JP5699765B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理を行う画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。
カラープリンタやカラー複写機、あるいはカラー印刷機のように、CMYK等の基本色デジタルデータに基づいて画像記録媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置に対しては、その入力データに対して再現色の統一を図るために、カラーマネジメントと呼ばれる画像処理が施される。このカラーマネジメントとしては、ICC(International Color Consortium)の提唱するカラーマネジメントの枠組みと、そのデータフォーマットであるICCプロファイルが広く知られている。
ICCプロファイルもそうであるように、非線形性の強い印刷系のカラーマネジメントの多くでは、入力色空間と出力色空間を対応づける多次元LUT(Look Up Table)と、これらの入出力を線形化するCMYK等の各色のチャンネル毎の1次元LUTの組み合わせにより、変換の基本単位が構成される。このときの、入出力チャンネルの1次元LUTは、階調再現曲線(Tone Reproduction Curve)、あるいは、階調補正(Tone Response Correction)の意味でTRCと呼ばれる。なお、TRCは必ずしもLUTで実装する必要はないが、多くの場合、実装の容易性と汎用性からLUTとして実装される。
ICCの枠組みの場合、このような色変換として、PCS(Profile Connection Space)と呼ばれるデバイス非依存の色空間を仲介する方法と、PCSを介さずに入出力チャンネルのTRCと多次元LUTで直接写像する方法(デバイスリンクと呼ばれる)が提供される。また、ICCでは、PCSとして、CIE1976Lab表色系、または、CIE1931XYZ表色系の色空間、あるいは、それらの部分空間が使用される。以下の説明では、ICCのものに限らず、上記のような入出力チャンネルのTRCおよびチャンネル間の色変換を行なう多次元LUTを保持するデータを、カラープロファイル、あるいは、単にプロファイルと呼ぶ(本明細書での定義によると、ICCのプロファイルフォーマットは、レンダリング・インテントと変換方向に応じた複数のプロファイルがパッケージされたものということになる。)。
以上のようなカラーマネジメントの枠組みにおいて、複数種の印刷用紙あるいはそれに類する複数種のメディア(画像記録媒体)を画像形成対象としてサポートする画像形成装置では、色再現特性の異なるメディア毎に、異なるカラープロファイルが必要となる。さらに、同じメディアに対しても、網点線数などの印刷条件や、文字・グラフィクス・写真といったコンテンツの種類、あるいは、色域の圧縮意図に対して調整された複数のプロファイルが必要とされるため、多種のメディアに対応したいとする顧客要求に対しては、必要なプロファイル数は肥大化する傾向にある。このため、画像形成装置を提供するメーカ側で、全てのメディアおよび出力条件に適合するプロファイルを提供することは、コスト上および管理面で困難となっている。したがって、メーカ側としては、幾つかの代表的なメディアと出力条件に対してのみプロファイルを提供し、それ以外に関してはユーザ自身にプロファイルの作成を委ねることになる。
しかしながら、プロファイル作成においては、デバイス色空間からPCSへの写像である色再現モデルを構築することは比較的容易であるのに対して、逆のPCSからデバイス色空間(多くの画像形成装置ではCMYKパラメータの空間)への写像は、デバイスにとって再現不能な色域外の色を再現可能な色域内の色に対応づける不安定なプロセスを内包するため、構築される写像に予期されない欠陥を生じやすい技術的な難しさを伴っている。このような写像の欠陥は、再現色に対して特に「好ましさ」を付加するような調整において生じやすく、ある程度の経験を必要とする要素となっている。
以上のような多種メディアへの対応プロファイル数の増大の課題に対しては、例えば、特許文献1〜3に記載されている従来技術が提案されている。特許文献1には、予め特性が既知の標準用紙からユーザ用紙を近似する特性の用紙特性を選択し、それに基づいて画像データの変換データを合成する思想が開示されている。また、特許文献2には、入力RGB側に線形変換を施すことによる用紙適応の方法が開示されている。具体的には、メディア変換手段として、入力空間側のRGB→RGB変換でメディアによる差を補正する手段を設け、また、この場合の補正手段としてアフィン変換行列を使用することが開示されている。また、特許文献3には、異なる画像出力装置に、白色の異なる用紙で出力した場合に生じる再現色差を、用紙差補正カーブにより緩和する方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ユーザ用紙に対するデバイスリンク型のRGB→CMYK変換のための変換データを生成する技術であり、この変換データを既知の標準用紙に対するRGB→CMYK変換と、同じ標準用紙に対するCMYK→PCS変換およびユーザ用紙に対するPCS→CMYK変換により合成するようになっている。したがって、合成にはユーザ用紙に関するプロファイル、特に前述の生成に経験を要するPCS→CMYK変換を別途求めておくことが必須であり、ユーザによるプロファイル構築に伴う困難は、本質的には解決されないことになる。
また、特許文献2に記載されている用紙適応の方法は、変換を行なう用紙間の色再現特性が十分近いことが前提となっており、両者に著しい色域差がある場合や、両者にアフィン変換では十分に近似不能な非線形な関係が生じる場合には適用できないという問題がある。
また、特許文献3に記載されている方法は、最初に基準とする用紙による第1の画像出力装置でのPCS(Lab空間)上の再現色を、ターゲットとする用紙での第2の画像出力装置のプロファイルを用いて、PCS→CMYK→PCSと巡回させることにより、第2の画像出力装置でのPCS上の再現色値に対応付け、この再現色値と第1の画像出力でのPCS上での再現色値との誤差を小さくするように、前者の再現色値に対する入力CMYK各値に階調値補正を施すという方法である。この場合、PCSとCMYKデバイス空間の間を前述のように巡回させる写像は、PCS上の任意の点を第2の画像出力装置での色域内の点に対応付ける色域圧縮写像として作用することになる。したがって、この場合も本質的には、先のユーザ用紙に対応する第2の画像出力側のPCS→CMYK変換を含むプロファイルが予め必要となるということの他に、得られた用紙補正は、第2の画像出力装置による色域を第1の画像出力装置による色域との共通範囲に制限するものとなる。このことは、特に多くの用紙種に対応しようとする場合に、実用色域が矮小化してしまうという課題を生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、特性が未知の画像記録媒体に対するカラーマネジメントを、高度な技術的経験を必要とする色変換パラメータの構築を行うことなく簡便に実施することができる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理を行う画像処理装置であって、複数の色変換パラメータが格納されたデータベースと、前記データベースに格納された複数の色変換パラメータの中から選択された色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置とは異なる他のデバイスに依存した表色値、またはデバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する色変換手段と、階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置で使用する画像形成媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付けるユーザインタフェースと、前記ユーザインタフェースを用いたユーザ操作に応じて開始されるキャリブレーションにより、画像形成媒体上に複数のパッチが形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させる校正チャート出力制御手段と、前記画像形成装置が出力した校正チャートにおける前記パッチの色を測色する測色手段と、前記データベースに格納された複数の色変換パラメータの中から、前記測色手段により測色された前記パッチの測色値に最も近い色再現性を持つ色変換パラメータを選択するとともに、選択した色変換パラメータを用いたときに前記パッチの測色値を近似する階調補正パラメータを生成するパラメータ管理手段と、前記画像形成装置の基本色に対応する表色値を、前記測色手段により測色された前記パッチの測色特性値に従ってデバイスに依存しない表色値に変換する変換手段であって、該変換手段の入力レンジを、外挿によって高濃度側に拡張した拡張色変換手段と、を備え、前記色変換手段は、第1の色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値を、デバイスに依存しない表色値に変換する第1の色変換手段と、第2の色変換パラメータに基づいて、デバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する第2の色変換手段とを有し、前記データベースは、前記複数の色変換パラメータとして、対応関係にある前記第1の色変換パラメータと前記第2の色変換パラメータとの組み合わせを複数格納し、前記パラメータ管理手段は、前記データベースに格納された複数の第1の色変換パラメータの中から、前記拡張色変換手段の特性値を最良近似する第1の色変換パラメータを、前記第1の色変換手段で使用する第1の色変換パラメータとして選択するとともに、選択した第1の色変換パラメータに対する前記第1の色変換手段の出力特性を前記拡張色変換手段で最良近似する階調補正パラメータを生成し、さらに選択した第1の色変換パラメータに対応して前記データベースに格納された第2の変換パラメータを、前記第2の色変換手段で使用する第2の色変換パラメータとして選択し、前記媒体対応補正手段は、前記パラメータ管理手段により生成された階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置で使用する画像形成媒体に対応させて補正することを特徴とする。
本発明によれば、特性が未知の画像記録媒体を使用した場合の画像形成装置の再現色が、予め登録された複数の色変換パラメータの中から選択された色変換パラメータを使用した色変換と階調補正により近似され、再現色の一貫性が達成されるので、特性が未知の画像記録媒体に対するカラーマネジメントを、高度な技術的経験を必要とする色変換パラメータの構築を行うことなく簡便に実施することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態のカラー画像形成装置を備えた画像形成システムの構成図である。 図2は、実施形態のカラー画像処理装置における画像処理プロセスの概要を示す機能ブロック図である。 図3は、実施形態のカラー画像処理装置のコンソールにユーザインタフェースとして表示されるカラーマネジメント設定画面の一例を示す図である。 図4は、図3のカラーマネジメント設定画面の中で新規/編集メニューが選択された場合に表示される用紙プロファイル設定画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態のカラー画像処理装置において実行されるカラーマネジメント処理の一連の流れを示すフローチャートである。 図6は、ベースプロファイルに対して用紙特性との誤差評価値を最小にする用紙補正TRCの構築方法を示す概念図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るカラー画像処理装置を備えた画像形成システムの構成図である。本実施形態に係るカラー画像処理装置41は、制御PCおよび該制御PCに搭載された拡張ハードウエアと制御ソフトウエアにより実現されている。
カラー画像処理装置41には、該カラー画像処理装置41によって処理された画像信号に基づいて、物理的な画像形成媒体である用紙上に画像を形成する画像形成装置50が接続されている。画像形成装置50は、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の4色を基本色材とし、これらの混色でフルカラー画像を用紙上に形成する。
また、カラー画像処理装置41は、ネットワーク43に接続されている。カラー画像処理装置41は、同じネットワーク43に接続されたユーザPC40から送付される原稿データを受け取って、後述する画像処理プロセスを施した後、画像形成装置50に転送する。
また、カラー画像処理装置41には、画像形成装置50のキャリブレーションや色再現特性測定に使用される測色手段12が接続されている。測色手段12としては、分光測色機が使用されるが、より簡易的な構成においてはカラースキャナで代用することも可能である。
図2は、カラー画像処理装置41における画像処理プロセスの概要を示す機能ブロック図である。以下、この図2を参照しながら、カラー画像処理装置41における画像処理プロセスの概要を説明する。
カラー画像形成装置41に入力される原稿データ1は、最初にRIP(Raster Image Processor)2により、RGBまたはCMYKの画素毎の色信号に属性情報を付加したビットマップに展開される。ここで、属性情報としては、その画素が文字・写真・グラフィクスのどのオブジェクトに属していたか等の情報などが与えられる。RIP2以降の処理パラメータの多くは、この属性情報に依存して切り換えられる。処理は画素単位に行なわれるので、説明を簡便にするために、オブジェクト切り換えに関する部分は、図2では省略されている。ただし、ソフトウエア実装であれば、属性情報に従ってカラーマネジメントモジュール3から階調処理手段9までの処理を分岐すればよく、ハードウエア実装であれば、設定の異なるカラーマネジメントモジュール3から階調処理手段9までの処理を複数平行して実行し、属性情報に応じて画像形成装置50への入口で信号選択をすることで、オブジェクト毎の切り換えが実現される。
続くカラーマネジメントモジュール3では、RGB,CMYK等デバイス依存の色空間の値を、デバイス非依存の色空間であるPCSを仲介して、画像形成装置50の基本色であるCMYK色空間の値に変換する。PCSとしては、通常、CIE1976Labや、CIE1931XYZ、あるいは、それらの部分空間が使用される。本実施形態では、PCSとして、用紙白色を白色基準とするメディア相対Lab値を想定しているが、実装するデバイス非依存の色空間は、必ずしもこれに限定されるものではない。
カラーマネジメントモジュール3は、主に、RGB信号をPCSの信号に変換するRGB→PCS変換部4、CMYK信号をPCSの信号に変換するCMYK→PCS変換部5、および、PCSの信号をCMYK信号に変換するPCS→CMYK変換部6の各変換要素で構成される。これらの変換要素に対しては、処理に先立って、変換に必要な色変換パラメータである前述のカラープロファイルが設定される。これらのカラープロファイルは、それぞれの変換要素に関連する以下のデータベース(DB)に格納されている。
シミュレーションプロファイルDB14は、RGB→PCS変換部4およびCMYK→PCS変換部5用のプロファイル(シミュレーションプロファイル)を保持する。RGB→PCS変換部4やCMYK→PCS変換部5での処理に先立って、コンソール18に表示される後述のユーザインタフェースの設定に従って、RGB→PCS変換部4、CMYK→PCS変換部5に対して、シミュレーションプロファイルDB14に保持されたそれぞれのシミュレーションプロファイルが設定される。ただし、もともと原稿データ1にプロファイルが埋め込まれている場合には、コンソール18に表示されるユーザインタフェースの設定によって、埋め込まれたプロファイルが使用される場合もある。
ベースプロファイルDB15は、PCS→CMYK変換部6用のプロファイル(ベースプロファイル)を保持する。PCS→CMYK変換部6での処理に先立って、コンソール18に表示されるユーザインタフェースの設定、あるいは後述するキャリブレーションによる自動的な判断に従って、ベースプロファイルDB15が保持するベースプロファイルの中から選択されたベースプロファイルが、PCS→CMYK変換部6に設定される。これにより、PCS→CMYK変換部6は、PCS上のLab値を、用紙対応補正手段7以降の処理に従って出力画像11として再現された再現色Labと概略一致するようなCMYK値に変換する。
用紙対応補正手段7および階調補正手段8は、ともにC,M,Y,Kの各色のチャンネル毎に設けられた1次元LUT(TRC)を用いて階調特性を補正する。ここで、用紙対応補正手段7で用いられるTRCは、画像形成装置50でサポートする画像形成媒体(以下、単に用紙という。)毎の色再現特性差を緩和する目的で使用される階調補正パラメータ(以下、用紙補正TRCという)であり、用紙補正TRC−DB16に登録されている。また、階調補正手段8で用いられるTRCは、階調処理手段9に設定される階調処理の特性差を吸収する目的で使用される階調補正パラメータ(以下、階調補正データという。)であり、階調処理パラメータDB17に、階調処理手段9に設定される階調処理パラメータと関連づけて登録されている。
階調処理手段9は、設定された階調処理パラメータに従って、各色8bitの階調補正手段8の出力値を、複数画素を組にして網点を構成(面積変調)することで一画素2bitの画像形成装置50の入力データに変換する。
階調処理パラメータDB17は、階調処理手段9に設定する各色毎の階調処理パラメータと、それとの組み合わせになる階調補正手段8に設定する階調補正データの組を保持する。階調処理手段9および階調補正手段8での処理に先立って、コンソール18に表示されるユーザインタフェースの設定に従って、階調処理パラメータDB17が保持する階調処理パラメータと階調補正パラメータの組の1つが選択され、階調処理手段9に階調処理パラメータ、階調補正手段8に階調補正データがそれぞれ設定される。
プロファイル管理手段13は、内部にベースプロファイルDB15のエントリと、用紙補正TRC−DB16のエントリを用紙毎に関連づけた登録リストを保持している。プロファイル管理手段13は、コンソール18に表示されるユーザインタフェースに従って、登録リストおよび各データベースに保持されたプロファイルやTRCの管理設定を行う。
また、キャリブレーション時には、テスト画像データ(パッチデータ)が、プロファイル管理手段13から階調補正手段8に送られ、画像形成装置50から出力される。このときの出力画像11が、ユーザが画像形成媒体として選択した用紙(以下、ユーザ用紙という。)上に形成される複数の単色および混色パッチを備えた校正チャートとなる。この校正チャートのパッチは、ユーザ操作に応じて測色手段12により測色され、プロファイル管理手段13に読み込まれる。プロファイル管理手段13は、読み込んだ測色値と、既存のベースプロファイルDB15と用紙補正TRC−DB16のエントリに基づいて、ベースプロファイルの選択および用紙補正TRCの選択あるいは新規算出を行う。
上記の説明では、カラーマネジメントモジュール3の各変換要素におけるプロファイルは、RGBまたはCMYKのデバイス色空間からPCSへの変換、あるいは、その逆変換の一方向の変換パラメータしか必要としていない。しかしながら、少なくともベースプロファイルは、双方の変換パラメータを組として備えており、このうち、CMYK→PCS変換用のプロファイルが、後述する最適プロファイル選択と再現色誤差推定に使用される。また、PCS→CMYK変換用のプロファイルが、カラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6に設定される。したがって、ベースプロファイルDB15の各エントリに、一つのCMYK→PCS変換用プロファイルと、オブジェクトに対応した複数のPCS→CMYKプロファイルを含める。そして、前述のベースプロファイルDB15からの最適エントリの選択と、用紙補正TRCの選択あるいは新規算出は、各エントリの中のCMYK→PCS変換用プロファイルを使用して行う。また、後述するプロファイル管理手段13の登録リストに、得られたTRCと最適エントリを、(必要に応じて)関連付けて登録するとともに、同エントリのPCS→CMYKプロファイルを前述のオブジェクトによって切り換えるそれぞれのPCS→CMYK変換部6に設定する。これにより、オブジェクトに適した色変換の対応付けが可能となる。
また、ベースプロファイルDB15のエントリには、予め画像形成装置50がサポートする用紙群を、色再現特性の近い数種類の用紙群に分類した各用紙群を代表するプロファイルが登録されている。こうした用紙群としては、大まかには、光沢紙、マット紙、普通紙といった分類が挙げられる。実際の分類は、各用紙の実際の色再現特性に基づいて実施すればよい。
図3は、カラー画像処理装置41のコンソール18にユーザインタフェースとして表示されるカラーマネジメント設定画面の例である。このカラーマネジメント設定画面20には、プルダウンメニュー21、キャリブレーション実行ボタン22、プルダウンメニュー23,24、設定ボタン25、キャンセルボタン26、およびチェックボックス32がそれぞれ表示される。
カラーマネジメント設定画面20の各プルダウンメニュー21,23,24は、先の図2の各種DBの要素を選択するユーザインタフェースに対応している。プルダウンメニュー21は、ベースプロファイルDB15および用紙補正TRC−DB16に対応する。プルダウンメニュー23,24は、シミュレーションプロファイルDB14に対応する。
プルダウンメニュー21が押下された場合に表示される選択肢27には、「キャリブレーションによる自動選択」28、既登録リスト29、新規/編集メニュー30、および、削除メニュー31が含まれる。なお、既登録リスト29は、プロファイル管理手段13に既に登録されている用紙毎のベースプロファイルDB15のエントリと用紙補正TRC−DB16のエントリの組み合わせのリストであり、それぞれに対応する用紙の名称がエントリの名称として付与されている。これらの動作詳細は、後ほど説明する。プルダウンメニュー23,24が押下された場合も、それぞれに関連したDBの登録リストが選択リストとして表示される。
また、チェックボック32がチェックされている場合、図2の原稿データ1に埋め込まれたプロファイルがあれば、プルダウンメニー23,24の設定は無視され、その代わりに埋め込みプロファイルがRGB→PCS変換部4またはCMYK→PCS変換部5の設定パラメータとして使用される。
図4は、図3のプルダウンメニュー21の選択肢27の中で新規/編集メニュー30が選択された場合に表示される用紙プロファイル設定画面70の例である。この用紙プロファイル設定画面70には、プルダウンメニュー71,72,73、キャリブレーション実行ボタン22、設定ボタン25、およびキャンセルボタン26がそれぞれ表示される。
この用紙プロファイル設定画面70のプルダウンメニュー71が押下されると、新規登録メニュー79と既登録リスト29が表示される。ユーザは、この既登録リスト29から編集対象とする登録名称を選択するか、新規登録メニュー79を選択してリストに新規の名称を登録する。
プルダウンメニュー72が押下されると、モードメニュー80が表示される。モードメニュー80の各項目は、階調処理パラメータDB17に登録されている階調処理手段9に設定する階調処理パラメータと、階調補正手段8に設定する階調補正データ(TRC)とに関連づけられている。「階調優先」が写真画像に適した階調性重視のパラメータ、「解像度優先」が文字・線画に適した解像度重視のパラメータを、階調処理手段9に設定する。また、それと同時に、設定したパラメータに合わせた階調補正データ(TRC)を階調補正手段8に設定する。これらの設定値は、キャリブレーション実行時に出力される上述した校正チャートに対して適用される。
プルダウンメニュー73は、ベースプロファイルDB15に予め登録されているプロファイルを選択指定するためのユーザインタフェースとなる。このプルダウンメニュー73が押下されると、ベースプロファイル選択メニュー81が表示される。このベースプロファイル選択メニュー81の中から特にユーザによって「自動選択」が選択された場合には、キャリブレーション実行時に自動的に最適なベースプロファイルが選択される。
なお、プルダウンメニュー71が押下されて既登録リスト29から登録済みのエントリが選択された場合には、プルダウンメニュー72とプルダウンメニュー73の表示は、選択したエントリ名称に関連づけられているものが選択される。また、新規登録メニュー79が選択された場合は、階調優先とベースプロファイルの自動選択がデフォルト値として選択される。
キャリブレーション実行ボタン22は、ユーザがキャリブレーションの実行を指示するために押下するユーザインタフェースである。
次に、本実施形態に係るカラー画像処理装置41において実行されるカラーマネジメント処理の一連の流れについて、図5のフローチャートを参照しながら具体的に説明する。
まずステップS100において、図3のカラーマネジメント設定画面20におけるプルダウンメニュー21の選択肢27の何れかの項目がユーザにより選択されると、ステップS101において、ユーザによる選択項目が「キャリブレーションによる自動選択」28であるか否かが判断される。ここで、「キャリブレーションによる自動選択」が選択された場合にはステップS102に進む。また、既登録リスト29からプロファイル管理手段13に既に登録されているエントリが選択された場合にはステップS108に進む。なお、それ以外の新規/編集メニュー30や削除メニュー31が選択された場合の動作説明は、ここでは省略する。
ステップS102では、ユーザによるキャリブレーション実行ボタン22の押下を待って、校正チャートの出力と、出力した校正チャートの測色手段12による測色が、コンソール18を通じてユーザに対してガイドされる。ユーザはそれに従って、使用するユーザ用紙をセットして校正チャートを出力するとともに、出力した校正チャート(出力画像11)を測色手段12にセットして測色を実施する。ここで、キャリブレーションが実行されないまま設定ボタン25が押された場合は、ユーザに対して、キャリブレーション未実施の警告を発し、キャリブレーションの実施かキャンセル、またはステップS100からのやり直し(図示せず)の何れかを選択させるようになっている。
次に、ステップS103では、後述する方法により、得られた測色値特性に最も近い色再現特性をもつ最適ベースプロファイル(BPnew)をベースプロファイルDB15の登録プロファイルの中から選択する。また、同時に、最適ベースプロファイル(BPnew)との組み合わせで、出力色再現特性を最良近似するC,M,Y,K各色毎の用紙補正TRC(TRCnew)と、その用紙補正TRC(TRCnew)を用いたときの誤差評価値(Enew)を算出する。
ステップS104では、プロファイル管理手段13の登録リストにおける各エントリのベースプロファイル設定値BPと用紙補正TRCに対して、それらを用いた場合の誤差評価値Eを算出し、Eが最小値Eiとなるエントリ(BPi,TRCi)を選択する。
ステップS105では、ステップS103で算出した誤差評価値(Enew)と、登録リストの各エントリのベースプロファイルおよび用紙補正TRCを用いた場合の誤差評価値の最小値Eiとを比較し、Enew<EiであればステップS106に進み、そうでなければステップS115に処理を移行する。
ステップS106では、ステップS103で選択した最適ベースプロファイル(BPnew)と生成した用紙補正TRC(TRCnew)との組み合わせを新規登録するかどうかの指示を仰ぐダイアログボックスをコンソール18に表示し(図示せず)、ユーザが新規登録を指示した場合はステップS107に進み、そうでなければステップS115に処理を移行する。
ステップS107では、ステップS103で生成した用紙補正TRC(TRCnew)を用紙補正TRC−DB16に登録し、(BPnew,TRCnew)へのリンクに名称を与えて、プロファイル管理手段13の登録リストに追加するとともに、BPnewをPCS→CMYK変換部6、TRCnewを用紙対応補正手段7にそれぞれ設定して処理を完了する。
一方、先のステップS101で、既登録リスト29からプロファイル管理手段13に既に登録されているエントリが選択されたと判断されてステップS108に進んだ場合は、ステップS108において、ユーザによりキャリブレーション実行ボタン22が押下されたか否かを判断する。ここで、キャリブレーション実行ボタン22が押下された場合には、選択されたエントリのベースプロファイルをBPi、用紙補正TRCをTRCiとしてステップS109に進み、キャリブレーション実行ボタン22が押下されなければ、選択されたエントリのベースプロファイルをBPi、用紙補正TRCをTRCiとしてステップS115に処理を移行する。
ステップS109では、コンソール18を通じて、校正チャートの出力と、出力した校正チャートの測色手段12による測色がユーザに対してガイドされる。ユーザはそれに従って、使用するユーザ用紙をセットして校正チャートを出力するとともに、出力した校正チャート(出力画像11)を測色手段12にセットして測色を実施する。
ステップS110では、ステップS101で選択されたエントリのベースプロファイルBPiに対して、誤差評価値(Enew)を最小にする用紙補正TRC(TRCnew)を新規に算出する。
ステップS111では、ステップS101で選択されたエントリのベースプロファイル(BPi)および用紙補正TRC(TRCi)を用いた場合の誤差評価値Eiを算出する。
ステップS112では、ステップS110で算出した用紙補正TRC(TRCnew)を用いた場合の誤差評価値(Enew)と、ステップS111で算出した既登録の用紙補正TRC(TRCi)を用いた場合の誤差評価値Eiとを比較し、Enew<EiであればステップS113に進み、そうでなければステップS115に処理を移行する。
ステップS113では、ステップS110で算出した用紙補正TRC(TRCnew)を新規登録するかどうかの指示を仰ぐダイアログボックスをコンソール18に表示し(図示せず)、ユーザが新規登録を指示した場合はステップS114に進み、そうでなければステップS115に処理を移行する。
ステップS114では、ステップS110で算出した用紙補正TRC(TRCnew)を用紙補正TRC−DB16に登録するとともに、プロファイル管理手段13の登録リストの選択されたエントリ(BPi,TRCi)のTRCiをTRCnewで置き換える。
ステップS115では、BPiをPCS→CMYK変換部6、TRCiを用紙対応補正手段7にそれぞれ設定して処理を完了する。ここで、上記ステップS107およびステップS114において、用紙補正TRC(TRCnew)に関連付けてプロファイル管理手段13の登録リストに追加されるエントリ(BPnew,TRCnew)におけるベースプロファイルBPnewは、前述のように、一つのCMYK→PCS変換用プロファイルと、前述のオブジェクト切り替えに対応する単数あるいは複数のPCS→CMYKプロファイルを含むものである。
図6は、ベースプロファイルに対して、用紙特性との誤差評価値を最小にする用紙補正TRCの構築方法を示す概念図である。以下、この図6を参照しながら、用紙補正TRCの構築方法の具体例について、さらに詳しく説明する。
キャリブレーション時における校正チャート出力では、階調処理手段9および階調補正手段8には、キャリブレーション基準とする特定の階調処理パラメータ(スクリーンセット)と、それに対応する階調補正データ(TRC)が、階調処理パラメータDB17から設定される。このとき、階調補正手段8に設定される階調補正データ(TRC)は、階調補正手段8を含めたそれ以降の画像出力までのCMYK基本色の階調特性が、階調処理手段9に設定された階調処理パラメータによらず、概ね予め規定した特性となるよう補正する。図6では、シアンの階調補正データ(TRC)を曲線50c、マゼンタの階調補正データ(TRC)を曲線50mで表している。なお、イエロー、ブラックに関しても同様なので、図6では、イエローおよびブラックの階調補正データ(TRC)の図示を省略している。
CMYK空間51の格子点52は、C,M,Y,Kの各チャンネル毎に、6点の入力値x=0,51,102,153,204,255に階調補正を施した組み合わせで得られる格子点である(図6では図の簡略化のために5×5の2次元の格子点で簡略化して概念的に示しているが、実際には6×6×6×6の4次元格子点となる)。この格子点をベースプロファイルによるCMYK→PCS変換65でLab空間56上の格子点としたものを目標格子点とする。この目標格子点が、Lab空間56上で概略均等に分布するよう、曲線50c,50m等の階調補正手段8に設定する各色の階調補正データ(TRC)は、階調処理パラメータ毎に予め定義しておく。このような階調補正データ(TRC)は、実際にはベースプロファイル毎の標準用紙に対して、各階調処理パラメータ設定条件(通常は網点線数)毎に、C,M,Y,Kの各色の白色を基準とする色差が、入力階調値に対して線形になるよう各色のTRCを定義することで構築される。
一方、先のキャリブレーション実行時に出力される校正チャートは、プロファイル管理手段13から階調補正手段8のCMYK入力として直接与えられるパッチデータで、先のC,M,Y,K=0,51,102,153,204,255の組み合わせの6×6×6×6色のパッチを画像形成装置50で再現した出力画像11である。
プロファイル管理手段13は、これらのパッチ測色値の相対化されたLab値と多重線形補間演算により、任意のCMYK入力に対するユーザ用紙でのCMYK→PCS変換モデル66を構築する。このCMYK→PCS変換モデル66は、図2の階調補正手段8以降の色再現特性のモデルであるが、ユーザ用紙による再現色域53が、ベースプロファイルの色域54よりも狭い場合には、外挿により、拡張色域55がベースプロファイル色域54よりも広くなるよう拡張しておく。この拡張には、ユーザ用紙のCMYK→PCS変換モデル66の入力CMYK空間57を各色0〜255の8bit整数値で表した空間58を、各色0〜N(256≦N<512)のレンジの拡張CMYK空間59に拡張し、C,M,Y,Kの入力レンジが255を超える部分に関しては、隣接領域の補間関数(255を超えた値を255に置き換えたCMYK値に適用される補間関数)の流用により外挿する。ここで、上記の拡張レンジNは、用紙差によるベタ変動レンジをカバーできる程度の値を予め実験的に求めて定めておく値である。
次に、プロファイル管理手段13は、CMYK格子点{(c,m,y,k)|c,m,y,k=0,51,102,153,204,255}の要素毎に、拡張されたCMYK→PCS変換モデル66(67)の出力Lab値Lab(c,m,y,k)とベースプロファイルによって設定した先の目標格子点のLab値Labについて、ΔE=(Lab(c’,m’,y’,k)−Labを最小にするc’,m’,y’を求め、(c’,m’,y’)=(c,m,y)を初期値とする。ただし、上記でKの値kについては、Lab空間と自由度を合わせる為に固定値として扱っている。
こうして得られた修正CMYK格子点60を、各C,M,Yチャンネルに投影し、横軸を入力格子点値{0,51,102,153,204,255}、縦軸をこれらに対応する投影された修正値として、原点を通る3次多項式関数で最小二乗フィッティングを行なうことにより、各色毎の補正曲線61c,61m,61y(図6では補正曲線61yの図示を省略している)を得る。ただし、これらの補正曲線は、色域拡張により0〜255レンジを超えてしまうことがあるため、後述する緩和処理を施すことにより、0〜255レンジの用紙補正TRC62c,62m,62y(図6では用紙補正TRC62yの図示を省略している)が得られる。
最後に、こうして得られたC,M,Y各色の用紙補正TRCと、ユーザ用紙でのCMYK→PCS変換モデル66の組み合わせに対して、改めてCMYK格子点に対する目標格子点のLab値(Lab)との平均色差を算出し、これを誤差評価値とする。
緩和処理としては、例えば、C,M,Yの補正曲線61c,61m,61yをそれぞれ、TRC,TRC,TRCとして、xmax=max{x|TRC(x)≦255,TRC(x)≦255,TRC(x)≦255}とし、C,M,Yの入力値255に対応する値を、それぞれ、TRC(xmax),TRC(xmax),TRC(xmax)として、TRCに対しては、TRC(x)=230となる点(x,230)と、(255,TRC(xmax))を二次曲線でなめらかに接続する方法などが挙げられる。
以上の例では、入力CMYK空間を6×6×6×6の格子点で分割したが、測色パッチ数を低減するためには、Kに関する分割数を少なくすることが有効である。例えば、Kに関してのみ分割格子点数を4点にすることで、総パッチ数を、A4サイズの用紙1枚程度で十分出力可能な6×6×6×4=864パッチとすることができる。精度低下が問題にならなければ、さらにCMYの格子点数を減らして、より少ないパッチ数とすることも容易である。
以上により、キャリブレーション対象とした用紙と階調処理設定条件による色再現特性が、選択されたベースプロファイルでのPCS→CMYK変換による再現色と近似的に一致させられる。なお、図2のRGB→PCS変換部4とPCS→CMYK変換部6を合成したRGB→CMYK変換や、CMYK→PCS変換部5とPCS→CMYK変換部6を合成したCMYK→CMYK変換のようなデバイスリンク型の変換に関しても、ベースプロファイルDB15のエントリにCMYK→PCSプロファイルと関連づけて保持されたプロファイルがあれば、同様のシステムが容易に実現される。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態に係るカラー画像処理装置41によれば、ユーザ用紙等の未知の画像記録媒体を使用した場合の画像形成装置50の再現色が、予めベースプロファイルDB15に登録された複数のベースプロファイルの中から選択されたベースプロファイルでのPCS→CMYK変換による再現色に近似される。これにより、再現色の一貫性が達成されるとともに、本質的に必要となるプロファイル数が、必要とされる用紙種数に対して低減される。また、ユーザにとっての作業もキャリブレーションと同じ手間に簡略化される。
さらに、プロファイル管理手段13が、選択されたベースプロファイルと生成された用紙補正TRCとを関連づけてリストとして登録し、コンソール18に表示されるユーザインタフェースによりユーザが既登録リストの選択を可能とすることにより、キャリブレーションまでを必要としない場合の画像記録媒体に応じた設定操作が容易となる。
さらに、RIP2が原稿データ1のRGBまたはCMYKの画素毎の色信号に属性情報を付加したビットマップに展開してカラーマネジメントモジュール3に入力し、プロファイル管理手段13が、ベースプロファイルDB15の各エントリに、一つのCMYK→PCS変換用プロファイルと複数のPCS→CMYKプロファイルを含めて、CMYK→PCSにより最適エントリを決定して用紙補正TRCを生成し、同エントリのPCS→CMYKプロファイルを前述のオブジェクトによって切り換えるそれぞれのPCS→CMYK変換部6に設定することにより、文字・線画や写真画像などの画像属性に応じた最適色変換の切り換えと、多種の画像形成媒体に対応した最適色変換との両立が可能となる。
さらに、画像形成装置50で使用する用紙差を吸収するための階調補正を行う用紙対応補正手段7を、階調処理手段9による階調処理差を吸収するための階調補正手段9とは分離したかたちで設けることにより、文字・線画や写真画像などの画像属性に応じた階調処理との両立も可能となる。
さらに、プロファイル管理手段13が、パッチ測色値の相対化されたLab値と多重線形補間演算により任意のCMYK入力に対するユーザ用紙でのCMYK→PCS変換モデル66を構築して、このCMYK→PCS変換モデル66を用いた変換手段の入力レンジを外挿によって高濃度側に拡張しておき、ベースプロファイルDB15のエントリの中からCMYK→PCS変換モデル66の特性値を最良近似するCMYK→PCS変換用のプロファイルをCMYK→PCS変換部5での変換に使用するプロファイルとして選択するとともに、選択したプロファイルに対するCMYK→PCS変換部5の出力特性をCMYK→PCS変換モデル66で最良近似する用紙補正TRCを生成することにより、新規のユーザ用紙を使用した場合の色域が、ベースプロファイルによる色域より狭い場合であっても、新規ユーザ用紙を使用した場合の画像形成装置50の再現色特性をベースプロファイルで近似する補正が可能となる。これにより、ベースプロファイルで代表させる用紙群に対して、ベースプロファイルの特性を最小色域に設定する必要がなくなり、プロファイル共有化による色域の矮小化が防止される。
なお、上述した本実施形態に係るカラー画像処理装置41による画像処理プロセスは、上述した制御PCに拡張ソフトウエアとして実装された画像処理プログラムが制御PCのCPUにより実行されることによって実現される。制御PCのCPUにより実行される画像処理プログラムは、例えば、制御PCのROM等に予め組み込まれて提供される。また、制御PCのCPUにより実行される画像処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、制御部PCのCPUにより実行される画像処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、制御部PCのCPUにより実行される出力制御プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
制御部PCのCPUにより実行される画像処理プログラムは、図2に機能ブロック図で示した各処理機能を含むモジュール構成となっており、実際のハードウエアとしてはCPU(プロセッサ)が例えばROMから画像処理プログラムを読み出して実行することにより各処理機能が主記憶装置(RAM)上にロードされ、各処理機能が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上、本発明の一適用例としての実施形態を具体的に説明したが、本発明は、上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で様々な変形や変更を加えて具体化することができる。
2 RIP(画像入力手段)
3 カラーマネジメントモジュール(色変換手段)
4 RGB→PCS変換部
5 CMYK→PCS変換部(第1の色変換手段)
6 PCS→CMYK変換部(第2の色変換手段)
7 用紙対応補正手段(媒体対応補正手段)
8 階調補正手段
9 階調処理手段
12 測色手段
13 プロファイル管理手段(校正チャート出力制御手段、パラメータ管理手段)
41 カラー画像処理装置
50 画像形成装置
66 CMYK→PCS変換モデル(拡張色変換手段)
特開2008−153810号公報 特許第4086442号公報 特許第4135599号公報

Claims (6)

  1. 複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理を行う画像処理装置であって、
    複数の色変換パラメータが格納されたデータベースと、
    前記データベースに格納された複数の色変換パラメータの中から選択された色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置とは異なる他のデバイスに依存した表色値、またはデバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する色変換手段と、
    階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置で使用する画像形成媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、
    キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付けるユーザインタフェースと、
    前記ユーザインタフェースを用いたユーザ操作に応じて開始されるキャリブレーションにより、画像形成媒体上に複数のパッチが形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させる校正チャート出力制御手段と、
    前記画像形成装置が出力した校正チャートにおける前記パッチの色を測色する測色手段と、
    前記データベースに格納された複数の色変換パラメータの中から、前記測色手段により測色された前記パッチの測色値に最も近い色再現性を持つ色変換パラメータを選択するとともに、選択した色変換パラメータを用いたときに前記パッチの測色値を近似する階調補正パラメータを生成するパラメータ管理手段と、
    前記画像形成装置の基本色に対応する表色値を、前記測色手段により測色された前記パッチの測色特性値に従ってデバイスに依存しない表色値に変換する変換手段であって、該変換手段の入力レンジを、外挿によって高濃度側に拡張した拡張色変換手段と、
    を備え、
    前記色変換手段は、第1の色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値を、デバイスに依存しない表色値に変換する第1の色変換手段と、第2の色変換パラメータに基づいて、デバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する第2の色変換手段とを有し、
    前記データベースは、前記複数の色変換パラメータとして、対応関係にある前記第1の色変換パラメータと前記第2の色変換パラメータとの組み合わせを複数格納し、
    前記パラメータ管理手段は、前記データベースに格納された複数の第1の色変換パラメータの中から、前記拡張色変換手段の特性値を最良近似する第1の色変換パラメータを、前記第1の色変換手段で使用する第1の色変換パラメータとして選択するとともに、選択した第1の色変換パラメータに対する前記第1の色変換手段の出力特性を前記拡張色変換手段で最良近似する階調補正パラメータを生成し、さらに選択した第1の色変換パラメータに対応して前記データベースに格納された第2の変換パラメータを、前記第2の色変換手段で使用する第2の色変換パラメータとして選択し、
    前記媒体対応補正手段は、前記パラメータ管理手段により生成された階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置で使用する画像形成媒体に対応させて補正することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記パラメータ管理手段は、選択した前記色変換パラメータと生成した前記階調補正パラメータとを関連づけて登録する機能を有すること、を特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 画素毎に色情報以外の属性値を付加した画像データを前記色変換手段に入力する画像入力手段をさらに備え、
    前記パラメータ管理手段は、生成した前記階調補正パラメータに複数の前記色変換パラメータを関連づけて登録する機能を有し、
    前記色変換手段は、前記画像入力手段から入力される画像データの画素毎の属性値に基づいて、前記パラメータ管理手段により前記階調補正パラメータに関連づけて登録された複数の色変換パラメータを画素毎に切り替えながら使用すること、を特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 階調処理パラメータに基づいて、前記画像形成装置に出力する基本色毎の画素信号を、多ビットの画素信号から、面積変調を用いた小ビットの画素信号に変換する階調処理手段と、
    前記媒体対応補正手段が使用する階調補正パラメータとは異なる第2の階調補正パラメータに基づき、前記階調処理手段で使用する階調処理パラメータの違いによって変化する前記画像形成装置の各基本色の階調特性を補正する階調補正手段と、をさらに備え、
    前記階調処理手段は、前記画像入力手段から前記色変換手段に入力される画像データの画素毎の属性値に基づいて、使用する前記階調処理パラメータを画素毎に切り替え、
    前記階調補正手段は、前記階調処理手段が使用する前記階調処理パラメータの切り替えに伴って、使用する前記第2の階調補正パラメータを切り替えること、を特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理装置であって、第1の色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値を、デバイスに依存しない表色値に変換する第1の色変換手段と、第2の色変換パラメータに基づいて、デバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する第2の色変換手段とを有する色変換手段と、階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置で使用する画像形成媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、前記画像形成装置の基本色に対応する表色値を、測色手段により測色されたパッチの測色特性値に従ってデバイスに依存しない表色値に変換する変換手段であって、該変換手段の入力レンジを、外挿によって高濃度側に拡張した拡張色変換手段と、対応関係にある前記第1の色変換パラメータと前記第2の色変換パラメータとの組み合わせが複数格納されたデータベースと、を備える画像処理装置において実行される画像処理方法であって、
    画像形成媒体上に複数のパッチが形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させるステップと、
    前記画像形成装置が出力した校正チャートにおける前記パッチの色を前記測色手段により測色するステップと、
    前記データベースに格納された複数の第1の色変換パラメータの中から、前記測色手段により測色された前記パッチの測色値に最も近い色再現性を持つ色変換パラメータであって、前記拡張色変換手段の特性値を最良近似する第1の色変換パラメータを、前記第1の色変換手段で使用する第1の色変換パラメータとして選択するステップと、
    選択した第1の色変換パラメータに対する前記第1の色変換手段の出力特性を前記拡張色変換手段で最良近似する階調補正パラメータを、前記媒体対応補正手段で使用する階調補正パラメータとして生成するステップと、
    選択した第1の色変換パラメータに対応して前記データベースに格納された第2の変換パラメータを、前記第2の色変換手段で使用する第2の色変換パラメータとして選択するステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。
  6. 複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理装置であって、第1の色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値を、デバイスに依存しない表色値に変換する第1の色変換手段と、第2の色変換パラメータに基づいて、デバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する第2の色変換手段とを有する色変換手段と、階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置で使用する画像形成媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、前記画像形成装置の基本色に対応する表色値を、測色手段により測色されたパッチの測色特性値に従ってデバイスに依存しない表色値に変換する変換手段であって、該変換手段の入力レンジを、外挿によって高濃度側に拡張した拡張色変換手段と、対応関係にある前記第1の色変換パラメータと前記第2の色変換パラメータとの組み合わせが複数格納されたデータベースと、を備える画像処理装置に、
    画像形成媒体上に複数のパッチが形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させる機能と、
    前記画像形成装置が出力した校正チャートにおける前記パッチの色を前記測色手段により測色する機能と、
    前記データベースに格納された複数の第1の色変換パラメータの中から、前記測色手段により測色された前記パッチの測色値に最も近い色再現性を持つ色変換パラメータであって、前記拡張色変換手段の特性値を最良近似する第1の色変換パラメータを、前記第1の色変換手段で使用する第1の色変換パラメータとして選択する機能と、
    選択した第1の色変換パラメータに対する前記第1の色変換手段の出力特性を前記拡張色変換手段で最良近似する階調補正パラメータを、前記媒体対応補正手段で使用する階調補正パラメータとして生成する機能と、
    選択した第1の色変換パラメータに対応して前記データベースに格納された第2の変換パラメータを、前記第2の色変換手段で使用する第2の色変換パラメータとして選択する機能と、を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。
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