JP2006229847A - 画像読取装置 - Google Patents

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大 早川
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Abstract

【課題】 コンタクトガラス等に付着したゴミによる画質の低下を防止する画像読取装置を提供する。
【解決手段】 コンタクトガラス6上にゴミが付着していない場合は、正常なイメージが読取部50において読み取られ、シェーディング補正された画像信号がゴミ検知部47に入力される。一方、コンタクトガラス6上にゴミが付着している場合は、ゴミが付着したコンタクトガラス6のイメージがゴミ検知部47に入力される。ゴミ検知部47は、予めメモリ47aに登録された正常なイメージは入力されたイメージと通常のイメージとの差分をとることにより、コンタクトガラス6上へのゴミの付着の有無を判断する。上記の処理によりゴミ検知部47においてコンタクトガラス6へのゴミの付着が検知された場合、液晶タッチパネル31にコンタクトガラス6にゴミが付着している旨のメッセージを表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿を読み取る露光走査ユニットが移動することにより、原稿を読み取る画像読取装置に関する。
イメージセンサにより原稿を読み取って画像データを得る画像読取装置においては、原稿の読み取り位置の原稿の濃淡に応じた強度の反射光がイメージセンサに入射されて生成された画像データは、読み取り位置上の原稿の濃淡のみに応じたレベルであるべきである。
しかし、読み取り位置に設置された原稿から反射してイメージセンサに入射する反射光の光路上にゴミが付着する場合がある。その場合、ゴミの付着位置に相当する読み取り位置上の原稿画像の濃淡に関らず、その付着したゴミの影が原稿画像として読み取られてしまい、出力画像に黒スジが発生する。
特許文献1では、ゴミが付着していると判定された場合に、ゴミ付着位置の読取部における主走査方向の位置を指し示す印を記すと共に位置決めマークを記したゴミ付着位置指示レポートを出力し、ゴミ付着位置指示レポートに記される位置決めマークと対になる位置決めマークを読取部に配設することにより、ゴミの付着位置を正確に特定することができる画像読取装置が提案されている。
特開2002−84392号公報
しかし、上記の発明は以下の問題を有している。
特許文献1記載の画像読取装置は、読み取り位置にゴミが付着した場合に、ゴミが付着していることを検知し、さらにゴミ付着位置指示レポートに記される位置決めマークと対になる位置決めマークを読取部に配設することにより、ゴミの付着位置を正確に特定することができるが、ゴミが除去されるまでは原稿の読み取りを行うことができない。
そこで、本発明は、予め登録されたコンタクトガラスの正常なイメージと現在のコンタクトガラスの状態を示すイメージとの差分をとることにより、コンタクトガラス上へのゴミの付着の有無を判断し、コンタクトガラスへのゴミの付着が検知された場合、表示部にコンタクトガラスにゴミが付着している旨のメッセージを表示し、コンタクトガラスの清掃をオペレータ等に促すことができる画像読取装置を提案することを目的としている。
請求項1記載の発明は原稿を読み取る露光走査ユニットが移動することにより、原稿を読み取る読取手段を有する画像読取装置において、前記読取手段によってコンタクトガラスを読み取ったコンタクトガラスデータからゴミを検知するゴミ検知手段と、前記ゴミ検知手段によってゴミが検知されたとき、その旨のメッセージを表示する表示手段とを有し、前記読取手段は、前記画像読取装置が待機状態にあるとき、前記原稿が載置される前記コンタクトガラスを読み取ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像読取装置において、前記ゴミ検知手段は、ゴミが付着していない前記コンタクトガラスを読み取った正常データを記憶する第1の記憶手段と、前記コンタクトガラスデータと前記正常データとが一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記コンタクトガラスデータと前記正常データとが一致しないと判定されたとき、前記コンタクトガラスにゴミが付着していると判断する判断手段とを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像読取装置において、前記コンタクトガラスデータを記憶する第2の記憶手段と、前記読取手段によって原稿を読み取った画像データから前記コンタクトガラスデータを除去したリカバリーデータを生成する生成手段とを有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像読取装置において、前記ゴミ検知手段によって前記コンタクトガラスデータからゴミが検知されたとき、前記第2の記憶手段に記憶された前記コンタクトガラスデータを更新する更新手段を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の画像読取装置において、前記待機状態が前記コンタクトガラス上に原稿が載置されていない状態であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3から5のいずれか1項記載の画像読取装置において、前記生成手段は、前記画像データの画像領域に隣接する前記コンタクトガラスデータのゴミ領域を除去しないことを特徴とする。
本発明は、予め登録されたコンタクトガラスの正常なイメージと現在のコンタクトガラスの状態を示すイメージとの差分をとることにより、コンタクトガラス上へのゴミの付着の有無を判断し、コンタクトガラスへのゴミの付着が検知された場合、表示部にコンタクトガラスにゴミが付着している旨のメッセージを表示し、コンタクトガラスの清掃をオペレータ等に促すことにより、読取前に清掃することにより無駄な読取動作の実行を防止することができる。
以下に本発明の一実施形態に係る画像読取装置を有する画像形成装置の構成及び動作について説明する。なお、本実施形態に係る画像読取装置は、ファクシミリ装置、スキャナ装置、複写機、デジタル複写機等に適用され、コンタクトガラス等に付着したゴミによる画質の低下を防止するものである。
まず、図1を用い画像形成装置の構成について説明する。
画像形成装置は、自動原稿送り装置(以下、ADFとする)1、原稿台2、給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5、コンタクトガラス6、原稿セット検知7、第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10、第1給紙ユニット11、第2給紙ユニット12、第3給紙ユニット13、縦搬送ユニット14、感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、排紙トレイ19、読み取りユニット50、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54、第2ミラー55、第3ミラー56、書き込みユニット57、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60、両面搬送ユニット111、反転ユニット112、両面入紙搬送路113、及び反転排紙搬送路114を有して構成される。
画像形成装置の具体的な動作について説明する。
ADF1の原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。なお、本実施形態に係る画像形成装置は、一枚の原稿を給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。給送された原稿は、コンタクトガラス6上に搬送され、読み取りユニット50によって原稿の画像データが読み取られる。読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26によって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙ユニット11、第2給紙ユニット12、第3給紙ユニット13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送され、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって排紙トレイ19に排出される。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ19側に導かないで、両面入紙搬送路113に搬送し、反転ユニット112でスイッチバック反転し両面搬送ユニット111に送る。両面搬送ユニットに送られた用紙は、再度縦搬送ユニット14に送られて裏面に画像を印刷された後に排紙される。また、転写紙を反転して排出する場合、上記の反転ユニット112でスイッチバック反転した用紙を両面ユニットに送らずに反転排紙搬送路114に送り出して排紙する。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、及び現像ユニット27は、メインモータ25によって駆動される。各給紙装置11〜13は、メインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
次に、原稿読み取りから、画像の書き込みまでの動作について説明する。
読取部50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されている。光学走査系は、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等々で構成される。露光ランプ51及び第1ミラー52は、第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときは、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は、スキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書き込みユニット57は、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、及びミラー60で構成される。レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。
書き込みユニット57から出力されるレーザ光が画像作像系の感光体15に照射される。なお、感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
次に、画像形成装置の操作部の構成について図2を用いて説明する。
操作部30は、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、及びモードクリアキー35を有して構成される。液晶タッチパネル31には、機能キー37、部数、及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
次に、画像形成装置のシステム構成について図3を用いて説明する。
画像形成装置は、操作部30、液晶タッチパネル31、読取部50、システムコントローラ24、画像処理部25、ROM26、及び記憶部(例えば、HDD、SRAMなど)27を有して構成される。
操作部30は、画像形成装置を操作するための種々の操作キー(32〜35)、液晶タッチパネル31(例えば、液晶タッチパネル等)から構成される。
液晶タッチパネル31には、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに報知する装置の動作状態や、各種メッセージを表示するものである。
読取部50は、所定の読取密度で原稿画像を読み取って画像信号を得る。
システムコントローラ24は、ROM26に格納された制御プログラムに従い、記憶部27を作業領域として使用しながら、装置各部を制御する。
画像処理部25は、読取部50からの画像信号をアナログ/デジタル変換すると共に所定の処理を行って出力する。
ROM26は、システムコントローラ24が上記装置各部を制御するための制御プログラムが記憶されているリードオンリメモリである。
記憶部27は、画像処理部25において所定の処理が施された画像データを記憶する。さらに、記憶部27が有するRAM等は、前述したようにシステムコントローラ24の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリである。
次に、画像処理部25の具体的な構成について図4を用いて説明する。
同図において、読取部50から主走査ライン単位で出力される画像信号は、原稿読み取り時には、画像処理部25のA/Dコンバータ40によりアナログ/デジタル変換されて量子化され、原稿読み取り前に予め、光源消灯状態を読み取って得た暗出力データを暗補正データ41として保持しておき、1主走査ライン分の画像データを構成する画素ごとの画情報レベルから、減算器42により対応する画素の暗出力レベルを減じて、暗出力補正を行う。
また、暗出力補正後の画像データを、予め光源点灯状態で白基準板を読み取って得た白出力レベルから得られるシェーディング補正データ43を保持しておき、1主走査ライン分の画像データを構成する画素ごとの画情報レベルに、乗算器44によって対応する画素のシェーディング補正データを乗じて、光源の強度ムラやイメージセンサを構成する各画素の受光素子ごとの感度むらを補正する。
そのようして暗補正及びシェーディング補正がなされた多値の画像データは、補正処理部45により、γ補正やMTF補正等の画質に関する補正がなされたのち、2値化処理部46により2値化され、モノクロの画像データとして出力される。
また、本実施の形態では、暗補正及びシェーディング補正がなされた多値の画像データは、ゴミ検知部47にも入力される。ゴミ検知部47は、ゴミ等が付着していないコンタクトガラス6のイメージ(以下、正常イメージとする)を保持するメモリ47aを有している。
読取部50のコンタクトガラス6には、ゴミが付着する場合がある。そのゴミも、付着位置がスキャンラインLs上になければ、原稿を読み取って得られた画像データに影響を与えないが、スキャンラインLs上に付着すると画像データに悪影響を与える。具体的には、スキャンラインLs上のコンタクトガラス6表面に付着したゴミは、付着位置に相当する画素についてのシェーディング補正データに大きく影響し、シェーディング補正によりかえって画像データの画質悪化を招く。
そこで、画像形成装置は、読み取りを実行していない待機中(コンタクトガラス6上に原稿がセットされていない状態)に、コンタクトガラス6を読み取り、その状態を確認する。以下に、待機中におけるコンタクトガラス6の状態を確認する動作について図5を用いて説明する。
コンタクトガラス6上にゴミが付着していない場合は、正常イメージ(図5(a)に示す)が読取部50において読み取られ、シェーディング補正された画像信号がゴミ検知部47に入力される。一方、コンタクトガラス6上にゴミが付着している場合は、例えば図5(b)に示すようなイメージが読取部50で読み取られ、シェーディング補正された画像信号がゴミ検知部47に入力される。ゴミ検知部47は、予めメモリ47aに登録された正常イメージ(例えば図5(a))と入力されたイメージとの差分をとることにより、コンタクトガラス6上へのゴミの付着の有無を判断する。
上記の処理によりゴミ検知部47においてコンタクトガラス6へのゴミの付着が検知された場合、操作部30は液晶タッチパネル31にコンタクトガラス6にゴミが付着している旨のメッセージを表示し、コンタクトガラス6の清掃をオペレータ等に促す(図6に示す)。
また、コンタクトガラス6上へのゴミの付着が検知された場合、ゴミ検知部47はコンタクトガラス6上にゴミが付着したイメージ(図5(b))を記憶部27に転送する。ゴミ検知部47は、上記のコンタクトガラス6の状態を確認する処理を実行し、ゴミの付着が確認できるイメージが検知された場合、該イメージを記憶部27に格納する。
システムコントローラ24は、コンタクトガラス6が清掃される前に原稿の読み取りが行なわれた場合、読取部50において読み取った画像データから記憶部27に格納されたイメージを除去したリカバリーイメージを生成し、画像処理部25に入力する。本処理によれば、画像処理部25においてゴミの付着位置に相当する画素についてのシェーディング補正データに影響を及ぼし、シェーディング補正によりかえって読取画像データの画質悪化を招くことを防止することができる。
なお、システムコントローラ24によるリカバリーイメージの生成は、単に読取イメージと記憶部27に格納されたイメージとの差分を取るだけではない。仮に文字とゴミが重なり合った場合、読取イメージから記憶部27に格納されたイメージを除去すると文字が欠けてしまう。そのため、ゴミでないイメージと隣接した部分は削除しないこともできる。
ここで、画像形成装置が待機状態にあるときに実行されるゴミの検知処理について図7を用いて説明する。
画像形成装置が待機状態(コンタクトガラス6上に原稿がセットされていない状態)に遷移すると(ステップS701)、読取部50は原稿がセットされていないコンタクトガラス6のイメージを読み取る(ステップS702)。読取部50によって読み取られたイメージ(以下、コンタクトガラスイメージとする)は、画像処理部25に転送されA/Dコンバータ40における量子化、暗補正、及びシェーディング補正を経て(ステップS703、ステップS704)、ゴミ検知部47に入力される。ゴミ検知部47は、コンタクトガラスイメージとメモリ47aに予め格納された正常イメージとが一致するか否かを判定する(ステップS705)。
ここで、両者が一致した場合は(ステップS705/YES)、ゴミ検知部47はコンタクトガラス6上にゴミが付着していないと判断し(ステップS706)、ゴミの検知処理は終了する。
一方、両者が一致しなかった場合(ステップS705/NO)、ゴミ検知部47はコンタクトガラス6上にゴミが付着していると判断し(ステップS707)、その旨を操作部30へ通知する。通知を受けた操作部30は、コンタクトガラス6上にゴミが付着している旨のメッセージ、コンタクトガラス6の清掃を促すメッセージ等を液晶タッチパネル31に表示する(ステップS708)。さらに、ゴミ検知部47においてコンタクトガラス6上のゴミが検知された場合、ゴミが付着したコンタクトガラス6のイメージを記憶部27に格納する(ステップS709)。
次に、コンタクトガラス6上のゴミが清掃される前に原稿の読み取りが要求された場合の動作について図8を用いて説明する。
まず、操作部30のプリントキー34の押下により原稿の読み取りが要求されると(ステップS801)、読取部50はコンタクトガラス6上にセットされた原稿を読み取る(ステップS802)。次に、システムコントローラ24はコンタクトガラス6にゴミが付着したコンタクトガラスイメージが記憶部27に格納されているか否かを判断する(ステップS803)。ここで、記憶部27にゴミが付着したコンタクトガラスイメージが格納されていなかった場合は(ステップS803/NO)、読取部50によって読み取られた原稿の画像データは何ら処理が施されずに画像処理部25に転送され、所定の処理が施される(ステップS805)。
一方、記憶部27にゴミが付着したコンタクトガラスイメージが格納されていた場合は(ステップS803/YES)、システムコントローラ24は原稿の画像データからゴミが付着したコンタクトガラスイメージを除去し(ステップS804)、そのデータをリカバリーイメージとして画像処理部25へ入力する(ステップS805)。
上記の構成によれば、コンタクトガラスにゴミが付着した場合、迅速にコンタクトガラスにゴミが付着している旨及びコンタクトガラスの清掃が必要な旨をオペレータ等に報知することができる。また、コンタクトガラスにゴミが付着している状態で原稿の読み取りが行なわれ場合、原稿の画像とゴミが付着したコンタクトガラスのイメージの差分情報をリカバリーイメージとして生成することができる。そのため、コンタクトガラスへのゴミの付着により、画像読取装置の利用が制限されることがなく、利便性の向上を図ることができる。
画像形成装置の構成を示す概略図である。 画像形成装置の操作部の概略図である。 画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 画像処理部の構成を示すブロック図である。 (a)及び(b)は、コンタクトガラスを読み取ったイメージの一例である。 液晶タッチパネルの一表示例である。 コンタクトガラスに付着したゴミを検知する処理のフローチャートである。 リカバリーイメージを生成する処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ADF
2 原稿台
3 給送ローラ
4 給送ベルト
5 排送ローラ
6 コンタクトガラス
7 原稿セット検知
15 感光体
16 搬送ベルト
17 定着ユニット
50 読取部
51 露光ランプ
54 CCD
57 書き込みユニット
58 レーザ出力ユニット
59 結像レンズ

Claims (6)

  1. 原稿を読み取る露光走査ユニットが移動することにより、原稿を読み取る読取手段を有する画像読取装置において、
    前記読取手段によってコンタクトガラスを読み取ったコンタクトガラスデータからゴミを検知するゴミ検知手段と、
    前記ゴミ検知手段によってゴミが検知されたとき、その旨のメッセージを表示する表示手段とを有し、
    前記読取手段は、前記画像読取装置が待機状態にあるとき、前記原稿が載置される前記コンタクトガラスを読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記ゴミ検知手段は、
    ゴミが付着していない前記コンタクトガラスを読み取った正常データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記コンタクトガラスデータと前記正常データとが一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記コンタクトガラスデータと前記正常データとが一致しないと判定されたとき、前記コンタクトガラスにゴミが付着していると判断する判断手段とを有することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記コンタクトガラスデータを記憶する第2の記憶手段と、
    前記読取手段によって原稿を読み取った画像データから前記コンタクトガラスデータを除去したリカバリーデータを生成する生成手段とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記ゴミ検知手段によって前記コンタクトガラスデータからゴミが検知されたとき、前記第2の記憶手段に記憶された前記コンタクトガラスデータを更新する更新手段を有することを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 前記待機状態が前記コンタクトガラス上に原稿が載置されていない状態であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の画像読取装置。
  6. 前記生成手段は、前記画像データの画像領域に隣接する前記コンタクトガラスデータのゴミ領域を除去しないことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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