JP2006232301A - 口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブ - Google Patents
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Abstract
【課題】口栓部材付き軟包装袋に断熱性や怪我防止機能を付与するために口栓部材付き軟包装袋に被せて使用する紙製スリーブを提供すること。
【解決手段】折り曲げ線を介して山型に折り曲げられた二つの前面板の、一方の前面板(11)の略下半分の両端縁からそれぞれ折り曲げ線を介して台形状の側面板(13)と糊代片(14)が連設され、糊代片(14)は、一方の前面板(11)に対応するもう一方の前面板(12)の裏面に貼着されて、底面が四角形に形成された開放部(15)となり、両側面の上部はそれぞれ側面開放部(16)として開放された五面体の紙製スリーブ(10)であって、山型に折り曲げられた二つの前面板の上部の折り曲げ線近傍中央には,嵌入孔(17)が穿設されている。
【選択図】図1
【解決手段】折り曲げ線を介して山型に折り曲げられた二つの前面板の、一方の前面板(11)の略下半分の両端縁からそれぞれ折り曲げ線を介して台形状の側面板(13)と糊代片(14)が連設され、糊代片(14)は、一方の前面板(11)に対応するもう一方の前面板(12)の裏面に貼着されて、底面が四角形に形成された開放部(15)となり、両側面の上部はそれぞれ側面開放部(16)として開放された五面体の紙製スリーブ(10)であって、山型に折り曲げられた二つの前面板の上部の折り曲げ線近傍中央には,嵌入孔(17)が穿設されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、口栓部材付き軟包装袋に装着する断熱用あるいは怪我防止用の紙製スリーブに関するものである。
従来、ジュース等の液体飲料を充填する容器として、熱可塑性合成樹脂フィルムにアルミニウム箔等を貼り合わせ、最内面に熱融着性を有するポリオレフィン系樹脂からなるシーラント材を配した複合材料によって、ガゼット底形状や自立袋形状の軟包装袋を形成し、この軟包装袋に、注ぎ口や飲み口となる開閉自在の口栓部材を取り付けた口栓部材付き軟包装袋が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
上記先行技術文献を示す。
特開2000−344252号公報。
そして、この口栓部材付き軟包装袋は、常温または冷蔵して使用される場合がほとんどであり、携帯性・使用の利便さが消費者に好評である。
しかし、スープ、お粥など温めて消費者に提供する商品または消費者が使用する前に電子レンジなどで温める商品を考えた場合には、軟包装袋自体がかなり高温度になるため手で直接触れることは危険・不便である。
また、口栓部材付き軟包装袋の側面のシール部の固い部分で幼児などが手を切ったりして怪我をする心配もある。(特に軟包装袋を手で握り、握りしめることで軟包装袋を潰して中身を食べようとする場合など。)
この点を考慮して、軟包装袋を紙製容器で包むという技術がある(例えば、特許文献2参照)。
この点を考慮して、軟包装袋を紙製容器で包むという技術がある(例えば、特許文献2参照)。
上記先行技術文献を示す。
特開平9−77135号公報。
ところが、この食品包装体は、商品を充填したパウチと、これを収容する紙製の外箱からなり、外箱はパウチとほぼ同等の背丈を備え、かつ、底部を自立可能な広幅に形成し、頂部を偏平にシールして頂部の稜線に沿って方向から見た外形形状をほぼ三角形に形成し、かつ、この外箱の上部に切断具による切り取りを容易にする強度弱点部を設けた構造からなるものである。
このため、パウチ全体が外箱で包まれた状態にあるので、外箱を切り開き、口栓部材を露出させないとパウチに充填されている内容物を取り出せず、作用が複雑である.また、パウチと外箱が密着しているので断熱性が劣る.外箱がパウチ全体を包んでいるので紙の使用面積が多くなる.等の問題がある。
本発明は、口栓部材付き軟包装袋に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、口栓部材付き軟包装袋に断熱性や怪我防止機能を付与するために口栓部材付き軟包装袋に
被せて使用する口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブを提供することを課題とする。
被せて使用する口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブを提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、折り曲げ線を介して山型に折り曲げられた二つの前面板の、一方の前面板の略下半分の両端縁からそれぞれ折り曲げ線を介して台形状の側面板と糊代片が連設され、前記糊代片は、一方の前面板に対応するもう一方の前面板の裏面に貼着されて、底面が四角形に形成された開放部となり、両側面の上部はそれぞれ側面開放部として開放された五面体の紙製スリーブであって、前記山型に折り曲げられた二つの前面板の上部の折り曲げ線近傍中央には、嵌入孔が穿設されていることを特徴とする、口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブである。
このように請求項1記載の発明によれば、折り曲げ線を介して山型に折り曲げられた二つの前面板の、一方の前面板の略下半分の両端縁からそれぞれ折り曲げ線を介して台形状の側面板と糊代片が連設され、前記糊代片は、一方の前面板に対応するもう一方の前面板の裏面に貼着されて、底面が四角形に形成された開放部となり、両側面の上部はそれぞれ側面開放部として開放された五面体の紙製スリーブであって、前記山型に折り曲げられた二つの前面板の上部の折り曲げ線近傍中央には、嵌入孔が穿設されているので、開放された底面から口栓部材付き軟包装袋を挿入し、嵌入孔から口栓部材を突出させて軟包装袋を紙製スリーブに固定させることができる。
このように軟包装袋を紙製スリーブに固定させることにより、軟包装袋を直接手で触らなくてすむので断熱性が付与でき、軟包装袋の側シール部が手に触れないので手を切るおそれもなくなる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記台形状の側面板には,該台形状の側面板を二分する垂直方向の折り曲げ線が形成されていることを特徴とする、口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブである。
このように請求項2記載の発明によれば、台形状の側面板には、該台形状の側面板を二分する垂直方向の折り曲げ線が形成されているので、紙製スリーブを折り畳んで保管することができ、保管時のスペースが少なくてすむ。また、軟包装袋とセットした際には、山型の角度を調整でき、軟包装袋をしっかりと固定することができる。
このように本発明の口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブは、温めて提供する商品や電子レンジで温めて使用する商品などについて,消費者がたやすく保持することができ、使用しやすい商品を提供することができる。
また、幼児等が持った時に軟包装袋の端面で手を切る心配がなくなる。紙製スリーブは既存の設備で容易に作製することができる。
軟包装袋に紙製スリーブを取り付けることで商品の表示面積が増え、また、印刷による美化粧効果も上がるため、店頭陳列時の宣伝・広告効果が高まる。紙箱に挿入する場合に比較して、紙面積を取らないので省資源である。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブ(10)は、例えば、図1、図2に示すように、折り曲げ線(a)を介して山型に折り曲げられた二つの前面板の、一方の前面
板(11)の略下半分の両端縁からそれぞれ折り曲げ線を介して台形状の側面板(13、13)と糊代片(14、14)が連設されている。
板(11)の略下半分の両端縁からそれぞれ折り曲げ線を介して台形状の側面板(13、13)と糊代片(14、14)が連設されている。
糊代片(14、14)は、一方の前面板(11)に対応するもう一方の前面板(12)の裏面に貼着される。そして、底面が四角形に形成された開放部(15)となり、両側面の上部はそれぞれ側面開放部(16、16)として開放された五面体の紙製スリーブである。
山型に折り曲げられた二つの前面板(11、12)の上部の折り曲げ線(a)近傍中央には、口栓部材付き軟包装袋(20)の口栓部材(21)を嵌入する嵌入孔(17)が穿設されている。
台形状の側面板(13、13)には、該台形状の側面板を二分する垂直方向の折り曲げ線(b)が形成されている。折り曲げ線(b)が形成されることにより、側面板(13、13)を二つ折りすることができ、紙製スリーブを折り畳んで保管することができる。
また、軟包装袋内の内容物を飲む際に、包装袋をつぶしながら内容物を押し出すようにしてするときれいに飲み易い。
また、軟包装袋内の内容物を飲む際に、包装袋をつぶしながら内容物を押し出すようにしてするときれいに飲み易い。
このような構造からなる紙製スリーブブランクは、既存の一般的な打ち抜き機、サックマシーンを用いて容易に作製することができる。また、必要に応じて文字や絵柄を印刷することも容易にできる。
紙製スリーブに使用する材料は、坪量が210〜350g/m2 程度の板紙が好ましく使用できる。また、断熱効果を高めるための空気層を作るため,片面ダンボールや紙にエンボス加工を施したものや、紙/エンボス薄紙といった複合紙を使用しても良い。
また、口栓部材付き軟包装袋に使用する軟包装材料としては、内容物充填後レトルト殺菌処理を行う場合は、例えば、〔外側〕ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/アルミニウム箔(厚さ9μm)/未延伸ポリプロピレン(厚さ80μm)〔内側〕などの一般的な層構成の複合フィルムを使用することができる。また、電子レンジ調理を行う場合は、例えば、〔外側〕延伸ナイロンフィルム(厚さ15μm)/未延伸ポリプロピレン(厚さ80μm)〔内側〕などの一般的な層構成の複合フィルムを使用することができる。
つぎに、このようにして作製した紙製スリーブ(10)を口栓部材付き軟包装袋(20)に装着する方法について述べる。
一つの方法は、図1の紙製スリーブブランクのように嵌入孔(17)を口栓部材(21)にロックできるような形状にデザインする方法である。この方法によれば、紙製スリーブ(10)を起こして開放部(15)から紙製スリーブを軟包装袋に被せる際、口栓部材(21)が嵌入孔(17)にロックされて、紙製スリーブは軟包装袋に固定される。
もう一つの方法は、図3に示すように、軟包装袋の側部シール(22)を紙製スリーブの側部開放部(16)から突出するような形状にすることにより、軟包装袋の側面のシール部(22)で紙製スリーブが固定する方法である。
10‥‥紙製スリーブ
11‥‥一方の前面板
12‥‥もう一方の前面板
13‥‥側面板
14‥‥糊代片
15‥‥開放部
16‥‥側面開放部
17‥‥嵌入孔
20‥‥口栓部材付き軟包装袋
21‥‥口栓部材
22‥‥側部シール
11‥‥一方の前面板
12‥‥もう一方の前面板
13‥‥側面板
14‥‥糊代片
15‥‥開放部
16‥‥側面開放部
17‥‥嵌入孔
20‥‥口栓部材付き軟包装袋
21‥‥口栓部材
22‥‥側部シール
Claims (2)
- 折り曲げ線を介して山型に折り曲げられた二つの前面板の、一方の前面板の略下半分の両端縁からそれぞれ折り曲げ線を介して台形状の側面板と糊代片が連設され、
前記糊代片は、一方の前面板に対応するもう一方の前面板の裏面に貼着されて、底面が四角形に形成された開放部となり、両側面の上部はそれぞれ側面開放部として開放された五面体の紙製スリーブであって、
山型に折り曲げられた二つの前面板の上部の折り曲げ線近傍中央には、嵌入孔が穿設されていることを特徴とする、口栓付き軟包装袋用の紙製スリーブ。 - 前記台形状の側面板には、該台形状の側面板を二分する垂直方向の折り曲げ線が形成されていることを特徴とする、請求項1記載の口栓付き軟包装袋用の紙製スリーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005046651A JP2006232301A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブ |
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JP2005046651A JP2006232301A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブ |
Publications (1)
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ID=37040392
Family Applications (1)
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JP2005046651A Pending JP2006232301A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 口栓部材付き軟包装袋用の紙製スリーブ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006232301A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013212879A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-10-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 複合容器 |
JP7329224B1 (ja) | 2022-10-14 | 2023-08-18 | 株式会社ツジショー | パウチホルダ |
-
2005
- 2005-02-23 JP JP2005046651A patent/JP2006232301A/ja active Pending
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