JP2006229452A - 色処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 色材量を適切に制御できる変換データを生成する。
【解決手段】 デバイス色データと測色値との対応関係および色材量を制御する制御情報を格納するプロファイルを取得し、前記デバイス色データと測色値との対応関係および前記色材量の制御する制御情報とに基づき、デバイス非依存データをデバイス依存データに変換する逆方向変換データを生成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、デバイス色データと測色値との対応関係および色材量を制御する制御情報を用いた処理を行うものに関する。
図1は一般的な異なるデバイス間のカラーマッチングを示した概念図である。
入力プロファイル11を用いて、デバイスに依存する色空間で示される入力データ(RGBデータやCMYKデータ)を、デバイスに依存しない色空間で示されるXYZデータに変換する。出力デバイスの色再現範囲外の色は出力デバイスにより再現できないため、すべて色が出力デバイスの色再現範囲内に収まるように、XYZデータに対して色空間圧縮を施す。そして、色空間圧縮が施されたXYZデータを出力デバイスに依存する色空間で示されるCMYKデータに変換する。
一般的なカラーマッチングでは、基準白色点および環境光は固定されている。例えば、International Color Consortium(ICC)によって規定されるプロファイルでは、プロファイルを結び付けるProfile Connection Space(PCS)がD50基準のXYZ値およびLab値に規定されている。
異なる光源下で同一サンプル(例えば画像)を観察した場合、観察されるサンプルに対するXYZ値は当然異なる。そこで、異なる光源下におけるXYZ値を予測するために、(1)比率変換、(2)Von Kries変換、(3)色知覚モデルによる予測式などの変換方式が提案されている。
比率変換は、基準白色点W1下でのXYZ値を基準白色点W2下のXYZ値に変換するために、W2/W1の比率変換を施す方法である。この方法を、Lab均等色空間に対して適用すると、W1下でのLab値とW2下でのLab値は一致する。例えば、W1(Xw1,Yw1,Zw1)下でのサンプルのXYZ値を(X1,Y1,Z1)、W2(Xw2,Yw2,Zw2)下でのサンプルのXYZ値を(X2,Y2,Z2)とするとき、比率変換によれば次の関係が得られる。
X2=(Xw2/Xw1)・X1
Y2=(Yw2/Yw1)・Y1 …(1)
Z2=(Zw2/Zw1)・Z1
Von Kries変換は、W1下でのXYZ値をW2下のXYZ値に変換するために、人間の色知覚空間PQR上でW2’/W1’の比率変換を施す方法である。この方法をLabの均等色空間に対して適用すると、W1下でのLab値とW2下でのLab値は一致しない。例えば、W1(Xw1,Yw1,Zw1)下でのサンプルのXYZ値を(X1,Y1,Z1)、W2(Xw2,Yw2,Zw2)下でのサンプルのXYZ値を(X2,Y2,Z2)とするとき、Von Kries変換によれば次の関係が得られる。
Figure 2006229452
色知覚モデルによる予測式は、観察条件VC1(W1を含む)下でのXYZ値を観察条件VC2(W2を含む)下のXYZ値に変換するために、例えばCIE CAM97sのような人間の色知覚空間QMh(またはJCh)を利用して変換する方法である。ここで、QMhのQはbrightness、Mはcolourfulness、hはhuequadratureまたはhueangleを表し、JChのJはlightness、Cはchroma、Hはhuequadratureまたはhueangleを表す。この変換方法をLabの均等色空間へ適用すると、Von Kries変換と同様に、W1下でのLab値とW2下でのLab値は一致しない。例えば、W1(Xw1,Yw1,Zw1)下でのサンプルのXYZ値を(X1,Y1,Z1)、W2(Xw2,Yw2,Zw2)下でのサンプルのXYZ値を(X2,Y2,Z2)とするとき、色知覚モデルによれば次の変換が行われる:
(X1,Y1,Z1)→[CIE CAM97s順変換]→(Q,M,H)または(J,C,H)→[CIE CAM97s逆変換]→(X2,Y2,Z2) ・・・(3)
色知覚モデルを利用した異なる観察条件下でのカラーマッチングの概念図を図2に示す。
入力観察条件(Viewing Condition1 D50)に依存した入力プロファイル21を用いて、デバイスに依存する色空間で示される入力データ(RGBデータ、CMYKデータやGrayデータ)を、入力観察条件に依存したデバイスに依存しない色空間で示されるXYZ50データに変換する。入力観察条件(Viewing Condition1)に基づき、色知覚モデルの順変換処理22を行い、XYZ50データを色知覚空間JChまたは色知覚空間QMhで示されるJChデータ23またはQMhデータ24に変換する。そして、出力観察条件(Viewing Condition2)に基づき、色知覚モデルの逆変換処理25を行い、JChデータ23またはQMhデータ24をXYZ65データに変換する。さらに、出力観察条件(Viewing Condition2)に依存した出力プロファイル26を用いて、出力観察条件およびデバイスに依存した色空間で示されるCMYKデータに変換する。
特開2002−094813号公報 特開2000−050086号公報
図1や図2に示したように、デバイスに依存しないXYZ値(又は、Lab値)を経由することによって、異なるデバイス間のカラーマッチングを実現できる。
但し、XYZ値からCMYK値へ変換する場合には、以下の問題を考慮する必要がある。
(1)一つのXYZ値に対して複数のCMY値とK値の組み合わせが存在するため、一つの解を得るためには墨版(K版)生成の特性を固定する必要がある。
(2)CMYKデバイスからプリント出力されたCMYKパッチはインクやトナーにおける総のり量の制限が行なわれていない場合があるため、XYZ値からCMYK値へ変換する際に各メディアや印刷品位に応じた総のり量を設定する必要がある(特許文献1)。
ここで、総のり量は、例えば1次色のり量(K)、2次色のり量(C+M,M+Y,Y+C)、4次色のり量(C+M+Y+K)のように各インクや各トナーの組み合わせにおいて出力可能な上限値を設定するものとする。
従来のICCプロファイルや観察条件を考慮したプロファイル(PCS D50の代わりに各デバイスにおける観察条件下のXYZ値を使用)では、XYZ値からCMYK値へ変換する際に格納された3D LUT等の変換テーブルを用いていたために、墨版生成特性やインクやトナーの総のり量をプロファイル作成時に設定する必要があり、プロファイル作成、プロファイルのインストール、インストールされたプロファイルの指定、及びカラーマッチングといった一連の作業を墨版生成特性や総のり量の設定を変更するたびに行なう必要があった。
また、従来のICCプロファイルや観察条件を考慮したプロファイルでは、色空間圧縮がプロファイルの変換に含まれていたために、プロファイル作成時にもう一方のプロファイル(つまり、出力プロファイルであれば入力プロファイル、入力プロファイルであれば出力プロファイル)の特性が不確定のとなり、入力側色再現範囲と出力側色再現範囲の両方を利用して色空間圧縮を行なうことができなかった。つまり、カラーマッチング対象である入力側色再現範囲と出力側色再現範囲のくみ合わせに最適な色空間圧縮を行うことができなかった。
請求項1記載の発明は、デバイス色データと測色値との対応関係および色材量を制御する制御情報を格納するプロファイルを取得し、前記デバイス色データと測色値との対応関係および前記色材量の制御する制御情報とに基づき、デバイス非依存データをデバイス依存データに変換する第1の変換データを生成することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、デバイス色データと測色値との対応関係および色材量を制御する制御情報を取得する取得工程と、前記デバイス色データと測色値との対応関係および前記色材量を制御する制御情報から、デバイス非依存の色データをデバイス依存の色データに変換する第1の変換データを生成する逆方向変換データ生成工程と、前記デバイス色データと測色値との対応関係および前記色材量を制御する制御情報に基づき、前記制御情報によって画像出力時の色材量が制限された場合の色再現範囲を求める第1色再現範囲算出工程と、前記デバイス色データと測色値との対応関係から、デバイス依存の色データをデバイス非依存の色データに変換する第2の変換データを生成する順方向変換データ生成工程と、前記制御情報による色材量の制御にかかわず、前記測色値に基づき色再現範囲を求める第2色再現範囲算出工程とを有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、色材量を適切に制御できる変換データを生成することができる。また、色材量を制御する制御情報がプロファイル内に格納されているので、変換データ作成時に色材量について設定しなくても適切な変換データを生成することができる。
また、請求項9記載の発明によれば、用途に応じて色再現範囲を求めることができ、高精度なカラーマッチングを実現することができる。
(実施例1)
(デバイスモデルと人間の色知覚空間上での色空間圧縮を利用したカラーマッチング)
図4に人間の色知覚空間上での色空間圧縮を用いたカラーマッチングの概念図を示す。
まず、入力側デバイスモデル1101及び出力側デバイスモデル1106を、測色値1111または測色値1114を用いて生成する。デバイスモデルには順方向変換(ICCプロファイルのAToB1Tagの処理に相当)と逆方向変換(ICCプロファイルのBToA1Tagの処理に相当)が存在する。デバイス・キャラクタライぜーションとは、測色値に基づき、順方向変換(デバイス依存のデータからデバイス非依存のデータへの変換)を行うための変換データおよび逆方向変換(デバイス非依存のデータからデバイス依存のデータへの変換)を行うための変換データを生成する処理である。
順方向変換データの生成は、デバイス色と測色値の対応関係を記述した測色値ファイル(1111又は1114)を読み込み、デバイス色からXYZ値への変換を行う多次元LUTもしくは変換式を生成する。逆方向変換データの生成は、順方向変換の結果を利用して、順方向多次元LUTの逆引きや回帰分析法による多項式パラメータの最適化等によってXYZ値からデバイス色への変換を行う多次元LUTもしくは変換式を生成する。
ここで、測色値やデバイス非依存の色空間はXYZに限定される必要はなく、Lab,Luv等の色空間であっても構わない。
次に、人間の色知覚空間上での入力側デバイスの色再現範囲1107(又は1108)と出力側デバイスの色再現範囲1109(又は1110)を求める。Relativeモードの場合には人間の色知覚空間としてJChが選択され、Absoluteモードの場合にはQMhが選択される。
入力側デバイスの色再現範囲1107(又は1108)は、測色値ファイル1111の測色値やデバイスモデル1101の順方向変換の結果から得られる入力側デバイス全体のXYZ値に対して色知覚モデルの順方向変換を適用し、得られたJCh(又はQMh)値の3次元凸包(Convex Hull)の作成等を行なうことによって求めることができる。色再現範囲は、得られたJCh(又はQMh)値を包含する3次元立体である。
出力側デバイスの色再現範囲1109(又は1110)も測色値ファイル1114の測色値やデバイスモデル1106の順方向変換の結果から得られる出力側デバイス全体のXYZ値に対して色知覚モデルの順方向変換を適用し、得られたJCh(又はQMh)値の3次元凸包(Convex Hull)の作成等を行なうことによって求めることができる。
ここで、入力側の色知覚モデルには入力側観察条件1112、出力側の色知覚モデルには出力側観察条件1113をそれぞれ設定する。色知覚モデルとしてはCIECAM02、CIECAM97s等に限定される必要はなく、人間の色知覚パラメータJ,C,Q,M,h,Hを予測できる色知覚モデルであれば別の色知覚モデルであっても構わない。
このように生成された入力側および出力側のデバイスモデルおよび色再現範囲に基づき、カラーマッチングを行う。
人間の色知覚空間JCh上での色空間圧縮を考慮した、入力側デバイス色から出力側デバイス色への色変換は、以下の処理によって行なうことができる。
まず入力色に対して入力側デバイスモデル1101の順方向変換を適用してXYZ値を求める。次に入力側観察条件1112に基づく色知覚モデル1102の順方向変換を適用してJCh値を求める。次に、入力側デバイスの色再現範囲1107と出力側デバイスの色再現範囲1109とに基づきら色空間圧縮1103を行う。色空間圧縮後のJCh値を出力側観察条件1113に基づく色知覚モデル1105の逆方向変換を適用してXYZ値を求める。そして、出力側デバイスモデル1106の逆方向変換を適用して出力色を求める。
人間の色知覚空間QMh上での色空間圧縮を考慮した、入力側デバイス色から出力側デバイス色への色変換も同様に、入力側デバイスの色再現範囲1108、出力側デバイスの色再現範囲1110、及び色空間圧縮1104等を用いて行うことができる。
図4に示すカラーマッチングによれば、カラーマッチングの対象となる入力側デバイスおよび出力側デバイスの色再現範囲の組み合わせに対して最適な色空間圧縮を行うことができる。
(CMYKプリンタ59の出力側デバイスモデルを用いたカラーマッチング)
図5に、本実施例のカラーマッチングにおいて、出力デバイスとしてCMYKプリンタ59を用いた場合のカラーマッチングの処理を示す。
<総のり量および墨版生成特性を考慮した出力側デバイスモデル53の生成>
●逆方向変換データの作成
総のり量および墨版生成特性を考慮した出力側デバイスモデル53の生成する処理について説明する。
まず、CMYKプリンタ59のデバイス特性を解析するために、CMYKパッチデータ58をプリンタ・ドライバ57の設定に基づいて処理し、CMYKプリンタ59からプリント出力させ、メディア上へ印刷されたCMYKパッチ60を得る。ここで、CMYKパッチ58は、例えば総のり量400%を含むIT8.7/3、IT8.7/4、ECIのようなCMYKカラーターゲットである。
ここで、総のり量とは、各色材の合計値であり、各色材が記録できる最大量を100パーセントとしている。例えば、CMYKプリンタでは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)それぞれの色材を最大量でプリントした場合が、総のり量400%となる。
適切な総のり量を超える色材量を用いて画像出力した場合、適切に色材を記録媒体に定着させることができなくなる。例えば、画像が出力された媒体が湿っぽくなったり、しわがよってしまったり、媒体から色材がはがれたりしてしまう。このような現象を防ぎ、高品質な出力画像を得るために色材量を適切に制御することが必要である。
メディア上へ印刷されたCMYKパッチ60はプリンタ・ドライバ57やプリンタ・コントローラの総のり量設定等によって制限される場合がある。例えば、プリンタ・ドライバ57の総のり量(TAC:Total Area Coverage)設定が4次色に対してα%(α<400)の場合には、CMYKパッチ58上の400%CMYKはα%CMYKへ総のり量が制限される。ここで、プリンタ・ドライバ57やプリンタ・コントローラの総のり量設定は製品によって異なる。また、製品によっては総のり量制限機能のON/OFFを行うことができ、総のり量制限をOFFにした場合は、400%CMYKがそのままメディア上へ印刷される。
次に、メディア上へ印刷されたCMYKパッチ60は、プロファイラー(Profiler)56から制御される測色器61を用いて測色される。そしてデバイス色CMYKと対応付けられた測色値がプロファイル55として保存される。ここで、プロファイル55にはプロファイラー56によって墨版生成特性や総のり量の設定も同時に格納される。
図3に総のり量を設定するためのプロファイラーのユーザインターフェースの一例を示す。総のり量は各メディア・タイプ、ハーフトーニングや印刷スピードといった印刷品位によっても最適な値が異なってくる。そのため、総のり量のユーザ設定はメディア・タイプや印刷品位に応じて設定される場合と、未知のメディアや印刷品位に対応するために1次色のり量(K)、2次色のり量(C+M,M+Y,Y+C)、4次色のり量(C+M+Y+K)を直接入力する場合が用意される。ここでは、説明を簡単にするため、プロファイラーに56よって設定された総のり量設定4次色に対してβ%(β<α)であるとする。
また、墨版生成特性は、不図示のユーザインターフェースを用いて、墨版生成が硬調、中、軟調といったプリセット値を設定する場合と墨版カーブのサンプリング値を直接入力する場合が用意される。
ユーザが出力側プロファイルとして、測色値、墨版生成特性及びのり量が格納されたプロファイル55を選択すると、出力側デバイスモデル53は以下の処理を動的に行なう。
本実施例のように、プロファイルに測色値に加えてのり量、墨版生成特性を格納しておくことにより、デバイスモデルによって変換データを作成する際に、のり量や墨版生成特性などを設定する必要がなくなる。
・ステップ1
均等サンプリングされたRGB―(補色変換)→CMY―(総のり量制限)→CMYK―(墨版特性)→C’M’Y’K’
まず、中間的な色空間としてRGB色空間を内部的に定義し、例えば17x17x17の均等にサンプリングされたRGB値→CMYK値の変換を考える。RGB値からCMYK値への変換は、RGB値を補色変換(C=1−R,M=1−G,Y=1−B)によりCMY値へ変換し、CMY値からCMYK値への変換は総のり量を考慮できるようにCMY入力に対し、W(0,0,0),R(0,1,1),Y(0,0,1),G(1,0,1),C(1,0,0),B(1,1,0),M(0,1,0),Bk(1,1,1)の8点を格子点とする3D LUTを定義する。
各格子点には、総のり量設定(1次色のり量TAC1,2次色のり量TAC2,4次色のり量TAC4)に応じたCMYK値を出力できるように、例えば、W(0,0,0,0),R(0,TAC2/2,TAC2/2,0),Y(0,0,1,0),G(TAC2/2,0,TAC2,0),C(1,0,0,0),B(TAC2/2,TAC2/2,0,0),M(0,1,0,0),Bk((TAC4−TAC1)/3,(TAC4−TAC1)/3,TAC4−TAC1)/3,TAC1)のような値を設定し、CMY値に応じて総のり量制限を適用した線形なCMYK値を線形補間によって求める。
次に、求められたK値(線形K)から、墨版生成特性の墨版カーブ(プリセット値の場合は墨版カーブへ変換)を用いて墨版出力を求める。そして、墨版出力に応じて他のCMY出力を補正する。
・ステップ2
C’M’Y’K’→XYZ⇒RGB→XYZ
次に、プロファイル内のデバイス色CMYKと対応付けられた測色値を補間することによって、総のり量や墨版生成特性によって補正されたC’M’Y’K’出力に対し、XYZ値を求める。これにより、RGB→XYZ変換データを生成することができる。
・ステップ3
RGB→XYZ⇒XYZ→RGB⇒XYZ→CMYK
ステップ2により、17x17x17の均等にサンプリングされたRGB値に対するXYZ値が求めることができる。RGB値からXYZ値への3D LUT変換の逆引きや回帰分析法による多項式パラメータの最適化等を用いて、XYZ値からRGB値への変換を求める。そして、XYZ値からRGB値への変換に、ステップ1で求めたRGB値から総のり量や墨版生成特性によって補正されたCMYK出力への変換を適用して、最終的にXYZ値→CMYK値の変換を求める。
以上の処理により、総のり量および墨版生成特性を考慮したXYZ→CMYK変換データを求めることができる。
●順方向変換データの作成
一方、CMYKプリンタの順方向変換データは、プロファイル内の総のり量設定β%に従う必要はなく、CMYKパッチのプリント出力に応じた総のり量α%に対応した変換データを生成する。
なぜなら、CMYKパッチのプリント出力60は総のり量β%より大きい総のり量α%によって出力されているので、総のり量α%に応じた順変換データを用いれば、総のり量がβ%に制限されたCMYKデータに対してもCMYK値に対するXYZ値はプロファイル内のデバイス色CMYKと対応付けられた測色値を補間することによって正確に求めることができるからである。
順方向変換データの生成は、総のり量に応じた処理をすることなく、プロファイル55に格納されているデバイス色と測色値の対応関係から、デバイス色からXYZ値への変換を行う多次元LUTもしくは変換式を生成する。
<CMYKデバイスモデルの色再現範囲生成>
総のり量設定に基づくCMYKデバイスモデルの色再現範囲の生成方法について説明する。プリンタ・ドライバの総のり量設定がα%であっても、CMYKプリンタの出力側デバイスモデルの場合にはプロファイルにおいて総のり量をβ%(<α%)に設定されていれば、出力側デバイスの色再現範囲として総のり量β%の色再現範囲を生成する必要がある。なぜなら、CMYKプリンタで実際に再現できる範囲は、総のり量β%に制限された範囲だからである。
総のり量β%の色再現範囲は、総のり量および墨版生成特性を考慮した出力側デバイスモデル53の生成処理のステップ2で生成した総のり量β%に対応するRGB→XYZ変換データを用いて生成することができる。
RGB→XYZ変換データを用いて、中間的なRGB色空間全域に対するサンプリング値のそれぞれをXYZ値に変換する。出力側観察条件に基づく色知覚モデルの順方向変換を適用し、各XYZ値をJCh値へ変換する。そして、得られたJCh値群に基づき3次元凸包(Convex Hull)の作成等を行う。この3次元凸包が、総のり量β%の色再現範囲である。本実施例によれば、測色値が依存する総のり量αパーセントにかかわらず、実際の総のり量βパーセントに応じた色再現範囲を求めることができる。つまり、CMYKプリンタ62によって実際に再現することができる色域を高精度に示す色再現範囲を求めることができる。
色空間圧縮を高精度に行うためには、出力側のCMYKデバイスモデルでは、CMYKプリンタ62によって再現できる色再現範囲を適切に求めることが重要になる。したがって、総のり量に基づきデバイスモデルの色再現範囲を生成することが重要になる。
<CMYKデバイスモデルと人間の色知覚空間上での色空間圧縮を利用したカラーマッチング>
上述の処理により求められたCMYKプリンタの逆変換データおよびCMYKプリンタの色再現範囲を用いて、カラーマッチングを行う場合の処理手順を説明する。
入力画像50に対して、入力側デバイスモデル51を適用して、RGB値をXYZ値へ変換し、入力側観察条件に基づく色知覚モデルの順方向変換を利用して、XYZ値をJCh値へ変換する。次に入力側デバイスの色再現範囲と出力側デバイスの色再現範囲(総のり量β%に対する色再現範囲)を用いて色空間圧縮52を行う。出力側観察条件に基づく色知覚モデルの逆方向変換を利用して、色空間圧縮後のJCh値をXYZ値へ変換する。そして、出力側デバイスモデル53(逆変換データ)を適用して、XYZ値を総のり量β%や墨版生成特性によって補正されたCMYK値へ変換する。
以上の処理により、入力画像50をCMYK画像へ変換することができる。
CMYKパッチ58をプリント出力した系と同じドライバ54(=57)とCMYKプリンタ62(=59)を利用してCMYK画像をプリント出力すれば、プリンタ・ドライバ54の総のり量α%が出力側デバイスモデルで設定した総のり量β%より大きいため、結果として総のり量β%に相当するCMYKのプリント出力63を得ることができる。つまり、CMYKパッチ58に対するCMYKのプリント出力60は総のり量α%にもかかわらず、入力画像50に対するCMYKのプリント出力63は総のり量β%を制限することができる。
また、色空間圧縮52で用いる出力側デバイスの色再現範囲および出力側デバイスモデル53(逆変換データ)をプリント出力時の総のり量(β%)に対応させることができる。よって、高精度な色空間圧縮および高精度なCMYK変換を行うことができ、高品質なプリント出力63を得ることができる。
(入力デバイスおよび出力デバイスとしてCMYKプリンタを用いた場合のカラーマッチングの処理)
図7に、本実施例のカラーマッチングにおいて、入力デバイスおよび出力デバイスとしてCMYKプリンタを用いた場合のカラーマッチングの処理の概念図を示す。図7のカラーマッチングによれば、入力画像データ90を入力デバイスでプリントした際のプリント画像を、出力デバイスでシミュレートすることができる。
図5の処理との違いは、入力側の色再現範囲97の求め方および入力側のデバイスモデル91での処理である。出力側の色再現範囲98、出力側デバイスモデル93および出力側プロファイル96については同じであるので説明を割愛する。
<総のり量および墨版生成特性を考慮した入力側デバイスモデル91の生成>
入力デバイスに対応したプロファイル95を用いて、図5の時と同様に順方向変換データおよび逆方向変換データを生成する。
そして、入力側デバイスモデルでは、順方向変換データを用いて変換処理を行う。順方向変換データは、プロファイル内の総のり量設定β%に従う必要はなく、CMYKパッチのプリント出力に応じた総のり量α%に対応して生成される。
<CMYKプリンタの入力デバイスモデルにおける色再現範囲生成>
CMYKプリンタが入力側デバイスモデルの場合には、入力側デバイスの色再現範囲はプロファイル内の総のり量設定β%に従う必要はなく、CMYKパッチのプリント出力時の総のり量α%に応じた色再現範囲を生成する。
なぜなら、入力画像データが総のり量βパーセントに制限されているとは限らないからである。例えば、総のり量が異なる設定値に基づき変換処理された場合や、色編集処理の調整結果によって変更された場合などが考えられる。
CMYKパッチのプリント出力時の総のり量α%に応じた色再現範囲は、入力側観察条件に基づく色知覚モデルの順方向変換を用いて、プロファイル95内の測色値をJCh値へ変換し、このJCh値群の3次元凸包(Convex Hull)を作成する。
<カラーマッチング>
上述の処理により求められた入力側デバイスモデル(順方向変換データ)91および入力側色再現範囲と、出力側デバイスモデル(逆方向変換データ)93および出力側色再現範囲98とを用いてカラーマッチングを行う。
本実施例によれば、入力側デバイスモデルおよび入力側色再現範囲が、総のり量β%に制限されていないので、入力画像データに総のり量β%を越える色データが含まれていても変換処理を行うことができる。仮に、入力側デバイスモデルが総のり量β%以上のデータに対応していない場合は、入力側デバイスモデルが総のり量β%を越える色データを適切に変換することができず、エラーになる又は見当違いな色で再現される。
さらに、出力側デバイスモデル(逆方向変換データ)93および出力側色再現範囲98は、総のり量β%に基づいているので、図5と同様に高精度の処理を行うことができる。
図7のカラーマッチングによれば、シミューレートのカラーマッチングを高精度に行うことができる。
(変形例)
実施例1において、総のり量の設定をプロファイラーのユーザインタフェースを用いて設定したが、プロファイル作成後にプロファイル内の総のり量や墨版生成特性を設定できるようにしても構わない。図6にコントロールパネルを用いた墨版生成特性や総のり量の設定の例を示す。プロファイラー76が、デバイス色CMYKと対応付けられた測色値、及び墨版生成特性と総のり量の設定値をプロファイル75として保存するという基本的な構成は図5と同じであるが、墨版生成特性や総のり量の設定値はコントロールパネル等によって、プロファイル生成後に変更することが可能である。これにより、ユーザは再度測色することなく、墨版生成特性や総のり量だけを再設定することが可能となる。
また、実施例1では、プロフィルに測色値をそのまま格納したが、スムージング補正、白点補正、黒点補正などの補正処理を行った結果を測色値として格納しても構わない。
また、実施例1では、CMYKプリンタを用いたが、RGBプリンタやCMYKRGBプリンタなど、他の色材(インク、トナーなど)の組み合わせを用いて画像出力する画像出力装置の場合も、本発明を提供することができる。
また、プロファイルに格納するのり量制御パラメータとして、総のり量ではなく、各色材それぞれに対するのり量や、2次色ののり量を用いても構わない。
また、プロファイルを利用したカラーマッチング処理がドライバやコントローラの内部で行なわれも構わない。
前述した実施の形態の機能を実現する様に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施の形態の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
この場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
更に供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
一般的なデバイス間のカラーマッチングの概念図 色知覚モデルを用いたカラーマッチングの概念図 総のり量を設定するためのプロファイラーのユーザインターフェースの一例 実施例1にかかるカラーマッチングの概念図 出力デバイスとしてCMYKプリンタを用いた場合のカラーマッチングの処理を説明する図 入力デバイスおよび出力デバイスとしてCMYKプリンタを用いた場合のカラーマッチングの処理を説明する図 入力デバイスおよび出力デバイスとしてCMYKプリンタを用いた場合のカラーマッチングの処理を説明する図

Claims (11)

  1. デバイス色データと測色値との対応関係および色材量を制御する制御情報を格納するプロファイルを取得し、
    前記デバイス色データと測色値との対応関係および前記色材量の制御する制御情報とに基づき、デバイス非依存データをデバイス依存データに変換する第1の変換データを生成することを特徴とする色処理方法。
  2. 前記制御情報は、複数の色材の総色材量を制御するための情報を含むことを特徴とする請求項1記載の色処理方法。
  3. 前記制御情報は、色材の2次色に対する色材量を制御するための情報を含むことを特徴とする請求項1または2記載の色処理方法。
  4. 前記プロファイルに基づき出力側の色再現範囲を求める色処理方法であり、
    前記出力側の色再現範囲として、前記測色値と前記色材量を制御する制御情報に基づき、前記制御情報によって画像出力時の色材量が制限された場合の色再現範囲を求めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の色処理方法。
  5. 前記プロファイルには墨版制御情報が格納され、
    前記逆情報変換データは、前記デバイス色データと測色値との対応関係、前記色材量の制御する制御情報および前記墨版制御情報に基づき生成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の色処理方法。
  6. 前記色材量を制御する制御情報にかかわらず、前記デバイス色データと測色値との対応関係に基づき、前記デバイス依存データを前記デバイス非依存データに変換する第2の変換データを生成することを特徴とする請求項1記載の色処理方法。
  7. 前記プロファイルに基づき入力側の色再現範囲を求める色処理方法であり、
    前記入力側の色再現範囲として、前記制御情報による色材量の制御にかかわず、前記測色値に基づき色再現範囲を求めることを特徴とする請求項3記載の色処理方法。
  8. 入力デバイスの順方向変換データを用いて、入力デバイスに依存の色データをデバイス非依存の色データに変換し、
    前記デバイス非依存の色データに対して色空間圧縮処理を行い、
    出力デバイスの逆変換データを用いて、前記色空間圧縮処理されたデバイス非依存の色データに対して、デバイス非依存の色データを出力デバイスに依存の色データに変換することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の色処理方法。
  9. デバイス色データと測色値との対応関係および色材量を制御する制御情報を取得する取得工程と、
    前記デバイス色データと測色値との対応関係および前記色材量を制御する制御情報から、デバイス非依存の色データをデバイス依存の色データに変換する第1の変換データを生成する逆方向変換データ生成工程と、
    前記デバイス色データと測色値との対応関係および前記色材量を制御する制御情報に基づき、前記制御情報によって画像出力時の色材量が制限された場合の色再現範囲を求める第1色再現範囲算出工程と、
    前記デバイス色データと測色値との対応関係から、デバイス依存の色データをデバイス非依存の色データに変換する順方向変換データを生成する第2の変換データ生成工程と、
    前記制御情報による色材量の制御にかかわず、前記測色値に基づき色再現範囲を求める第2色再現範囲算出工程とを有することを特徴とする色処理方法。
  10. デバイス色データと測色値との対応関係および色材量の制御する制御情報とに基づき、デバイス非依存データをデバイス依存データに変換する第1の変換データを生成する生成工程に、デバイス色データと測色値との対応関係および色材量の制御する制御情報を提供するための色処理方法であり、
    デバイス色データに基づき出力デバイスにパッチを出力させ、
    前記パッチの測色結果を取得し、
    前記出力デバイスで画像出力する際に用いる色材量を制御するための色材制御情報を取得し、
    前記デバイス色データと前記測色結果を対応関係および前記色材制御情報とを有するプロファイル情報を生成することを特徴とする色処理方法。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の色処理方法をコンピュータにて実現するためのプログラム。
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