとともに、前記第1ローラとの間に送り込まれる紙葉類に対して搬送方向と逆方向の分離トルクを与える第2ローラの回転速度を検出する検出器を有し、前記第2ローラの回転速度が変化したことに基づいて紙葉類の重送を検出することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類分離搬送装置。
  8. 前記搬送部は、前記搬送方向に沿って前記第1及び第2ローラの上流側に隣接して配置され、前記第1及び第2ローラの挟持力よりも弱い挟持力で前記紙葉類を挟持して搬送する搬送手段を有することを特徴とする請求項7に記載の紙葉類分離搬送装置。
  9. 前記搬送部は、前記搬送方向に沿って前記第1及び第2ローラの上流側に隣接して配置されたローラ対を有し、該ローラ対は、それぞれ軸方向に離間した複数のローラ部を有するとともに、前記ローラ部が前記搬送路上で入れ子状に部分的に重なるように配置されることを特徴とする請求項7に記載の紙葉類分離搬送装置。
  10. 前記搬送部は、前記搬送方向に沿って前記第1及び第2ローラの上流側に隣接して配置された搬送ローラとこの搬送ローラに対して紙葉類を押し付けるように配置された押付け部材とを含み、前記第2ローラに与えられた分離トルクによる分離力が前記押付け部材に転接した搬送ローラによる搬送力よりも大きく設定したことを特徴とする請求項7に記載の紙葉類分離搬送装置。
  11. 前記押付け部材は、樹脂製の板状部材を湾曲させて形成されることを特徴とする請求項10に記載の紙葉類分離搬送装置。
  12. 前記分離部は、
    紙葉類を搬送する順方向に回転する駆動ローラと、
    前記駆動ローラに対して前記搬送路を介して転接して配置され、前記重送紙葉類が介在しないとき前記駆動ローラに従動して回転するとともに、前記駆動ローラとの間に送り込まれる紙葉類に対して搬送方向と逆方向の分離トルクを与える分離ローラと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類分離搬送装置。
  13. 前記搬送部は、前記分離部より搬送方向上流側に配置した第1のローラ対を含み、
    前記重送紙葉類は、重なった第1の紙葉類と第2の紙葉類とから成り、前記制御部は、前記重送紙葉類が前記第1のローラ対及び前記駆動ローラ及び分離ローラに挟持される位置にあるとき、前記第1のローラ対及び前記駆動ローラの搬送速度を減速して前記第1の紙葉類と第2の紙葉類とが分離しやすくなるように制御することを特徴とする請求項12に記載の紙葉類分離搬送装置。
  14. 前記搬送部は、前記分離部より搬送方向下流側に配置され、前記第1のローラ対及び前記駆動ローラ対の回転速度より速い速度で回転する第2のローラ対を含み、
    前記制御部は、前記重送紙葉類が前記駆動ローラ及び分離ローラ及び前記第2のローラ対に挟持される位置にあるとき、前記重送紙葉類のうち前記第1の紙葉類が前記第2のローラ対に挟持されて引き抜かれるとともに、前記第2の紙葉類が前記分離ローラから与えられる分離トルクによって搬送が停止され、前記引き抜かれた前記第1の紙葉類のみが前記第2のローラ対によって搬送されるように制御することを特徴とする請求項13に記載の紙葉類分離搬送装置。
  15. 前記制御部は、前記第1の紙葉類が前記駆動ローラ及び分離ローラによる挟持状態から抜けるとともに、前記第2のローラ対に挟持されて搬送される状態になった時、前記駆動ローラ及び分離ローラによって挟持状態に残された前記第2の紙葉類が前記駆動ローラと分離ローラとで挟持されて搬送が再開されるように制御することを特徴とする請求項14に記載の紙葉類分離搬送装置。
  16. 前記制御部は、前記第1の紙葉類が前記第2のローラ対に挟持されて搬送されるとともに、前記第2の紙葉類が前記第2のローラ対の回転速度よりも遅い前記駆動ローラ及び分離ローラに挟持されて搬送されることによって前記第1の紙葉類と前記第2の紙葉類との間に速度差を生じさせて両者間にギャップを形成するように制御することを特徴とする請求項15に記載の紙葉類分離搬送装置。
JP2005052701A 2005-02-28 2005-02-28 紙葉類分離搬送装置 Pending JP2006232514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005052701A JP2006232514A (ja) 2005-02-28 2005-02-28 紙葉類分離搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005052701A JP2006232514A (ja) 2005-02-28 2005-02-28 紙葉類分離搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006232514A true JP2006232514A (ja) 2006-09-07

Family

ID=37040584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005052701A Pending JP2006232514A (ja) 2005-02-28 2005-02-28 紙葉類分離搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006232514A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013525229A (ja) * 2010-04-19 2013-06-20 オペックス コーポレーション 文書画像生成システムに文書を給送する給送装置および文書を給送する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013525229A (ja) * 2010-04-19 2013-06-20 オペックス コーポレーション 文書画像生成システムに文書を給送する給送装置および文書を給送する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4184904B2 (ja) 紙葉類分離搬送装置
JP4342249B2 (ja) 紙葉類分離搬送装置
JP4469671B2 (ja) 紙葉類取り出し装置
JP4077245B2 (ja) 紙葉類取出装置
JPH0281845A (ja) 給紙装置
JP2009149406A (ja) シート給送装置
JPH0739291B2 (ja) 紙葉類分離繰出装置
US6213458B1 (en) Document sheet feeding apparatus
JPH0558512A (ja) シート給送装置
JPH11263464A (ja) シート材給送装置,シート材処理装置及び画像入力装置
JP2008044708A (ja) 紙葉類分離繰出機構
JP2004075210A (ja) 紙葉類取出装置
JP2006232514A (ja) 紙葉類分離搬送装置
JP4292046B2 (ja) シート給送装置及画像読取装置及び画像形成装置
JPH05330694A (ja) 給紙装置
JP4249050B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP2004210488A (ja) 読取装置
JPS5953334A (ja) 給紙装置
JP4660445B2 (ja) 紙葉類処理装置、および紙葉類処理方法
JP4344509B2 (ja) シート給紙装置
JPH07149446A (ja) 紙葉類繰り出し機構
JPH08157084A (ja) 給紙装置
JPS63171737A (ja) シ−ト材分離給送装置
JP5070078B2 (ja) シート給送装置および方法、画像読取装置
JPH04292340A (ja) 紙葉類繰り出し分離機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20071012

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090929

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20091027

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100302

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02